JPS622883A - 直流無整流子モ−タ - Google Patents

直流無整流子モ−タ

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JPS622883A
JPS622883A JP60140802A JP14080285A JPS622883A JP S622883 A JPS622883 A JP S622883A JP 60140802 A JP60140802 A JP 60140802A JP 14080285 A JP14080285 A JP 14080285A JP S622883 A JPS622883 A JP S622883A
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    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は直流電源のもとで使用される無整流子モータに
関するものである。 従来の技術 近年、多くの音響機器や、ビデオテープレコーダ、さら
にはフロッピーディスク装置に直流無整流子モータが多
用されるようになってきており、その手軽さから空冷用
ファンモータにまで応用が拡大している。 従来より、この種の直流無整流子モータとしては2相あ
るいは3相の半波駆動方式または全波駆動方式が主流を
占めている。各駆動方式にはそれぞれ一長一短があり、
例えば3相駆動力式は2相駆動力式に比べて駆動用パワ
ー素子の数が少なくてすむ反面、回転子の回転位置を検
出する位置検出素子の数が多く必要になる。ちなみに、
単−電源のもとで動作させるものとして比較すると、2
相全波駆動力式では8個のパワートランジスタと3個の
ホール素子が必要になる。 従来から、3相駆動力式において位置検出素子の数を削
減しようとする試みが数多く行われており、その代表的
な技術が米国特許第3,577.053号(以下、文献
1と略記する。)に開示されている。 前記文献lには、3相半半波駆動式の無整流子モータに
おいて、回転子上に光反射率の異なる第1゜第2.第3
の構成要素を有する識別帯を設け、前記識別帯に光線を
照射し、反射光を受光素子で検出することによって回転
子の回転位置の変化を前記受光素子の出力レベルの3段
階の変化としてとらえ、そのレベルに依存した相巻線に
通電するように構成された装置が示されている。 前記文献1に示された方法では、唯一の位置検出素子と
位置検出のための識別帯によって3相半波駆動を可能に
しているが、構成上の制約によってその駆動形態を3相
半波型に限定される。すなわち、前記文献lに示された
形式をとると360 ’の電気角あたり3通りの検出し
か行えないために各相巻線への通電状態の切り換えも必
然的に3通りしか許されないことになり、6通りの通電
状態の切り換えを必要とする3相全波駆動方式を実現す
るにはさらに余分な位置検出素子と識別帯が必要となる
。 ところで、この種のモータにおいては、回転時の振動や
トルクリップルを小さくするには固定子巻線に供給する
電流波形を正弦波状にするのが好ましく、特開昭55−
100088号公報(以下、文献2と略記する。)には
、ホール素子から得られる位置検出信号が種々の要因に
よって理想的な正弦波形にならないので、あらかじめデ
ィジタル的なメモリに正弦波情報を格納しておき、モー
タに連結された周波数発電機の出力信号(一般にFC信
号と呼ばれる。)によって前記メモリの情報を順次読み
だし、アナログ電圧に変換して、理想に近い正弦波状の
駆動電流を作りだすようにした直流無整流子モータが示
されている。 発明が解決しようとする問題点 ただ、前記文献2に示された方法は、従来のようにアナ
ログ的に処理を行う方法に比べて回路規模がかなりのも
のになり、また、滑らかに変化する駆動電流を作りだす
ためにディジタル回路の分解能を相当高くする必要があ
るなどの難点も有している。 問題点を解決するための手段 前記した問題点を解決するために本発明の直流無整流子
モータは、回転子の回転位置を検出して位置検出信号を
発生する位置検出手段と、外部から供給される電圧もし
くは電流に依存した駆動指令電流を発生する誤差信号増
幅器と、前記位置検出信号のエツジの到来周期に依存し
た周期のスロープ波形を発生するスロープ発生回路と、
前記位置検出信号に前記スロープ波形を合成して台形波
状の駆動信号を作りだすスロープ合成回路と、前記駆動
信号を増幅して前記固定子巻線に供給する駆動回路を備
えたことを特徴とするものである。 作用 本発明では前記した構成によって、簡単なディジタル処
理でありながら、したがって比較的小規模な回路構成で
滑らかに増加あるいは減少する駆動電流を作りだすこと
ができる。 実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。 第2図は本発明を実施するために構成されたモータの要
部の展開図を示したもので、3相の固定子巻線1,2.
3がたがいに星形結線され、前記固定子巻線1〜3に対
向して、図示されてはいない回転子に装着された永久磁
石4が配置されている。 前記永久磁石4の主要部は8極に着磁された主磁極が占
め、その内周部(図には示されていないが、第2図にお
いて前記永久磁石4の上側に回転子の内周部で、下側が
外周部であるとする。)にはN極着磁された第1の構成
要素部分5aと、着磁されていない第2の構成要素部分
5bと、S極着磁された第3の構成要素部分5cが周方
向に交互に配置された円環状の識別帯5を有している。 また、前記識別帯5に対向して回転子の回転位置検出素
子として用意されたホールIC(チップ上にホール発電
体と他の回路を同居させた集積回路。)6が配置されて
いる。 一方、前記永久磁石4の主磁極の外周側には96極に着
磁された発電帯が設けられ、この発電帯に対向して、径
方向に回折された96箇所の発電要素部分を有するジグ
ザグ状の発電巻線7が配置されている。 さらに、前記固定子巻線1.2.3の引き出し線は、そ
れぞれ第1の給電端子U、第2の給電端子■、第3の給
電端子Wに接続され、星形結線された中点は端子Xに接
続されている。 なお、前記ホールIC6はプラス側給電端子6a、マイ
ナス側給電端子6b、出力端子6cを有しており、前記
発電巻線7の引き出し線は出力端子?a、7bに接続さ
れている。 さて、第1図は本発明の一実施例における直流無整流子
モータのブロック構成図を示したものであり、第1図に
おいてブロック1oは第2図に示されたモータブロック
の内部結線を施したもので、前記モータブロック10に
おいて、中点端子XとホールIC6のプラス側給電端子
6aの間には限流抵抗8が接続され、前記ホールIC6
のマイナス側給電端子6bと発電巻線7の他方の出力端
子7aは回転検出端子Fに接続されている。 前記位置検出端子Pには前記ホールIC6に内蔵された
処理回路(後述)によってモータの回転位置に依存して
3段階にレベルの変化する位置検出信号が出力されるが
、この位置検出信号は分配器100によって入力レベル
に対応して順次活性状態になる3系統の信号線路に分配
され、これらの出力は順序回路200によって条件材は
処理が行われるとともに、前記分配器100の出力はR
EV端子に印加される回転方向指令信号とともに回転方
向判別回路300によってモータの回転方向を決定する
ために利用される。 また、前記回転検出端子Fと前記接地端子Gに現れる信
号は増幅器400によって十分な振幅に増幅された後に
タイミングを作成するためのクロック信号として前記回
転方向判別回路300と、各種の通電タイミングを発生
するステップコントローラ500と、固定子巻線1〜3
への通電電流に付加するスロープの発生タイミングを決
定する同期トリガ回路600に供給されている。 さらに、前記順序回路200の出力は前記ステップコン
トローラ500と前記同期トリガ回路600、ならびに
、前記ステップコントローラ500の出力をもとに3相
準全波駆動と3相全波駆動とを切り換えるモード切換回
路700、上昇スロープと下降スロープの切り換えを行
う加減算指令回路800と、3相準全波駆動において駆
動電流の相分配を行う準全波相切換回路900に供給さ
れ、前記回転方向判別回路300の出力は、固定子巻線
1〜3への通電方向を設定する通電方向設定回路100
0と、前記通電方向設定回路1000の出力をもとに通
電方向を切り換える通電方向切換回路1100と、E端
子に印加される誤差電圧に依存した電流とモータの加速
あるいは減速の指令信号を発生する誤差信号増幅器13
00に供給され、前記ステップコントローラ500の出
力は前記モード切換回路700と前記加減算指令回路8
00と、全波駆動時のステップ電流波形を発生するステ
ップ電流発生回路1200に供給され、前記モード切換
回路700の・出力は、前記順序回路200および前記
回転方向判別回路300と、前記加減算指令回路800
と、前記通電方向設定回路1000および前記通電方向
切換回路1100、ならびに、前記誤差信号増幅器13
00と、固定子巻線1〜3への通電電流に付加するスロ
ープを発生するスロープ発生回路1400に供給されて
いる。また、前記同期トリガ回路600と前記スロープ
発生回路1400との間で信号の授受が行われ、前記ス
ロープ発生回路1400の出力と前記加減算指令回路8
00の出力はいずれも、前記準全波相切換回路900あ
るいは前記ステップ電流発生回路1200から出力され
るステップ状の電流出力信号にスロープを付加するスロ
ープ合成回路1500に供給され、前記スロープ合成回
路1500の出力電流は前記準全波相切換回路900あ
るいは前記ステップ電流発生回路1200の出力電流に
重畳されている。 一方、前記誤差信号増幅器1300からの加速あるいは
減速の指令信号が前記通電方向設定回路1000に供給
され、前記誤差信号増幅器1300からの出力電流は前
記スロープ発生回路1400および前記半金波相切換回
路900ならびに前記ステップ電流発生回路1200に
供給され、前記半金波相切換回路900と前記ステップ
電流発生回路1200の出力電流は、前記通電方向切換
回路1100を介してU相駆動回路1600とW相駆動
回路1700に供給されるとともに、前記スロープ合成
回路1500にも供給され、前記U相駆動回路1600
の主出力電流と前記W相駆動回路1700の主出力電流
はそれぞれU相の固定子巻線1が接続されたU端子とW
相の固定子巻線3が接続されたW端子に供給され、前記
U相駆動回路1600と前記W相駆動回路1700の一
部の出力電流が電流加算回路1800によって加算され
てV相駆動回路1900に供給され、前記V相駆動回路
1900の出力電流は■相の固定予巻i2が接続された
V端子に供給されている。 第1図の実施例では、J端子にはモータの停止・回転の
指令信号が印加され、この指令信号は前記通電方向設定
回路1000に直接に供給されて、外部からモータの回
転停止指令信号が印加されたときのブレーキ信号を作り
だすのに利用されるほか、初期化回路2000を介して
前記ステップコントローラ500と前記モード切換回路
700の初期化に利用される。また、前記増幅器400
の出力信号は回転停止検出器2100にも供給され、前
記回転停止検出器2100の出力信号は前記モード切換
回路700に供給されて、モータの回転が停止している
ときには前記モード切換回路700の出力状態を強制的
に3相準全波駆動の状態に移行せしめる。さらに、RE
V端子にはモータの回転方向の正逆切換信号が印加され
るが、前記REV端子が低電位にあるときにモータが正
方向に回転し、高電位にあるときには逆方向に回転し、
前記J端子が低電位にあるときに固定子@線への通電は
停止され、高電位にあるときには固定子巻線への通電が
行われるように構成されている。 なお、本発明においてはモータの回転サーボシステムに
は言及しないが、ここではF端子から得られる速度情報
をもとにE端子を介して誤差信号増幅器1300に誤差
電圧を帰還するものとする。 さて、各部の動作の概要を説明する前に、第1図および
第2図に示された直流無整流子モータの固定子巻線への
通電状態の切り換え動作について説明する。 第1図と第2図からも明らかなように、本発明の実施例
として説明している直流無整流子モータでは回転子の静
止位置の検出手段としては、3種類の構成要素を有する
円環状の識別帯5と、唯一のホールIC6を備えている
だけであるから、回転子の静止位置に応じて3通りの識
別しかできない。ところが、よく知られているように3
相全波駆動の形態をとろうとすれば、回転子の静止位置
に応じて6通りの位置検出情報が必要になる。 第1図に示された直流無整流子モータでは、モータの回
転速度がある程度上昇するまではホールIC6の出力信
