JPS62286265A - 絶縁ゲ−ト型半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

絶縁ゲ−ト型半導体装置およびその製造方法

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JPS62286265A
JPS62286265A JP61130661A JP13066186A JPS62286265A JP S62286265 A JPS62286265 A JP S62286265A JP 61130661 A JP61130661 A JP 61130661A JP 13066186 A JP13066186 A JP 13066186A JP S62286265 A JPS62286265 A JP S62286265A
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    • H01L27/088Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind including field-effect components only the components being field-effect transistors with insulated gate

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、微細化された絶縁ゲート型トランジスタを
用いて構成される絶縁ゲート型半導体装置およびその製
造方法に関する。
(従来の技術) 半導体装置の分野において、〜10S型集積回路の素子
の微細化には目覚ましいものがある。特に、Mo8 l
−ランジスタのスイッチング速度の改善の1!!点から
チャネル長の縮小化が図られている。
しかしながら、チャネル長が縮小されるのに伴い、素子
特性の面から次のような間頂が生じている。
まず、一つにはチャネル長が減少するにつれて短チヤネ
ル傾城でのトランジスタの閾値電圧が浅くなる、いわゆ
るショートチャネル効果が生じる。
具体的には、ゲートチャネル艮しと閾値電圧vthとの
関係を示す第7図の特性曲線図のように、短チヤネル傾
城でトランジスタの閾値電圧thが急激に低下し、素子
の製造工程での僅かな変化によって閾値電圧が大幅に変
動する。これはソース、ドレイン領域間の間隔が短くな
るため、チャネル領域おいて、ソース、トレイン領域の
近傍に生じる空乏層の影響が無視できなくなり、その結
果、実効的にチャネル領域表面を反転させるに要するゲ
ート電圧が低くなることにより説明される。一般に、チ
ャネル領域を形成する基板の電位はソース領域の電位と
等しいか、もしくは非常に近いので、ソース、ドレイン
領域間の電界は集中的にドレイン領域近傍のチャネル領
域表面で強くなる。従って、閾i電圧の低下に及ぼす影
響もこの部分で最も強くなる。
また、チャネル長が減少するにつれ、ソース、ドレイン
領域間に印加される電圧によりチャネル領域に生じる電
界が強くなり、その結果、チャネル電流によりインパク
トアイオニピージョンの起こる確率が大きくなる。この
インパクトアイオニピージョンで発生するニレクロンま
たはホールの一部は、半導体基板とゲート絶縁物間のエ
ネルギー障壁を越えてゲート絶縁物の中に飛込み、ゲー
ト電極に流れ出してゲート電流を生じさせるが、その一
部はゲート絶縁物内にトラップされて溜る。
これによりトランジスタの閾値電圧の変動、あるいはチ
ャネルコンダクタンスの変化等、トランジスタの動作特
性が変化し、デバイスの信頼性を損う大きな原因となる
。しかるにソース、トレイン領域間の電界は集中的にド
レイン領域近傍のチャネル領域で強くなるため、インパ
クトアイオニピージョンは主としてこの領域で起こる。
このようなことから、第8図の断面図に示すように、ト
レイン領域を形成する不純m領域のうちチャネル領域に
近い領域に不純vJJ濃度が比較的低い領域を設けたL
DD (ライトリ−・ドープド・ドレイン)構造のMO
Sトランジスタが開発されている。すなわち、第8図に
おいて80は例えばP型の半導木基板であり、この基板
80中のフィールド絶縁、暎81で分離された素子領域
にはソース領域となるN型不純物拡散領域82と83、
ドレイン領域となるN型不純物拡散領域84と85が互
いに分離して設けられている。ここでソース、ドレイン
