JPS62290273A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JPS62290273A
JPS62290273A JP61134127A JP13412786A JPS62290273A JP S62290273 A JPS62290273 A JP S62290273A JP 61134127 A JP61134127 A JP 61134127A JP 13412786 A JP13412786 A JP 13412786A JP S62290273 A JPS62290273 A JP S62290273A
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lens barrel
photographing
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signal
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総一郎 藤岡
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利夫 稲治
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浩 三谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、ビデオカメラなどの撮影装置に関し、特に、
撮影装置本体に外乱振動が加わっても、安定した画像を
得ることのできる防振機能を有する↑造影装置に関する
従来の技術 近年、映像機器の性能の向上はめざましく、高品位な画
像が極めて容易に得られるようになっている。それにと
もない、↑造影技術にも高度なものが要求されている。
このような背景の中で撮影者及び撮影装置の揺動にかか
わらず画面揺れの少ない安定した画像を得ることのでき
る防振機能を存する1最影装置が提案されている。
以下、図面を参照しながら従来の防振機能を有する撮影
装置について説明する。第13図は従来の防振機能を有
する撮影装置を示す構成図である。
1301は、複数のレンズと撮像素子を搭載された鏡筒
部である。1302は、鏡筒部1301に対するカウン
タウェイトであり、連結棒1303によって鏡筒部13
01と機械的に結合されている。1305は、継手であ
って、連結棒1303と支持棒1304を回動可能に結
合している。撮影者は支持棒1304を支持することに
よって、この撮影装置の操作を行う。以上のような構成
において、鏡筒部1301、連結棒1304、カウンタ
ウェイト1302とで構成される可動部1306の重心
が継手1305の付近に位置するように、カウンタウェ
イト1302の調整を行う。
すると可動部1306は継手1305のまわりに大きな
慣性モーメントをもつことになる。従って、何等かの外
乱によって撮影者の支持する支持棒1304が傾いたと
しても、可動部1306のもつ慣性モーメントの作用に
よって可動部1306すなわち鏡筒部1301の姿勢は
傾くことなく一定にたもたれる。よって、撮影者が揺動
しても画面揺れの少ない安定した画像を得ることができ
る。(例えば、ジョン・ユルゲンス、「ステディカムの
設計」 ニス・エム・ビー・チー・イー・ジャーナル 
87巻 1978年9月  587ページ (John
 Jurgens  rsteadicam asa 
Design ProblemJ 、 SMPTE j
ounal Vol、87+ Sep。
1978、 P587) ) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような従来の構成では、その防振
特性が固定であるという問題点がある。
例えば、撮影者が撮影装置を手に持って歩行しながら(
造影を行う場合は、撮影者が足を運ぶ周期で撮影装置に
揺れが発生するが、画面は揺れないことが望ましい。一
方、撮影者がパンI最沈を行う場合には撮影画面は撮影
者の意図する方向にすばやく応答することが望ましい。
もし、上記従来例において前者の撮影条件で画面揺れを
抑制できるように防振特性を選ぶと、後者の撮影条件の
下では撮影画面は撮影者の意図するように良好に応答し
ない。逆に、後者の撮影条件に合わせて防振特性を選ぶ
と撮影者の意図する方向にすばや(応答させることが出
来るが、前者の撮影条件の下では防振の効果は十分に得
ることができない。
さらに、上記従来例によれば、カウンタウェイト130
2を設ける必要があり、小型軽量化が困難となる問題点
がある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の撮影装置は、複数
のレンズと撮像素子を搭載された鏡筒部と、前記撮像素
子に得られる電気信号から画像信号を作り出す画像信号
処理手段と、前記鏡筒部への入射光線軸と直交もしくは
