JPS61240780A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JPS61240780A
JPS61240780A JP60082865A JP8286585A JPS61240780A JP S61240780 A JPS61240780 A JP S61240780A JP 60082865 A JP60082865 A JP 60082865A JP 8286585 A JP8286585 A JP 8286585A JP S61240780 A JPS61240780 A JP S61240780A
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lens barrel
signal
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pan
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誠 後藤
Hiroshi Mitani
浩 三谷
Yoshiaki Igarashi
五十嵐 祥晃
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、支持体(本体ケース)の振動にかかわらず鏡
筒部の振動を極力小さくする防振機構を有する撮影装置
に関するものでアリ、特に、携帯用のビデオカメラ等に
利用可能な小型軽量の撮影装置を提供するものである。
従来の技術 従来の防振機構には、空気圧や油圧により支持台から定
盤等への振動の伝達を抑制した防振機構が広く利用され
ている。第20図忙、このような従来の防振機構の構成
を表わす断面図を示す。
第20図に於いて、定盤601と支持台6020間には
空気室605が形成されており、空気圧縮機504から
管+503を通じて圧縮空気が送り込まれる。その結果
、定盤501と支持台502の間にはバネ性の非常に弱
い空気層が形成される。
従って、支持台502が大きく振動しても、定盤601
にはその振動がほとんど伝達されない。
発明が解決しようとしている問題点 このような従来の防振機構では、圧縮空気を利用してい
るために空気室505が必要であり、形状が大きくなる
。さらに、圧縮機が必要であり、音が大きく、設置面積
も大きくなる。従って、このような従来の防振機構を携
帯用のビデオカメラの防振に使うことはできない。
本発明は、このような点を考慮し、携帯用のビデオカメ
ラにも利用可能な小、型軽量で高性能の防振機構を有す
る撮影装置を新に開発したものである。
問題点を解決するだめの手段 本発明では、複数のレンズと撮像素子を搭載された鏡筒
部と、前記撮像素子に得られる電気信号から画像信号を
作り出す画像信号処理手段と、前記鏡筒部への入射光線
軸と直交もしくは略直交する回転軸回りに前記鏡筒部を
ヨー方向に回動自在に支承する支持体と、前記鏡筒部と
前記支持体の間に取りつけられ、前記鏡筒部を回転駆動
するアクチュエータ手段と、前記鏡筒部と前記支持体の
相対角度を検出する位置検出手段と、前記鏡筒部に取り
つけられ、慣性座標からみた前記回転軸回りの前記鏡筒
部の角速度を検出する角速度検出手段と、前記位置検出
手段の出力信号と前記角速度検出手段の出力信号を合成
する合成手段と、前記合成手段の合成信号に応じて前記
アクチュエータ手段に電力を供給する駆動手段と、前記
鏡筒部と支持体の相対角度が第一の所定の範囲外になる
と前記位置検出手段の検出利得を大きくし、慣性座標か
らみた前記鏡筒部の角速度が所定の範囲内にあり、かつ
、前記相対角度が前記第一の所定の範囲よりも狭い第二
の所定の範囲内にあるときに前記位置検出手段の検出利
得を小さくする検出利得修正手段とを具備することによ
り、上記の目的を達成したものである。
作  用 本発明は、上記の構成にすることによって、鏡筒部と支
持体の相対位置および鏡筒部の角速度を検出し、その両
者の変動を抑制するように鏡筒部をアクチュエータ手段
により駆動・制御し、鏡筒部の振動を大幅に低減したも
のである。さらに、検出利得修正手段によりノくンニン
グ動作時の検出利得を大きくして、パンニング動作にお
ける鏡筒部の動きの遅れを実用上十分に小さくし、鏡筒
部と支持体の衝突を防止している。
実施例 第1図に本発明の実施例を表わす構成図を示す。
第1図において、撮影装置(ビデオカメラ)の鏡筒部1
には多数のレンズ群(図示を省略)と撮像素子41(た
とえば、CCD板や撮像管)が取りつけられ、被写体か
らの反射光を集光させて撮像素子41に結像させ、電荷
信号(電気信号)に変換する。画像信号処理器42は、
撮像素子41に得られた電荷信号を逐次読み出し、NT
!3C方式の画像信号(ビデオ信号)を作り出している
。鏡筒部1と本体ケース2(支持部)の間にはアクチュ
エータ3が配置され、回転軸4を中心にして鏡筒部1を
ヨー方向に回転駆動している(使用状態において、鏡筒
部1はほぼ水平面上で回動自在)。
アクチュエータ3の回転軸4は、鏡筒部1の重心Gを通
り、本体ケース2に回転可能に支承されている。なお、
図面では省略したが、本体ケース2にはビデオカメラの
操作者が手で支持するグリップ部分を設けである。
