JPS62290014A - 化合物系超電導線 - Google Patents
化合物系超電導線Info
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- JPS62290014A JPS62290014A JP61131769A JP13176986A JPS62290014A JP S62290014 A JPS62290014 A JP S62290014A JP 61131769 A JP61131769 A JP 61131769A JP 13176986 A JP13176986 A JP 13176986A JP S62290014 A JPS62290014 A JP S62290014A
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、超電導電磁石に用いられる超電導線、特に
低交流損失の化合物系超電導線に関するものである。
低交流損失の化合物系超電導線に関するものである。
第v図は例えば特開昭59−ダークθを号公報に示され
た従来の化合物系超電導線の断面図であり1図において
Cハは化合物系超電導素線、(2)はこの化合物系超電
導素線(ハの集合体であり1例えば3本の化合物系超電
導素線(ハが隣接して相互に撚り合わされることによっ
て得られるものである。
た従来の化合物系超電導線の断面図であり1図において
Cハは化合物系超電導素線、(2)はこの化合物系超電
導素線(ハの集合体であり1例えば3本の化合物系超電
導素線(ハが隣接して相互に撚り合わされることによっ
て得られるものである。
第5図は、第q図に示した集合体(2)中の隣接する一
本の化合物系超電導素線【ハの拡大断面図である。図に
おいて(3)は化合物系超電導素線Cハの内部に生成さ
れたNb3Snフィラメント、(り)はとのNb、yS
nフィラメント(3)を囲む金属材例えばブロンズ、(
j)はこのブロンズ(glの外側に設けられた安定化銅
基材、(6)はブロンズ(す)と安定化銅基材(rlを
隔てる拡散バリヤ層、(7)は安定化銅基材(、rlの
表面に生成される銅の硫化物と銅の酸化物である。
本の化合物系超電導素線【ハの拡大断面図である。図に
おいて(3)は化合物系超電導素線Cハの内部に生成さ
れたNb3Snフィラメント、(り)はとのNb、yS
nフィラメント(3)を囲む金属材例えばブロンズ、(
j)はこのブロンズ(glの外側に設けられた安定化銅
基材、(6)はブロンズ(す)と安定化銅基材(rlを
隔てる拡散バリヤ層、(7)は安定化銅基材(、rlの
表面に生成される銅の硫化物と銅の酸化物である。
従来の化合物系超電導線は上記のように構成され、集合
体(2)に変動磁界dB//dtが印加された場合。
体(2)に変動磁界dB//dtが印加された場合。
対向する一本の化合物系超電導素線(ハ間の実効電気抵
抗率ρと、集合体(2)の撚線ピッチLとに応じて、交
流損失Qが発生する。このρ、L、Qの関係を次式に示
す。
抗率ρと、集合体(2)の撚線ピッチLとに応じて、交
流損失Qが発生する。このρ、L、Qの関係を次式に示
す。
Q QCL’ /ρ
発生した交流損失は、熱エネルギーとなって超電導状態
を不安定にしたり、冷却負荷を増大させる。
を不安定にしたり、冷却負荷を増大させる。
この交流損失を低減するため、従来技術では、化合物系
超電導素線(ハの一番外側に銅の硫化物と銅の酸化物(
り)を生成して化合物系超電導素線14間の電気的密着
を防ぎ、実効抵抗率ρを高めている。
超電導素線(ハの一番外側に銅の硫化物と銅の酸化物(
り)を生成して化合物系超電導素線14間の電気的密着
を防ぎ、実効抵抗率ρを高めている。
上記のような従来の化合物系超電導線では、銅の硫化物
と銅の酸化物〔7)の機械的強度あるいは結合力が弱い
ため、化合物系超電導素線(1)を圧縮成形すると銅の
酸化物である酸化皮膜が局部的に破損し、また化合物系
類゛醒導素線(ハを生成する際の熱処理時に、銅の硫化
物や酸化物が遊離しやすいという問題点があった。
と銅の酸化物〔7)の機械的強度あるいは結合力が弱い
ため、化合物系超電導素線(1)を圧縮成形すると銅の
酸化物である酸化皮膜が局部的に破損し、また化合物系
類゛醒導素線(ハを生成する際の熱処理時に、銅の硫化
物や酸化物が遊離しやすいという問題点があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、圧縮成形および生成熱処理後も化合物系超電導素線
の表面に強固な電気的高抵抗層を保つことができる化合
物系超電導線を得ることを目的とする。
で、圧縮成形および生成熱処理後も化合物系超電導素線
の表面に強固な電気的高抵抗層を保つことができる化合
物系超電導線を得ることを目的とする。
この発明に係る低交流損失の化合物系超電導線は、化合
物系超電導緊線の一番外側に生成された電気的高抵抗層
と、この電気的高抵抗層と安定化銅基材の間に設けられ
、この電気的高抵抗層中の金属が安定化銅基材を汚染す
