JPS62290739A - ゴム補強用カーボンブラック - Google Patents
ゴム補強用カーボンブラックInfo
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- JPS62290739A JPS62290739A JP13545186A JP13545186A JPS62290739A JP S62290739 A JPS62290739 A JP S62290739A JP 13545186 A JP13545186 A JP 13545186A JP 13545186 A JP13545186 A JP 13545186A JP S62290739 A JPS62290739 A JP S62290739A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
本発明は準々超耐摩粍性(ll5AF)ないし準超耐摩
耗性(ISAF)級に属するファーネスカーボンブラッ
クに関するものであり、詳しくは当該カーボンブラック
を充填したゴム組成物に対して、従来技術から得られる
同級品位のカーボンブラックに比較して、より高度の耐
摩耗性を与えるll5AFないしl5AF級のファーネ
スカーボンブラックに関する。
耗性(ISAF)級に属するファーネスカーボンブラッ
クに関するものであり、詳しくは当該カーボンブラック
を充填したゴム組成物に対して、従来技術から得られる
同級品位のカーボンブラックに比較して、より高度の耐
摩耗性を与えるll5AFないしl5AF級のファーネ
スカーボンブラックに関する。
ファーネスカーダンブラックは高温ガス流中に高芳香族
性重質油を導入し、この重質油の不完全燃焼または熱分
解により製造されるが、このカーボンブラックはゴムに
配合されて耐摩耗性、補強性をゴムに対して付与するた
めに使用されるのが主な用途である。しかし、このゴム
組成物の緒特性は配合するカーボンブラックの品質によ
り変化し、特にタイヤ等では複数のゴム組成物から形成
されているので、各部位で要求される性能によって配合
カーボンブラックの種類や配合量t−調整するのが一般
的である。
性重質油を導入し、この重質油の不完全燃焼または熱分
解により製造されるが、このカーボンブラックはゴムに
配合されて耐摩耗性、補強性をゴムに対して付与するた
めに使用されるのが主な用途である。しかし、このゴム
組成物の緒特性は配合するカーボンブラックの品質によ
り変化し、特にタイヤ等では複数のゴム組成物から形成
されているので、各部位で要求される性能によって配合
カーボンブラックの種類や配合量t−調整するのが一般
的である。
タイヤ部位の中でも、道路と接触するタイヤ踏面に当る
トレッド部においては、タイヤ寿命の面から高い耐摩耗
性と補強性が要求される。
トレッド部においては、タイヤ寿命の面から高い耐摩耗
性と補強性が要求される。
タイヤ用ゴム組成物においては、ゴム成分Zoo重量部
に対して通常40〜60重量部のカーぜンブラックが配
合されており、ゴム組成物における最も多量かつ不可欠
な成分となっている。ゴム配合物中でのカーボンブラッ
クは、ゴム物性、*に耐摩耗性、補強性および反発弾性
の特性に対して大きな影響を与えるので、反発弾性を著
しく損うことなく高い耐摩耗性、補強性を備えたトレッ
ド用ゴム組成物を得るための有効な手段の1つとして、
従来品には見られない特性の制御されたカーボンブラッ
クが要望される。
に対して通常40〜60重量部のカーぜンブラックが配
合されており、ゴム組成物における最も多量かつ不可欠
な成分となっている。ゴム配合物中でのカーボンブラッ
クは、ゴム物性、*に耐摩耗性、補強性および反発弾性
の特性に対して大きな影響を与えるので、反発弾性を著
しく損うことなく高い耐摩耗性、補強性を備えたトレッ
ド用ゴム組成物を得るための有効な手段の1つとして、
従来品には見られない特性の制御されたカーボンブラッ
クが要望される。
従来、カーボンブラックの重要な特性値として比表面積