略直交する回転軸回りに前記鏡筒部を回動自在に支承す
る支持体と、前記鏡筒部と前記支持体の間に取りつけら
れ、前記鏡筒部を回転駆動するアクチュエータと、前記
鏡筒部と前記支持体の相対角度を検出する相対角度検出
手段と、慣性座標からみた前記回転軸回りの前記鏡筒部
の角速度を検出する角速度検出手段と、前記アクチュエ
ータに電力を供給する駆動回路と、パン撮影あるいはチ
ルト撮影などの移動撮影であるか静止↑造影であるかを
判別する撮影モード判別手段と、前記撮影モード判別手
段が静止撮影であると判別したときは、前記相対角度検
出手段の出力と前記角速度検出手段の出力とをそれぞれ
第一の所定の利得で加算し、この結果を前記駆動回路の
指令入力となし、前記撮影モード判別手段が移動撮影で
あると判別したときは、前記相対角度検出手段の出力と
、前記角速度検出手段の出力と、前記相対角度検出手段
の出力から得る角速度指令とをそれぞれ第二の所定の利
得で加算し、この結果を前記駆動回路の指令入力となす
制御演算手段とを具備するものである。
作用 本発明は上記の構成によって、前記撮影モード判別手段
が静止撮影であると判別したときは、前記鏡筒部を前記
慣性座標において静止もしくは略静止するように制御し
、前記撮影モード判別手段が移動撮影であると判別した
ときは、前記鏡筒部の角速度を前記支持体の角速度に滑
らかに一致させ、前記鏡筒部が前記支持体に対して良好
に追従するように制御するので、静止撮影時には撮影者
   〜及び撮影装置の揺動にかかわらず画面揺れの少
ない安定した画像を得ることができ、パン撮影またはチ
ルト撮影などの移動憑影時には操作性を損なわない、小
型軽量化が可能な撮影装置が提供できる。
実施例 以下本発明の一実施例の撮影装置について、図面を参照
しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における撮影装置の構成図で
ある。第1図において、撮影装置の鏡筒部1には多数の
レンズ群(図示を省略)と撮像素子2(たとえば、CC
D板や撮像管)が取りつけられ、被写体からの反射光を
集光させて撮像素子2に結像させ、電荷信号(電気信号
)に変換する。
画像信号処理回路10は、描像素子2に得られた電荷信
号を逐次読み出し、画像信号(ビデオ信号)を作り出し
ている。
鏡筒部1と支持体3の間にはアクチュエータ5が配置さ
れ、回転軸6を中心にして鏡筒部1をヨ一方向に回転駆
動している(使用状態において、鏡筒部1はほぼ水平面
上で回動自在)。アクチュエータ5の回転軸6は、鏡筒
部1の重心Gを通り、支持体3に回転可能に支承されて
いる。さらに、支持体3には撮影装置の操作者が手で支
持するグリップ部分4を設けである。
第2図Tal、(b)、(C1にアクチュエータ5の具
体的な構成を示す。第2図に於いて、マグネット202
の強磁性体製のバックヨーク201は鏡筒部lに取りつ
けられ、回転軸6と共に回転する。マグネット202は
4極に着磁され、界磁磁束を発生している。回転軸6の
軸受207が取りつけられたコイルヨーク203には、
コイル204 a 、  204 bとホール素子(感
磁素子)9が固着されている。本例では、マグネット2
02が鏡筒部1に取りつけられ、コイルヨーク203が
支持体3に取りつけられている。
コイル204aと204bは直列に接続され、端子20
5から206に流れる電流とマグネット202の磁束に
よって回転トルクを発生する。また、ホール素子9はマ
グネット202の磁極の切り換え部分にほぼ対向して配
置され、マグネット202(鏡筒部1の角度θm)とコ
イルヨーク203(支持体30角度θ0)の相対的な角
度差θm0(=θ0−θm)に対応した出力信号aを発
生する。なお、θmは慣性座標からみた回転軸6の回り
の鏡筒部1の角度であり、θ0は同じ慣性座標からみた
回転軸6の回りの支持体3の角度である。
アクチュエータ5のマグネット202の磁束を検知する
ホール素子9の出力信号aは相対角度検出回路1)に入
力される。第3図に相対角度検出回路1)の具体的な構
成を示す。ホール素子9の2つの出力端子に得られる直
流信号を、演算増幅器301と抵抗302.303.3
04.305からなる差動増幅回路によって所定倍に差
動増幅し、出力信号Cを得ている。+VH1−■l(は
、適当な電源であり、抵抗306.307を介してホー
ル素子9に適当なバイアス電圧を与えている。
また、振動型ジャイロからなる角速度センサ7が、鏡筒
部1に固定部祠8によって取りつけられている。角速度
センサ7の検出軸はアクチュエータ5の回転軸6と一致
しており、慣性座標における鏡筒部1の回転軸6の回り
の回転角速度に応動した出力信号すを出力する。角速度
センサ7の出力信号すは角速度検出回路12に入力され
、慣性座標からみた鏡筒部1の回転軸6の回りの角速度
ωmに比例した信号dを得ている。第4図に角速度検出
回路12の具体的な構成を示す。強制振動回路401は
