JPS62284158A

JPS62284158A - 暖冷房機

Info

Publication number: JPS62284158A
Application number: JP12862886A
Authority: JP
Inventors: 山口　紘一郎; 野口　正夫; 竹司渡辺; 達規桜武
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-06-03
Filing date: 1986-06-03
Publication date: 1987-12-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ａ１発明の詳細な説明産業上の利用分野本発明は、室外機と室内機との間を配管接続し、冷媒を
循環して暖冷房運転をする様にして成る暖冷房装置に関
するものである。

従来の技術従来のこの種の暖冷房装置として最も普及しているのは
ヒートポンプエアコンである。しかしヒートポンプエア
コンは外気温が低下した場合の暖房能力、暖房立上り、
除霜運転時のコールドドラフトの点で暖房の快適性で問
題がある。これを改良した方法として、室外機の中に石
油又はガスバーナを設けて冷媒を加熱し圧縮機を運転し
、冷媒油、又はガスを使う上に圧縮機運転による電力を
消費することにな９、実用上ではランニングコストの上
昇と、圧縮機に対して高温高圧の負荷をかけない様にす
るために、暖房温度として高温の温感を得ることが出来
ないという様な問題点を有していた。

本発明はかかる従来の問題点を解決するもので、石油又
はガスによる冷媒加熱のみで温感ある暖房、外気温度に
左右されることのない快適な暖房をすると共に、同一装
置で冷房も行う様にすることを目的とする。

問題点を解決するための手段上記問題点を解決するために本発明の暖冷房機は、冷媒
加熱器、第１電磁弁、室内熱交換器、第１逆止弁、フロ
ート弁内蔵受液器、第２逆止弁を順次環状に配管接続す
ると共に、前記第一電磁弁の前後に、圧縮機の吐出管に
第ａ逆止弁と吸入管に第２電磁弁を介した側路管を配管
接続し、前記第１．第２逆止弁には各々並列に絞り機構
と第３電磁弁を配設し、前記第３逆止弁と第３電磁弁の
間には室外熱交換器を設け、前記第１電磁弁と室内熱交
換器との配管系路からフロート弁内蔵受液器へ、第４逆
止弁を介した均圧管を設けた構成を備えたものである。

作　　用本発明は上記した構成によって、暖房運転時には第１電
磁弁を開成し、第２．第３電磁弁を閉成して冷媒加熱器
を石油又はガヌバーナで加熱する。

加熱された冷媒液は蒸発して順次環状に配管接続された
第１電磁弁から室内熱交換器へ加熱冷媒の蒸気圧で押し
込まれる。室内熱交換器に流入した冷媒蒸気は放熱暖房
して凝縮液化し順次第１逆止弁からフロート弁内蔵受液
器に流入する。所定の量の冷媒液がフロート弁内蔵受液
器にたまるとフロート弁が作動して均圧管を開通し冷媒
加熱蒸気圧が受液器に作用するために、フロート弁内蔵
受液器内の冷媒液は第２逆止弁から冷媒加熱器へ押し込
まれることとなり、以上の様に冷媒を加熱するのみで、
加熱蒸気圧とフロート弁内蔵受液器の作用で暖房を得る
ことが出来る。従って暖房運転時には冷媒を循環するた
めに圧縮機を運転する必要がないので電気を消費するこ
とがないと共に、暖房運転時には第２電磁弁を閉成し又
、第３逆止弁の作用で、冷媒加熱による圧力と温度が圧
縮機に全く影響を与えないので、循環冷媒の圧力と温度
を高くして運転出来ることになり、温感が上昇し快適な
暖房が得られる。

又、冷房運転時には、第２．第３電磁弁を開成し、第１
電磁弁を閉成して圧縮機を運転することにより、冷媒は
順次、圧縮機、第３逆止弁、室外熱交換器、第３電磁弁
、フロート弁内蔵受液器。