とストラフチャーがあることはよく知られている。一方
の比表面積を太き(するととにより耐摩耗性、補強特性
は向上するが、反発弾性は低(なり、転勤抵抗の増大や
発熱性の悪化をもたらして、燃料消費性能の低下、内部
発熱の上昇によるタイヤ劣化の促進を紹来する。
とストラフチャーがあることはよく知られている。一方
の比表面積を太き(するととにより耐摩耗性、補強特性
は向上するが、反発弾性は低(なり、転勤抵抗の増大や
発熱性の悪化をもたらして、燃料消費性能の低下、内部
発熱の上昇によるタイヤ劣化の促進を紹来する。
他方のストラフチャー特性については、ストラフチャー
の増大につれて耐摩耗性、補強性は向上するが、発熱性
はわずかに向上するにとどまり、はとんど無視し得る程
度であり、むしろ屈曲などに対する耐疲労特性の耐チッ
ピング性。
の増大につれて耐摩耗性、補強性は向上するが、発熱性
はわずかに向上するにとどまり、はとんど無視し得る程
度であり、むしろ屈曲などに対する耐疲労特性の耐チッ
ピング性。
耐カツト成長性の低下をもたらす。
従って、単にこの代表的特性である比表面積やストラフ
チャーのみを特定したカーボンブラックでは、これを配
合したゴム組成物に対して。
チャーのみを特定したカーボンブラックでは、これを配
合したゴム組成物に対して。
反発弾性をあまり損なうことなく、耐摩耗性。
補強特性を格段に向上することは、著しく困赫である。
カーボンブラック充填ゴム組成物の動的特性に対し、力
−ゼンブラックの比表面積以外に。
−ゼンブラックの比表面積以外に。
いわゆるアグリゲートサイズ及びその分布が大きな影響
を与える事も、近年明らかとなって来た。
を与える事も、近年明らかとなって来た。
カーボンブラックのアグリゲートとは、力−ゼンブラッ
クの基本構造のうち1球状−次粒子が多数個融合して結
合した最小分散単位を云い。
クの基本構造のうち1球状−次粒子が多数個融合して結
合した最小分散単位を云い。
永続的ストラフチャーとも称され、その大きさと分布は
、遠心沈降分析法によって測定される。
、遠心沈降分析法によって測定される。
カーボンブラックの平均アグリゲートサイズが大きげれ
ば、高反発弾性のゴム組成物を与える一方で、比表面積
の低下を伴い、従って耐摩耗性の低下を来たし、動的特
性と耐摩耗性を整合することは、平均アグリゲートサイ
ズの制御のみではほとんど不可能であった。
ば、高反発弾性のゴム組成物を与える一方で、比表面積
の低下を伴い、従って耐摩耗性の低下を来たし、動的特
性と耐摩耗性を整合することは、平均アグリゲートサイ
ズの制御のみではほとんど不可能であった。
試験室的には、これを解決するために2品種またはそれ
以上のカーボンブラックを混合して。
以上のカーボンブラックを混合して。
所望の性能を発揮させるべ(研究も行われてはいるが、
タイヤ製造の如き工業的大規模実施に対応させるには、
2種またはそれ以上のカーボンブラックを大量にかつ正
確な配合比率で混合する装置が見当らないばかりではな
く、カーボンブラック特性による分散性の差異が生じる
ために、均一性を有する製品も得られないという離点が
ある。
タイヤ製造の如き工業的大規模実施に対応させるには、
2種またはそれ以上のカーボンブラックを大量にかつ正
確な配合比率で混合する装置が見当らないばかりではな
く、カーボンブラック特性による分散性の差異が生じる
ために、均一性を有する製品も得られないという離点が
ある。
本発明者のひとりは、単一製品のカーボンブラックを配
合したゴム組成物の耐摩耗性、補強性というゴムへの強
化増長効果、および反発弾性に代表されるゴムの動的特
性に対するカーボンブラックのミクロ構造、すなわちカ
ー〆ンブラックアグリゲートの影響について種々検討を
加え、最多頻度アグリゲートサイズよりも犬なるアグリ
ゲートの多寡が動的特性と耐摩耗性を両立させる重要な
要因となっており、後で詳述する最多頻度アグリゲート
サイズ(D8t )と。
合したゴム組成物の耐摩耗性、補強性というゴムへの強
化増長効果、および反発弾性に代表されるゴムの動的特