第2図(−) 、 (b) 、 (C)にアクチュエー
タ3の具体的な構成を示す。第2図に於いて、マグネッ
)102の強磁性体製のパックヨーク101は鏡筒部1
に取りつけられ、回転軸4と共に回転する。マグネット
102は4極に着磁され、界磁磁束を発生している。回
転軸4の軸受107が取りつけられたコイルヨーク10
3には、コイル104 a 、104bとホール素子(
感磁素子)5が固着されている。
本例では、マグネット102が鏡筒部1に取りつケラレ
、コイルヨーク103が本体ケース2に取りつけられて
いる(なお、この関係が逆になってもよい)。コイル1
04aと104bは直列に接続され、端子105から1
06に流れる電流とマグネット102の磁束によって回
転トルクを発生する。まだ、ホール素子5はマグネット
102の磁極の切り換え部分にほぼ対向して配置され、
マグネット102(鏡筒部1の角度位置θ!n)とコイ
ルヨーク103(本体ケース2の角度位置θ工)の相対
的な角度位置(θh=θニーθm)に対応した出力信号
を発生する。なお、θ工は絶対空間の座標系(慣性座標
)からみだ回転軸4の回りの鏡筒部1の角度であり、θ
工は同じ慣性座標からみた回転軸4の回りの本体ケース
2の角度である。
アクチュエータ3のマグネット102の磁束を検知する
ホール素子5の出力信号aは位置検出器11に入力され
る。第3図に位置検出器11の具体的な構成を示す。ホ
ール素子6の2つの出力端子に得られる直流信号を、演
算増幅器111と抵抗112,113,114,115
からなる差動増幅回路によって所定倍に差動増幅し、第
一の出力信号jを得て、パン開始検出器16に供給して
いる。
さらに、抵抗116,117,118,159と演算増
幅器119と光−抵抗変換素子168(たとえばCdS
 素子)と発光素子16o(たとえばLEDダイオード
やランプ)からなる可変増幅回路120によって、第一
の信号1は光−抵抗変換素子168の抵抗値に応じた増
幅度で増幅され、第二の出力信号Cを得ている。なお、
可変増幅回路120の増幅度は、パン開始検出器15の
信号qによって制御されている。すなわち、信号qが小
さいときには発光素子160の照度は暗くなり、光−抵
抗変換素子168の抵抗値が大きくなり、増幅度は小さ
くなる。逆に、信号qが大きくなると発光素子160の
照度は明るくなり、光−抵抗変換素子168の抵抗値が
小さくなり、増幅度は大きくなる。
また、振動型ジャイロからなる角速度センサ6が、鏡筒
部1に固定部材7によって取りつけられている。角速度
センサ6の検出軸はアクチュエータ30回転軸4と一致
しており、慣性座標における鏡筒部1の回転軸4の回り
の回転角速度に応動した出力信号すを出力する。角速度
センサ6の出力信号すは角速度検出器12に入力され、
慣性座標からみた鏡筒部1の回転軸4の回りの角速度ω
・に比例もしくは角速度ω の所定周波数範囲の成分に
比例した信号dを得ている。第4図に角速度検出器12
の具体的な構成を示す。強制振動回路133は所定周波
数の正弦波発振回路を有し、その発振周波数信号によっ
て角速度センサ6の圧電素子で作られたドライブ・エレ
メント1.31を強制的に振動させている。圧電素子で
作られたセンス・エレメント132はドライブ・エレメ
ント131と機械的に接触して配置されているので、ド
ライブ・エレメント131と共に同じ周波数で振動する
。このとき、鏡筒部1が慣性座標において回転軸4の回
りで回転動作すると、力学的なコリオリカが発生する。
コリオリカはセンス・エレメント132の直交する2軸
の角速度の積忙比例するので、慣性座標における鏡筒部
1の回転軸40回りの角速度ω と強制振動による角速
度の積に比例する。センス・エレメント132はコリオ
リカによって機械歪を生じ、圧電作用によって電気信号
を発生する。センス・エレメント132の出力を同期検
波回路134によって強制振動と同じ周波数で同期検波
し、ローパスフィルタ135によって検波出力の低周波
成分(DC〜100)h程度)を取シ出せば、慣性座標
における鏡筒部10回転軸4の回りの角速度ω工に比例
する信号が得られる。
位置検出器11の出力信号Cと角速度検出器12の出力
信号dは、合成器13において加算・合成され、合成信
号eを得ている。第6図に合成器13の具体的な構成を
示す0演算増幅器141と抵抗142.143,144
によって構成され、抵抗142゜143の抵抗比によっ
て合成比が決まる。
合成器13の出力信号eは駆動器14に入力され、信号
eに比例した電圧信号(もしくは電流信号)1がアクチ
ュエータ3のコイル104a。
1o4bに供給される。第6図に駆動器14の具体的な
構成を示す。演算増幅器151とトランジスタ154,
155と抵抗152 、153によって電力増幅回路を
構成し、信号eを所定倍に増幅した電圧信号fを出力す
る。
パン開始検出器15は、鏡筒部1と本体ケース2の相対
角度に対応した位置検出器11の出力信号iによって、
パンニング動作の開始を検出し、パンニングが開始され
るとパン開始信号pを“H″から“L”にする(ここに
、@ H#は高電位状態を表わし、“L#は低電位状態
を表わす)0第7図にパン開始検出器15の具体的な構
成を示す。
コンパレータ162 、163と基準電圧源164゜1
