JPS62287456A - トラツキング制御装置 - Google Patents

トラツキング制御装置

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Publication number
JPS62287456A
JPS62287456A JP61130782A JP13078286A JPS62287456A JP S62287456 A JPS62287456 A JP S62287456A JP 61130782 A JP61130782 A JP 61130782A JP 13078286 A JP13078286 A JP 13078286A JP S62287456 A JPS62287456 A JP S62287456A
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JP
Japan
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signal
frequency
track
reproduced
pilot
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Application number
JP61130782A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Goto
泰宏 後藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS62287456A publication Critical patent/JPS62287456A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録再生装の再生時に再生ヘッドを記録
トラックに追従させて走査するトラ1.キング制御、中
でも4種類のパイロット信号を用いたトラッキング制御
装置に関するものである。
従来の技術 従来用いられてきたトラッキング制御方式について説明
する。
第9図は4種類のパイロット信号を記録した磁化軌跡で
ある。同図においてA、 、 B、 、人2+B2+・
・・・は、互いにアジマス角の異なる人ヘッド及びBヘ
ッドで記録した情報トラックであり、映像や変調された
音声信号等の短波長の情報信号とともに比較的長波長の
トラッキング制御用のパイロット信号が記録されている
。例えば、最近規格統一され発売され始めたBmmVT
R等において、情報トラックの単位としては映像信号の
1フイールドを1本のトラックに記録している。同図に
おいて、f1〜f4は記録されているパイロット信号及
びその周波数を示す。パイロット信号の周波数は、映像
信号における水平同期信号周波数をf、とじた時、f+
 =6.5 h 、 b =7−5 h 、 fs =
1o、5fH。
f4=9.6fHの値を持ち1フイールドつまり1トラ
ツク毎にf、−f2−f、−f4と順次周期的に切り換
えられ、情報信号に重畳して記録されている。
各トラックに記録されたパイロット信号の周波数差は f1f2=e、tsfH−7,5fH=−1゜b −h
 =7.5 fH−1o、5fH=  3 hfs  
fa = 1o、s JH9−5h= hfa  f+
 = 9−5 fH−s、s fHtsfHとなり、f
、と3fHの成分となる。
さて第9図において磁気ヘッド1は矢印2の方向に走査
し、磁気テープは矢印3の方向に移送される。又、同図
において磁気ヘッド1はトラック幅Twより広いヘッド
幅THを有し、fsの記録された主走査トラツクと同時
に、主走査トラツクに隣接したf2. f3、f4の記
録された左右の隣接トラックにまたがって走査している
。同図において情報信号は短波長で記録されているため