性に対するカーボンブラックのミクロ構造、すなわちカ
ー〆ンブラックアグリゲートの影響について種々検討を
加え、最多頻度アグリゲートサイズよりも犬なるアグリ
ゲートの多寡が動的特性と耐摩耗性を両立させる重要な
要因となっており、後で詳述する最多頻度アグリゲート
サイズ(D8t )と。
前記Dstよりも大きいアグリゲートサイズ側であって
、 Dstのhの頻度値を有するアグリゲートサイズ値
(Dso ) の2つの数値から計算されるアグリゲ
ートサイズ分布指数Sを広い側の特定数値範囲、すなわ
ち0.15ないし0.20に保持せしめることにより、
従来の[司級品のカーボンブラックよりもはるかに高い
反発弾性をゴムに付与しなから耐摩耗性を低下すること
の7.:い効果のあることを見い出し、すでに出願した
〔特開昭60−208369号公報、出願人:旭カーゼ
ン■〕。
、 Dstのhの頻度値を有するアグリゲートサイズ値
(Dso ) の2つの数値から計算されるアグリゲ
ートサイズ分布指数Sを広い側の特定数値範囲、すなわ
ち0.15ないし0.20に保持せしめることにより、
従来の[司級品のカーボンブラックよりもはるかに高い
反発弾性をゴムに付与しなから耐摩耗性を低下すること
の7.:い効果のあることを見い出し、すでに出願した
〔特開昭60−208369号公報、出願人:旭カーゼ
ン■〕。
本発明者らは、カーボンブラックのアグリゲートサイズ
分布指数Sを種々に変化させ、さらに鋭意検討を続げた
ところ、Sを0.11未満という分布の狭い側の範囲に
保持せしめることにより、従来の同級品のカー2ンブラ
ツクよりもずっと高い#摩耗性、補強性を向上させたゴ
ム組成物を与える効果のあることを見い出し5本発明に
到達したものである。
分布指数Sを種々に変化させ、さらに鋭意検討を続げた
ところ、Sを0.11未満という分布の狭い側の範囲に
保持せしめることにより、従来の同級品のカー2ンブラ
ツクよりもずっと高い#摩耗性、補強性を向上させたゴ
ム組成物を与える効果のあることを見い出し5本発明に
到達したものである。
本発明者らが、多(の市販ll5AF、 l5AF級カ
ーiン!ラックのアグリゲートサイズ分布測定を実施し
たところ、アグリゲートサイズ分布指数3は、大部分が
0.12〜0.13に集中し1例外的に0,11及び0
.14を示すものが認められたが、0.11を下回るも
のは皆無であった。これら市販カー2ンブラツクでは上
述した##摩耗性。
ーiン!ラックのアグリゲートサイズ分布測定を実施し
たところ、アグリゲートサイズ分布指数3は、大部分が
0.12〜0.13に集中し1例外的に0,11及び0
.14を示すものが認められたが、0.11を下回るも
のは皆無であった。これら市販カー2ンブラツクでは上
述した##摩耗性。
補強性を著しく向上させることはできない。
より詳しく述べろと、 DBP吸油量(DBPA)が1
05〜l 30 Id/100# 、より好ましくは1
10〜130 m17100g 、 m索吸着比表面&
(NtSA)が100〜l 25 rrt/i という
基本特性値を有するカー2ンブラツクのアグリゲート特
性において。
05〜l 30 Id/100# 、より好ましくは1
10〜130 m17100g 、 m索吸着比表面&
(NtSA)が100〜l 25 rrt/i という
基本特性値を有するカー2ンブラツクのアグリゲート特
性において。
遠心沈降分析によるストークス相当径の最多頻度値(D
st)と、前記Dstよりも大きいアグリゲートサイズ
側であって、 DsLのhの頻度値を有するアグリゲー
トサイズ値(Dso )の2つの数値から計算されるア
グリゲートナイズ分布指数1がα11未満、好ましくは
0.07を上回り0.11未満という選択的特性を有す
るカーダンブラックを提供するものであり、当該カーダ
ンブラックをゴムに配合することにより、比表面積およ
びストラフチャーが同程度の従来品配合ゴム組成物と比
較して、より高い耐摩耗性、補強特性を有し、かつ従来
の同級品位のカーボンブラックが示す反発弾性を太き(
