JPS622926Y2 - - Google Patents

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JPS622926Y2
JPS622926Y2 JP2293382U JP2293382U JPS622926Y2 JP S622926 Y2 JPS622926 Y2 JP S622926Y2 JP 2293382 U JP2293382 U JP 2293382U JP 2293382 U JP2293382 U JP 2293382U JP S622926 Y2 JPS622926 Y2 JP S622926Y2
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JP
Japan
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hole
mounting
bush
mounting leg
charging generator
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JP2293382U
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JPS58127845U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、車両や小型船舶に塔載され、蓄電
池や種々の電気負荷に給電する充電用発電機の構
造に関するものである。
先ず、従来のブツシユ付充電用発電機を以下に
示す。即ち第1図は、従来のブツシユ付充電用発
電機を機関に装着した状態を示す側面図であり、
図において、1は充電用発電機で、その前部ブラ
ケツト2には取付脚2aと2bが設けられてお
り、後部ブラケツト3には取付脚3aが設けられ
ている。また上記取付脚3aには所定の推力にて
軸方向に移動可能なブツシユ4が装着されてい
る。5は機関側に装着された充電用発電機取付用
の支柱、6aと6bはそれぞれ充電用発電機取付
用のボルト、7はナツト、8は平ワツシヤ、9は
スプリングワツシヤ、10は機関側に装着された
充電用発電機取付用のアジヤストバーである。な
お、11は取付脚2aと3aと間隙が支柱5の幅
よりも大であることから生じるギヤツプである。
次に第2図,第3図は上記ブツシユ4を示すも
ので、図において、4aは上記ボルト6aを貫通
させるための穴、4bは円筒状に加工された外壁
で、上記取付脚3aの穴13に挿入されたときに
軸方向に適度のスライド抗力を有するるように上
記取付脚3aの穴径よりも若干大径に加工され
る。
このようなものにおいて、第1図示の如くブツ
シユ4を取付脚3aの穴13に挿入して、ボルト
6aとナツト7を締め付けると、ブツシユ4は軸
方向に滑り、ギヤツプ11を埋めるが、このとき
取付脚3aが歪むことなくギヤツプ11が埋めら
れるので、ブツシユ4が無い場合に比して、充電
用発電機1の耐振性が向上するものである。
ところで、従来のブツシユ4付の充電用発電機
1を機関の支柱5に組み付ける場合、ナツト7が
必要であるため、ナツト7を供給する煩わしさ、
及びボルト6aの頭側とナツト7側の両方に締付
工具が必要であるという組付性の悪さがあつた。
この考案は、上記のような欠点を除去するため
になされたもので、ブツシユの取付ボルト貫通穴
の少なくとも一部を雌ねじ穴とし、かつ上記ブツ
シユの外壁に対して偏軸した円筒部を付加するこ
とにより、ブツシユにナツトの機能をも持たせ、
ナツトを廃止して組付性の向上を図つたものであ
る。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。即ち第4図,第5図はこの考案によるブツシ
ユ12を示すもので、図において、12aは円筒
状に加工された第1の円筒部、12bはこの第1
の円筒部12aと同軸に加工された雌ねじ穴、1
2cはこの雌ねじ穴と同軸に加工された逃げ穴、
12dは上記第1の円筒部12aに対して偏心
し、かつ大径に加工された第2の円筒部である。
なお、上記第1の円筒部12aの外壁はスライド
抗力を得るために取付脚3aに設けられる後述の
ブツシユ貫通穴13よりも若干大径に加工され
る。
次に第6図は、この考案による充電用発電機を
機関に組み付けた状態を示す側面部分断面図であ
り、図において、13は取付脚3aに設けられた
貫通穴で、上記ブツシユ12の第1の円筒部12
aが圧入される。14は上記貫通穴13に対して
偏心して加工された座ぐり穴で、上記ブツシユ1
2の第2の円筒部12dの少なくとも一部分が埋
没されるようになされている。
なおその他の構造は上記ナツト7を除いたほか
は第1図のものとほゞ同様であるので説明を省略
する。
次に動作について説明する。第6図において、
ボルト6aをブツシユ12に設けられた雌ねじ穴
12bに係合させて締め付けていくと、その締付
力がブツシユ12のスライド抗力を上回つた時点
からブツシユ12は軸方向に滑り始め、ギヤツプ
11を完全に埋めるまで移動する。ギヤツプ11
が完全に埋められた後にさらに締め付けを続行す
ることによつて、締付トルクは所定の値まで増加
する。この時前述のようにブツシユ12の第2の
円筒部12dが第1の円筒部12aに対して偏心
し、しかもこの第2の円筒部12dが取付脚3a
に設けられた座ぐり穴14に埋没しているので、
ブツシユ12がボルト6aと共回りすることはな
い。しかして、取付脚3aが歪むことなく、ギヤ
ツプ11が完全に埋められ、充電発電機1は確実
に支柱5に組み付けられる。
なお、上記実施例では、ブツシユ12に工作性
