JPS62293584A - ブロツホラインの観察方法 - Google Patents

ブロツホラインの観察方法

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JPS62293584A
JPS62293584A JP61136273A JP13627386A JPS62293584A JP S62293584 A JPS62293584 A JP S62293584A JP 61136273 A JP61136273 A JP 61136273A JP 13627386 A JP13627386 A JP 13627386A JP S62293584 A JPS62293584 A JP S62293584A
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JP
Japan
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magnetic
thin film
domain
bloch
luminous flux
Prior art date
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Pending
Application number
JP61136273A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Oda
織田 仁
Takeo Ono
武夫 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS62293584A publication Critical patent/JPS62293584A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明はブロッホラインの観察方法に関する。
ブロッホラインはブロッホラインメモリにおける情報の
単位として利用される。ブロッホラインメモリは極めて
高い密度にて情報を記録することができるメモリとして
各種電子装置への応用が考えられる。
[従来の技術] 現在、コンピュータ用外部メモリ、電子ファイル用メモ
リ、静止画ファイル用メモリ等のメモリとしては、磁気
テープ、ウィンチェスタ−ディスク、フロッピーディス
ク、光ディスク、光Ij1気ディスク、磁気バブルメモ
リ等の各種のメモリデバイスが使用されている。これら
のメモリデバイスのうちで、磁気バブルメモリを除く他
のメモリは情報の記録や再生の際に記録再生用ヘッドを
メモリに対し相対的に移動させることが必要である。即
ち、この様なヘッドの相対的移動にともない、該ヘッド
により情報トラックに固定的に情報列を記録したり該情
報トラックに固定的に記録されている情報列を再生した
りする。
しかるに、近年、次第に記録密度の高度化が要求される
につれて、へ−2ドを情報トラックに正確に追従させる
ためのトラッキング制御が複雑になり該制御が不十分な
ために記録再生信号の品位が低下したり、ヘッド移動機
構の振動やメモリ表面に付着したゴミ等のために記録再
生信号の品位が低下したり、更に磁気テープ等ヘッドと
接触しながら記録再生を行なうメモリの場合には摺動に
より摩耗が発生し、光デイスク等ヘッドと非接触にて記
録再生を行なうメモリの場合には合焦のためのフォーカ
シング制御が必要となり該制御が不十分なために記録再
生信号の品位が低下したりするという問題が生じている
一方、磁気バブルメモリは、所定の位置にて情報の記録
を行ない該記録情報を転送することができ且つ情報を転
送しながら所定の位置にて情報を再生することができ記
録再生に際しヘッドとの相対的移動を必要とせず、この
ため記録密度の高度化に際しても上記の様な問題を生ず
ることがなく、高信頼性を実現することができると考え
られている。
しかしながら、磁気バブルメモリは磁性ガーネット膜等
の膜面に垂直な方向に磁化容易軸をもつ磁性薄膜に磁界
を印加することにより生ぜしめられる円形の磁区(バブ
ル)を情報ビットとして用いるため、現在のガーネット
膜の材料特性から制限される最小バブル(直径0.3p
m)を使用しても数十Mピッ)/crn’が記録密度の
限界であり、更なる高密度化は困難である。
そこで、最近、上記磁気バブルメモリの記j2密度の限
界を越える記録密度をもつメモリとしてブロッホライン
メモリが注目されている。このブロッホラインメモリは
、磁性aSに生ぜしめられる磁区の周囲に存在するブロ
ッホ磁壁構造に挟まれたネール磁壁構造(ブロッホライ
ン)の対を情報ビットとして用いるものであるため、上
記磁気バブルメモリに比べて2桁近い記録密度の高度化
が可能である。たとえば、バブル径0.5pmのガーネ
ットsを使用した場合、1.6Gビツト/crn’の記
Q密度を達成することが可能である[「日経°エレクト
ロニクス4 1983年8月15日、p141〜167
  参照]。
第5図にブロッホラインメモリを構成する磁性体構造の
一例の模式的斜視図を示す。
図において、2はGGG 、NdGG等の非磁性ガーネ
ットからなる基板で鳥り、該基板上には磁性ガーネット
薄膜4が付与されている。該膜は、たとえば液相エピタ
キシャル成長法CLPE法)により成膜することができ