号をもとに3相の固定子巻線1゜2.3のすべてに電流
を供給することによって余分に電流を流して起動トルク
の低下を防ぎ、モータの回転速度が上昇して発電巻線7
から十分な信号が得られた後は、前記発電巻線7の出力
信号と前記ホールIC6の出力信号をもとに3相全波駆
動のための通電切換信号を、分配器100.順序回路2
00.ステップコントローラ500.同期トリガ回路6
00.モード切換回路700.加減算指令回路800、
半金波相切換回路9001通電方向切換回路1100、
ステップ電流発生回路1200.スロープ発生回路14
00.スロープ合成回路1500によって構成された駆
動信号発生手段の内部で作りだすように構成されている
。この駆動形態の切り換えの原理を第3図を用いて説明
する。 第3図Aは第2図のモータ構造において永久磁石4の主
磁極が正弦波着磁されている場合の各固定子巻線1,2
.3に電流を流したときに発生するトルク特性を示した
もので、第2図において固定予巻!1〜3.ホールlc
6.発電巻線7を含む固定子側が右に移動する場合の回
転トルクを正方向としている。第3図への特性曲線ua
は第2図の固定子巻線1にU端子からX端子方向に電流
を流したときに発生するトルクを表しており、特性曲線
ubは前記固定子巻線1にX端子からU端子方向に電流
を流したときに発生するトルクを表している。また、特
性曲線vaは固定子巻線2にV端子からX端子方向に電
流を流したときに発生するトルクを表しており、特性曲
線vbは前記固定子巻線2にX端子からV端子方向に電
流を流したときに発生するトルクを表している。さらに
、特性曲線waは固定子巻線3にW端子からX端子方向
に電流を流したときに発生するトルクを表しており、特
性曲線wbは前記固定子巻線3にX端子からX端子方向
に電流を流したときに発生するトルクを表している。 一方、第3図Cは星形結線された3相の固定子巻線の任
意の2相に通電したときの正方向の発生トルクを、第3
図Aに示した個々の固定子巻線における発生トルク比で
示したもので、よ(知られているように、3相全波駆動
のモータではこれらの曲線の包路線が実際の出力トルク
波形となる。 すなわち、第3図Cにおいて、特性曲線wvは第2図の
W端子からV端子方向に通電したときに発生するトルク
、特性曲線uvはU端子がら■端子方向に通電したとき
に発生するトルク、特性曲線uwはU端子からX端子方
向に通電したときに発生するトルク、特性曲線vwはV
端子がらX端子方向に通電したときに発生するトルク、
特性曲線vuはV端子からU端子方向に通電したときに
発生するトルク、特性面vAwuはW@子がらU端子方
向に通電したときに発生するトルクをそれぞれ表してい
る。 各固定子巻線が発生する最大トルクを1とすれば、3相
全波駆動においては60″′の電気角ごとに各固定子巻
線への通電切り換えが行われるので、合成した後の最大
トルクT1□、最小トルクT*、。 平均トルクT□1は次式によって与えられる。なお、こ
こでは各トルクはすべて無単位化して単なる指数で表し
ている。 第3図りはすでに説明したホールIC6の出力信号波形
を示したものであるが、モータの回転子が停止している
状態においては、位置検出情報としては前記ホールIC
6の出力信号しか用いることができない。3種類の位置
検出情報だけを用いてモータを起動させるには3相半波
駆動の形態をとることが考えられるが、その場合には第
1図の星形結線された固定子巻線の中点であるX端子を
プラスあるいはマイナス側の給電線路に直接接続するた
めのパワースイッチング素子が必要となる。 本発明の実施例では以下に述べる方法によってこのよう
な不都合を解消している。すなわち、前記ホールIC6
の出力信号の3段階のレベル変化に対応させて、前記出
力信号が高電位にある区間を第1の通電区間、低電位に
ある区間を第2の通電区間、中間電位にある区間を第3
の通電区間とし、前記第1の通電区間においては第2図
のU端子からV端子およびW端子への通電を行い、前記
第2の通電区間においてはV端子からW端子およびU端
子への通電を行い、前記第3の通電区間においてはW端
子からU端子およびV端子への通電を行う、このとき、
3相の固定子巻線1.2.3による合成トルク特性は第
3図Bのようになり、特性曲線ucが前記第1の区間に
おける通電による発生トルク、特性面*VCが前記第2
の区間における通電による発生トルク、特性曲線wcが
前記第3の区間における通電による発生トルクをそれぞ
れ表している。 したがって、理想的なタイミングで通電切り換えが行わ
れたときのモータの出力トルクは第3図Bの特性曲線の
包路線に等しくなり、3相の固定子巻線のうち主たる巻
線には他の2相の固定子巻線の電流の和に等しい電流が
流れることを考慮して最大トルクT。2.最小トルクT
1□、平均トルクTmvZを求めるとつぎのようになる
。 さて、第3式と第6式を比較すれば明らかなよ −うに
、起動時においても3相全波駆動時と同じ平均トルクを
得ることができ、また、パワースイッチング素子を余分
に追加して3相半波駆動させた場合に比べて、起動電流
を節約することもできる。 ちなみに、いずれの駆動方式においても各固定子巻線の
1相あたりの抵抗値は等しいものとすると、3相半波駆
動では起動電流が3相全波駆動の2倍になるが、ここで
説明した駆動方法によれば起動電流はほぼ33パーセン
ト増加するだけである。 なお、以下の説明においてはこの駆動方法を3相準全波
駆動と呼び、3相全波駆動あるいは3相半波駆動と区別
する。 つぎに、第1図の実施例に示される主要部の具体的な構
成例とその動作の概要を説明して全体の動作の説明の一
助とする。 まず、第4図はホールIC6の具体的な構成例を示した
回路結線図であり、よく知られているバンドギャップ基
準電圧源などを用いた定電圧回路部61と、シリコン基
板上に形成されたホール発電体62と、その他の信号処
理回路部分から構成されている。 第4図のホール発電体62が第2図に示された識別帯5
のN極着磁された部分に対向しているときには前記ホー
ル発電体62の一方の出力端子62aの電位が上昇し、
他方の出力端子62bの電位は下降する。したがって、
トランジスタ63のコレクタ電位が下降し、トランジス
タ64のコレクタ電位が上昇するので、定電流トランジ
スタ65に流れ込む電流の殆どがトランジスタ66のコ
レクタ電流となる。 なお、第4図の回路において、前記定電流トランジスタ
65のエミッタ側に接続された抵抗67と、定電流トラ
ンジスタ68のエミッタ側に接続された抵抗69の抵抗
比率が3対4に設定されているので、前記定電流トラン
ジスタ65のコレクタ電流を4・■。とすると、前記定
電流トランジスタ68のコレクタ電流はほぼ3・1.と
なる。また、プラス側のカレントミラー回路を構成する
受電トランジスタ70のエミッタ側に接続された抵抗7
1と、定電流トランジスタ72.73のエミッタ側に接
続された抵抗74.75の抵抗値が等しくなるように設
定され、定電流トランジスタ76のエミッタ側に接続さ
れた抵抗77の抵抗値が前記抵抗71の抵抗値の3倍に
設定されているので、前記定電流トランジスタ72゜7
3のコレクタ電流はいずれも最大値でほぼ3・■。 となり、前記定電流トランジスタ76のコレクタ電流は
ほぼIoとなる。 したがって、前記トランジスタ66のコレクタ電流の4
分の3は前記定電流トランジスタ73から供給され、残
りの4分の1だけがトランジスタ78の第1コレクタ7
8aから供給される。このとき、出力端子6Cに接続さ
れた負荷抵抗79には前記トランジスタ78の第2コレ
クタ78bから!。の電流が供給されるとともに、前記
定電流トランジスタ76からもIoの電流が供給される
ので、前記抵抗79の抵抗値をRoとしたとき、前記出
力端子6Cには2・10 ・Roなる電位が現れる。 反対に、前記ホール発電体62が前記識別帯5のS極着
磁された部分に対向しているときには、前記定電流トラ
ンジスタ65に流れ込む電流の殆どがトランジスタ80
のコレクタ電流となり、トランジスタ81の第1コレク
タ81aと第2コレクタ81bにもそれぞれ■。なる電
流が流れ、前記第2コレクタ81bの電流はトランジス
タ82とトランジスタ83によって構成されたカレント
ミラー回路に供給される。したがって、このときには前
記定電流トランジスタ76のコレクタ電流の殆どあるい
はすべてが前記トランジスタ83のコレクタに流れ込み
、前記出力端子6Cの電位は零となる。 一方、前記ホール発電体62が前記識別帯5の無着磁部
分に対向しているときには前記トランジスタ66、80
のコレクタ電流はほぼ平衡するので、前記トランジスタ
66、80のコレクタ電流のすべてが前記定電流トラン
ジスタ72.73から供給されて前記トランジスタ78
.81のコレクタ電流は零となり、前記負荷抵抗79に
は前記定電流トランジスタ76のコレクタ電流だけが供
給されて前記出力端子6Cの電位は■。・Roとなる。 このようにして前記ホール発電体62の前記識別帯5へ
の対向位置によって前記ホールIC6の出力電圧は3段
階に変化する。 第5図は第1図および第2図のように構成された直流無
整流子モータの主磁極と識別帯の相対的な位置関係と前
記ホールIC6から得られる位置検出信号の変化のもよ
うを示したもので、回転子上に設けられた識別帯5と固
定子上に配置されたホールIC6の相対的な回転角度が
第5図の機械角もしくは電気角で示される如く変化した
とき、それに対応して前記ホールIC6の出力電圧は第
5図Aのように変化する。 つぎに、第6図は第1図に示された分配器100の具体
的な構成例を示したもので、異なるスレシホールド電圧
を有する2種類のコンパレータ110および120と、
出力処理部130によって主要部が構成されており、出
力端子sl、nl、zlの電位は入力端子Pの3段階の
電位に応じて排他的に高電位に移行する。なお、第6図
の回路においてトランジスタ111と112あるいはト
ランジスタ121と122はそれぞれ前記コンパレータ
110あるいは120にシュミット機能を付加するため
に追加されている。 第7図は第1図に示された順序回路2009回転方向判
別回路300.ステップコントローラ500゜同期トリ
ガ回路600.モード切換回路700.加減算指令回路
8001通電方向設定回路1000.初期化回路200
0の具体的な構成例を示したものであるが、最初に、初
期化回路2000の動作について説明する。 なお、以後の論理回路の動作説明においては、すべて正
論理を用い、各入出力端子あるいは各信号線路が高電位
にあるときに活性状態にあるものとし、高電位の状態を
”1゛で表現し、低電位の状態を“Ooで表現する。 初期化回路2000は第7図からもわかるように各々の
入出力端子がそれぞれクロスカップリング接続された2
個のNANDゲートによるRSフリップフロップと、4
人力NANDゲート2001および2人力NANDゲー
ト2002によって構成されているが、J端子のレベル
が“Ooから“1”に移行する以前に前記NANDゲー
ト2001の入力端子のレベルのひとつが“Ooになっ
ていると、J端子のレベルが“1°に移行した直後に前
記NANDゲー) 2002の出力レベルが“0゛に移
行して初期化信号が出力される。この初期化信号はステ
ップコントローラ500とモード切換回路700の初期
化設定に使われるほか、前記モード切換回路700を介
して順序回路200と回転方向判別回路300の初期化
設定に用いられる。 つぎに、順序回路200の動作の概要を第5図に示され
た位置検出信号の出力信号波形に基づいて説明する。第
7図に示された順序回路は各々の入出力端子がそれぞれ
クロスカップリング接続された2個のNANDゲート2
01. 202によるゲート対と、各々の入出力端子が
それぞれクロスカップリング接続された2個のNAND
ゲート203゜204によるゲート対と、これらのゲー
ト対を連結する2個のNANDゲート205. 206
によって主要部が構成されている。 第5図Aの信号波形はすでに説明したように第1図のホ
ールIC6の出力信号を示したものであり、第5図B、
C,Dの信号波形は前記ホール■C6の出力信号をもと
に第6図に示した分配器100によって出力端子nl、
sl、zl  (これらの端子は第7図において体入力
端子となる。)に分配された後の各信号線路に現れる信
号波形であり、第5図E、  F、 Gの信号波形はそ
れぞれ前記NANDゲート203. 201とインバー
タ207の出力信号波形である。 J端子のレベルが0°になっているとき、もしくはJ端
子のレベルが“0゛から“1゛に移行した直後に、モー
ド切換回路700を構成するANDゲート704によっ
て前記NANDゲート202および204の出力レベル