[を構成するN型不純物拡散領域82ないし85のうち
、領域82と84は比較的不純物濃度が高いN+型領領
域あり、その濃度は例えば〜1020cm’程度にされ
ている。これに対して領域83と85は比較的不純物濃
度が低いN−型領域であり、その濃度は例えば〜10”
ctx’程度にされている。これらソース、ドレイン領
域間の基板80上にはゲート絶縁膜86を介してゲート
電極87が設けられている。そして全面に層間絶縁膜8
8が設けられると共に、この絶縁膜88上にはコンタク
トホール89を介して前記ソース、トレイン領1tX8
2.84それぞれと接続されるアルミニュームによる配
線90が設けられている。
このような構造のMoSトランジスタでは、チせネル領
域に接する部分のドレイン領域が不純物濃度の低いN型
不純物拡散領域85にされているので、ソース、ドレイ
ン間に印加される電圧の一部をこの部分で受は持つこと
ができ、ドレイン領域近傍のチャネル領域に集中してい
た電界を弱めることができる。従って、上記のようなチ
ャネル長の減少による閾値電圧の変vJやデバイスの信
頼性を改善することができる。
しかしながら、第8図のような構造のMOSトランジス
タにあっては、チャネルfW[に接するソース、ドレイ
ン領域が低濃度の不純物拡散領域で構成されているため
、必然的にその部分の抵抗値が高くなる。このため、ト
ランジスタのスイッチング速度が低下し、高速性を損う
原因となる。このトランジスタのソース、ドレイン領域
の低濃度化による抵抗値の増大現象は、特にトランジス
タが何段にもわたって直列接続された場合に著しく、動
作速度を大幅に低下させることになる。
第9図は、上記のようにソース、ドレイン領域それぞれ
が高arx、拡散領域と低濃度拡散領域とで構成された
2個のエンハンスメント型NチャネルMOSトランジス
タ 101および102と、負荷用のデプレッション型
Nチャネル〜10Sトランジスタ103を用いて2人力
のNAND回路を構成した場合の素子構造を示す断面図
である。図において110はP型半導体基板、111お
よび112は一方のMO8I−ランジスタ 102のソ
ース領域を構成する高濃度および低濃度のN型不純物拡
散f!4域、113および114はこのMOSトランジ
スタ 102のドレイン領域を構成する高濃度および低
濃度のN型不純物拡散gA域、 115はこのMOSト
ランジスタ+02のゲート電極、116および117は
他方のMOSトランジスタ 101のソース領域を構成
する高濃度および低濃度のN型不純物拡散領域、118
および119はこのMOSトランジスタ 101のドレ
イン領域を構成する高濃度および低濃度のN型不純物拡
散領域、 120はこのMOSトランジスタ101のゲ
ート′!11極、121は負荷用のMOSトランジスタ
 103のソースfa域であるN型不純物拡散領域、 
122はこのMOSトランジスタ 103のドレイン領
域であるN型不純物拡散領域、123はこのMOSトラ
ンジスタ 103のチャネル拡散領域、124はゲート
電極である。そして上記N型不純物拡散領域122は高
電位の電源電圧Vf)Dに、N型不純物拡散領域111
は低電位の電源電圧Vssにそれぞれ接続され、ゲート
電極120.115には入力信号A1、A2がそれぞれ
入力され、N型不純物拡散領域113と 116が共通
接続され、ざらにゲート電極124とN型不純物拡散領
域121および118が共通接続されてここから上記入
力信号A1、A2に応じた論理の出力信号voutが取
り出されるようになっている。
このような素子構造を持つ2人力NAND回路の等何回
路を第10図に示す。第10図において、:′v10S
トランジスタ 101、102のソース、トL/インに
三角印を付した箇所が上記のような低Il!度N型不純
物拡散領域を持つ構造にされ、この部分で抵抗値が高く
なっている。この2人力N A N D回路では、入力
信号A1、A2として例えば゛0°ルベルまたは゛1″
レベルの論理レベルに対応してVssまたはooの電圧
が入力され、出力信号voutとして両入力信@A1、
A2のNAND論理信号が出力される。すなわち、電源
電圧Voo、■BBとして例えば通常の5VおよびOV
が使用される場合、信号A1をゲート入力とするエンハ
ンスメン1〜型MO’Sトランジスタ 101のトレイ
ン領域側には、デプレッション型MOSトランジスタ 
103を介して5vの電圧が印加され、入力信号A1.
