JPS62294512A - コンクリ−ト部材の製造方法 - Google Patents

コンクリ−ト部材の製造方法

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JPS62294512A
JPS62294512A JP13754486A JP13754486A JPS62294512A JP S62294512 A JPS62294512 A JP S62294512A JP 13754486 A JP13754486 A JP 13754486A JP 13754486 A JP13754486 A JP 13754486A JP S62294512 A JPS62294512 A JP S62294512A
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concrete
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JP13754486A
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和泉 意登志
萩原 忠治
押田 文雄
添野 建一
中川 征勝
桂木 正雄
織田 省三
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Taiheiyo Cement Corp
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Nihon Cement Co Ltd
Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、補強材によって強化されたコンクリート部材
の製造方法に関するものである。′〔従来の技術〕 コンクリートは、高い圧縮強度を持つが、曲げ。
引張強度及び衝撃耐力が比較的小さく又、乾燥収縮等に
よるひび割れが発生するという欠点を有している。
そこで、従来は、コンクリート中に各種の短繊維を分散
混入してコンクリートと繊維の複合材を形成し、補強す
る方法が提案゛され、既に種々の用途に適用されている
コンクリートを短繊維で強化するためには、短繊維をコ
ンクリート中に均一に分散させなければならない。短繊
維をコンクリート中に混入する場合、従来のコンクリー
トミキサーでは繊維相互の絡まりや損傷が生じ易く、特
殊なミキサーによる混練り法や繊維とコンクリートを別
々のノズルから吹き付けるスプレー法等が考案されてい
る。
然るに、短繊維でコンクリートを強化する方法は、繊維
が短いため、コンクリートとの付着力が小さく、繊維が
有している高引っ張り強度を十分活用しておらず、コン
クリートに比して非常に高価な繊維の使用法としては経
済的でないのが現状である。
このため、少ない繊維量で大きな強化効果を得ようとし
て、連続繊維を用いた高強度コンクリート部材の製造方
法が研究されて来た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然し、連続繊維を有効に活用するためには、繊維を強化
に有効な位置に配置し、繊維の周囲を緻密なコンクリー
トで覆い一体化する必要がある。
これまでにコンクリートを薄く敷き均した上に連続繊維
を敷き並べ、その上に又コンクリートを薄く敷き均すと
いう作業を繰り返すフェロセメントと同様な製造方法が
主に用いられて来たが、この作業は手作業で生産性が悪
く、非常に手間がかかると同時に職人の技能に負うとこ
ろが大で、品質のバラツキが大きいという問題があった
〔発明の目的〕
本発明は斯かる従来の問題点を解決するためになされた
もので、その目的は、強度が大きく、しかもコンクリー
ト表面にひび割れが生じ難い種々のコンクリート部材が
得られるようにする製造方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明に係るコンクリート部材の製造方法は、遠心力成
形用型枠面に、嵩比重がコンクリート(ペースト、モル
タルを含む)よりも小さな補強材を予め固定することな
く配置し、コンクリートを投入した後、この型枠を回転
して、コンクリートを補強材で強化したものである。
本発明に於て、補強材とは、ガラス繊維、炭素繊維、あ
るいはポリプロピレン、ポリエチレン。
ナイロン、アラミド等の合成繊維で、長さ1ocII+
以上嵩比重がコンクリートより小さな連続繊維又はプラ
スチックで成形したものを言い、その形態は、コンクリ
ート部材の補強材として用いられ得る形態をなしておれ
ば特に限定するものではないが、例えば第3図(a)に
示すように単繊維をバインダーで固めたロンド状10、
第3図fb)に示すように単繊維をバインダーで固めた
ロンドのメツシュ状11、第3図(C)に示すように単
繊維を織ったネット状12、第3図(d)に示すように
単繊維又は単繊維を束ねたもので形成したマント状13
、第3図(e)に示すようにプラスチックを型成形して
形成したネット状14、あるいは単繊維を織った織布、
単繊維を用いたマント状等がその一例として掲げること
ができる。単繊維又は単繊維をバインダーで束ねたもの
の直径は5龍程度以下が望ましい。
又、繊維自体の真比重は、ガラス繊維:2.5〜2.7
、炭素繊維:1.6〜2.1、ポリプロピレン=0.9
、ポリエチレン: 0.95、ナイロン:1.工、アラ
ミド:1.4で、ガラス繊維を除き、コンクリートの比
重2.3より小さい。なお、ガラス繊維のように真比重
がコンクリートの比重よりも大きい場合には、合成樹脂
で束ねて嵩比重を小さくして使用するのがよい。
〔発明の作用〕
本発明に於ては、遠心力成形型枠を用いて遠心力成形す
る方法であるから、予め配置されたコンクリートよりも
嵩比重が小さいため、補強材はコンクリート投入後の回
転による遠心力の差によって型枠面から離れ、コンクリ
ート内部に配置されることになる。補強材は、コンクリ
ートとの嵩比重の差及び作用させる遠心力の大きさと時
間によってコンクリートの任意の位置に配置することが
できる。又、遠心力成形されたコンクリートは、材質が
緻密であり、補強材の周囲に十分セメントペーストが行
き渡ることにより、補強材とコンクリートが強固に接着
