JPS62294188A - 鉄鋼材表面の局部的処理方法 - Google Patents

鉄鋼材表面の局部的処理方法

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JPS62294188A
JPS62294188A JP13765586A JP13765586A JPS62294188A JP S62294188 A JPS62294188 A JP S62294188A JP 13765586 A JP13765586 A JP 13765586A JP 13765586 A JP13765586 A JP 13765586A JP S62294188 A JPS62294188 A JP S62294188A
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JP
Japan
Prior art keywords
mill scale
steel material
magnet plate
local
scale
Prior art date
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Pending
Application number
JP13765586A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Yamamoto
正登 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamoto Chemicals Inc
Original Assignee
Yamamoto Chemicals Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamamoto Chemicals Inc filed Critical Yamamoto Chemicals Inc
Priority to JP13765586A priority Critical patent/JPS62294188A/ja
Publication of JPS62294188A publication Critical patent/JPS62294188A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は、溶接やボルト締め接合法によシ鉄鋼材相互を
接合する際に、支障となる当該鉄鋼材接合面及びその周
辺のミルスケール、または当該部位に施行されている防
錆用シ、ツブブライマー塗装を事前処理として局部的に
剥離する方法に関する。
〈従来の技術〉 鉄鋼材表面には1通常ミルスケールが自然発生的に付着
しているか、または、当該ミルスケールを除去後、防錆
用として、ジンクプライマーやウォッシュプライマーな
どの所謂シll’Fプブライマー塗装が施行されている
が、鉄鋼材相互の溶接接合もしくはボルト締め接合に際
しては、予め接合面やその周辺を局部的に清浄化して金
jil素地を露出する必要がある。
このため、従来は、現場においてワイヤブラッシングや
サンドブラスト等の機械的乃至は物理的手法によって当
該ミルスケールや塗装の局部的剥離作業を行っている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記の剥離作業に伴って必然的に騒音や有害な粉塵の発
生、振動などによる作業者の健康、衛生をV!i害する
問題が生起するに加えて、ミルスケールや前記塗装の剥
離を要する部位、範囲を正確に限定して局部的に剥離す
ることは極めて困蕩であシ、往々にして上記範囲を超え
て不必要な部分まで剥離が及び、あるいは剥離にむらが
生じ、剥離を行つた部分と残余の部位との境界が不規則
な波状曲線を画くため、外観を損り、また補修塗装を困
難ならしめる不都合があった。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記の問題点Kil!みて提案するもので、
鉄鋼材相互の溶接接合もしくはポル)Mめによる重ね接
ぎの事前処理として、鉄鋼材表面に発生したミルスケー
ルの局部的剥離、もしくは前記ミルスケールの除去後、
当該表面に施行した防錆用シ、アブプライマー塗膜の局
部的剥離にあたシ。
予め可撓性磁石板を前記鉄M材表面にrIkMせしめて
当該局部の外郭を形成せしめたのち、当該局部に前記ミ
ルスケールまたは塗膜の剥離剤を塗付することを特徴と
し、これをもって問題点を解決するための手段とした。
く炸  用〉 鉄鋼材表面のミルスケールまたはシ、、プブライマーの
剥離を要する部位、範囲が定まれば、その外郭として可
撓性磁石板1例えば、ゴム状物質に磁性フェライト粉末
を混練して帯板状に形成し九所謂ゴム磁石板を当該鉄M
材表面に吸着せしめて上記範囲を他の部位と明確に隔離
せしめる。斯くて当該部位の外郭を形成した後、該局部
にミルスケールまたはシmyブブライT−の種類に適応
した剥離剤1例えば、ミルスケール用としては。
燐酸、塩酸、硫酸、硝酸などの無機e、もしくは酢酸。
蟻酸などの有機酸を主成分とする溶液が、またジ−ツブ
ブライマー用としては、上記の無機酸、有機酸の外、ク
エン酸、修酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸や苛性ソ
ーダなどのアルカリ溶液が使用可能である。
さて、塗料の塗装の際、マスキング用として。
粘着剤を紙等に塗付して形成したマスキングテープが使
用されているのは周知である。
しかし表から、rfIlあるいはアルカリ溶液を主剤と
する剥離剤のマスキング用としては、従来のマスキング
