JPS62292938A - 鉄道車両用ゴムばね - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本兄明は、鉄道車両用軸ばねに係り、特に安定なばね特
性を有する軸ゴムばねに関するものである。

〔従来の技術〕

従来のロールゴムは、特公昭３１−１０１０８号に記載
のように、金具面Ｊこはすべり防止のための清や、表面
を粗面とする手法は施されているが、ゴムと金具間の相
対位置を規制するものは見られない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術においては、外筒の内面や内筒の外面には
、ゴムとのすべり防止のための細かい溝と特殊な塗料が
施されているが、それらは外筒。

内筒とゴムの相対位置を規制するものではなく、ゴム自
体の特性のばらつきや組立時のばらつきにより、一定荷
重時のばね高さのばらつきが大きく、また、ゴムと内、
外筒がなじむまでのクリープが大きいという問題があっ
た。

本発明の目的は、一定荷重時のゴム高さの安定化、ばね
特性の安定化を図ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、ロールゴムの一定荷重時での動的なばね変位
は、ゴムのころがりではな鳴、ゴム自体の変位によるも
のが大きいという点に着目してなされたもので、上記目
的は内筒外周（こ位置決め用凹部ヲ設け、これに円環状
のゴムを嵌入させることにより、遠吠される。

〔作　　　用〕

内筒の外周鴫こ、例えば空車荷重相当時に相対する位置
に、位置決め用凹部を吃けることにより、相対位置がき
ちんと決まり、軸ばね高さが一定になり、ばね特性も安
定する。

〔実　施　例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。第１図において、ｌは外筒で、台車枠（図示せず）
に取付けるための浸入部１ａおよびフランジｌｂを有す
るお鰐ん状に形成されており、内筒下端部には凸部ＩＣ
が設けられている。

２は内筒で、軸箱体（図示せず）に取付ける軸部２ａお
よび外周に位置決め用凹部２ｂが設けられている。３は
外筒ｌと内筒２間に嵌入された円環状のゴムで、十分な
予圧縮が加えられており、位置決め用凹部２ｂｔこ追従
して凸形３ｂになる。前ｔＣ位置決め用四部２ｂは、例
えば空車荷重時に円環状のゴム３Ｉこ相対する位置とな
るようＩこ設けられており、この位置決め用凹部２ｂｔ
二円環状のゴム３カ≦嵌り込んで相対位置が決定され、
ばね高さが決まる。２Ｃは位置決め用凹部２ｂの上部１
こ設けられた円環状のゴム３の組込みを容易にするため
の凹部である。また、前記位置決め用凹部２ｂを内筒２
の全周ではなく、例えば第２図に示したように、前後方
向または左右方向ｉこ設けることにより、位置決め効果
と共に水平方向のばね特性を任意１こ変更することがで
きる。更１こ、第１因の凸部１０を設けたことにより、
分解時の円環状のゴム３のはみ出しを防止することがで
きる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、（１）定荷重時のばね高さを安定化さ
せることにより、ばね特性も安定にできる。

（２）水平方向ばね特性を変丸ることができる。（３）
分解時のゴムのはみ出しを防止することができるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明１こよる鉄道車両用ゴムばねの一実語例
を示す縦断面図、第２図は水平方向ばね特性を変えるた
めの内筒形状の一例を示す正面図である。 ｌ・・・・・・外筒、ｌａ・・・・・・嵌入部、ｌｂ・
・曲フランジ、ＩＣ・・・・・・凸部、２・・曲内筒、
２ａ・・曲軸部、２ｂ・・・・・・位置決め用凸部、２
ｃ・曲・凹部、３・・・・・・オｆｉｌ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、外筒と内筒の間に円環状のゴムを嵌入してなる鉄道
   車両用ゴムばねにおいて、内筒外周に位置決め用凹部を
   設けたことを特徴とする鉄道車両用ゴムばね。 ２、内筒外周に全周にわたって位置決め用凹部を設けた
   特許請求の範囲第１項記載の鉄道車両用ゴムばね。 ３　内筒外周に前後方向または左右方向に位置決め用凹
   部を設けた特許請求の範囲第１項記載の鉄道車両用ゴム
   ばね。