JPS62286589A - リン、アンモニアの同時除去方法 - Google Patents

リン、アンモニアの同時除去方法

Info

Publication number
JPS62286589A
JPS62286589A JP12836386A JP12836386A JPS62286589A JP S62286589 A JPS62286589 A JP S62286589A JP 12836386 A JP12836386 A JP 12836386A JP 12836386 A JP12836386 A JP 12836386A JP S62286589 A JPS62286589 A JP S62286589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zeolite
phosphorus
ammonia
treatment
removal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12836386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH049598B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Goto
義昭 後藤
Nobuyuki Otsuka
信之 大塚
Yorio Kokubo
小久保 順男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANKYO KAGAKU CENTER KK
OOYA KK
Original Assignee
KANKYO KAGAKU CENTER KK
OOYA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANKYO KAGAKU CENTER KK, OOYA KK filed Critical KANKYO KAGAKU CENTER KK
Priority to JP12836386A priority Critical patent/JPS62286589A/ja
Publication of JPS62286589A publication Critical patent/JPS62286589A/ja
Publication of JPH049598B2 publication Critical patent/JPH049598B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 この発明は、リン酸塩及びアンモニアを含む水の処理方
法に関するものである。
近年、各地の湖沼でリン酸塩とアンモニアによる富栄養
化の進行が著しく問題視されている。
これに対し、除去方法としては、アンモニアでは生物処
理、ゼオライトやその他の陽イオン交換剤、ストリンピ
ング法が、またリンに対しては凝集沈殿法、生物処理、
晶析法が一般的である。しかしこれらの方法は、設備が
大規模となることや、低濃度での除去効率が悪い、スラ
ッジの発生など種々の問題点も多く、更にリンとアンモ
ニアで別個の除去プラントを必要とする。
本発明は、こうした点を改良するため、小規模の設備で
リンとアンモニアを同時に除去できるようにしたもので
ある。
ゼオライトの処理 リンと難溶性塩を生成する鉄(FeC12、FeC1t
を除く)、ニッケル、カルシウム、アルミニウム、銀の
イオンを含む溶液<171000”7471以上)中に
ゼ才ライトを添加し、室温〜 150℃で1時間以上反
応させイオン交換処理をする。
また、これらのイオンを含む溶液にアルカリ物質を溶か
し、それにゼオライトを添加し、同様の温度条件、反応
時間で担持処理をする。
ゼオライトX、ゼオライトA、モルデナイト。
クリノプチロライトで行った処理例を表−1に示した。
実施例 これらの処理をしたゼオライトを用いてアンモニアの除
去を行った結果を図−1に示した0モルデナイト、クリ
ノプチロライトは処理をしても。
原試料に比較してアンモニアの除去能は変わらずおよそ
100meq/ 100gであった。またゼオライトX
、ゼオライトAについても原試料よりは除去能は低下す
るが、モルデナイトやクリノプチロライトと同等な除去
量を示した。このことから処理をしてもゼオライトのも
つアンモニアの除去能は失われないことがわかる。
次にリンの除去を行った結果を示す0図−2に原試料の
ゼオライトのpHとリン除去量の関係を示した。ゼオラ
イトAとゼオライトXはどのpH条件においてもリンの
除去は示さなかった0モルデナイトとクリノプチロライ
トはpH3でともにおよそ5 ieq/100g、 P
H3でモルデナイトはIOmeq/ longの除去を
示した。