テープは酸、アルカリに弱く、粘着剤が溶出して剥離面
を汚染する惧れがあシ、使用上問題がある。また、テー
プを剥離する際、その粘着剤i1鉄鋼材表面に残留して
事後の清浄処理を煩雑化する膿れもある。
本発明における可撓性磁石板は、その磁性によシ鉄画材
表面に密に@着し固定されるものであるから、上記の如
き該表面を汚染することは皆無であシ、且その吸着位置
の変更、修正も極めて容易であって、現場作業上甚だ簡
便である。
尚、酸、アルカリに容易に侵されないので再使用できる
点も有利である。更に、該磁石板はマスキングテープに
比し、厚さが充分に厚いので、ペースト状剥離剤の塗付
厚さを均一にかつ相当な厚みで塗付することが可能であ
ると同時に、ペースト状剥離剤の直立面への塗付におけ
る垂れを可及的に防止する作用も期待できる〇 斯かる可撓性磁石板によって外部と隔絶した局部に前記
剥離剤を塗付することによシ、当該局部のミルスケール
あるいはシ、ツブブライマーは溶解剥離して金属表面が
清浄化されるが、その他の部位は該磁石板によって形成
されている外郭によシ、当該剥離剤の侵入が防止されて
しるので、剥離部分と残余の部分との境界はFIA確に
区別され。
事後の補修作業を省略もしくは簡略化することができる
く実 施 例〉 次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
鉄鋼材としては厚さ25鵡の圧延鋼板で1表面には全面
均一に黒色のミルスケールが付着した状態の素材を対象
とした。第1図において、1は当該鉄鋼材、2はミルス
ケールを剥離すべき局部、3は該局部の外郭を形成せし
めた幅201−、厚さ1−のゴム磁石板である。
さて、剥離剤としては、濃度85%(重量)の市&濃燐
酸を用いて10%〔容積)の水溶液を調整し、これに濃
度35%(重量)の市販の濃塩酸を容積で、0,5. 
10,20.30,40.50各%に相当する旦を夫々
添加して夫々別々の混合酸とし、夫々別々の上記素材の
局部31CEfi布して観察した結果、塩酸無添加のも
のは2時間放置後でなければミルスケールは完全に剥離
しなかったが、5%添加でFi60分、10%以上添加
のものはすべて30分以内に、Lかも添加量の多い順に
早くミルスケールが除失された。この際、剥離され六局
部2とゴム磁石板3との境界は完・全に区画され、該ゴ
ム磁石板3の吸着面に剥離剤の浸透は全く認められなく
2局部2のみが選択的に剥離剤の化学作用を受けて、そ
のミルスケールの脱スケール処理が行われているのが確
認され、当該ゴム磁石板3のマスキング効果の有効性が
確認された。
〈発明の効果〉 本発明は、鉄鋼材表面のミルスケール、あるいはシタツ
ブプライマーを#離削を使用して局部的に剥離する際、
当該剥離剤を所望の部位、範囲に限定して塗付を可能と
するため、可撓性磁石板を上記鉄鋼材表面に吸着せしめ
て、マスキングを行うようにし九ので、当該マスキング
作用を迅速かつ簡便ならしめ、かつ剥離面を粘着剤等の
溶出による再汚染、粘着剤の残留等の不都合を全て解消
し得て、現場作業上甚だ有益である。
【図面の簡単な説明】
@1図は本発明の1実施例による説明図である・1・・
・鉄欝材、2・・・局部、5・・・ゴム磁石板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鉄鋼材表面に発生したミルスケールの局部的剥離、若し
    くは、前記表面に施行した防錆用ショッププライマー塗
    膜の局部的剥離にあたり、可撓性磁石板を前記鉄鋼材表
    面に吸着せしめて当該局部の外郭を形成せしめたのち、
    当該局部に前記ミルスケールまたは前記塗膜の剥離剤を
    塗付することを特徴とする鉄鋼材表面の局部的処理方法
JP13765586A 1986-06-12 1986-06-12 鉄鋼材表面の局部的処理方法 Pending JPS62294188A (ja)

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JP13765586A JPS62294188A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 鉄鋼材表面の局部的処理方法

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JPS62294188A true JPS62294188A (ja) 1987-12-21

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ID=15203715

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JP13765586A Pending JPS62294188A (ja) 1986-06-12 1986-06-12 鉄鋼材表面の局部的処理方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02133585A (ja) * 1988-11-11 1990-05-22 Kawasaki Steel Corp 低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6054392A (ja) * 1983-09-05 1985-03-28 Shin Etsu Chem Co Ltd 有機けい素化合物のシリル化方法

Patent Citations (1)

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