JPS6228834Y2 - - Google Patents

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JPS6228834Y2
JPS6228834Y2 JP1598279U JP1598279U JPS6228834Y2 JP S6228834 Y2 JPS6228834 Y2 JP S6228834Y2 JP 1598279 U JP1598279 U JP 1598279U JP 1598279 U JP1598279 U JP 1598279U JP S6228834 Y2 JPS6228834 Y2 JP S6228834Y2
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sensor
culm
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JP1598279U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は扱ぎ深さ自動調節装置を備えたコンバ
インの改良に関する。
従来の扱ぎ深さ自動調節装置を備えたコンバイ
ンを第1図を参照して説明すると、刈取部Kによ
つて刈取られた穀稈は縦搬送チエイン1により脱
穀部Dへ送給されるが、脱穀部Dの入口付近に穀
稈の株元を挾扼する縦搬送チエイン1側から順に
設けられた3つの検知スイツチL,M,Hにより
穀稈の長さを検知して、穀稈の穂先が検知スイツ
チHに達する程に長い場合(検知スイツチH,
M,Lとも動作)は縦搬送チエイン1を機体側外
方へ傾倒させ、逆に穀稈の穂先が検知スイツチM
にも達しない程に短い場合(検知スイツチLのみ
動作)は縦搬送チエイン1を機体内側方へ起立さ
せるようにし、脱穀部Dにおけるフイードチエイ
ン2に対する縦搬送チエイン1の相対的位置を変
更し、フイードチエイン2による穀稈の挾扼部位
を変じることにより扱ぎ深さを自動調節するよう
にしていた。従つて、適当な長さの穀稈であれば
その穂先が検知スイツチHには達せず、検知スイ
ツチMには達する状態となるように縦搬送チエイ
ン1が傾倒又は起立して扱ぎ深さ調節が円滑に行
われていくのであるが、ある程度以上短い(又は
長い)穀稈が送給されてきた場合は、縦搬送チエ
イン1が最大限に起立(又は傾倒して)して最深
扱ぎ(又は最浅扱ぎ)状態となつてもなお、検知
スイツチMが動作しない(又は検知スイツチHが
動作したままとなる)ことがあり、この状態が継
続すると制御系、駆動系の損傷を招来し、また無
用のエネルギを徒費することとなるので従来は縦
搬送チエイン1が最深扱ぎ位置、又は最浅扱ぎ位
置に達したときは、縦搬送チエイン1のそれ以上
の浅扱ぎ方向又は深扱ぎ方向への駆動力付与を停
止させることとしていた。これにより扱ぎ深さ自
動調節装置の保護は図れることになるが、一方、
脱穀部Dについてみると極めて短い(又は長い)
穀稈が浅扱ぎ(深扱ぎ)となる状態で扱がれる状
態が継続されることに変りはなく、扱残し(又は
扱胴過負荷)を招来する虞れがあつた。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであ
つて、株元側から穂先側にかけて4つのセンサを
設けることにより異状寸法の穀稈にも前述の如き
トラブルなしに刈取作業を行わせ得るコンバイン
を提供することを目的とする。
本考案に係るコンバインは、脱穀部へ送給され
る穀稈の長さを検知して扱深さの調節を行い、扱
深さが最深及び最浅の状態になつたことを夫々に
検知して動作する第1及び第2のセンサを設けて
なる扱深さ自動調節装置を具備するコンバインに
おいて、脱穀部へ送給される穀稈の長さを検知す
る第3,第4,第5,第6のセンサを前記穀稈の
株元側からこの順に設けてあり、前記第3のセン
サは、前記第1のセンサの動作時において極短稈
の送給を検知し得、また前記第6のセンサは前記
第2のセンサの動作時において極長稈の送給を検