65とアンド回路166からなるウィンド・コンパレー
タ回路161によって、位置検出器11の出力信号jか
らコンパレート信号pを得て、パン開始信号として出力
する。信号pは、鏡筒部1と本体ケース2の相対角度θ
五が第一の所定の範囲内(1θh1≦θh1)に在る時
に”H″となり、θhが第一の所定の範囲外(θh1<
1θh1≦θh2)になるとL′になる。第10図に信
号pと相対角度θhの関係を示す。なお、θh2 は可
動限界の端であり、1θhl=θh2は鏡筒部1と本体
ケース2の衝突を意味する。
パン終了検出器16は、鏡筒部1と支持体2の相対角度
θhと慣性座標からみた鏡筒部1の角速度ω。によって
、パンニング動作の終了を検出し、パンニングが終了す
るとパン終了信号りを′L#からI Halにする(パ
ンニング動作中に信号りは”L″′になっている)。第
8図にパン終了検出器16の具体的な構成を示す。コン
パレータ181゜182と基準電圧源183 、184
とアンド回路185かもなる第一のウィンド・コンパレ
ータ回路186によって、角速度検出器12の出力信号
dから第一のコンパレート信号Uを得ている0信号Uは
、鏡筒部1の角速度ω工が所定の範囲内(1ωm l 
≦”m 1)に在る時に”H#となシ、ω工が所定の範
囲外(0m1く1ωrn1)になると、”L″になる。
第11図(−)に信号Uと角速度ω。の関係を示す。
同様に、コンパレータ187 、188と基準電圧源1
89 、190とアンド回路191からなる第二のウィ
ンド・コンパレータ回路192によって、位置検出器1
1の出力信号1から第二のコンパレート信号Vを得てい
る。信号Vは、鏡筒部1と本体ケース2の相対角度θh
が第二の所定の範囲内(1θh1≦θh3)に在る時に
H″となシ、θhが第二の所定の範囲外(θh3く1θ
hl)になると“H″になる。第11図(b)に信号V
と相対角度θhの関係を示す。なお、第二の所定の範囲
は第一の所定の範囲に含まれるようにされている。すな
わち、θh3<θhト パン終了検出器16は、アンド回路193によって信号
Uと信号Vの論理積をとることにより、パン終了信号り
を作り出している。従って、鏡筒部1の角速度ω。が所
定の範囲内にあシ、かつ、鏡筒部1と支持体2の相対角
度θhが第二の所定の範囲内にある時に、パン終了信号
りは“H″となる。これ以外の時には、パン終了信号h
i11.″″L#となっている。
パン開始信号pとパン終了信号りは、利得変更器17に
入力される。第9図に利得変更器17の具体的な構成を
示す。パン開始信号pは、インバータ回路167とナン
ド回路168 、169からなるフリップフロップ17
0のセット信号として入力され、信号pが1L#になる
と7リツプフロツプ170はセットされ、その出力信号
qは“H″となる◇また、パン終了信号りはフリップフ
ロップ170のリセット信号として入力され、信号りが
Ill H#になるとフリップフロップ170はリセッ
トされ、出力信号qは“L”になる。
フリップフロップ170の出力信号qは、インバータ回
路171.抵抗172.トランジスタ173を介して、
コンデンサ174.抵抗175゜176からなる時定数
回路177に入力される◇従って、信号qが“L#のと
きにはトランジスタ173がオンになり、コンデンサ1
74の電荷は抵抗176を通じて放電され、電圧信号τ
は小さくなる(抵抗176の抵抗値は抵抗175の抵抗
値よりも十分小さい)0また、信号qがH#になるとト
ランジスタ173はオフになり、コンデンサ174は抵
抗175を通じて充電され、電圧信号rは+12Vまで
大きくなる。電圧信号rは演算増幅器178からなるバ
ッフ1回路を介して、利得変更信号qとして出力され、
位置検出器11の可変増幅回路120に供給される。
なお、パン開始検出器16とパン終了検出手段16と利
得変更器17によって、検出利得修正手段を構成してい
る。
次に、本撮影装置の防振特性について説明する・第12
図の制御ブロック図において、慣性座標からみた鏡筒部
1の角度θ工と本体ケース2の角度θ8の相対的な角度
θh=θニーθ。は、アクチュエータ3のマグネット1
o2の磁界を検知するホール素子6によって簡単に検出
される。ホール素子5と位置検出器11はブロック20
4で表わされ、θhのB倍の信号C(位置検出器11の
出力信号)を得る。一方、慣性座標からみた鏡筒部1の
角速度ω工は角速度センサ6と角速度検出器12によっ
て検出され、ブロック205と206の縦続接続によっ
て表わされる◇すなわち、角速度センサ6と同期検波回
路134によってω。の−へ倍された信号を検出しくブ
ロック205)、ローパスフィルタ136によってfh
=ωh/2π=100Hz以上の高周波のリップル電圧
が低減・除去され(ブロック206)、ω工の変動の必
要な周波数成分(DC〜10ol−!z)の信号dが取
シ出されている◇信号Cと信号dは加算点208(合成
器13)において加算・合成され、信号eを得る。駆動
器14に対応したブロック209において、信号eは0
倍に増幅され、電圧信号fを得る。アクチュエータ3に
対応したブロック210において、電圧信号fはトルク
Tmに変換される。ここに、Rはコイル104aと10
4bの合成抵抗値であり、Ktはトルク定数である。ブ
