JPS62293211A - 光フアイバケ−ブル - Google Patents
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- JPS62293211A JPS62293211A JP61135017A JP13501786A JPS62293211A JP S62293211 A JPS62293211 A JP S62293211A JP 61135017 A JP61135017 A JP 61135017A JP 13501786 A JP13501786 A JP 13501786A JP S62293211 A JPS62293211 A JP S62293211A
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- Japan
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- optical fiber
- oxy
- liquid crystalline
- copolymerized polyester
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
(産業上の利用分野)
本発明は通信の分野において用いる低損失で、かつ温度
特性に優れた光ファイバケーブルに関するものである。
特性に優れた光ファイバケーブルに関するものである。
(従来の技術)
全芳香族系の液晶性共重合ポリエステルは、せん断や延
伸により容易に分子配向し、高いヤング率(高Eと略す
)と低い線膨張係数(低αと略す)を示す。
伸により容易に分子配向し、高いヤング率(高Eと略す
)と低い線膨張係数(低αと略す)を示す。
第6図にP−オキシベンゾイル(POB)基と6−オキ
シ−2−ナフトイル基とからなる全芳香族系の液晶性共
重合ポリエステルの溶融押出しロフト(E=30〜50
GPa)のαの温度依存性を示す。この液晶性共重合ポ
リエステルのαの温度依存性は、測定を行った200℃
以下の温度範囲で常にマイナスである。したがって、こ
の液晶性共重合ポリエステルを緩衝層を介して光ファイ
バに被覆(樹脂温度300℃)すると、αく0であるか
ら温度が降下するにつれて、液晶性共重合ポリエステル
の被覆層が長手方向に伸び、これに伴って光ファイバも
引き伸ばされるので、室温まで冷却したとき、光ファイ
バには伸び歪が残留する(最大で0.2%)。この伸び
歪は光ファイバの信転性の観点から重大な問題となる。
シ−2−ナフトイル基とからなる全芳香族系の液晶性共
重合ポリエステルの溶融押出しロフト(E=30〜50
GPa)のαの温度依存性を示す。この液晶性共重合ポ
リエステルのαの温度依存性は、測定を行った200℃
以下の温度範囲で常にマイナスである。したがって、こ
の液晶性共重合ポリエステルを緩衝層を介して光ファイ
バに被覆(樹脂温度300℃)すると、αく0であるか
ら温度が降下するにつれて、液晶性共重合ポリエステル
の被覆層が長手方向に伸び、これに伴って光ファイバも
引き伸ばされるので、室温まで冷却したとき、光ファイ
バには伸び歪が残留する(最大で0.2%)。この伸び
歪は光ファイバの信転性の観点から重大な問題となる。
特に被覆の高速化を図る場合、光ファイバに張力をかけ
るので、その分の伸びが付加され、さらに引落しを大き
くすると、αが負の値で大きくなるので、冷却時の被覆
層の伸びは一層大きくなり、極端な場合には光ファイバ
が破断する。引落しを小さくして、伸び歪の残留を少な
くする方法も考えられるが、製造速度が小さくなるので
、経済的に不利となる。
るので、その分の伸びが付加され、さらに引落しを大き
くすると、αが負の値で大きくなるので、冷却時の被覆
層の伸びは一層大きくなり、極端な場合には光ファイバ
が破断する。引落しを小さくして、伸び歪の残留を少な
くする方法も考えられるが、製造速度が小さくなるので
、経済的に不利となる。
被覆後、液晶性共重合ポリエステルの融点以上の温度雰
囲気に一定時間保持することにより、被覆層の配向を緩
和させる方法も考えられる。液晶性共重合ポリエステル
は一度配向すると、配向が緩和するまでに数分以上の時
間を要し、この液晶性共重合ポリエステルの押出温度は
300℃と高く、被覆層をこのような高温度に長時間保