A2の論理レベルに応じてMOSトランジスタ 101
.102が導通制御され、〜10Sトランジスタ 10
1.102が共に導通した場合には出力信号voutと
して0■が出力され、MOSトランジスタ 101.1
02のうちいずれか一方が非導通の場合には出力信号V
outとして5■が出力される。ここで上記両MOSト
ランジスタ 101.102はそれぞれLDD構造にさ
れているので、各ソース、ドレイン領域部分でそれぞれ
高い抵抗値を持つことになる。そしてこれら抵抗は信号
■Outの出力端子とVssとの間に直列接続されるこ
とになり、これらの抵抗はVOutが例えば5vからO
Vに変化する時の時定数を大きくする。
従って、このNAND回路の動作速度は著しく低下する
ことになる。この速度低下は、信号voucの出力端子
とVssとの間に直列接続されるMOSトランジスタの
数が増加するのに伴って増す。このようなことはデプレ
ッション型の負荷用MoSトランジスタを使用する回路
のみならず、高電位の電[!圧VOO側にPチャネルM
OSトランジスタを設けるようにしたCMO8II造の
回路でも同様である。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように、従来の絶縁ゲート型半導体装置は、微
細化すると各トランジスタの特性を損ったり、動作速度
が低下したりする欠点がある。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
あり、その目的とするところは、微細化された絶縁ゲー
ト型トランジスタを使用する半導体装置において、各ト
ランジスタの特性を損うことなしに動作速度の向上を図
ることができる絶縁ゲート型半導体装MI3よびその製
造方法を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用)この発明では、
出力端子に直接に接続されたNチャネルトランジスタの
ドレイン領域の一部を不純物濃度が比較的低い第1の拡
散領域で構成し、このNチャネルトランジスタのソース
領域を不純vA濃度が上記第1の拡散領域より比較的高
い第2の拡散領域で構成し、このNチャネルトランジス
タと低電位との間に接続される他のNチャネルトランジ
スタのドレイン領域およびソース領域それぞれを上記第
2の拡散領域で構成するようにしている。
すなわち、微細化された絶縁ゲート型トランジスタにお
いて、インパクトアイオニゼーションが問題となるのは
トレイン領域に高電位である電源電圧が直接印加される
部分のみであることに着目し、高電位の電81!圧が直
接印加される位置である出力端子に直接に接続されたN
チャネルトランジスタのドレイン領域の一部を不純物濃
度が比較的低い拡散領域で構成することにより、出力端
子と低電位の電源との間に挿入される抵抗の値を大幅に
減少させ、これにより回路の171作速度合向上させる
ようにしている。
(実厖例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照してを説
明する。第1図はこの発明による絶縁ゲート型半導体装
置の素子構造を示す断面図で、この発明を2人力NAN
D回路に適用したものである。図において、10はP型
半導体基板である。この基板10はフィールド絶縁11
11で分離され、三箇所の素子頭wt12.13.14
が形成されている。このうち一つの素子領域12には不
純物濃度が比較的高くされ、MOSトランジスタのソー
ス、ドレイン領域となる一対のN型不純物拡散領域15
および16が互いに分離して形成され、ざらにN型不純
物領域15および16のチャネル領域側には、これらの
領域に接するように不純物濃度が比較的低く設定された
N型下WA物拡散領域15Bおよび16[3が形成され
ている。これらa域15および16間の基板10上には
図示しないゲート絶縁膜を介してゲート電極17が設け
られている。素子1i1i13には、不純物濃度が比較
的高くされ、MOSトランジスタのソース、ドレイン領
域となる一対のN型不純物拡散領[18および19が互
いに分離して形成され、さらにドレイン領域となる一方
のN型不純物拡散領域1つのチャネル領域側には、この
領域19と接するように、ドレイン領域の一部となり不
純物濃度が比較的低くされたN型不純物拡散領域20が
形成されている。
また、ソース領域となる一方の不純物拡散領域18のチ
ャネル側にはこの領域18と接するようにN型不純物拡
散領域18Bが形成されている。そして上記第1a18
および20間の基板10上には、図示しないゲート絶縁
膜を介してゲート電極21が設けられている。さらに残
りの素子領域14には、不純物濃度が比較的高くされ、
MOS t−ランジスタのソース、ドレイン領域となる
一対のN型不純物拡散領域22および23が互いに分離
して形成されている。上記両領域22と23間の基板1
0には、基板と逆導電型、すなわちN型の不純物拡散領
域24が形成されている。また領域22および23間の
基板10上には、図示しないゲート絶縁膜を介してゲー
ト電極25が設けられている。ここで上記各N型不純物
拡散領域のうち、領域15.16.18.19.22.
