JPS622840A

JPS622840A - 電動機

Info

Publication number: JPS622840A
Application number: JP13985685A
Authority: JP
Inventors: Kimiko Shinba; 榛葉　喜美子; Michio Shinba; 榛葉　陸夫
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-06-25
Filing date: 1985-06-25
Publication date: 1987-01-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の目的）〔産業上の利用分野〕この発明は、永久磁石の設置された固定子を内側と外側
に設置し、これらの固定子の間を電磁石の設置された回
転子が通過する電動機に関する。

〔従来技術および従来技術の問題点〕

従来におけるこの種の電動機にあっては、回転子に電磁
石のみを設置していたため、電気エネルギーの消費量が
多いと共に回転トルクが小さいという不都合を有した。

（発明の構成）〔前記問題点を解決するための手段〕この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
あり、その要旨は、電磁石および永久磁石の設置された回転子と、永久磁石
が前記回転子の回転方向に適宜間隔を介して設置された
内側固定子および外側固定子とを備え、前記回転子が前
記内側固定子と外側固定子との間を通過すると共にこの
回転子が前記内側固定子と外側固定子との間を通過する
ときこの回転子の電磁石および永久磁石は同一磁極にお
いて前記内側固定子の永久磁石および前記外側固定子の
永久磁石と対向し、更に、前記回転子の電磁石には前記
回転子が前記内側固定子と前記外側固定子との間に位置
したときから次に前記内側固定子と前記外側固定子との
間に位置するまでの適宜時間通電されることを特徴とす
る電動機である。

〔発明の作用〕

この発明に係る電動機は上記のように構成されているた
め、・回転子の電磁石に電流を流すと、回転子と固定子とは
反撥する。又、電流を切ると回転子の電磁石に磁力が生
じないため、この電磁石と固定子の永久磁石とが引き合
うと共に回転子の永久磁石と固定子の永久磁石とが反撥
し、これらの引力と反撥力は丁度つりあうため、いかな
る力も働かないものである。

よって、回転子が内側固定子と外側固定子との間に位置
したとき、その電磁石に電流を流すと回転子と固定子と
は反撥しあって矢印方向に回転する。そして、所定時間
経過後、回転子の電磁石への電流が切れると回転子は惰
性回転し、再び、内側固定子と外側固定子との間に浸入
する。このとき再び、回転子の電磁石に電流が流れるた
め、回転子の磁石と固定子の永久磁石とは反撥しあって
矢印方向に回転する。この状態を繰り返しながら回転子
は回転を続ける。

〔実施例の説明〕

以下、図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。

第１図において、１１は電動機Ｍの内側固定子であり、
支軸１３に嵌着されている。この内側固定子１１は側部
において外側方向にＮ磁極を露出した永久磁石１５．１
５．・・・を有する。１７は外側固定子であり、後端部
（図における上端部）において前記支軸１３に嵌着され
ている。この外側固定子１７は側部において内側方向に
Ｓ磁極の露出した永久磁石１９，１９、・・・を有する
。又、２１は回転子であり、前記支軸１３に回動可能に
嵌挿されている。この回転子２１は前記内側固定子１１
と外側固定子１７との間を通過しながら支軸１３を中心
として回転する。２３．２３．・・・は永久磁石、２５
．２５．・・・は電磁石であり、回転子２１の内側方向
にＮ磁極を露出させ且つ外側方向にＳ磁極を露出させた
状態で設置されている。これらの磁石２３．２５の磁゛
極は、回転子２１が内側固定子１１と外側固定子１７と
の間を通過するとき、前記内側固定子１１における永久
磁石１５の同一磁極、外側固定子１７における永久磁石
１９の同一磁極と対向する。

なお、２７　、２７は支軸１３に圧接する整流子であり
、導線２９．２９を介して回転子２１の電磁石２５につ
ながれている。この整流子２７は回転子２１が固定子ｉ
ｉ、ｉ７に対向してから９０°の範囲においてのみ電気
が流れるように形成されている。３０．３０はブラシで
あり、整流子２７．２７に電流を送るものである。

