JPS62289168A - 酒類の製造法及びその装置 - Google Patents

酒類の製造法及びその装置

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JPS62289168A
JPS62289168A JP61132035A JP13203586A JPS62289168A JP S62289168 A JPS62289168 A JP S62289168A JP 61132035 A JP61132035 A JP 61132035A JP 13203586 A JP13203586 A JP 13203586A JP S62289168 A JPS62289168 A JP S62289168A
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temperature
rice
amylase
fermentation
stirrer
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JP61132035A
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Keiichi Yamashiro
山城 敬一
Yoshiharu Motomura
本村 与志晴
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MOTOMURA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は白米を原料とする酒類を一つの醗酵装置で、原
料の調製、糖化醗酵、アルコール醗酵を行なわせ、酒類
の製造を自動制御可能にした酒類の製造方法並びにそれ
に使用する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、清酒等の白米を原料とする酒類は、白米を洗浄、
水に浸漬し、これを蒸歯することにより、白米中の澱粉
をα化した蒸米を調製し、これを冷却し、この蒸米と麹
とくみ水とを混合攪拌して麹の酵素により蒸米の澱粉を
塘化し酵母の増殖を計り、猷を造る。更にこの配に更に
蒸米、麹及びくみ水を数回にわたって添加して醪を仕込
む。醪中では蒸未澱扮の糖化と、酵母によるアルコール
醗酵が並行して進行し、約20日で熟成醪となる。これ
を圧搾して清酒を得、後加熱、殺菌して製造する古くか
らの清酒等の製法がある。
このような古くからの清酒類の製法が複雑であるので、
開局化する方法が種々試験研究されている。例えば、酊
つくりを簡便化した速醸酊や高温糖化Mを造る方法、ま
た、酎を全く省略した酵母仕込み法等がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の清酒の製法において、原料である白米を洗滌
、浸漬し、後蒸−により白米中の澱粉をα化した蒸米を
、その後の醗酵の直接の原料としている。
この原料米の澱粉のα化に菌株を行うことは、古くから
清酒の製法においても、その後の改良された方法におい
も基本的に変わらずに採用されている。
原料米の菌株は、特に夏期の高温多湿時においては、浸
漬米の雑菌による汚染が生ずる点、仕込み工程において
、蒸米の温度を所定の品温にまで下げる場合に多量の冷
却空気を必要とする点など種々の問題点があった。
そこで、清酒の製造において、上記菌株工程を省略して
、原料米を煮沸によりα化し、それに麹或いは糖化酵素
剤を加えて溶解糖化する方法が考えられるが、その際、
原料米による吸水のため、原料米の5〜6倍の水を使用
しなければ処理液の流動性がなくなり、焦げつきが生じ
たり、冷却が極めて困難になったりする操作上の難点が
あるばかりでなく、低い糖濃度の糖化液しか得られず、
それをその後の工程で酵母によるアルコール醗酵しても
製品の酒類は低いアルコール濃度のものしか得られない
欠点がある。
本発明は上記の欠点である原料米を菌株することなく、
しかも比較的少量の水の使用で流動性が良好で高し・濃
度の糖化液をアルコール醗酵の原料とした酒類の製造法
並びに、この方法を採用することにより一つの醗酵槽で
、原料米の浸漬、α化、糖化、アルコール化の諸工程を
実施し得る装置並びに前記諸工程を槽本体に設けた測温
センサーにより自動制御で酒類を製造する装置を提供す
