JPS62286630A - Nc制御式ロ−ラ−フイ−ダ−の制御方法 - Google Patents

Nc制御式ロ−ラ−フイ−ダ−の制御方法

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JPS62286630A
JPS62286630A JP12952586A JP12952586A JPS62286630A JP S62286630 A JPS62286630 A JP S62286630A JP 12952586 A JP12952586 A JP 12952586A JP 12952586 A JP12952586 A JP 12952586A JP S62286630 A JPS62286630 A JP S62286630A
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roller
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JP12952586A
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Kinichi Ogawa
欣一 小川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) この発明は、プレス機に設置される抜き型等の型内に帯
状鉄板等の帯状板材を連続的に自動供給し得るローラー
フィーダーにおける制御方法に関するものである。
(従来技術〕 従来、抜き型等を取り付けたプレス機の型内に帯状鉄板
等を自動供給し得るNC制御式ローラーフィーダーにお
いては、予め設定された一定の加速度を有するモーター
にてローラーを回転許せ、そのローラーにより帯状鉄板
を型内に供給していた。
尚、プレス機はその種類によって種々の回転数にて運転
きれるが、1台ごとのプレス機についてはその回転数は
一定したものであり、第6図において示すように、プレ
ス機のグイベース上に設置された下型に対し、プレス機
のクランクに取り付けられた上型が待機位置から整合位
置を経て再び待機位置に至るワンストロークにおいては
、クランクの第6図の下死点Q位置において打も抜さ作
業等が行なわれ、徐々に上死点Uに向かって上型が抜き
取られる。この時、実際に打ち抜き作業を行なうのは下
死点Qの手前の0点から下死点Qを通過したR点までの
約90°〜180°の角度範囲であり、残りの180°
〜270@の範囲においては上型は下型より離反されて
おり、上型がR点を通過し再び作業開始点Oに至る間に
ワークとなる帯状鉄板が下型に対し水平方向に送られ打
ち抜き位置にセットされる。従って、ワークである帯状
鉄板の送りに使用できる時間は、60秒/RPMX18
0’ 〜270°/3600である。例えば、プレスの
回転数が6ORPMであるとする場合、上記式より帯状
鉄板の送りに使用できる時間は0.5秒〜0.75秒と
なる。即ち、最少時間の0.5秒を採用する時には、例
えばローラーフィーダーに内蔵されているサーボモータ
ーの最高速度が60m/分である場合、速度0から前記
最高速度に達するまでの加速時間を0.2秒とすると0
.5秒間に300mの送りが可能となる。
この送り状態を第7図に示す。
即ち、第7図Hで示す折直線のように、0.2秒間で設
定加速度にて最高速度までモーターが回転され、0.2
秒〜0.3秒間は最高速度が維持され、0.3秒を過ぎ
た後には設定加速度に等しい減速度で減速され、0.5
秒後に帯状鉄板の送りが停止され約300111iIの
送りとなる。即ち、第7図におけるX軸と折直線Hにて
囲まれる面積が送り量として表わされる。
ところが実際の打ち抜き作業等におけるワーク送り量は
300m1llに達することは少なく、通常はそれ以下
の送り量にて帯状鉄板が送られるのであるが、従来にお
いてはモーターの加速度は一定加速度に設定され、等加
速度にて最高速度までモーター回転が上昇され、最高速
度から急激に前記加速度と同様な減速をして所定の送り
量を送っていた。
例えば、帯状鉄板を501TllTl送る場合には第7
図Iに示すように山形状の送り線となる。即ら、0.1
秒間は急激に加速し、0.1秒の地点より急激に減速し
て、0.2秒後には所定の5Qmmの送りを完了してい
たのである。このような従来の送り方法にあっては、急
加速、急減速を繰り返し所定距離まで帯状鉄板が送られ
るため、通常0゜4秒〜0.3秒以下の時間で最高速度
までモーターを加速すると、モーターにより回転されて
いる帯状鉄板を送るためのローラーと帯状鉄板との間に
スリップが生じ、送り精度が不正確となるとともに、ロ
ーラーと帯状鉄板間のスリップによりローラーの摩耗が
生ずるという問題点があった。