この発明に係る電動機Ｍは、第２図の状態で、回転子２
１の電磁石２５に電流を流すと、回転子２１と固定子１
１．１７とは反撥する。又、電流を切ると回転子２１の
電磁石２５に磁力が生じないため、この電磁石２５と固
定子１１”、１７の永久磁石１５．１９とが引き合うと
共に回転子２１の永久磁石２３と固定子１１．１７の永
久磁石１５．１９とが反撥し、これらの引力と反撥力は
丁度つりあうため、いかなる力も働かないものである。

よって、第２図の状態で、回転子２１の電磁石２５に電
流を流すと、回転子２１と固定子１１．１７とは反撥し
あって矢印方向に回転する。この場合、回転子２１への
電流は、回転子が９０”回転すると切れるため、その後
は惰性で９０°回転する。惰性回転を９０°続けると回
転子２１が再び固定子１１．１７の間に入り、回転子２
１に電流が流れるため、回転子２１の磁石２３．２５と
固定子１１．１７の永久磁石１５．１９とは反撥しあっ
て矢印方向に回転する。この状態を繰り返しながら回転
子２１は回転を続ける。

第３図は第２実施例であり、内側固定子１１、外側固定
子１７、回転子２１における磁石１５．１９．２３．２
５の対向する個所を２個所備え、これらを非磁性体３１
でつなぐと共に対向する磁極を異種のものにしたもので
ある。又、外側固定子１７は磁性体の連結材３３で連結
されている。このように構成すると永久磁石１９の放電
が少なくなり、磁力を効率よく利用できる。又、支軸１
３を同様に磁性体にすれば内側固定子１１の永久磁石１
５の磁力の放電を防止でき、磁力を効率よく利用できる
。

なお、外側固定子１７の連結材３３は非磁性体でも設け
ることもできる。

又、外側固定子１１および内側固定子１７の数は上記実
施例に限定されるものでない。

（発明の効果）この発明に係る電動機は上記のように構成されているた
め、回転子の電磁石に電流を流すと、回転子と固定子とは反
撥する。又、電流を切ると回転子の電磁石に磁力が生じ
ないため、この電磁石と固定子の永久磁石とが引き合う
と共に回転子の永久磁石と固定子の永久磁石とが反撥し
、これらの引力と反撥力は丁度つりあうため、いかなる
力も働かないものである。

即ち、通電を間欠的に行うため、電気エネルギーの消費
量を節約でき、更に、回転子に永久磁石のエネルギーを
利用しているため大きな回転トルクを得ることができる
。

又、回転子の電磁石に電流を流していない状態において
、電磁石のコイルと内側固定子及び外側固定子の永久磁
石を利用して発電させることもできる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係る電動機の実施例を示したものであ
り、第１図は断面図、第２図は第１図における■−■線
断面図、第３図は第１図に相当する第２実施例の図であ
る。１１　　・・・　内側固定子１５．１９．２３・・・　永久磁石１７　　・・・　外側固定子２１　　・・・　回転子２５　　・・・　電磁石Ｍ　・・・　電動機

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、電磁石および永久磁石の設置された回転子と、
永久磁石が前記回転子の回転方向に適宜間隔を介して設
置された内側固定子および外側固定子とを備え、前記回
転子が前記内側固定子と外側固定子との間を通過すると
共にこの回転子が前記内側固定子と外側固定子との間を
通過するときこの回転子の電磁石および永久磁石は同一
磁極において前記内側固定子の永久磁石および前記外側
固定子の永久磁石と対向し、更に、前記回転子の電磁石
には前記回転子が前記内側固定子と前記外側固定子との
間に位置したときから次に前記内側固定子と前記外側固
定子との間に位置するまでの適宜時間通電されることを
特徴とする電動機。