ロック201は鏡筒部1の機械的な慣性モーメント1m
によるトルクTmから角速度へへの伝達を表わし、ブロ
ック202はω工とθ工の関係を表わす。ここに、日は
ラプラス演算子を意味している。
いま、角速度ω工から信号dまでの伝達関数の内で周波
数に関係する項(ブロック2o6)をF(s)= (a
t h/(8+ ωh ) )      −・−・−
・(1)とおき、 D=C・(K、/R)・(1/Im)     ・・・
・・・・・・(2)とすると、θ工からθ工への伝達関
数はG(s)=θrn/θ工 =(B*D)/(s11!+F(!1)IIAIID@
 s+BsD)・・・・・・・・や) となる。ここで、 ω1=2π・fl =B/A            曲回・(4)ω2=
2π・f2 =AIID              ・・・・・・
・・・(6)とおくときK、 ω1=2π・fl(ω2=2π・f2     ・9曲
・−・(6)ωh=2π−fh>ω2        
■…曲(7)となしテイル。実際には、Z I FO−
1h r f2#” ’fh=1001にしている◇ このようにするならば、f からf2の周波数範囲にお
いてF(jω)=1となるので、周波数伝達関数G(j
ω)の折線近似ボード特性は第13図のようになる。す
なわち、慣性、座標における本体ケース2の回転角θ工
に対する鏡筒部1の回転角θ工の伝達特性G(jω)は
、第一の折点周波数f1以下の周波数範囲においては1
(odB)となり(線■)、11以上で第二の折点周波
数f2以下の周波数範囲では−6d B10 c tで
減衰しく線■)、12以上の周波数範囲では一12dB
/octで減衰してる(線■)(このような特性は、f
2≧6・fl。
fh≧3・f2とすれば得られる)。第13図よシ、1
1以上の周波数範囲においてθ工の振動からθ。
の振動への伝達量は小さくなる0その程度は、OdB 
(線■)と特性線の間の差ZdBによって表わされる◇ 第14図に防振機構のない撮影装置(ビデオカメラ)の
撮影時におけるヨー方向の本体ケースの回転角θ8の変
動の測定結果を示す(スペクトラム分析)0これは、操
作者が撮影装置を手に持ちながら大地に静止し、静止し
た被写体を撮影した時の本体ケース2の回転角θ工の変
動に対応するOこれをみると、0.6ル〜6ルの範囲の
変動が大きいことがわかる。従って、本撮影装置の防振
特性を第13図のごとき特性にすれば、本体ケース2の
回転角θ工の変動にかかわらず鏡筒部1の回転角θ。は
ほとんど変動しなくなり、撮影画面の変動が著しく小さ
くなることがわかる。すなわち、安定した見やすいビデ
オ撮影が可能になる。特に、f1≦o、5th、f2≧
6庵にすれば、その効果が得られる。
さらに、本実施例ではパン開始検出器15とパン終了検
出器16と利得変更器17による検出利得修正手段を有
しているので、本撮影装置で高速のパンニング動作を行
なっても、鏡筒部1と本体ケース2の衝突を防止できる
。次に、これについて説明する。
撮影装置(ビデオカメラ)によって動いている被写体を
撮影するときには、操作者は自分を回転軸として回転し
ながら被写体を撮影画面から外れないようにする(この
ような動作をパンニング動作と言う)。バンニング動作
時には、撮影装置は慣性座標においてヨー方向に回転し
ていることになる。このとき、本撮影装置は第13図の
ごとき特性の防振動作をおこなっているので、本体ター
フ20回転角θ工の増加に対して鏡筒部1の回転角θ工
追従動作はかなり遅れる0まず、位置検出器11の検出
利得Bが一定の場合の欠点について説明する。第13図
および(4)式から理解されるように、検出利得Bが小
さい程f1が小さくなり、防振特性が良くなるために、
Bをかなり小さく選定する必要がある。ところが、位置
検出器11の検出利得Bを小さくすると、アクチュエー
タ3の発生トルクTmはたかだかB・θh2に対応する
程度の小さなトルクしか発生できなかった。アクチュエ
ータ3の発生トルクTmが小さければ鏡筒部1の加速度
が小さくなシ、パンニング動作による本体ケース2の回
転角θ工の増加に対して鏡筒部1の回転角θ工の増加が
大幅に遅れるようになる。
その結果、本体ケース2と鏡筒部1が可動限界端(1θ
hl=θh2)において衝突し、操作者に衝突による衝
撃力が感じられた。このような衝突は、撮影装置の破損
を招き易くすると共に、操作者に不快感を与えるもので
あシ、極力避けなければならない。
本実施例では、パン開始検出器16によってパンニング
動作の開始を検出し、利得変更器1アによってパンニン
グ動作時には位置検出器11の可変増幅回路120の増
幅度を大きくしている。これにより、ホール素子5と位
置検出器11による検出利得Bが犬きくなシ、アクチュ
エータ3の発生トルクTmも大きくなり、パンニング動
作による本体ケース2の回転角度θ8の増加に十分追随
して鏡筒部1を加速することができる。その結果、鏡筒
部1と本体ケース2の衝突は防止できる。
次に、これについてよシ詳細に説明する。パン開始検出
器15は、位置検出器11の第一の出力信号jによって
鏡筒部1と本体ケース2の相対角度θhが第一の所定の
範囲内にあるか否かを検出している。パンニング動作を
していない時には、相対角度θhは第一の所定の範囲内