アジマス損失が大きく、アジマス角の異なる隣接トラッ
クに記録された情報信号は再生されず主走査トラツクか
らの再生信号だけの情報が得られる。一方、パイロット
信号は長波長で記録されているためアジマス損失は小さ
く、主走査トラツクと共に左右の隣接トラックに記録さ
れたパイロット信号も同時に再生される。
第8図はトラッキングエラー信号を得るための信号処理
回路である。又、第9図はオントラック状態での第8図
各部の波形図である。第8図において端子4からは再生
パイロット信号すが入力され平衡変調回路5に供給され
る。再生パイロット信号は、例えば、人ヘッドの走査位
置が都のトラックであった時、主走査トラノクム1から
の再生信号f1と隣接トラックBo、 B、からの再生
信号fn。
f2の合成信号となる。テープ移動により主走査トラツ
ク及び主走査ヘッドが順次切り換わり、B7−・ソドで
B+ トラックを再生→Aヘッドで12 )ラックを再
生→BヘッドでB2 )ラックを再生→・・・・・・と
変化していった場合の再生パイロット信号に含まれる信
号成分は第9図(b)に示す様になる。平衡変調回路6
では端子6から供給される参照信号Cと再生パイロット
信号の乗算が行なわれる。参照信号は、ヘッドが走査す
る主走査トランク上に記録されているパイロット信号と
同じ周波数成分であり、第7図に示すヘッド走査ではf
s の周波数の信号である。テープの走行によりヘッド
の走査位置が変化し、主走査トラツクから再生されるパ
イロット信号がf1→f2→f3→f4と変化するのに
伴い参照信号も第9図(C)に示す様にf、−f2→f
5→f4と順次変化して行く。平衡変調回路5では、前
記の様に参照信号と再生パイロット信号の乗算が行なわ
れ、その出力信号として両者の周波数の和及び差の周波
数を有する信号が生じる。
、この差の周波数成分はhと31Hの成分となり、f3
、f4の周波数成分を抜き出す帯域通過フィルタ7a(
以下fHのBPFと略す)と3fHの周波数成分を抜き
出す帯域通過フィルタ7b(以下3hのBPFと略す)
により各々の周波数成分の信号に分離して取り出される
。JHのBPF7a  の出力dは検波回路8aを介し
f3、f4の周波数成分の振幅に比例した直流電圧に変
換され差動増幅回路9の正入力端子に供給され、3 f
HのBPlybの出力eは検波回路8bを介して3にの
周波数成分の振幅に比例した直流電圧に変換され負入力
端子に供給される。差動増幅回路9では正、負の両入力
端子に供給される検波信号の差に比例した信号fが取り
出される。後述する様にトラッキングずれ、つまり、記
録されたトラックの中心と磁気ヘッドの中心の走査軌跡
がずれた場合、fHのBPF7aと3fHのBPF7b
の出力にレベル差が生じ、差動増幅回路9の出力電圧は
、f3、f4の BPF7aと3 fHのBPF7bの
出力振幅に応じて増減する。差動増幅回路9の出力は反
転回路10及びアナログスイッチ11に供給される。反
転回路1Qは入力信号である差動増幅回路の出力信号の
極性を1/!Vcc(Vccは電源電圧)の基準電圧に
対して反転した信号を出力するもので、アナログスイッ
チ11は端子12から入力されるヘッドスイッチング信
号(以下H−5W信号と記す。)aにより切り換えられ
、差動増幅回路9の出力信号と反転回路1oの出力信号
を再生トラックに対応して選択し、トラッキングエラー
信号gとして端子13に出力している。H−5W信号は
、磁気ヘッドの回転に同期したフレーム周期(NTSC
方式で30Hz。
PAL方式9るいはSKCAM方式では25Hz)の矩
形信号である。差動増幅回路9の出力信号と反転回路1
0の出力信号をフィールド毎に切り換えて取り出す理由
は、磁気ヘッドのトラックずれ方向とトラッキングエラ
ー信号の増減を常に等しくするためである。ヘッドがA
i(i=o 、 1 、2゜3、・・・・・・)トラッ