るのを防止する外拡散バリヤ層とを備えたものである。
物系超電導緊線の一番外側に生成された電気的高抵抗層
と、この電気的高抵抗層と安定化銅基材の間に設けられ
、この電気的高抵抗層中の金属が安定化銅基材を汚染す
るのを防止する外拡散バリヤ層とを備えたものである。
この発明においては、化合物系超電導線の一番外側に生
成された強固な金属層である電気的高抵抗層のため、圧
縮成形および超電導材を生成させる熱処理後も電気的高
抵抗層の破損や遊離がおこらず、確実に交流損失を低く
抑えることができる。
成された強固な金属層である電気的高抵抗層のため、圧
縮成形および超電導材を生成させる熱処理後も電気的高
抵抗層の破損や遊離がおこらず、確実に交流損失を低く
抑えることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図であり、超電
導材を生成する熱処理前の隣接する1本の化合物系超電
導素線(/A)の拡大断面図である。
導材を生成する熱処理前の隣接する1本の化合物系超電
導素線(/A)の拡大断面図である。
図において(3A)はNbフィラメント、(uA)はこ
のNbフィラメント(3A)を囲むブロンズ基材、(5
)はこのブロンズ基材(aA)の外側に設けられた安定
化銅基材、(6)はブロンズ基材(aA)と安定化銅基
材(5)を隔てる拡散バリヤ層、(t)は安定化銅基材
(51を囲み、超電導材生成熱処理時に、安定化銅基材
(、rlのニッケル汚染を防止するための外拡散バリヤ
層例えばタンタルrTa)、(flはこの外拡散バリヤ
層(flを囲む銅層、(tO)はこの銅層(テ)を囲む
ニッケルメッキ層である。
のNbフィラメント(3A)を囲むブロンズ基材、(5
)はこのブロンズ基材(aA)の外側に設けられた安定
化銅基材、(6)はブロンズ基材(aA)と安定化銅基
材(5)を隔てる拡散バリヤ層、(t)は安定化銅基材
(51を囲み、超電導材生成熱処理時に、安定化銅基材
(、rlのニッケル汚染を防止するための外拡散バリヤ
層例えばタンタルrTa)、(flはこの外拡散バリヤ
層(flを囲む銅層、(tO)はこの銅層(テ)を囲む
ニッケルメッキ層である。
第2図は超電導材を生成した熱処理後の隣接する一本の
化合物系超電導素線(lp、)の拡大断面図である。図
において(3)は熱処理によって生成されたNb、yS
nフィラメント、(ゲ)はとのNbJSnフィラメント
(3)を囲むブロンズ、 (、ylはこのブロンズCり
)の外側に設けられた安定化銅基材、(6)はブロンズ
(り)と安定化銅基材(rlを隔てる拡散バリヤ層、(
j)は外拡散バリヤ層、 (//)は外拡散バリヤ層(
flを囲み。
化合物系超電導素線(lp、)の拡大断面図である。図
において(3)は熱処理によって生成されたNb、yS
nフィラメント、(ゲ)はとのNbJSnフィラメント
(3)を囲むブロンズ、 (、ylはこのブロンズCり
)の外側に設けられた安定化銅基材、(6)はブロンズ
(り)と安定化銅基材(rlを隔てる拡散バリヤ層、(
j)は外拡散バリヤ層、 (//)は外拡散バリヤ層(
flを囲み。
熱処理によって生成された電気的高抵抗層である銅−ニ
ッケル合金層である。
ッケル合金層である。
上記のように構成された化合物系超電導においては、化
合物系超電導素線(/A)は、ニッケルメツキ層(10
)を形成する点を除き、従来の化合物系超電導素線の製
法と同様の製法で製造され得る。
合物系超電導素線(/A)は、ニッケルメツキ層(10
)を形成する点を除き、従来の化合物系超電導素線の製
法と同様の製法で製造され得る。
この発明では、超電導材生成熱処理前の化合物系超重1
導素線(lA)の加工最終工程において、ニッケルメッ
キ処理を行ってニッケルメッキ層(10)を形成する。
導素線(lA)の加工最終工程において、ニッケルメッ
キ処理を行ってニッケルメッキ層(10)を形成する。
この処理により1例えばニッケルパイプを銅層(9)の
上にかぶせる従来の製法に比べ。
上にかぶせる従来の製法に比べ。
製作性が良くなる。また、このニッケルメッキ層(/θ
)を電気的メッキ処理で得ることにより、電気的高抵抗
層を生成熱処理と同時にかつ簡便に得ることができる。
)を電気的メッキ処理で得ることにより、電気的高抵抗
層を生成熱処理と同時にかつ簡便に得ることができる。
次に、第一図に示した。熱処理後の化合物系超電導素線
(lA)の一番外側には電気的高抵抗層である銅−ニッ
ケル合金層(//)が生成される、この銅−ニッケル合
金層(//)は、対向する2本の化合物系超電導素線(
lA)間の実効電気抵抗率ρを高め、交流損失Qを低減
する。また、外拡散バリヤ層(flは、超電導材生成熱
処理時に、ニッケルメッキ層(10)からのニッケルが
安定化銅基材(S)へ拡散することを防止し、もって安
定化銅基材(5)の性能を劣化させない。
(lA)の一番外側には電気的高抵抗層である銅−ニッ
ケル合金層(//)が生成される、この銅−ニッケル合
金層(//)は、対向する2本の化合物系超電導素線(
lA)間の実効電気抵抗率ρを高め、交流損失Qを低減
