JPS6229042Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229042Y2 JPS6229042Y2 JP11756580U JP11756580U JPS6229042Y2 JP S6229042 Y2 JPS6229042 Y2 JP S6229042Y2 JP 11756580 U JP11756580 U JP 11756580U JP 11756580 U JP11756580 U JP 11756580U JP S6229042 Y2 JPS6229042 Y2 JP S6229042Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- ink
- ring
- air bubbles
- inlet pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 24
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 7
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は印刷機のインキ供給装置等に応用でき
るインキ中の気泡除去装置に関するものである。
るインキ中の気泡除去装置に関するものである。
高粘度液中に混入している気泡の除去方法とし
ては、一般に液温を上げて粘度を低下させると共
に、真空操作により気泡上昇速度及び気泡径を増
大させることにより気泡除去が可能であるが、こ
の様な操作により性状が変化してしまうインキに
ついては適用出来なかつた。また、第1図に示す
様に配管aの途中をU字形bに曲げ、上部に気泡
を溜める方式の場合、液粘度が高く気泡径が小さ
い場合は気泡の上昇速度が非常に小さく、気泡は
液中に閉じ込められたまま通過してしまう欠点が
あつた。
ては、一般に液温を上げて粘度を低下させると共
に、真空操作により気泡上昇速度及び気泡径を増
大させることにより気泡除去が可能であるが、こ
の様な操作により性状が変化してしまうインキに
ついては適用出来なかつた。また、第1図に示す
様に配管aの途中をU字形bに曲げ、上部に気泡
を溜める方式の場合、液粘度が高く気泡径が小さ
い場合は気泡の上昇速度が非常に小さく、気泡は
液中に閉じ込められたまま通過してしまう欠点が
あつた。
オフセツト輪転機のインキポンプに気泡が混入
した場合、インキポンプからインキが出なくなつ
たり、気泡を排出するのに長時間を要したりする
ため、インキポンプに気泡が入る前の配管ライン
で気泡を除去する必要が生じた。
した場合、インキポンプからインキが出なくなつ
たり、気泡を排出するのに長時間を要したりする
ため、インキポンプに気泡が入る前の配管ライン
で気泡を除去する必要が生じた。
本考案は前記従来の欠点を解消するために提案
されたもので、インキ供給配管の中途に設けた大
径のタンク、同タンクの上部に偏心して固着され
たリング、前記タンクの外径とリングとの間隔の
最も狭い部分にインキを供給する入口管、前記タ
ンクの下部に接続された排出管とを設けることに
より、インキは入口管側から容易に反対側に移動
し、タンクの全周にわたつて流れ落ち、その間に
空気に接触して気泡の除去が確実にできるインキ
中の気泡除去装置を提供せんとするものである。
されたもので、インキ供給配管の中途に設けた大
径のタンク、同タンクの上部に偏心して固着され
たリング、前記タンクの外径とリングとの間隔の
最も狭い部分にインキを供給する入口管、前記タ
ンクの下部に接続された排出管とを設けることに
より、インキは入口管側から容易に反対側に移動
し、タンクの全周にわたつて流れ落ち、その間に
空気に接触して気泡の除去が確実にできるインキ
中の気泡除去装置を提供せんとするものである。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、1はインキ供給配管の中途に設けた大径のタ
ンクで、同タンク1の上部内面には、タンク1に
固定した蓋2に上端が偏心して固着されたリング
3が設けてある。4はインキAを供給する入口管
で、タンク1の外壁とリング3との間隔の最も狭
い部分に取付けてあり、またタンク1の下部には
排出管5が接続してある。6,7は夫々上限と下
限の液面検知器である。
と、1はインキ供給配管の中途に設けた大径のタ
ンクで、同タンク1の上部内面には、タンク1に
固定した蓋2に上端が偏心して固着されたリング
3が設けてある。4はインキAを供給する入口管
で、タンク1の外壁とリング3との間隔の最も狭
い部分に取付けてあり、またタンク1の下部には
排出管5が接続してある。6,7は夫々上限と下
限の液面検知器である。
次に作用を説明すると、入口管4に入つた気泡
を含むインキAは、リング3とタンク1の隙間を
流れ、さらにタンク1の壁づたいに薄膜状態(フ
イルム状)で流れ落ちて、タンク1に満たされ
る。
を含むインキAは、リング3とタンク1の隙間を
流れ、さらにタンク1の壁づたいに薄膜状態(フ
イルム状)で流れ落ちて、タンク1に満たされ
る。
この薄膜状態でインキが流れる時に、インキ中
の気泡が除去される。これはインキ中の気泡が容
易に空気に接触できるからである。またタンク1
に対してリング3を偏心させ(インキ入口側を狭
く、反対側を広くする状態)て設置してあるため
インキが入口側から容易に反対側に移動し、タン
ク1の全周にわたつて流れおちる。またタンク1
内のインキ量は上限液面検知器6と下限液面検知
器7でコントロールする。
の気泡が除去される。これはインキ中の気泡が容
易に空気に接触できるからである。またタンク1
に対してリング3を偏心させ(インキ入口側を狭
く、反対側を広くする状態)て設置してあるため
インキが入口側から容易に反対側に移動し、タン
ク1の全周にわたつて流れおちる。またタンク1
内のインキ量は上限液面検知器6と下限液面検知
器7でコントロールする。
以上詳細に説明した如く本考案は、タンクの外
壁と、タンクの上部に偏心して固着されたリング
との間隔の最も狭い部分にインキを供給する入口
管を設けたので、インキは入口側から容易に反対
側に移動し、タンク壁に沿つて薄膜状態で流れ落
ち、この間に空気と接触して気泡が除去できる。
従つてインキ中に混入した小さい気泡まで確実に
除去されるため、印刷上のトラブルを完全に防止
することができる。
壁と、タンクの上部に偏心して固着されたリング
との間隔の最も狭い部分にインキを供給する入口
管を設けたので、インキは入口側から容易に反対
側に移動し、タンク壁に沿つて薄膜状態で流れ落
ち、この間に空気と接触して気泡が除去できる。
従つてインキ中に混入した小さい気泡まで確実に
除去されるため、印刷上のトラブルを完全に防止
することができる。
第1図は従来の配管途中に気泡を溜める方式の
U字形管を示す正面図、第2図は本発明の実施例
を示す気泡除去装置の正面断面図、第3図は同平
面図である。 図の主要部分の説明、1……タンク、2……
蓋、3……リング、4……入口管、5……排出
管。
U字形管を示す正面図、第2図は本発明の実施例
を示す気泡除去装置の正面断面図、第3図は同平
面図である。 図の主要部分の説明、1……タンク、2……
蓋、3……リング、4……入口管、5……排出
管。
Claims (1)
- インキ供給配管の中途に設けた大径のタンク、
同タンクの上部に偏心して固着されたリング、前
記タンクの外壁とリングとの間隔の最も狭い部分
にインキを供給する入口管、前記タンクの下部に
接続された排出管とよりなることを特徴とするイ
ンキ中の気泡除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11756580U JPS6229042Y2 (ja) | 1980-08-20 | 1980-08-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11756580U JPS6229042Y2 (ja) | 1980-08-20 | 1980-08-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5739735U JPS5739735U (ja) | 1982-03-03 |
JPS6229042Y2 true JPS6229042Y2 (ja) | 1987-07-25 |
Family
ID=29478325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11756580U Expired JPS6229042Y2 (ja) | 1980-08-20 | 1980-08-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6229042Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-20 JP JP11756580U patent/JPS6229042Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5739735U (ja) | 1982-03-03 |
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