クを走査する時とB1トラックを走査する時とでは、後
述する様に同一方向へのヘッドずれに対するhのBPF
了乙の出力振幅と3fHのB P F 7bの出力振幅
の増減がフィールド毎に逆転し、差動増幅回路9の出力
信号がV2V ccの基準電圧に対しフィールド毎に極
性が反転するため、この反転をなくすべくアナログスイ
ッチ11によりフィールド毎に信号の極性を切り換えト
ラックずれ方向に対し常に同一極性の信号を得ている。
端子13に取り出されるトラッキングエラー信号はテー
プの移送を行うキャプスタン制御系に送られ、キャプス
タン制御系は、磁気ヘッドが記録トラック上をオントラ
ックして再生する様に、トラッキングエラー信号を用い
て磁気テープの送り移送を側脚している。
第9図はAヘッドとBヘッドが記録トラック上をオント
ラックして再生した時の第8図番部の波形図を示したも
のである。
同図においてaはH,SW倍信号あり、A1+ J+A
2 + B2 +・・・・・・は第1図に示すA、、B
4.ム21B2゜・・・・・の各トラック上を再生走査
する時間を示す。
又、再生パイロット信号に含まれるf1〜f4の周波数
成分の信号は同図(b)に示す様なタイミングで発生す
る。同図はオントラック状態での波形を示すもので主走
査トラツクからの再生パイロット信号の周波数成分はM
lで最大の振幅となり、隣接トラックからの再生パイロ
ット信号は等しく3M2の振幅となる。なお、同図(b
)の再生パイロット信号中のハ〜f4の成分において右
上りの斜線でぬりつぶした部分は右側の隣接トラックか
ら再生される再生パイロット信号を示し、左上りの斜線
でぬりつぶした部分は左側の隣接トラックから再生され
る再生パイロット信号を示す。以下の図面においても第
9図同様再生パイロット信号中のf1〜f4の成分の右
側の隣接トラック、左側の隣接トラックから再生される
パイロット信号は各々、右上シの斜線、左上りの斜線で
ぬりつぶして示す。
同図(0)は参照信号の周波数のタイミングを示す。
前記した如く参照信号の周波数は主走査トラツクの再生
パイロット信号と同じ周波数である。このため、平衡変
調回路5の出力としては参照信号と再生パイロット信号
の差の周波数であるf、と3hの周波数成分の信号が発
生する。hのBPF71L及び3fHのBPF7bから
はそれぞれfH及び3fHの周波数で前記ΔM2に対応
した等しい振幅の信号が発生し、これらを各々検波回路
8a 、 8bに通した出力は等しくなる。差動増幅回
路9の出力信号は2つの入力信号が等しい場合1/!v
ccの基準電圧と同じ電圧になり、このため、第9図(
f′)に示す如く差動増幅回路9の出力信号はV/2v
ccの直流電圧となる。又、反転回路1Qは差動増幅回
路9の出力信号rと’72 Vccの基準電圧との差電
圧を電圧の極性を反転して取り出すもので、信号fがV
2vccO時は’72Vccの出力となる。このため、
トラッキングエラー信号ども同図に示す様にX//2v
ccとなる。
第10図は、Aヘッド14及びBヘッド15が記録トラ
ックに対し紙面上で右にずれた時の図を示しており、第
11図はこの時の各部の信号波形である。第10図にお
いて矢印16はヘッドの走査方向、矢印17はテープの
走行方向を示す。第1Q図に示す様に右側にトラッキン
グがずれた場合、右隣接トラックからの再生パイロット
信号振叫ΔM1は左隣接トランクからの再生パイロット
信号振幅ΔM3に比べて大きくなり第11図Φ)に示す
様になる。
このため、平衡変調回路5の出力信号中に含まれるhと
3hの周波数成分の振幅が等しくならずA1ヘッド再生
時はf3、f4の周波数成分が大きくなり3fHの周波
数成分が小さくなる。又、Biヘッド再生時は3にの周
波数成分が大きくなりfHの周波数成分が小さくなる。
このため、f3、f4のBPF7a及び3fHのBP1
7bには前記ΔM1.ΔM2に対応した第11図(d)