下回らない、あるいは反発弾性の低下割合よりも太き(
補強特性が向上したゴム組成物を与えることができる。
st)と、前記Dstよりも大きいアグリゲートサイズ
側であって、 DsLのhの頻度値を有するアグリゲー
トサイズ値(Dso )の2つの数値から計算されるア
グリゲートナイズ分布指数1がα11未満、好ましくは
0.07を上回り0.11未満という選択的特性を有す
るカーダンブラックを提供するものであり、当該カーダ
ンブラックをゴムに配合することにより、比表面積およ
びストラフチャーが同程度の従来品配合ゴム組成物と比
較して、より高い耐摩耗性、補強特性を有し、かつ従来
の同級品位のカーボンブラックが示す反発弾性を太き(
下回らない、あるいは反発弾性の低下割合よりも太き(
補強特性が向上したゴム組成物を与えることができる。
本発明によるカーボンブラックにおいて、DBPAが1
101LVioogを下回り、特に105 m1710
0F を下回る場合には特に高苛酷時(高速運転時)
での耐摩耗性の低下が犬ぎくなり、また130 ml/
1ooIIを上回る場合には耐屈曲疲労性、耐チッピン
グ性および耐カート成長性が低下するので好ましくない
。
101LVioogを下回り、特に105 m1710
0F を下回る場合には特に高苛酷時(高速運転時)
での耐摩耗性の低下が犬ぎくなり、また130 ml/
1ooIIを上回る場合には耐屈曲疲労性、耐チッピン
グ性および耐カート成長性が低下するので好ましくない
。
NtSAがl OOm’/gを下回るカーダンブラック
においては、通常のll5AFないしI SAF級カー
ゼンブラックがトレッド用ゴム組成物に与える特性と比
較して十分な耐摩耗性、補強性を与えることが難しく、
また1 z 5m’/9 を上回る場合では、耐摩耗性
、補強性は向上するが、市販l5AF級カーダンブラッ
ク配合ゴム組成物での反発弾性よりも低下するので望ま
しくない。
においては、通常のll5AFないしI SAF級カー
ゼンブラックがトレッド用ゴム組成物に与える特性と比
較して十分な耐摩耗性、補強性を与えることが難しく、
また1 z 5m’/9 を上回る場合では、耐摩耗性
、補強性は向上するが、市販l5AF級カーダンブラッ
ク配合ゴム組成物での反発弾性よりも低下するので望ま
しくない。
本発明において適用されるカーダンブラックの物理化学
特性は次のようにして測定される。
特性は次のようにして測定される。
(1)窒素吸着比表面積(N、SA )ASTMD 3
037−84B法で測定され、単位M金白りの比表面&
イ/gで表示される。
037−84B法で測定され、単位M金白りの比表面&
イ/gで表示される。
(2) DBP吸油量(DBPA )JISK622
1−1982 A法で測定され。
1−1982 A法で測定され。
100I!当りのジブチルフタレートの吸油量rLv1
00g で表示される。
00g で表示される。
(3) 沈降分析によるカーゼンブラックアグリゲー
トサイズの分析法 使用機器 Disk Centrlfuge (Photo se
dimentome tsr )(DCF) (英)
Joyce Loeb1社製測定法 若干の界面活性剤を加えた30%メタノール水溶液中に
、0.02〜0.06重量%のカーダンブラックを加え
、超音波処理を施して完全に分散せしめる。15マ/V
%グリセリン水溶液の沈降液(スピン液)20〜3od
を注加した回転ディスク(disk )の回転数を80
0 Orpmとし、上記分散液0.02〜o、o3rr
dを注加する。
トサイズの分析法 使用機器 Disk Centrlfuge (Photo se
dimentome tsr )(DCF) (英)
Joyce Loeb1社製測定法 若干の界面活性剤を加えた30%メタノール水溶液中に
、0.02〜0.06重量%のカーダンブラックを加え
、超音波処理を施して完全に分散せしめる。15マ/V
%グリセリン水溶液の沈降液(スピン液)20〜3od
を注加した回転ディスク(disk )の回転数を80
0 Orpmとし、上記分散液0.02〜o、o3rr
