JPS62286677A - 2相ステンレス鋼材の溶接方法 - Google Patents

2相ステンレス鋼材の溶接方法

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JPS62286677A
JPS62286677A JP12995886A JP12995886A JPS62286677A JP S62286677 A JPS62286677 A JP S62286677A JP 12995886 A JP12995886 A JP 12995886A JP 12995886 A JP12995886 A JP 12995886A JP S62286677 A JPS62286677 A JP S62286677A
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gas
welding
stainless steel
pitting corrosion
core wire
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Masakatsu Ueda
昌克 植田
Akio Ikeda
昭夫 池田
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐孔食性が良好なオーステナイト・フェライト
2相ステンレス鋼材同士を突合せ溶接した場合の溶接部
も耐・孔食性を良好とし得る2相ステンレス鋼材の溶接
方法を提供するものである。
〔従来技術〕
油井、ガス井にて採取された油、ガスを輸送するために
オーステナイト・フェライト2相ステンレス溝管が使用
されている。これは、浦、ガス中に腐食作用があるCO
2、CI−、Na ” 、  H2S等を含むか・らで
あ怜、また鋼管が海水に?+?M又は接触した状態で使
用されることが多く、海水による腐食を防止するためで
ある。更に、30℃の塩化第2鉄溶液への浸漬テスト(
ASTM G48)に合格することが要求されるからで
ある。
そして、上記2相ステンレス鋼管を?g接して連結する
場・合、腐食環境下での使用であるため、母材成分と同
程度の組成の溶接心線を用いて?g接している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のようにして連結される鋼管は、母
材が浸漬テストに合格しても溶接部が不合格となること
があった。これは、母材と同組成の溶接心線を使用して
溶接しても耐孔食性に有効な元素、例えばCr、 Mo
、 N等がCr23C6+Fe 2 Mo。
Cr2 Nとして析出し、母材よりも溶接部で少なくな
り、また、高温の溶接部では組織がフェライト単相とて
り易く、このフェライト相がNを殆ど固溶しないためで
ある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、耐孔
食性が良好な溶接部を得ることができる2相ステンレス
鋼材の溶接方法を提供することを目的とする。
C問題点を解決するための手段〕 本発明は2相ステンレス鋼材の溶接部をオーステナイト
・フェライトの2相組織としてNを固溶せしめ得るガス
によりシールし、また耐孔食性に有効な元素及び熔融金
属中でNを固溶させ易くする元素を含んだ組成の心線を
用いて溶接する。部ち、本発明に係る2相ステンレス鋼
材の溶接方法は、オーステナイト・フェライト2相ステ
ンレス鋼材同士を突合せて多層盛溶接を行う方法におい
て、酸素ガス及び/又は二酸化炭素ガスを体積率で1乃
至5%以上含む不活性ガスとの混合ガスにより突合せ部
周辺をシールし、また組成が重量率でC≦0.06%、
 Si51%、 l’In≦2%、P≦0.03%。
S≦0.01%、 Cr : 20〜28%、 Ni 
: 6〜12%、Mo:2.5 〜4.5  %、  
Sol、  八β≦0.3  %、N:0.13〜0.