する。また、外拡散バリヤ層(flは、超電導材生成熱
処理時に、ニッケルメッキ層(10)からのニッケルが
安定化銅基材(S)へ拡散することを防止し、もって安
定化銅基材(5)の性能を劣化させない。
さらに、銅層(?1とニッケルメッキ層(lO)の厚み
を選択することにより、超電導材の生成熱処理後の化合
物系超電導素線(lA)の表面に、外被層としてニッケ
ルメッキ層(10)の一部(図示しない)が残留する。
を選択することにより、超電導材の生成熱処理後の化合
物系超電導素線(lA)の表面に、外被層としてニッケ
ルメッキ層(10)の一部(図示しない)が残留する。
このニッケルメッキ層(lO)は生成熱処理時の高温に
耐え、生成熱処理後の化合物系超電導緊線(th)の表
面が互いに焼結するのを防ぎ、交流損失を低減する効果
がある。なお。
耐え、生成熱処理後の化合物系超電導緊線(th)の表
面が互いに焼結するのを防ぎ、交流損失を低減する効果
がある。なお。
このニッケルメッキ層(10)の代わりに、第3図に示
すように、銅−ニッケル合金層(//)の外周得られる
。
すように、銅−ニッケル合金層(//)の外周得られる
。
なお、上記実施例では、超電導材生成熱処理後の化合物
系超電導素線(lA)、(/B)の内部に超電導材料で
あるNb、ySnフィラメント(3)を用いたが。
系超電導素線(lA)、(/B)の内部に超電導材料で
あるNb、ySnフィラメント(3)を用いたが。
超電導材生成熱処理過程を必要とする他の化合物系の超
電導材料であってもよい。また、電気的高抵抗層として
銅−ニッケル合金層(//)を用いたが、他の電気的高
抵抗合金であってもよく、また、外拡散バリヤ層(rl
としてTaの例を掲げたが、ニッケルメッキ層(10)
の安定化銅基材(S)への汚染を妨げるものであれば他
の材料であってもよい。
電導材料であってもよい。また、電気的高抵抗層として
銅−ニッケル合金層(//)を用いたが、他の電気的高
抵抗合金であってもよく、また、外拡散バリヤ層(rl
としてTaの例を掲げたが、ニッケルメッキ層(10)
の安定化銅基材(S)への汚染を妨げるものであれば他
の材料であってもよい。
また、外被層としてニッケルメッキ層(10)またはク
ロムメッキ(/2)を用いたが、超電導材生成熱処理後
の化合物系超電導素線(lA)、(/B)の表面が互い
に焼結するのを妨げるものであれば他の材料であっても
同様の効果を奏する。
ロムメッキ(/2)を用いたが、超電導材生成熱処理後
の化合物系超電導素線(lA)、(/B)の表面が互い
に焼結するのを妨げるものであれば他の材料であっても
同様の効果を奏する。
この発明は以上説明したとおり、化合物系超電導素線の
一番外側に生成された電気的高抵抗層と、この電気的高
抵抗層と安定化銅基材の間に設けられ、この電気的高抵
抗層中の金属が安定化銅基材を汚染するのを防止する外
拡散バリヤ層とを備えたので、安定化銅の汚染や素線間
の焼結が防止され、生成熱処理後も素線間の実効抵抗率
を高く保持すると共に、成形撚線時の機械的損傷にも強
いため、化合物系超電導線の交流損失を確実に低く抑え
ることができる効果がある。また、この発明による化合
物系超電導線は簡便に製造することができる。
一番外側に生成された電気的高抵抗層と、この電気的高
抵抗層と安定化銅基材の間に設けられ、この電気的高抵
抗層中の金属が安定化銅基材を汚染するのを防止する外
拡散バリヤ層とを備えたので、安定化銅の汚染や素線間
の焼結が防止され、生成熱処理後も素線間の実効抵抗率
を高く保持すると共に、成形撚線時の機械的損傷にも強
いため、化合物系超電導線の交流損失を確実に低く抑え
ることができる効果がある。また、この発明による化合
物系超電導線は簡便に製造することができる。
第7図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図はこ
の発明の一実施例による、熱処理後の化合物超電導素線
の拡大断面図、第3図はこの発明の他の実施例による、
熱処理後の化合物超電導素線の拡大断面図、第q図は従
来の化合物系超電導線の断面図、第S図は従来の化合物
超電導素線の拡大断面図である。 図において、(1)、(lA)l(/B)は化合物系超
電導素線、(2)は集合体、(31はNb、ySnフィ
ラメント、(s*)はNbフィラメント、(tllけブ
ロンズ、(yA)はブロンズ基材、(51は安定化銅基
材、(6)は拡散バリヤ層、(g)は外拡散バリヤ層、
(り)は銅層、(10)はニッケルメッキ層、(//)
は銅−ニッケル合金層、(/、2)はクロムメッキ層で
ある。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分1A゛
化8完整超電導票線 3A : Nbフィラメ二ト 4A 7゛ロシス゛蟇U 5 9定化鉛蟇杆 6 #I嘴ズlです7層 8 分m @ IY II T層9 @層 10゛ 二・リグルメ11屑 革2図 3 Nb3Snフイラメzト 4 ブO′−ス゛ 11 @−二ヤJケル今金層 元3図
の発明の一実施例による、熱処理後の化合物超電導素線