どれらのゼオライトに処理を行うと図−3〜6のような
結果になる0図−3にゼオライトxとゼオライ)Aを処
理したときのpHとリンの除去量の結果を示した。銀で
処理したゼオライトx、ゼオライトAはともにpH12
で180+weq/100 g、カルシウムで処理した
ものはPH13でゼオライ)Xは200meq/100
 g、ゼオライトAは150meq/100 gの除去
を示した。またpH7においてもニッケル、アルミニウ
ム、銀で処理したゼオライトは50IIeq/100g
の除去を示した。
モルデナイトとクリノプチロライトを処理したときのp
Hとリンの除去量の関係を図−4に示した。とくに銀で
処理したものの除去量が多く、pH7ではモルデナイト
、クリノプチロライトともに70meq/ 100gの
除去を示し、pH7においてもクリノプチロライトは2
0meq/100gの除去を示した。
次に鉄でイオン交換処理したもののpHとリンの除去量
の関係を図−5に、担持処理したもののPHとリン除去
量の関係を図−6に示した。どちらも原試料に比べ高い
除去を示した。とくに担持処理したモルデナイトとクリ
ノプチロライトはそれぞれpH3テ30meq/100
g、35a+eq/loogと高い除去量を示した。
これらの結果をふまえ、pH7でリンとアンモニアの同
時除去を行った。その結果を図−7に示した。試験水は
リンl0mg/ l 、アンモニア 10mg/ 1の
模擬水を用いた。鉄で担持処理したクリノプチロライト
は、リンを40%、アンモニアを85%除去した。ニッ
ケルでイオン交換処理したゼオライト又はリンを 10
0%、アンモニアを45%除去した。
このようにゼオライトにイオン交換処理または担持処理
を行うことによってリンとアンモニアの同時除去が可能
になる。さらにこの同時除去を原水のpH調整なしで行
うことができる。
またイオン交換処理または担持処理したゼオライトのリ
ンとアンモニアの除去量は処理した鉄。
ニッケル、カルシウム、アルミニウム、銀の処理量によ
ってきまる。処理量はリンの除去量と比例し、アンモニ
アの除去量と反比例する。鉄で処理した例を表−2に示
した。
このことから処理を行いたい原水のpHやリン、アンモ
ニアの濃度に応じて、ゼオライトに適当な溶液で適当な
量で処理すれば、原水に適応した処理ゼオライトが調整
できる。
表−1ゼオライトのイオン交換処理、担持処理例X1−
A−10,3M−NiCIz    10  92−9
4  5 40ONi−X−10,3M−NiC121
−092−94542ONi−A−20,1)l−Ni
CIz     10    R,T、    5  
7ONi−X−20,1)l−NiCI21OR,T、
   5 27ONi−Cp   O,3M−NiC1
2678−811230Xi−Md   0.25N−
NiC12483−902430Ag−A    O,
01M−AgN(h    3   R,T、  24
 370Ag−X    O,01M−AgN(h  
  3   R,T、  24 330Ag−Cp  
 O,01M−AgNO33R,T、  24  60
Ag−Md   O,01M−AgNO33RoT、 
 24  90Ca−A    0.25M−(:ac
I22  92−94 24 520Ca−X    
O,25M−CaC12292−9424440Ca−
Cp   0.25M−CaC12483−85248
0Ca−Md   O,25M−CaC12483−8
52450AI−A    O,5M−AI(N(h)
z   10   R,?、    5  −AI−X
    0.5M−AI(NO3)3  10   R
,T、   5  −AI−Cp   0.5M−AI
(803):l   10  90−92 24  −
AI−Md   O,5M−AI(NO3)310  
90−92 24  −註、 A : Zeolite
 A (Na+zAl+5it204s・29H20)
X : Zeolite X (Na6sAIa6Si
+o6(ha4−284H20)Cp: C11nop
tilolite ((Na2.に2.Ca)A12S
ito024・8H20]Md: Mordenite
 [(Na2.Ca)A12Sito024・7H20
]CEC: Cacion Exchang@Capa
city表−1のつづき ゼオライトのイオン交換処理
、相持処理例Fe−A−20,OIM−Fe(NO3)
210   R,?、  24 450Fe−X−20
,01M−Fl!(NO3)2  10   R,T、
  24 420Fe−Cp−20,01M−Fe(N
O3)210   R−T、  24  90Fe−M
d−20,01M−Fe(N03)210   R,7
,24100