において微少な変動をしている。このとき、パン開始検
出器15のウィンド・コンパレータ回路161のパン開
始信号pは“H#となっている。また、利得変更器17
のフリップフロップ170の信号qは”L′にあり、時
定数回路177の信号rおよび出力信号qの電圧も小さ
い。従って、位置検出器11の可変増幅回路12oの発
光素子160の照度が小さく、光−抵抗変換素子158
の抵抗値が大きく、可変増幅回路120の増幅度は小さ
くなる◎すなもち、検出利得Bは小さくなっている。従
って、良好な防振作用を行ないCf1が十分小さい)、
本体ケース2の角度θ工の変動にかかわらず鏡筒部1の
角度θ工の変動は十分に小さくなっている。
このような状態においてパンニング動作が開始されたと
すると、本体ケース2の角度θ工の増加にもかかわらず
鏡筒部1の角度θ工は変化しないので、相対角度θhの
絶対値は増加し、それに対応して位置検出器11の出力
信号jが変化していく。
その結果、相対角度θhは第一の所定の範囲外になり、
パン開始検出器15のパン開始信号pは”L” に変わ
る。パン開始信号pが“L″になると利得変更器17の
フリップフロップ170の出力信号qは@ HIllに
なり、トランジスタ173がオフになり、時定数回路1
77のコンデンサ174が抵抗176によって充電され
、電圧信号rおよび出力信号qは所定の時定数により徐
々に大きくなる。これに伴って、位置検出器11の可変
増幅回路120の発光素子160の照度が徐々に大きく
なり、光−抵抗変換素子158の抵抗値が徐々に小さく
なシ、その増幅度は徐々に大きくなる。
すなわち、相対角度θhから信号ciでの検出利得Bが
徐々に大きくなる0従って、アクチュエータ3の発生ト
ルクTmが大きくなり、鏡筒部1は十分大きな加速度に
よって加速され、パンニング動作による本体ケース2の
角度θ工の増加にほぼ追従して鏡筒部1の角度θ工が増
加する。その結果、鏡筒部1と本体ケース2の衝突は防
止される。
パンニング動作が終了した後に、撮影装置の操作者は通
常の静止した被写体の撮影に移る◇このとき、パン開始
検出器15および利得変更器17の動作によって可変増
幅回路120の増幅度を最大の状態にしたままにすると
、検出利得Bが犬きくなシすぎているので、(4)式の
flはかなり大きくなっている(j’1>1Hz)。従
って、第13図から理解されるように、防振特性の効果
は大幅に悪化している。本実施例では、パン終了検出器
16によってパンニング動作の終了を検出し、位置検出
器11の可変増幅回路120の増幅度を元の小さな値に
戻している〇 これについて説明する。パン終了検出器16は、慣性座
標からみた鏡筒部1の角速度ω工が所定の範囲内にある
か否かを角速度検出器12の出力信号dにより検出し、
かつ、鏡筒部1と支持体2の相対角度θhが第二の所定
の範囲内にあるか否かを位置検出器11の出力信号jに
より検出し、両者がその範囲内に在るときにパン終了信
号りをH#にする。パンニング動作中は、位置検出器1
1の検出利得Bが大きくなっているので、パンニングに
よる本体ケース2の角度θ工の増加に追従して鏡筒部1
の角度θ。も増加する。すなわち、鏡筒部1の角速度ω
。はパンニングによる(慣性座標からみた)本体ケース
2の角速度に7致もしくは略一致している0従って、鏡
筒部1の角速度ω0は所定の範囲外にあり、パン終了検
出器16のパン終了信号りは”L″になっている。ノ(
ニング動作が終了すると、本体ケース2の角度θ工が変
化しなくなるので、鏡筒部1の角度θ工もθ工に一致し
た値に留まろうとする。これに伴って、鏡筒部1の角速
度ω。は所定の範囲内の小さな値もしくは0になシ、か
つ、相対角度θhも小さな値に落ち着いていく。従って
、角速度検出器12の出力信号dおよび位置検出器11
の出力信号jによってパンニングの終了を検出すること
ができる。すなわち、鏡筒部1の角速度ω。が所定の範
囲内になシ、かつ、鏡筒部1と支持体2の相対角度θh
が第二の所定の範囲内になると、パン終了検出器16の
パン終了信号りは“Hlに変わる。
このとき、相対角度θhの第一の所定の範囲は第二の所
定の範囲を含んでいるので、ノくン開始検出器15のパ
ン開始信号pは″H”になっているO従って、パン終了
検出器16の出力信号りが@L#から”H”に変わると
、利得変更器17のフリップフロップ170の出力信号
qも“H″から“L”に変わる。これに伴って、トラン
ジスタ173がオンになり、時定数回路177のコンデ
ンサ174の電荷は抵抗176を介して放電され、電圧
信号rおよび出力信号qが徐々に小さくなる。その結果
、位置検出器11の可変増幅回路120の発光素子16
0の照度が徐々に小さくなり、光−抵抗変換素子168
の抵抗値が徐々に大きくなり、その増幅度が徐々忙小さ
くなる。すなわち、相対角度θhから信号Cまでの検出
利得Bが徐々に小さくなり、元の小さな値になる。その
結果、本撮影装置の防振特性は良好な状態に戻り、本体
ケース2の角度θ8の変動に対して鏡筒部1の角度θ工
はほとんど変動しなくなる。
以後、次のパンニング動作の開始検出、制御動作、終了
検出については、前述の動作を繰り返している。
なお、前述の実施例では、位置検出器に可変増幅回路を
設け、パンニング動作中はその増幅度を大きくしたが、