は強制的に“l゛に移行せしめられる。したがって、モ
ータの起動直後には前記NANDゲート203の出力レ
ベルと、前記NANDゲート201の出力レベルと、前
記インバータ207の出力レベルは、それぞれn1端子
、sl端子、z1端子のレベルと同じになっている。 いま仮に、第1図のホールIC6が第5図の電気角が0
″の位置に対向しているものとすると、前記インバータ
207の出力レベルが“1′となり、前記NANDゲー
ト201. 203の出力レベルはいずれも“0′とな
るが、モータの回転子が回転を開始して前記ホールIC
6が識別帯5のN極着磁された部分に対向すると21端
子のレベルが“0゛に移行し、代わってn1端子のレベ
ルが“1゛に移行する。ただし、ここではREV端子の
レベルは0”に保持されていてモータの回転子は正方向
回転をし、回転方向判別回路300を構成するDフリッ
プフロップ301の出力レベルは′O゛になっているも
のとする。 n1端子のレベルが“1”に移行する以前にNANDゲ
ート202の出力レベルが1゛になっているので、続い
てNANDゲート205の出力レベルが0゛に移行し、
NANDゲート203とNANDゲート204によるゲ
ート対の出力状態を反転させて、前記NANDゲート2
03の出力レベルが“1“になり、前記NANDゲート
204の出力レベルは°0° となる。この変化によっ
て前記インバータ207の出力レベルは“0゛に移行し
、前記NANDゲート204の出力レベルが“1゛に移
行する。 さらに続いて回転子が回転して、前記ホールIC6が第
5図の電気角180 ”の位置にさしかかると、第5図
りに示すように、z1端子のレベルが再び“1°に移行
するが、この時点では前記NANDゲート204の出力
レベルが“0゛に移行しているので、NANDゲート2
06の出力レベルは変化せず、前記NANDゲート20
3. 201.前記インバータ207の出力状態も変化
しない。 続いて、S1端子のレベルが“1”になると、それ以前
に前記NAND”ゲート206の出力レベルが“1°に
なっているので、NANDゲート201とNANDゲー
ト202によるゲート対の出力状態が反転して前記NA
NDゲート202の出力レベルが“1“に移行し、前記
NANDゲート204の出力レベルは“θ′に移行する
。 結局、第7図に示された順序回路はあらかじめ順序づけ
された通りに入力端子が活性状態になったときにのみ、
入力を出力に反映させる機能を有している。 このようにして第7図のn1端子、sl端子。 z1端子に第5図B、C,Dに示すような位置検出信号
が供給されたとき、前記NANDゲート203あるいは
n2端子、前記NANDゲート201.前記インバータ
207あるいはz2端子には第5図E。 F、Gに示すような駆動指令信号が出力される。 なお、第5図からもわかるように、モータが逆方向に回
転しているときにはn1端子、sl端子。 21端子に供給される信号の到来順序がnl、zl、s
lの順になり、nlと51の信号が入れ替わった形にな
る。第7図のNANDゲー) 208゜209、 21
0. 211. 212による切換回路は、モータの回
転方向の正逆に拘らず、順序回路200に同じ条件で動
作させるために付加されている。 つぎに、第7図に示された回転方向判別回路300は、
モータの回転子が正方向に回転している状態と逆方向に
回転している状態とでは、n1端子。 sl端子+zl端子が活性状態に移行する順序が異なる
ことを利用して回転方向の判別を行うが、この動作の概
要を第8図及び第9図に示した信号波形図に基づいて説
明する。 まず、Dフリップフロップ301はすでに説明したAN
Dゲート704の出力レベルが“0″になっている間は
その出力レベルがREV端子のレベルと同じになるよう
に初期化される。 第8図A、 B、 C,Dはそれぞれ、モータが正方向
に回転している状態でのn1端子、nl端子。 S1端子、zl端子に供給される信号波形を示したもの
であり、第8図EはこのときのNANDゲ−1−302
の出力信号波形であり、第8図F、 G。 H,I、J、にはそれぞれNANDゲート303゜30
4、 305. 306. 307. 308の出力信
号波形であり、第8図り、MはそれぞれDフリップフロ
ップ301.NANDゲート309の出力信号波形であ
る。 第8図において、時刻t1以前の31端子のレベルが“
1゛になっている期間は、NANDゲート 302とN
ANDゲート310によるRSSフリップフロツブリセ
ットされ、NANDゲート303とNANDゲート30
4によるRSフリップフロップはセットされ、また、そ
れ以前にNANDゲート306とNANDゲート307
によるRSフリップフロップはリセットされているので
、S1端子に供給される信号のトレイリングエツジが到
来した後に、時刻1.において、f1端子に供給される
FG倍信号リーディングエツジが到来したとき、前記N
ANDゲート305の出力レベルが0°に移行し、その
結果、前記NANDゲート306と前記NANDゲート
307によるRSフリップフロップの出力状態が反転し
て、前記NANDゲート306の出力レベルが1°に移
行する。 時刻t2において、FG倍信号トレイリングエツジが到
来すると、前記NANDゲート308の出力レベルが“
O゛に移行するので、前記NANDゲート303と前記
NANDゲート304によるRSフリップフロップの出
力状態が反転し、続いて、前記NANDゲート306と
前記NANDゲート3o7によるRSSフリツブフロッ
プ出力状態も反転し、前記NANDゲート308の出力
レベルは再び“l゛に戻る。時刻t2における前記NA
NDゲート307の出力レベルの“1′への移行によっ
てDフリップフロップ301がトリガされ、トリガ時点
の前記NANDゲート302の出力レベルは“0゛にな
っているから、前記Dフリップフロップ301の出力レ
ベルも“O゛になる。 時刻t、から時刻t4あるいは時刻t5がら時刻り、に
かけても同様の動作を繰り返し、モータの回転子が正方
向に回転している限り、前記Dフリップフロップ301
の出力レベルは“0”になり、このときにREV端子を
介して正方向回転の指令信号が与えられていたとすると
、NANDゲート311の出力レベルが“0゛になるの
で、NANDゲート309の出力レベルは“1“になる
。 一方、モータの回転子が逆方向に回転しているときには
、第7図の回転方向判別回路300の各部の信号波形は
第9図のようになり、時刻(2において前記Dフリップ
フロップ301がトリガされる直前の前記NANDゲー
ト302の出力レベルは常に“1”であるので、前記D
フリップフロップ301の出力レベルも常に“1゛にな
り、REV端子には正方向回転の指令信号が与えられて
いたとすると、前記NANDゲート309の出力レベル
が“0′になって、指令に対して反対方向の回転である
ことを示す出力信号がen端子に送出される。 なお、dr端子には前記Dフリップフロップ301の出
力信号がそのまま印加されるので、この端子レベルはモ
ータの回転子が正方向に回転しているときには“0゛に
なり、モータの回転子が逆方向に回転しているときには
“1゛になる。 つぎに、第7図のステップコントローラ500の動作の
概要を第1θ図に示した信号波形図に基づいて説明する
。 第10図A、  Bは、それぞれNANDゲート201
の出力信号と、r1端子に供給されるFG倍信号信号波
形を示したものであり、第10図C,D、E。 F、Gは、それぞれNANDゲート501. 502゜
503、 504. 505の出力信号波形を示したも
のである。さらに、第10図H,I、J、に、L、Mは
、それぞれインバータ506. 3ビツトのダウンカウ
ンタを構成するTフリップフロップ507. 508゜
509と、NANDゲート510. 511の出力信号
波形を示したものであり、第10図N、Oは、それぞれ
NANDゲート512. 513の出力信号波形を示し
たものであり、第1O図a、b、c、d、e、fは、そ
れぞれ第7図のumQ端子、uml端子。 um2端子、um3端子、um4端子、um5端子に現
れる出力信号を示したものであり、第10図g、h、i
、jは、それぞれ第7図のusl端子。 us2端子、us3端子、us4端子に現れる出力信号
を示したものであり、第10図に、1.m。 n、o、pは、それぞれ第7図のwmQ端子、Wm1端
子、Wm2端子、Wm3端子、Wm4端子。 wrr15端子に現れる出力信号を示したものであり、
第10図q、r、s、tは、それぞれ第7図のws1端
子、WS2端子、ws3端子、ws4端子に現れる出力
信号を示したものである。 第10図の時刻1.以前にNANDゲート514゜51
5 、516の出力レベルが“1゛であって、NAND
ゲート517の出力レベルが°0゛になっていて、しか
も前記NANDゲート201の出力信号のリーディング
エツジがすでに到来しているもとで、時刻t、において
f1端子に供給されるFC信号のリーディングエツジが
到来すると、NANDゲート501の出力レベルが“0
゛に移行し、その結果、NANDゲート502の出力レ
ベルが“1゛に移行するとともに前記NANDゲート5
15の出力レベルが“θ′に移行してこの状態が保持さ
れる。 時刻t2において、FG倍信号トレイリングエツジが到
来すると、前記NANDゲート501の出力レベルは“
1゛に戻るが、NANDゲート503の出力レベルが“
0゛に移行するので、NANDゲート504の出力レベ
ルが1゛に移行するとともに前記NANDゲート516
の出力レベルは“0゛に移行する。 時刻t、において、再びFC信号のリーディングエツジ
が到来するとNANDゲート505の出力レベルが0゛
に移行し、その結果、前記NANDゲート517の出力
レベルが°1゛に移行するので、前記NANDゲート5
14の出力レベルは“0゛に移行し、前記NANDゲー
ト515の出力レベルは“1′に移行する。これによっ
て前記NANDゲート502の出力レベルが”0゛にな
り、さらに、前記NANDゲート516の出力レベルが
“1“となり、続いて前記NANDゲート504の出力
レベルが°0“になるので、前記NANDゲート505
の出力レベルが“loに戻って一連の動作が終了する。 結局、時刻t0から時刻t、にかけて前記NANDゲー
ト201の出力信号と、f1端子に供給されるFG倍信
号第10図A、Bに示したように変イビしたとき、時刻
t2から時刻t3にかけての間に前記NANDゲート5
16の出力レベルが“0゛になってTフリップフロップ
507がリセットされ、同時に、ANDゲート518を
°介してTフリップフロップ508. 509がセット
され、NANDゲート51OとNANDゲート519に
よって構成されたRSフリップフロップの出力状態も反
転して、前記NANDゲート510の出力レベルは“1
°に移行する。 すなわち、前記NANDゲート504の出力信号は前記
Tフリップフロップ507. 508. 509および
前記RSフリップフロップによって構成された4ビツト
のダウンカウンタのプリセント信号となり、時刻t2の
時点でこのカウンタの出力は[1110Fにプリセット
され、このプリセットは時刻t、まで持続する。 時刻t4においてFG倍信号トレイリングエツジが到来
すると、4ビツトのカウンタは再びダウンカウント動作
を始めるが、時刻t14において、カウンタのカウント
値が[1000]になると、NANDゲート520の出
力レベルが°0°になり、続いて、NANDゲート51
1とNANDゲート521によって構成されたRSフリ
ップフロップの出力状態が反転して前記NANDゲー)
 511の出力レベルが“Ooに移行する。その結果、
前記NANDゲート510と前記NANDゲート519
によるRSフリップフロップの出力状態も反転し、前記
NANDゲート510の出力レベルが°O゛に移行する
とともに、前記ANDゲート518を介して前記Tフリ
ップフロップ508と前記Tフリップフロップ509が
セットされる。 したがって、時刻t14の時点で4ビツトのカウンタの
出力は[01101にプリセットされ、時刻tlsにお
いて、再びFC信号のリーディングエツジが到来すると
、前記NANDゲート511の出力レベルが“1′に戻
るので前記Tフリップフロップ508と前記Tフリップ
フロップ509のセントは解除されて時刻t+6から4
ビツトのカウンタはダウンカウント動作を再開する。 以後、時刻t26において前記NANDゲート516が
再びプリセット信号を発生するまでダウンカウント動作
が続くが、時刻tzbにおいて、FG信号のリーディン
グエツジが到来すると、時刻t2の時点と同様の動作が
繰り返される。 このようにして、4ビツトのカウンタのカウント値は位
置検出信号の1周期の間に10進表示で、14、13.
