JPS62285927A - マ−キング用粘着フイルムの表示方法 - Google Patents

マ−キング用粘着フイルムの表示方法

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JPS62285927A
JPS62285927A JP61129948A JP12994886A JPS62285927A JP S62285927 A JPS62285927 A JP S62285927A JP 61129948 A JP61129948 A JP 61129948A JP 12994886 A JP12994886 A JP 12994886A JP S62285927 A JPS62285927 A JP S62285927A
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JP
Japan
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polyolefin
film
adherend
marking
adhesive
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JP61129948A
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Tadayoshi Tatsuno
忠義 龍野
Komaji Matsui
駒治 松井
Masaharu Takahashi
高橋 正治
Mitsuo Wakimoto
光男 脇本
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は物体表面の表示、装飾形成のために用いられる
マーキング用粘着フィルムの表示方法に関するものであ
り、詳しくは、ポリオレフィン系被着材表面に変性ポリ
オレフィンを塗布してマーキング用粘着フィルムとの接
着性及びその保持性を向上させる方法に関する。
[従来の技術] 従来、塩化ビニル系樹脂フィルムを基材とし、該基材の
片面に印刷インキ層、クリヤー塗膜層を形成させ、また
一方の面に粘着剤層を設けて成る粘着フィルムを使用し
てポリオレフィン系被着材表面に加圧接着することによ
り図形、文字等を表示する方法が行なわれていた。
[発明が解決しようとする問題点] 上記の方法において、一般に、ポリオレフィン系被着材
は無極性で高結晶性であるため粘着フィルムの接着力が
十分でないという欠点があった。
[問題を解決するための手段] 木発明者等は、ポリオレフィン系被着材表面に変性ポリ
オレフィンを含有する組成物を塗布することにより粘着
フィルムの接着力が向上することを見い出し本発明を完
成した。
すなわち、本発明は、境化ビニル系樹脂を基材とするマ
ーキング用粘着フィルムをポリオレフィン系被着材表面
に貼付施工するに際して、変性ポリオレフィンを必須成
分とする組成物を、該ポリオレフィン系被着材表面にあ
らかじめ塗布しておくことを特徴とするマーキング用粘
着フィルムの表示方法に関する。
本発明において、使用するマーキング用粘着フィルムは
上記のごとく、塩化ビニル系樹脂を主成分とするフィル
ム(基材)の裏面に粘着剤を塗布してなり、それ自体す
でに公知であって、具体的には、基材は塩化ビニル系樹
脂を主成分とし、さらに着色剤、可塑剤などを配合して
なるフィルムであり、該フィルムに関し、厚さは20〜
500用、引張強度1〜10kg/ 25IIIm (
テンシロン型引張試験機、300+a/分、23°C1
65%RH) 、伸び率50〜300%(同上)、隠ぺ
い率90以上(JIS  K−5400に準する)であ
ることが好ましく、公知の方法によって製造できる。
これらの基材の裏面に塗布する粘着剤は、従来公知のも
のを使用することができるが、1WFt候性および耐油
性などのすぐれたアクリル樹脂系粘着剤が特に好適であ
り、例えば、アクリル酸エステルやメタクリル酸エステ
ルを主成分とし、さらに必要に応じて、カルボキシル基
、水酸基、アミノ基またはグリシジル基などの官能基を
有するビニルモノマー、酢酸ビニル、塩化ビニリデン、
アクリロニトリルなどのその他のビニルモノマーなどを
用いて重合もしくは共重合せしめてなるアクリル樹脂系
粘着剤があげられ、さらに、目的に応じて粘着付与剤な
どを添加することもできる。
本発明において、使用するポリオレフィン系被着材は、
その分子構造中にオレフィン性の炭素−炭素結合を宥す
る炭化水素化合物を重合することによって得られた結晶
性のポリオレフィン重合体のシート、成形品等である。
該ポリオレフィン重合体の代表例としては、低圧法ポリ
エチレン、中圧法ポリエチレン、高圧法ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共
重合体、エチレン−ブテン共重合体等が挙げられる。
本発明において、使用する変性ポリオレフィンを必須成
分とする組成物は、変性ポリオレフィンに必要に応じて
その他の樹脂、有機溶媒を配合したものである。
変性ポリオレフィンとしては、不飽和カルボン酸又はそ
の無水物の一部又は全部がポリオレフィンにグラフト重
合したカルボキシル基含有ポリオレフィン及び二酸化イ
オウ及び塩素を用いてポリオレフィンにクロル基及びス
ルフォニルクロライド基(−S02C1)を導入したス
ルフォニルクロライド基含有ポリオレフィンが挙げられ
る。
′ 変性ポリオレフィンに用いるポリオレフィンとして
は、上記したポリオレフィン重合体を使用することがで
きるが好ましくはポリエチレン、ポリプロピレンである
また、不飽和カルボン酸又はその無水物としては、具体
的には、アクリル酸、メタクリル酸、プレイン酸、無水
マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等が挙げられ、中で
も特にマレイン酸、無水マレイン酸が好ましい。
変性ポリオレフィンとしては、具体的には、例えば、P
−30t、P−401、P−401ME[以上、三井石
油化学工業■“商品名“マレインイp、 7+!リプロ
ピレン] ハイパロンrnuonnt dpNemou
rs & Co、 Inc、 ”商品名゛′クロルスル
ホン化ポIJ xチ1/7] 、TS−220、TS−
320、TS−340,7S−430、TS−530、
TS−740、TS−930[以上、東洋曹達工業株“
商品名°゛クロルスルホン化ポリエチレリン等が挙げら
れる。上記した商品名の中でも、結晶性の低いTS−2
20,TS−340、P2O3、P2O3等が好適であ
る。
その他の樹脂としては、変性ポリオレフィンに粘着性を
付与して変性ポリオレフィンと粘着フィルムとの接着性
を向上させる目的として、数平均分子量300〜30.
000、好ましくは350〜20.000の範囲、50
”Oで液状又は粘着性を有するもので、かつ変性ポリオ
レフィンと良好な相溶性を示す樹脂である。具体的には
、例えば、エポキシ樹脂、エポキシ樹脂エステル、アル
キド樹脂、エポキシ変性アルキド樹脂、シリコーン変性
アルキド樹脂、ビニル変性アルキド樹脂、フェノール変
性アルキド樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、尿
素樹脂、メラミン樹脂等が挙げられる。これらの樹脂は
、一般には塗料又は接着剤用のビヒクル成分、架橋剤成
分、可塑剤成分として使用されているものであり、その
配合量は重量固形分換算で変性ポリオレフィン100重
量部に対して0〜100重量部、好ましくは10〜60
重量部の範囲である。
有機溶媒としては、変性ポリオレフィンを溶解するもの
であれば制限なく使用できるが、塗装作業性の観点から
比較的低沸点のものが有利である。具体的には1例えば
、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素:ペンタン、
ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素等が
挙げられる。さらに、上記以外にもエステル系、ケト°
ン系、アルコール系の有機溶媒を併用して使用すること
ができる。
本発明の方法は、ポリオレフィン系被着材表面に変性ポ
リオレフィンを塗布し、乾燥後、粘着フィルムを加圧し
て貼付を行なうことができる。
塗布は吹付塗装、はけ塗り、流し塗り等の塗装方法によ
って行なうことができる。また塗膜の乾燥は自然乾燥又
は強制加熱乾燥を行なうことができ、得られる塗膜の膜
厚は1〜10ルの範囲であることが好ましい。
[作用] 変性ポリオレフィン組成物を塗布したポリオレフィン被
着材表面に貼付された粘着フィルムが、接着性に優れる
という理由は、次の様に考えられる。即ち、ポリオレフ
ィン被着材表面に塗布された変性ポリオレフィン組成物
は、それ自体被着材のポリオレフィンと相溶性に優れ、
かつ濡れ性にも優れた性質を有するため薄膜で平滑性の
良い、付着性に優れた塗膜を形成し、さらに該変性ポリ
オレフィンは分子構造中に化学的に結合したカルボキシ
ル基又はスルフォニルクロライド基を有するため被着材
に対して潰れた付着性を示すものである。また、変性ポ
リオレフィンはそれ自体低結晶性で、比較的高極性の化
学的性質を有するため粘着フィルムの粘着剤との相溶性
に潰れるからして、付着性に優れた粘着フィルムの表示
物を与えるものである。
[実施例] 以下、実施例及び比較例を挙げて1本発明を具体的に説
明する。
実施例1〜9 表−1に示す配合で混合溶解を行なって変性ポリオレフ
ィン組成物を得た。
次に、得られた組成物をノーブレンMH−8[三菱油化
■゛商品名゛ポリプロピレン、シートの厚み2mm]に
刷毛塗りで乾燥膜厚4〜5牌になるように塗装した後、
室温で15分間乾燥を行なった。その後、塗布されたシ
ートにマーキング用粘着フィルム[基材が塩化ビニル系
樹脂フィルム(フィルムの厚み50牌、白色)でその裏
面にアクリル樹脂系粘着剤を塗装(膜厚20ル)したも
の]を加圧して貼付けを行ない室温で1日放置後、試験
に供した。
比較例 実施例1において変性ポリオレフィン組成物を使用せず
に実施例1と同じ被着材及び粘着フィルムを用いて貼付
けを行なった。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の方法は、変性ポリオレフ
ィンを必須成分とする組成物が極めてポリオレフィン系
被着材及び粘着フィルムの粘着剤との接着性に優れてお
り、従来のポリオレフィン系被着材に粘着フィルムによ
る貼付は困難とされていたものが簡単で容易に表示物が
得られるものであり、実用上の効果は著しいものである

