JPS62291153A - セラミツク配線基板 - Google Patents
セラミツク配線基板Info
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- JPS62291153A JPS62291153A JP13640586A JP13640586A JPS62291153A JP S62291153 A JPS62291153 A JP S62291153A JP 13640586 A JP13640586 A JP 13640586A JP 13640586 A JP13640586 A JP 13640586A JP S62291153 A JPS62291153 A JP S62291153A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/04—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
- H01L21/48—Manufacture or treatment of parts, e.g. containers, prior to assembly of the devices, using processes not provided for in a single one of the subgroups H01L21/06 - H01L21/326
- H01L21/4814—Conductive parts
- H01L21/4846—Leads on or in insulating or insulated substrates, e.g. metallisation
- H01L21/4853—Connection or disconnection of other leads to or from a metallisation, e.g. pins, wires, bumps
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- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明はセラミック配線基板に関し、より詳細には、高
密度の回路基板、半導体パッケージ等に用いられるセラ
ミック配線基板の改良に関する。
密度の回路基板、半導体パッケージ等に用いられるセラ
ミック配線基板の改良に関する。
従来セラミック配線基板における配線パターンの形成に
当たってはグリーンシート表面に高融点金属の導体ペー
ストをスクリーン印刷法により厚膜印刷した後に焼成す
る厚膜方法が採用されている。
当たってはグリーンシート表面に高融点金属の導体ペー
ストをスクリーン印刷法により厚膜印刷した後に焼成す
る厚膜方法が採用されている。
また、このような配線基板に対し、リードピンやヒート
シンク等の金具を取り付ける場合には、前記配線層に銀
ロウ等のロウ材でロウ付けする方法が採用されている。
シンク等の金具を取り付ける場合には、前記配線層に銀
ロウ等のロウ材でロウ付けする方法が採用されている。
近年に至り、セラミック配線基板はLSIなどの集積回
路等と同様に配線パターンの高密度化が要求されつつあ
ることから、厚膜方法に代わりイオンブレーティング法
、スパッタ法等を用いた薄膜方法が提案されている。
路等と同様に配線パターンの高密度化が要求されつつあ
ることから、厚膜方法に代わりイオンブレーティング法
、スパッタ法等を用いた薄膜方法が提案されている。
この薄膜方法は、具体的にはセラミック基板表面にTi
、Cr等の接着層、およびAg+ Cu+ Ni +
Pd等のバリア層の薄膜層をスパッタリング等によって
設け、これらの層をフォトリソグラフィによって配線パ
ターンを形成したのち、主導体層としてAuメッキ層を
施すことにより高密度の配線層を形成するものである。
、Cr等の接着層、およびAg+ Cu+ Ni +
Pd等のバリア層の薄膜層をスパッタリング等によって
設け、これらの層をフォトリソグラフィによって配線パ
ターンを形成したのち、主導体層としてAuメッキ層を
施すことにより高密度の配線層を形成するものである。
しかしながら、このような従来の技術で、薄膜から成る
高密度の配線基板に対し、リードピン、ヒートシンク等
の取付けを行う場合、種々の不都合が生じる。即ち、上
記の薄膜の導体では銀ロウ等のロウ条件例えば還元雰囲
気、500〜1000℃の条件において、配線層の各層
間の熱膨張率の差により歪みが生し、また各層間で金属
原子の相互熱拡散によって、各層の物性が変化し配線層
の変色、ふくれ、はがれ等の欠陥が生じていた。また、