 、 (6)に示す様な1フイールド毎に振幅の変化す
る信号が発生する。
この結果、差動増幅回路9の出力fはv2vccを中心
にして同図fに示す様な矩形波になる。な2、ここでは
/HのBPF7aの出力振幅が31HのBPF 7bの
出力振幅より大きい時差動増幅回路9の出力が高くなる
ものとして描いている。Bヘッドが走査する期間に得ら
れる差動増幅回路9の出力を反転回路1oにより反転し
て取り出せばトラッキングエラー信号は同図gに示す様
になり、V2vccの基準電圧からΔVだけ電圧差を有
する様になる。このΔVがトラッキングずれ量に比例し
たものとなり、これが零になる様テープ移送用のキャプ
スタンモータの回転を変えテープの送り位相を制御する
トラッキング制御基が構成されている。
発明が解決しようとする問題点 以上説明した従来技術には欠配の様な問題が発生する。
(1)トラッキングエラー信号を得るだめ、f、と3f
Hの異なる通過帯域を有する2つの帯域通過フィルタ(
Band Pa5s Filter  を略し以下BP
Fと記す。)が必要となり、回路が複雑になる。又、こ
れらのBPFの特性、例えば温度特性を考慮した場合、
通過域での利得を等しくすることは困難である。
温度変化等により両者の利得に差が生じ、f。
のBPFの利得が3fHのBPFの利得より大きくなっ
た場合、前記第9図に示す様な、オツドラック状態で平
衡変調回路の出力に含まれるf。
と3fHの周波数成分の信号振幅が等しい場合でも、第
12図(+1) 、 (el)に示す様にfHのBPF
の出力振’m V fHカ3 fHtD B P F 
ノ出力振幅’13fy よシ大きくなり、同図(g)に
示す様にトラッキングエラー信号中にリップル電圧Vr
  を生じ、このリップル電圧により前記キャプスタン
モータの回転が不安定となり再生画像の横ゆれが生じる
(2)各トラック毎に得られるトラッキング信号の極性
が反転するため、これを一定に揃える手段として、例え
ば第8図に示す様な反転回路、アナログスイッチおよび
アナログスイッチを制御するためのH−3W信号が必要
となり回路構成が複雑になる。あるいはマイクロコンピ
ュータ等を用いこの極性反転をディジタル的演算処理に
より行なった場合、プログラムが複雑となり、必要なメ
モリ容量が増加するとともに処理速度が遅くなる等の欠
点を有していた。
問題点を解決するための手段 本発明は、平衡変調回路に再生パイロット信号を加える
とともに、再生ヘッドが1本の情報トラックを走査する
期間中にその周波数が再生される情報トラックの左隣接
トラックに記録されたパイロット信号周波数とΔfだけ
異なった第1の周波数と再生される情報トラックの右隣
接トラックに記録されたパイロット信号周波数とΔfだ
け異なった第2の周波数とに交互に切り換る参照信号を
作成し、この参照信号を平衡変調回路に加え参照信号と
再生パイロット信号を乗算するとともに、この平衡変調
回路の出力信号をΔfの通過帯域幅を有するBPFに加
え、参照信号が第1の周波数の時のBPF出力レベルと
第2の周波数の時のBPF出力レベルの差を検出してト
ラッキングエラー信号を得るごとく成したものである。
作用 上記の手段を用いれば、参照信号が第1の周波数の時の
BPF出力レベルは左隣接トラックから再生されるパイ
ロット信号成分に対応したレベルとなり、一方、参照信
号が第2の周波数の時のBPF出力レベルは右隣接トラ
ックから再生されるパイロット信号成分に対応したレベ
ルとなるため、両者の差を検出すればトラッキングエラ
ー信号を得ることができるため、前記従来例で述べた様
な2つのBPFは不用で、1個のBPFにより左右両隣
接トラックから再生されるパイロット信号を分離して取
り出すことが可能となり、又、前記従来例で述べたトラ
ッキングエラー信号の極性反転を防止するための反転回