3%を含み、残部が実質的にFeよりなり、またCr+
3Mo  +i、s W+16N≧34.5. −2 
 (Cr23C6+1.5W+16N)+60≦Ni+
30 (C+N)  +0.5Mn  +(1,2−1
,1・(Cr+Mo+1.5Si )≦−3を満足する
溶接心線を用いて溶接することを特徴とする。
〔作用〕
本発明にあっては、シールド用の混合ガスより窒素を固
溶させ易くする酸素、二酸化炭素が、また、熔融金属中
の窒素の活量を向上させ得、或いは耐孔食性を向上させ
1尋るCr、 Mo、 W、 Ni、等の元素及び窒素
が溶接心線より溶接部へ与えられる。
〔実施例〕
以下本発明を図面に基づき具体的に説明する。
第1図は本発明をガスタングステンアーク溶接方法(G
T静)に通用した場合の実施状態を示す模式的縦断面図
であり、図中1は被溶接材たるオーステナイト・フェラ
イト2相ステンレス鋼管(以下単に鋼管という)である
、鋼管1はこれを軸長方向に突合せ溶接すべく相対向す
る鋼管1′の端面に突合せられており、突合せ部には全
周に亘って例えばV形開先が設けられている。また、鋼
管lは後に説明するように、組成がCr+3Mo +1
.5 W+16N≧32.7であり、組織がフェライト
の体積/オーステナイトの体積比率が40〜60(体積
%)であるものが好ましい。
開先の外側にはタングステン電極5及び溶接心線4例え
ば溶接ワイヤが鋼管1の周方向に回動可能に図示しない
移動手段により設けられており、タングステン電極5の
外側はその先端側に向けてシールド用の混合ガス(以下
シールドガスという)6、例えば酸素ガス及び/又は二
酸化炭素ガスを体積率で1乃至5%含む靜ガス、11e
ガス等の不活性ガスとの混合ガスが噴出されるようにな
っており、溶接部のシールがなされる。
前記V形量先部の管内側には、管内径より少し小さい外
径であって管と同心状に設けられた円筒部の両端に、夫
々鋼管1及び1′の内面に達するように、つまり外径が
鋼管1,1′の内径に等しく、内径が上記円筒部の内径
に等しい中空円$状の側板が取付けられたバッキング装
置2が設けられており、バンキング装置2と鋼管1及び
1′とで囲まれた領域にはバックシールド用の混合ガス
(以下バンキングガスという)3が供給されるようにな
っている。
バッキングガス3はシールドガス6同様、Mffiガス
及び/又は二酸化炭素ガスを体積率で1乃至5%含む不
活性ガスとの混合ガスを使用し、その圧力は外気圧と等
しいか宕干高い値とし、常に連続的に一定!補充する状
態にしておく。
図示しない溶接電源からの通電によりタングステン電極
5の先端からアークが発生すると前記溶接心線4及び鋼
管l、1′の開先部が溶融されて初層の溶接部5!1a
が形成される。
この溶融金属1aは主として母材たる鋼管1,1′が熔
融したものからなり、熔融の際、管外側をシールドガス
6により、また管内側をバフキングガス3によりシール
する。このため、溶接部glaには酸素及び/又は二酸
化炭素が所要量含有せしめられ、溶接金属1aはオース
テナイトとフェライトの2相組織となる。また、溶接心
線4として次の組成のものを使用して溶接する。即ち、
重量率でC≦0.06%+ Si51%、 Mn52%
、P≦0.03%。
S≦0.01%、 Cr : 20〜28%、 Ni 
: 6〜12%1MO:2.5〜4.5%、 Sol、
 Al≦0.3%、N : 0.13〜0.3%を含ん
でいるか又はこれらにW≦1%、 Cu52%の1種以
上を更に含んでおり、残部が実質的にFeよりなり、ま
た下記(11,+21. +31式を満足する溶接心線
を使用する。
Cr+3Mo +1.5 W+16N≦34.5   
−+11Niバランス≦−3・・・(2) Niバランス≧−2P、1.  +60      ・
・・(3)但し、Niバランス=Ni+30 (C+N
)  +0.5Mn十8.2 −1.1  ・(Cr+
Mo+1.55i  )  <ii量%)P、1.−C
r+3Mo  +t、s  W +16N  (ilj
量%)これにより、溶接金属la中には窒素が更に入り
、またこの他にCr、Mo、  W、 Ni等が入る。
またバンキングガス3が常に一定流量で補充されており
、このため溶接部N1aは組成変化がない。
斯かる溶接は前述の溶接金属を形成しながら開先に沿っ
て順次進行、すなわちアークが発生しているトーチを管