の拡大断面図、第3図はこの発明の他の実施例による、
熱処理後の化合物超電導素線の拡大断面図、第q図は従
来の化合物系超電導線の断面図、第S図は従来の化合物
超電導素線の拡大断面図である。 図において、(1)、(lA)l(/B)は化合物系超
電導素線、(2)は集合体、(31はNb、ySnフィ
ラメント、(s*)はNbフィラメント、(tllけブ
ロンズ、(yA)はブロンズ基材、(51は安定化銅基
材、(6)は拡散バリヤ層、(g)は外拡散バリヤ層、
(り)は銅層、(10)はニッケルメッキ層、(//)
は銅−ニッケル合金層、(/、2)はクロムメッキ層で
ある。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分1A゛
化8完整超電導票線 3A : Nbフィラメ二ト 4A 7゛ロシス゛蟇U 5 9定化鉛蟇杆 6 #I嘴ズlです7層 8 分m @ IY II T層9 @層 10゛ 二・リグルメ11屑 革2図 3 Nb3Snフイラメzト 4 ブO′−ス゛ 11 @−二ヤJケル今金層 元3図
Claims (7)
- (1)超電導材料のフィラメント、このフィラメントを
囲む金属材、およびこの金属材の外側に設けられた安定
化銅基材を有する化合物系超電導素線であつて、その一
番外側に生成された電気的高抵抗層と、この電気的高抵
抗層と前記安定化銅基材の間に設けられ前記電気的高抵
抗層中の金属が前記安定化銅基材を汚染するのを防止す
る外拡散バリヤ層とを備えたことを特徴とする化合物系
超電導線。 - (2)電気的高抵抗層は銅−ニッケル合金層であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の化合物系超電
導線。 - (3)銅−ニッケル合金層は、外拡散バリヤ層を囲む銅
層およびこの銅層を囲むニッケルメッキ層の超電導材生
成熱処理時に得られることを特徴とする特許請求の範囲
第2項記載の化合物系超電導線。 - (4)外拡散バリヤ層はタンタルであることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか記載の
化合物系超電導線。 - (5)電気的高抵抗層の外周に、外被層を備えたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
か記載の化合物系超電導線。 - (6)外被層は、超電導材生成熱処理後に、化合物系超
電導素線表面に残留したニッケルメッキ層の一部である
ことを特徴とする特許請求の範囲第3項または第5項記
載の化合物系超電導線。 - (7)外被層は、クロムメッキ層であることを特徴とす
る特許請求の範囲第5項記載の化合物系超電導線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61131769A JPS62290014A (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | 化合物系超電導線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61131769A JPS62290014A (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | 化合物系超電導線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62290014A true JPS62290014A (ja) | 1987-12-16 |
Family
ID=15065732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61131769A Pending JPS62290014A (ja) | 1986-06-09 | 1986-06-09 | 化合物系超電導線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62290014A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02297809A (ja) * | 1989-05-11 | 1990-12-10 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 超電導線 |
-
1986
- 1986-06-09 JP JP61131769A patent/JPS62290014A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02297809A (ja) * | 1989-05-11 | 1990-12-10 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 超電導線 |
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