JPS6228361Y2 - - Google Patents

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JPS6228361Y2
JPS6228361Y2 JP15399580U JP15399580U JPS6228361Y2 JP S6228361 Y2 JPS6228361 Y2 JP S6228361Y2 JP 15399580 U JP15399580 U JP 15399580U JP 15399580 U JP15399580 U JP 15399580U JP S6228361 Y2 JPS6228361 Y2 JP S6228361Y2
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JP
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arm
tool
presser
lever
exchange
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JP15399580U
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JPS5775943U (ja
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  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は交換アームによる工具交換装置の工具
ロツク機構に関するものである。
従来の技術 従来、このような工具ロツク機構は数多く提案
されているが、例えば実公昭53−52144号には、
ギヤボツクスに旋回並びに軸方向に進退可能に工
具交換アームを軸承し、この工具交換アームはそ
の両端に工具把持用の押えレバーを備えると共に
この押えレバーを工具の把持側に押圧する、ばね
で付勢されたロツドを設け、このロツドの移動方
向に対し直交するキーをロツドに設けた溝に係脱
させる施錠機構を備え、この施錠機構は前記工具
交換アームが前進位置と旋回時では前記ロツドを
介して押えレバーを施錠し、後退位置の時はロツ
ドの施錠状態を解除するように構成したものが開
示されている。
考案が解決しようとする問題点 前記従来の技術によれば、ロツドと係合する施
錠機構により押えレバーの施錠、解錠を行なうの
で、ロツドは施錠機構のキーと係脱する溝加工が
可能な程度の径の大きいものとなり、そのため工
具交換アームの厚さが厚くなつて工具交換アーム
の重量が増加し、工具交換時間が短縮できないと
いう問題があつた。また、施錠機構も工具交換ア
ームに内蔵されているため、組付が容易でなかつ
た。
問題点を解決するための手段 本考案は、支持体に旋回及び軸方向移動可能に
軸支した交換アームに、その長手方向に揺動可能
に備えた押えレバーを工具の押え方向に付勢して
成る工具交換装置において、押えレバーの反工具
側面と直接係脱する係合腕と、前記支持体と係脱
する当接腕とを両側に備えた略く字状のロツクレ
バーの中間部を軸支して前記二つの腕がアーム軸
方向に揺動するようにし、更に前記交換アームに
はロツクレバーと対応して前記係合腕が前記反工
具側面と係合する係合方向へ付勢するばねを設け
たことを特徴とする。
作 用 前記構成によれば、交換アームが前進及び旋回
時には押えレバーの反工具側面にロツクレバーの
係合腕を直接係合させて工具をロツクし、また、
後退端にあるときには、ロツクレバーの当接腕が
支持体前端面に当接して係合腕と押えレバーの係
合を解除する。
実施例 第1,2図に示すマシニングセンタにおいて、
コラム4に上下動可能に装架された主軸頭3には
下端部に工具1が挿着される主軸2が回転可能に
軸承され、またコラム4の左右に固設された支持
体5のさらに外側に工具マガジン6が設けられ、
この工具マガジン6内には工具1が挿着された多
数の工具ソケツト1aが通常は水平に保持されて
おり、工具交換時には、図示しない装置によつて
工具交換装置Cに垂直に保持されて工具交換の為
に準備され、その後交換アーム7によつて前記主
軸2と工具ソケツト1aとの間で工具1が交換さ