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は白米をプロテアーゼ及びアミラーゼを含む酵素
剤で65℃以下の温度で処理し、後この処理物を煮沸し
てα化し、その後アミラーゼにより糖化し、後アルコー
ル醗酵させることを特徴とする酒類の製造方法、並びに
、上方に原料供給口、下方に製品取出し口を存し、外側
に加熱、冷却用のシャケ7)を備えた醗酵槽の中に撹拌
機を設け、上方に酵素剤供給口、酵母供給口を設けてな
る前記本発明の酒類を製造する方法に使用する装置であ
る。
本発明は、従来の清酒類の原料と同様に白米を水で洗滌
したものを用いる。この原料米にその重量の約2〜3倍
の水を加えて浸漬し、充分吸水させた後、撹拌しながら
プロテアーゼ及びアミラーゼを含む酵素剤を添加し、後
50〜65℃に30分〜数時間保持すると、後の柔沸工
程において処理液が充分流動性を保持して完全にα化す
ることができる。
本工程において、65℃を越える温度に上昇させると、
粘度が高くなり、流動性が失われ操作上難点がある。従
って、64℃以下、好適には40〜65℃で実施する。
また、プロテアーゼとアミラーゼを含む酵素剤は市販の
もの例えばアミラーゼRBII (天野製藁株式会社製
)などを使用することができる。
この酵素剤で原料米を処理する時間は30分〜数時間で
あるが、長時間処理する方が好適である。
しかし、30分位で後の工程で流動性を失なわしめるこ
となく略完全にα化することができる。
以上の如くして得られた処理液は、品温を90〜95℃
まで上昇させると殺菌と同時に原料米の完全なα化を計
ることができる。このようにして得られたα化した流動
性のある処理液は次の糖化工程に供される。糖化工程は
上記処理液にアミラーゼを作用させることによって行う
。この場合、品温を65℃位迄再び下げて、アミラーゼ
酵素剤を加える。アミラーゼ酵素剤は市販のもの、例え
ばグルタSB(天野製薬株式会社製、商標)などを使用
することができる。この糖化工程において、品温を65
’C@後にして、6〜15時間位保持すると、完全に糖
化することができる。この間も常に流動性が保持され、
攪拌などの操作土掻めて好都合である。
以上の如くして得られた糖化液はその後、この糖化液に
酵母を添加するか、この糖化液を醪に添加するかして、
アルコール醗酵を行わせて酒類を製造する。
このアルコール醗酵工程において、前述の如くして得ら
れた糖化液に酵母を添加する場合は、品温が約25〜2
6℃において酵母を添加し、20℃前後で10〜15日
間保持することによりアルコール濃度の高い酒類を得る
ことができる。
また、糖化液を醪に添加する場合は留部時の蒸米の代替
として、また四段用として利用できる。
以上の如く、本発明は原料米を菌株することなく、しか
も、使用する水を少なくして、全操作において処理物が
適度の流動性を保持しているから、一つの醗酵装置を用
い、しかも、温度、時間を管理しつつ操作できる。なお
、この操作を自動制御することにより、酒類の製造を自
動化することも可能である。
次に本発明の装置について説明する。
添付図面の第1図は本発明の装置の断面図である。第2
図は同装置を自動制御するためのプログラムである。
本発明の装置を操作する場合は、先ずマンホール5を開
放し、洗棉した原料米を槽本体3内に投入し、原料米の
2〜3倍の水を同マンホール5から入れ、約30分撹拌
しながら充分に吸水させた後、酵素剤第1投入口18か
らアミラーゼとプロテアーゼを含む酵素剤を槽内に投入
する。撹拌機1を低速回転で運転し、米粒と酵素剤を均
一に混合した後蒸気人口9の弁を開放し、ジャケット8
内に蒸気を吹き込みながら、処理物の温度を徐々に上げ
て行き、50℃位迄昇温させ、50℃になったら蒸気人
口9の弁を閉じて、30分〜数時間保持する。この時間
経過後再び蒸気人口9の弁を開き、蒸気を吹込みながら
昇温する。この際槽本体3の底部に沈鐙していた米粒が
液面上に浮上する。この時点で撹拌機の回転数を低速よ
り冑速又は中速に切換えて、米粒を鋸歯状の攪拌羽根で
切り刻んで微細にし、液化の進行を窩め処理物を95℃
迄昇温する。
ここで、蒸気吹込口9の弁を閉し約30分そのまま放置
する。所定時間経過した後、冷却水人口11の弁を開き
、ジャケット8内に冷却水を通水し、撹拌機1は中速回
転とし、処理物の温度を65℃まで冷却し、この温度に