、その厚さはたとえば5pm程度である。6は磁性ガー
ネットpJ膜4中に形成されたストライプ状磁区であり
、該磁区の内外の境界領域として磁壁8が形成されてい
る。
該ストライプ状磁区6の幅はたとえば5ルm程度であり
長さはたとえばloopm程度である。また、磁壁8の
厚さはたとえば0.5gm程度である。矢印で示される
様に、磁区6内においては磁化の向きは上向きであり、
一方磁区6外においては磁化の向きは下向きである。
磁壁8内における磁化の向きは内面(即ち磁区6側の面
)側から外面側へと次第にねじれた様に回転している。
この回転の向きは磁壁′6中に垂直方向に存在するブロ
ッホライン10を境界としてその両側では逆になる。第
5図においては磁壁8の厚さ方向の中央部における磁化
の向きが矢印で示されており、ブロッホライン10にお
ける磁化の向きも同様に示されている。
尚、以上の様な磁性体構造には外部から下向きのバイア
ス磁界HBが印加されている。
図示される様に、ブロッホライン10には磁化の向きの
異なる2つの種類が存在し、これらのブロッホラインの
対の有無を情報“1”、“O”に対応させる。該ブロッ
ホライン対は磁壁8中において規則正しい位6即ちポテ
ンシャルウェルのうちのいづれかに存在する。また、ブ
ロッホライン対は基板面に垂直なパルス磁界を印加する
ことにより各々が隣りのポテンシャルウェルへと順次転
送される。かくして、ブロッホラインメモリへの情報の
記録(磁壁8へのブロッホライン対の書込み)及び該ブ
ロッホラインメモリに記録されている情報の再生(Ia
磁壁8中ブロッホライン対の読出し)は、ブロッホライ
ン対を磁壁8内で転送しながらそれぞれ所定の位とで行
なうことができる。上記情報の記録及び再生はいづれも
それぞれ基板面に垂直な所定の強さのパルス磁界を所定
の部分に印加することで行なうことができ、第5図には
示されていないが、これら記録及び再生のためのパルス
磁界印加手段として磁性薄膜4の表面にストライプ状磁
区6に対しそれぞれ所定の位置関係にてパルス通電用の
導体パターンが形成される。
[発明が解決しようとする問題点1 以上の様なブロッホラインメモリの研究、開発、製造に
あたっては、その評価、検査等のために磁壁内のブロッ
ホラインの位置及び個数を正確に測定することが必要と
なる。
従来、ブロッホラインを観察する方法としてロッキング
法とよばれる方法が用いられている。
第6図(a)、(b)はロッキング法によるブロッホラ
インの観察を説明するための模式的平面図である。
図において、4は磁性薄膜であり、6は該磁性薄膜中の
ストライプ磁区であり、8は磁壁である。該磁壁中には
ブロッホライン12が存在している。磁性薄膜4の表面
上には磁区6の周囲に該磁区を安定化させるためのルー
プコンダクタ14及びストライプ磁区6に磁界勾配を与
えるための1対のロッキングコンダクタ16.17が形
成されている。ループコンダクタ14に矢印に示される
様に直流電流を流すことにより該ループの内側にてスト
ライプ磁区6の位tが安定化される。
ブロッホライン120Wi!Aに際してはロッキングコ
ンダクタ16.17に先ず実線矢印に示される様な向き
にパルス電流を流し、次いで破線矢印に示される様な向
きにパルス電流を流し、これを繰返す、これによりスト
ライプ磁区6に直交する面内方向に周期的に変化する様
な磁界勾配即ちバイアス磁界勾配が生じ、該磁区6がそ
の長さ方向と直交する方向に往復連動(ロー7キング)
する。
その際、磁壁8中にプロ7ホライン12が存在する部分
は移動度が小さいため、ストライプ磁区6を観察すると
、第6図(b)に示される様に、磁区6の移動時にプロ
7ホライン12の存在するところがロッキング時におい
てくびれて見え、これにより間接的にブロッホライン1
2の位こをW1察することができる。
しかしながら、以上の様なロッキング法によるブロッホ
ラインの観察には次の様な問題点がある。
(1)ブロッホラインが1個所にかたまって存在する場
合にはその個数を測定することができない。
(2)ブロッホラインの種類を区別することができない
(3)ブロッホラインがストライプ磁区の両側の対向す
る磁壁のうちのどちらに存在するかを判別できない。
(4)磁性薄膜の表面に専用のコンダクタを設けること
が必要となり、更にロッキング用のパルス電源が必要で
あり、装置構成が複雑になる。
そこで、本発明は、以上の様な従来のブロッホラインの
i東方法における問題点を解決し、簡単な構成でブロッ
ホラインの位置、個数、種類等を正確に観察し得る方法
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば、以」二の如き目的を達成するものとし
て、磁性薄)膜中の磁区の周囲に形成された磁壁内にお
けるブロッホラインを観察する方法において、磁性薄膜
中にて磁壁を横切る様に偏光光束を導波させ該磁壁を通
過した光束を検出することによりブロッホラインの有無
を判別することを特徴とする、ブロッホラインの観察方
法が提供される。
[実施例] 以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施例を説明
する。
第1図は本発明によるブロッホラインの観察方法の一実