dを注加する。
分散液の注加と同時に記録計を動作せしめ。
回転ディスクの外周近傍の一定点を沈降によって通過す
るカーゼンブラックアグリゲートの量を光学的に測定し
て、その量を時間に対するヒストグラムとして記録する
。
るカーゼンブラックアグリゲートの量を光学的に測定し
て、その量を時間に対するヒストグラムとして記録する
。
沈降時間を下記の式(ストークスの式の一般型)により
ストークス相当径に換算し、カー2ンブラツクアグリゲ
ートのストークス相当径とその頻度のヒストグラムを得
る。
ストークス相当径に換算し、カー2ンブラツクアグリゲ
ートのストークス相当径とその頻度のヒストグラムを得
る。
d = −(1)
、St
式(1)において、dは沈降開始後の時間tでの回転デ
ィスクの光学的測定点を通過するカー2ンブラツクアグ
リゲートのストークス相当径である。
ィスクの光学的測定点を通過するカー2ンブラツクアグ
リゲートのストークス相当径である。
定数には、測定時のスピン液の量、粘度およびカーボン
ブラックとの密度差(カーボンブラックの真密度を1.
86 j//rlLlとする)、さらに回転ディスクの
回転数によって決定せられる定数である。例えば、スピ
ン液として15 v/v %グリセリン水溶液25ゴを
用い。
ブラックとの密度差(カーボンブラックの真密度を1.
86 j//rlLlとする)、さらに回転ディスクの
回転数によって決定せられる定数である。例えば、スピ
ン液として15 v/v %グリセリン水溶液25ゴを
用い。
測定温度20℃でディスク回転数8000 rpmとし
た場合のに値は492.3となり、dはnm。
た場合のに値は492.3となり、dはnm。
tは分で表示される。
I)stおよび島の定義
上記の測定操作によって得られるアグリゲートのストー
クス相当径のヒストグラムにおいて。
クス相当径のヒストグラムにおいて。
最多頻度(実際には、光学的測定を行っているので最大
吸光度である)を与えるストークス相当径をDstと称
し、力−ゼン!ラックアグリゲートの平均的大きさの目
安とする。
吸光度である)を与えるストークス相当径をDstと称
し、力−ゼン!ラックアグリゲートの平均的大きさの目
安とする。
また、当該ヒストグラムにおいて、 D@tの示す頻度
(吸光度)の部分の−の頻度(吸光度)を示し、かつD
IItよりも大なるストークス相当径をり、。とじたと
き、アグリゲートサイズ分布指数8は。
(吸光度)の部分の−の頻度(吸光度)を示し、かつD
IItよりも大なるストークス相当径をり、。とじたと
き、アグリゲートサイズ分布指数8は。
s :’0.84932 X log (D56/Dl
lt )で定義される。これは、比較的大ぎなアグリゲ
ートサイズの分布広さの目安となる。
lt )で定義される。これは、比較的大ぎなアグリゲ
ートサイズの分布広さの目安となる。
以下に本発明カー2ンブラツクの製造例を示す。
製造例
第1図、第2図および第3図に示した装置を用いて、本
発明カーボンブラックを製造した。
発明カーボンブラックを製造した。
円筒形状の燃焼ガス充填室2(内径400■φ。
長さ280 M )と、前記燃焼ガス充填室2の前半部
分に設備された接線方向位置に中心軸を有する2個の第
1の空気導入ロア、7’(内径80mφ)および前記第
1の導入口とは独立した6個の放射状の第2の天然ガス
導入口8.8’、9.9’、10゜10’ (内径20
闘φ)と、前記燃焼ガス充填室に連結した最狭内径80
聾φ、長さ150wφのベンチュリ部3と、前記ベンチ
ュリ部3の出口端から50mおよび150a+下流側に
設けられ、かつ前記第1の導入口の旋回方向に対して順
方向(正接〕または逆方向(逆fA)で導入できるよう
に設げた同一断面の上下端を通る平行かつ接線方向で各
々4本の導入口を有する2組の第3の空気および/また
は天然ガス導入口12 、12’。
分に設備された接線方向位置に中心軸を有する2個の第
1の空気導入ロア、7’(内径80mφ)および前記第
1の導入口とは独立した6個の放射状の第2の天然ガス