なったら冷却水人口11の弁を閉じる。ここで酵素剤第
2投入口19の弁を開いてアミラーゼを投入し、同温度
で6〜15時間放置する。この時、撹拌機は低速回転し
ながら処理液の温度が65℃以上になれば冷却水人口1
1の弁を開放し、冷却水を通水し、65℃以下になれば
、電気ヒーター16により底部から加熱し、処理液温を
一定に保持する。このように液温を保持しつつ6〜15
時間位経過後、冷却水人口11の弁を開き、再び冷却水
をジャケット8に通水し、処理液温が25〜26℃前後
になった時、別に培養した酵母を酵母投入口23より添
加し、引き続き20℃まで冷却し、撹拌機1を停止する
。この温度で酵母によるアルコール醗酵を行う。
なお、アルコール醗酵中に発生した泡は消泡用撹拌機5
を作動して、その泡消羽根により泡の上昇を抑える。
このようにして、アルコール醗酵を10〜15日間行い
、終了したら製品となり製品取出し口17より取り出す
以上の操作は一つの装置で、その時間並びに温度管理を
することにより行い得るもので、本装置中に処理液セン
サーを挿入い、そのセンサーは温度の感度によって1気
バルブの開閉、冷却水パルプの開閉、加熱ヒーターの始
動、停止等に連動する蒸気用センサー、冷却水用センサ
ー及び電気ヒーター用センサーを用い、また、撹拌機の
始動、停止及び速度の変動、酵素剤投入口、製品取出し
口の開閉、蒸気吹込口バルブの開閉をタイマーにより管
理すると本装置の操作を自動制御することができ゛る0
本装置の操作を自動制御するプログラムの例を第2図に
示す。
このプログラムは原料米の浸漬時間30分、プロテアー
ゼ、アミラーゼを含む酵素剤の添加温度50℃、同処理
時間30分、α化、殺菌温度95℃、同時間30分、糖
化酵素剤添加温度65℃、同処理時間15時間、酵母添
加温度25〜26℃、アルコール醗酵温度20℃、同時
間10日に設定した場合のものである。
このプログラムは原料米の品種、量等、製品の目的とす
る酒質等により種々変更することができる。
〔実施例〕
例1 白米20kgに水601を加え、30分放置し、後αア
ミラーゼ及びプロテアーゼを含む酵素剤を添加し、攪拌
しなから品温を50℃迄昇温させ同温度で30分間保持
し、後95℃迄昇温させ30分間保持する0次に65℃
迄冷却しαアミラーゼを加えて同温度で15時間保持す
る。後攪拌しながら冷却し品温25〜26℃で別に培養
した酵母を添加し、更に冷却を続け20℃迄冷却する。
この間−貫して流動性が保持され容易な攪拌ができる。
後攪拌を停止し20℃でアルコール醗酵を行った。
この醗酵時間と製品の酒類のアルコール%、ボーメ又は
日本酒度、酸度、アミノ酸度は下記表の通りである。
これを圧搾濾過して清酒を得る 例  2 第2図のプログラムを用いて、本発明の方法を本発明の
装置を用いて実施する方法を示す。
マンホール5を開放し、洗滌した原料米を槽本体3内に
投入し、原料米の2〜3倍の水を同マンホール5から入
れ、タイマー並びにセンサーを動力)す。先ず、プログ
ラム(第2図)によって、30分間攪拌m1を駆動する
と、30分間原料米と水が攪拌されて、原料米が充分に
吸水される。30分経過したら、蒸気人口9の弁がタイ
マーの働きにより開き、蒸気をジャケット8内に吹き込
み、処理物の温度を50℃に昇温させる。この温度にな
ったら英気用センサー13の働きによって、蒸気人口9
の弁を閉し、酵素剤第1投入口18からアミラーゼとプ
ロテアーゼを含む酵素剤を投入する。タイマーの働きに
より同温度で30分間撹拌機1を低速回転で運転し、3
0分後にタイマーにより蒸気人口9のバルブを開きジャ
ケット8内に蒸気を吹込み、処理物の温度を95℃迄上
昇させる。この際、槽本体3の底部に沈澱していた米粒
が液面上に浮上する。この時点で、タイマーにより撹拌
機の回転数を低速より高速又は中速回転で運転し米粒を
微細化し、液化の進行を高め、処理物は95°Cになる
同温度になったら、蒸気センサー13が働き、蒸気人口
9のバルブを閉じ、タイマーによりそのまま30分間放
置する。
30分経過後、タイマーにより冷却水人口11の弁を開
き、ジャケット8内に冷却水を通水し、攪拌a1は中速
回転とし、処理物の温度を65℃迄冷却する。この温度
になったら、冷水用センサー14ノ働きにより冷却水人
口11の弁を閉しる。ここで酵素剤第2投入口19の弁
を開いてアミラーゼを投入する、タイマーの働きで、1
5時間撹拌機を低速回転しつつ放置する。その間処理物