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は、それぞれ本発明方法の実施態様を示すた
めの説明図である。 以  上 特許出願人  株式会社 環境科学センター同 上  
 株式会社 オ オ ヤ 代  理  人   弁理士   野  中  克  
彦図面の浄′1!!(内容に変更なし) i−i (IJ                (2)吸着 
(竺/1ψ)) 0        (J−15 咬着ζ/博)) 吸着(aeq/I町) 嘔り層 (笥C9ハーー 一訃 咬1(−/覗onρ− 吸 着  Cq/1oo)) 詔−6 H 図−7 Fe−Cp−1ra−Md−Z   Ca−AFe−A
−I     Al−Md    N1−X−f試 料 手続補正歯 昭和61年7月y日 1、事件の表示 昭和61年特許第 /−2−? ヲ13  号2、発明
の名称 リン、アンモニアの同時除去方法 3、補正をする者 事件との関係  ゛特許出願人 神奈川県横浜市金沢区釜利谷町2 株式会社 環境科学センター 代表者  久 代  勝 (ほか1名) 4、代理人 東京都中央区築地4丁目4番15号(〒104)5、補
正命令の日付 自発補正 6、補正により増加する発明の数 なし 7、補正の対象 明細書の全文ならびに図面 8、補正の内容 (1)明細書の全文を別紙(訂正明細書)のとおりに訂
正する。 (2)図面の全部を別紙(訂正図面;原図面の浄書で内
容に変更なし)のとおりに訂正する。 9、添付書類 別 紙(訂正明細書)        1 通別 紙(
訂正図面)        1 通10、その他の出願
人 栃木県宇都宮市大谷町1164 株式会社  オ オ ヤ 代表者  小久保 順男 以上 訂  正  明  細  書 1、発明の名称 リン、アンモニアの同時除去方法 2、特許請求の範囲 (1)リン酸と難溶性塩を生成する鉄(FeCl2゜F
eC11ヲ除< ) 、ニッケル、カルシウム、アルミ
ニウムおよび銀の化合物を用いてゼオライトを担持また
はイオン交換処理した処理体を用いて原水を処理するこ
とを特徴とするリン、アンモニアの同時除去方法。 (2)原水をp)13〜13で処理することを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)項に記載の方法。 (3)処理体中の被担持物又は被イオン交換処理物の濃
度を被処理原水中のリンおよびアンモニアの濃度に適合
する如くゼオライトを担持処理またはイオン交換処理し
た処理体を用いる特許請求の範囲第(1)項に記載の方
法。 3、発明の詳細な説明 〔技術の分野〕 本発明は、リン、アンモニアの同時除去方法に関する。 更に詳しくは、リン酸塩と難溶性塩を生成し得る特定の
金属化合物を担持またはイオン交換処理させたゼオライ
トを用いて原水すなわちリン酸塩及びアンモニアを含む
水を処理する該除去方法に関する。 〔従来の技術〕 近年各地の湖沼で、流入水等に起因するリン酸1ムとア
ンモニアによる湖沼水の富栄養化とその進行が著しく問
題視されている。かかる富栄養化した湖沼水からリン酸
塩およびアンモニアを除去する方法としては、前者に対
しては、凝集沈殿法、生物処理および晶析法が、後者に
対しては生物処理、ゼオライトその他の陽イオン交換剤
処理および、ストリッピング法が一般的に用いられてい
る。しかし、これ等の公知方法には1次のような問題点
がある。すなわち、除去設備が大規模となること、原木
が低濃度の場合は除去効率が低い、処理に際してスラッ
ジが発生する、およびリン除去とアンモニア除去とで夫
々別個のプラントを必要とするなどである。 〔発明の目的〕 本発明者等は、上述の問題点を解決すべく研究の結果、
ゼオライトに特定の金属塩を担持またはイオン交換処理
により保持せしめたゼオライトを用いて原水を処理する
と、上述の4つの問題点が凡て解決できることを知って
本発明を完成した。 すなわち1本発明の目的は、小規模のかつ単一の設備で
あっても、原水からリンとアンモニアを同時に除去でき
る方法を提供することである。 〔発明の構成・効果〕 本発明は、下記(1)の主要構成と(2)〜(3)の実
施態様的構成を有する。 (1)リン酸と難溶性塩を生成する鉄(FeCl2゜F
eCl3を除く)、ニッケル、カルシウム、アルミニウ
ムおよび銀の化合物を用いてゼオライトを担持またはイ
オン交換処理した処理体を用いて原水を処理することを
特徴とするリン、アンモニアの同時処理方法。 (2)原水をp)13〜13で処理することを特徴とす
る前記第(1)項に記載の方法。 (3)処理体中の被担持物又は被イオン交換あ厚物の濃
度を被処理原水中のリンおよびアンモニアの濃度に適合
する如くゼオライトを担持処理またはイオン交換処理し
た処理体を用いる前記第(1)項に記載の方法。 本発明の構成と効果につき以下に詳述する。 本発明に使用する担持体またはイオン交換処理体(以下