所定周波数(例えば、1kllz)の正弦波発振回路を
有し、その発振周波数信号によって角速度センサ7の圧
電素子で作られたドライブ・エレメント402を強制的
に振動させている。圧電素子で作られたセンス・エレメ
ント403はドライブ・エレメント402と機械的に接
触して配置されているので、ドライブ・エレメント40
2と共に同じ周波数で振動する。このとき、鏡筒部1が
慣性座標において回転軸6の回りで回転動作すると、力
学的なコリオリカが発生する。コリオリカはセンス・エ
レメント403の直交する2軸の角速度の積に比例する
ので、慣性座標における鏡筒部1の回転軸6の回りの角
速度ωmと強制振動による角速度の積に比例する。セン
ス・エレメント403はコリオリカによって機械歪を生
じ、圧電作用によって電気信号を発生する。センス・エ
レメント403の出力を同期検波回路404によって強
制振動と同じ周波数で同期検波し、ローパスフィルタ4
05によって検波出力の低周波成分(例えば、DC〜1
00 fiz程度)を取り出せば、慣性座標における鏡
筒部1の回転軸6の回りの角速度ωmに比例する信号d
が得られる。
相対角度検出回路1)の出力信号Cと角速度検出回路1
2の出力信号dは、撮影モード判別手段13に入力され
る。撮影モード判別手段は、これらの入力信号からI最
沈者が静止撮影を行っているのかパン撮影を行っている
のかを判別する。
ここで、前記静止撮影とは、撮影者が、撮影方向を変え
る事なく撮影装置を操作することを意味し、前記パン撮
影とは、1島影者が、撮影方向をヨ一方向に回転移動す
るように撮影装置を操作することを意味する。
撮影モード判別手段13の判別結果は制御演算手段14
に入力される。さらに、制御演算手段14には、相対角
度検出回路1)の出力信号Cと角速度検出回路12の出
力信号dが入力される。制御演算手段14は、撮影モー
ド判別手段13が静止撮影であると判別したときは、相
対角度検出回路1)の出力信号Cと角速度検出回路12
の出力信号dとをそれぞれ第一の所定の利得で加算し、
撮影モード判別手段13がパン撮影であると判別したと
きは、相対角度検出回路1)の出力信号Cと角速度検出
・回路の出力信号dと相対角度検出回路1)の出力信号
Cから得る角速度指令とをそれぞれ第二の所定の利得で
加算し、演算結果を出力信号eとして出力する。
第5図に撮影モード判別手段13と制御演算手段14の
構成を示す。本実施例では、↑層形モード判別手段13
と制御演算手段14は、A/D変換器502.503と
演算器501とメモリ 504とD/A変換器505と
で構成される。A/D変換器502は、相対角度検出回
路1)の出力信号Cの値に対応したディジタル信号pを
作り出している。また、A/D変換器503は、角速度
検出回路12の出力信号dの値に対応したディジタル信
号qを作り出している。演算器501は、メモリ504
のROM領域(リードオンリーメモリ領域)に格納され
ている後述の所定の内蔵プログラムに従って動作し、A
/D変換器502のディジタル信号pとA/D変換器5
03のディジタル信号qをRA M SM域(ランダム
アクセスメモリ領域)に取り込み、所定の演算を施した
後に合成して、合成ディジタル信号WをD/A変換器5
05に出力し、合成信号eを得ている。
第6図にA/D変換器502の具体的な構成を示す(A
/D変換器503についても同様である)。
入力信号CとD/A変換回路607の出力信号mはコン
パレータ601によって比較され、その大小関係に応じ
たコンパレート信号nを得る。発振回路605は、所定
の周波数のクロックパルスlを発生している。演算器5
01からの信号りは、通常“H”(高電位状態)になっ
ており、ディジタル信号pを読み込む時に“L” (低
電位状態)になる。従って、インバータ回路602とア
ンド回路603.604はコンパレート信号nに応じて
、クロックパルスlをカウンタ回路606のダウンパル
ス入力端子りもしくはアンプパルス入力端子Uに入力し
ている(信号りが“H”の時)。カウンタ回路606は
、ダウンパルス入力端子りへの入力パルスにより内部状
態を1ずつ減算していき、アンプパルス入力端子Uへの
入力パルスにより内部状態を1ずつ加算していく。カウ
ンタ回路606の内部状態はディジタル信号pとして出
力され、D/A変換器607においてディジタル信号p
に応じたアナログ信号mに変換する。その結果、カウン
タ回路606のディジタル信号pは入力信号Cに対応し
た値になる6演算器501は、信号りを所定の短時間“
L”にしてカウンタ回路606の動作を停止させ、安定
したディジタル信号pを読み込むようにしている。同様
に、演算器501は信号kを所定の短時間“L”にして
、安定したディジタル信号qを読み込むようにしている
制御演算手段14の出力信号eは駆動回路16に入力さ
れ、信号eに比例した電圧信号(もしくは電流信号)f
がアクチュエータ5のコイル204a、204bに供給