する。従って、コンクリート表層部や所定の位置を補強
材で強化したコンクリート部材が得られる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
先ず、第2図に示すように二分割される遠心力成形型枠
(φ620パイル用型枠)1の一方に、底板2に外型枠
3とスライド型枠4とを対峙して配設した後、2つの回
転体5,5の上に載置する。
次いで、耐アルカリ性ガラス繊維の連続繊維をエポキシ
樹脂で束ねたロンド(単繊維5ooo本)をメソシュ状
にした2枚の補強材(径1.2ml、幅4451、長さ
3655mm、枡目2cmx2cm)6.6を、外型枠
3.3の面30.30に敷き並べる。この際、外型枠3
の面30から外れないように仮止めをして置く。
その後、セメント430kg/醒、水172kg/m′
、細骨材899kg/rn’、粗骨材(131以下)8
99kg/rrrから成るコンクリート(スランプ9c
m)を、底板2と外型枠3とスライド型枠4とで仕切ら
れた空間7,7に投入する。そして、上蓋8で覆った後
に、他方の遠心力成形型枠(φ620パイル用型枠)l
を取り付ける。
次に、回転体5.5を回転して遠心加速度を加える。そ
の際、低速(0,3G)で2分、中速(5G)で0.5
分、中速(IOC;)で0.5分、高速(30G)で5
分とした。そして、24時間の蒸気養生を行なった後、
脱型した。
得られた製品9,9は、第1図に示すように幅450龍
、厚さ20mm、長さ3658鶴の平板状をなし、裏面
中央に凹部90が形成されていた。
そして、表層91は外型枠3の面30に倣って平滑面を
呈し、内部には2枚の補強材6,6が表層91よりも5
〜15鶴裏面側に位置していた。
この製品9を屋外に3ケ月間露出したが、ひび割れ、反
りの発生は認められなかった。
上記実施例では、コンクリートを底板2と外型枠3とス
ライド型枠4とで仕切られた空間7,7に投入したが、
例えば補強材6を配置した後に回転体5,5を駆動し乍
らコンクリートをホース等によって投入しても良い。又
、補強筋を配筋するコンクリート部材であっても良い。
この場合には、補強筋と表層との間又は補強筋の周囲に
補強材が位置するようになる。
更に、本発明は、上記実施例のように平板状のコンクリ
ート部材に限らず、例えば第4図(alに示すようにV
型部材20、第4図(b)に示すように円筒型部材21
、第4図(C)に示すようにコ字形状を為すと共に平面
が波型になっている部材22、第4図+dlに示すよう
に角柱に丸孔が設けである部材23等のように種々の形
態にすることができる。
又、本発明は、補強材の嵩比重、形態、遠心力成形時の
重力の加速度等を変化させることによって、コンクリー
ト中の補強材の位置を変えることができる。つまり、補
強材は嵩比重がコンクリートより軽い場合、同一加速度
であれば、その嵩比重が大きいほど、又、その投影面積
が小さいほど外側へ寄る傾向があり、反面、加速度が大
きいほど内側へ寄る傾向がある。又、嵩比重の異なる補
強材を併用すれば複数位置に設けることもできる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、遠心力成形用型枠面に、
嵩比重がコンクリート(ペースト、モルタルを含む)よ
りも小さな補強材を予め固定することなく配置し、コン
クリートを投入した後、この型枠を回転してコンクリー
トを補強材で強化したものであるから、引張り1曲げ及
び耐衝撃性に優れ、且つ、ひび割れが生じ難いコンクリ
ート部材を品質を安定させて大量生産することができる
このため、従来工法の欠点であった■熟練を必要とし作
業性が悪くコストが高い、■繊維とコンクリートの付着
力が小さい、0品質のバラツキが大きい、といった問題
点が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によって成形されたコンクリー
ト部材の斜視図、第2図は本発明の実施例に於ける製造
装置を示す説明図、第3図(al〜(e)は本発明に用
いられる補強材の形態の一例を示す説明図、第4図(a
)〜(dlは本発明によって製造されるコンクリート部
材の一例を示す説明図である。 1・・・二分割される遠心力成形型枠、2・・・底板、
3・・・外型枠、4・・・スライド型枠、5・・・回転
体、6・・・補強材、7・・・空間、8・・・上蓋、9
・・・製品、30・・・外型枠3の表面、90・・・凹
部、91・・・表層。 特 許 出 願 人 株式会社竹中工務店同     
日本セメント株式会社 同     東扇アサノポール株式会社同     関
西アサノポール株式会社代理人 弁 理 士 古  谷
    史  肝悄I図 第2図 6−−−芝絖興厖      Sl−一一六層第3図 (a)              (b)(e) コロ口r 第4 (a) 尤 (c) 図 (b) (d)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 遠心力成形用型枠面に、嵩比重がコンクリート(ペース
    ト、モルタルを含む)よりも小さな補強材を予め固定す
    ることなく配置し、コンクリートを投入した後、この型
    枠を回転して、コンクリートを補強材で強化したことを
    特徴とするコンクリート部材の製造方法。
JP61137544A 1986-06-13 1986-06-13 コンクリ−ト部材の製造方法 Expired - Fee Related JPH0647249B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340417U (ja) * 1989-08-31 1991-04-18
JPH0384328U (ja) * 1989-12-18 1991-08-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5429324A (en) * 1977-08-09 1979-03-05 Takamura Kenzai Kougiyou Kk Method of making reinforced concrete pipes

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