路やアナログスイッチ等が不用となる。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。同
図において端子18からは従来例同様再生パイロット信
号すが入力され、平衡変調回路19に加えられる。又、
端子20には参照信号りが入力され平衡変調回路19に
加えられる。第2図にオントラック状態での第1図番部
の波形図を示す。
同図(b)に示す再生パイロット信号のf1〜f4の成
分は同図(a)に示すH−3W信号及び主走査トラック
人工、B工に対し従来例第9図と同様のタイミングで発
生し、主走査トラツクと共に左右両隣接トラックから再
生されるパイロット信号が合成されたものとなる。
参照信号りは第2図(h)に示す様に、1本の情報トラ
ック再生期間中を同図(h)のIで示す区間Iと、同図
(h)の■で示す区間■に分割し各々の区間でその周波
数を異ならせている。区間Iでの参照信号の周波数を第
1の周波数、区間■での参照信号の周波数を第2の周波
数とする。
さて、第1図において、前記Δf=○、sfHとし、主
走査トラツクが A1→B1→A2→B2→・・・・・・・・・と変化す
るのに伴い、第1の周波数は 9 f、→e f、→s f、→11fH9fH”、 
f4−Δf 6fH:f+−Δf 8 fH; f2+Δf 11fH;f3+Δf の順に周期的に変化する。
又、第2の周波数は、 8fH→11fH→9 f、→6fH 8fH;f2+Δf 11fH;f5+Δf 9fH;f4−Δf 6fH;fl−Δf の順に周期的にくり返す。
この時の再生パイロット信号と参照信号の周波数スペク
トラムを第3図に示すが、主走査トラツクがA1−B2
まで変化した時、参照信号の第1の周波数と左隣接トラ
ックから再生されるパイロット信号L との差周波数は
常にΔf−〇、5fHであり、参照信号の第2の周波数
と右隣接トラックから再生されるパイロット信号Rとの
差周波数も常にΔf=o、sfHとなる。
第1図の平衡変調回路19では、参照信号と再生パイロ
ット信号の乗算が行なわれ、その出力信号上として両者
の周波数の和および差の周波数成分を有する信号が発生
する。この出力信号1をΔfの帯域幅を持つBPF21
に通し第2図(j)に示す様な出力信号Jを得ている。
前記した様に、参照信号の周波数が第1の周波数となる
区間Iでは、左側隣接トラックから再生されるパイロッ
ト信号との差周波数がΔfとなるため、信号jの振幅は
左側隣接トラックから再生されるパイロット信号の振幅
に対応して変化し、参照信号の周波数が第2の周波数と
なる区間■では右側隣接トラックから再生されるパイロ
ット信号との差周波数がΔfとなるため、信号jの振幅
は右側隣接トラックから再生されるパイロット信号の振
幅に対応して変化する。BPF21’の出力信号コを検
波回路22に加え、第2図kに示す様なその振幅に比例
した直流電圧を有する信号kを得ている。この信号にの
前記区間Iと前記区間■の差を求めれば、左右両隣接ト
ラックから再生されるパイロット信号の振幅差が求まり
、その振幅差がトラッキングずれに対応する。このため
第1図においては、検波回路の出力信号kを第1のサン
プルホールド回路(以下、Sample Ho1dを略
しS/Hと記す。)23&と第2のS/H23bに加え
る。端子24?Lには第1のパルスl、端子24bには
第2のパルスmが供給され、それぞれ第1のS/H23
a、第2のS/H23bに加えられる。第1のパルスl
は第2図(0に示す様に前記区間fにおいて“′H°”
が出力されるもので、第1のS/H23aは第1のパル
、<1が11 HI+の時信号kをサンプリングし、υ
′の時これをホールドする。第2のパルスmは第22佃
)に示す様に前記区間Uにおいて“H11が出力され、
第2のS/H23bは第2のパルスmが°IHIIの時
信号kをサンプリングし、“L I+の時己れをホール
ドする。第1のS/H23&の出力信号nは差動増幅回
