JPS6229390A - ホワイトバランス設定回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はビデオカメラにおけるホワイトノ々ランス設
定回路に関する。

〔発明の技術的背景〕

ビデオカメラにおけるホワイトバランス設定回路におい
ては、一般に、ホワイトバランスを正規のバランスに設
定する機能と任意のバランスに設定する機能が備わって
いる。前者は自動化されておシ、後者は好みの色調を得
るためのものであるから、マニエアル構成となっている
。

上述した２つの機構を備えたホワイトノ々ランス設定回
路の従来例を第２図に示す。なお、第２図はＲ（赤）信
号、Ｂ（青）信号の２系統の色信号の回路のうち、例え
ばＲ信号系を代表として示すものである。

図ニオイて、まず、ホワイトバランスを正規のバランス
に設定する構成を説明する。Ｒ信号は可変利得回路１１
を介して色差信号発生回路１２に与えられる。色差信号
発生回路Ｉ２はＲ信号とＹ（輝度）信号からＲ−Ｙ信号
（色差信号）を作る。このＲ−Ｙ信号は図示しないエン
コーグに与えられるとともにレベルフランジ回路１３を
介して比較回路１４に与えられる。比較回路１４は入力
信号の極性を判定し、その判定結果をカウンタ１５に与
える。カウンタ１５は例えばＲ−Ｙ信号が正ならクロッ
クＣＫをカウントアツプし、負ならばカウントダウンす
る。

このカウンタ１５のカウント値はデジタル／アナログ変
換回路１６でデジタル信号に変換され、利得制御信号と
して可変利得回路１１に与えられる。これにより、Ｒ−
Ｙ信号のレベルが零となるように、つまシ、Ｒ信号とＹ
信号のレベルが一致するようにＲ信号の利得が制御され
、両レベルが一致した状態で、カウンタ１５のカウント
動作が停止する。

このような構成によれば、無彩色の被写体を写し、Ｒ−
Ｙ信号のレイルが零となったとき、ホワイトバランスが
正規のバランスに設定されたことになる。

次に、好みの色調を得る場合は、外部操作スイッチ１７
の可動子１７１を端子１７２から端子１７３に切り換え
る。これにより、可変利得回路１ノの利得は可変抵抗器
１８によって任意に設定可能となり、好みの色調を得る
ことができる。

なお、ビデオカメラにおいては、使用する照明の色温度
範囲を２０００°に〜８００００にとしており、可変利
得回路１１の利得の可変範囲は±６ｄＢＫ設定されてい
る。

〔背景技術の問題点〕

しかしながら、従来のホワイトバランス設定回路は、正
規のホワイトバランスを得る系と任意のホワイトバラン
ス（任意の色調）を得る系が独立した系となっているた
め、正規のホワイトバランスを中心とした色調の調整（
少々青っぽくとか少々赤っぽくといった加減）ができな
かった。これによｐ、色温度が変わると、目的の色調を
得るための可変抵抗器１８の操作量が変わり、操作しづ
らいという問題があった。

〔発明の目的〕

この発明は上記の事情に対処すべくなされたもので、正
規のホワイトバランスを中心とした任意の色調の調整を
可能とするホワイトバランス設定回路を提供することを
目的とする。

〔発明の概要〕

この発明は、色信号のレベルを輝度信号のレベルに合わ
せるための第１の利得制御信号に対して、色信号のレベ
ルを任意のレベルに設定するための第２の利得制御信号
を必要に応じて加算可能なように構成することにより、
正規のホワイトバランスを中心とした色調調整を実現し
たものである。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳細に説明す
る。

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図である
。なお、第１図において、先の第２図と同一部には同一
符号を付して詳細な説明＆省略（５゜ 図において、カウンタ１５は正規のホワイトバランスの
設定が済むと、そのときのカウント値を保持可能なよう
に構成されている。これは、例えば正規のホワイトバラ
ンスの設定が終了したら、カウンタ７５に対するクロッ
クＣＫの供給を停止することによシ可能である。

第１図に示す回路は、上記正規のホワイトバランスを設
定するためのカウント値、つまり利得制御信号を出力す
るカウンタ１５の他にもう１つのカウンタ２１を有する
。このカウンタ２）は任意の色調を得るための利得制御
信号を発生するものである。すなわち、このカウンタ２
１のカウント値は外部操作スイッチ２２がオンされると
、加算回路２３に与えられ、カウンタ１５のカウント値
と加算される。正規のホワイトバランスの設定が済んだ
後、任意の色調を設定する場合は、上記加算値で可変利
得回路１ノの利得を制御するものである。

カウンタ２１は外部操作スイッチ２２がオンされると、
これに連動するスイッチ２４によってリセットされる。

そして、この状態よυアップカウント用外部操作スイッ
チ２５がオンされると、そのオン期間、初期値からクロ
ックＣＫをカウントダウンする。一方、ダウンカウント
用外部操作スイッチ２６がオンされると、その期間、初
期値からクロックＣＫをカウントダウンしていく。した
がって、スイッチ２５あるいはスイッチ２６のオン期間
を適宜設定することによシ、カラ／り２１のカウント値
を任意に設定することができ、ひいては色調を任意に設
定することができる。

以上詳述したようにこの実施例は、任意の色調を得るた
めの系を正規のホワイトバランスを得るための系と独立
に構成するのではなく、後者の系で使われる利得制御信
号に適宜設定された利得制御信号を加えるようにして前
者の系を実現したものである。したがって、この実施例
によれば正規のホワイトバランスを中心とした色調調整
が可能となる。そして、これにより、被写体の色温度が
変っても、目的とする色調を得るためのスイッチ２５あ
るいはスイッチ２６のオン期間は常に同じとなるので、
色調調整のための操作が容易となる利点がある。

〔発明の効果〕

以上詳述したようＫこの発明のホワイトバランス設定回
路によれば、正規のホワイトバランスを中心とした色調
調整が可能となシ、色温度の変化に対する色調調整の一
定化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図、第２
図は従来のホワイトバランス設定回路の構成を示す回路
図である。 １１・・・可変利得回路、１２・・・色差信号発生回路
、１３・・・レベルクランプ回路、１４・・・比較回路
、１５．２１・・・カウンタ、１６・・・デジタル／ア
ナログ変換回路、２２，２５，２６・・・外部操作スイ
ッチ、２４・・・スイッチ。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 ′ｓ　２　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 色信号の可変利得手段と、 この可変利得手段から出力される色信号のレベルを輝度
   信号のレベルと一致させるように、上記可変利得手段の
   利得を制御可能な第１の利得制御信号を発生するととも
   に、これを保持可能な第１の利得制御信号発生手段と、 上記可変利得手段の利得を任意の値に設定するための第
   ２の利得制御信号を発生する第２の利得制御信号発生手
   段と、 外部操作スイッチを有し、このスイッチの操作状態に応
   じて、上記第１の利得制御信号に対する上記第２の利得
   制御信号の加算、非加算を切り換え可能な加算手段とを
   具備したホワイトバランス設定回路。