配線層の接着層とバリア層の組合せによっては熱拡散方
向が一方向的となりどちらかの層に空洞(カーケンドー
ルボイド)が生成され、膜強度が低下する等の不都合が
生じていた。
高密度の配線基板に対し、リードピン、ヒートシンク等
の取付けを行う場合、種々の不都合が生じる。即ち、上
記の薄膜の導体では銀ロウ等のロウ条件例えば還元雰囲
気、500〜1000℃の条件において、配線層の各層
間の熱膨張率の差により歪みが生し、また各層間で金属
原子の相互熱拡散によって、各層の物性が変化し配線層
の変色、ふくれ、はがれ等の欠陥が生じていた。また、
配線層の接着層とバリア層の組合せによっては熱拡散方
向が一方向的となりどちらかの層に空洞(カーケンドー
ルボイド)が生成され、膜強度が低下する等の不都合が
生じていた。
本発明者等は上記の問題に対し研究を重ねた結果、リー
ドピン、ヒートシンク等の金具取付を必要とする配線基
板に対し、配線層の構造を接着層、バリア層および主導
体層の3層構造とし、それらを特定の材質によって構成
することにより、ロウ付熱処理条件に対しても優れた耐
熱性を示し、且つ配線層自体にリートピン等の根ロウ付
が可能な優れた膜強度を有する配線層が形成されること
を見出した。
ドピン、ヒートシンク等の金具取付を必要とする配線基
板に対し、配線層の構造を接着層、バリア層および主導
体層の3層構造とし、それらを特定の材質によって構成
することにより、ロウ付熱処理条件に対しても優れた耐
熱性を示し、且つ配線層自体にリートピン等の根ロウ付
が可能な優れた膜強度を有する配線層が形成されること
を見出した。
即ち、本発明によれば、セラミック基板上にTiから成
る接着層と、Mo、Hの少なくとも1種とCuから成る
バリア層と、少なくともNiを含有する主導体層を順次
設けて成る配線層を具備したセラミック配線基板が提供
される。
る接着層と、Mo、Hの少なくとも1種とCuから成る
バリア層と、少なくともNiを含有する主導体層を順次
設けて成る配線層を具備したセラミック配線基板が提供
される。
以下、本発明を詳述する。
第1図は本発明におけるセラミック配線基板の配線層の
断面図である。本発明における配線層は基体的に3層構
造から成るものである。即ち、セラミック基板1上には
、イオンブレーティング法、スパッタ法等公知の気相成
長法によって接着層2およびバリア層3が設けられ、さ
らに主導体N4が設けられる。接着層2はセラミック基
板1との接着性を向上させるためのものでありバリア層
3は接着層2と主導体層4間の相互拡散を防くために設
けられるものである。
断面図である。本発明における配線層は基体的に3層構
造から成るものである。即ち、セラミック基板1上には
、イオンブレーティング法、スパッタ法等公知の気相成
長法によって接着層2およびバリア層3が設けられ、さ
らに主導体N4が設けられる。接着層2はセラミック基
板1との接着性を向上させるためのものでありバリア層
3は接着層2と主導体層4間の相互拡散を防くために設
けられるものである。
本発明によれば、接着N2としてTiを用い、かつバリ
ア層としてJMoの少なくとも1種とCuを用い、該バ
リア層上にNiを含む主導体層4を設けることが重要で
ある。
ア層としてJMoの少なくとも1種とCuを用い、該バ
リア層上にNiを含む主導体層4を設けることが重要で
ある。
即ち、上記構成によれば、接着層2とバリア層3間の熱
膨張率が類似し、且つ熱拡散が生じ難い金属であること
により、金属取付時におけるロウ付等の過酷な熱処理条
件においても、各層間での歪発生、相互熱拡散が防止さ
れ、変色、ふくれ、はがれ、密着不良のない耐熱性に優
れた配線層を得ることができる。
膨張率が類似し、且つ熱拡散が生じ難い金属であること
により、金属取付時におけるロウ付等の過酷な熱処理条
件においても、各層間での歪発生、相互熱拡散が防止さ
れ、変色、ふくれ、はがれ、密着不良のない耐熱性に優
れた配線層を得ることができる。
なお、本発明における主導体層4はNtを含有するもの
であるが、組み合わせ得る他の金属としては、八u、P
t 、 Pd等が挙げられる。
であるが、組み合わせ得る他の金属としては、八u、P
t 、 Pd等が挙げられる。
本発明における配線層の各層の厚みは、各々の目的を十
分に達成し成る程度に形成されるべきであって、詳細に
は接着層が0.01〜0.2μm、特に0.02〜0.
1μm、バリア層が0.1〜3 pm、 特に1〜2μ
m、主導体層は0.1〜5μm、特に0゜3〜4μmが
望ましく、配線層全体の)¥みが1〜6μmであること
が好ましい。
分に達成し成る程度に形成されるべきであって、詳細に
は接着層が0.01〜0.2μm、特に0.02〜0.