そのため、摩耗等によりローラーフィーダーの寿命が短
くなるという問題点も生じていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって
、帯状板材を下型に対し送る際に、ローラーフィーダー
のローラーと帯状板材間のスリップの発生を回避し、送
り精度を向上きせることのできるNo制御式ローラーフ
ィーダーの送り制御方法を提供せんことを目的とし、そ
の要旨は、帯状板材を挾持状に送り出すローラーと、該
ローラーを駆動するモーターと、該モーターを制御する
制御手段とを備え、プレス機の金型内に外部より帯状板
材を自動供給し得るNC制御式ローラーフィーダーの制
御方法であって、前記制御手段に外部より入力される帯
状板材の実送り量と、制御手段内に予め設定入力されて
いる帯状板材の最大送り量とを比較し、実送り量の方が
小なる時は、制御手段内に予め設定入力されているモー
ターの最大加速度と前記最大送り量を実送り量で除した
数値との積より補正加速度を求め、該演算にて得られる
補正加速度にてモーターを駆動することを特徴とするN
C制御式ローラーフィーダーの制御方法とするものであ
る。
(作用) ローラーフィーダー内の帯状板材を送るためのローラー
を駆動するモーターには勿御手段が接続されており、こ
の制御手段に外部より帯状板材の実際の実送り量、即ち
、打ち抜き製品等の種類により決定きれるワークの送り
量を入力し、この入力された実送り量と、予め制御手段
内に入力されているプレスの回転数等により定まる帯状
板材の最大送り量とを、制御手段内にて比較し、最大送
り量に対し入力された実送り量が小さい時には、制御手
段内に予め入力されているローラーフィーダーのモータ
ー特性等より決定されるモーターの最大加速度に対し、
前記最大送り量を実送り量で除した数値をかけ合わせ、
これより求められた最大加速度に対する補正加速度にて
モーターを駆動することにより、送り量の少ない場合に
は補正された緩やかな加速度にてモーターが回転きれ、
送りに許容される最大時間を使用して所定距離まで帯状
板材が送られるため、ローラーと帯状板材との間にスリ
ップが生ずることが回避される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、第1図及び第2図においてローラーフィーダーの
機械的構造を説明すると、プレス機のプレスダイベース
Dの上面には打ち抜き型等の下型Sが固定されており、
このプレスダイベースDの側面にはローラーフィーダー
1が設置され、このローラーフィーダー1にて薄板状に
形成きれた帯状鉄板Wが前記下型S内に連続的に自動供
給される。即ち、このローラーフィーダー1はプレスダ
イベースDの側面に固定された固定台板8に上下摺動可
能に設置された摺動板7を介しボルト9にて固定された
ものであり、固定板8より外方に突設したステー8aに
上下調節可能に取り付けられたゴムクッション12上に
このローラーフィーダー1の底面が当接しており、ロー
ラーフィーダー1はゴムクッション12にてプレス機か
らの衝撃振動を緩衝し得る取付構造とされている。
ローラーフィーダー1の前面(1jlには、帯状鉄板W
をローラーフィーダー1の前面側に穿設された入口導孔
3内に案内するための案内ローラー5及び入口ローラー
6がローラー保持板4を介し取り付けられており、この
案内ローラー5及び入口ローラー6により案内されて入
口導孔3内に導かれた帯状鉄板Wは、フィーダーケース
2内の上ローラ−21及び下ローラ−20により挟持き
れつつ、下ローラ−20が回転されることによりフィー
ダーケース2の後方面に穿設された出口導孔26より外
方に送られ前記下型S内に供給される。即ら、第2図に
おいてローラーフィーダー1のフィーダーケース2内に
は、後述するコントロールボード等の制御手段にて制御
されるサーボモーター17が設置されており、このサー
ボモーター17のモーター@17aとその上方に設置き
れた円板状のメインプーリー18とはタイミングベルト
19により連繋されている。このメインプーリー18と
同軸上に前記下ローラ−20が設置きれており、サーボ
モーター17の回転によりメインプーリー18を介し下
ローラ−20は適宜回転きれる。前記上ローラ−21は
アーム22に回転可能に軸支されており、アーム22は
アーム軸23に支持されて図示左方向に回動可能となっ
ている。通常はアーム22は図示右下端部に垂下状に設
置きれたロッド24に係止され、このロッド24の下端
部に設けられているスプリング25の付勢力により下方
向、即ち下ローラ−20側に引っ張られた状態となって
いる。従って、上ローラ−21は通常は下ローラ−20
に抑圧状態となるように設置されている。図中にはアー
ム22の右端部が必要以上に下動しないように係止する