される。第7図に駆動回路16の具体   −的な構成
を示す。演算増幅器701とトランジスタ704.70
5と抵抗702.703によって電力増幅回路を構成し
、信号eを所定倍に増幅した電圧信号fを出力する。
さて、演算器501の内蔵プログラムについて説明する
。まず、第8図に示した基本フローチャートに基づいて
概略を説明する。
処理801では、タイマーからの割り込みを待っている
。タイマーは、所定の時間ΔT毎に割り込み信号を発生
し、割り込みが入ると■に移行する。
すなわち、サンプリング時間ΔTで以下の処理を行うこ
とになる。
処理802では、鏡筒部lと支持体3との相対角度θm
oに相当するデジタル信号pをA/D変換器502から
取り込み、メモリ504に格納する。さらに、鏡筒部1
の慣性座標から見た角速度ωmに相当するデジタル信号
qをA/D変換器503から取り込み、メモリ504に
格納する。
処理803では、鏡筒部1と支持体3との相対角度θm
oに相当するデジタル信号pと鏡筒部1の慣性座標から
見た角速度ωmに相当するデジタル信号qから、静止撮
影であるかパン撮影であるかを判別する。そして、静止
撮影と判別すれば■に移行し、パン撮影と判別すれば■
に移行する。
処理804では、鏡筒部lが慣性座標において静止もし
くは略静止するように制御演算し、駆動回路16の指令
入力となる信号eを作り出している。
本処理のあとは、■に移行する。
処理805では、鏡筒部1が支持体3に対して滑らかに
追従するように制御演算し、駆動回路16の指令入力と
なる信号eを作り出している。本処理のあとは、■に移
行する。
なお、処理803が第1図における撮影モード判別手段
13に相当し、処理804と処理805が第1図におけ
る制御演算手段14に相当する。
次に、処理802〜805について、第9図を用いて詳
しく説明する。
第9図(a)は、処理802の詳細なフローチャートで
ある。まず、鏡筒部1と支持体3の相対角度θm。
に対応するデジタル信号pの前回のサンプリング時の値
を保持する変数Qnの内容を変数Qn−1に格納する。
次いで、信号りを“L”にして鏡筒部1と支持体3の相
対角度θmoに対応するデジタル信号pを新たに取り込
み、変数Qnに格納した後、再び信号りを“H”にする
さらに、鏡筒部1の角速度ωmに対応するデジタル信号
qの前回のサンプリング時の値を保持する変数Wnの内
容を変数Wn−1に格納する。次いで、信号kを“L”
にして鏡筒部1の角速度ωmに対応するデジタル信号q
を新たに取り込み、変数Wnに格納した後、再び信号k
を“H”にする。
すなわち、この時点で今現在の鏡筒部1と支持体3の相
対角度θnoの情報が変数Qnに格納され、鏡筒部1の
角速度ωmの情報が変数Wnに格納されたことになる。
さらに、1サンプリング前のそれぞれの情報は変数Qn
−1と変数W n−1に格納されている。
第9図山)は、処理803の詳細なフローチャートであ
る。変数PFLは、その内容が“1”のときはパン撮影
と判定していることを示し、その内容が“O”のときは
静止撮影と判定していることを示すものである。
さて、前回のサンプリング時の本処理803の結果にお
いてPFL=1であったとすると、処理901の結果、
処理902に移行する。処理902において、変数Qn
の絶対値が所定の値QAISを超えていないかを判別す
る。変数Qnの絶対値が所定の値QAISを超えていな
ければ処理903に移行し、超えていれば処理907に
移行する。処理903では変数Wnの絶対値が所定の値
WAISを超えていないかを判別する。変数Wnの絶対
値が所定の値WAISを超えていなければ処理904に
移行し、超えていれば処理907に移行する。処理90
4では変数NAl5の内容を1”だけ増す。処理905
では変数NAl5が所定の値TAISを超えているかを
判別する。変数NAl5が所定の値T AISを超えて
いれば処理906に移行し、超えていなければ処理90
8に移行する。
処理906では変数PFLを“0”とする。処理907
では変数NAl5を“0”とする。変数NAl5は一種
のカウンタの働きをしており、第8図に示した一連の処
理が行われるのは時間ΔTごとに発生するタイマ割り込
みによるので処理904〜処理905は時間ΔTXTA
ISを計測していることに相当する。
すなわち、パン撮影であると判別されている時(PFL
=1の時)は鏡筒部lと支持体3の相対角度θmoの絶
対値が所定の値(QAISに対応)以下であり、かつ鏡
筒部1の角速度ωmの絶対値が所定の値(WAISに対
応)以下である状態が所定の時間(TAISに対応)以
上続いて始めて静止撮影であると判別される(PFL=
O)ことになり、パン(層形を行っている間は上記条件
は満たされる事な(PFL=1となっている。
前述とは逆に、前回の処理803の結果においてPFL
=Oであったとすると、処理901の結果、処理909
に移行する。処理909では変数Qnの絶対値が所定の