絞り機構、室内熱交換器、第２電磁弁を循環して圧縮機
への流れをさせることにより、室内熱交換器で所定の冷
房を行うものである。この時、第１電磁弁は閉成してい
るので、圧縮機の吐出圧力と吸入圧力を遮断し、又、均
圧管の第４逆止弁の作用でフロート弁内蔵受液器の冷媒
液が均圧管から流れ出るのを防止し受液器として冷媒液
の調整を行う作用が得られることとなり、同一装置で安
定した冷房運転を行うことになる。

実施例以下、本発明の実施例全添付図面にもとづいて説明する
。

図において、１は室外ユニット、２は室内ユニットであ
る。室外ユニット１と室内ユニット２において、３は冷
媒加熱器、４は第１電磁弁、５は室内熱交換器、６は第
１逆止弁、７はフロート弁内蔵受液器、８は第２逆止弁
で、これらは順次環状に配管接続されている。

又、９は圧縮ｉ、１０はアキュムレータ、１１は圧縮機
９の吐出管１２に配した第３逆止弁、１３は圧縮機９の
吸入管１４に配した第２電磁弁で、これらを設けた側路
管１５が、前記第１電磁弁４の前後に配管接続されてい
る。

１６は第１逆止弁６に並列に配した絞り機構、１７は第
２逆止弁に並列に配した第３電磁弁、１８は第３逆止弁
１１と第３電磁弁１７の間に設けた室外熱交換器用ファ
ンで本実施例では冷媒加熱器３が室外熱交換器を兼用し
ているものでファン１８を運転する時は室外熱交換器と
して作用し、バーナ１９″ｆ、運転する時は冷媒加熱器
３として作用する。

２０は均圧管で第１電磁−ＩＦ５と室内熱交換器５との
配管系路２１からフロート弁内蔵受液器７へ接続されて
いる。２２は第４逆止弁で均圧管２０に配設されている
。又、２３はフロート弁、２４は室内ファンである。

上記構成において、暖房運転時には第１電磁弁４を開成
し第２．第３電磁弁１３．１７ｅ閉成してバーナ１９と
室内ファン２４を運転する。バーナ１９により冷媒加熱
器３の冷媒液は加熱されて蒸発し、加熱蒸気圧により第
１電磁弁４から配管系路２１を経て室内熱交換器５に流
入し、室内ファン２４により放熱暖房することにより、
凝縮して冷媒液になり、第１逆止弁６からフロート弁内
蔵受液器７に受液される。所定量受液されるとフロート
弁２３が作動することとなり、加熱蒸気圧が均圧管２０
を介してフロート弁内蔵受液器７内に作用するので、冷
媒液は第２逆止弁８から冷媒加熱器３に環流する。

以上の様さ冷−媒加熱による暖房時冷媒循環系に対して
、Ｍ２電磁弁１３は閉成されており、又、第３逆止弁１
１は作用して遮断されているので停止中の圧縮機９へ暖
房運転時の冷媒圧力、温度は関与しないととになる。

つまり、暖房運転は加熱冷媒の蒸気圧のみで冷媒循環を
しているので、圧縮機９の運転は不要であり、又、冷運
転状態の冷媒圧力、温度は圧縮機９に何ら関与しないの
で、従来に比較して冷媒の圧力、温度を高くした冷媒循
環暖房が行なえることとなり、温感の向上した快適暖房
を得ることが出来るものである。

冷房運転時には、第２．第３電磁弁１３．１７を開成し
第１電磁弁４を閉成して圧縮機９、室外ファン１８．室
内ファン２４を運転する。圧縮機９が吐出した冷媒は第
３逆止弁１１から吐出管１２を経て室外熱交換器兼用の
冷媒加熱器３へ流入し、室外ファン１８で凝縮液化され
る。凝縮した冷媒液は第３電磁弁１７からフロート弁内
蔵受液器７に受液された後に絞り機構１６を流れ減圧さ
れて室内熱交換器５に流入する。室内熱交換器５では室
内７１ン２４により冷房作用をして冷媒は吸熱蒸発し配
管系路２１から第２電磁弁１３゜吸入管１４．アキュム
レータ１０を経て圧縮機９へ環流する。