導入口8.8’、9.9’、10゜10’ (内径20
闘φ)と、前記燃焼ガス充填室に連結した最狭内径80
聾φ、長さ150wφのベンチュリ部3と、前記ベンチ
ュリ部3の出口端から50mおよび150a+下流側に
設けられ、かつ前記第1の導入口の旋回方向に対して順
方向(正接〕または逆方向(逆fA)で導入できるよう
に設げた同一断面の上下端を通る平行かつ接線方向で各
々4本の導入口を有する2組の第3の空気および/また
は天然ガス導入口12 、12’。
12” l 2/#および13.13’、13“、13
′′(内径30堵φ)が設置された反応室4と、前記第
3の導入口の下流側空間内に複数個の冷却水圧入噴瀝装
置a−gを設置した反応継続着冷却室5(内径120m
φ、長さ3000瓢)と、前記反応継続兼冷却室後端部
に連結された煙道6とからなる。全体が耐火物で被覆さ
れたカーボンブラック反応炉1を用い、第1および第2
の導入口よりの空気および天然ガスの供給条件、第3の
導入口からのガス体の供給条件および旋回方向などを適
宜調節することにより、比表面積、ストラフチャー、ア
グリゲートサイズ分布指数(s)の異なるll5AF、
@ないしl5AF級ファーネスカーボンブラックを製造
した。
′′(内径30堵φ)が設置された反応室4と、前記第
3の導入口の下流側空間内に複数個の冷却水圧入噴瀝装
置a−gを設置した反応継続着冷却室5(内径120m
φ、長さ3000瓢)と、前記反応継続兼冷却室後端部
に連結された煙道6とからなる。全体が耐火物で被覆さ
れたカーボンブラック反応炉1を用い、第1および第2
の導入口よりの空気および天然ガスの供給条件、第3の
導入口からのガス体の供給条件および旋回方向などを適
宜調節することにより、比表面積、ストラフチャー、ア
グリゲートサイズ分布指数(s)の異なるll5AF、
@ないしl5AF級ファーネスカーボンブラックを製造
した。
なお、ベンチュリ最狭部において、間部空間に通ずる2
個の原料油今入口11 、 l 1’を設け。
個の原料油今入口11 、 l 1’を設け。
この導入口に原料油噴射装置を設置して原料を導入した
。
。
原料炭化水素としては表−1に示したとおりの性状およ
び組成を有するものを使用した。
び組成を有するものを使用した。
(以下余白)
表 −l
また、製造条件および製造されたカーゼンブラックの物
理化学特性を表−2に示した。
理化学特性を表−2に示した。
表−2のRun A l〜4は本発明によるカーボンブ
ラックであり、全要件fc満足している。
ラックであり、全要件fc満足している。
Run A 5および6はアグリゲートサイズ分布指数
8が本発明の要件をはずれた例であり。
8が本発明の要件をはずれた例であり。
Run属7はさらに息を広い側に制御したカーゼンブラ
ックの例である。
ックの例である。
性能評価試験
表−2に示したカーボンブラックの性能評価をするため
に1表−3に示す配合比をもってゴム組成物を調製し、
種々の試験に供した。
に1表−3に示す配合比をもってゴム組成物を調製し、
種々の試験に供した。
表−3
各ゴム組成物の性能評価は、次のゴム特性試験条件によ
り測定評価した。
り測定評価した。
ゴム特性試験条件
■ 配合物の加硫条件=145℃、30分■ 耐摩耗試
験:ランボーン摩耗試験機を用い。
験:ランボーン摩耗試験機を用い。
スリップ率25%で測定し、
MM粍性は下式で求める。
耐摩耗指数=(S/T)X100 ((イ)ここ
でS : IRBA5試験片の25チスリツプ率での容
積損失。
でS : IRBA5試験片の25チスリツプ率での容
積損失。
T:供試鏡片の25%スリップ
率での容積損失。
■ 反ばつ弾性試験ニレシリエンステスター(東洋精機
製作所製)を用い。
製作所製)を用い。
B、5(Britlsh 5tandard) 903
: Part A 8 : 1963のA法に準じて測
定する。
: Part A 8 : 1963のA法に準じて測
定する。
■ その他のゴム特性: JIS K (6300−
1974およびJIS K 6301−1975に準じ