知し得るよう夫々の位置を定めてあり、また穀稈
の穂先が第4,第5のセンサ間に位置するように
扱深さ調節する扱深さ自動調節装置を備え、更に
第3のセンサが穀稈を検出しないか又は第6のセ
ンサが穀稈を検出した場合には前記扱深さ自動調
節装置の駆動を停止せしめるべくなしたことを特
徴とする。以下に本考案をその実施例を示す図面
に基いて詳述する。
第1図は本考案に係るコンバイン(以下本案機
という)の外観図、第2図は本案機に装備された
扱ぎ深さ自動調節装置の油圧回路及びこれにより
傾斜角度が制御される縦搬送チエイン1及びフイ
ードチエイン2等の関係を略示する図面である。
脱穀部Dにおいて扱胴3を収納した扱室の入口前
方には、従来同様の検知スイツチL,M,Hが縦
搬送チエイン1側からこの順序で配設されてお
り、検知スイツチMが前記第4のセンサ、検知ス
イツチHが前記第5のセンサに相当する。更に本
案機においては検知スイツチLの縦搬送チエイン
1側に適長離隔させて前記第3のセンサたる極短
稈検知用のセンサとしての検知スイツチLL及び
検知スイツチHの縦搬送チエイン1から離反する
側に適長離隔させて前記第6のセンサたる極長稈
検知用のセンサとしての検知スイツチHHが設け
られている。検知スイツチHH,LLは検知スイツ
チH,M,L同様、穀稈に触れて後方(扱胴3
側)へ回動するレバと、その回動によつて動作す
るリミツトスイツチとからなる。縦搬送チエイン
1は油圧回路を構成する油圧シリンダ4の作動に
よつて、その傾斜角度が変更されるように油圧シ
リンダ4のピストンロツド4aに連結されてい
る。5は4ポート3位置切換型の電磁方向制御弁
であつて、ソレノイド5rへの通電により切換位
置rになり、ピストンロツド4aが矢符で示すよ
うに後退して縦搬送チエイン1を深扱ぎ側に起立
させ、またソレノイド5lへの通電により切換位
置lになり、ピストンロツド4aが前進して縦搬
送チエイン1を浅扱ぎ側に傾倒させるようになつ
ている。6は油圧ポンプである。
第3図は本考案に係る扱ぎ深さ自動調節装置の
電気回路の要部を示す電気回路図であつて、扱ぎ
深さを手動で調節するための電気回路は省略して
示している。図において7はバツテリ、8は上記
電気回路への通電を入断するコンバインのキース
イツチである。
而して、この電気回路を構成する部品は前記検
知スイツチHH,H,M,L,LL、最深扱ぎ状態
を検知するセンサ、すなわち油圧シリンダ4のピ
ストンロツド4aが最退入位置に達し、縦搬送チ
エイン1が最起立状態になつた場合に作動するよ
うに適宜位置に配設した前記第1のセンサたるリ
ミツトスイツチP及び最浅扱ぎ状態を検知するセ
ンサ、すなわちピストンロツド4aが最伸出位置
に達し、縦搬送チエイン1が最傾倒状態になつた
場合に作動するように適宜位置に配設した前記第
2のセンサたるリミツトスイツチQ、前記ソレノ
イド5l,5r、後述する電磁弁Vのソレノイド
VS、保護用のダイオード、運転席Uの前方のコ
ンソールCSに配したアラームランプ9l,9r
等からなる。
而して、負極がボデイアースされ、キースイツ
チ8により入断制御されるバツテリ7の正極には
検知スイツチMの常開接点Ma、検知スイツチH
の常開接点Ha、リミツトスイツチQの常閉接点
Qb並びにソレノイド5lがこの順序で接続され
てなる直列回路と、検知スイツチMの常閉接点
Mb、リミツトスイツチPの常閉接点Pb並びにソ
レノイド5rがこの順序で接続されてなる直列回
路と、リミツトスイツチPの常開接点Pa並びに
ソレノイドVS及びアラームランプ9rの並列回
路がこの順序で接続されてなる直列回路とが夫々
の一端が一括されて、検知スイツチLの常開接点
Laと検知スイツチLLの常開接点LLaとの並列回
路を介して接続され、前記3つの直列回路の他端
はボデイアースされている。そして、接点Qbと
ソレノイド5lとの直列回路部分には、リミツト
スイツチQの常開接点Qa及び検知スイツチHHの
常開接点HHaの並列回路と、アラームランプ9
lとがこの順序で接続されてなる直列回路が並列