ための係止軸である。尚、図中27はフィーダーケース
2の外方又は内方に設置されたハンドルであって、その
上端部にはカム28が偏心状に取り付けられており、こ
のハンドル27を時計方向に回動させることによりカム
28を介しアーム22を上方に回動させることができる
構造となっている。これは、緊急時等において上ローラ
−21を下ローラ−20より離反させるためのものであ
る。さらに、図中30はシリンダーであって、そのシリ
ンダーロッド29は前記ハンドル27の下端部に近接し
て設けられ、緊急時にシリンダー30が作動することに
よりシリンダーロッド29が突出しハンドル27を回動
させる構造となっている。このような構造を有するロー
ラーフィーダー1のサーボモーター17を制御する制御
手段を第3図に示し説明する。
制御手段はNCコントロールボード35と、このコント
ロールボード35の外方に取り付けられた外部ディジタ
ルスイッチ36を有し、NCコントロールボード35上
には、このローラーフィーダー1が設置きれるプレス機
の回転数等により決定される帯状鉄板Wの最大送り量を
設定するためのディジタルスイッチ又はデツプスイッチ
37が設置されている。さらに、サーボモーター17の
特性により決定されるモーターの最高加速度設定用のデ
ツプスイッチ38が備えられている。この前記ディジタ
ルスイッチ37及びデツプスイッチ38には、ともにプ
レスの回転数、サーボモーター17の特性等により決定
きれ、前記第6図に示すように予め計算にて算出できる
数値が入力されるものであり、ローラーフィーダー1を
設置する業者にて予め所定設定値が入力される。図中3
9は前記ディジタルスイッチ37及びデツプスイッチ3
8と接続されたCPUボードであって、周知のマイクロ
プロセッサ−にて構成され、基本的にはCPU、4にバ
イトROM40 、256バイトRAM41より構成さ
れており、ROM40内にはこのCPUを制御するプロ
グラムが書き込まれている。従って、CPUはROM4
0内のプログラムに従って、前記外部ディジタルスイッ
チ36、ディジタルスイッチ37.デツプスイッチ38
より必要とされる外部データを取り込んだり、或いは、
RAM41との間でデータの授受を行なったりしながら
演算処理し、必要に応じて処理したデータをパルスジェ
ネレータ42に出力するものである。パルスジェネレー
タ42は本例においてはインクリメンタル型のものが採
用されており、その回転方向が弁別できる構造となって
いる。従って、CPUボード39からこのパルスジェネ
レータ42に対し送り量指令及び加速度指令の命令信号
が出力される。
図中43は偏差カウンターであって、前記パルスジェネ
レータ42より帯状鉄板Wの送り量に対応した正転又は
逆転の指令パルスが送り込まれる。
図中44はDAコンバータであって、前記偏差カウンタ
ーにたまったパルス数に比例した電圧を発生させるもの
である。このDAコンバータ44はサーボ増幅器45に
接続されており、このサーボ増幅器45にて前記DAコ
ンバータ44より出力きれる指令電圧が増幅される。こ
のサーボ増幅器45は前記ローラーフィーダー1内に設
置されたサーボモーター17に動力線を介し接続されて
おり、サーボモーター17に増幅した駆動電圧を供給す
るものである。
尚、本例においてはこのサーボモーター17にはロータ
リエンコーダ47及びタフジェネレータ・  46が接
続されており、サーボモータ17が駆動きれることによ
りロータリエンコーダ47及びタコジェネレータ46が
回転し、ロークリエンコーダ47より前記偏差カウンタ
ー43内にサーボモータ17の回転による送り量がフィ
ードバックされる。又、タコジェネレータ46はサーボ
モータ17の回転速度を前記サーボ増幅器45内のコン
パレータ45aに電圧値としてフィードバックするもの
であり、モーター回転速度に比例した電圧がコンパレー
タ45a内にフィードバラクサレることによりサーボモ
ータ17の速度が安定値に制御される。即ち、ロークリ
エンコーダ47よりサーボモータ17の回転による帯状
鉄板Wの送り量がパルス値としてフィードバックされる
ため、偏差カウンター43内において、前記パルスジェ
ネレータ42より指令されたパルスのカウントを減算す
ることとなり、パルスジェネレータ42からの指令パル
スとロークリエンコーダ47からフィードバックされる
パルス数とが偏差カウンター43内にて等しくなった時
点で、サーボモータ17の回転は停止され所定位置まで
帯状鉄板Wが送られることとなる。
このように構成された制御手段において、下型Sにて打
ち抜き等の作業をするに当り、その作業に適合した帯状
鉄板Wの送り量が、作業者により前記外部ディジタルス
イッチ36内に送りflrrrmとして入力される。
その入力値をDとし、前記ディジタルスイッチ37に予