の温度が65℃以上になったら、冷却水用センサー14
の働きで、冷却水人口11のバルブを開放し、65℃以
下になれば電気ヒーター用センサー15の働きで電気ヒ
ーター16を始動し、常に処理物の温度を65℃に15
時間保持する。15時間経過後、タイマーの動きにより
冷却水人口11の弁を開き、冷却水をジャケット8内に
通水し、処理物の温度が25〜26゛Cになった時、セ
ンサーの働きにより酵母投入口23の弁を開き酵母を槽
本体内に添加する。更に冷却水を通水しつつ処理物の温
度が20℃になった時、冷却水用センサー14の働きに
より、冷却水人口11の弁を閉じると共に撹拌機」の回
転を停止する。このままで10日間放置する、この間ア
ルコール醗酵の進行に伴って、槽本体内に泡が発生ずる
が、泡が槽内の一定面以上に盛り上がった時測泡センサ
ー20の働きにより消泡機22が始動し泡を消す、タイ
マーにより10日間放置した後、製品取出し口17のバ
ルブを開き醪を取り出す。
〔発明の効果〕
本発明は酒類の原料である浸漬米のα化に際し、プロテ
アーゼとアミラーゼを含存する酵素剤を用いて前処理す
ることにより、少量の水の使用でも流動性を失わせるこ
となく煮沸によりα化を行うものである。従って、従来
使用されている莫迦によるα化の方法を採用しないで行
われるので、蒸自による場合問題となる高温多湿時の雑
菌による浸漬米の汚染、また蒸米の冷却に必要な多量の
冷却空気の使用が省略され、工業上極めて有用な方法で
ある。
更に、本発明の方法に従えば、少量の水の使用でも、原
料米の浸漬、α化、糖化、アルコール化等の工程中処理
物が一貫して流動性のある状態で操作できるものである
から、原料米の仕込みから製品の酒類の取出し迄一つの
装置により行うことができ、この操作を温度、時間の自
動制御プログラムで実施すれば酒類の製造が完全自動化
し得る画期的な方法及び装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の酒類製造装置の縦断面図である。第2
図は本装置を自動制御するプログラムである。 第1図中 1:Pji拌機     2:除菌フィルター3:槽本
体     4:断熱材 5:マンホール   8:ジャケット 9:蒸気人口    10:蒸気出口 11:冷却水人口   12:冷却水出口13:蒸気用
センサー 14:冷却水用センサー 15 : iftft−ヒータンサー 16:1!気ヒーター 17:製品取出しロ18:酵素
剤第1投入口 19:酵素剤第2投入口 20;測泡センサー  21:サンプ消泡機ロ22:消
泡機 23:酵母及び酒母投入口 第2図中 A:浸漬      B:酵素処理 C:α化及び殺菌  D:糖化 E;アルコール醗酵の各操作を行わせる時間、温度を示
す。 F:Pil拌機の稼働時間を示す。 aニブロチアーゼ及びアミラーゼ含を酵素剤添加 b;アミラーゼ添加 C:酵母添加の各温度、時間を示す。 特許出願人     株式会社 本村製作所代理人  
手掘 益(ほか2名) 第1図 第2図 m一時間 手  続  補  正  書 昭和62年9月5日 昭和61年特 許 願第132035号2、発明の名称 酒類の製造法及びその装置 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 4、代理人 明細書及び図面 m−1\ 汀 ア 明     細     書 1、発明の名称 酒類の製造法及びその装置2、特許請
求の範囲 1、 白米をプロテアーゼ及びアミラーゼを含む酵素剤
で65℃以下の温度で処理した後この処理物を煮沸殺菌
し、その液をアミラーゼにより糖化した後アルコール醗
酵させることを特徴とする酒類の製造法。 2、 上方に原料供給口、下方に製品取出し口を有し、
外側に加熱、冷却用ジャケットを備えた醗酵槽の中央に
撹拌機を設け、上方に酵素投入口、酵母投入口を設けて
なることを特徴とする酒類の製造装置。 3、 原料供給口の下部に消泡用撹拌機、測温センサー
、醗酵槽中に測温センサー及び醗酵槽の下方外部に電気
ヒーターを設けた特許請求の範囲第2項記載の酒類の製
造装置。 3、発明の詳細な説明 〔1帝業上の利用分野〕 本発明は、白米を原悟とする酒類を一つの醗酵装置で、
原qの調製、糖化醗酵、アルコール醗酵を行なわせ、酒
類の製造を自動制御可能にした酒類の’JJ 4方法並