て測定する。
1974およびJIS K 6301−1975に準じ
て測定する。
各カーボンブラックにおけるゴム特性については1表−
4にとりまとめて示す。
4にとりまとめて示す。
(以下余白)
本発明の効果
表−2に示したコロイダル特性を有する実施例、比較例
および対照例のカーボンブラックを配合した表−4のゴ
ム物性の結果から、本発明カーボンブラックの効果につ
いて耐摩耗性および反発弾性の特性で比較して説明する
。
および対照例のカーボンブラックを配合した表−4のゴ
ム物性の結果から、本発明カーボンブラックの効果につ
いて耐摩耗性および反発弾性の特性で比較して説明する
。
1)耐4粍性
はぼ同一のN、SAとDBPAの特性を有するRun
A 1とRun /a 6において、Run A 6は
アグリゲートサイズ分布指′ei、gが本発明の要件を
はずれており、このためにRun A lでの耐摩耗指
数が大きく向上している。市販I SAF級カーゼンブ
ラック(対照例)とほぼコロイダル特性が同じで8が小
さいRun A3との比較においても同様に耐摩耗性が
向上していることがわかる。
A 1とRun /a 6において、Run A 6は
アグリゲートサイズ分布指′ei、gが本発明の要件を
はずれており、このためにRun A lでの耐摩耗指
数が大きく向上している。市販I SAF級カーゼンブ
ラック(対照例)とほぼコロイダル特性が同じで8が小
さいRun A3との比較においても同様に耐摩耗性が
向上していることがわかる。
11)反発弾性
1)の耐摩耗性の項で比較した各サンプルにおいて、8
の小さい本発明の実施例では反発弾性の低下がみられる
が、耐摩耗性の向上との比較で考えると反発弾性は向上
しているとみなすことができる。
の小さい本発明の実施例では反発弾性の低下がみられる
が、耐摩耗性の向上との比較で考えると反発弾性は向上
しているとみなすことができる。
以上のように、比表面積およびストラフチャーが同程度
のll5AFないしl5AF級カーゼンブランクにおい
て、アグリゲートサイズ分布指数Bを従来品よりも小さ
な側の特定範囲に保持させることにより、ゴム組成物に
対してより高いm4JJI耗性、補強性を有し、かつ従
来の同級品の示す反発弾性を大きく下回らない、あるい
は反発弾性の低下割合を上回る耐摩耗性の向上した物性
を与える。ゴム補強用カー2ンブラツクを得ることがで
きる。
のll5AFないしl5AF級カーゼンブランクにおい
て、アグリゲートサイズ分布指数Bを従来品よりも小さ
な側の特定範囲に保持させることにより、ゴム組成物に
対してより高いm4JJI耗性、補強性を有し、かつ従
来の同級品の示す反発弾性を大きく下回らない、あるい
は反発弾性の低下割合を上回る耐摩耗性の向上した物性
を与える。ゴム補強用カー2ンブラツクを得ることがで
きる。
第1図は本発明カーゼンブラックの製造に好適な装置の
縦断正面説明図である。第2図は第1図のA−A矢視に
おける断面説明図であり。 第3図は第1図のB−B矢視における断面説明図である
。 l・・・力−ゼンブラック製造装置2・・・燃焼ガス充
填室3・・・ベンチュリ部 4・・・反 L
室5・・・反応継続法冷却室 6・・・煙 道7.7
′・・・空気導入口 8.8’、9.9’、10.10’・・・燃料流体導入
口11.11’・・・原料油尋人口 12〜12″、13〜13/#・・・導入口a−g・・
・冷却水圧入’!jtM器挿入口特許出願人 旭カーメ
ン株式会社 鳥1閏 州2J
縦断正面説明図である。第2図は第1図のA−A矢視に
おける断面説明図であり。 第3図は第1図のB−B矢視における断面説明図である
。 l・・・力−ゼンブラック製造装置2・・・燃焼ガス充
填室3・・・ベンチュリ部 4・・・反 L
室5・・・反応継続法冷却室 6・・・煙 道7.7
′・・・空気導入口 8.8’、9.9’、10.10’・・・燃料流体導入
口11.11’・・・原料油尋人口 12〜12″、13〜13/#・・・導入口a−g・・
・冷却水圧入’!jtM器挿入口特許出願人 旭カーメ
