JPS6228835Y2 - - Google Patents

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JPS6228835Y2
JPS6228835Y2 JP1979164045U JP16404579U JPS6228835Y2 JP S6228835 Y2 JPS6228835 Y2 JP S6228835Y2 JP 1979164045 U JP1979164045 U JP 1979164045U JP 16404579 U JP16404579 U JP 16404579U JP S6228835 Y2 JPS6228835 Y2 JP S6228835Y2
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JP
Japan
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handling depth
control circuit
timer unit
depth adjustment
pulse
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JP1979164045U
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JPS5680050U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 一般に扱深さ調節体を連続的に昇降させて自動
的に扱深さ調節を行うと、手動の場合とは異な
り、扱深さ調節体がオーバーランしてハンチング
を起す欠点があるので自動扱深さ調節速度は比較
的遅い方が望ましい。
しかし扱深さ調節体の作動速度を遅くすべく減
速装置を用いるとそれを設置するスペースを必要
とするばかりでなく著しくコスト高となる。
また、扱深さ調節体を作動させる動力源として
油圧装置又は電動モーターを用いることは既に知
られているが、高価でかつ重量の大なる油圧ポン
プや、それに附随する配管及び電磁制御弁等を必
要とするので、機体重量が大になると共に著しく
コスト高になる等の問題点があり、その点、電動
モーターはコンバインのエンジン用バツテリーを
動力源として利用すると共に小型モーターに配線
し、それをON,OFFさせる手段を簡単なスイツ
チとすることができるので、小型でかつ軽量にす
ることができる。
そこで、本考案者は扱深さ調節体を作動させる
動力源として電動モーターを採用すると共に扱深
さ制御回路にパルス信号を発するタイマーユニツ
トを挿入して扱深さ調節体を断続的に昇降作動せ
しめたところ前述の作動速度が速や過ぎてハンチ
ング現象が発生するという問題点及び駆動装置の
重量が大でコスト高になるという問題点を解決す
ることができた。
しかし、電動モーターは負荷が変動すると回転
数も変化し、扱深さ調節体をその自重に抗して上
昇させる行程における速度が下降作動する行程の
速度より遅くなつて扱深さ調節が遅れるという新
たな問題点が発生した。
本考案は安定した確実な扱深さ自動調節を行い
得るものでありながら扱深さ調節体を上昇作動せ
しめる時の作動速度を下降作動時と略同速となる
ようにして上昇調節作動を遅延なくかつ的確に行
うことができるコンバインにおける扱深さ自動調
節装置を提供せんとするものであつて、電動モー
ターを扱深さ調節体に連動連繋し、該扱深さ調節
体を上昇作動させる上げ制御回路と、扱深さ調節
体を下降作動させる下げ制御回路とにそれぞれパ
ルス信号を発するタイマーユニツトを挿入して扱
深さ調節体を断続的に昇降させるように構成し、
前記上げ制御回路にタイマーユニツトのパルス巾
を下げ制御回路のタイマーユニツトのパルス巾よ
り大きくして前記扱深さ調節体の上昇速度と下降
速度とが略等しくなるように構成したことを特徴
とするものである。
以下図面に示す実施例について説明すると、1
はコンバインの機台上に搭載した脱穀装置であつ
て、その前方に設けた刈取装置2と前記脱穀装置
1との間には前部を中心として斜め上下方向に傾
動するとゝもに搬送チエンと挾持レールとからな
る扱深さ調節体3が配設してあり、その斜上方の
穂先移動経路には上方から上位のセンサー9′と
下位のセンサー9とを備えた稈長検出器4を設
け、前記扱深さ調節体3には穀稈が通過すること
によりONとなる茎部スイツチ5が付設してあ
る。
次に前記扱深さ調節体3を自動的に傾動させる
制御回路を第3図について説明すると、扱深さ調
節体3を駆動する電動モーター(以下単にモータ
ーという)6は並列な上げ制御回路7と下げ制御
回路8によりバツテリー16に接続してあり、上
記上げ制御回路7にはセンサー9が穂先を検出し
なくなつてOFFとなると入力されてインチング
パルスを発するタイマーユニツト10が挿入して
あり、リレー11はタイマーユニツト10の前記
インチングパルスによつてON,OFFを反復して
モーター6を正回転させる。
また、下げ制御回路8にはセンサー9′が穂先
を検出してONとなると入力されてインチングパ
ルスを発するタイマーユニツト10′が挿入して
あり、リレー11′はタイマーユニツト10′のイ
ンチングパルスによつて作動しモーター6を逆回
転させる。
12は手動スイツチであつて、これをaに接続
すると上げ制御回路7に通電され、bに接続する
と下げ制御回路8に通電されるので手動によりモ
ーター6を利用して扱深さ調節を行うことがで
き、この手動スイツチ12及び自動スイツチ13
は操作盤14に設けてある。
そして、前記タイマーユニツト10′は第4図
aに示す如く巾T1のインチングパルスをT秒間