23は不純物濃度が比較的高く設定されており、その1
度が例えば〜1020α゛3程度にされ、上記N型不純
物拡散領域20は不純物濃度が比較的低く設定され、そ
のa度が例えば〜1018cm”程度にされており、上
記N型不純物拡散領域158.16B、 18Bは不純
物m度が比較的低く設定され、その濃度が例えば〜IQ
!!乍゛3程度に設定されている。
そして、上記N型不純物拡散領域23&z高電位の電源
電圧Vooに、N型不純物拡散領域15は低電位の電源
電圧Vssにそれぞれ接続され、ゲート電Ni21.1
7には入力信号AI、A2がそれぞれ入力され、N型不
純物拡散領域16と18が共通接続され、ざらにゲート
電極25とN型不純物拡散領域22および19が共通接
続されてここから上記入力信号A1、A2に応じた論理
の出力信号VOutが取り出されるようになっている。
第2図は、上記実施例半導体装置の等価回路図である。
図においてMOSトランジスタ31は前記素子領域13
に形成され、ゲートに信@A1が供給されるエンハンス
メント型のものであり、同様にMOSトランジスタ32
は前記素子領域12に形成され、ゲートに信号A2が供
給されるエンハンスメント型のものであり、さらにMO
Sトランジスタ33は前記素子領域14に形成され、ゲ
ートがソースに接続された負荷用のデプレッション型の
ものである。
このような2人力NAND回路において、図中丸印を付
して示すように、出力信号voutの端子に直接接続さ
れているNチャネルMOSトランジスタ31のドレイン
のみが上記のような不純物濃度が比較的低く設定された
N型不純物拡散領域20を持つti造にされ、図中四角
中を付して示したソースならびにドレインのチャネル領
域に接した部分は上記N型不純物拡散領域20よりも約
−桁濃度を高くしたN型不純物拡散領域15B、 16
8.188を持つ構造にされ、N型不純物拡散領域20
でのみ抵抗値が高くなっている。このため、信号OUt
の出力端子とVssとの間に接続される抵抗は主として
N型不純物拡散領域20に起因するもののみとなり、例
えばVourを5VからOvに変化させる際の時定数を
従来よりも十分に小さくすることができる。従って、動
作の高速化を達成することができる。また、N型不純物
拡散領域15B、 16B。
18Bは、N型子Ii!i物拡散領域15.16.18
.19.22゜23よりも低濃度の不純物拡散層で構成
されるため、後工程での熱処理工程による不純物の拡散
が抑えられ浅い接合が実現されるため、素子の微細化に
取り有利となる。
さらに、トランジスタの微細化によるドレイン領域近隣
でのインパクトアイオニゼーションによる特性の劣化が
最も問題になる出力信号youtにM接1妾続されたM
OSトランジスタ31については、そのトレイン領域が
低31度のN型不純物拡散領域20によるLDDtM造
にされており、ホットキャリアによる劣化の少ないR通
な構造にされているので、ホットキャリアの発生による
信頼性の低下を防止することができる。
第3図は、上記実施例の装置を3人力NAND回路に実
施した場合の等価回路図である。この実施例による回路
では、前記第2図回路における信号A2がゲートに供給
されるMoSトランジスタ32とVseとの間に、ソー
ス、トレイン領域がMOSトランジスタ32と同様に高
濃度(1020α3)のN型不純物拡散領域とチャネル
に接続される比較的低濃度(1019cm ’3 )の
N型不純物拡散領域とで構成されたエンハンスメント型
のベチャネル〜10Sトランジスタ34を挿入し、この
MOSトランジスタ34のゲートに入力信@A3を供給
するようにしたものである。この場合にも信号vout
の出力端子とVssとの間に接続される抵抗は〜10S
トランジスタ31のドレイン部分のN型不純物拡散領域
20に起因する抵抗だけが高くなり、voutを例えば
5Vから○Vに変化させる時の時定数を従来よりも十分
に小さくすることができ、これにより動作の高速化を達
成することができる。さらにトランジスタの微細化によ
るドレイン領域近傍でのインパクトアイオニゼーション
による特性の劣化についても、この問題が最も大きい出
力信号voucに直接に接続されたMOSトランジスタ