的に接続されている。
さて、第1図に戻つてフイードチエイン2の下
部走行領域との間で、扱胴3により脱穀されてい
る間の穀稈を挾扼するワラ押え板20aを多数の
コイルスプリング20bを介して支承しているワ
ラ押し上げ台20は前端部を機体本体の左側カバ
の適所に枢支され、後端を油圧シリンダ40のピ
ストンロツド40aにより支承されている。この
油圧シリンダ40は第2図に示すように複動作で
あつて、4ポート2位置切換型の電磁弁Vを介し
て油圧ポンプ6に連結されており、電磁弁Vのソ
レノイドVSが消磁されている場合は、図示の如
くピストンロツド40aの背部油室に圧油が供給
されてピストンロツド40aを上方へ伸出させ、
ワラ押し上げ台20を上方へ押し上げ、フイード
チエイン2とワラ押え板20aとの間での穀稈の
挾扼を可能とし、逆にソレノイドVSが励磁され
た場合は下方へ退入してワラ押し上げ台20を自
重で下方へ回動させてワラ押え板20aをフイー
ドチエイン2から離反させるようにしている。
次に、叙上の如く構成された本案機の動作につ
いて説明する。刈取部Kにより刈取られた穀稈が
縦搬送チエイン1により脱穀部Dに向けて送給さ
れてくると、この穀稈は通常少くとも検知スイツ
チLに当接する程度の長さを有している。従つ
て、接点Laが閉路する。
さて、検知スイツチMに穂先が当接しない程に
穀稈が短い場合(又は検知スイツチHに当接する
程に長い場合)は常閉接点Mb(又は常開接点
Ma,Ha)が閉路するので、ソレノイド5r(又
は5l)への通電が行われこれにより縦搬送チエ
イン1は起立(又は傾倒)し、扱深さは深(又は
浅)扱ぎ側へ調節され、これに伴つて検知スイツ
チHには当接せず、検知スイツチMには当接する
状態になる。そうすると、扱ぎ深さは適当な状態
となる一方、常開接点Ha,常閉接点Mbが開路さ
れてソレノイド5l,5rへの通電が断たれるこ
とになる。
ところが、送給される穀稈が極めて短い場合
は、縦搬送チエイン1の起立にも拘らずその穂先
が検知スイツチMに迄達しない。そうするとやが
て、ピストンロツド4aはリミツトスイツチPを
動作させる程にまで退入し、それまで閉路してい
た常閉接点Pbは開路し、これによりソレノイド
5rへの通電が断たれ無用の通電継続を断つと共
に油圧シリンダ4に対するそれ以上の圧油供給を
断つ一方、それまで開路していた常開接点Paが
閉路し、常開接点La又はLLa経由でアラームラン
プ9r及びソレノイドVSへの通電が開始され
る。これによりコンソールCSに適宜配設された
アラームランプ9rが点灯し、運転席Uに座した
運転者には極短稈が送給されたことを知ることが
できる。また、ソレノイドVSへの通電により電
磁弁Vが第2図に示した位置から切換わり、油圧
シリンダ40のピストンロツド40aが退入する
のでワラ押し上げ台20が下方へ回動し、これに
よりフイードチエイン2及びワラ押え板20aに
よつて挾扼されている穀稈の株元の拘束が解か
れ、この穀稈は扱胴3の扱歯により引き込まれ、
スレツシヤータイプの脱穀機の如く穂先のみなら
ず穀稈の全てが扱室内へ投入されることになる。
これにより扱胴3の負荷は増すが、扱残しは確実
に回避される。而して、この場合は最深扱ぎ状態
にあるので次に通常の長さの穀稈が送給されてく
ると、その穂先は検知スイツチHに当接すること
になり、ソレノイド5lへの通電が行われ縦搬送
チエイン1は傾倒してその穂先が検知スイツチM
には当接するが、検知スイツチHには当接しない
状態に迄扱深さを調節する。これに伴いリミツト
スイツチPが非作動状態となつて常開接点Paが
開路するのでアラームランプ9rが消灯し、また
ソレノイドVSが消磁されて電磁弁Vの位置が切
換り、油圧シリンダ40のピストンロツド40a
が伸出してワラ押上げ台20を通常の状態に戻
し、正常な扱深さ調節状態へ復帰させることにな
る。
なお、検知スイツチLはこれを省略することが
可能である。けだし、検知スイツチLは主として
脱穀すべき穀稈が送給されているか否かを検知す