1μm、バリア層が0.1〜3 pm、 特に1〜2μ
m、主導体層は0.1〜5μm、特に0゜3〜4μmが
望ましく、配線層全体の)¥みが1〜6μmであること
が好ましい。
本発明における配線基板の具体的な製造方法としては、
洗浄されたセラミック基板上に真空蒸着法により所定の
厚みのTiから成る接着層を設ける。
洗浄されたセラミック基板上に真空蒸着法により所定の
厚みのTiから成る接着層を設ける。
次に同様な手段により、バリア層として、まずMo、−
のいずれかの金属層およびCuの金属層を順次設ける。
のいずれかの金属層およびCuの金属層を順次設ける。
その後、フォトリソグラフィー等によって配線パターン
を形成し、還元雰囲気、例えば湿式水素あるいは加湿フ
ォーミングガス(H2/NZ)中で700〜1050℃
で熱処理を行う。この時、バリア層のCuはMoまたは
村の金属層中に拡散すると考えられ、この拡散によって
パリ′?層−接着層間およびバリア層−主導体層間の密
着性を向上させ、Mo。
を形成し、還元雰囲気、例えば湿式水素あるいは加湿フ
ォーミングガス(H2/NZ)中で700〜1050℃
で熱処理を行う。この時、バリア層のCuはMoまたは
村の金属層中に拡散すると考えられ、この拡散によって
パリ′?層−接着層間およびバリア層−主導体層間の密
着性を向上させ、Mo。
縁自体のもろさをCuによって軟質化させ、膜内の歪を
緩和できる。
緩和できる。
次に、熱処理後のバリア層−ににNiの主導体層を設け
た後、所望によりAu、 Pt、 Pd等の貴金属層を
酸化防止、半田濡れ性、ワイヤボンディング性を向上さ
せることを目的として設けることにより完成する。
た後、所望によりAu、 Pt、 Pd等の貴金属層を
酸化防止、半田濡れ性、ワイヤボンディング性を向上さ
せることを目的として設けることにより完成する。
このようにして形成された配線層が接着強度、耐熱性に
優れることから、リードピン、ヒートシング等の金具を
直接配線層にロウ材する場合でも、ロウ材とのなじみが
良く、ロウ材の際のロウ材の収縮に対しても十分な耐性
を有する。
優れることから、リードピン、ヒートシング等の金具を
直接配線層にロウ材する場合でも、ロウ材とのなじみが
良く、ロウ材の際のロウ材の収縮に対しても十分な耐性
を有する。
本発明を次の例で説明する。
実施例
・試料の作成
洗浄したA1□03質焼結体から成る基板表面にイオン
ブレーティング法によって、該基板−Fに接着層および
バリア層を第1表に従って設けた。その後、フォトリソ
グラフィによってl X1mmのド・ノドパターン加工
を行い、湿式アー・ムガス()12/N2)雰囲気で8
50℃の温度にて熱処理を行い、Cuを拡散させた。
ブレーティング法によって、該基板−Fに接着層および
バリア層を第1表に従って設けた。その後、フォトリソ
グラフィによってl X1mmのド・ノドパターン加工
を行い、湿式アー・ムガス()12/N2)雰囲気で8
50℃の温度にて熱処理を行い、Cuを拡散させた。
次に無電解メッキ法により旧の単層及びNiと八(1の
二層から成る主導体層を設け、配線層を形成した。
二層から成る主導体層を設け、配線層を形成した。
・強度測定法
配線層に対する金具の直接取付時の強度を測るため、得
られた配線基板のドツトパターンに対しKovor製の
金具を銀ロウ(BAg−8)によって熱処理(湿式アー
ムガス雰囲気、850℃)にてロウ材を行い、該金具を
垂直方向に引張り、金具の配線層に対する引張強度を測
定した。
られた配線基板のドツトパターンに対しKovor製の
金具を銀ロウ(BAg−8)によって熱処理(湿式アー
ムガス雰囲気、850℃)にてロウ材を行い、該金具を
垂直方向に引張り、金具の配線層に対する引張強度を測
定した。
また、配線自体の密着強度を測定するために鎗廖主導体
層上に密着強度測定用の銅製金具を半田付し、該金具を
垂直方向に引張り、配線層のセラミック基板に対する密
着強度を測定した。
層上に密着強度測定用の銅製金具を半田付し、該金具を
垂直方向に引張り、配線層のセラミック基板に対する密
着強度を測定した。
各強度測定における測定結果は第1表に示す。
なお、各々の数値は各試料における20ケ所の平均値で
ある。
ある。
第1表
第1表から明らかなように従来の組成から成る配線層で
は還元雰囲気下、850℃のロウ付条件における耐熱性
がなく、この日つ付条件での熱処理後ではIKg/mm
2以下の密着強度しか示さず実用に耐えないものであり
、従来の配線層に対する金具の銀ロウ付けはできなかっ
た。これらの比較例に対し、本発明の試料(Ilhl〜
13)はいずれも優れた引張り強度を示し、配線層に対
し直接金具を取付けた場合でも、3.4Kg/mm”以
−トの強度を示し、配線層自体の密着強度も3.3Kg
/mm”以上の強度を示した。
は還元雰囲気下、850℃のロウ付条件における耐熱性
がなく、この日つ付条件での熱処理後ではIKg/mm
2以下の密着強度しか示さず実用に耐えないものであり
、従来の配線層に対する金具の銀ロウ付けはできなかっ
た。これらの比較例に対し、本発明の試料(Ilhl〜
13)はいずれも優れた引張り強度を示し、配線層に対
し直接金具を取付けた場合でも、3.4Kg/mm”以
−トの強度を示し、配線層自体の密着強度も3.3Kg
/mm”以上の強度を示した。