路25の負入力端子に供給され、第2のS/H23bの
出力信号0は差動増幅回路25の正入力端子に供給され
、両者の差に対応した第2図中)に示す様な出力信号p
が得られる。この出力信号Pはトラッキングエラー信号
として用いられ、端子26から出力される。第2図の場
合、万ントラック状態での各部の波形を示しており、左
右両隣接から再生されるパイロット信号のレベルがΔM
2で等しくなる。このため、BPFの出力信号jおよび
検波回路の出力信号kが区間19区間■において等しく
なり、第1のS/Hおよび第2のS/Hの出力信号n、
oも等しい電圧を有する直流電圧となる。差動増幅回路
26は入力信号n。
0が等しい時’72 Vccの基準電圧を出力するもの
で、入力信号n、oに差があった場合、その差電圧に対
応した量だけ基準電圧からずれたものとなる。
第2図の場合、入力信号n、oが等しいため、出力信号
pは’AVccの基準電圧と等しくなる。
次に、前記第1Q図に示す様に再生ヘッドの走査軌跡が
紙面上で右にずれた場合の第1図番部の波形図を第4図
に示す。同図において、再生パイロット信号すは第11
図同様、右隣接トラックから再生されるパイロット信号
成分の振幅ΔM1が左隣接トラックから再生されるパイ
ロット信号成分の振幅ΔMSに比べて大きくなる。この
ため、BPFの出力信号コは第4図(j)に示す様に前
記区間Iにおいて3M3に対応して小さく、前記区間■
において3M1に対応して大きくなる。このため、検波
回路の出力信号には第4図kに示す様に、区間1におい
て低い電圧、区間■において高い電圧を有する様になる
。よって、信号kを区間■においてサンプリングした第
1のS/Hの出力信号nは第4図(n)に示す様に前記
ΔM3に対応して低い直流電圧となり、第2のS/Hの
出力信号0は第4図(0)に示す様に前記ΔM1に対応
して高い直流電圧となる。
又、差動増幅回路の出力電圧p、つまりトラッキングエ
ラー信号は第4図中)に示す様に信号n、。
の差に対応した電圧ΔVだけ’41cc の基準電圧よ
り高くなる。
又、逆に再生ヘッドの走査軌跡が紙面上で左にずれた場
合は、左隣接トランクから再生されるパイロット信号の
振幅が右隣接トラックから再生されるパイロット信号の
振幅より大きくなるためトラッキングエラー信号pばV
2Vccの基準電圧より低い電圧となる。
このトラッキングエラー信号pが1/!vccの基準電
圧となる様テープ移送を行なうキャプスタ/モータを制
御するトラッキング制御系が構成されている。
又、第2図、第3図、第4図に示した実施例では、Δf
 =O−6’fHとし、参照信号の前記区間1における
第1の周波数が、 (f、−Δf)→(fl−Δf)→げ2+Δf)→げ3
+Δf)の順で周波数が循環して変化する信号を用い、
前記区間■における第2の周波数が (f2+Δf)→げ3+Δf)→(f4−Δf)→(f
l−Δf)の順で周波数が循環して変化する信号を用い
たが、この場合、第1の周波数および第2の周波数の循
環タイミングがずれているだけで参照信号に用いる周波
数としては4種類の周波数で済み参照信号の作成が容易
となる。参照信号の発生に制約がないならば、例えば第
5図に示す様に、前記Δf=o、s fHとし、主走査
トラツクが A1→B1→A2→B2→・・・・・・・・・と変化す
るのに伴い、前記第1の周波数を1ofH→6fH−+
7 fH−11fHlofH;f4+Δf 6fH; f+−Δf 7fH”、 f2−Δf 11fH;f3+Δf の順で循環して変化させ、又、一方第2の周波数を 8に−10h −9fH−7k a/H;  f2 +Δf 1ofH;バーΔf 91H;  f4−Δf 7fH;  f+ +Δf の順に循環的に変化させても良い。
又、Δf =0.5 fHの場合について述べたが、Δ
fカo、6 fHJ=り小さな値、例えばΔf :0.