の周方向に移動させて、連続的に窒素を吸収した溶接金
属laを形成でき、それによって耐孔食性にすぐれた溶
接金属1aを得ることが可焼となる。
その後、溶接金屈la上を溶接する。このときの2層目
以降の溶接金属は主として溶接心線4が溶融されたもの
によりなっており、シールドガス6中の酸素ガス及び/
又は二酸化炭素ガスにより溶接心線4中の窒素が、2層
目以降の溶接金尿にこれらのガスを含まない場合に比べ
て多く含有され、また、溶接心線4中に含有せしめたC
r、 Mo、 W。
Ni等が2層目以降の溶接金属に含有される。
従って、厚み方向全域に亘って耐孔食性に優れた溶接部
を得ることが可能である。
次にバンキングガス3.シールドガス6及び溶接心線4
の組成限定理由について述べる。
バンキングガス:第2図は横軸にバッキングガス中の0
2 、 CO2の体H1混合率(%)をとり、縦軸に初
層の溶接金属中の窒素ガス含有率(重量%)をとって、
両者の関係を示したグラフであり、Q印は02ガスを、
Δ印はC02ガスをバッキングガスの構成分として用い
た場合であり、φ印は溶接心線中の窒素含有率を示す。
o2及び/又はC02ガスが体積率で1%以下又は5%
以上のバンキングガスの場合には耐孔食性に有効である
Nの溶接金属中への吸収量が少なく、このために孔食を
防止できない。また、5%以上の場合にはブローホール
が生じる。従ってバンキングガスはo2及び/又はC0
2ガスを体積率で1乃至5%含有する不活性ガスとの混
合ガスとした。
シールドガス:第3図は横軸にシールドガス中の窒素ガ
スの体積混合率(%)をとり、縦軸に2層目以降の溶接
金属中の窒素ガス含有率<rim%)をとって、両者の
関係を示したグラフであり、O印、Δ印、・印は第2図
と同様である。02及び/又はC02ガスが体積率で1
%以下又は5%以上のシールドガスの場合には、心線中
に含まれる窒素による溶接金属中のN%上昇分を考慮し
ても耐孔食性に有効であるNの溶接金属中への吸収量が
少なく、このために孔食を防止できない。また5  。
%以上の場合にはブローホールが生じる。従ってシール
ドガスはo2及び/又はCO2ガスを体積率で1乃至5
%含有する不活性ガスとの混合ガスとした。
溶接心線: (al  C C含有量が0.06%を超えると結晶粒界にCr系炭化
物が形成されると共にCr欠乏層が生じ、これが孔食の
起点となる。このことから、C含有量を正量率で0.0
6%以下と定めた。
山)  別 Siは鋼のJ111!m成分として必要であるが、その
含有量が1.0%を超えると靭性が劣化することから、
Si含有量は重量率で1.0%以下と定めた。
tel   Mn MnはSiと同様に鋼の脱酸成分として好ましいものが
あるが、耐食性能にほとんど影響を及ぼさない成分であ
る上、多!l添加は経済的不利につながることから、M
n含有量は2.0%以下と定めた。
+d)   P Pは鋼中へ不可避的に随伴される不純物元素の1つであ
るが、その含有量が0.03%を超えると割れ感受性が
高まることから、P含有量を0.03%以下と定めた。
[el  S Sも鋼の不可避的不純物元素の1つであるが、その含有
量が0.01%を超えると靭性の劣化を招くことから、
S含有量は0.01%以下と定めた。
(fl   Cr C「には鋼の耐孔食性を向上させる作用があり、かつフ
ェライト相の生成を助長する元素であるが、その含有量
が20%未満では前記作用に所望の効果が得られず、一
方、28%を超えて含有させるとσ脆性も発生しやすく
なる上、所望のNiバランスを確保するのが困難となる
ことがら、Cr含有量は20〜28%と定めた。
Ig’l   Ni Niはオーステナイト相を生成するのに極めて有効な成
分であり、所望のNiバランスを確保してフェライト相
とオーステナイト相の比を1近傍に調整する必要上、N
i含有量は6〜12%と定めた。
(hl  M。
MoにはCrと同様に鋼の耐孔食性を向上させる作用が
あり、その添加効果はC「よりも大きく、しがちフェラ
イト相の生成を助長する元素でもある。
そして、Mo含有量が2.5%未満では所望の耐孔食性
を確保することができず、一方、4.5%を超える含有
させると鋼の靭性を害するようになることから、Mo含
有量は2.5〜4.5%と定めた。
(1)N Nは鋼が腐食された場合にNllコを形成して腐食性溶