両者を担持・処理体と総称することがある)は、ゼオラ
イト(担持)を特定の金属塩すなわちリン酸と難溶性塩
を生成し得る金属化合物(FeCl2.  FeC1t
を除く)を用いて担持処理またはイオン交換処理して製
造する。 上述の相持・処理体を製造するためのゼオライトの種類
、形状は限定されない、ゼオライトの種類としては、例
えばゼオライトX、ゼオライトA、モルデナイト、クリ
ブチロライトを挙げることができる。また、その形状は
微粒量、粒量、ペレット又はビーズのいづれでもよい。 本発明に使用するリン酸と難溶性塩を生成しうる金属化
合物としては、鉄(FeCl2.  FeC1zを除、
<)、ニッケル、カルシウム、アルミニウムおよび銀の
塩をあげることができる。塩の種類は限定されないが、
ゼオライトを処理するためには溶解度の大きいものが好
ましく、ハロゲン塩(特に塩化物)、硝酸塩などが推奨
される。 本発明に係るイオン交換処理はつぎのように行う、すな
わち、上述の金属塩を水に溶解することにより得られる
金属イオンを含む溶液(0,001曹o1/2以上)に
所定量のゼオライトを添加し、室温〜 150℃で0.
5〜200時間、好ましくは1〜io。 時間処理する。処理後は水溶液を鑓別し、必要な乾燥を
行ってイオン交換処理体を得る。 また、本発明に係る担持処理はつぎのように行う、すな
わち、上述の金属イオンを含む溶液にアルカリ物質を溶
解させ、この溶液にゼオライトの所定量を添加して以後
上述のイオン交換処理と同様に行う。 本発明に係る担持・処理体が、原水(被処理水)のリン
とアンモニアを同時に除去できるのは、前者(リン)に
ついては、被担持物(金属イオン)によるのであり、後
者(アンモニア)については、ゼオライト本来の除去能
力によるのである。したがって、ゼオライトを特定の金
属イオン処理することにより、ゼオライト本来のアンモ
ニア除去能が喪失し若しくは1li1退しないようにす
ることが大切である0本発明に係る金属化合物は、この
目的に合致するよう研究された結果見出されたものであ
って、リン酸と難溶性塩を形成しうるという物性からの
みでは予測できるものではない。 本発明の対象物である原木は、実用的見地からは、烏業
用廃水又は都市下水(生活廃水)若しくはそれらの流入
した河川水であるが、これ等以外の原水であってもリン
およびアンモニアの除去を必要とする限り対象となる。 原水と処理剤すなわち本発明に係る担持・処理体!の接
触方法は公知方法と同様であり、原水と該担持φ処理体
とを除去プラント中で必要かつ十分な程度(温度1時間
)に接触せしめる。 本発明の方法によれば、原水からリン、アンモニアを除
去することに関し、次の効果がある。 ■処理体の除去能力が大きいので、従来のものと比較し
て小規模の設備で比較的大量の原木を処理することがで
きる。 ■原水中のリン又はアンモニアの濃度が低濃度(例えば
l0B741程度)であっても良好な除去率(例えば8
0〜90%)を達成できる。 ■処理によってスラッジが発生することがない。 ■リンの除去とアンモニアの除去を同一の設備で行うこ
とができるので、設備の維持、管理及び償却の面で経済
的である。 以下試験例および実施例によって本発明を説明する。 試験例1〜(イオン交換翅理、担持処理)4種の金属塩
および4種のゼオライトを用い。 本発明に使用する担持・処理体を製造した。製造条件(
温度1時間)と結果(担持量、陽イオン交換容量[Ca
tion Exchange Capacity : 
CECI)を表−1に示す。 表−1ゼオライトのイオン交換処理、担持処理例X1−
A−10,3M−NiCIz     10  92−
94   5 40ONi−X−10,3M−NiC1
21092−945420Xi−A−20,IM−1C
1210R,T、   5  70Xi−X−20,I
M−帽C1210R,T、   5 270Xi−Op
   0.3>l−N1CIz      8  78
−81  12  3ONi−Md   O,25M−
NiC12483−902430八8−八   0.0
1>1−AgN033   R,T、  24 370
Ag−X    O,01M−AgN(h    3 
  R,T、  24 330Ag−Op   O,O
LM−AgN(h    3   R,T、  24 
 60Ag−Md   O,01)I−AgN(h  
  3   R,T、  24  90Ca−A   
 0.25M−CaC12292−9424520Ca
−X    0.25M−111:ac122  92
−94 24 440Ca−Cp   O,25M−C
aCIz     4  83−85 24  80C
a−Md   O,25M−CaC1z    4  
83−85 24  50AI−A    O,5M−
