JPS62286877A - 自動車のドア組付方法 - Google Patents
自動車のドア組付方法Info
- Publication number
- JPS62286877A JPS62286877A JP61130678A JP13067886A JPS62286877A JP S62286877 A JPS62286877 A JP S62286877A JP 61130678 A JP61130678 A JP 61130678A JP 13067886 A JP13067886 A JP 13067886A JP S62286877 A JPS62286877 A JP S62286877A
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- JP
- Japan
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- door
- hinge
- fixed
- pin
- movable
- Prior art date
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- Granted
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
産業上の利用分野
この発明は、自動車の車体にドアヒンジを介してドアを
組み付ける方法に関する。
組み付ける方法に関する。
従来の技術と発明が解決しようとする問題点例えば特開
昭54−11578号公報に示されているような自動車
のドア組み付けにあたり、車体側には固定側ヒンジを、
ドア側には可動側ヒンジを予めそれぞれに固定しておき
、双方のヒンジを位置決めしたのちに最後にヒンジピン
を挿入するという方法がとられることがある。
昭54−11578号公報に示されているような自動車
のドア組み付けにあたり、車体側には固定側ヒンジを、
ドア側には可動側ヒンジを予めそれぞれに固定しておき
、双方のヒンジを位置決めしたのちに最後にヒンジピン
を挿入するという方法がとられることがある。
このようないわゆるヒンジピン脱着方式を採用したドア
についてその自動組み付けを行なおうとする場合、固定
側ヒンジと可動側ヒンジとの相対位置決めが最乙問題と
なる。特に第5図に示すようないわゆるプレス成形タイ
プのドアヒンジHの場合、例えば固定側ヒンジhaがボ
ルト締めにより車体に固定され、可動側ヒンジhbが溶
接によりドア側に固定されているものであるが、ヒンジ
ピンPの圧入に先立って、可動側ヒンジhbを固定側ヒ
ンジh’aのコ字断面内におさめた上で双方のピン穴l
a、 lbの心合わせを行なわなければならず、位置決
め作業がきわめて複雑になる。なお、2はブツシュ、3
はスナップリングである。そのため、上記のようなヒン
ジピン脱着方式を採用したドアの完全自動組み付けは今
だ実現されておらず、双方のヒンジの最終的な位置決め
については作業者が関与せざるを得ないのが実情である
。
についてその自動組み付けを行なおうとする場合、固定
側ヒンジと可動側ヒンジとの相対位置決めが最乙問題と
なる。特に第5図に示すようないわゆるプレス成形タイ
プのドアヒンジHの場合、例えば固定側ヒンジhaがボ
ルト締めにより車体に固定され、可動側ヒンジhbが溶
接によりドア側に固定されているものであるが、ヒンジ
ピンPの圧入に先立って、可動側ヒンジhbを固定側ヒ
ンジh’aのコ字断面内におさめた上で双方のピン穴l
a、 lbの心合わせを行なわなければならず、位置決
め作業がきわめて複雑になる。なお、2はブツシュ、3
はスナップリングである。そのため、上記のようなヒン
ジピン脱着方式を採用したドアの完全自動組み付けは今
だ実現されておらず、双方のヒンジの最終的な位置決め
については作業者が関与せざるを得ないのが実情である
。
問題点を解決するための手段
本発明は、上記のようなヒンジピン脱着方式を採用した
ドアの自動組み付を実現したものであり、実施例にも示
すように、固定側ヒンジおよび可動側ヒンジのうちのい
ずれか一方に水平方向に突出する舌片を予め形成してお
くらのとする。その上で、ドアを位置決め支持している