持しておくことは、光ファイバ素線の表面を劣化させ、
光ファイバの伝送特性を劣化させる問題がある。
囲気に一定時間保持することにより、被覆層の配向を緩
和させる方法も考えられる。液晶性共重合ポリエステル
は一度配向すると、配向が緩和するまでに数分以上の時
間を要し、この液晶性共重合ポリエステルの押出温度は
300℃と高く、被覆層をこのような高温度に長時間保
持しておくことは、光ファイバ素線の表面を劣化させ、
光ファイバの伝送特性を劣化させる問題がある。
なお光ファイバ心線の被覆層のαは車にOにすればよい
というものではなく、ケーブル構造、構成材料のαとE
および寸法を考慮して決める必要がある。したがって、
それぞれの場合に応じて適切なαの値が変わる可能性が
あり、これらに対応した共重合物をそれぞれ開発するこ
とは経済的にみて不利である。
というものではなく、ケーブル構造、構成材料のαとE
および寸法を考慮して決める必要がある。したがって、
それぞれの場合に応じて適切なαの値が変わる可能性が
あり、これらに対応した共重合物をそれぞれ開発するこ
とは経済的にみて不利である。
通常のプラスチック材料は、正のα(IXIO−’℃−
1)を有しているので、通常のプラスチックと液晶性共
重合ポリエステルとのブレンドによる低α化も考えられ
るが、液晶性共重合ポリエステルの融点は280℃以上
、成形温度は300℃以上と高いので、通常のプラスチ
ックでは耐熱性に問題がある。また相溶性の問題もある
ので、簡単にブレンドできない場合が多い。
1)を有しているので、通常のプラスチックと液晶性共
重合ポリエステルとのブレンドによる低α化も考えられ
るが、液晶性共重合ポリエステルの融点は280℃以上
、成形温度は300℃以上と高いので、通常のプラスチ
ックでは耐熱性に問題がある。また相溶性の問題もある
ので、簡単にブレンドできない場合が多い。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、製造時の残留伸びがなく、破断もしにり<、
光損失の温度特性に極めて優れた光ファイバケーブルを
提供することにある。
光損失の温度特性に極めて優れた光ファイバケーブルを
提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、表1に示す全芳香族系の液晶性共重合ポリエ
ステルと、芳香族・脂肪族系の共重合ポリエステルとを
ブレンドした状態で、これを光ファイバ心線の2次被覆
層および抗張力体の少な(ともいずれかに用いる。
ステルと、芳香族・脂肪族系の共重合ポリエステルとを
ブレンドした状態で、これを光ファイバ心線の2次被覆
層および抗張力体の少な(ともいずれかに用いる。
表1 共重合ポリエステル
ブレンドした2種類の共重合ポリエステルは、共通の繰
返し単位POB (パラオキシベンゾイル)基(、表1
中のA)を有するので、相溶性は極めて良好である。ま
たその繰返し単位が芳香族系であることから、両者の耐
熱性はともに良好で、かつバランスしており、容易にブ
レンドすることができる。
返し単位POB (パラオキシベンゾイル)基(、表1
中のA)を有するので、相溶性は極めて良好である。ま
たその繰返し単位が芳香族系であることから、両者の耐
熱性はともに良好で、かつバランスしており、容易にブ
レンドすることができる。
全芳香族系の液晶性共重合ポリエステルは、せん断や延
伸によって容易に分子配向し、融点(280℃)以下の
温度範囲でマイナスのα(およそ−IXIO−5℃−1
)を有する。芳香族・脂肪族系の共重合ポリエステルは
、全芳香族系の液晶性共重合ポリエステルはどは配向性
が強くないので、通常の延伸ではプラスのα(およそl
X10−5℃−1)を有する。これら2種類の共重合ポ
リエステルを割合を変えてブレンドし、引落し比を変え
て作製した押出しロンドは、第3図、第4図に示すよう
に種々のE (5〜100GPa)およびα(−1xl
O−’ 〜+2X10−5℃−1)の値をとる。したが
って、これら2種類の共重合ポリエステルを用意してお
けば、割合を変えてブレンドするだけで、αを−IXI
O−5〜+2X10−’℃−1の範囲に、Eを5〜10
0GPaの範囲に、それぞれ設定することができる。従
来の技術では、このようにα、Eを自由に設定すること
ができない。