びにそれに使用する装置に関するものである。 口従来の技術〕 従来、清l四等の白米を原料とする酒類は、白米を洗浄
、水に浸;貴し、これを画描することにより、白米中の
殿粉をα化した蒸米を調製し、これを冷却し、この蒸米
と麹とくみ水とを混合撹拌して麹の酵素により蒸米の澱
粉を糖化し酵母の増殖を計り、醗を造る。更にこの翫に
更に蒸米、麹及びくみ水を数回にわたって添加して醪を
仕込む。醪中では蒸米澱粉の糖化と、酵母によるアルコ
ール醗酵が並行して進行し、約20日で熟成醪となる。 これを圧搾して清酒を得、その後加熱、殺菌して製造す
る古くからの清酒等の製法がある。 このような古くからの清酒類の製法が複雑であるので、
簡易化する方法が種々試験研究されている。例えば、翫
つくりを簡便化した速醸醗や高温塘化醗を造る方法、ま
た、醗を全く省略した酵母仕込み法等がある。 〔発明が解決しようとする問題点コ 上記従来の清酒の製法において、原料である白米を洗滌
、浸漬し、その後蒸隘により白米中の澱粉をα化した蒸
米を、その後の醗酵の直接の原料としている。 この原料米の澱粉のα化に菌株を行うことは、古くから
清酒の製法においても、その後の改良された方法におい
も基本的に変わらずに採用されている。 原料米の画描は、特に夏期の高温多湿時においては、浸
漬米の雑菌による汚染が生ずる点、仕込み工程において
、蒸米の温度を所定の品温にまで下げる場合に壬申の冷
却空気を必要とする点など種々の問題点があった。 そこで、清酒の製造において、上記蒸株工程を省略して
、原料米を煮沸によりα化し、それに麹或いは糖化酵素
剤を加えて溶解糖化する方法が考えられるが、その際、
原料米による吸水のため、原料米の5〜6倍の水を使用
しなければ処理液の流動性がなくなり、焦げつきが生じ
たり、冷却が極めて困難になったりする操作上の難点が
あるばかりでなく、低い糖濃度の糖化液しか得られず、
それをその後の工程で酵母によるアルコール醗酵しても
製品の酒類は低いアルコール濃度のものしか得られなし
)欠点がある。 また、白糠を用いると糠臭の問題があり精粉する工程が
入る欠点がある。 本発明は上記の欠点である原料米を蒸幽することなく、
しかも比較的少漫の水の使用で流動性が良好で高い濃度
の糖化液をアルコール醗酵の原料とした酒類の製造法並
びに、この方法を採用することにより一つの醗酵槽で、
原料米の浸漬、α化、請化、アルコール化の諸工程を実
施し得る装置並びに前記諸工程を槽本体に設けた測温セ
ンサーにより自動制御で酒類を製造する装置を提供する
ものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、白米をプロテアーゼ及びアミラーゼを含む酵
素剤で65℃以下の温度で処理し、その後この処理物を
煮沸してα化した後アミラーゼにより糖化し、その後ア
ルコール醗酵させることを特徴とする酒類の製造法、並
びに、上方に原料供給口、下方に製品取出し口を存し、
外側に加熱、冷却用のジャケットを備えた醗酵槽の中に
撹拌機を設け、上方に酵素剤供給口、酵母供給口を設け
てなる前記本発明の酒類の製造法に使用する装置である
。 本発明は、従来の清酒類の原料と同様に白米を水で洗滌
したものを用いる。この原料米にその重量の約2倍の水
を加えて浸漬し、充分吸水させた後、撹拌しながらプロ
テアーゼ及びアミラーゼを含む酵素剤を添加し、その後
40〜65℃に30分〜数時間保持すると、後の煮沸工
程において処理液が充分流動性を保持して完全にα化す
ることができる。 本工程において、65℃を越える温度に上昇させると、
粘度が高くなり、流動性が失われ操作上難点がある。従
って、65℃以下、好適には40〜65℃で実方きする
。 また、プロテアーゼとアミラーゼを含む酵素剤は市販の
もの例えばアミラーゼRBn (天野製薬株式会社!り
などを使用することができる。 この酵素剤で原料米を処理する時間は30分〜数時間で
あるが、長時間処理する方が好適である。 しかし、30分位で後の工程で流動性を失なわしめるこ
となく略完全にα化することができる。 以上の如くして得られた処理液は、品温を90〜95℃
まで上昇させると殺菌と同時に原料米の完全なα化を計
ることができる。このようにして得られたα化した流動
性のある処理液は次の糖化工程に供される。糖化工程は
上記処理液にアミラーゼを作用させることによって行う
。この場合、品温を65℃位迄再び下げて、アミラーゼ
酵素剤を加える。アミラーゼ酵素剤は市販のもの、例え