ドア組付装置の一部を車体側に突き当てることにより車
体とドアとについて車幅方向の位置決めを行なう工程と
、ドア組付装置に支持されているドアを下降させて、前
記舌片を載置部として可動側ヒンジを固定側ヒンジに載
置する工程と、前記載置状態を基準としてドア組付装置
に支持されているドアを水平面内で移動させることによ
り、双方のヒンジの端部同士を突き当ててピン穴同士を
一致させる工程と、前記ピン穴に対しヒンジピン工大装
置によりヒンジピンを圧入する工程とを含むものである
。
ドアの自動組み付を実現したものであり、実施例にも示
すように、固定側ヒンジおよび可動側ヒンジのうちのい
ずれか一方に水平方向に突出する舌片を予め形成してお
くらのとする。その上で、ドアを位置決め支持している
ドア組付装置の一部を車体側に突き当てることにより車
体とドアとについて車幅方向の位置決めを行なう工程と
、ドア組付装置に支持されているドアを下降させて、前
記舌片を載置部として可動側ヒンジを固定側ヒンジに載
置する工程と、前記載置状態を基準としてドア組付装置
に支持されているドアを水平面内で移動させることによ
り、双方のヒンジの端部同士を突き当ててピン穴同士を
一致させる工程と、前記ピン穴に対しヒンジピン工大装
置によりヒンジピンを圧入する工程とを含むものである
。
作用
第1図および第2図に示すように舌片Gの存在により、
先ず固定側ヒンジhaと可動側ヒンジhbとについてそ
の上下方向の位置を決めることができることから、第2
図(B)の状態から可動側ヒンジhbを水平面内で所定
量だけ移動させることで、双方のヒンジha、 hbの
ピン穴1a、 lb同士を一致させることができる。
先ず固定側ヒンジhaと可動側ヒンジhbとについてそ
の上下方向の位置を決めることができることから、第2
図(B)の状態から可動側ヒンジhbを水平面内で所定
量だけ移動させることで、双方のヒンジha、 hbの
ピン穴1a、 lb同士を一致させることができる。
実施例
第3図は本発明を応用したドア組付システムの全体の説
明図であり、4は車体搬送用のコンヘア、5はドア搬送
用のコンベア、6はドア組付装置をそれぞれ示している
。車体Bはコンベア4により順次搬送され、ドア組付ス
テージSで停止して位置決めされる。一方、ドアDはハ
ンガー7に支持されrこ状態でコンベア5により搬送さ
れ、移載位置P、で停止する。ここで、車体Bには固定
側ヒンジhaが予めボルト締めにより固定されており、
またドアDには可動側ヒンジhbが予め溶接により固定
されている。そして、第1図および第2図にも示すよう
に上下一対の可動側ヒンジhbのうちのいずれか一方例
えば上側の可動側ヒンジhbのうちの下側のフランジ部
Fbには、このフランジ部Fbを上側のフランジ部より
も水平方向に突出させるべく′舌片Gが一体に突出形成
されている一方、ピン穴1bにはブツシュ2が挿入され
ている。
明図であり、4は車体搬送用のコンヘア、5はドア搬送
用のコンベア、6はドア組付装置をそれぞれ示している
。車体Bはコンベア4により順次搬送され、ドア組付ス
テージSで停止して位置決めされる。一方、ドアDはハ
ンガー7に支持されrこ状態でコンベア5により搬送さ
れ、移載位置P、で停止する。ここで、車体Bには固定
側ヒンジhaが予めボルト締めにより固定されており、
またドアDには可動側ヒンジhbが予め溶接により固定
されている。そして、第1図および第2図にも示すよう
に上下一対の可動側ヒンジhbのうちのいずれか一方例
えば上側の可動側ヒンジhbのうちの下側のフランジ部
Fbには、このフランジ部Fbを上側のフランジ部より
も水平方向に突出させるべく′舌片Gが一体に突出形成
されている一方、ピン穴1bにはブツシュ2が挿入され
ている。
ドアDは移載位置P1においてハンガー7から台車8の
冶具9に移載され、ドアDを受は取った台車8はレール
10上を移載位置P2まで走行する。移載位置P、には
ローディング装置11があり、ブツシャ−12がフレー
ム13に沿って走行することで、後述するように冶具9
上のドアDがドア組付装置6ドア組付装置6は、ベース
14上をX方向にスライドするスライドベース15の上
に、θ方向に旋回可能なターンテーブル16を設置する
とともに、ターンテーブル16上にY方向にスライドす