伸によって容易に分子配向し、融点(280℃)以下の
温度範囲でマイナスのα(およそ−IXIO−5℃−1
)を有する。芳香族・脂肪族系の共重合ポリエステルは
、全芳香族系の液晶性共重合ポリエステルはどは配向性
が強くないので、通常の延伸ではプラスのα(およそl
X10−5℃−1)を有する。これら2種類の共重合ポ
リエステルを割合を変えてブレンドし、引落し比を変え
て作製した押出しロンドは、第3図、第4図に示すよう
に種々のE (5〜100GPa)およびα(−1xl
O−’ 〜+2X10−5℃−1)の値をとる。したが
って、これら2種類の共重合ポリエステルを用意してお
けば、割合を変えてブレンドするだけで、αを−IXI
O−5〜+2X10−’℃−1の範囲に、Eを5〜10
0GPaの範囲に、それぞれ設定することができる。従
来の技術では、このようにα、Eを自由に設定すること
ができない。
(実施例)
第1図は本発明の一実施例の断面図であって、1は光フ
ァイバ、2は低ヤング率のゴムまたはUv硬化樹脂から
なる緩衝層、3はP−オキシ−ベンゾイル基と6−オキ
シ−2−ナフトイル基を1:1の割合で含む液晶性共重
合ポリエステルと、P−オキシ−ベンゾイル基を40〜
50モル%含むポリエチレンテレフタレート系の共重合
ポリエステル(PET/POB)とをブレンドした2次
被覆層である。4は中心抗張力体、5は押え巻きテープ
、6は外被である。
ァイバ、2は低ヤング率のゴムまたはUv硬化樹脂から
なる緩衝層、3はP−オキシ−ベンゾイル基と6−オキ
シ−2−ナフトイル基を1:1の割合で含む液晶性共重
合ポリエステルと、P−オキシ−ベンゾイル基を40〜
50モル%含むポリエチレンテレフタレート系の共重合
ポリエステル(PET/POB)とをブレンドした2次
被覆層である。4は中心抗張力体、5は押え巻きテープ
、6は外被である。
第2図はP−オキシ−ベンゾイル基(POB)を40〜
50モル%含むポリエチレンテレフタレート(PUT)
系の共重合ポリエステル(PET/POB)の押出し口
・7ドのαの温度依存性を示す。αは100℃以下の温
度範囲でほぼlXl0−’℃と、従来のプラスチック材
料の押出しロッドのα(およそI Xl0−’/℃)よ
りも1指手さい。またこの押出しロッドのEは1QGP
a以下である。
50モル%含むポリエチレンテレフタレート(PUT)
系の共重合ポリエステル(PET/POB)の押出し口
・7ドのαの温度依存性を示す。αは100℃以下の温
度範囲でほぼlXl0−’℃と、従来のプラスチック材
料の押出しロッドのα(およそI Xl0−’/℃)よ
りも1指手さい。またこの押出しロッドのEは1QGP
a以下である。
P−オキシ−ベンゾイル基(POB)を45モル%、6
−オキシ−2−ナフトイル基を55モル%含む液晶性共
重合ポリエステル(6−0−2−N)の押出しロッドの
αの温度依存性は、第6図に示すように75℃以下の温
度範囲では一1xlO−57”cと、共重合ポリエステ
ル(PUT/POB)の押出しロッドのαと絶対値は等
しいが、符号がプラスとマイナスとで反対になっている
。
−オキシ−2−ナフトイル基を55モル%含む液晶性共
重合ポリエステル(6−0−2−N)の押出しロッドの
αの温度依存性は、第6図に示すように75℃以下の温
度範囲では一1xlO−57”cと、共重合ポリエステ
ル(PUT/POB)の押出しロッドのαと絶対値は等
しいが、符号がプラスとマイナスとで反対になっている
。
第3図および第4図はそれぞれPOB基を45モル%含
む液晶性共重合ポリエステル(6−0−2−N)と共重
合ポリエステル(PUT/POB)とを種々の割合でブ
レンドして押出したロッドのEおよびαを示す。
む液晶性共重合ポリエステル(6−0−2−N)と共重
合ポリエステル(PUT/POB)とを種々の割合でブ
レンドして押出したロッドのEおよびαを示す。
全芳香族系と芳香族・脂肪族系との重量比が1:3 (
重量分率25%)の近辺で、押出しロッドのαはおよそ
0となる。このような押出しロッドが光ケーブルの抗張
力体として適用可能である。なお、引落し比が50以上
になると、ヤング率が高くなりすぎて、曲げ特性が顕著
に劣化する。
重量分率25%)の近辺で、押出しロッドのαはおよそ
0となる。このような押出しロッドが光ケーブルの抗張
力体として適用可能である。なお、引落し比が50以上