ばグルタSB(天野製薬株式会社製、商標)などを使用
することができる。この糖化工程において、品温を使用
酵素最適温度52〜65℃にして、6〜15時間位保持
すると、完全に糖化することができる。この間も常に流
動性が保持され、撹拌などの操作上極めて好都合である
。 以上の如くして得られた糖化液はその後、この糖化液に
酵母を添加するか、この糖化液を醪に添加するかして、
アルコール醗酵を行わせて酒類を製造する。 このアルコール醗酵工程において、前述の如くして得ら
れた糖化液に酵母を添加する場合は、品温が約21℃前
後において酵母を添加し、15〜20℃前後で10〜2
0日間保持することによりアルコール濃度の高い酒類を
得ることができる。 また、糖化液を醪に添加する場合は留部時の蒸米の代替
として、また四段用として利用できる。 以上の如く、本発明は原料米を菌株することなく、しか
も、使用する水を少なくして、全操作において処理物が
適度の流動性を保持しているから、一つの醗酵装置を用
い、しかも、温度、時間を管理しつつ操作できる。なお
、この操作を自動制御することにより、酒類の製造を自
動化することも可能である。 次に本発明の装置について説明する。 添付図面の第1図及び第3図は本発明の装置の断面図で
ある。第2図は同装置を自動制御するためのプログラム
である。 本発明の装置を操作する場合を第1図によって説明する
。、先ずマンホール5を開放し、洗滌した原料米を種本
i、$3内に投入し、原料米の2〜3倍の水を同マンホ
ール5かろ入れ、約30分撹拌しながら充分に吸水させ
た後、酵素剤第1投入口18からアミラーゼとプロテア
ーゼを含む酵素剤を槽内に投入する。撹拌機1を低速回
転で運転し、米粒と酵素剤を均一に混合した後蒸気人口
9の弁を開放し、ジャケット8内に蒸気を吹き込みなが
ら、処理物の温度を徐々に上げて行き、60℃になった
ら蒸気人口9の弁を閉じて、30分〜数時間保持する。 この時間経過後再び蒸気人口9の弁を開き、蒸気を吹き
込みながら昇温する。この際槽本体3の底部に沈澱して
いた米粒が液面上に浮上する。 この時点で撹拌機1の回転数を低速より中速に切換えて
、米粒を鋸歯状の撹拌羽根1aで切り刻んで微細にし、
液化の進行を高め処理物を95℃迄昇温する。また、槽
本体3が比較的大型のものであれば、第3図に示すよう
に槽本体3の中央部に低速の撹拌機1を取付け、槽本体
3の底部には底部全体を撹拌できる大羽根1bを設け、
その周辺に高速から中速の米粒破砕撹拌機6を1個ある
いは数個取付け、前述の液化の進行を高め処理物を95
℃迄昇温するとよい。ここで、蒸気人口9の弁を閉じ約
30分そのまま放置する。所定時間経過した後、冷却水
人口11の弁を開き、ジャケット8内に冷却水を通水し
、撹拌機lは中速回転とし、処理物の温度を65℃まで
冷却し、この温度になったら冷却水人口11の弁を閉じ
る。ここで酵素剤第2投入口19の弁を開いてアミラー
ゼを投入し、同温度で6〜15時間放置する。この時、
撹拌機1は低速回転しながら処理液の温度が65℃以上
になれば冷却水人口11の弁を開放し、冷却水を通水し
、65℃以下になれば、電気ヒーター16により底部か
ら加熱し、処理液温を一定に保持する。このように液温
を保持しつつ6〜15時間位経過後、冷却水人口11の
弁を開き、再び冷却水をジャケット8に通水し、処理液
温が21℃前後になった時、別に培養した酵母を酵母投
入口23より添加し、引き続き15℃まで冷却し、撹拌
機1を停止する。この温度で酵母によるアルコール醗酵
を行う。 なお、アルコール醗酵中に発生した泡は消泡機22を作
動して、その泡消羽根22aにより泡の上昇を抑える。 このようにして、アルコール醗酵を10〜20日間行い
、終了したら製品とf;り製品取出し口17より取り出
す。 また、第3図に示す装置は本発明の酒類製造装置におい
て、多量の酒類を製造するに適した装置を表したもので
ある。 第1図の装置と相違する点は、撹拌機を更に1個又は2
個以上中央の撹拌機1と別に設けたもので、図面では6
で表示した。 本撹拌機の作用はt曹3内の米粒を破砕すると共に、撹
拌を均一にするもので、中央の撹拌機1より高速で、し
かも撹拌羽根を鋸歯状に形成し、米粒の破砕を行わしめ
るようにした。 そして、この装置を使用する場合は、中央の撹拌機1は
低速で一定速度で回転させ、他の撹拌機6は実施例2に