以上詳述した通り、本発明のセラミック配線基板は配線
層を前述した特定の金属から成る複合層とすることによ
って、セラミック製半導体収納用パッケージ等のリード
ビン、ヒートシンク等の金具の取付けを必要とされるよ
うな配線基板への適用に際し、金具のろう付時の過酷な
熱処理工程、例えば還元雰囲気での500〜1000℃
の条件において、配線層の各層間での歪発生、相互熱拡
散が抑io−− 制されることにより、配線層の変色、ふくれ、はがれ等
を防止することができるとともにセラミック基板との密
着性を向上させることができる。これにより、配線層へ
の直接リードピン等のロウ付が可能となるため、高密度
の半導体パッケージを効率良く製造することができる。
層を前述した特定の金属から成る複合層とすることによ
って、セラミック製半導体収納用パッケージ等のリード
ビン、ヒートシンク等の金具の取付けを必要とされるよ
うな配線基板への適用に際し、金具のろう付時の過酷な
熱処理工程、例えば還元雰囲気での500〜1000℃
の条件において、配線層の各層間での歪発生、相互熱拡
散が抑io−− 制されることにより、配線層の変色、ふくれ、はがれ等
を防止することができるとともにセラミック基板との密
着性を向上させることができる。これにより、配線層へ
の直接リードピン等のロウ付が可能となるため、高密度
の半導体パッケージを効率良く製造することができる。
第1図は本発明のセラミック配線基板における配線層の
断面図である。 ■・・・セラミック基板 2・・・接着層 3・・・バリア層 4・・・主導体層
断面図である。 ■・・・セラミック基板 2・・・接着層 3・・・バリア層 4・・・主導体層
Claims (2)
- (1)セラミック基板上にTiから成る接着層と、Mo
、Wの少なくとも1種とCuとから成るバリア層と、少
なくともNiを含有する主導体層を順次設けて成る配線
層を具備したセラミック配線基板。 - (2)前記接着層とバリア層が気相成長法によって設け
られる特許請求の範囲第1項記載のセラミック配線基板
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13640586A JPS62291153A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | セラミツク配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13640586A JPS62291153A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | セラミツク配線基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62291153A true JPS62291153A (ja) | 1987-12-17 |
Family
ID=15174394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13640586A Pending JPS62291153A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | セラミツク配線基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62291153A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110005813A1 (en) * | 2009-07-08 | 2011-01-13 | Steven Boyd | Ribbon connecting electrical components |
CN110662359A (zh) * | 2019-09-27 | 2020-01-07 | 德胜光电股份有限公司 | 氮化硅陶瓷电路板结构 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5174274A (en) * | 1974-12-24 | 1976-06-28 | Fujitsu Ltd | Patsukeejino seizohoho |
JPS59167038A (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-20 | Hitachi Ltd | 光半導体素子用サブマウントの構造 |
-
1986
- 1986-06-11 JP JP13640586A patent/JPS62291153A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5174274A (en) * | 1974-12-24 | 1976-06-28 | Fujitsu Ltd | Patsukeejino seizohoho |
JPS59167038A (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-20 | Hitachi Ltd | 光半導体素子用サブマウントの構造 |
Cited By (3)
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