31については、そのドレイン領域がN型不純物拡散領
域20で構成されたLDD構造にされているので、ホッ
トキャリアの発生による信頼性の低下を防止する口とが
できる。なお、前述したように信号VOUtの出力端子
とVssとの間に接続される抵抗は主としてN型不純物
拡散領域20に起因するので、前記第2図および第3図
において、トランジスタ31.32および34のソース
領域側の低濃度不純物拡散領域をドレイン領域側の低濃
度不純物拡散領域の不純物濃度より高く設定しても同じ
効果が得られる。
第4図はこの発明に係る絶縁ゲート型半導体装置の他の
実施例による素子構造を示す断面図あり、この発明を2
人力の0MO3−NAND回路に実施したものである。
この実施例装置でもP型半導体基板40が使用され、こ
の基板40にはNウェル頭載41が形成されている。上
記P型の基板40にはフィールド絶縁11142で分離
された二箇所の素子領域43.44が形成されている。
このうち一つの素子領域43には不純物濃度が比較的低
く設定されたN型不純物拡散領域45Bおよび46j3
が形成され、〜10Sトランジスタのソース、ドレイン
[どなる一対の高濃度のN型不純物拡散領域45および
46が互いに分離して形成されている。これら領域45
および46間のチャネル領域側には、不純物1度が比較
的低く設定されたN型不純物拡散領域45Bおよび46
Bが形成されている。これら領域45および46間の基
板40上には図示しないゲート絶縁膜を介してゲート電
極47が設けられている。もう一つの素子領域44には
、不純物濃度が比較的高くされ、MOSトランジスタの
ソース、ドレイン領域となる一対のN型不純物拡散領域
48.49がそれぞれ分離して形成され、ざらにドレイ
ン領域となる上記N型不純物拡散領域49のチャネル領
域側にはこの領域49と接するように、ドレイン領域の
一部となり不純物1度が比較的低く設定されたN型不純
物拡散領域51が形成されている。ざらにソース領域と
なるN型不純物拡散領域493のチャネル領域側には、
N型不純物拡散領域483が形成されている。
そして上記領域48[3;!3よび51間の基板40上
には図示しないゲート絶縁膜を介してゲート電極52が
設けられている。ここで上記各N型不純物拡散領域のう
ち、領域45.46.48.49の不純物濃度は例えば
〜10”cIR’程度にされ、上記N型不純物拡散領域
51の不純物濃度は例えば〜1018cm”程度にされ
ており、上記N型不純物拡散領1d45[3゜468.
4.8Bの不純物濃度は例えば〜10” as”程度に
設定されている。
上記Nウェル領域41には、フィールド絶縁膜42で分
離された二箇所の素子領域53.54が形成されている
。このうち一つの素子領域53にはMOSトランジスタ
のソース、ドレイン1mとなる一対のP型不純物拡散領
域55.56がそれぞれ分離して形成されている。上記
領域55および56間のNウェル領域41上には、図示
しないゲート絶縁膜を介してゲート型1i58が設けら
れている。もう一つの素子領域54にもMOSトランジ
スタのソース、ドレイン領域となる一対のP型不純物拡
散W4域59および60が互いに分離して形成さ、れて
いる。そして上記領域59および60間のNウェル領域
41上には、図示しないゲート絶縁膜を介してゲート電
極61が設けられている。
上記P型不純物拡散領域59.55はそれぞれ高電位の
電源電圧VDOに、N型不純物拡散領域45は低電位の
電#i電圧Vssに接続され、ゲート電極61および5
2には入力信号A1が、ゲート電極58および47には
入力信号A2がそれぞれ入力され、ざらにN型不純物拡
散領域46と48が共通接続され、N型不純物拡散W4
域49とP型不純物拡散領域56と60が共通接続され
、ここから上記入力信号A1、A2に応じた論理の出力
信@ voutが取り出される。
第5図は、上記実施例半導体装置の等価回路図である。
図においてMoSトランジスタ71は前記素子@戚44
に形成され、ゲートに入力信@A1が供給されるエンハ
ンスメント型でNチャネルのものであり、MOSトラン
ジスタ72は前記素子領域43に形成され、ゲートに入
力信QA2が供給されるエンハンスメント型でNチャネ