値Q PANを超えているかを判別する。
変数Qnの絶対値が所定の値Q PANを超えていれば
処理910に移行し、超えていなければ処理908に移
行する。処理910では変数PFLを“1”とする。処
理91)では変数NAl5を“0”とする。
すなわち、静止撮影であると判別されている時(PFL
=Oの時)は鏡筒部1と支持体3の相対角度θmoの絶
対値が所定の値(QPANに対応)以上となった時点で
パン撮影と判別(PFL=1)する。このことは、静止
撮影の時に鏡筒部1が慣性座標において静止もしくは略
静止するように制御されることから、この状態(静止撮
影)からパン撮影に移る過程において鏡筒部1と支持体
3の相対角度θmoが大きくなる(詳細は後述する)こ
とを利用するものである。
そして、処理908において、静止↑層形かパン撮影か
の判別結果をもとに次の処理に移行する。すなわち、前
段までの処理において静止撮影であると判別されていれ
ば■に移行し処理804を行い、パン撮影と判別されて
いれば■に移行し処理805を行う。
第9図(C)は、処理804の詳細なフローチャートで
ある。まず、駆動回路16の指令入力となる信号eに対
応するデジタル信号Wの1サンプリング前の値を保持す
る変数Enを変数En−1に格納する。
次いで、鏡筒部1と支持体3の今現在の相対角度θmo
に対応する値を保持する変数Qnから鏡筒部1と支持体
3の1サンプリング前の相対角度θmOに対応する値を
保持する変数Qn−1を引算し、その結果を変数ΔQに
格納する。次いで、鏡筒部1の今現在の角速度ωmに対
応する値を保持する変数Wnから鏡筒部1の1サンプリ
ング前の角速度ωmに対応する値を保持する変数Wn−
1を引算し、その結果を変数ΔWに格納する。そして、
K1、に2を定数として下記の演算(1)を行い、演算
結果は変数ΔEに格納される。
ΔE=−K I XΔW+に2XΔQ−・・−・−・・
−・(1)ここで、上記混合演算において各演算の優先
順位は、×〔乗算〕、+〔加算〕、−〔減算〕である。
次いで、変数ΔEと変数En−1を加算し、その結果を
新たに変数Enに格納する。そして最後に、変数Enの
内容を信号WとしてD/A変換器505に出力する(第
5図参照)。その後、■に移行し次のタイマ割り込みを
待つ(第8図参照)。
第9図(dlは、処理805の詳細なフローチャートで
ある。まず、駆動回路16の指令入力となる信号eに対
応するデジタル信号Wの1サンプリング前の値を保持す
る変数Enを変数En−1に格納する。
次いで、鏡筒部1と支持体3の今現在の相対角度θll
1oに対応する値を保持する変数Qnから鏡筒部1と支
持体3の1サンプリング前の相対角度θm。
に対応する値を保持する変数Qn−1を引算し、その結
果を変数ΔQに格納する。次いで、鏡筒部1の今現在の
角速度ωmに対応する値を保持する変敗Wnから鏡筒部
lの1サンプリング前の角速度ωmに対応する値を保持
する変数W n−1を引算し、その結果を変数ΔWに格
納する。そして、K3、K4、TWを定数として下記の
演算(2)を行い、演算結果は変数ΔEに格納される。
ΔE=−に3X (ΔW−ΔQ / T w )十に4
×ΔQ      ・−・−−−−−−−・−・(2)
ここで、上記混合演算において各演算の優先順位は、(
)〔かっこ〕、×〔乗算〕、/〔除算〕、+〔加算〕、
−〔減算〕である。
次いで、変数ΔEと変数Endを加算し、その結果を新
たに変数Enに格納する。そして最後に、変数Enの内
容を信号WとしてD/A変換器505に出力する(第5
図参照)。その後、■に移行し次のタイマ割り込みを待
つ(第8図参照)。
以下、静止撮影時における制御動作と防振効果について
詳細に説明する。第10図は、静止撮影時の本実施例に
おける撮影装置の制御ブロック図である。なお、図中に
おいて、Sはラプラス演算子を表すものである。さらに
、本図においてサンプリングによる遅れ要素、角速度検
出回路12のローパスフィルタ405の周波数依存性は
以下説明する周波数領域では十分無視できるので省略し
ていることを予めことわっておく。さて、慣性座標から
みた鏡筒部lの角度θlと支持体3の角度θ0の相対角
度θmoは、アクチュエータ5のマグネット202の磁
界を検知するホール素子9によって簡単に検出される。
ホール素子9と相対角度検出回路1)はブロック100
1で表わされ、θmoのKQ−AQ倍の信号C(位置検
出回路1)の出力信号)を得る。
KOはホール素子5の磁束・電圧変換利得であり、AQ
は相対角度検出回路1)の電圧、利得である。一方、慣
性座標からみた鏡筒部lの角速度ωmは角速度センサ7
と角速度検出回路12によって検出され、ブロック10
08によって表わされ、0mのKW・AW倍の信号dを
得る。に−は角速度センサ7の角速度・電圧変換利得で
あり、AWは角速度検出回路12の電圧利得である。さ
らに、演算器501の処理804(破線で囲った部分が
それに相当する)によって、信号Cをに2倍(ブロック