本発明はそのような場合に限らない。たとえば、合成器
の入力側の抵抗値(位置検出器の信号の入力抵抗)を変
化させるようKしても良く、本発明に含まれることは言
うまでもない。
第16図に本発明の他の実施例の構成を示す。
本実施例では、位置検出器11の出力信号Cによってパ
ンニング動作の開始を検出することにより、検出利得修
正手段のパン開始検出器16′やパン終了検出器16′
や利得変更器17′の構成を簡単にしている。その他の
構成および動作は、前述の実施例と同様であり、説明を
省略する(同一の部品については同じ番号を付した)。
パン開始検出器15′は、鏡筒部1と本体ケース2の相
対角度に対応した位置検出器11の出力信号Cによって
、パンニング動作の開始を検出し、パンニングが開始さ
れるとパン開始信号p′を“HlからL″にする(ここ
に・、@H”は高電位状態を表わし、“L”は低電位状
態を表わす)。第16図にパン開始検出器15′の具体
的な構成を示す。
コンパレータ162 、163と基準電圧源164゜1
66とアンド回路166からなるウィンドーコンパレー
タ回路161によって、位置検出器11の出力信号Cか
らコンパレート信号〆を得て、パン開始信号として出力
する。位置検出器11の可変増幅回路120の増幅度が
小さい時には、信号p′は鏡筒部1と本体ケース2の相
対角度θhが第一の所定の範囲内(1θh1≦θh1)
に在る時にH”となり、θhが第一の所定の範囲外(θ
h1<1θh1θh2)になると信号p′は@L1にな
る。第19図(a)に、このときのパン開始信号Vと相
対角度θhの関係を示す。なお、θh2 は可動限界の
端であり、1θhl=θh2は鏡筒部1と本体ケース2
の衝突を意味する。
位置検出器11の可変増幅回路120の増幅度が大きく
なると、鏡筒部1と支持体2の相対角度θhから位置検
出器11の信号Cまでの検出利得が大きくなる。従って
、パン開始検出器15′の信号グは相対角度θhが第二
の所定の範囲内(1θhl≦θha)に在る時にH′と
なり、θhが第二の所定の範囲外(θh3く1θh1≦
θh2に在ると信号p′は“L″になる。第19図(b
)K、このときの信号p′と相対角度θhの関係を示す
。なお、第二の所定の範囲は第一の所定の範囲に含まれ
ている(θh3くθh1)。すなわち、パン開始検出器
1ぎの動作にヒステリシス特性を持たせている。
パン終了検出器16′は、慣性座標からみた鏡筒部1の
角速度ω。によってパンニング動作の終了を検出し、パ
ンニングが終了するとパン終了信号h′を”L”から“
H#にする。第17図にパン終了検出器16′の具体的
な構成を示す。コンパレータIJ31,182と基準電
圧源183 、184とアンド回路186からなるウィ
ンドφコンパレータ回路186によって、角速度検出器
12の出力信号dからパン終了信号dを得ている。信号
h′は、鏡筒部1の角速度ω が所定の範囲内(1ωr
n1≦ωml)に在る時に“H”となり、ω工が所定の
範囲外(0m1く1ω工I)になると“L″になる。信
号h′と角速度ω工の関係は、第11図(a)の信号り
と角速度ω工の関係と同じである。
パン開始信号プとパン終了信号には、利得変更器11に
入力される。第18図に利得変更器11の具体的な構成
を示す。パン開始信号〆は、ナンド回路168,169
,301からなるセット優先型の7リツプフロツプ17
0′のセット信号として入力され、信号p′が“L”に
なるとフリップフロップ170′はセットされ、その出
力信号イはH1となる。また、パン終了信号h′はフリ
ップ70ツブ170′のリセット信号として入力され、
信号p′が“Hlの時に信号h′が“H”になるとクリ
ップ17σはリセットされ、出力信号q′は”L”にな
る。
フリップフロップ17σの出力信号q′は、インバータ
回路171.抵抗172.トランジスタ173を介して
、コンデンサ174.抵抗175゜176からなる時定
数回路177に入力される。
従って、信号q′が“Ljのときにはトランジスタ17
3がオンになり、コンデンサ174の電荷は抵抗176
を通じて放電され、電圧信号r′は小さくなる(抵抗1
76の抵抗値は抵抗175の抵抗値よりも十分小さい)
。また、信号イが“H”になるとトランジスタ173は
オフになり、コンデンサ174は抵抗175を通じて充
電され、電圧信号r′は+12Vまで大きくなる。電圧
信号r′は演算増幅器178からなるバッファ回路を介
して、利得変更信号q′として出力され、位置検出器1
1の可変増幅回路120に供給される。
本実施例におけるパンニング動作の開始の検出と利得の
変更とパンニング動作の終了の検出について説明する。
まず、パンニング動作を行なっていない時には、位置検
出器11の可変増幅回路12oの増幅度は小さいから、
相対角度θhから位置検出器11の信号Cまでの検出利
得Bは小さくなっている。従って、第13図および(4
)式のflが小さく良好な防振動作を行なっている。
このような状態からパンニング動作を行なうと、鏡筒部
1の角度θ工の増加に対して本体ケース2の角速度θ工
はかなり遅れるので、相対角度θhの絶対値が大きくな
り、第一の所定の範囲外になる。従って、パン開始検出
器16′のパン開始信号p′は“H”から“Lに変わる