るスライドテーブル17と、X方向にスライドするスラ
イドテーブル18とを順に載置したものである。スライ
ドテーブル18上にはZ方向にスライド可能な断面コ字
状のフレーム19があり、このフレーム19にはドアD
を案内するガイドローラ20のほか図示外のクランプ装
置およびヒンジピン圧入装置21等が取り付けられてい
る。そして、上記のターンテーブル16およびスライド
テーブル群17.18をそれぞれ作動させてフレーム1
9と治具9との高さおよび向きを合わせたのち、萌述し
たローディング装置11が作動することで、移載位置P
、の治具9上のドアDがフレーム19側に移載されて位
置決めされることになる。
冶具9に移載され、ドアDを受は取った台車8はレール
10上を移載位置P2まで走行する。移載位置P、には
ローディング装置11があり、ブツシャ−12がフレー
ム13に沿って走行することで、後述するように冶具9
上のドアDがドア組付装置6ドア組付装置6は、ベース
14上をX方向にスライドするスライドベース15の上
に、θ方向に旋回可能なターンテーブル16を設置する
とともに、ターンテーブル16上にY方向にスライドす
るスライドテーブル17と、X方向にスライドするスラ
イドテーブル18とを順に載置したものである。スライ
ドテーブル18上にはZ方向にスライド可能な断面コ字
状のフレーム19があり、このフレーム19にはドアD
を案内するガイドローラ20のほか図示外のクランプ装
置およびヒンジピン圧入装置21等が取り付けられてい
る。そして、上記のターンテーブル16およびスライド
テーブル群17.18をそれぞれ作動させてフレーム1
9と治具9との高さおよび向きを合わせたのち、萌述し
たローディング装置11が作動することで、移載位置P
、の治具9上のドアDがフレーム19側に移載されて位
置決めされることになる。
ドアDがフレーム19側に移載されるとターンテーブル
16が所定量だけ旋回し、ドア組付装置6は!3図の状
態となる。この状態からスライドベース15がレール2
2に沿って前進することによりドアDは車体Bに対して
斜めの状態で、すなわちドア全開姿勢のもとで車体Bに
対して接近することになる。この場合、第2図(A)に
示すように固定側ヒンジhaに対して可動側ヒンジhb
の位置が幾分高くなるように、言い換えれば固定側ヒン
ジhaの厚み幅Qのほぼ中央に舌片Gが位置するように
、ドア組付装置6に支持されているドアDの高さが設定
されている。
16が所定量だけ旋回し、ドア組付装置6は!3図の状
態となる。この状態からスライドベース15がレール2
2に沿って前進することによりドアDは車体Bに対して
斜めの状態で、すなわちドア全開姿勢のもとで車体Bに
対して接近することになる。この場合、第2図(A)に
示すように固定側ヒンジhaに対して可動側ヒンジhb
の位置が幾分高くなるように、言い換えれば固定側ヒン
ジhaの厚み幅Qのほぼ中央に舌片Gが位置するように
、ドア組付装置6に支持されているドアDの高さが設定
されている。
上記のように車体Bに対してドア組付装置6が前進して
、フレーム19の一部に設けられたストツバ−(第3図
では図示省略した)が車体BのセンターピラーPcの根
元部分に当接するとドア゛組付装置6か停止する。この
結果、車体BとドアDとの車幅方向についての1次的な
位置決めがなされろことになり、固定側ヒンジhaと可
動側ヒンジhbとは第2図(B)の破線の関係となる。
、フレーム19の一部に設けられたストツバ−(第3図
では図示省略した)が車体BのセンターピラーPcの根
元部分に当接するとドア゛組付装置6か停止する。この
結果、車体BとドアDとの車幅方向についての1次的な
位置決めがなされろことになり、固定側ヒンジhaと可
動側ヒンジhbとは第2図(B)の破線の関係となる。
つまり、固定側ヒンジhaと可動側ヒンジhbとはeだ
けオーバーラツプしたかたちとなる。
けオーバーラツプしたかたちとなる。
第1図(B)および第2図(B)の状態からドア組付装
置6のフレーム19を下降させると、固定側ヒンジha
のフランジ部Faと可動側ヒンジhbの舌片Gとが接触
し、第2図(B)に実線で示すように可動側ヒンジhb
が固定側ヒンジhaに載置される。この結果、固定側ヒ