になると、ヤング率が高くなりすぎて、曲げ特性が顕著
に劣化する。
第5図は全芳香族系と脂肪族・芳香族系の2種類の共重
合ポリエステルを重量比1:3でブレンドした材料を、
コア径/外径が50/125μm、比屈折率差がΔ−1
%、Siゴム緩衝層(E=2KPa。
合ポリエステルを重量比1:3でブレンドした材料を、
コア径/外径が50/125μm、比屈折率差がΔ−1
%、Siゴム緩衝層(E=2KPa。
α−3,4Xl0−’/’C)の外径が0.4 mmφ
の光ファイバ素線に、外径が0.9 mmφになるよう
に被覆した光ファイバ心線の光損失の温度特性を示すも
のである。測定した温度範囲内で光損失の変化は全くな
い。この光ファイバ心線の被覆を除去して、被覆時の残
留歪を測定したが、10−6以下と極めて小さいことが
わかった。
の光ファイバ素線に、外径が0.9 mmφになるよう
に被覆した光ファイバ心線の光損失の温度特性を示すも
のである。測定した温度範囲内で光損失の変化は全くな
い。この光ファイバ心線の被覆を除去して、被覆時の残
留歪を測定したが、10−6以下と極めて小さいことが
わかった。
なお本発明による光ファイバ心線を製造するには、あら
かじめ所定の割合でブレンドしたペレットを作製し、そ
れを用いて押出被覆するか、または2種類のベレットを
所定の割合で混合し、直接、押出機のホッパーに供給し
て押出被覆してもよい。
かじめ所定の割合でブレンドしたペレットを作製し、そ
れを用いて押出被覆するか、または2種類のベレットを
所定の割合で混合し、直接、押出機のホッパーに供給し
て押出被覆してもよい。
(発明の効果)
以上説明したように、全芳香族系の液晶性共重合ポリエ
ステルの押出しロッドのαは−IXIO−’/℃、共重
合ポリエステル(PUT/POB)の押出しロッドのα
は+1 xlQ−’/℃と、ともにαの値が小さくで、
互いに異符号なので、この二つの共重合ポリエステルを
ブレンドした押出しロッドのαは、相互に打ち消し合っ
て極めて小さな値となる。また割合を変えることにより
、−1Xl0−’〜+1×10−“℃1の範囲でαを変
えることも可能である。特に重量比1:3の割合にブレ
ンドして被覆した光ファイバ心線の歪は、−60℃まで
全く変化せず、低温特性に極めて優れている。
ステルの押出しロッドのαは−IXIO−’/℃、共重
合ポリエステル(PUT/POB)の押出しロッドのα
は+1 xlQ−’/℃と、ともにαの値が小さくで、
互いに異符号なので、この二つの共重合ポリエステルを
ブレンドした押出しロッドのαは、相互に打ち消し合っ
て極めて小さな値となる。また割合を変えることにより
、−1Xl0−’〜+1×10−“℃1の範囲でαを変
えることも可能である。特に重量比1:3の割合にブレ
ンドして被覆した光ファイバ心線の歪は、−60℃まで
全く変化せず、低温特性に極めて優れている。
したがって、液晶性共重合ポリエステルはαが小さく、
Eが高いので、これを被覆した光ファイバ心線を用い、
光ファイバユニットの中心材や光ケーブルの抗張力体と
して液晶性共重合ポリエステルの押出しロッドを用いた
光ファイバケーブルは、優れた温度特性を有する。
Eが高いので、これを被覆した光ファイバ心線を用い、
光ファイバユニットの中心材や光ケーブルの抗張力体と
して液晶性共重合ポリエステルの押出しロッドを用いた
光ファイバケーブルは、優れた温度特性を有する。
第1図は本発明の一実施例の断面図、
第2図はPET/POBの押出しロッドの線膨張係数の
温度依存性を示す図、 第3図および第4図はそれぞれ全芳香族系で液晶性の共
重合ポリエステルとPET/POBとのブレンド材料の
押出しロッドのヤング率および線膨張係数の実測結果を
示す図、 第5図は全芳香族系で液晶性の共重合ポリエステルと、
PUT/POBとの重量比をl:3にして、ブレンドし
た材料を被覆した光ファイバ心線の光損失の温度特性図
、 第6図は全芳香族系の液晶性共重合物の押出しロッドの
線膨張係数の温度依存性を示す図である。 1・・・光ファイバ 2・・・緩衝層3・・・2
次被覆層 4・・・中心抗張力体5・・・押え巻
きテープ 6・・・外被特許出願人 日本電信電話
株式会社 第1図 第2図 第3図 引1IFL比 第4図 澄1y4−擲1量榊(%) 第5図 温崖じC)
温度依存性を示す図、 第3図および第4図はそれぞれ全芳香族系で液晶性の共