。信号p′がIt L 31になると、利得変更器17
′のフリップフロップ17σがセットされ、信号q′は
“L’から“H”に変わる。これに伴って、トランジス
タ173がオフになり、時定数回路177のコンデンサ
174が抵抗176を介して充電され、電圧信号r′お
よび利得変更信号q′が徐々に大きくなる。利得変更信
号q′の増大に伴って位置検出器11の可変増幅回路1
20の増幅度が大きくなる。すなわち、検出器−4Bが
大きくなる。従って、アクチュエータ3の発生トルクT
mが大きくなり、本体ケース2の角度θ工の増加に追随
するように鏡筒部1が加速され、鏡筒部1と本体ケース
2の衝突が防止される。
パニング動作が終了すると、本体ケース2の角度θ工が
ほとんど変化しなくなるから、鏡筒部1の角速度ω工は
所定の範囲内もしくは0になり、パン終了検出器16′
のパン終了信号h′は“L”からH″′に変わる。一方
、位置検出器11の検出利得が大きくなっているために
、パン開始検出器16′の信号p′と相対角度θhの関
係は第19図(b)だ示すようになっている。従って、
パン開始信号p′は、相対角度θhが第二の所定の範囲
内(Iθh1≦θhs)になった時に“L″から“H”
に変わる。利得変更器17′の7リツプフロツプ17σ
は、パン開始信号p′が”H#の時にパン終了信号h′
が”H”になるとリセットされ、信号qは′L”に変わ
る。すなわち、鏡筒部10角速度ω工が所定の範囲内に
あり、かつ、相対角度θhが第二の所定の範囲内に在る
時に信号イは“Llになる。
信号q′が”L’になると、トランジスタ173がオン
になり、コンデンサ174の電荷は抵抗176を介して
放電され、電圧信号ビおよび利得変更信号qlは徐々に
小さくなっていく。従って、位置検出器11の可変増幅
回路120の増幅度は小さくなり、検出利得Bも小さく
なり、良好な防振動作に戻っていく。
なお、前述の実施例では位置検出器に可変増幅回路を設
けて検出利得を変化させたが、本発明はそのような場合
に限らず、たとえば、ホール素子のバイアス電流を変え
るようにしてもよい。
前述の各実施例に示すように本発明の撮影装置の防振機
構は、空気室が不要であり、小型軽量化が可能である。
また、センサの個数も少なく、コストも安い。さらに、
アクチュエータのマグネットの磁界を検知するホール素
子(感磁素子)によって相対的な位置検出を行なってい
るので、構成が簡単であり、部品点数も少ない。なお、
マグネットの磁界の検知にはホール素子に限らず、磁気
抵抗素子や過飽和リアクトルを使用しても良い。
さらに、パン開始検出器やパン終了検出器や利得変更器
により簡単に検出利得修正手段を構成することができ、
パンニング動作における鏡筒部と支持体との衝突も防止
できる。もちろん、本撮影装置の応用範囲はビデオカメ
ラに限定されるものではない。その他、本発明の主旨を
変えずして種々の変更が可能である。
発明の効果 本発明の撮影装置は、鏡筒部と支持体の相対位置および
鏡筒部の角速度を検出することにより、その両者の変動
を抑制するように鏡筒部をアクチュエータ手段により、
駆動・制御し、鏡筒部の振動を大幅に低減したものであ
る。さらに、検出利得修正手段を設け、鏡筒部と支持体
の衝突も防止している。従って、本発明に基づき、たと
えばビデオカメラを構成するならば、簡単に小型軽量・
高性能の防振機構付きビデオカメラを得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による撮影装置の構成図、第
2図(a) 、 (b) 、 (c)は第1図のアクチ
ュエータの具体的な構成を表わす図、第3図は第1図の
位置検出器の具体的な構成を表わす図、第4図は第1図
の角速度検出器の具体的な構成を表わす図、第6図は第
1図の合成器の具体的な構成を表わす図、第6図は第1
図の駆動器の具体的な構成を表わす図、第7図は第1図
のパン開始検出器の具体的な構成を表わす図、第8図は
第1図のパン終了検出器の具体的な構成ケ表わす図、第
9図は第1図の利得変更器の具体的な構成を表わす図、
第10図はパン開始検出器の検出特性を表わす図、第1
1図(、) 、 (b)はパン終了検出器の検出特性を
表わす図、第12図は防振機構のブロック図、第13図
はθ工からθ工への周波数伝達関数G(jω)を表わす
図、第14図はθ8の変動の様子を表わす図、第15図
は本発明の他の実施例を表わす構成図、第16図は第1
6図のパン開始検出器の具体的な構成を表わす図、第1
7図は第16図のパン終了検出器の具体的な構成を表わ
す図、第18図は第15図の利得変更器の具体的な構成
を表わす図、第19図(a) 、 (b)はパン開始検
出器の検出特性を表わす図、第20図は従来の防振機構
例を表わす構成図である。 1・・・・・・鏡筒部、2・・・・・・本体ケース(支
持体)、3・・・・・・アクチュエータ、4・・・・・
・回転軸、5・・・・・・ホール素子(感磁素子)、6
・・・・・・角速度センサ、7・・・・・・固定部材、
11・・・・・・位置検出器、12・・・・・・角速度
検出器、13・・・・・・合成器、14・・・・・・駆
動器、15 、15’・・・・・・パン開始検出器、1
6,1σ・・・・・・パン終了検出器、17 、17’
・・・・・・利得変更器、41・・・・・・撮像素子、