12.11.10. 9. 6. 5. 4. 3. 
2゜lの順で減少していくが、このカウンタのクロック
信号となるFC信号を仮想カウンタのLSB出力と見な
すならば、カウンタのビット数は5となり、そのカウン
ト値は位置検出信号の1周期の間に10進表示で、29
.28.27.26.25.24.23.22゜21、
20.19.18.13.12.11.10. 9. 
8. 7゜6.5,4,3.2の順で減少していく。 一方、NANDゲート522. 523. 524. 
525゜526、 527. 528. 529. 5
30は5ビツトの仮想カウンタの下位4ビツトの出力を
デコードするデコーダを構成している。前記NANDゲ
ート522はカウンタの下位4ビツトの出力が[110
0]になったときにその出力レベルが“0°になり、前
記NANDゲート523はカウンタの下位4ビツトの出
力が[10111もしくは[10101になったときに
その出力レベルが“0゛になり、前記NANDゲート5
24はカウンタの下位4ビツトの出力が[1010]に
なったときにその出力レベルが0”になり、前記NAN
Dゲート525はカウンタの下位4ビツトの出力が[1
0011もしくは[10001になったときにその出力
レベルが“Ooになり、前記NANDゲート526はカ
ウンタの下位4ビツトの出力が[1000]になったと
きにその出力レベルが“0゛になり、前記NANDゲー
ト527はカウンタの下位4ビツトの出力が[0110
1になったときにその出力レベルが“Ooになり、前記
NANDゲート528はカウンタの下位4ビツトの出力
が[0100]になったときにその出力レベルが“0゛
になり、前記NANDゲート529はカウンタの下位4
ビツトの出力が[00111から[00011の間でそ
の出力レベルが“0°になり、前記NANDゲート53
0はカウンタの下位4ビツトの出力が[0010]にな
ったときにその出力レベルが“0゜になる。 これらのデコーダはステップ電流波形を作りだすための
区間信号を発生する目的に利用されるほか、第10図N
の信号波形と第10図Oの信号波形を作りだすためにも
利用される。 すなわち、時刻
【、において5ビツトの仮想カウンタの
出力が[11100]になるので前記NANDゲート5
22の出力レベルが“0°に移行するが、これによって
NANDゲート531の出力レベルが“Ooに移行し、
続いてNANDゲート532の出力レベルが°1°に移
行し、その結果、NANDゲート513の出力レベルが
“Ooに移行する。時刻t15においても5ビツトの仮
想カウンタの出力が[01100]になるので前記NA
NDゲート522の出力レベルが“θ′に移行するが、
今度はNANDゲート533の出力レベルが“Ooに移
行し、続いて、前記NANDゲート513の出力レベル
が“loに移行し、その結果、前記NANDゲート53
2の出力レベルが“Ooに移行する。 さらに、時刻tllにおいて5ビツトの仮想カウンタの
出力が[101001になるので前記NANDゲート5
28の出力レベルが°0゛に移行するが、これによって
NANDゲート534の出力レベルが“0”に移行し、
続いて、NANDゲート535の出力レベルが“1”に
移行し、その結果、NANDゲート512の出力レベル
が“0゛に移行する。 時刻t0においても5ビツトの仮想カウンタの出力が[
0010θ]になるので前記NANDゲート528の出
力レベルが“0°に移行するが、今度はNANDゲート
536の出力レベルが0°に移行し、続いて、前記NA
NDゲート512の出力レベルが“1゛に移行し、その
結果、前記NANDゲート535の出力レベルが0°に
移行する。 また、第7図の出力端子u m O= u m 5 、
  u 5lzus4.wmoQ 〜wm5.ws l
〜ws4には第10図a ”−tに示された区間信号が
出力されるが、これらの区間信号の生成方法について説
明する。 まず、u m O端子、wmQ端子には前記NANDゲ
ート528. 522の出力信号と同じ信号波形が送出
され、これらはそのままステップ電流波形の最小値区間
のための信号として利用される。また、u m 5端子
、wm5端子には前記NANDゲート524 、527
の出力信号を反転したものが送出され、これらはステッ
プ電流波形の最大値区間のための信号として利用される
。これ以外の区間信号はNANDゲー) 537. 5
38. NANDゲー) 539゜540、NANDゲ
ート541. 542. NANDゲー) 543. 
544.  NANDゲート545. 546によって
構成された5個のRSフリップフロップの出力信号と、
Tフリップフロツブ50フ〜509の出力信号を組み合
わせて生成される。例えば、区間信号u m 4には前
記NANDゲート537の出力信号が利用され、区間信
号us3には前記Tフリップフロップ509の出力信号
が利用され、区間信号wm2には前記NANDゲート5
41の出力信号が利用され、区間信号ws3には前記N
ANDゲート539の出力信号が利用される。 つぎに、第7図のモード切換回路700の動作について
説明する。 モード切換回路700はDフリップフロップ701とN
ANDゲート702.インバータ703. ANDゲー
ト704. 705. NANDゲート706によって
構成されている。 J端子のレベルが“0゛である間に前記Dフリップフロ
ップ701の出力レベルが“0゛になっていると、J端
子のレベルが“1゛に移行した直後に初期化回路200
0を構成するNANDゲート2002の出力レベルが“
0゛に移行するので、モータの起動時には前記Dフリッ
プフロップ701の出力レベルは°l′になっている。 モータの回転速度の上昇に伴ってf1端子にFG信号が
供給されるようになり、それによってステップコントロ
ーラ500が正規の動作を開始し、NANDゲート51
6によるカウンタのプリセントが規則正しく行われるよ
うになって、第10図の時刻t0から時刻t1の中間点
において、順序回路200を構成するNANDゲート2
01の出力信号のリーディングエツジが到来したときに
、ステップコントローラ500を構成するNANDゲー
ト529の出力レベルが“0°に移行していると、前記
Dフリップフロップ701の出力レベルが“0°に移行
する。 このDフリップフロップ701の出力信号はモード切換
信号としてmd端子に送出されるほか、同期トリガ回路
600.加減算指令回路8009通電方向設定回路10
00にも供給される。なお、md端子のレベルが“0°
のとき半金波駆動のモードにあり、“1°のときには全
波駆動のモードにある。 また、NANDゲート702の出力信号はbk端子に送
出されるが、前記NANDゲート702の出力レベルは
J端子のレベルが°0゛であって、しかも前記Dフリッ
プフロップ701の出力レベルが“1′になったときに
“0”となり、この出力は通電方向切換回路1100を
介してU相駆動回路1600゜W相駆動回路1700.
  V相駆動回路1900にホール■C6への給電のた
めの片方向のみを行わせる目的に利用される。 ANDゲート704は初期化回路2000が初期化信号
を送出したとき、あるいは前記NANDゲート702が
出力信号を送出したときに順序回路200と回転方向判
別回路300を初期化し、ANDゲート705は前記初
期化回路2000が初期化信号を送出したとき、あるい
は回転停止検出器2100がqt端子のレベルを“1′
に移行せしめたときに前記Dフリップフロップ701と
ステップコントローラ500を初期化する。 つぎに、加減算指令回路800の動作について第11図
の信号波形を参照しながら説明する。 第11図は全波駆動時のステップ電流波形ならびにこの
ステップ電流波形をもとにして作りだされる3相の駆動
電流波形の生成過程を示す信号波形図であり、第11図
A、Hの信号波形はそれぞれ第1O図A、Bの信号波形
と同一のものであり、第11図C,D、E、Fの信号波
形はそれぞれ第10図H1I、J、Kに示された信号波
形と同一のものであり、これらは他の信号波形のタイミ
ング参照用に示したものである。また、第11図Cの信
号波形の上部に記された記号はすでに説明した5ビツト
の仮想カウンタの下位4ビツトのカウント値を16進表
示したものである。さらに、第11図GおよびHは第7
図のNANDゲート543およびNANDゲート545
の出力信号波形であり、第11図■は第1図のスロープ
発生回路1400の出力信号波形であり、第11図J、
に、N、Oはいずれも第1図のステップ電流発生回路1
200の出力信号波形であり、第11図り、Pは第1図
のスロープ合成回路1500の内部において作りだされ
る信号波形であり、第11図M。 Qはそれぞれ第1図のU相駆動回路1600とW相駆動
回路1700に供給される駆動電流波形であり、第11
図R,Sはそれぞれ第7図のu1端子+wl端子に供給
される通電方向設定回路1000の出力信号波形であり
、第11図T、Uはいずれも第1図の電流加算回路18
00よって作りだされるV相の駆動電流波形である。 第11図Mの電流波形は、第1図のステップ電流発生回
路1200から発生される第11図Jの電流波形に第1
図のスロープ発生回路1400から発生される第11図
Iの電流波形を第1図のスロープ合成回路1500によ
って合成して得られるが、この際に、時刻1++から時
刻t17の区間においては第11図Jの電流値に第11
図にの電流値でリミットされた第11図りの電流値を加
算し、時刻tt’rから時刻t23の区間においては第
11図Jの電流値から第11図にの電流値でリミットさ
れた第11図りの電流値を減算することによって第11
図Mの電流波形を作りだしている。 加減算指令回路800はこれらの加算・減算の指令信号
をスロープ合成回路1500に送出する機能を有してお
り、第11図Mに示されたU相の駆動電流波形を作りだ
すための時刻t、から時刻tl?までの区間信号、ある
いは時刻t17から時刻t、までの区間信号としてはス
テップコントローラ500を構成するNANDゲート5
43. 544によるRSフリップフロップの出力信号
が利用され、第11図Qに示したW相の駆動電流波形を
作りだすための時刻t3から時刻t、までの区間信号、
あるいは時刻t、から時刻t’sまでの区間信号として
はステップコントローラ500を構成するNANDゲー
ト545 、546によるRSフリップフロップの出力
信号が利用される。なお、これらの区間信号は、md端
子のレベルが“1゛になっているときにNANDゲート
801あるいはNANDゲート802を介してua端子
あるいはwa端子に送出されるが、md端子のレベルが
“0′のときには、ua端子には順序回路200を構成
するNANDゲート201の出力信号が送出され、wa
端子にはn2端子に送出される信号と同じ出力信号が送
出される。 つぎに、通電方向設定回路1000は、md端子のレベ
ルが“1′になっているとき、すなわち全波駆動の状態
にあるときに第11図Rおよび第11図Sの信号をn1
端子、wl端子を介して第1図の通電方向切換回路11
00に送出し、一方、md端子のレベルが“0゛になっ
ているときにはそのレベルがモータの回転子の回転位置
には無関係な信号をn1端子、wl端子に送出する。ま
た、J端子。 dr端子、en端子、dn端子のレベルに応じて第1表
に示すようにn1端子、wl端子に送出する信号の位相
を反転せしめる。 まず、NANDゲート1001.1002.1003.