ンジhaと可動側ヒンジhbとの高さ方向についての位
置決めがなされたことになる。
置6のフレーム19を下降させると、固定側ヒンジha
のフランジ部Faと可動側ヒンジhbの舌片Gとが接触
し、第2図(B)に実線で示すように可動側ヒンジhb
が固定側ヒンジhaに載置される。この結果、固定側ヒ
ンジhaと可動側ヒンジhbとの高さ方向についての位
置決めがなされたことになる。
第1図(B)および第2図(B)、では固定側ヒンジh
aのフランジ部Faと可動側ヒンジhbの舌片Gとが直
接接触しているため、ブツシュ2のフランジ部の厚みt
が考慮されていない。そこで、第2図(B)の状態から
フランジ部の厚みt分だけドアD全体を上昇させたのち
、第【図(C)および第2図(C)に示すように固定側
ヒンジhaのフランジ部Faの端面と可動側ヒンジhb
の脚部Qとが当接するまてドアD全体をX方向に前進さ
せる。その結果、固定側ヒンジhaと可動側ヒンジhb
とは高さ方向(Z方向)および車幅方向(X方向)につ
いての位置決めがなされたことになる。
aのフランジ部Faと可動側ヒンジhbの舌片Gとが直
接接触しているため、ブツシュ2のフランジ部の厚みt
が考慮されていない。そこで、第2図(B)の状態から
フランジ部の厚みt分だけドアD全体を上昇させたのち
、第【図(C)および第2図(C)に示すように固定側
ヒンジhaのフランジ部Faの端面と可動側ヒンジhb
の脚部Qとが当接するまてドアD全体をX方向に前進さ
せる。その結果、固定側ヒンジhaと可動側ヒンジhb
とは高さ方向(Z方向)および車幅方向(X方向)につ
いての位置決めがなされたことになる。
さらに第1図(C)および第2図CG)の状、熊から、
固定側ヒンジhaのウェブWと可動側ヒンジhbのフラ
ンジ部Fbとが当接するまで、ドアD全体をY方向に移
動させる。その結果、第1図(p)に示すように固定側
ヒンジhaと可動側ヒンジhbとは、上記の高さ方向(
Z方向)および車幅方向(X方向)の位置決めに加えて
、車体府後方向(Y方向)の位置決めがなされろことに
なる。
固定側ヒンジhaのウェブWと可動側ヒンジhbのフラ
ンジ部Fbとが当接するまで、ドアD全体をY方向に移
動させる。その結果、第1図(p)に示すように固定側
ヒンジhaと可動側ヒンジhbとは、上記の高さ方向(
Z方向)および車幅方向(X方向)の位置決めに加えて
、車体府後方向(Y方向)の位置決めがなされろことに
なる。
ただし、固定側ヒンジhaと可動側ヒンジhbとが正し
く位置決めされた状態においてら、双方のピン穴1a、
lb同士は完全には一致しない。これは、ドア開閉を
スムーズに行なうために予めオフセットff1mを設定
しであることに基づく。しかし、ピン穴1a、 lbに
ヒンジピンPを圧入する際には上記のオフセット量mを
零にするへく、ドアDをX、方向に所定量だけ後退させ
る必要がある。そこで、後述するようにヒンジピンPの
圧入に際して、ヒンジピンPの先端をピン穴1aに挿入
した段階で、ドア組付装置6によるドアDのX方向およ
びY方向の拘束を解く。その結果、ヒンジピンPの圧入
と併行してドアDが微動してピン穴1a、 lb同士が
一竹tX− 次に、ヒンジピン圧入装置21の詳細を第4図に基づい
て説明する。
く位置決めされた状態においてら、双方のピン穴1a、
lb同士は完全には一致しない。これは、ドア開閉を
スムーズに行なうために予めオフセットff1mを設定
しであることに基づく。しかし、ピン穴1a、 lbに
ヒンジピンPを圧入する際には上記のオフセット量mを
零にするへく、ドアDをX、方向に所定量だけ後退させ
る必要がある。そこで、後述するようにヒンジピンPの
圧入に際して、ヒンジピンPの先端をピン穴1aに挿入
した段階で、ドア組付装置6によるドアDのX方向およ
びY方向の拘束を解く。その結果、ヒンジピンPの圧入
と併行してドアDが微動してピン穴1a、 lb同士が
一竹tX− 次に、ヒンジピン圧入装置21の詳細を第4図に基づい
て説明する。
ヒンジピン圧入装置21は第3図に示すようにドア組付
装置6のフレーム19の側部にピン25により旋回可能
に取り付けられている。ヒンジピン圧入装置21は一対
の圧入アーム26を備えており、これらの圧入アーム2