この時、第１電磁弁４は閉成しているので圧縮機９から
の吐出冷媒ガスが配管系路２１の流れることはなく、又
均圧管２ｏの第４逆止弁２２の作用により、フロート弁
内蔵受液器７の冷媒液が配管系路２１側の流出すること
もないので、安定した正常な冷房運転を行うことが出来
る。

以上の様に冷媒加熱に暖房運転装置により冷房運転も支
障なく行なえるので、快適な暖房と冷房を得ることとな
る。

発明の効果以上の様に本発明の暖冷房機によれば次の様な効果を得
ることが出来る。

（１）冷房加熱器、第１電磁弁、室内熱交換器、第１逆
止弁、フロート弁内蔵受液器、第２逆止弁を順次環状に
配管接続すると共に、前記第１電磁弁の前後に、圧縮機
の吐出管に第３逆止弁と吸入管に第２電磁弁を介した側
路管を配管接続しているので、暖房運転時には第３逆止
弁と第２電磁弁の作用で冷媒の圧力、温度を遮断し圧縮
機に何ら影響を与えることもなく、又、圧縮機を運転す
ることなく、加熱冷媒の蒸気圧で暖房の冷媒循環を行う
ことにより、冷媒循環用の電気を使用することもなく、
又、冷媒圧力、温度を高くした状態で冷媒循環して温感
を向上させた快適暖房を得ることが出来る。

（２）又、前記第１．第２逆止弁には各々並列に絞り機
構と、第３電磁弁を配設し、前記第３逆止弁と第３電磁
弁の間には室外熱交換器を設け、前記第１電磁弁と室内
熱交換器との配管系路からフロート弁内蔵受液器へ、第
４逆止弁を介した均圧管を設けているので、冷房運転時
に圧縮機からの吐、出ガスや冷に液が、第１電磁弁や第
４逆止弁から流出するがことなく、常に安定した冷房運
転を得ることが出来る。

（３）　　冷媒液の分布量として最も大きなフロート弁
内蔵受液器を暖冷房運転時共に有効に使って冷媒受液量
の調整が出来るので、冷媒分布の過不足による異常な圧
力、温度上昇を防止した正常な運転を保証することが出
来る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す暖冷房機の全体構成図であ
る。３・・・・・・室外熱交換器兼用の冷媒加熱器、４・・
・・・・第１電磁弁、５・・・・・・室内熱交換器、６
・・・・・・第１逆止弁、７・・・・・・フロート弁内
蔵受液器、８・・・・・・第２逆止弁、９・・・・・・
圧縮機、１１・・・・・・第３逆止弁、１２・・・・・
・吐出管、１３・・・・・・第２電磁弁、１４・・・・
・・吸入管、１５・・・・・・側路管、１６・・・・・
・絞り機構、１７・・・・・・第３電磁弁、２０・・山
・均圧管、２１・・・・・・配管系路、２２・・・・・
・第４逆止弁。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名５−
一一室内敵鵜デー−，２Ｅ網機２Ｉ−−一配驚Ｚ衷豚２２−一一第４遁土弁

Claims

【特許請求の範囲】

冷媒加熱器、第１電磁弁、室内熱交換器、第１逆止弁、
フロート弁内蔵受液器、第２逆止弁を順次環状に配管接
続すると共に、前記第１電磁弁の前後に、圧縮機の吐出
管に第３逆止弁と吸入管に第２電磁弁を介した側路管を
配管接続し、前記第１、第２逆止弁には各々並列に絞り
機構と第３電磁弁を配設し、前記第３逆止弁と第３電磁
弁の間には室外熱交換器を設け、前記第１電磁弁と室内
熱交換器との配管系路からフロート弁内蔵受液器へ、第
４逆止弁を介した均圧管を設けた暖冷房機。