ン株式会社 鳥1閏 州2J
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ジブチルフタレート(DBP)吸油量(DBPA)
が105〜130ml/100g、窒素吸着比表面積(
N_2SA)が100〜125m^2/gの特性を有す
るカーボンブラックにおいて、下式で算出されるアグリ
ゲートサイズ分布指数(s)が0.11未満であるゴム
補強用カーボンブラック。 s=0.84932×log(D^L_5_0/Dst
)ここで、s:アグリゲートサイズ分布指数 Dst:遠心沈降分析によって得られる 最多頻度のストークス相当径 D^5^0_L:Dstより大で、Dstの1/2の頻
度を有するストークス相当径 2、前記アグリゲートサイズ分布指数(s)が、0.0
7を越え0.11未満である特許請求の範囲第1項記載
のゴム補強用カーボンブラック。 3、前記DBPAが110〜130ml/100gであ
る特許請求の範囲第1項記載のゴム補強用カーボンブラ
ック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13545186A JPS62290739A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | ゴム補強用カーボンブラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13545186A JPS62290739A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | ゴム補強用カーボンブラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62290739A true JPS62290739A (ja) | 1987-12-17 |
Family
ID=15152020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13545186A Pending JPS62290739A (ja) | 1986-06-11 | 1986-06-11 | ゴム補強用カーボンブラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62290739A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03119043A (ja) * | 1989-10-02 | 1991-05-21 | Tokai Carbon Co Ltd | タイヤトレッドゴム用カーボンブラック |
JP2012136711A (ja) * | 1998-04-09 | 2012-07-19 | Evonik Carbon Black Gmbh | ファーネスカーボンブラック、該カーボンブラックの製造法および該カーボンブラックを含有するタイヤ |
-
1986
- 1986-06-11 JP JP13545186A patent/JPS62290739A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03119043A (ja) * | 1989-10-02 | 1991-05-21 | Tokai Carbon Co Ltd | タイヤトレッドゴム用カーボンブラック |
JPH0649803B2 (ja) * | 1989-10-02 | 1994-06-29 | 東海カーボン株式会社 | タイヤトレッドゴム用カーボンブラック |
JP2012136711A (ja) * | 1998-04-09 | 2012-07-19 | Evonik Carbon Black Gmbh | ファーネスカーボンブラック、該カーボンブラックの製造法および該カーボンブラックを含有するタイヤ |
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