1002) L、その結果と、信号dを−に1倍(ブロ
ック1009)したものとを加算点1010において合
成し、合成信号eを得る。駆動回路16に対応したブロ
ック1004において、信号eはAe倍に増幅され、電
圧信号fを得る。アクチュエータ5に対応したブロック
1005において、電圧信号fはトルクTmに変換され
る。ここに、Rはコイル204aと204 bの合成抵
抗値であり、Ktはトルク定数である。ブロック100
6は鏡筒部1の機械的な慣性モーメントJmによるトル
クTmから角速度ωmへの伝達を表わし、ブロック10
07は0mとθmの関係を表わす。
したが4で、本ブロック図からθ0からθmへの伝達特
性は折線近似のボード線図で表すと第1)図のようにな
る。第1)図においてrrはθ0の揺れの周波数である
。ここで、折点の周波数f4、f2は第10図に示した
各利得定数を用いて以下のよう ゛に表せる。
2π KW−A−・にl 2 π            Jm 実際には、f 1 =0.18Hz、  f 2 =1
0Hzにしている。そして、慣性座標における支持体3
の回転角θ0に対する鏡筒部1の回転角θmの伝達特性
は、第一の折点周波数f1以下の周波数範囲においては
1  (OdB)となり、1)以上で第二の折点周波数
f2以下の周波数範囲では−6dB/octで減衰し、
12以上の周波数範囲では一12dB10atT:減衰
している。第1)図より、1)以上の周波数範囲におい
て00の振動からθmの振動への伝達量は小さくなる。
その程度は、OdBと特性線の間の差ZdBによって表
わされる(この場合fr=l)lzにおいてZ=15d
Bとなる)。
静止撮影時における撮影装置の変動は、主に0.5 f
iz〜5 Hzの範囲に分布していることが知られてい
る。従って、本撮影装置の防振特性を第1)図のごとき
特性にすれば、支持体3の回転角θ0の変動にかかわら
ず鏡筒部1の回転角θmはほとんど変動しなくなり、撮
影画面の変動が著しく小さくなることがわかる。すなわ
ち、安定した見やすいビデオ撮影が可能になる。
さらに加えて言えば、前記混合演算(1)における各項
はその次段の処理(En =En−1+ΔE)とによっ
て、下記の様な意味をもつ。
すなわち、(1)式第1項(−KIXΔW〕は鏡筒部1
の角速度ωmを“0”とし鏡筒部1を慣性座標において
静止させるために設ける成分である。
fl1)1式第2K2×ΔQ〕は鏡筒部1と支持体3の
相対角度θmoを“0”とし鏡筒部1の慣性座標におけ
る角度θmと支持体3の慣性座標における角度θ0が、
はぼ一致した状態とするために設ける成分である。
さて、次にパン撮影時における制御動作を説明する。ま
ず、静止撮影を行っている時は上記のように鏡筒部1は
慣性座標において静止するように制御されているので、
撮影者がこの状態(静止撮影)から支持体3を操作して
パン撮影に入ったならば鏡筒部1は支持体3に追従せず
静止するように制御され(実際には前記混合演算(1)
における第二項〔K2×ΔQ〕の働きによって僅かなが
ら動く)鏡筒部1と支持体3の相対角度θmoは次第に
大きくなる。しかしながら、撮影モード判別手段13(
処理803)によって相対角度θ1Iloの絶対値が所
定の値(第9図(alのQPANに対応)を超えたとこ
ろでパン撮影であると判別され制御演算は処理805に
よって行われることになる。処理805では鏡筒部1の
角速度ωmが支持体3の角速度ω0に対して滑らかに一
致し、良好に追従するように制御演算している。このこ
とについて、以下、詳しく説明する。
前記混合演算(2)における各項はその次段の処理(E
n =En−1千ΔE)とによって、下記の様な意味を
もつ。
すなわち、(2)代筆1項(−に3X(ΔW−ΔQ/T
W))は鏡筒部1の角速度ωmを時定数Twで支持体3
の角速度ω0に一致するように働く。
なぜなら、定常状態(パン撮影と判別され常に処理80
5が行われている場合において)では、この項は“0”
となる。よって、次式(3)を得る。
ΔW=ΔQ/T w            ・−・−
−−−−−・−−−−−(31式(3)は以前の説明か
ら、次式(4)のように書き換えられる。
Wn   Wn−1= (Qn −Qn−1) /Tw
−−−−一−・−・−一−−−・−(4)さらに、式(
4)は次式(5)のように書き換えられる。
(Wn −Wn−1) /ΔT = (Wn + (Qn −Qn−1) /ΔT−Wn
 ) / T W  −−−−−−−−・・−−−−−
(51式(5)は明らかに差分方程式であり、サンプリ
ング周期ΔTの極限ΔT−0をとると、弐(5)はtを
時間として次式(6)の微分方程式になる。
dWn/dL = (Wn +dQn /dt −Wn )/Tw−−
−−−−−−−−−−−−・−(6)ここで、Wnは鏡
筒部1の角速度ωmに対応し、Qnは鏡筒部1と支持体
3の相対角度θmoに対応するものであるから、式(6
)は次式(7)6二書き換えることができる。
