JPS62289456A - ウオツシヤノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は乗用車やトラック等の走行車両のガラス面にウ
オッシャ液を噴出するウオッシャノズルに関するもので
ある。

〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕一般に
、乗用車やトラック等の走行車両のフロントガラスやリ
ヤガラス等のガラス面の汚れを車内に居ながらにして払
拭する場合、ウオッシャ液をウオッシャノズルからガラ
ス面に噴出させると共にワイパを作動させることによっ
て行うようになっている。しかしながら、従来このウオ
ッシャ液を噴出させるウオッシャノズルは車両本体に固
定して取付けられているため、ウオッシャ液はガラス面
の一定の部所にのみ噴出されることとなり、この結果、
ワイパを作動させて払拭してもウオッシャ液がガラス面
全体を潤すのは難しく、むらな（するためにはウオッシ
ャ液を多量に用い長時間ワイパの作動をさせるなど操作
性に劣る詐りでなく、極部的な汚れの除去に際しても支
障があり、結局は操作者が車外に出て汚れたガラス面の
払拭作業をしなければならないようなこともあり、極め
て煩雑かつ面倒である。

〔問題を解決する手段〕

本発明は上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃する
ことができるウオッシャノズルを提供することを目的と
して創案されたものであって、自動車等の走行車両のウ
ィンド面にウオッシャ液を噴出するウオッシャノズルで
あって、該ウオッシャノズルには、ウオッシャ液の噴出
方向の調整をするため方向変位手段が設けられているこ
とを特徴とするものである。

そしてこの本発明は、この構成によって、ウオッシャ液
のガラス面への噴出位置を自由に調整できるようにして
、払拭性能の向上を計ろうとするものである。

〔実施例〕

次に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図面
において１は乗用車の本体であって、該車体のフロント
ガラス２前方にウオッシャ液を噴出するウオッシャノズ
ル３が配されるものであるが、該ウオッシャノズル３は
上下及び左右方向にその噴出方向を変位調節できるよう
になっている。

即ち、ウオッシャノズルは球座４を介して車体１側に固
定のケース体５に取付けられているのであるが、ケース
体５にはウオッシャノズル３の変位調節機構６が内装さ
れている。変位調節機構は第一モータ１１、第二モータ
１２を用いて構成されるものであるが、ウオッシャノズ
ル３には、ケース体５の下方及び左右いずれか一側（実
施例では左側）に球座９ａ、１０ａを介して螺旋軸９．
１０の一端部が枢支されている。また、←←−傘÷−二
　　　　　　　　　　　　これらモータ１１．１２の軸
に設けた駆＾１ａ、１２ａに中間ギア１３．１４を介し
て従動ギア１５．１６がそれぞれ噛合連結されているが
、この従動ギア１５．１６はその軸芯部に螺旋溝が形成
されている。そしてこれら螺旋溝に前記螺旋軸９．１０
が出没自在に螺入している。

一方、１７は切換スイッチであって、該切換スイッチ１
７は上下左右に都合四個の操作部１７ａを有するもので
あり、上下の操作部１７ａを押操作することによって第
一モータ１１が正逆駆動をし、これに連動する従動ギア
１５の正逆回動で、該従動ギア１５に螺入する螺旋軸９
が進退動をすることとなり、これによってウオッシャノ
ズル３は球座４を支点として上下揺動し、その噴出方向
が上下変位するようになっている。また、左右の操作部
１７ａを押操作することによって、今度は第二モータ１
２が正逆駆動をし、これによって螺旋軸１０が従動ギア
１６を進退動をし、球座４を支点としたウオッシャノズ
ル３の左右揺動が成されて、噴出方向が左右変位するよ
うになっている。

尚、１７ｂは右、左切換用スイッチである。

叙述の如く構成された本発明の実施例において、フロン
トガラスの汚れを落したい場合に、図示しないウオッシ
ャスイッチを操作してウオッシャモータを駆動せしめウ
オッシャ液をガラス面に噴出せしめると共にワイパ作動
を行わしめれば良いが、本発明においては、ウオッシャ
ノズル３のノズル角度を自由に調整して所望位置にウオ
ッシャ液を噴出することができる。

即ち、切換スイッチ１７の操作部１７ａを押操作すると
、操作した側の螺旋軸９またはｌＯが進退動をし、これ
によってウオッシャノズル３はケース体５を支点として
上下あるいは左右揺動することになる。この結果、ウオ
ッシャノズル３は、その噴出方向が自動的に変化調節せ
しめられることとなり、このためドライバーは所望位置
へのウオッシャ液の噴出ができる。従ってガラス面の極
部的な汚れに対する重点的なウオッシャ液の噴出が行い
得て、ガラス面の払拭作業を容易にしかも簡単確実にで
きることになる詐りでな（、通常の噴出位置調整も容易
となる。

尚、本発明は上記実施例に限定されるものでないことは
勿論であって、要はウオッシャノズルをその噴出方向が
調整できるように構成したものであればよく、そのため
には、上記方向変位手段に限らず、例えば第５図に示す
如く車体１側に設けた揺動体１８を第一モータ１９の正
逆駆動で横軸２・０回りに上下揺動自在とし、揺動体１
８に設けた第二モータ２２でウオッシャノズル３を縦軸
２３回りに左右揺動自在としてもよく、この場合に、第
一モータ１９は揺動体１ｇに用いることなく車体１側に
設けても実施できるものである。

〔作用効果〕

以上要するに、本発明は叙述の如（構成したものである
から、ガラス面にウオッシャ液を噴出せしめて払掃した
い場合に、方向変位手段によってその噴出方向を自在に
調整することができ、従って通常の噴出方向の調整は勿
論のこと、極部的な汚れに対する重点的なウオッシャ液
の噴出が容易に、しかも簡単確実にでき、このためワイ
パによる払拭効率を著しく高め得て、高性能の払掃作業
を行うことができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るウオッシャノズルの一実施例を示し
たものであって、第１図は車体の要部概略縦断面図、第
２図は操縦パネルの概略図、第３図はウオッシャノズル
方位変位機構の左右揺動機構を示す要部斜視図、第４図
は同上上下揺動機構を示す要部斜視図、第５図は第二実
施例の概略機構図である。 図中、ｌは車体、２はフロントガラス、３はウオッシャ
ノズル、４は球座、６は変位調節機構、１７は切換スイ
ッチ、１７ａは操作部である。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）自動車等の走行車両のウインド面にウオツシヤ液を
   噴出するウオツシヤノズルであつて、該ウオツシヤノズ
   ルには、ウオツシヤ液の噴出方向の調整をするため方向
   変位手段が設けられていることを特徴とするウオツシヤ
   ノズル。 ２）ウオツシヤノズルの方向変位は、上下及び左右方向
   を選択的に行える方向手段であることを特徴とする特許
   請求の範囲第一項記載のウオツシヤノズル。