隔で出力するものであり、タイマーユニツト10
は上記T1より広い巾T2のインチングパルスをT
秒間隔で発するものであつて、このインチングパ
ルス巾T2がT1と等しいと、浅扱調節をする場
合、扱深さ調節体3は重力方向に移動するので第
5図aに示す如く一つのインチングパルスでαだ
け傾動するが、深扱調節時には扱深さ調節体3は
重力に抗して移動するので第5図bに示すように
αより小さい角度しか傾動しない。
しかし前述のようにT2をT1より大となすと深
扱調節時にも一つのインチングパルスにより扱深
さ調節体3は第6図bに示す如くαだけ傾動する
ことになり、結局扱深さ調節体3は略同じ速度で
上下傾動する。
なお実験例ではT1を0.13秒T2を0.19秒、Tを
1.0秒、扱深さ調節体3の全傾動ストロークのイ
ンチング回数を30±5としたところ全傾動ストロ
ーク所要時間は昇降とも略35秒となつた。
なおこの例では扱深さ調節体3の前部を中心と
して傾動させたが、後部を中心として傾動させて
も良く、いずれの例においても上昇時のパルス巾
を大とするものである。
また、15,15′は扱深さ調節体の傾動範囲
を制限するリミツトスイツチである。
本考案は前述のように電動モーターを扱深さ調
節体に連動連繋し、該扱深さ調節体を上昇作動さ
せる上げ制御回路と、扱深さ調節体を下降作動さ
せる下げ制御回路とにそれぞれパルス信号を発す
るタイマーユニツトを挿入して扱深さ調節体を断
続的に昇降させるように構成し、前記上げ制御回
路にタイマーユニツトのパルス巾を下げ制御回路
のタイマーユニツトのパルス巾より大きくして前
記扱深さ調節体の上昇速度と下降速度とが略等し
くなるように構成したので、扱深さ調節体の駆動
装置を安価でかつ軽量な電動モーター、コード等
にして機体重量を軽量化することができると共に
著しくコストダウンを図ることができるものであ
りながら自動扱深さ調節時における扱深さ調節体
の作動速度を適度に遅くして扱深さ調節体のオー
バーランによるハンチングを防止することができ
るものでありながら所要量の扱深さ調節を昇降と
も略等しい時間内に行うことができ、扱深さ調節
体の昇降とも遅速なく的確な扱深さ調節を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図はコンバインの一部を切欠した平面図、第
2図は正面図、第3図は制御回路図、第4図a,
bはパルス図、第5図a,bは扱深さ調節体の上
昇時のパルス巾を一定にした場合の作動角度を示
す図、第6図は本案の同上作動図、第7図は扱深
さ調節体の全傾動範囲の作動図である。 3……扱深さ調節体、4……稈長検出器、7…
…上げ制御回路、8……下げ制御回路、10,1
0′……タイマーユニツト、11,11′……リレ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動モーターを扱深さ調節体に連動連繋し、該
    扱深さ調節体を上昇作動させる上げ制御回路と、
    扱深さ調節体を下降作動させる下げ制御回路とに
    それぞれパルス信号を発するタイマーユニツトを
    挿入して扱深さ調節体を断続的に昇降させるよう
    に構成し、前記上げ制御回路にタイマーユニツト
    のパルス巾を下げ制御回路のタイマーユニツトの
    パルス巾より大きくして前記扱深さ調節体の上昇
    速度と下降速度とが略等しくなるように構成した
    ことを特徴とするコンバインにおける扱深さ自動
    調節装置。
JP1979164045U 1979-11-27 1979-11-27 Expired JPS6228835Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979164045U JPS6228835Y2 (ja) 1979-11-27 1979-11-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979164045U JPS6228835Y2 (ja) 1979-11-27 1979-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5680050U JPS5680050U (ja) 1981-06-29
JPS6228835Y2 true JPS6228835Y2 (ja) 1987-07-24

Family

ID=29675005

Family Applications (1)

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JP1979164045U Expired JPS6228835Y2 (ja) 1979-11-27 1979-11-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345242B2 (ja) * 1974-02-08 1978-12-05

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345242U (ja) * 1976-09-20 1978-04-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5345242B2 (ja) * 1974-02-08 1978-12-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5680050U (ja) 1981-06-29

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