1004゜1005、1006によって構成された切換
回路は、モータが正方向に回転していて、dr端子のレ
ベルが“0”になっているときにはステップコントロー
ラ500を構成するNANDゲート512の出力信号を
n1端子に送出し、NANDゲート513の出力信号を
W1端子に送出するが、モータが逆方向に回転していて
dr端子のレベルが′1゛になっているときには前記N
ANDゲート512の出力信号をW・1端子に送出し、
前記NANDゲート513の出力信号をn1端子に送出
する。これは順序回路200におけるモータの回転方向
の正逆に応じての31信号とn1信号の切り換え操作に
対応している。なお、順序回路200における位置検出
信号の入れ換えによって、第11図Aの信号波形のリー
ディングエツジは、モータの回転方向の正逆に拘らず、
常に第2図の識別帯5のN極に着磁された部分とS極に
着磁された部分の境界位置を示すことになり、例えば、
着磁のばらつきなどによって前記識別帯5の無着磁部分
の幅が均一でなくなったとしても、3相全波駆動に移行
してからは第1図のU、V、Wの各相には均一な幅を有
する駆動信号が分配されることになり、また、回転方向
の切り換えに際しても通電開始のタイミングがずれるこ
とはない。 また、rr3d端子の・レベルが“0”になっていると
きには前記NANDゲート1003.1006の出力レ
ベルは前記NANDゲート512. 513の出力に関
わりなく “1°に移行する。 前記NANDゲート1003.1006の出力信号はイ
ンバータ1007.  NANDゲート1008.10
09.  ANDゲー1−1010によって構成された
第1の排他的論理和回路と、インバータ1011. N
ANDゲート1012 。 1013、 ANDゲート1014によって構成された
第2の排他的論理和回路を介してul端子とW1端子に
伝達されるが、これらの排他的論理和回路はNANDゲ
ート1015の出力レベルが“0゛のときには入力信号
をそのまま伝達し、前記NANDゲート1015の出力
レベルが1°のときには入力信号を位相反転して伝達す
る。 第1表は前記NANDゲー) 1015の出力レベルe
xが“l゛になる入力条件を示したものである。 なお、dn端子には後述するように第1図の誤差信号増
幅器1300からの加速・減速の指令信号が供給され、
減速指令が供給されたときにそのレベルが°l゛に移行
する。 第1表a)において、J端子のレベルが°I′であって
、しかもモータが正方向に回転し、前記誤差信号増幅器
1300から減速指令が送出されてdn端子のレベルが
“1′に移行したときにはモータを減速させるために前
記NANDゲート1015の出力レベルが“1゛に移行
する。また、第1表b)において、モータが正方向に回
転している状態で回転方向不一致信号が送出されて6n
端子のレベルが“0゛に移行したときにも前記NAND
ゲート1015の出力レベルが“1°に移行し、第1表
C)において、モータが逆方向に回転している状態で前
記誤差信号増幅器1300から加速指令が送出されてい
るときにも前記NANDゲート1015の出力レベルが
“1°に移行していずれもモータを逆方向に回転させる
かあるいは逆方向の回転を持続させるように通電方向設
定回路1000が動作する。さらに、第1表d)におい
て、J端子のレベルが“O”であってモータが正方向に
回転しているときにも前記NANDゲー) 1015の
出力レベルが“1゛に移行するが、これはモータの正方
向の回転中に外筒1表 部から回転停止指令信号が供給されたときに一時的にモ
ータに逆トルクを発生せしめてモータを速やかに停止さ
せる目的で付加された機能である。 つぎに、第7図の同期トリガ回路600は、X2端子を
介して、第1図のスロープ発生回路1400に鋸歯状波
を発生させるためのトリガ信号を送出するが、このトリ
ガ信号は、md端子のレベルが”1°になっているとき
にはf1端子に供給されるFG(8号のリーディングエ
ツジとトレイリングエツジに同期しており、md端子の
レベルが“0゜になっているときには順序回路200か
ら供給される3種類の位置検出信号のリーディングエツ
ジに同期している。 まず、md端子のレベルが“1゛であって、スロープ発
生回路1400からの復帰信号が供給されるX1端子の
レベルが”0゛になっているとき、FG倍信号トレイリ
ングエツジが到来するとNANDゲート601の出力レ
ベルが“Ooに移行してX2端子のレベルを“l′に移
行せしめるが、スロープ発生回路1400から復帰信号
が送出されてxi端子のレベルが“1″に移行するとN
ANDゲート602とNANDゲート603によるRS
フリップフロップの出力状態が反転して前記NANDゲ
ート603の出力レベルが“0”に移行するので、前記
NANDゲート601の出力レベルも“1′に戻る。ま
た、FC信号のリーディングエツジが到来するとNAN
Dゲート604の出力レベルが′0゛に移行してx2端
子のレベルを“1゛に移行せしめるが、x1端子のレベ
ルが“l”に移行するとNANDゲート605とNAN
Dゲート606によるRSフリップフロップの出力状態
が反転して前記NANDゲート603の出力レベルが“
0°に移行するので、前記NANDゲー) 601の出
力レベルも “l゛に戻る。 一方、md4子のレベルが“0゛のときには、NAND
ゲート607. 608. 609による切換回路によ
ってFG倍信号順序回路200を構成するNANDゲー
ト201の出力信号が切り換えられて、前記NANDゲ
ート201のリーディングエツジとトレイリングエツジ
において前記NANDゲート601と前記NANDゲー
ト604の出力レベルがそれぞれO°に移行してx2端
子のレベルを“1′に移行せしめるとともに、順序回路
200を構成するNANDゲート206の出力信号のリ
ーディングエツジ、すなわち、z2端子に送出される位
置検出信号のトレイリングエツジにおいてNANDゲー
ト610の出力レベルが“1゛に移行し、スロープ発生
回路1400から復帰信号が送出されてxi端子のレベ
ルが“1゛に移行すると前記NANDゲート602と前
記NANDゲート603によるRSフリップフロップあ
るいは前記NANDゲート605と前記NANDゲート
606によるRSフリップフロップもしくはNANDゲ
ート611とNANDゲート612によるRSフリフプ
フロソプの出力状態が反転して前記NANDゲート60
1あるいは前記NANDゲート604もしくは前記NA
NDゲート610の出力レベルも “1゛に戻る。 つぎに、第12図は誤差信号増幅器1300の具体的な
構成例を示した回路結線図であり、E端子にはモータの
回転速度の制御のための誤差電圧が供給され、その値が
同じ抵抗値の抵抗1301と抵抗1302によって得ら
れる電源電圧Vccの2分の1の電圧よりも高くなった
ときにモータが加速され、逆に低くなったときにはモー
タは減速される。md端子は第7図のモード切換回路7
00の出力信号が供給される端子で、前述したように3
相準全波駆動のときには“0゛になり、3相全波駆動の
ときには“1゛になる。また、en端子には第1図ある
いは第7図の回転方向判別回路300からの回転方向の
不一致信号が供給され、そのレベルが“0゛になったと
きにはトランジスタ1303がオン状態になって、実質
的に速度誤差電圧を減速方向の最大値にせしめるよう構
成されている。 さて、第12図において、抵抗1304.1305. 
 トランジスタ1306.1307.1308.抵抗1
309.  )ランジスタ1310.1311.抵抗1
312.1313.ダイオード1314、1315が絶
対値アンプを構成しており、入力分割抵抗1304.1
305の抵抗比が19に設定されて広い入力ダイナミッ
クレンジを実現している。この絶対値アンプの出力電流
は前記ダイオード1314゜1315を介してトランジ
スタ1316.131?、 1318.1319゜抵抗
1320.1321.1322によって構成された第1
のカレントミラー回路に供給され、さらに、前記トラン
ジスタ1318の出力電流はトランジスタ1323゜1
324、1325.1326.抵抗1327.1328
.1329によって構成された第2のカレントミラー回
路に供給され、前記トランジスタ1319の出力電流は
トランジスタ1330.1331.1332によって構
成された第3のカレントミラー回路に供給されている。 前記トランジスタ1325.1326.1332の出力
電流は、それぞれsfl端子、sf端子、cf端子に供
給されるが、md端子のレベルが、“1′になっている
とき、すなわち、全波駆動のときにはトランジスタ13
33がオン状態となってcf端子にのみ電流が供給され
、反対に、md端子のレベルが“0°になっているとき
には前記トランジスタ1333はオフ状態となり、代わ
りにトランジスタ1334がオン状態となって、sf1
@子とsf端子に電流が供給される。 したがって、3相全波用の出力電流が供給されるcfl
端子からはmd端子のレベルが“1°のときにE端子の
電位に応じた電流が吸い込まれ、3相準全波用の出力電
流が供給されるsfl端子およびsr端子からはmd端
子のレベルが“0゛のときにE端子の電位に応じた電流
が吸い込まれる。 また、トランジスタ1335.1336.1337.1
338゜1339、1340.1341.抵抗1342
.1343はコンパレータを構成しており、E端子の電
位が前記抵抗1301 。 1302によって与えられる電位よりも低くなったとき
にdn端子のレベルは“1”になり、反対に高くなった
ときには“0°となるが、この出力はモータの加速ある
いは減速の指令信号として利用される。 つぎに、第13図は第1図に示された重金波相切換回路
900.ステップ電流発生回路1200.スロープ発生
回路1400.スロープ合成回路1500.回転停止検
出器2100の具体的な構成例を示した回路結線図であ
り、各入出力端子については第7図に示された入出力端
子と同じ箇所に接続されるものは同一記号で示されてい
る。 まず、スロープ発生回路1400は、鋸歯状波を発生さ
せるためのコンデンサ1401と定電流トランジスタ1
402および放電トランジスタ1403によって構成さ
れた充放電回路と、トランジスタ1404.1405゜
1406、1407.ダイオード1408を中心とする
第1のコンパレータと、トランジスタ1409.ダイオ
ード1410、  )ランジスタ1411.1412.