dωm/dt =(ωm十dθmo/ dt −ωm ) /Tw−・
−−一−−−−−−−−−・・(7)さて、式(7)に
おいて項〔dθmo/dt)は鏡筒部1に対する支持体
3の相対角速度を表すものであるから、この項と鏡筒部
lの角速度ωmとの和であるところの〔ωm+dθmo
/dt)は支持体3の角速度ω0を表すことになる。よ
って、式(7)は次式(8)となる。
40m / d を −(ω0−ωm ) /T w  −−−−−−−−−
・−(8)微分方程式(8)をωmについてとくと、結
局式(9)を得る。
ωm = (170X (1−e−”T′1)   −
−−−−−(91すなわち、式(9)は鏡筒部Iの角速
度ωmが時定数TWで支持体3の角速度ω0に一致する
ことを示している。すなわち、(2)式のΔQ / T
 wは鏡筒部1に対して角速度の指令を施している。と
ころが項(−に3X(ΔW−ΔQ/Tw))だけでは鏡
筒部1の角度θmと支持体3の角度θ0は、一致しない
で、はぼ撮影モード判別手段13がパン撮影を判別した
時点での差だけずれた格好になる。
そこで、項〔K4×ΔQ〕が鏡筒部1と支持体3の相対
角度θmOを“0”とし鏡筒部1の慣性座標における角
度θmと支持体3の慣性座標における角度θ0が、はぼ
一致した状態で前記のように鏡筒部1の角速度ωmを支
持体3の角速度ωOに一致させるために設けられている
さて、撮影者が静止撮影からパン撮影、そして再び静止
撮影という具合に本実施例の撮影装置を操作したときの
支持体3の慣性座標における角度θ0と鏡筒部Iの慣性
座標における角度θmの動きについて第12図を用いて
説明する。第12図は、過影者が静止撮影からパン撮影
、そして再び静止撮影という具合に本実施例の撮影装置
を操作したときの支持体3の慣性座標における角度θ0
と鏡筒部1の慣性座標における角度θmの動きを示すも
のである。曲線1201は支持体3の慣性座標における
角度θ0の動きを示すものであり、撮影者が時刻tlま
では静止撮影を行い、この時刻(tl)よりパン撮影に
入り、時刻t3で再び静止撮影に入っていることを示す
。曲線1202は鏡筒部1の慣性座標における角度θm
の動きを示すものである。
時刻【1でパン1最影が開始されると、この時点では本
実施例の撮影装置は撮影モード判別手段13(処理80
3)によって依然として静止撮影と判別されているので
前記した様に鏡筒部1は僅かながら動くものの支持体3
に対する追従性は悪く鏡筒部lと支持体3の相対角度θ
moは広がりを増す。
やがて、時刻【2において鏡筒部1と支持体3の相対角
度θmoが、処理803で定めるところのθPANに対
応する値まで太き(なると、同処理803によってパン
撮影と判別され制御演算は処理805に委ねられる。す
ると、前記した様に鏡筒部10角速度ωmが支持体30
角速度ω0に対して滑らかに一致し、さらに、鏡筒部l
の角度θmが支持体3の角度θ0に対してほぼ一致した
状態で良好に追従するように制御される。そして、時刻
L3において撮影者が静止撮影に入ると処理803で定
めるところのTAISに対応する時間の後、時刻t4に
おいて同処理803によって再び静止撮影と判別される
ことになる。
なお、以上の説明では、ヨ一方向の揺れに対する防振及
びパン撮影について適用した本発明の詳細な説明したが
、もちろん、ピッチ方向の揺れに対する防振及びチルト
撮影にも適用できることは言うまでもない。さらに、本
撮影装置の応用範囲はビデオカメラに限定されるもので
はなく、その他、本発明の主旨を変えずして種々の変更
が可能である。
発明の効果 以上述べたように、本発明の撮影装置の防振機構は、従
来例に於て必要とされた鏡筒部のカウンタウェイトが不
要であり、小型軽量化が可能である。また、センサの個
数も少なく、コストも安い。
さらに、アクチュエータのマグネットの磁界を検知する
ホール素子(感磁素子)によって相対的な位置検出を行
なっているので、構成が簡単であり、部品点数も少ない
。さらに、本発明の撮影装置は↑層形モード判別手段を
有しており、静止撮影で必要とされる防振効果とパン撮
影において必要とされる良好な追従性を両立させている
。従って、本発明に基き、たとえばビデオカメラを構成
するならば、簡単に小型軽量・高性能の防振機構付きビ
デオカメラを得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における1最影装置の構成図
、第2図は第1図のアクチュエータの具体的な構成を表
す構成図、第3図は第1図の相対角度検出回路の具体的
な構成を表す回路図、第4図は第1図の角速度検出回路
の具体的な構成を表す構成図、第5図は第1図の撮影モ
ード判別手段と制御演算手段の具体的な構成を表す構成
図、第6図は第5図のA/D変換器の具体的な構成を表
す構成図、第7図は第1図の駆動回路の具体的な構成を
表す回路図、第8図は第5図のメモリのROM領域に格