6は油圧シリンダ27のはたらきにより相互に接近離間
動作する。圧入アーム26の先端にはヒンジピンPかそ
れぞれに鉛直状態で挿入支持されており、同時に各ヒン
ジピンPは圧入アーム26に付設したグリッパ28に挾
持されている。
装置6のフレーム19の側部にピン25により旋回可能
に取り付けられている。ヒンジピン圧入装置21は一対
の圧入アーム26を備えており、これらの圧入アーム2
6は油圧シリンダ27のはたらきにより相互に接近離間
動作する。圧入アーム26の先端にはヒンジピンPかそ
れぞれに鉛直状態で挿入支持されており、同時に各ヒン
ジピンPは圧入アーム26に付設したグリッパ28に挾
持されている。
そして、上記のように固定側ヒンジhaと可動側ヒンジ
hbとが位置決めされると、第3図の7リンダ29のは
たらきによりヒンジピン圧入装置21がピン25を中心
として旋回する。その結果、各圧入アーム26に支持さ
れているヒンジピンPが各ヒンジha、 hbのピン穴
1a、 lbと同一軸線上に位置決めされる。そののち
、油圧シリンダ27のはたらきにより圧入アーム26が
互いに離間する方向に移動することで、ヒンジピンPが
ピン穴1a、 lbに圧入される。つまり、第4図に示
すように上側のドアヒンジHについてはヒンジピンPが
上向きに、下側のドアヒンジHについてはヒンジピンP
が下向きにそれぞれ圧入される。なお、ヒンジピンPの
工大過程でグリッパ28が開いて逃げるために、グリッ
パ28が圧入作業の妨げとなることはない。
hbとが位置決めされると、第3図の7リンダ29のは
たらきによりヒンジピン圧入装置21がピン25を中心
として旋回する。その結果、各圧入アーム26に支持さ
れているヒンジピンPが各ヒンジha、 hbのピン穴
1a、 lbと同一軸線上に位置決めされる。そののち
、油圧シリンダ27のはたらきにより圧入アーム26が
互いに離間する方向に移動することで、ヒンジピンPが
ピン穴1a、 lbに圧入される。つまり、第4図に示
すように上側のドアヒンジHについてはヒンジピンPが
上向きに、下側のドアヒンジHについてはヒンジピンP
が下向きにそれぞれ圧入される。なお、ヒンジピンPの
工大過程でグリッパ28が開いて逃げるために、グリッ
パ28が圧入作業の妨げとなることはない。
発明の効果
以上のように本発明によれば、固定側ヒンジと可動側ヒ
ンジとの位置決め動作を複数段階に分け、先ず車体とド
アとの車幅方向の位置決めを行なったのち、いずれか一
方のヒンジに形成された舌片を載置部として可動側ヒン
ジを固定側ヒンジに載置し、この載置状態を基準として
可動側ヒンジを水平面内で移動させてピン穴同士を一致
させるようにしたものである。したがって、従来のよう
に双方のヒンジの三次元方向の位置決めを一気に行なう
場合と比べて位置決め動作の自由度が高く、その位置決
め作業の自動化を容易に実現できるほか、いわゆるヒン
ジピン説着方式のドア組み付けの完全自動化に大きく寄
与できる。
ンジとの位置決め動作を複数段階に分け、先ず車体とド
アとの車幅方向の位置決めを行なったのち、いずれか一
方のヒンジに形成された舌片を載置部として可動側ヒン
ジを固定側ヒンジに載置し、この載置状態を基準として
可動側ヒンジを水平面内で移動させてピン穴同士を一致
させるようにしたものである。したがって、従来のよう
に双方のヒンジの三次元方向の位置決めを一気に行なう
場合と比べて位置決め動作の自由度が高く、その位置決
め作業の自動化を容易に実現できるほか、いわゆるヒン
ジピン説着方式のドア組み付けの完全自動化に大きく寄
与できる。
第1図(A)、 (B)、(C)、(D)は本発明方法
の一実施例を示す工程説明図、第2図(A)、(B)。 (C)は第1図(A)、(B)、(C)の側面説明図、
第3図は本発明方法を用いたドア組付システムの説明図
、第4図はヒンジピン圧入装置の説明図、第5図は従来
のドアヒンジの説明図である。 la、 lb・・・ピン穴、6・・・ドア組付装置、2
1・・・ヒンジピン圧入装置、B・・車体、D・・・ド
ア、G・・・舌片、H・・・ドアヒンジ、ha・・・固
定側ヒンジ、hb・・・可動側ヒンジ、P・・・ヒンジ
ピン。 外2名
の一実施例を示す工程説明図、第2図(A)、(B)。 (C)は第1図(A)、(B)、(C)の側面説明図、