おいて、α化完結及び殺菌工程中稼働させると好適であ
る。 以上の操作は一つの装置で、その時間並びに温度管理を
することにより行い得るもので、本装置中に処理液セン
サーを挿入し、そのセンサーは温度の感度によって蒸気
バルブの開閉、冷却水バルブの開閉、加熱ヒーターの始
動、停止等に連動する蒸気用センサー、冷却水用センサ
ー及び電気ヒーター用センサーを用い、また、撹拌機の
始動、停止及び速度の変動、酵素剤投入口、製品取出し
口の開閉、蒸気吹込口バルブの開閉をタイマーにより管
理すると本装置の操作を自動制御することができる。本
装置の操作を自動制御するプログラムの例を第2図に示
す。 このプログラムは原料米の浸漬時間30分(浸漬工程A
)、同時間終了後プロテアーゼ、アミラーゼを含む酵素
剤を添加しくa)、温度を60℃に上昇させ、同温度で
60分間処理しα化する(α化工程B)、同時間終了後
、温度を95℃に上昇させ、同温度で30分間保持しα
化の完結と殺菌処理を行う(α化完結、殺菌工程C)。 その後温度を低下させ、65℃)=なった所で糖゛化酵
素剤を添加しら)、60℃で15時間保持し糖化処理を
行う(Ki化工程D)。その後温度を15℃に低下させ
る。その間21℃になった所で酵母を添加(C)シ、1
5℃で10日間保持してアルコール醗酵させる(アルコ
ール醗酵工程E )。そして製品とする。 なお、撹拌は始動時から酵母添加時まで稼働する(F)
。 このプログラムは原料米の品種、処理量、製品の目的と
する酒質等によって適宜変更することができる。 口実絶倒〕 例  1 精米歩合70%の白米330 kgに水600  βを
加え、30分放置し、その後αアミラーゼ及びプロテア
ーゼを含む酵素剤を添加し、撹拌しなから品温を約60
℃迄昇ユさせ同温度で60分間保持し、その後95℃迄
昇温させ30分間保持する。次に65℃迄冷却しαアミ
ラーゼ及びグルクアミラーゼを加えて55℃で15時間
保持する。その後撹拌しながら冷却し品温約21℃で別
に1!!30Kg 、水45.f2に酵母を添加して2
日間培養した酒母を添加し、更に冷却を続け20℃迄冷
却する。この間−貫して流動性が保持され容易な撹拌が
できる。その後撹拌を停止し1日に1℃の割合で15℃
まで品温を下げ、以降同温でアルコール醗酵を行った。 この醗酵時間と製品の酒類のアルコール%、ボーメ又は
日本酒度、酸度、アミノ酸度は下記表の通りである。 表(その1) :、  5 」6■■2リー廿上10ム眠表(その2) これを圧搾濾過してアルコール16.3%、日本酒度−
3,8、酸度2.55、アミノ酸度1.53の成分の清
酒9111を得た。この際の白米1000にg当たりア
ルコール収得量は412.4  Aであった。 例  2 第2図のプログラムを用いて、本発明の方法を本発明の
第1図の装置を用いて実施する方法を示す。 マンホール5を開放し、洗滌した原料米を断熱材4で外
部を覆った槽本体3内に投入し、原料米の約2倍の水を
同マンホール5から入れ、タイマー並びにセンサーを働
かす。先ず、プログラム(第2図)によって、30分間
撹拌機1を駆動すると、30分間原料米と水が撹拌され
て、原料米が充分に吸水される。30分経過したら、蒸
気人口9の弁がタイマーの働きにより開き、蒸気をジャ
ケット8内に吹き込み、この蒸気が蒸気出口10との間
のジャケット8中を流れ槽を加温して、処理物の温度を
60℃に昇温させる。この温度になったら蒸気用センサ
ー13の働きによって、蒸気人口9の弁を閉じ、酵素剤
第1投入口18からアミラーゼとプロテアーゼを含む酵
素剤を投入する。タイマーの働きにより同温度で60分
間撹拌機1を低速回転で運転し、60分後にタイマーに
より蒸気人口9のバルブを開きジャケット8内に蒸気を
吹き込み、処理物の温度を95℃迄上昇させる。この際
、槽本体3の底部に沈殿していた米粒が液面上に浮上す
る。 この時点で、タイマーにより撹拌機1を低速から重速に
変え、撹拌機1の鋸歯状の撹拌羽根1aにより米粒を微
細化し、液化の進行を高め、微細化完了後、撹拌機1の
速度を更に低速に戻す。処理物は95℃になる。同温度
になったら、蒸気センサー13が働き、蒸気人口9のバ
ルブを閉じ、タイマーによりそのまま30分間放置する
。 30分経過後、タイマーにより冷却水人口11の弁を開
き、同人口11と冷却水出口12を有するジャケット8
内に冷却水を通水し、処理物の温度を65℃迄冷却する