納されている内蔵プログラムの基本フローチャート、第
9図は第8図の各処理の詳細なフローチャート、第1O
図は第1図の動作を説明するためのブロック図、第1)
図は第1図の動作を説明するためのボード線図、第12
図は第1図の動作を説明するための動作説明図、第13
図は従来における撮影装置の構成図である。 1・・・・・・鏡筒部、3・・・・・・支持体、5・・
・・・・アクチュエータ、6・・・・・・回転軸、7・
・・・・・角速度サンサ、9・・・・・・ホール素子、
10・・・・・・画像信号処理回路、1)・・・・・・
相対角度検出回路、12・・・・・・角速度検出回路、
13・・・・・・撮影モード判別手段、14・・・・・
・制御演算手段、G・・・・・・鏡筒部1の重心、16
・・・・・・駆動回路、501・・・・・・演算器、5
02.503・・・・・・A/D変換器、504・・・
・・・メモリ、505・・・・・・D/A変換器。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名3    
  ゛  ・つ &   さ く〕 第9図 第9図 第9図 第9図 死1)図 第12図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のレンズと撮像素子を搭載された鏡筒部と、
    前記撮像素子に得られる電気信号から画像信号を作り出
    す画像信号処理手段と、前記鏡筒部への入射光線軸と直
    交もしくは略直交する回転軸回りに前記鏡筒部を回動自
    在に支承する支持体と、前記鏡筒部と前記支持体の間に
    取りつけられ、前記鏡筒部を回転駆動するアクチュエー
    タと、前記鏡筒部と前記支持体の相対角度を検出する相
    対角度検出手段と、慣性座標からみた前記回転軸回りの
    前記鏡筒部の角速度を検出する角速度検出手段と、前記
    アクチュエータに電力を供給する駆動回路と、パン撮影
    あるいはチルト撮影などの移動撮影であるか静止撮影で
    あるかを判別する撮影モード判別手段と、前記撮影モー
    ド判別手段が静止撮影であると判別したときは、前記相
    対角度検出手段の出力と前記角速度検出手段の出力とを
    それぞれ第一の所定の利得で加算し、この結果を前記駆
    動回路の指令入力となし、前記撮影モード判別手段が移
    動撮影であると判別したときは、前記相対角度検出手段
    の出力と、前記角速度検出手段の出力と、前記相対角度
    検出手段の出力から得る角速度指令とをそれぞれ第二の
    所定の利得で加算し、この結果を前記駆動回路の指令入
    力となす制御演算手段とを具備してなる撮影装置。
  2. (2)アクチュエータの回転軸が鏡筒部の重心もしくは
    重心の近傍を通っていることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項に記載の撮影装置。
  3. (3)角速度検出手段として、振動型ジャイロによる角
    速度センサを使用することを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項に記載の撮影装置。
  4. (4)慣性座標における支持体の回転角度に対する鏡筒
    部の回転角度の伝達特性を、第一の折点周波数f1以下
    の周波数範囲においては1とし、f1以上で第二の折点
    周波数f1(f1<f2)以下の周波数範囲では−6d
    B/octで減衰させ、f2以上では−12dB/oc
    tで減衰させるようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項に記載の撮影装置。
  5. (5)撮影モード判別手段は、相対角度検出手段の出力
    の絶対値が第一の所定の値を超えたことを見て移動撮影
    と判別し、相対角度検出手段の出力の絶対値が第二の所
    定の値より小さくかつ、角速度検出手段の出力の絶対値
    が第三の所定の値より小さくなることが所定の時間以上
    続いたときに静止撮影と判別するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項に記載の撮影装置。
  6. (6)相対角度検出手段の出力から得る角速度指令は鏡
    筒部の慣性座標からみた角速度が同じ慣性座標からみた
    支持体の角速度に対して所定の時定数で一致するように
    指令することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に
    記載の撮影装置。
JP61134127A 1986-06-10 1986-06-10 撮影装置 Expired - Lifetime JPH0720211B2 (ja)

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