AI(803)3  1OR,T、   5  −AI
−X    O,5M−AI(803)3  10  
 R,?、   5  −AI−CP   0.5M−
AI(803)3  10   θ0−92 24  
−AI−Md   O,5M−AI(NO3)3   
to   90−92 24  −註、 A : Ze
olite A (Na+2AI+2Si120as・
29H20)X : Zeolite X (Nae6
A1a6Si+o603s4・284H20)Cp: 
C11noptiloljte [(Na2.に2.C
a)A12Si+o02a−8H20]Md: )Io
rdenite [(Na2.Ca)A12Si+oO
o −7H20]CEC:  Cacion  Exc
hange  Capacity表−1のつづき ゼオ
ライトのイオン交換処理、担持処理例Fe−A−20,
01M−Fe(No++)210   R,T、  2
4 450    ’Fe−X−2 0.0IN−Fe
(NO3)210   R,?、  24 420Fe
−Cp−20,01M−Fe(NO3)210   R
,T、  24  90Fe−Md−20,01M−F
e(N03)210   R,T、  24 100試
験例2 試験例1で得られた担持・処理体を用いてアンモニアの
除去処理を行った。結果を図−1(1)〜(4)に示す
。 各図は、夫々担体としてモルデナイト(Md)、クリノ
プチロライト(Cp)、ゼオライトA (A)およびゼ
オライトx(×)を用い、被担持物としてN1Cl2(
Ni)、 CaC12(Ca)、Fe(NOi)2、F
e(NO])z、At(NQz)コおよびAgNO3(
Ag)を用いている。 各図から明らかなように、担持体モルデナイト(Md)
およびクリノプチロライト(CP)の場合は、処理によ
ってもアンモニアの除去能はかわらず、およそ100腸
eQ/ 100gであった。またゼオライトx。 ゼオライトAの場合については、該担持処理したものは
処理前の原試料より除去部は低下するものの、該低下後
の除去能として上述のモルデナイトやクリ/ブチロライ
トと同等の除去量を示した。 以上の事実から、担体(ゼオライト)に本発明に係る金
属塩を担持せしめても、ゼオライトが本来保有するアン
モニアの除去藺力は、有用な程度に維持されていること
がわかる。 試験例3 試験例1で得られた担持・処理体を用いてリンの除去処
理を行った。結果を図−2〜−6に示す。 図−2は、上述の4種のゼオライトにつきpH3〜13
の範囲内でリンの吸着量(aeq/100g)を調べた
ものである。 その結果、ゼオライトAとゼオライトXとは、どのpH
条件においてもリンの除去能力を示さなかった。一方、
モルデナイトとクリノプチロライトとは、pH3で共に
約5 meq/100g、 pH13でモルデナイトは
10meq/100gの除去を示した。 これらのゼオライトに上述の墳処理を行うと。 得られた担持・処理体は図−3゛〜−6のような結果を
示した。 図−3(1)、:、(2)はゼオライトAとゼオライト
Xを処理したときのpHとリンの除去量の関係を示した
。同図において、銀で処置したゼオライトA、ゼオライ
トXはともにPH12で180層aq/100g 、 
カルシウムで処理したものはpH13で20011eq
/100g(ゼオライトXの場合)および150seq
/100g(ゼオライトAの場合)の除去を示した。ま
た、pH7においても、ニッケル、アルミニウムおよび
銀で処理したゼオライトXおよびゼオライトAは、とも
に50meq/ 100gの除去を示した。 lN−4(1)、(2)では、モルデナイトおよびクリ
ノプチロライトを処理したときのpHとリンの除去量の
関係を示す、特に銀で処理したものの除去量が多く、p
H12では、モルデナイト、クリノプチロライト共に7
(lseq/ +00gの除去を示し、pH7において
もクリノプチロライトは20meq/ 100gの除去
を示した。 図−5は、鉄でイオン交換処理した上述4Mのゼオライ
トのP)Iとリン除去量の関係を、図−6は、鉄で担持
処置した上述4種のゼオライトのpHとリン除去量の関
係を示した。いづれの場合も原試料(註、未処理ゼオラ
イト)に比べ高い除去量を示した。とくに担持処理した
モルデナイトとクリ/ブチロライトは、それぞれPH3
で30meq/100g、35meq/100gと高い
除去量を示した。 実施例 以上の試験例2.3の結果にもとづき、試験例1の被処
理ゼオライト(下記5種)を用いて、pH7でリンとア
ンモニアの同時除去を行った。 原水に代える試験水としては、リンlomg/u、アン
モニア10rag/lの模擬水を用いた。 (被処理ゼオライトの種類) Fe−C:p−1:鉄で担持処理したクリノプチロライ
