JPS62285993A - クリストバル石を用いる劣化食用油の精製法 - Google Patents

クリストバル石を用いる劣化食用油の精製法

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JPS62285993A
JPS62285993A JP61129110A JP12911086A JPS62285993A JP S62285993 A JPS62285993 A JP S62285993A JP 61129110 A JP61129110 A JP 61129110A JP 12911086 A JP12911086 A JP 12911086A JP S62285993 A JPS62285993 A JP S62285993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cristobalite
oil
edible oil
degraded
purification
Prior art date
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Pending
Application number
JP61129110A
Other languages
English (en)
Inventor
鶴泉 彰恵
野納 敏展
新美 富男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nittetsu Mining Co Ltd
Original Assignee
Nittetsu Mining Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nittetsu Mining Co Ltd filed Critical Nittetsu Mining Co Ltd
Priority to JP61129110A priority Critical patent/JPS62285993A/ja
Publication of JPS62285993A publication Critical patent/JPS62285993A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/74Recovery of fats, fatty oils, fatty acids or other fatty substances, e.g. lanolin or waxes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は劣化した食用油について、不溶解残渣の除去と
脱酸、脱色、脱臭等の処理を併用することによる劣化食
用油の再生法に関するものである。
従来の技術 食用油は使用するにつれて劣化が起こり中毒のおそれも
あるが、これを廃棄処分すれば水質汚濁の原因となる。
食用油は長期間繰り返し使用することにより、アルデヒ
ドなどのカルボニル化合物、カルボン酸などの酸、高温
加熱によって生ずる脂肪酸の熱重合による高分子物質と
着色物質、それに食物などの混入による不溶解残渣によ
シ劣化することが知られている。
従来、これらの食用油の劣化を防ぐ方法や再生法につい
ては種々試みられている。
fll 、tばビタミンEやエリソルビン酸などの酸化
防止剤を添加する方法、珪藻土t濾過助剤として濾過て
よシネ溶解残渣を除去する方法、活性炭による吸着除去
方法が考案され実用化されている。
発明が解決しようとする問題点等 しかしながら酸化防止剤’Fr−m加する方法では油脂
成分の酸化を遅延させる効果はあるものの、着色物質や
不溶解残渣の除去はできない。
ま友珪藻土濾過助剤法では不溶解残渣の除去はできるが
酸の除去はできない。
活性炭吸着法では油中の水、酸の吸着が十分ではなくま
次使用した活性炭の再生使用が難かしい几めコスト高と
なる。従って、劣化した食用油の精製法としては不溶解
残渣の除去、脱酸、脱色、脱臭等を一貫して行なう方法
が望まれている。
本発明者は劣化した食用油の精製法について種々検討し
、特に脱酸、脱色、脱臭に用いること、ができる吸着剤
について研究した結果、天然産のクリストバル石が極め
て優れていることが判った。
本発明の研究によると天然産のクリストバル石は第1表
に示すような物理的特性をもっている。
第   1   表 第1表によれば、クリストバル石は天然産の鉱物として
は比表面積が著しく大きい。また細孔径分布が油中での
吸着に適合していて脱色、脱臭の効果があると考えられ
る。つぎに第2表は、クリストバル石の化学的特性(化
学組成等)1c示すものである。
この分析結果より、クリストバル石には有害物質は含ま
れていないことが判る。水蒸気の吸着熱は15kcaA
 / mot であるが、この値は相当強い水の吸着エ
ネルギーであることを示す。すなわちクリストバル石は
化学吸着によって油中の水分や酸を強く吸着することが
考えられる。
つぎに、第2図はクリストバル石のX線回折図であるが
、回転角020°のところにMtのピークがあり、モン
モリロナイトの存在を示す。このことは強い化学吸着に
よって水や酸を吸着し脱酸し得ることを示すものでちる
問題点を解決するための手段及びその作用本発明はこれ
らの知見に基づくものであって、劣化した食用油中の不
溶解残渣を一過分離した後、該劣化食用油を一定の粒径
範囲に調整したクリストバル石に接触せしめることを特