。この温度になったら、冷却水用センサー14の働きに
より冷却水人口11の弁を閉じる。 ここてl!ffi素剤第2投入口19の弁を開いてアミ
ラーゼを投入する、タイマーの働きで、15時間撹拌機
を低速回転しつつ放置する。その間処理物の温度が55
℃以上になったろ、冷却水用センサー14の働きで、冷
却水人口11のバルブを開放し、55℃以下になれば電
気ヒーター用センサー15の働きで電気ヒーター16を
始動し、常に処理物の温度を55℃に15時間保持する
。15時間経過後、タイマーの働きにより冷却水人口1
1の弁を開き、冷却水をジャケット8内に通水し、処理
物の温度が21℃となった時、センサーの働きにより酒
母投入口23の弁を開き酒母を槽本体3内に添加する。 更に冷却水を通水しつつ処理物の温度が20℃になった
時、冷却水用センサー14の働きにより、冷却水人口1
1の弁を閉じると共に撹拌機1の回転を停止する。この
ままで10日間放置する。この間アルコール醗酵の進行
に伴って、槽本体内に泡が発生するが、泡が1内の一定
面以上に盛り上がった時測温センサー20の働きにより
消泡機22が始動し泡を消す、タイマーにより10日間
放置した後、製品取出し口17のバルブを開き醪を取り
出す。 本装首には除菌フィルター2及びサンプリング口21が
設けである。 〔発明の効果〕 本発明は酒類の原料である浸漬米のα化に際し、プロテ
アーゼとアミラーゼを含有する酵素剤を用いて前処理す
ることにより、少量の水の使用でも流動性を失わせるこ
となく煮沸によりα化を行うものである。従って、従来
使用されている蒸隘によるα化の方法を採用しないで行
われるので、蒸描による場合問題となる高温多湿時の雑
菌による浸漬米の汚染、また蒸米の冷却に必要な多量の
冷却空気の使用が省略され、工業上極めて有用な方法で
ある。 更に、本発明の方法に従えば、少量の水の使用でも、原
料米の浸漬、α化、糖化、アルコール化等の工程中処理
物が一貫して流動性のある状態で操作できるものである
から、原料米の仕込みから製品の酒類の取出し迄一つの
装置により行うことができ、この操作を温度、時間の自
動制御プログラムで実施すれば酒類の製造が完全自動化
し得る画期的な方法及び装置である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の酒類製造装置の縦断面図である。第2
図は本装置を自動制御するプログラムである。第3図は
本発明の酒類製造装置の大型のものの実施態様を示す図
面である。 第1図及び第3図中 1:撹拌機   2:除菌フィルター 3:槽本体4:
断熱材   5:マンホール   6:撹拌機8:ジャ
ケット9:蒸気人口    10:蒸気出口11:冷却
水人口   12:冷却水出口13:蒸気センサー  
14:冷却水用センサー15:電気ヒータ用センサー 
16:電気ヒーター17:製品取出し口  18:酵素
剤第1投入口19;酵素剤第2投入口   20:測温
センサー21:サンプリングロ    22:消泡機2
3:酵母及び酒母投入口 第2図中 A:浸漬工程       B:α化工程C:α化完結
及び殺菌工程 D=糖化工程E:アルコール醗酵工程の
時間、温度を示す。 F:撹拌機の稼働時間を示す。 aニブロチアーゼ及びアミラーゼ含有酵素剤添加b:ア
ミラーゼ添加 C:酒母添加の各温度、時間を示す。 特許出願人   株式会社 本村製作所代  理  人
     小  堀   益 (ほか2名)第 3 図 第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、白米をプロテアーゼ及びアミラーゼを含む酵素剤で
    65℃以下の温度で処理し、後この処理物を煮沸殺菌し
    、その液をアミラーゼにより糖化し、後アルコール醗酵
    させることを特徴とする酒類の製造方法。 2、上方に原料供給口、下方に製品取出し口を有し、外
    側に加熱、冷却用ジャケットを備えた醗酵槽の中央に撹
    拌機を設け、上方に酵素投入口、酵母投入口を設けてな
    ることを特徴とする酒類の醗酵装置。 3、原料供給口の下部に消泡用撹拌機、測泡センサー、
    醗酵槽中に測温センサー及び醗酵槽の下方外部に電気ヒ
    ーターを設けた特許請求の範囲第2項記載の酒類醗酵装
    置。
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