トFe−A−1:鉄で担持処理したゼオライトAFe−
Md−2:鉄でイオン交換処理したモルデナイトAl−
Md  ニアルミニウムでイオン交換処理したモルデナ
イト Ca−A  :カルシウムでイオン交換処理したゼオラ
イトA Ni−X−1:ニッケルでイオン交換処理したゼオライ
トX 結果を図−7に示す、同図にあきらかなように、鉄で担
持処理したクリノプチロライトは、リンを40%、アン
モニアを85%除去した。ニッケルでイオン交換処理し
たゼオライトxは、リンを100%、アンモニアを45
%除去した。このようにゼオライトにイオン交換処理ま
たは担持処理を行うことによって、リンとアンモニアの
同時除去がif能になる。さらにこの同時除去を原水の
pH調整なしで行うことができる。 試験例4 前述のように、イオン交換処理または担持処理されたゼ
オライトによる被処理水からのリンおよびアンモニアの
除去量は、該処理に係る鉄、ニッケル、カルシウム、ア
ルミニウムおよび銀の処理量によって定まる。該処理量
は、リンの除去量と比例し、アンモニア除去量と反比例
する。この事実を定量的に把握するために、前述表−1
に示された鉄で処理された4種のゼオライトにおける鉄
含有量とリン、アンモニアの除去量の関係を該ゼオライ
ドを用いて原水を処理することによって求めた。結果を
表−2に示す。 試験例4の結果からも明らかなように、処理対象となる
原水のpHやリンおよびアンモニアの濃度に応じて、ゼ
オライトを本発明に係る適切な金属塩溶液で処理するこ
とにより、該原水に適応した除去性能の良好な処理体を
設計できる。 4、図面の簡単な説明 第1〜7図は、それぞれ本発明方法の実施態様を示すた
めの説明図である。 以  上 特許出願人 株式会社環境化学センター同  上 株式
会社オオヤ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リン酸と難溶性塩を生成する鉄(FeCl_2お
    よびFeCl_3を除く)、ニッケル、カルシウム、ア
    ルミニウム、銀でゼオライトを担持処理またはイオン交
    換処理して、リンとアンモニアを同時処理することを特
    徴とするリン、アンモニアの同時処理方法。
  2. (2)リンとアンモニアの同時除去をpH3〜pH13
    の広い範囲で行うことができることを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項に記載の方法。
  3. (3)原水中のリンとアンモニアの濃度にあわせてゼオ
    ライトの処理をすることによって、リンの除去量とアン
    モニアの除去量を調節できることを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項に記載の方法。
JP12836386A 1986-06-03 1986-06-03 リン、アンモニアの同時除去方法 Granted JPS62286589A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12836386A JPS62286589A (ja) 1986-06-03 1986-06-03 リン、アンモニアの同時除去方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12836386A JPS62286589A (ja) 1986-06-03 1986-06-03 リン、アンモニアの同時除去方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62286589A true JPS62286589A (ja) 1987-12-12
JPH049598B2 JPH049598B2 (ja) 1992-02-20

Family

ID=14982968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12836386A Granted JPS62286589A (ja) 1986-06-03 1986-06-03 リン、アンモニアの同時除去方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62286589A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1001479C2 (nl) * 1995-10-23 1997-04-25 Holding Company Belgie Nv Werkwijze voor het bereiden van een gemodificeerd zeoliet en toepassing daarvan voor het zuiveren van water.