2〜0.3 fH程度に選んだ時、主走査トラツクに対
し、参照信号の第1の周波数および第2の周波数は次の
様に選んでも良い。
0主走査トラツクA1の時 第1の周波数;f4+Δfあるいはf4−Δf第2の周
波数;f2+Δfあるいはf2−ΔfO主走査トラック
B1の時 第1の周波数;f1+Δfあるいはfl−Δf第2の周
波数;f5+Δfあるいはf5−ΔfO主走査トラノク
ム2の時 第1の周波数;f2+Δfあるいはf2−Δf第2の周
波数;f4+Δfあるいはf4−ΔfO主走査トラック
B2の時 第1の周波数;f3+Δfあるいはf3−Δf第2の周
波数;ハ+Δfあるいはfl−Δfつまり、Δfをo、
ts fH以下に選んだ時は、参照信号の第1の周波数
としては左隣接トラックから再生されるパイロット信号
周波数に対しΔfだけ高い周波数でも低い周波数でも良
く、第2の周波数としては右隣接トラックから再生され
るパイロット信号周波数に対してΔfだけ高い周波数で
も低い周波数でも良い。
さて、第2図、第4図では1本の情報トラックを再生す
る期間中において参照信号の周波数を前記第1の周波数
と前記第2の周波数に交互に1回ずつ切り換える例につ
いて説明したが、第6図に示す様に1本の情報トラック
を再生する期間において参照信号の周波数が第1の周波
数である区間Iと第2の周波数である区間■を複数回設
けても良い。
又、第1図においては、検波回路22の出力信号kを、
区間!でサンプリングする第1のS/H23&と区間■
でサンプリングする第2のS/H23bの2系統のサン
プルホールド回路を用いた例について述べたが、これら
の信号処理をディジタル的に行うべく検波回路22の出
力信号kを、区間I1区間■各々の区間においてアナロ
グ−ディジタル交換回路によりディジタル信号に変換し
、区間1において信号kをディジタル信号に変換したも
のと区間■において信号kをディジタル信号に変換した
ものの差をディジタル的演算により求め、この演算によ
り求めた信号をトラッキングエラー信号としてディジタ
ル的なトラッキング制御を行っても良い。
更に、BHVTR等においては、その規格としてビデオ
トラックを5分割し、テープ巻き付は角36°区間にお
いてディジタル化されたステレオの音声信号を6チヤン
ネル記録し、これを再生するマルチPGMと呼ばれるも
のがある。
本発明は、この様なものにも適用可能で、1チャンネル
分の音声信号が記録されたテープ巻き付は角36°を1
本の情報トラックとみなし、これを前記区間I1区間H
に分割し、前記実施例で述べたものと同様に参照信号の
周波数を区間■において左隣接トラックに記録されたパ
イロット信号の周波数とΔf異なった第1の周波数に選
び、区間■において右隣接トラックに記録されたパイロ
ット信号の周波数とΔf異なった第2の周波数に選んで
前記実施例同様の信号処理を行なえばトラッキングエラ
ー信号を得ることができる。
発明の効果 以上の説明で明らかな様に本発明を用いれば、平衡変調
回路、BPF 、検波回路が一系統で済み且つ、トラッ
キングエラー信号の極性を揃えるための反転回路、アナ
ログスイッチ等が不用で回路の簡易化が計れる。又、左
右の隣接トランクから再生されるパイロット信号成分を
抽出するためのBPFが1個のため、BPFの特性を精
度良く揃える必要もなく、前記回路の簡易化と共に低価
格化が計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
オントラック状態における第1図各部の波形図、第3図
は第2図の再生パイロット信号と参照信号の第1および
第2の周波数のスペクトラム図、第4図はヘッドの走査
軌跡が右にずれた時の第1図各部の波形図、第5図は参
照信号の周波数を異ならせた時の再生パイロット信号と
参照信号の第1及び第2の周波数のスペクトラム図、第
6図は1本の情報トラック再生時に参照信号を2回以上
切り換える別の実施例の説明図、第7図はパイロット信
号の磁化軌跡図、第8図は従来のトラッキング信号処理
回路のブロック図、第9図はオントラック状態における
第8図各部の波形図、第10図はヘッド走査軌跡が右に
ずれたオフトラック状態でのヘッド位置と記録トラック
との関係図、第11図は第10図に示す様なオフトラッ
ク状態での第8図各部の波形図、第12図は第9図に示
したトラッキングエラー信号の拡大波形図、第13図は