1413.1414.抵抗1415を中心とする第2の
コンパレータと、トランジスタ1416.1417.抵
抗1418によって構成された出カバソファ段からなり
、x1端子の出力を第7図の同期トリガ回路600に供
給し、x2端子には前記同期トリガ回路600の出力を
供給することによって、前記コンデンサ1401が接続
されたSC端子には最低電位が前記ダイオード1408
の順方向電圧に等しく、振幅がほぼ前記抵抗1415の
両端の電圧の2倍に等しい鋸歯状波電圧が現れ、この鋸
歯状波の繰り返し周期は半金波駆動のときには第5図E
、F、Gに示された位置検出信号のリーディングエツジ
の到来周期に等しく、全波駆動のときにはFC信号のリ
ーディングエツジとトレイリングエツジの到来周期に等
しい。すなわち、第7図の同期トリガ回路600は、N
ANDゲー) 601゜604 、610に供給される
入力信号のリーディングエツジが到来するとx2端子の
レベルを“1°に移行させるが、これによってスロープ
発生回路1400を構成するトランジスタ1403がオ
ン状態となり、それまでにコンデンサ1401に蓄積さ
れていた電荷が急速に放電される。この放電によってS
C端子の電位がダイオード1408の順方向電圧よりも
低くなると、トランジスタ1406にベース電流が供給
されなくなってx1端子のレベルが°l゛となる。 一方、同期トリガ回路600はx1端子のレベルが“1
゛に移行したときに3個のRSフリップフロップがリセ
ットされるように構成されているので、この時点におい
てx2端子のレベルは“O゛に戻り、その結果、前記ト
ランジスタ1403がオフ状態となって、前記コンデン
サ1401には充電が開始される。このようにして、前
記コンデンサ1401の充放電が繰り返されるので、S
C端子には鋸歯状波電圧が現れる。また、この鋸歯状波
電圧は抵抗1419とコンデンサ1420によって平滑
化されたうえで第2のコンパレータによって抵抗141
5の両端の電圧と比較され、VC端子の電位が常に前記
抵抗1415の両端の電圧にダイオード1410の順方
向電圧を加えたものに等しくなるようにトランジスタ1
413が前記コンデンサ1401の充電電流を調節する
。したがって、SC#A子に現れる鋸歯状波電圧の振幅
はx2端子に供給されるパルス列の繰り返し周期には依
存せずに前記抵抗1415の両端の電圧のほぼ2倍とな
る。これは第11図Jの信号波形に第11図■の鋸歯状
波を合成して第11図Mの信号波形を作りだす際に、モ
ータの回転速度の変化とは無関係に常に相似な信号波形
を得るうえで重要な機能である。 つぎに、回転停止検出器2100はコンデンサ2101
と定電流トランジスタ2102および放電トランジスタ
2103によって構成された充放電回路と、トランジス
タ2104.2105を中心に構成された検出回路より
なる。モータが回転しているときにはx2端子にはパル
ス列が現れるからコンデンサ2101の充放電が繰り返
され、QC端子の電位は十分に低い値に維持されて、ト
ランジスタ2104にはベース電流が流れ続けるが、モ
ータが回転を停止すると、トランジスタ2102が飽和
状態になってトランジスタ2104にはベース電流が流
れなくなる。このとき、トランジスタ2105はオフ状
態となって、qt端子のレベルは1゛ となる。 第7図に示されたモード切換回路700を構成するNA
NDゲート706の一方の入力端子には回転停止検出器
2100の出力信号が供給されるが、qt端子のレベル
が“l゛であって、しかも半金波駆動と全波駆動とを切
り換えるDフリップフロップ701がリセットされてい
れば、前記NANDゲート706の出力レベルが“0°
に移行するので、前゛ 記Dフリップフロップ701は
セットされる。このように、回転停止検出器2100は
モード切換回路700を初期化するので、モータの起動
や回転中に急激な外力が加わった際の再起動を確実に行
わせることができる。なお、回転停止検出器2100は
、J端子を介しての初期化設定を行うならば必ずしも必
要ではない。例えば、J端子のレベルを一時的に1゛に
移行させることによって第7図の初期化回路2000を
構成するNANDゲート2002が前記Dフリップフロ
ップのセント信号を発生するので、ビデオテープレコー
ダなどのようにマイクロコンピュータによるシステムコ
ントロールを採用している機器では電源投入時やモータ
の回転停止時に一時的にJ端子のレベルを°1°に移行
させればよい。 つぎに、ステップ電流発生回路1200の動作を第11
図の信号波形図を参照しながら説明する。 第13図において、トランジスタ1201.1202.
1203゜1204、1205.1206.1207.
1208.抵抗1209.1210゜1211、121
2.1213.1214.1215.  )ランジスタ
1216゜1217、1218.1219.1220.
抵抗1221.1222.1223゜1224、122
5.  )ランラスタ1226.抵抗1227は、Cf
端子を受電端子とし、5系統の電流出力を送出するカレ
ントミラー回路を構成しており、前記トランジスタ12
03〜1208が第11図jおよびNのステップ電流波
形を発生し、前記トランジスタ1216〜1220が第
11図におよびOのステップ電流波形を発生し、前記ト
ランジスタ1226の出力電流はスロープ発生回路14
00において発生される鋸歯状波の振幅をコントロール
する。 いま、前記トランジスタ1203.1204.1205
.1206゜1207、1208の各スプリットコレク
タからの出力電流比が5:5:4:3:2:1となり、
前記トランジスタ1216.1217.1218.12
19.1220の各スプリットコレクタからの出力電流
比が1:1:1:1:1となり、しかも前記トランジス
タ1226のコレクタ電流と、前記トランジスタ120
3の各スプリットコレクタからの出力電流が、Cf端子
に供給される電流の4分の1となり、前記トランジスタ
1216の各スプリットコレクタからの出力電流がCf
端子に供給される電流の20分の1となるように各トラ
ンジスタのエミッタ面積と前記抵抗1209゜1210
、1211.1212.1213.1214.1221
.1222.1223゜1224、1225.1227
の抵抗値が設定されているものとすると、第13図のu
mO〜um5端子、usl〜us4端子、WmO〜Wm
5端子、wsl〜ws4端子にそれぞれ第10図に示さ
れた区間信号が供給されたとき、ステップ電流発生回路
1200によって第13図のuO端子とwO端子に送出
される出力電流波形はそれぞれ第11図J、Nの如くな
り、また、ステップ電流発生回路1200から第7図の
スロープ合成回路1500に送出される出力電流波形は
それぞれ第11図に、Oの如くなる。 スロープ合成回路1500は、第13図のua端子。 wa端子に供給される加減算指令回路800の出力信号
と、スロープ発生回路1400から供給される鋸歯状波
と、ステップ電流発生回路1200から供給される合成
電流のリミット用のステップ電流をもとにして第11図
Mあるいは第11図Qの駆動電流波形を作りだす。 スロープ発生回路1400を構成するトランジスタ14
17のエミッタには第11図1に示される鋸歯状波が現
れるが、この電圧波形はすでに説明したようにダイオー
ド1408の順方向電圧に相当する正のオフセット電圧
を有している。スロープ合成回路1500を構成するト
ランジスタ1501.1502はいずれもスロープ発生
回路1400の出力電圧を電流に変換するとともに前記
オフセット電圧をそのベース・エミッタ間電圧によって
吸収する。また、前記トランジスタ1501.1502
のベースにはそれぞれコレクタが接地されたPNP型の
トランジスタ1503.1504のエミッタが接続され
、前記トランジスタ1503゜1504のベースに接続
された抵抗1505.1506にはそれぞれ第11図に
、Oに示したステップ電流発生回路1200の出力電流
が供給される。前記トランジスタ1503.1504の
ベース・エミッタ間電圧は前記トランジスタ1501.
1502のそれらとそれぞれ相殺し合うので、前記トラ
ンジスタ1503.1504は前記トランジスタ150
1.1502の最高エミッタ電位を前記トランジスタ1
503.1504のベース側電位に制限する働きをする
。その結果、前記トランジスタ1501゜1502のコ
レクタ電流は第11図り、Pに示したように変化する。 前記トランジスタ1501のコレクタ電流はトランジス
タ1507.1508.1509.抵抗1510.15
11によって構成された電流流出型のカレントミラー回
路に供給され、前記トランジスタ1509の2個のスプ
リットコレクタの一方の出力電流はuO端子に供給され
、他方の出力電流はトランジスタ1512.1513に
よって構成された電流流入型のカレントミラー回路に供
給され、前記トランジスタ1513のコレクタもuO端
子に接続されている。なお、ここでは前記トランジスタ
1513は前記トランジスタ1512の2倍のエミッタ
面積を有しているものとする。前記トランジスタ151
2.1513の共通ベースにはエミッタが接地されたト
ランジスタ1514のコレクタが接続され、前記トラン
ジスタ1514のベースには、ua端子を介して、全波
駆動時には第11図Gの信号波形が供給される。 前記トランジスタ1514がオン状態にあるときには前
記トランジスタ1513のコレクタ電流は流れず、ステ
ップ電流発生回路1200からuO端子に供給される電
流に前記トランジスタ1509の一方のスプリットコレ
クタの出力電流が加算されるが、前記トランジスタ15
14がオフ状態になると、ステップ電流発生回路120
0からuO端子に供給される電流から前記トランジスタ
1509の他方のスプリットコレクタの出力電流に相当
する電流が差し引かれる。 したがって、uO端子を介して第1図のU相駆動回路1
600に供給される電流は第11図Mのように変化する
。なお、トランジスタ1515は半金波駆動時にオン状
態となって前記トランジスタ1501による電圧−電流
変換比を増加せしめる。 一方、前記トランジスタ1502.1504と前記抵抗
1506、  )ランジスタ1516.1517.15
18.抵抗1519゜1520、  l−ランジスタ1
521.1522.1523.1524によって構成さ
れたW相のスロープ合成回路も同様に動作し、その結果
、wO端子を介して第1図のW相駆動回路1700に供
給される電流は第11図Qのように変化する。 つぎに、重金波相切換回路900は半金波駆動時の動作
のために用意されたものであるが、その動作を第14図
に示した信号波形図を参照しながら説明し、併せて半金
波駆動時の駆動信号の生成過程についても説明する。第
14図A、Bはそれぞれ第13図のn2端子、z2端子
に供給される信号波形を示したものであり、第14図C
は半金波駆動時におけるスロープ発生回路1400の出
力信号波形であり、第14図り、E、F、Gはそれぞれ
重金波相切換回路900を構成するトランジスタ906
. 905゜904 、903の出力電流波形であり、
第14図M、  1はそれぞれ第14図のua端子、w
a端子を介してスロープ合成回路1500に供給される
加減算指令回路800の出力信号波形であり、第14図
J、にはそれぞれスロープ合成回路1500を構成する
トランジスタ1501.1502のエミッタ電流波形で
あり、第14図り、MはそれぞれuO端子、wO端子を
介して通電方向切換回路1100に送出される出力電流
波形であり、第14図N、 O,P、 Qはいずれも通
電方向切換回路1100からU相駆動回路1600およ
びW相駆動回路1700に供給される電流波形であり、
第14図M、  Sはいずれも第1図の電流加算回路1
800からV相駆動回路1900に供給される電流波形
である。 半金波相切損回路900は、トランジスタ901゜90
2、 903. 904. 905. 906. 90
7.抵抗908゜909、 910. 911. 91
2. 913によって構成され、sf端子を受電端子と
するカレントミラー回路と、トランジスタ914. 9
15. 916. 917. 918. 919を中心
とするスイッチング回路によって構成されており、全波
駆動時のステップ電流発生回路1200に相当する動作
を行う。 すなわち、重金波相切換回路900は半金波駆動時に第
14図E、F、G、Hの電流信号をスロープ合成回路1
500に送出し、一方、スロープ合成回路1500は全
波駆動時と同様の動作によって第14図りの駆動電流信
号と第14図Mの駆動電流信号を作りだす、つぎに説明
する通電方向切換回路1100はこれらの駆動電流信号
から第14図N、 O,P、 Qに示す2組ずつの駆動
信号を作りだしてU相駆動回路1600およびW相駆動
回路1700に供給する。 第14図Cの信号波形と第11図1の信号波形はいずれ
もスロープ発生回路1400の出力信号波形であり、前
者が半金波駆動時において作りだされるのに対して、後
者は全波駆動時において作りだされる。また、前者の繰
り返し周期は第14図A、Bに示された位置検出信号の
リーディングエツジあるいはトレイリングエツジの到来
周期に等しくなるのに対して、後者の繰り返し周期は第
11図Bに示されたFC信号のリーディングエツジおよ
びトレイリングエツジの到来周期に等しくなる。一方、
第14図り、 Mに示された駆動電流波形のスロープ部
分の期間は第14図J、Kに示されたトランジスタ15
01.1502のエミッタ電流波形のそれに依存するの
で、トランジスタ904. 903のコレクタ電流に対
するトランジスタ906. 905のコレクタ電流の比
率がスロープ部分の期間を決定することになる。なお、
トランジスタ1515および1524のコレクタに接続
された抵抗の抵抗値は、スロープ合成回路1500から
uO端子ならびにWO端子に供給される電流の最大値(
台形波の尖頭値)がトランジスタ904および903か
らuO端子、wQ端子に供給される電流値に等しくなる
ように選定される。 つぎに、第15図は、第1図の通電方向切換回路110
0、 U相駆動回路1600. W相駆動回路1700
.電流加算回路1800.  V相駆動回路1900の
具体的な構成例を示した回路結線図である。 通電方向切換回路1100は、dr端子を介して第7図
の回転方向判別回路300から供給される回転方向判別
信号に応じて、uO端子を介して供給されるU相の駆動
電流信号とwO端子を介して供給されるW相の駆動電流
信号とを入れ換える機能と、これらの駆動電流信号の極
性をu1端子、wl端子のレベルに応じて切り換える機
能ならびにbk端子を介して第7図のモード切換回路7
00からの停止信号が供給されているときにはU相駆動
回路1600、 W相駆動回路1700. V相駆動回
路1900ニ片方向のみの通電を行わせる機能を有して
いる。 いま、モータが正方向に回転していてdr端子のレベル
が“0°になっているものとすると、通電方向切換回路
1100を構成するトランジスタ1101とトランジス
タ1102がオフ状態で、トランジスタ1103がオン
状態となっている。したがって、UO端子に供給される
駆動電流はトランジスタ1104を介して、トランジス
タ1105.1106.110?、 1108゜110
9、抵抗1110.1111.1112.1113によ
って構成された電流流出型のカレントミラー回路に供給
され、wQ端子に供給される駆動電流はトランジスタ1
114を介して、トランジスタ1115.1116.1
117゜111B、 1119.抵抗1120.112
1.1122.1123によって構成された電流流出型
のカレントミラー回路に供給される。さらに、前記トラ
ンジスタ1109のコレクタ電流は、トランジスタ11
24.1125.1126゜1127、抵抗1128.