ルのものであり、さらにM OS ’r−ランジスタフ
3は前記素子領域54に形成され、ゲートに入力信号A
1が供給されるエンハンスメント型でPチャネルのもの
であり、MOSトランジスタ74は前記素子領域53に
形成され、ゲートに入力信号A2が供給されるエンハン
スメン1〜型でPチャネルのものである。
このような2人力NAND回路において、図中丸印を付
して示すように、出力信号voutの端子に直接接続さ
れているNチャネルMOSトランジスタ71のドレイン
側のみが上記のように不純物濃度が比較的低く設定され
たN型不純物拡散領域51で形成され、この部分でのみ
拡散抵抗が特に高くなっている。従って、この実施例で
も信号voutの出力端子とVssとの間に接続される
高抵抗体はこの抵抗だけになり、出力信号Voutを例
えば5■からOvに変化させる際の時定数は従来よりも
小ざくでき、動作速度の高速化を達成できる。
またトランジスタのam化によるドレインf[近傍での
インパクトアイオニゼーションによる特性の劣化につい
ては、出力信号voutに直接接続され、最も問題とな
るMOSトランジスタ71のトレイン領域がN型不純物
拡散領域51で形成されたL D D LX造にされて
いるので、ホットキャリアの発生による信頼性の低下を
防止することができる。
なお、この実施例装置の場合にも、信号”tloutの
出力端子とVssとの間のNチャネルMOSトランジス
タの段数が多くなるにつれ、その効果は従来に比べて大
きくなる。
第7図(a)〜(e)は、前記第4図に示した半導体装
置の製造工程を順次示している。まず、(a)図に示す
ようにP型のシリコン基板40上に周知のウェル拡散技
術を用いてNウェル領域41を形成する。次に、所望の
領域に周知の素子分離技術を用いてフィールド用シリコ
ン酸化ll1142および素子領1i143.44.5
3.54を形成する。そして、上記素子領域43.44
.53.54上にゲート絶縁膜用のシリコン酸化腰63
を膜厚200人程変形成した後、全面に多結晶シリコン
膜を形成する。次に、周知のフォトリソグラフィー技術
により上記多結晶シリコン膜をバターニングした後、ゲ
ート型ff147゜52、58.61ならびにこれらの
電極に1!続する多結晶シリコン配線を形成する。そし
て、基板全面にヒ素を加速電圧40KeVr1 Xl 
0L3cyr’、リンを加速電圧60KeVで1X10
”a4程度イオン注入する。
次に、(b)図に示すように上記Nウェル領域41およ
びゲート電極52とこれに接続されるドレイン領域をフ
ォトレジスト64で被覆した後、ヒ素を40KeVで2
X 10” cttr”!j度ビイオン注入る。
次に、上記フォトレジスト64を除去した後、基板全面
を酸化して熱酸化膜(図示せず)を約200人形成し、
全面に気相成長S i 02165を約3000人の厚
さに形成する。そして、異方性ドライエツチング技術を
用いて上記5iO211165を膜厚相当分だけ除去し
、ゲート電極47.52.58゜61の側壁部だけ上記
SiO2膜を残存させる。
次いで、(C)図に示すように上記Nウェル領域41上
をフォトレジスト65で被覆した後、NチャネルW4域
にヒ素を加速電圧40KeiVで3×1016 car
 4程度イオン注入する。そして、上記フォトレジスト
65を除去し、(d>図に示すようにNチャネル側をフ
ォトレジスト66で被覆した後、Pチャネル領域にボロ
ンを加速電圧30KeVで3×1015cIR4程度イ
オン注入する。
次に、上記フォトレジスト6Gを除去した後、半導体基
板表面を洗浄し、熱酸化膜を200人程変形成する。
次いで、(e)図に示すように基板全面にS i 02
 m67ヲ2000AVim形成スル。コIP)後、基
板全面にリンガラスを′?11看し、900℃でアニー
ルした後、所望領域にコンタクトホールを形成し、周知
の技術でアルミ配線を形成することにより前記第4図お
よび第5図に示したような0MO8構造の半導体装置が
形成さ机る。なお、(e)図における各トランジスタの
ソース、ドレイン領域には前記第4図と同じ符号を付し
ている。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、微細化された絶