42・・・・・・画像信号処理器、G・・・・・・鏡筒
部1の重心。 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 L−=        J 第9図 し=−−一−−−−−−−−−−−−ヤー     J
’/7 第10図 第11図 一ω、n10LJ屑1 0m θλ 第12図 第13図 第14図 f (Hz) 第16図 L           、          J/
、5′ j117図 L           、     ++     
      +−−J/6′ 第18図 ゛)7・ 第19図 一θft2 −elt     °    eU   
e′2θえ −012−efbt  −11fLsOefLs  e
fI、t  e12θ孔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のレンズと撮像素子を搭載された鏡筒部と、
    前記撮像素子に得られる電気信号から画像信号を作り出
    す画像信号処理手段と、前記鏡筒部への入射光線軸と直
    交もしくは略直交する回転軸回りに前記鏡筒部をヨー方
    向に回動自在に支承する支持体と、前記鏡筒部と前記支
    持体の間に取りつけられ、前記鏡筒部を回転駆動するア
    クチュエータ手段と、前記鏡筒部と前記支持体の相対角
    度を検出する位置検出手段と、前記鏡筒部に取りつけら
    れ、慣性座標からみた前記回転軸回りの前記鏡筒部の角
    速度を検出する角速度検出手段と、前記位置検出手段の
    出力信号と前記角速度検出手段の出力信号を合成する合
    成手段と、前記合成手段の合成信号に応じて前記アクチ
    ュエータ手段に電力を供給する駆動手段と、前記鏡筒部
    と支持体の相対角度が第一の所定の範囲外になると前記
    位置検出手段の検出利得を大きくし、慣性座標からみた
    前記鏡筒部の角速度が所定の範囲内にあり、かつ前記相
    対角度が前記第一の所定の範囲よりも狭い第二の所定の
    範囲内にあるときに前記位置検出手段の検出利得を小さ
    くする検出利得修正手段とを具備する撮影装置。
  2. (2)アクチュエータ手段の回転軸が鏡筒部の重心もし
    くは重心の近傍を通っていることを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項記載の撮影装置。
  3. (3)角速度検出手段として、振動型ジャイロによる角
    速度センサを使用することを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の撮影装置。
  4. (4)慣性座標における支持体の回転角度に対する鏡筒
    部の回転角度の伝達特性を、第一の折点周波数f_1以
    下の周波数範囲においては1とし、f_1以上で第二の
    折点周波数f_2(f_1<f_2)以下の周波数範囲
    では−6dB/octで減衰させ、f_2以上では−1
    2dB/octで減衰させるようにしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の撮影装置。
  5. (5)検出利得修正手段は、鏡筒部と支持体の相対角度
    が第一の所定の範囲外になるとパン開始信号を出力する
    パン開始検出手段と、慣性座標からみた前記鏡筒部の角
    速度が所定の範囲内にあり、かつ、前記相対角度が第二
    の所定の範囲内にあるときにパン終了信号を出力するパ
    ン終了検出手段と、前記パン開始信号に応動して前記位
    置検出手段の検出利得を大きくし、前記パン終了信号に
    応動して前記位置検出手段の検出利得を小さくする利得
    変更手段とからなっていることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項記載の撮影装置。
  6. (6)パン開始検出手段は、位置検出手段の出力信号に
    より鏡筒部と支持体の相対角度を検出したことを特徴と
    する特許請求の範囲第(5)項記載の撮影装置。
  7. (7)パン終了検出手段は、角速度検出手段の出力信号
    により慣性座標からみた鏡筒部の角速度を検出し、かつ
    、位置検出手段の出力信号により鏡筒部と支持体の相対
    角度を検出したことを特徴とする特許請求の範囲第(5
    )項記載の撮影装置。
  8. (8)検出利得修正手段は、位置検出手段の出力信号が
    使定の範囲外になるとパン開始信号を出力するパン開始
    検出手段と、角速度検出手段が所定の範囲内に在るとパ
    ン終了信号を出力するパン終了検出手段と、前記パン開
    始信号に応動して前記位置検出手段の検出利得を大きく
    し、前記パン終了信号に応動して前記位置検出手段の検
    出利得を小さくする利得変更手段とからなっていること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の撮影装置
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