1129.1130によって構成された電流流入型のカ
レントミラー回路に供給され、前記トランジスタ111
9のコレクタ電流は、トランジスタ1131.1132
.1133.1134.抵抗1135.1136゜11
37によって構成された電流流入型のカレントミラー回
路に供給されている。一方、半金波駆動時には、sfl
端子を介して誤差信号増幅器1300からの出力電流が
トランジスタ1138.1139.1140゜1141
、1142.1143.抵抗1144.1145.11
46.1147゜1148によって構成された電流流出
型のカレントミラー回路に供給される。 まず、全波駆動時において、u1端子のレベルが“1゛
になっているときにはトランジスタ1149がオン状態
で、トランジスタ1150とトランジスタ1151はオ
フ状態となる。このとき、トランジスタ1107のコレ
クタ電流はダイオード1152を介してU相駆動回路1
600を構成する上側駆動回路に供給されるが、トラン
ジスタ1108のコレクタ電流はダイオード1153を
介してトランジスタ1149に吸収され、また、sfl
端子を介しての電流供給は行われないので、U相駆動回
路1600を構成する下側駆動回路には電流が供給され
ない。反対に、u1端子のレベルが0゛になっていると
きにはトランジスタ1149がオフ状態で、トランジス
タ1150とトランジスタ1151はオン状態となる。 このとき、トランジスタ1108のコレクタ電流はダイ
オード1154を介してU相駆動回路1600を構成す
る下側駆動回路に供給されるが、トランジスタ1107
のコレクタ電流はトランジスタ1150に吸収されるの
で、U相駆動回路1600を構成する上側駆動回路には
電流が供給されない。 W相の回路ブロックもU相の場合と同様、に動作し、W
1端子のレベルが“loになっているときにはトランジ
スタ1117とダイオード1155を介してW相駆動回
路1700を構成する上側駆動回路に駆動電流が供給さ
れ、wl端子のレベルが“O′になっているときにはト
ランジスタ1118とダイオード1156を介して下側
駆動回路に駆動電流が供給される。 このようにして、第11図MおよびQに示された駆動電
流波形は第11図RおよびSに示された信号のレベルに
応じてU相とW相のそれぞれの上側駆動回路と下側駆動
回路に分配される。 半金波駆動時においてはsfl端子から誤差信号増幅器
1300の出力電流が供給・されるので、トランジスタ
1138〜1143と抵抗1144〜1148によって
構成されたカレントミラー回路が活性状態となり、第1
4図N、O,P、Qに示されたように各相の上側駆動回
路に駆動電流が供給されない期間は代わりに下側駆動回
路に駆動電流が供給される。すなわち、第14図の時刻
t、の時点では第14図りに示すようにuO端子を介し
て供給される電流が零であるため、u1端子のレベルが
1゛であってもダイオード1152を介してU相の上側
駆動回路に供給される電流は零となるが、下側駆動回路
にはトランジスタ1140のコレクタ電流がダイオード
1157を介して供給される。なお、このトランジスタ
1140のコレクタ電流はs L l端子を介して供給
される電流の2分の1になるようにカレントミラー比が
設定されているものとする。時刻tooになるとUO端
子を介して供給される電流が最大値に達し、同じ値の電
流がダイオード1152を介してU相の上側駆動回路に
供給されるとともに、トランジスタ1140のコレクタ
電流のすべてがトランジスタ1127に吸収されるので
、ダイオード1157を介してU相の下側駆動回路に供
給される電流は零となる。これらの動作はW相について
も同様である。 さて、モータが逆方向に回転していてdr端子のレベル
が“loになっている場合にはトランジスタ1102が
オン状態となり、トランジスタ1103がオフ状態とな
る。このとき、uO端子から供給される電流はトランジ
スタ1158を介してW相側のカレントミラー回路に供
給され、wQ端子から供給される電流はトランジスタ1
159を介してU相側のカレントミラー回路に供給され
るので、U相の駆動信号とW相の駆動信号の入れ換えが
行われたことになる。この駆動信号の入れ換えは順序回
路200における位置検出信号の入れ換えに対応してい
る。 bk端子のレベルが“θ′になると、トランジスタ12
60がオフ状態となり、その結果、トランジスタ126
1.1262.1263がオン状態となって各相の下側
駆動回路に供給される駆動電流を吸収するので、各相の
上側駆動回路のみが活性状態となり、第1図の固定子巻
線1〜3にはホールIC6の回路電流のみが流れる。し
たがって、モータは回転トルクを生じないが、ホールI
C6はモータの停止時も位置検出が行える状況にある。 つぎに、U相駆動回路1600. W相駆動回路170
0゜V相駆動回路1900は、いずれもカレントミラー
回路を組み合わせて構成された単なる電流増幅器である
ので、動作の説明は省略するが、各相の上側駆動回路の
最終段はNPN型のパワートランジスタを使い、しかも
固定子巻線1〜3への最大電流供給時における残留電圧
を最小にするために、特別な構成としているので、U相
駆動回路1600を例にとって説明する。 U相駆動回路1600の下側駆動回路の最終段を構成す
るトランジスタ1601と1602ならびにトランジス
タ1603によるカレントミラー回路の構成をそのまま
上側の最終段にも利用した場合には、トランジスタ16
02のコレクタ・エミッタ間電圧はトランジスタ160
1のベース・エミッタ間電圧とトランジスタ1602の
ベース・エミッタ間電圧との和に前段のPNP )ラン
ジスタの飽和電圧を加えた値よりも小さくならず、最小
値で1.8v程度となる。 これに対して上側の最終段を構成するトランジスタ16
04のコレクタ・エミッタ間電圧は自身のベース・エミ
ッタ間電圧に前段のトランジスタ1605の飽和電圧を
加えた値にまで到達でき、最小値で1.1v程度になる
。 さて、電流加算回路1800は、U相駆動回路1600
の上側駆動回路に供給された駆動電流に等しい電流を取
りだすトランジスタ1801.1802と、下側駆動回
路に供給された駆動電流に等しい電流を取りだすトラン
ジスタ1803.1804と、W相駆動回路1700の
上側駆動回路に供給された駆動電流に等しい電流を取り
だすトランジスタ1805.1806と、下側駆動回路
に供給された駆動電流に等しい電流を取りだすトランジ
スタ1807.1808と、ダイオード1809゜18
10、1811.1812によって構成され、前記トラ
ンジスタ1801のコレクタと前記トランジスタ180
7のコレクタが接続されてその接続点には前記ダイオー
ド1809のアノードが接続され、前記トランジスタ1
806のコレクタと前記トランジスタ1804のコレク
タが接続されてその接続点には前記ダイオード1812
のアノードが接続され、前記ダイオード1812のカソ
ードは前記ダイオード1809のカソードに接続され、
前記トランジスタ1802のコレクタと前記トランジス
タ1808のコレクタが接続されてその接続点には前記
ダイオード1810のカソードが接続され、前記トラン
ジスタ1805のコレクタと前記トランジスタ1803
のコレクタが接続されてその接続点には前記ダイオード
、18】1のカソードが接続され、前記ダイオード18
11のアノードは前記ダイオード1810のカソードに
接続されている。さらに、前記ダイオード1810.1
811のアノードはV相駆動回路1900の上側駆動回
路の駆動電流の受電点vpに接続され、前記ダイオード
1809.1812のカソードはV相駆動回路1900
の下側駆動回路の駆動電流の受電点vnに接続されてい
る。 ここで、U相駆動回路1600の上側駆動回路の駆動電
流の受電点upに供給される電流の大きさをIupとし
、下側駆動回路の駆動電流の受電点unに供給される電
流の大きさをIunとし、W相駆動回路1700の上側
駆動回路の駆動電流の受電点wpに供給される電流の大
きさをIwpとし、下側駆動回路の駆動電流の受電点w
nに供給される電流の大きさをIwnとすると、前記ト
ランジスタ1801゜1802のコレクタからは、それ
ぞれIupの大きさの電流が流し出され、前記トランジ
スタ1803.1804のコレクタには、それぞれIu
nの大きさの電流が吸収され、また、前記トランジスタ
1805.1806のコレクタからは、それぞれIwp
の大きさの電流が流し出され、前記トランジスタ180
7.1808のコレクタには、それぞれ1%1nの大き
さの電流が吸収される。 したがって、Iupの値がIwnの値よりも大きくなっ
たときにその差電流がダイオード1809を介してvn
点に供給され、Iwpの差がfunの値よりも大きくな
ったときにその差電流がダイオード1812を介してv
n点に供給され、また、Iunの値がIwpO値よりも
大きくなったときにその差電流がダイオード1811を
介してvp点に供給され、Iwnの値がIupの値より
も大きくなったときにその差電流がダイオード1810
を介してvp点に供給されることになる。 すなわち、電流加算回路1800からV相駆動回路19
00の上側駆動回路に供給される駆動電流の値1vpと
、下側駆動回路に供給される駆動電流の値Ivnは次式
によって与えられる。 第14図R,Sに示された電流波形は第14図N。 0、P、Qに示された電流波形から得られる各電流値に
基づいてそれぞれ第7式および第8式から得られた結果
をプロットしたものであり、第11図T、Uの電流波形
も同様にして求めたものである。 もちろん、計算のみならず、第15図に示した実際の回
路においても同じ電流波形が得られることが確認されて
いる。 さて、第1図に戻って、これまでに説明した動作の概要
をまとめると次のようになる。 まず、J端子のレベルが“0゛になっていて、モータの
回転子が停止している状態においては、U端子、■端子
、W端子のうち少なくともひとつは高い電位にあり、固
定子@線1〜3のいずれかと電流制限抵抗8を介してホ
ールIC6に電流が供給されて回転子の静止位置の検出
が行われ、ホールIC6が回転子の静止位置に応じて高
電位。 中間電位、低電位の出力を発生する。ホールIC6の出
力レベルに応じて分配器100によって位置検出信号の
分配が行われ、この位置検出情報は順序回路200を経
由して半金波相切換回路900に供給されるが、J端子
のレベルが0°になっている間は順序回路200は単な
るバッファとして動作し、また、U相駆動回路1600
. W相駆動回路1700゜■相駆動回路1900から
固定子巻線1〜3への給電も行われない。 J端子のレベルがl゛に移行すると、各相の駆動回路は
、半金波相切換回路900に供給された位置検出情報に
基づいて、U端子、■端子、W端子のうちのいずれかの
端子から電流を吸収して回転子に回転トルクを発生させ
る。なお、このときホールlc6が第3図の回転電気角
が60°の位置、すなわち識別帯5のN極とS極の境界
部や、回転電気角が390 ”の位1に偶然に停止して
いたとすると、いずれの場合にもホールIC6は識別帯
5の無着磁部分に対向したときと同じ出力を発生し、そ
の情報に基づいて固定子巻線1〜3に通電されるので、
第3図Bの特性曲線からもわかるように、回転子は逆方
向の回転トルクを発生することになる。しかし、ごくわ
ずかだけ回転子が動くことによって正規の位置検出情報
が得られ、それ以後は順序回路200によって位置検出
信号の受は付は順序が規制されるため円滑な回転を持続
させることができる。 回転子が回転を開始すると、発電巻線7からのFC信号
が現れるので、モード切換回路700を構成するDフリ
ップフロップ701(第7図)は所定のタイミングでそ
の出力レベルが0°に移行して固定子巻線1〜3への通
電・モードを3相全波駆動に切り換え、モータのトルク
特性は第3図Cに示した特性曲線の包路線の如くなる。 通電モードが3相全波駆動に移行してからち、急激な負