向上の目的で、逃げ穴12cを設けたが、この逃
げ穴12cが無く、ブツシユ全長にわたり雌ねじ
穴12bを設けても同様の効果を奏する。
以上のように、この考案によれば、ブツシユ1
2の取付ボルト貫通穴を雌ねじ穴12bとすると
ともに、第1の円筒部12aと偏心し、かつ大径
なる第2の円筒部12dを付加し、上記第2の円
筒部12dの少なくとも一部分を取付脚3aに設
けられた偏軸した座ぐり穴14に埋没させるよう
にしたので、以下に示す如き多くの効果を奏す
る。
(a) ブツシユ12が軸方向に移動することによつ
て、取付脚3aと支柱5の間に設けられたギヤ
ツプ11を埋めるという従来の機能を維持しつ
つ、かつナツトの機能をも有するため、従来用
いられていた組付用ナツト7を廃止でき、充電
発電機の組付に係る部品点数の減少に寄与す
る。
(b) 組付用ナツト7が不要となつたので、組付用
ナツト側の締付工具も不要となり、組付能率が
向上する。
(c) ブツシユ12が組付用ボルト6aと共回りす
るのを防止する方法として、ブツシユ12に雌
ねじ穴12bに対して偏心した第2の円筒部1
2dを付加したので、共回り防止策として多角
柱を付加したり、突起を付加する方法に比し、
取付脚3aに設けられた座ぐり穴14における
取付ボルト6a締付時の応力集中を最小にし得
る。
(d) ブツシユ12の第2の円筒部12dは第1の
円筒部12aに比し大径であるため、ブツシユ
12と支柱5との接触面積が増大するので、振
動が印加されることによつて生じる接触部の座
屈に対して有利となる。特に近年、自動車の軽
量化の一環として支柱5が鋳鉄からアルミニウ
ムに変更される情勢にあるので、アルミニウム
製の支柱5にとつては大きなメリツトとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の充電用発電機を機関に組み付け
た状態を示す側面図、第2図は従来のブツシユの
正面図、第3図は第2図の−線における断面
図、第4図はこの考案によるブツシユの正面図、
第5図は第4図の−線における断面図、第6
図はこの考案による充電用発電機を機関に組み付
けた状態を示す側面部分断面図である。 図中、1は充電用発電機、3aは取付脚、12
はブツシユ、12aは第1の円筒部、12bは雌
ねじ穴、12dは第2の円筒部、13は貫通穴、
14は座ぐり穴である。尚図中、同一符号は同一
又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 充電用発電機の取付脚を機関に装着された取付
    用支柱にボルト及びブツシユを介して取付けるも
    のにおいて、上記取付脚に貫通穴と、この貫通穴
    に連続ししかもこの貫通穴に対して偏心しかつ大
    径の座ぐり穴とを設けるとともに、上記ブツシユ
    を上記貫通穴に嵌入され内周面に雌ねじを有する
    第1の円筒部と、この第1の円筒部に対して偏心
    しかつ上記座ぐり穴に嵌入される第2の円筒部と
    から構成し、上記取付脚の貫通穴および座ぐり穴
    に上記ブツシユの第1及び第2円筒部をそれぞれ
    嵌入し、上記取付用支注を通して上記雌ねじにボ
    ルトを螺嵌し締付けてなる充電用発電機の取付装
    置。
JP2293382U 1982-02-19 1982-02-19 充電用発電機の取付装置 Granted JPS58127845U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2293382U JPS58127845U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 充電用発電機の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2293382U JPS58127845U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 充電用発電機の取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58127845U JPS58127845U (ja) 1983-08-30
JPS622926Y2 true JPS622926Y2 (ja) 1987-01-23

Family

ID=30034993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2293382U Granted JPS58127845U (ja) 1982-02-19 1982-02-19 充電用発電機の取付装置

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JP (1) JPS58127845U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007032307A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Aichi Mach Ind Co Ltd 内燃機関
JP6407356B1 (ja) * 2017-05-24 2018-10-17 三菱電機株式会社 車両用回転電機

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Publication number Publication date
JPS58127845U (ja) 1983-08-30

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