第3図は本発明方法を用いたドア組付システムの説明図
、第4図はヒンジピン圧入装置の説明図、第5図は従来
のドアヒンジの説明図である。 la、 lb・・・ピン穴、6・・・ドア組付装置、2
1・・・ヒンジピン圧入装置、B・・車体、D・・・ド
ア、G・・・舌片、H・・・ドアヒンジ、ha・・・固
定側ヒンジ、hb・・・可動側ヒンジ、P・・・ヒンジ
ピン。 外2名
Claims (1)
- (1)車体側には固定側ヒンジを、ドア側には可動側ヒ
ンジを予めそれぞれに固定しておき、双方のヒンジを相
互に位置決めしたのちにヒンジピンを挿入してドアを自
動的にヒンジ結合する方法であつて、固定側および可動
側のヒンジのうちいずれか一方に水平方向に突出する舌
片を予め形成しておき、ドアを位置決め支持しているド
ア組付装置の一部を車体側に突き当てることにより車体
とドアとについて車幅方向の位置決めを行なう工程と、
ドア組付装置に支持されているドアを下降させて、前記
舌片を載置部として可動側ヒンジを固定側ヒンジに載置
する工程と、前記載置状態を基準としてドア組付装置に
支持されているドアを水平面内で移動させることにより
、双方のヒンジの端部同士を突き当ててピン穴同士を一
致させる工程と、前記ピン穴に対しヒンジピン圧入装置
によりヒンジピンを圧入する工程とを含むことを特徴と
する自動車のドア組付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61130678A JPH07471B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 自動車のドア組付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61130678A JPH07471B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 自動車のドア組付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62286877A true JPS62286877A (ja) | 1987-12-12 |
JPH07471B2 JPH07471B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=15039995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61130678A Expired - Lifetime JPH07471B2 (ja) | 1986-06-05 | 1986-06-05 | 自動車のドア組付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07471B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6711800B2 (en) * | 2001-05-16 | 2004-03-30 | Utica Enterprises, Inc. | Method and apparatus for attaching a body panel to an automotive vehicle frame |
-
1986
- 1986-06-05 JP JP61130678A patent/JPH07471B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6711800B2 (en) * | 2001-05-16 | 2004-03-30 | Utica Enterprises, Inc. | Method and apparatus for attaching a body panel to an automotive vehicle frame |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07471B2 (ja) | 1995-01-11 |
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