荷変動などによって、FC信号が消滅するまでモータの
回転速度が低下すると、Dフリップフロップ701の出
力レベルが°1゛に戻るので、通電モードは再び3相準
全波駆動となる。 これに対して、通電モードが3相全波駆動になっている
状態でJ端子のレベルが“0″に移行した場合には、D
フリップフロップの出力レベルが°0′にある限り、第
15図のb上端子のレベルは1°に保持されて固定子巻
線1〜3への通電は続けられる。このときJ端子のレベ
ルは°0°になっているので、第1表に示したように通
電方向設定回路1000を構成するNANDゲー)10
15 (第7図)の出力レベルは“lo となり、通電
方向設定回路1000から通電方向切換回路1100に
送出される出力信号の位相が反転して固定子巻線1〜3
への通電方向が逆転し、モータは急速に減速される。 モータの回転速度が零近くになって、FC信号が消滅す
るかあるいは回転停止検出器2100が出力信号を発生
すると、Dフリップフロップ701の出力レベルが°1
゛に移行するので、bk端子のレベルも“O゛に移行し
て固定子巻線1〜3への通電は停止する。 また、正逆転の切り換え動作時などにおいて、モータが
逆方向に回転を続けているときに、REV端子から正方
向の指令信号が印加されたとすると、指令された回転方
向と実際の回転方向が一致しないので、回転方向判別回
路300から誤差信号増幅器1300と通電方向設定回
路1000に回転方向不一致信号が供給される。これに
よって第11図のen端子のレベルが“0′になると、
それまではオフ状態であったトランジスタ1303がオ
ン状態となって、E端子の電位が零近くまで下降したの
と同じことになり、誤差信号増幅器1300はcf端子
を介して(全波駆動時)最大出力電流をステップ電流発
生回路1200に供給する。一方、通電方向設定回路1
000に回転方向不一致信号が供給されると、第1表か
らもわかるように第7図のNANDゲート1015の出
力レベルexは“1′に移行するので、固定子巻線1〜
3への通電方向は逆転し、モータは急速に減速させられ
る。モータの回転速度が零を通り越えて、正方向の回転
を開始しだすと、第7図の回転方向判別回路300を構
成するDフリップフロップ301の出力レベルは“Oo
になす、dr端子のレベルが“0′に移行するとともに
en端子のレベルは“1°に移行し、以後は停止状態か
らの起動時と同じようにモータは加速される。 さて、第16図は振動や騒音の発生メカニズムを説明す
るために用意したモータのトルク発生部分の断面図であ
り、第16図A、Bにおいて、11は永久磁石4が固着
された回転子ヨークであり、12はその上に固定子巻線
1a、Ibが配置された固定子ヨークであり、矢印の付
された曲線はすべて磁力線を表している。 第16図Aに示された回転子と固定子の相対位置におい
ては、固定子巻線1a、lbと鎖交する磁束の方向が永
久磁石4の着磁方向に対して垂直であるので、固定子巻
線1a、lbは着磁方向に平行な向きの力を発生して、
それがモータの回転トルクとなる。 ところが、第16図Bに示された回転子と固定子の相対
位置においては、固定子巻線1a、lbと鎖交する磁束
の方向が永久磁石4の着磁方向に対して平行となり、回
転トルクは零になるだけでなく、永久磁石4の着磁方向
に対して垂直な向きの力を発生する。第16図Bに示さ
れた相対位置関係と、固定子巻線ta、ibへの通電方
向では、各固定子巻線はいずれも回転子を持ち上げる反
発力を発生し、各固定子巻線への通電方向が逆になると
、回転子を固定子に吸引させる力が発生し、これらの反
発吸引の繰り返しがモータの振動の大きな要因となり、
振動の発生に伴って、同時に騒音も発生する。 この反発力と吸引力の大きさは第16図Aの相対位置に
おいて極小となり、第16図Bの相対位置において極大
となるが、これらの中間位置においては、その位置に応
じて徐々に増加あるいは減少していく。したがって、振
動や騒音を小さくするには、回転子の一回転あたりの反
発・吸引の変動を小さくすればよく、3相の直流無整流
子モータであれば電気角で120 ”ずつ異ならせて配
置された3組の固定子巻線を有しているから、各々の固
定子巻線による反発力と吸引力の総和が回転子の変動に
よっても殆ど変化しないような駆動電流波形を作りだせ
ばよい。 具体的には、第11図Mの信号波形において、時刻t1
1から時刻t13までのスロープが振動および騒音に大
きく寄与し、時刻t11から直線的に電流を増加させた
場合には、時刻t13以前に電流値が最大になるような
電流波形に設定すると、スロープを急峻にするにしたが
って反発力と吸引力の変動は急激に増大することが計算
によって確認されている。すなわち、1800通電の3
相全波駆動においてモータの回転軸方向の力を最小に押
さえて振動と騒音を減少させるには、通電開始から60
゜までの区間と、通電終了までの60″の区間のスロー
プの管理が重要なファクタになる。 一方、モータのトルク変動の基本周波数成分を少なくす
るには、第3図Aのトルク特性と第3図Cのトルク特性
を比較すれば明らかなように、個々の固定子巻線につい
て、通電開始から30°までの区間と、通電終了までの
30°の区間を除く区間における通電波形の形状の管理
が重要なファクタになる。 第1図に示された直流無整流子モータでは、第11図J
、Nの信号波形からも明らかなように、ステップコント
ローラ500とステップ電流発生回路1200によって
任意の駆動電流波形を作りだすことができ、各相の駆動
回路はステップ電流発生回路1200とスロープ合成回
路1500によって作りだされた駆動電流に比例した電
流を固定子巻線1〜3に供給する。このため、モータの
回転時の振動や騒音が最も小さくなるような電流波形を
容易に作りだすことができる。すなわち、全波駆動時は
、第13図に示されたステップ電流発生回路1200に
おいて、抵抗1209〜1215.1221〜1224
.1225.1227の抵抗値の比率を変えることによ
って第11図M、 Qの駆動電流波形の形状を自白に変
更することができ、半金波駆動時には、第13図に示さ
れた重金波相切換回路900において、抵抗908〜9
13の抵抗値の比率を変えることによって第14図り、
Mの駆動電流波形のスロープを最適値に選定することが
できる。 ところで、第14図の信号波形から明らかなように、本
発明の直流無整流子モータでは、スロープ発生回路14
00によって、振幅が誤差信号増幅器1300からの駆
動指令信号に比例するとともに位置検出信号のエツジの
到来周期に依存した周期のスロープ波形、すなわち第1
4図Cの鋸歯状波を発生させ、スロープ合成回路150
0によって、前記駆動指令電流に比例したレベルに振幅
制限して得られる第14図Jあるいは第14図にの信号
波形と第14図Fあるいは第14図Gの位置検出信号と
の加算あるいは減算によって第14図りあるいは第14
図Mに示した台形波状の駆動信号を作りだしている。 このため、普通の半波駆動と同じ<360”の電気角あ
たりに3通りの位置検出しか行わない半金波駆動時にお
いても、簡単なディジタル処理でありながら、したがっ
て比較的小規模な回路構成で滑らかに増加あるいは減少
する駆動電流を作りだすことができる。 なお、第1図の実施例においては3相の直流無整流子モ
ータを示したが、本発明は3相のモータのみならず2相
や単相のモータに適用しても十分な効果を奏するもので
ある。 発明の効果 本発明の直流無整流子モータは以上の説明からも明らか
なように、回転子の回転位置を検出して位置検出信号を
発生する位置検出手段(実施例では、ホールIC6と分
配器100.順序回路200が位置検出手段を構成して
いる。)と、外部から供給される電圧もしくは電流に依
存した駆動指令電流を発生する誤差信号増幅器1300
と、前記位置検出信号のエツジの到来周期に依存した周
期のスロープ波形を発生するスロープ発生回路1400
と、前記位置検出信号に前記スロープ波形を合成して台
形波状の駆動信号を作りだすスロープ合成回路1500
と、前記駆動信号を増幅して前記固定子巻線に供給する
駆動回路(U相駆動回路1600. W相駆動回路17
00および■相駆動回路1900. )を備えているの
で、比較的小規模な回路構成で滑らかに増加あるいは減
少する駆動電流を作りだすことができ、大なる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における直流無整流子モータ
のブロック構成図、第2図は本発明を実施するために構
成されたモータ部分の概略図、第3図はモータのトルク
特性と通電切り換えを説明するためのトルク特性図、第
4図はホールICの内部回路結線図、第5図は位置検出
信号の処理動作を説明するための、識別帯の着磁パター
ンに対応させた信号波形図、第6図は分配器の構成例を
示した回路結線図、第7図は順序回路9回転方向判別回
路、ステップコントローラ、同期トリガ回路、モード切
換回路、加減算指令回路1通電方向設定回路、初期化回
路の構成例を示した論理回路図、第8図、第9図、第1
0図、第11図、第14図はいずれも第1図の各ブロッ
クの動作を説明するための信号波形図、第12図は誤差
信号増幅器の構成例を示した回路結線図、第13図は半
金波相切換回路、ステップ電流発生回路、スロープ発生
回路。 スロープ合成回路1回転停止検出器の具体的な構成例を
示した回路結線図、第15図は通電方向切換回路、U相
駆動回路5W相駆動回路、電流加算回路、V相駆動回路
の具体的な構成例を示した回路結線図、第16図はモー
タのトルク発生部分の断面図である。 1.2.3・・・・・・固定子巻線、4・・・・・・永
久磁石、6・・・・・・ホールrc、200・・・・・
・順序回路、600・・・・・・同期トリガ回路、90
0・・・・・・重金波相切換回路、1300・・・・・
・誤差信号増幅器、1400・・・・・・スロープ発生
回路、1500・・・・・・スロープ合成回路、160
0・・・・・・U相駆動回路、1700・・・・・・W
相駆動回路、1900・・・・・・V相駆動回路。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第3図 l1IILt九j11円−一−−− 第14図 51νnI′ 第16図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定子巻線と、前記固定子巻線と対向する着磁部
    を有する永久磁石を備えた回転子と、前記回転子の回転
    位置を検出して位置検出信号を発生する位置検出手段と
    、外部から供給される電圧もしくは電流に依存した駆動
    指令電流を発生する誤差信号増幅器と、前記位置検出信
    号のエッジの到来周期に依存した周期のスロープ波形を
    発生するスロープ発生回路と、前記位置検出信号に前記
    スロープ波形を合成して台形波状の駆動信号を作りだす
    スロープ合成回路と、前記駆動信号を増幅して前記固定
    子巻線に供給する駆動回路を具備してなる直流無整流子
    モータ。
  2. (2)スロープ発生回路から供給され、駆動指令電流に
    比例した振幅を有する鋸歯状波を、前記駆動指令電流に
    比例したレベルに振幅制限して得られる信号波形の加算
    と減算によって台形波状の駆動信号を作りだすスロープ
    合成回路を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の直流無整流子モータ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60140803A (ja) * 1983-12-28 1985-07-25 Hitachi Ltd 薄膜永久磁石

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