液と鋼との界面のpHをアルカリ側に移す作用があると
言われており、鋼の耐孔食性向上に有効な元素である。
また、オーステナイト相の生成を促す元素としても知ら
れている。そして、N含有量が0.13%未満では所望
の耐孔食性を確保することができず、一方、0.30%
を超えて含有させると靭性の劣化が著しくなることがら
N含有量は0.13〜0.30%と定めた。
fjl  Sol、Al 5o1.AIは、Si及びMnと同様に鋼の脱酸成分と
して有効なものであり、0.3%までの含有量ではこの
発明の2相ステンレス鋼の特性に悪影響を及ぼすことが
ないことから、Sol、AI含有量を0.3%以下と定
めた。
[kl  W及びCu これらの成分には鋼の耐食性をより一層向上させる作用
があるので、必要により1種または2種の添加がなされ
るものである。特にWはMoと同様の作用を有している
ものであるが、経済性を考慮してその含有量を1.0%
以下と定め、一方、Cu含有量が2.0%を超えると靭
性が劣化することから、Cu含有量は2.0%以下と定
めた。
flJ  P、[、値 式、P、1.=Cr+3No + 1.5W+16N 
(正41%)で算出されるP、 1.値が34.5未満
では良好な耐食性が発揮されず、34.5以上の範囲で
はじめて汚泥を含む海水環境中においても優れた耐食性
を示すようになることから、P、 [、値を34.5以
上と限定した。
fml  Niバランス値 式、 Niバランス=Ni+30 (C+N)  +0.5M
n  +8.21.1・(Cr+Mo+ 1.55i)
   (fflI!%)で算出されるNiバランス値が
≦−3がっ≧−2P、 [。
+60を満たすと、汚泥を含む海水環境等の過酷な条件
で所望の優れた耐孔食性を確保できる。Niバランスが
一3以上では凝固形態がα+γ凝固となり、α中にσが
生成し、このσが耐孔食性を劣化させるため、Niバラ
ンス≦−3とする。Niバランスが一2P、1.+60
未g ”t? ハcx fffが多く 、Cr23C6
,Cr2 N。
Fe 2 Mo等の析出物の近傍のCr、 Mo、  
Nの成分が少なくなったところで孔食が発生するため、
Niバランスを一2P、[、+60以上とする。
ところで、母材は組成がCr+3Mo + 1.5W+
16N≧32.7 (重量%)、α/γ比率が40〜6
0(体積%)であれば、母材自体の耐孔食性が良好であ
り、また溶接部の耐孔食性に影響を与えない。
第4図は本発明の他の実施例を示す模式図であり、本発
明をガスメタルアーク溶接法1!pちGMAW熔接法に
通用した場合を示す、第1図と同一部分には同一番号を
付している。この溶接法による場合は、溶接ワイヤ4の
先端が熔融され、これがアークとなって、鋼管1.1′
を突合せた開先部が溶接されて初層の溶接金属1a等が
形成される。
この場合であっても、鋼管11’の内側、外側を夫々前
同様のバンキングガス3、シールドガス6にてシールし
、また組成を規定した前同様の溶接心線4を使用して溶
接する限りは、溶接金属中に固溶窒素を量論的に確保で
き、これにより耐孔食性に優れた溶接部を得ることがで
きる。
次に、溶接心線、バンキングガス及びシールドガスの組
成を種々変更して溶接した場合の各f6接部の耐孔食性
について説明する。
第1表は用いた心線、バンキングガス及びシールドガス
の各組成、母材の組成、溶体化(1050℃x2hr)
の有無、溶接法の種類、AST−G4B規定(30℃)
の試験結果をまとめた表であり、試験結果の○印は孔食
発生がなかった場合、x印は孔食が発生した場合を夫々
示している。
実施例の中の太線は本発明により溶接した場合の試験結
果を示しており、従来例及び実施例の太線を外れた部分
は本発明に該当しない溶接による場合による場合の結果
であり、比較例1は母材のP、1.が好ましい範囲の下
限値32.7よりも小さい場合の結果であり、比較例2
は母材のα/γ比率が40%〜60%を外れる場合の結
果である。試験片としては第5図に示す如く肉厚tom
の鋼管を溶接してできた管外側が幅15m5の溶接部の
周りから、管軸長方向に40−1周方向に20.、で採
取したものを使用した。
この表より理解される如く、本発明による場合(太線部
分)に息げ材と共に溶接部でも腐食テストに合格させf
、’iる。また、母材についてはα/γ比率、P、1.