め設定入力された最大送り1ntoをBとし、前記加速
度設定用のデツプスイッチ38に予め設定入力されてい
るモータの最高加速度をAとシタ場合、前記CPUボー
ド39内(7)ROM40に記憶されている第4図のプ
ログラムに従い制御プログラムを説明すると、先ず、C
PUボード39は電源がONされることにより、前記外
部ディジタルスイッチ36内に入力された加工品に適合
した送り−jLDを取り込みRAM41内にストアする
(ステップ1)。その送り量り値を内部処理(ステップ
2)した後、パルスジェネレータ42へ送り量指令パル
スとして出力する(ステップ3)。従来の制御方法にお
いては、この状態にて偏差カウンター43内に指令信号
が送られ、サーボモータが指令された送りff1Dだけ
定加速度で回転することとなるのであるが、本例におい
ては、ここで、デツプスイッチ38に予め入力されてい
るサーボモータ17の最高加速度の設定値AをCPUボ
ード39に取り込みRAM41内にストアする(ステッ
プ4)。さらにディジタルスイッチ37に予め設定され
ている最大送り量の設定値BをCPUボード39内に取
り込みRAM41内にストアする(ステップ5)。この
状態にて最大送り量Bと実際の送り量りとが比較される
(ステップ6)。B値に対し、D値が同じか又はD値が
犬なる時には、メモリされている最大加速度値Aをパル
スジェネレータ42へ出力する(ステップ7)。従って
、この状態においては帯状鉄板Wの送り量は相当大きな
ものであるため、第7図Hに示すような送り直線にて帯
状鉄板Wが送られることとなる。即ち、例えばプレスの
回転数を60RPM、サーボモーター17の最高速度を
60m/分、サーボモーター17の速度Oから前記最高
速度に達するまでの加速時間を0.2秒とすると、サー
ボモータ17は最高加速にて0.2秒後には最高速度に
達し、この最高速度でo、i秒間運転した後、同様な減
速度をもって0゜5秒後に所定距離にて停止きれること
となる。
一方、B値に対しD値が4%さい場合には、CPUボー
ド39内にて、B÷D−Eの演算が行なわれる(ステッ
プ8)。即ち、実際の送り量D(7)最大送り量Bに対
する割合をメモリEとして算出するものである。次にこ
の算出きれた割合値メモリEを最大加速度値のA値と掛
は合わせて、実際の送り量の割合に応じた加速度として
メモリFを算出する(ステップ9)。この算出きれたメ
モリFヲ前記パルスジェネレータ42へ出力する(ステ
ップ10)。従って、この状態においては算出されたメ
モリFの加速度にてサーボモータ17が駆動されること
となる。例えば、外部ディジタルスイッチ36に入力き
れるD値を50皿とし、ディジタルスイッチ37に予め
設定される最大送りiB値を300mとし、デツプスイ
ッチ38に予め入力される最大加速度A値を0.2秒(
θ〜最高スピード迄要する時間の加速度)とした場合、
前記ステップ8及びステップ9における演算式において
、300150X0.2=1.2秒(0〜最高速度に達
する迄1.2秒の加速度)となり、メモリFは1.2秒
となる。従って、前記プログラムによりサーボモータ1
7が制御されて下ローラ−20が回転され帯状鉄板Wが
下型Sに対し送られる時には、第5図Kに示す送り線と
なる。即ち、従来の50mの送り量の送り線は工である
が、この従来の送り線工においては最高加速度にて加速
され、速度30m/分となった時点で減速きれ、0.2
秒後に50Rnの所定位置まで送られるが、本例のプロ
グラムによる送り線Kにおいては、12.25m/分の
速度に達するまで緩やかに加速きれ、その後に同様な減
速度にて0゜5秒後に50mmの所定位置に停止きれる
。即ち、従来においては50m1l+送るのに0.2秒
で送り終わってしまい、その後0.3秒間は停止して待
機する状態となっていたが、本例の制御における送り状
態では、50胴送るのに0.5秒一杯を使いゆっくりと
送ることとなる。即ち、加工物に対する実際の送りll
)に合わせてサーボモータ17の加速度を変化させるも
のであり、1回の送り+iDと最大に送ることのできる
最大送りff1Bを比較し、Dが小さい割合分だけ加速
度を同じ割合分設高加速度Aに対し緩やかにし、緩やか
な加速度にてゆっくりと帯状鉄板Wを送るのである。従
って、従来の制御方法に比し、下ローラ−20及び上ロ
ーラ−21と帯状鉄板Wとのスリップがなく、下ローラ
−20及び上ローラ−21に摩耗が生じることが回避き
れ、その分、送り精度が正確であり、所定位置に正確に
帯状鉄板Wを送ることができる。又、ローラーに摩耗が
生じないためローラーの寿命が増大し、さらに急加速度
にて、サーボモータ17を作動させることがないため消
費電力が少なくて済むという効果を生じる。
尚、上記実施例においては、ディジタルスイッチ37.