fHのBPFと3 fHのBPFの通過帯域での利得が
異なった場合の第8図各部の波形図である。 19・・・・・・平衡変調回路、21・・・・・・通過
帯域ΔfのBPF、22・・・・・・検波回路、23a
・・・・・・第1のS/H,23b・・・・・第2のS
/H,25・・・差動増幅回路、fH・・・・・・水平
同期信号周波数、VCC・・・・・電源電圧。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 、 24b 乙fcL 第2図 (t)  BPFの出力 4θ)引り扮峡□−□−□−−舌殴 。2.トフッ千ング   □Σ4℃ エラーイ5号 (π);F1間(Iジて多A木弘民侶号CηZつ濁液数
ジ第 3 図 吋りSfH 第4図 ご臂り 男2つパルス (P〕 、(ヨ;イ、7L呵51       、  
    、   蟲V −一。 芝Vζ く閂ン;−p走iトラ・ツクθ\らの:j+注シくイロ
・ント温%j\分(π)一区間(12でつ4り吸侶号(
第29ハブ1文ジ第5図 af−り5fH 第6図 主走査トラ・ツクA+ 士■トヲ・ソ7 f3を 主走査トラツクAz (1)m71)m(L)Cπノ(1)(X)主走査トラ
フ7 Bz ((L)H5W4号          Bm第7図 J 二 第8図 第9図 け) トクツ千ンク′  □Σvc。 、工−ラーイき号 第10図 第11図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報信号とともに互いに異なる周波数f_1、f
    _2、f_3、f_4の4種類のパイロット信号がトラ
    ック毎にf_1→f_2→f_3→f_4の順に順次周
    期的に記録された媒体上の情報トラックを再生し、再生
    されたパイロット信号に基づき再生ヘッドと前記情報ト
    ラックのずれ量に応じたトラッキングエラー信号を得、
    このトラッキングエラー信号により再生ヘッドを前記情
    報トラックに追従せしめるトラッキング制御装置におい
    て、再生ヘッドが1本の情報トラックを走査する期間中
    にその周波数が再生される情報トラックの左隣接トラッ
    クに記録されたパイロット信号周波数とΔfだけ異なっ
    た第1の周波数と再生される情報トラックの右隣接トラ
    ックに記録されたパイロット信号周波数とΔfだけ異な
    った第2の周波数とに交互に切り換わる参照信号を発生
    する参照信号発生手段と、この参照信号と前記再生パイ
    ロット信号を乗算した乗算信号を得る乗算手段と、乗算
    信号の中から前記Δfの周波数成分の信号を取り出すフ
    ィルタと、前記参照信号が前記第1の周波数の時のフィ
    ルタ出力振幅と前記参照信号が前記第2の周波数の時の
    フィルタ出力振幅の差を検出し前記トラッキングエラー
    信号を得る手段とを具備したことを特徴とするトラッキ
    ング制御装置。
  2. (2)f_Hを水平同期信号とした場合、前記ΔfをΔ
    f≦0.5f_Hとしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のトラッキング制御装置。
JP61130782A 1986-06-05 1986-06-05 トラツキング制御装置 Pending JPS62287456A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58159258A (ja) * 1982-03-18 1983-09-21 Sony Corp トラツキング制御装置
JPS60179921A (ja) * 1984-02-24 1985-09-13 Sony Corp 回転磁気ヘツドの位置制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58159258A (ja) * 1982-03-18 1983-09-21 Sony Corp トラツキング制御装置
JPS60179921A (ja) * 1984-02-24 1985-09-13 Sony Corp 回転磁気ヘツドの位置制御装置

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