CN102658086A (zh) * 2012-05-08 2012-09-12 北京大学 一种改性斜发沸石复合材料及其制备方法和应用
CN104230131A (zh) * 2014-09-12 2014-12-24 哈尔滨工业大学深圳研究生院 一种用于同步控制污染底泥氮磷和致臭物质释放的方法
JP2018008180A (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 太平洋セメント株式会社 水処理材及びその製造方法
JP2020157247A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 太平洋セメント株式会社 水質浄化材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4964253A (ja) * 1972-10-21 1974-06-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4964253A (ja) * 1972-10-21 1974-06-21

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1001479C2 (nl) * 1995-10-23 1997-04-25 Holding Company Belgie Nv Werkwijze voor het bereiden van een gemodificeerd zeoliet en toepassing daarvan voor het zuiveren van water.
CN102658086A (zh) * 2012-05-08 2012-09-12 北京大学 一种改性斜发沸石复合材料及其制备方法和应用
CN104230131A (zh) * 2014-09-12 2014-12-24 哈尔滨工业大学深圳研究生院 一种用于同步控制污染底泥氮磷和致臭物质释放的方法
JP2018008180A (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 太平洋セメント株式会社 水処理材及びその製造方法
JP2020157247A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 太平洋セメント株式会社 水質浄化材

Also Published As

Publication number Publication date
JPH049598B2 (ja) 1992-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2004257A (en) Purification of water by zeolites
JPS5910343A (ja) 水銀蒸気吸着剤
US4100065A (en) Method for removing of multivalent heavy metals from metal plating waste effluents
EP0015152A1 (en) A method for removing multivalent heavy metal ions from a metal plating waste effluent
JPS62286589A (ja) リン、アンモニアの同時除去方法
JP2560253B2 (ja) セシウム分離用イオン交換体の製造および再生方法
JP2540401B2 (ja) 放射性ヨウ素化合物の沈澱分離方法
US2785051A (en) Method of making silica gel
NO134242B (ja)
JPS5976537A (ja) 水銀蒸気吸着剤
US6833123B2 (en) Method for liquid chromate ion and oxy-metal ions removal and stabilization
Rudolfs et al. Removal of toxic materials by sewage sludges
Hazarika et al. Kinetic and equilibrium studies on bioadsorption of copper and lead by water hyacinth (Eichhornia crassipes) plant powder
JP2004298738A (ja) ホウ素含有水の処理方法
JPS61171535A (ja) リチウム吸着剤、その製造方法及びそれを用いたリチウム回収方法
Loizidou Heavy metal removal using natural zeolite
RU2746194C2 (ru) Способ получения неорганического ферроцианидного сорбента (варианты)
Mokhtari-Hosseini et al. Nitrate removal from aqueous solution: Screening of variables and optimization
Magistad The Action of Aluminum Ferrous and ferric Iron, and Manganese in Base Exchange Reactions
JPS588307B2 (ja) 有機性汚水の脱色および有機物除去方法
JPS58199090A (ja) 液中のリン酸を晶析する種晶材の製造法
JP3707808B2 (ja) 陰イオン選択分離材料および陰イオンの選択分離方法
AT86034B (de) Verfahren zum Regenerieren von basenaustauschenden Materialien.
JPS6164388A (ja) 水中のリン除去方法
KR20230068955A (ko) 점토 내 중금속 제거 방법