縁ゲート型トランジスタを使用する半導体装置において
、各トランジスタの特性を損うことなしに動作速度の向
上を図ることができる絶縁ゲート型半導体装置およびそ
の製造方法を提供することができる。
すなわち、この発明による半導体装置は、持にNチャネ
ルMIS  FETのソースとある特定のドレインが低
抵抗で且つ浅い接合の拡散層で構成されており、ショー
トチャネル効果のより少ない微細化に適した構造となっ
ている。ざらにNチャネルトランジスタのソース側が比
較的濃度の高い低濃度拡散層で形成されているため、比
較的濃度の低い低s度層で形成した場合よりもソース側
でオフセットゲート構造になりにくく、トランジスタの
ソース側でのホットキャリアの発生による特性の劣化を
生じ難いという長所を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る絶縁ゲート型半導体装置の一実
施例による素子構造を示す断面図、第2図は上記実施例
半導体装置の等価回路図、第3図は上記実施例の装置を
3人力\AND回路に実施した場合の等価回路図、第4
図はこの発明に係る絶縁ゲート型半導体装置の他の実施
例による素子h1造を示す断面図、第5図はその等価回
路図、第6図は上記第4図に示した半導体装置の製造方
法を説明するための図、第7図はMOSトランジスタに
おけるゲートチャネル長と閾値電圧との関係を示す特性
曲線図、第8図はしDD構造のMO3I−ランジスタの
断面図、第9図は従来のNAND回路の素子構造を示す
断面図、第10図はその等価回路である。 10・・・P型の半導体基板、15.16.18.19
.22゜23・・・高11度のN型拡散領域、20・・
・低濃度のN型拡散領域、15B、 158.18B・
・・低m度のN型不純物拡散領域、+7.21.25・
・・ゲート′R極。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の絶縁ゲート型トランジスタからなり、入
    力信号に対応して所望の論理値を出力端子から出力信号
    として出力する絶縁ゲート型半導体装置において、上記
    出力端子に直接接続された絶縁ゲート型トランジスタの
    ドレイン領域におけるチャネル領域と接する部分を比較
    的低不純物濃度の第1の拡散層で形成し、ソース領域の
    チャネル領域と接する部分を上記第1拡散層より高濃度
    で且つソース、ドレイン領域より低不純物濃度の第2の
    拡散層で形成したことを特徴とする絶縁ゲート型半導体
    装置。
  2. (2)第1導電型の半導体基体に第2導電型のウェル領
    域を形成する工程と、上記半導体基体およびウェル領域
    上にフィールド用シリコン酸化膜を形成して素子領域を
    形成する工程と、上記素子領域上にゲート絶縁膜を介し
    てゲート電極を形成する工程と、上記ゲート電極をマス
    クとして上記半導体基体および上記ウェル領域上の全面
    に第1、第2導電型の不純物をイオン注入する工程と、
    上記ウェル領域および出力端子に直接接続された絶縁ゲ
    ート型トランジスタのドレイン領域をマスクして第2導
    電型不純物をイオン注入する工程と、上記半導体基体お
    よびウェル領域上の全面にシリコン酸化膜を形成する工
    程と、このシリコン酸化膜の異方性エッチングを行なつ
    て各ゲート電極の側壁部のみにシリコン酸化膜を残存さ
    せる工程と、上記ウェル領域上をマスクして上記半導体
    基体上に第2導電型の不純物をイオン注入する工程と、
    上記半導体基体上をマスクして上記ウェル領域に第1導
    電型の不純物をイオン注入する工程と、上記半導体基体
    およびウェル領域上の全面に絶縁膜を形成する工程と、
    この絶縁膜にコンタクトホールを開孔してから配線層を
    形成し各電極を導出する工程とを具備したことを特徴と
    する絶縁ゲート型半導体装置の製造方法。
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