値等を厳選したものを使用するのが母材、溶接部共に耐
孔食性を合格させる上で好ましい。
斯かる本発明により溶接した場合は溶接した管に腐食を
促進するような化学薬品等を流しても溶接部FA 1 
aに孔食の発生がない。また管を海水中に浸漬しても管
外側の溶接金属に孔食の発生がない。
なお、上記実施例ではオーステナイト・フェライト2相
ステンレス鋼管を溶接しているが、本発明はこれに限ら
ずオーステナイト・フェライト2相ステンレス鋼板等他
の形状のものにも通用できることは勿論である。
〔効果〕
以上詳述した如(本発明による場合は、溶接部に窒素を
所要量含有せしめ得るので、耐孔食性が良好な溶接部を
得ることができ、このため溶接部が海水、油、ガス、化
学薬品等と接触しても孔食の発生がなく、長期に亘って
破壊のない構造物等の製造が可能となる等、本発明は優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施状態を示す模式的縦断面図、第2
図はバンキングガス中の窒素ガス量と初石の溶融全屈の
窒素量との関係を示すグラフ、第3図はシールドガス中
の窒素ガス量と2層目以降の熔融全屈の窒素量との関係
を示すグラフ、第4図は本発明の他の実施例を示す模式
的縦断面図、第5図は腐食テスト用の試験片を示す模式
図である。 1.1′・・・オーステナイト・フェライト2相ステン
レス鋼管  1a・・・溶接全屈  3・・・バッキン
グガス  4・・・ン容度心線  6・・・シールドガ
ス中 許 出願人  住友金屈工業株式会社代理人 弁
理士  河  野  登  夫7クツ今ノグがス中の(
h、C(htrI#寅混合学図)第 2 図 シールドがス中のOs 、 CO2の体積滉合牢C%ン
第3図 第ダ図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、オーステナイト・フェライト2相ステンレス鋼材同
    士を突合せて多層盛溶接を行う方法において、 酸素ガス及び/又は二酸化炭素ガスを体積率で1乃至5
    %含む不活性ガスとの混合ガスにより突合せ部周辺をシ
    ールし、また組成が重量率でC≦0.06%、Si≦1
    %、Mn≦2%、P≦0.03%、S≦0.01%、C
    r:20〜28%、Ni:6〜12%、Mo:2.5〜
    4.5%、Sol、Al≦0.3%、N:0.13〜0
    .3%を含み、残部が実質的にFeよりなり、またCr
    +3Mo+1.5W+16N≧34.5、−2(Cr+
    3Mo+1.5W+16N)+60≦Ni+30(C+
    N)+0.5Mn+8.2−1.1・(Cr+Mo+1
    .5Si)≦−3を満足する溶接心線を用いて溶接する
    ことを特徴とする2相ステンレス鋼材の溶接方法。
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