重合ポリエステルとPET/POBとのブレンド材料の
押出しロッドのヤング率および線膨張係数の実測結果を
示す図、 第5図は全芳香族系で液晶性の共重合ポリエステルと、
PUT/POBとの重量比をl:3にして、ブレンドし
た材料を被覆した光ファイバ心線の光損失の温度特性図
、 第6図は全芳香族系の液晶性共重合物の押出しロッドの
線膨張係数の温度依存性を示す図である。 1・・・光ファイバ 2・・・緩衝層3・・・2
次被覆層 4・・・中心抗張力体5・・・押え巻
きテープ 6・・・外被特許出願人 日本電信電話
株式会社 第1図 第2図 第3図 引1IFL比 第4図 澄1y4−擲1量榊(%) 第5図 温崖じC)
Claims (1)
- 1、光ファイバ心線、抗張力体および外被を有する光フ
ァイバケーブルにおいて、光ファイバ心線の被覆層もし
くは抗張力体またはこれらのすべてがパラオキシベンゾ
イル(POB)基を分子構造の繰返し単位として有する
全芳香族系の共重合ポリエステルと脂肪族・芳香族系ポ
リエステルとがブレンドされ、かつ引落としをかけられ
た状態で形成されていることを特徴とする光ファイバケ
ーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61135017A JPS62293211A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 光フアイバケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61135017A JPS62293211A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 光フアイバケ−ブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62293211A true JPS62293211A (ja) | 1987-12-19 |
Family
ID=15141984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61135017A Pending JPS62293211A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 光フアイバケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62293211A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5731051A (en) * | 1995-09-26 | 1998-03-24 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Fiber optic fusion splice protection sleeve |
WO1999013368A1 (fr) * | 1997-09-05 | 1999-03-18 | Acome Societe Cooperative De Travailleurs | Cable a fibres optiques de structure composite compacte |
-
1986
- 1986-06-12 JP JP61135017A patent/JPS62293211A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5731051A (en) * | 1995-09-26 | 1998-03-24 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Fiber optic fusion splice protection sleeve |
WO1999013368A1 (fr) * | 1997-09-05 | 1999-03-18 | Acome Societe Cooperative De Travailleurs | Cable a fibres optiques de structure composite compacte |
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