るものであるが、これより株元側に配される検知
スイツチLLがこの機能を果たし得るからであ
る。
一方、送給される穀稈が極めて長い場合は縦搬
送チエイン1の作動にも拘らずその穂先が検知ス
イツチHは勿論、HHにも当接したままとなる。
そうすると、やがてピストンロツド4aはリミツ
トスイツチQを動作させる程にまで伸出し、それ
まで閉路ていた常閉接点Qbは開路し、これによ
りソレノイド5lへの通電が断たれ、無用の通電
継続を断つと共に油圧シリンダ4に対する圧油供
給を断つ一方、それまで開路していた常開接点
Qaが閉路し、常開接点La(又はLLa),Ma,
Ha,Qa(又はHHa)経由でコンソールCSに配設
されたアラームランプ9lへ通電され、アラーム
ランプ9lが点灯することによつて極長稈の送給
が報知される。このときには常開接点Qa(又は
HHa)と、アラームランプ9lとの接続点Xが
バツテリー7の正極電位となるので、パワーシフ
ト変速機構等の油圧制御式の変速機構を備え、且
つその油圧の制御を電気的に行うようにした収穫
機の場合にはこの接続点の電位により減速指示を
与える構成とし、自動的に減速を行わせることも
可能である。
以上詳述したように本考案による場合は、極短
稈の扱ぎ残し、又は極長稈による脱穀部の荷負荷
を確実に解消できるという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は本案機の外観図、第2図は本案機に装備さ
れた油圧回路及びこれにより傾斜角度が制御され
る縦搬送チエイン及びフイードチエイン等の関係
を略示する図、第3図は本考案に係る扱ぎ深さ自
動調節装置の電気回路の要部を示す電気回路図で
ある。 1……縦搬送チエイン、2……フイードチエイ
ン、5,V……電磁方向制御弁、5l,5r,
VS……ソレノイド、LL,L,M,H,HH……
検知スイツチ、P,Q……リミツトスイツチ、K
……刈取部、D……脱穀部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱穀部へ送給される穀稈の長さを検知して扱深
    さの調節を行い、扱深さが最深及び最浅の状態に
    なつたことを夫々に検知して動作する第1及び第
    2のセンサを設けてなる扱深さ自動調節装置を具
    備するコンバインにおいて、脱穀部へ送給される
    穀稈の長さを検知する第3,第4,第5,第6の
    センサを前記穀稈の株元側からこの順に設けてあ
    り、前記第3のセンサは、前記第1のセンサの動
    作時において極短稈の送給を検知し得、また前記
    第6のセンサは前記第2のセンサの動作時におい
    て極長稈の送給を検知し得るよう夫々の位置を定
    めてあり、また穀稈の穂先が第4,第5のセンサ
    間に位置するように扱深さ調節する扱深さ自動調
    節装置を備え、更に第3のセンサが穀稈を検出し
    ないか又は第6のセンサが穀稈を検出した場合に
    は前記扱深さ自動調節装置の駆動を停止せしめる
    べくなしたことを特徴とするコンバイン。
JP1598279U 1979-02-09 1979-02-09 Expired JPS6228834Y2 (ja)

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JP1598279U JPS6228834Y2 (ja) 1979-02-09 1979-02-09

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Publication Number Publication Date
JPS55114540U JPS55114540U (ja) 1980-08-12
JPS6228834Y2 true JPS6228834Y2 (ja) 1987-07-24

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