施例を示す正面図であり、第2図はその部分拡大工面図
である。
図において、2は非磁性ガーネット基板であり、4は磁
性ガーネット薄膜である。該磁性ガーネッHル膜中には
ストライプ状の平面形状を有する磁区6が形成されてい
る。8は該ストライプ磁区6の周囲の磁壁である。スト
ライプ磁区6の表面には、該磁区の長さ方向に沿って溝
7が形成されている、該溝はたとえばイオンミリングに
より形成することができ、その幅は磁区6の幅の半分程
度である。
基板2はホルダ20上に置かれており、磁性薄膜4上に
はストライプ磁区6かも少し隔てられた位置に該磁区と
平行にルチルプリズム22が配置されている。24はレ
ーザ光源(たとえばHe−Neレーザ、Arイオンレー
ザ)であり、26゜27は偏光板であり、28は対物レ
ンズである。
光源24からの光束は偏光板26により偏光化されてル
チルプリズム22を通って磁性g膜4中に入射しくTE
モード、TMモードのいづれでもよい)、更に磁壁8を
横切って磁区6内に入り溝7により回折されてその一部
は下方へと進行する。ここで、磁壁8を通過した光束は
8kTji壁の磁化の向きに応じてファラデー効果によ
る偏光面の回転を受け、かくして変調された光束は対物
レンズ28及び偏光板27を通った後に観察される。
第2図において、FIi壁8の中央部の磁化の向きが矢
印で示されており、12がブロッホラインである。第3
図及び第4図はそれぞれ第2図のm−■断面図及びIV
−IV断面図であり、第3図の断面位置においては磁壁
8の磁化は晃束の進行方向とほぼ直交しているので該光
束は偏光面の回転を受けないが、第4図の断面位置(ブ
ロッホライン位置)においては磁壁8の磁化は光束の進
行方向に沿う方向であるため該光束は偏光面の回転を受
ける。
かくして、対物レンズ28により拡大し更に偏光板27
を通して観察すると、ブロッホラインの有無及びその位
置が正確に識別される。尚、ブロッホラインの磁化の向
きが逆であるとファラデー効果による偏光面の回転の向
きが逆であるので偏光板z8を適宜回転してみることに
よりブロッホラインの種類を判別することができる。
以上の構成における対物レンズ28及び偏光板27の観
察光学系としては通常の偏光m*鏡を用いることができ
る。
上記実施例においてはルチルプリズムを用いて磁性薄膜
内に光束を導入しているが、該プリズムのかわりにグレ
ーティングカップラを用いることもできる。更に、上記
実施例においては磁壁による変調を受けた光束を基板を
通して下方へと導き観察しているが、溝による反射光束
を観察することもできる。更に、光源として赤外線レー
ザを用いることもでき、この場合には赤外線テレビカメ
ラにより撮像した上でr&察することになる。
[発明の効果] 以上の様な木発11によれば1通常の偏光顕WI鏡を用
いて簡単な光学系を構成するだけで、パルス回路等を必
要とせず簡単に、ブロー7ホラインの位置、個数及び種
類を正確に観察することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるブロッホラインの観察方法を示す
正面図であり、第2図はその部分拡大平面図であり、第
3図及び第4UAはそれぞれ第2図の■−■断面図及び
ff−I’J断面図である。 第5図はブロッホラインメモリを構成する磁性体構造の
模式的斜視図である。 第6図(a)、(b)はロッキング法によるブロッホラ
インのm察を説明するための模式的平面図である。 2:基板、    4:磁性薄膜、 6:磁区、   6a:鉄拡散領域、 7:溝、    8:磁壁、 10.12:ブロッホライン。 20:ホルダ、  22ニブリズム 24:光源、   26 、27 :偏光板28一対物
レンズ。 代理人  弁理士  山 下 穣 平 第6図(a) 第6図(b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性薄膜中の磁区の周囲に形成された磁壁内にお
    けるブロッホラインを観察する方法において、磁性薄膜
    中にて磁壁を横切る様に偏光光束を導波させ該磁壁を通
    過した光束を検出することによりブロッホラインの有無
    を判別することを特徴とする、ブロッホラインの観察方
    法。
JP61136273A 1986-06-13 1986-06-13 ブロツホラインの観察方法 Pending JPS62293584A (ja)

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JP61136273A JPS62293584A (ja) 1986-06-13 1986-06-13 ブロツホラインの観察方法

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839129A (ja) * 1971-09-21 1973-06-08
JPS4859739A (ja) * 1971-11-18 1973-08-22

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839129A (ja) * 1971-09-21 1973-06-08
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