デツプスイッチ38を使用し、帯状鉄板Wの最大送り量
、モーターの最高加速度を入力していたが、これらディ
ジタルスイッチ37.デツプスイッチ38をなくシ、予
めメモリー内に最大送り量、最高加速度を記憶きせるこ
ともできる。
又、タフジェネレータ46を省略し、エンコーダ47の
出力パルスを周波数−電圧変換器(F・7回路)によっ
て、パルスの周波数に比例した電圧に変え速度検出を行
なうように構成してもよい。
更に、エンコーダを用いたDCサーボに変え油圧サーボ
等に変更してもよい。即ち、本発明は上記実施例に限定
されるものではなく、要は、帯状板材を挾持状に送り出
すローラーと、該ローラーを駆動するモーターと、該モ
ーターを制御する制御手段とを備え、プレス機の金型内
に外部より帯状板材を自動供給し得るNC制御式ローラ
ーフィーダーにおいて、帯状板材の実際の送りiDに合
わせてモータの加速度を変化させるものであり、1回の
送り量りと最大に送ることのできる最大送り量Bを比較
し、Dが小さい割合分だけ加速度を最高加速度Aに対し
緩やかにし、緩やかな加速度にてゆっくりと帯状鉄板W
等の帯状板材を送ることにある。
(発明の効果) 本発明は、帯状板材を挾持状に送り出すローラーと、該
ローラーを駆動するモーターと、該モーターを制御する
制御手段とを備え、プレス機の金型内に外部より帯状板
材を自動供給し得るNC制御式ローラーフィーダーの制
御方法であって、前記制御手段に外部より入力される帯
状板材の実送り量と、制御手段内に予め設定入力されて
いる帯状板材の最大送り量とを比較し、実送り量の方が
小なる時は、制御手段内に予め設定入力されているモー
ターの最大加速度と前記最大送り量を実送り量で除した
数値との積より補正加速度を求め、該演算にて得られる
補正加速度にてモーターを駆動することとしたため、帯
状板材の実送り量に合わせて加速度を変化させ、短い送
り量に対してはゆっくりと送ることができるため、その
分、送り精度が正確となり、ローラーと帯状板材とのス
リップによる摩耗が回避されるという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第1図はプ
レス機にローラーフィーダーを取り付けた状態を示す斜
視図、第2図はローラーフィーダーの内部構造図、第3
図は本例ローラーフィーダーの制御手段のブロック図、
第4図はROM内に記録されている制御プログラムのフ
ローチャート図、第5図は第4図のプログラムにより制
御されて送られる帯状板材の送り線図、第6図及び第7
図は従来例を示し、第6図はプレス機のストローク図、
第7図は第5図に対応させた従来制御方法における送り
線図である。 1・・・ローラーフィーダー 2・・・フィーダーケース  3・・・入口導孔W・・
・帯状鉄板     S・・・下型D・・・ブレスダイ
ベース 12・・・ゴムクッション 17・・・サーボモータ1
8・・・メインプーリー  20・・・下ローラ−21
・・・上ローラ− 35・・・NCフントロールボード 36・・・外部ディジタルスイッチ 37・・・ディジタルスイッチ 38・・・デツプスイッチ 39・・・CPUボード4
0・・・ROM      41・・・RAM42・・
・パルスジェネレータ 43・・・偏差カウンター 44・・・DAフンバータ 45・・・サーボ増幅器4
6・・・タコジェネレータ 47・・・ロークリエンコーダ 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 帯状板材を挾持状に送り出すローラーと、該ローラーを
    駆動するモーターと、該モーターを制御する制御手段と
    を備え、プレス機の金型内に外部より帯状板材を自動供
    給し得るNC制御式ローラーフィーダーの制御方法であ
    って、前記制御手段に外部より入力される帯状板材の実
    送り量と、制御手段内に予め設定入力されている帯状板
    材の最大送り量とを比較し、実送り量の方が小なる時は
    、制御手段内に予め設定入力されているモーターの最大
    加速度と前記最大送り量を実送り量で除した数値との積
    より補正加速度を求め、該演算にて得られる補正加速度
    にてモーターを駆動することを特徴とするNC制御式ロ
    ーラーフィーダーの制御方法。
JP12952586A 1986-06-04 1986-06-04 Nc制御式ロ−ラ−フイ−ダ−の制御方法 Pending JPS62286630A (ja)

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JP2007118050A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Komatsu Ltd ロールフィーダ装置およびそれを備えたコイルライン

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