徴とするクリストバル石を用いる劣化食用油の精製法で
ある。
本発明において、劣化し之食用油中の不溶解残渣とは、
食用油を繰り返し使用しているうちに食物などが混入し
たものやその他の固形物をいう。
この不溶解残渣の濾過分離方法は特別の濾過方法に限定
されるものではないが、沈降分離や遠心力を利用する方
法では実用性に乏しい。
従って通常の濾過材を用いた分離方法が望ましい。つぎ
に不溶解残渣を分離した劣化食用油はクリストバル石に
接触せしめるが、脱酸等の効率を高めるためにはこのク
リストバル石を適当な範囲の粒径に調整し、粒度分布の
異なる2種以上の粒子群を配合したものを用いることが
望ましい。
以下実施例に基づいて詳細に説明する。
実施例 第1図は本発明の方法を実施する装置の1例を示す。
160℃程に加熱し足労化食用油をオイルシリンダー1
に注入すると、不織布フィルター2で不溶解残渣が濾過
分離され几油が、その下部にある濾過材(クリストバル
石)3が充填しであるカートリッジ4で更に精製される
このカートリッジ4内で劣化食用油の脱酸、脱色、脱臭
が行なわれる。
同、符号5は蓋、6は止めリング、7は金網、8は濾過
槽、9は凸部、lOは貯油槽、11はコック、12は容
器である。又、カートリッジ4の径口は152酎程度、
濾過材3の高さtは170咽程度であつ之。
この装置を用いて、カートリッジ4内に平均粒径が15
φのものと、同じ< 0.3 m/mの2種類のクリス
トバル石を充填して劣化食用油2t″f、3時間で処理
し次結果を第3表以下に示す。
第3表において、透視度(度数法で測定〕は脱色度を示
すものである。精製油は劣化油に比べて著しく透明度が
向上している。このことは高温によって生成した発色物
質、高分子物質が多量に除去されたことを示す。また動
粘度、比重の減少は上記を裏付けている。
第   4   表 つぎに第4表に示すように精製油の酸価が約8に減少し
ていることは、劣化油中に含まれている酸がにに減少し
たことを示す。なお農林規格(JAS)では酸価2.0
以上は食用油として不適格としている。
第   1,5   表 第2表に示すよってクリストバル石には有害金属は全く
含まれていないが、これを用いt精製油中にも第5表の
ように全く検出されないので、衛生的に無害である。
発明の効果 本発明によれば、劣化した食用油中の不溶解残渣の除去
と脱酸、脱色、脱臭等の精製処理を一貫して行なうこと
ができる。従って食用油を使用した後その都度濾過し、
減少した分だけ新油を追加すれば絶えず新鮮な風味ある
油を用いることができる。このことは油が酸敗、変質し
て中毒する危険もなく、投棄による水質汚染の原因とも
ならないので経済的、衛生的であって公害防止にも役立
つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する装置の1例を示し、第2図は
クリストバル石のX線回折図である。 −〜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 劣化した食用油中の不溶解残渣を濾過分離した後、該劣
    化食用油を一定の粒径範囲に調整したクリストバル石に
    接触せしめることを特徴とするクリストバル石を用いる
    劣化食用油の精製法。
JP61129110A 1986-06-05 1986-06-05 クリストバル石を用いる劣化食用油の精製法 Pending JPS62285993A (ja)

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JP61129110A JPS62285993A (ja) 1986-06-05 1986-06-05 クリストバル石を用いる劣化食用油の精製法

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JP61129110A JPS62285993A (ja) 1986-06-05 1986-06-05 クリストバル石を用いる劣化食用油の精製法

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JPS62285993A true JPS62285993A (ja) 1987-12-11

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ID=15001311

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JP61129110A Pending JPS62285993A (ja) 1986-06-05 1986-06-05 クリストバル石を用いる劣化食用油の精製法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006241245A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Daiki Axis:Kk 使用済食用油脂の再生処理方法及びその処理剤

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59211662A (ja) * 1983-05-18 1984-11-30 桂木 隆夫 フエルトとその製造方法及び装置

Patent Citations (1)

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