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塩化ビニル系樹脂を基材とするマーキング用粘着フィル
    ムをポリオレフィン系被着材表面に貼付施工するに際し
    て、変性ポリオレフィンを必須成分とする組成物を、該
    ポリオレフィン系被着材表面にあらかじめ塗布しておく
    ことを特徴とするマーキング用粘着フィルムの表示方法
JP61129948A 1986-06-04 1986-06-04 マ−キング用粘着フイルムの表示方法 Expired - Lifetime JPH0791395B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61129948A JPH0791395B2 (ja) 1986-06-04 1986-06-04 マ−キング用粘着フイルムの表示方法

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62285927A true JPS62285927A (ja) 1987-12-11
JPH0791395B2 JPH0791395B2 (ja) 1995-10-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023243417A1 (ja) * 2022-06-16 2023-12-21 Dic株式会社 ヒートシール剤、ヒートシール性フィルム、及び包装材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59227450A (ja) * 1983-06-08 1984-12-20 大日本印刷株式会社 ポリエステル化粧板の製造法
JPS6099138A (ja) * 1983-11-02 1985-06-03 Mitsui Petrochem Ind Ltd ポリオレフイン成形品の塗装用下塗剤

Patent Citations (2)

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JPH0791395B2 (ja) 1995-10-04

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