れるようになつている。
上記交換アーム7は支持体5の下側にアーム軸
8を介して旋回及びアーム軸方向(第1図の上下
方向)に軸支されている。この交換アーム7の両
端部には第3図に示すように半円形状の工具把持
部9が形成され、かつそれらの工具把持部9と協
働して工具1を把持する押えレバー10が夫々交
換アーム7の長手方向にピン13を支点に揺動可
能に装設されている。この押えレバー10は本実
施例では押え腕10aとこの押え腕10aに軸支
された押えローラ10bとから構成され、この押
えレバー10がばね14によつて付勢された押上
棒15の先端より押え方向(第3図矢印B方向)
へ付勢され、押え腕10a一端に設けられたスト
ツパー16が交換アーム7に当接することによつ
て押え方向の位置規制が行なわれるようになつて
いる。
以上のように構成されている工具交換装置にお
いて、本願の工具ロツク機構は次のように構成さ
れている。先ず上記押え腕10aの反工具側面1
2先端に次に示すロツクレバー17の係合腕17
aと係合する為の勾配面11が設けられ、また交
換アーム7には前記押え腕10aの反工具側面1
2と係脱する係合腕17aと、支持体5の前端面
5aと当接、離反する当接腕17bとを両側に備
えた略く字状のロツクレバー17が交換アームの
側面において、前記係合腕17aと当接腕17b
がアーム軸8方向(第4図上下方向)へ揺動する
ようにこれら両腕の中間部を軸18により支持さ
れている。このロツクレバー17の係合腕17a
の先端部には勾配面19が形成されて、前記押え
レバー10先端の反工具側面12の勾配面11と
係合可能に構成されている。また当接腕17bの
先端部には当接ローラ20が回転自在に軸支さ
れ、この当接ローラ20が前記支持体5の前端面
5aに当接可能に構成されている。更にこのロツ
クレバー17は前記係合腕17aの勾配面19が
前記押えレバー10の勾配面11と係合する係合
方向へばね21によつて付勢され、交換アーム7
のアーム軸8方向の後退端においては前記当接ロ
ーラ20が前記支持体5の前端面5aに当接して
ロツクレバー17はばね21に抗して回動され、
係合腕17aの勾配面19と押えレバー10の勾
配面11の係合が離脱するように構成されてい
る。また以上の様な工具ロツク機構を用いるの
で、工具1を工具把持部9と協働して把持する押
えレバー10を押え方向へ付勢するばね14は工
具1を軽く把持するのに必要最小のばね力を有す
るもので良い。
工具交換動作に先立ち工具マガジン6から次に
使用する工具1を挿着した工具ソケツト1aが選
択されて工具交換位置cに垂直に保持され、次に
主軸2に挿着された工具1による所定の加工が完
了すると主軸頭3が工具交換のために第1図に示
すように上昇端に位置決めされる。続いて交換ア
ーム7が待機位置Dから旋回を開始する。この待
機位置Dでの交換アーム7はそのロツクレバー1
7の当接腕17bの当接ローラ20が支持体5の
前端面5aに当接されていて、係合腕17aと押
えレバー10の押え腕10aとの係合が離脱され
た状態にある。この状態の交換アーム7が第3図
において時計回りに所定角度回転され、この交換
アーム7の両端部に設けられた押えレバー10,
10の押えローラ10b,10bは主軸2及び工
具ソケツト1aの工具1,1と夫々係合してばね
14,14力に抗して逃げ側へ僅かに戻された後
押え方向Bへ復帰し、工具把持部9,9と協働し
て工具1,1を軽く把持する。このようにして交
換アーム7に工具1,1が軽く把持されると、交
換アーム7がアーム軸8方向へ所定量前進され、
この前進に伴いロツクレバー17,17の係合腕
17a,17aがばね21,21力により押えレ
バー10,10の勾配面19,19の係合方向へ
移動され、係合腕17a,17aの勾配面19,
19が押え腕10a,10aの勾配面11,11
に係合されて勾配面のくさび作用により押えロー
ラ10b,10bを工具1,1に夫々押え付け工
具をがたつくことなく把持して押え腕10a,1
0aの逃げを阻止する。その後交換アーム7が
180゜旋回されるが、押えレバー10,10の逃
げが夫々阻止されているので、交換アーム7の旋
回及び旋回停止時に工具1,1が押えレバー1
0,10を逃げ側へ押し開いて脱落するのを確実
に防止し得る。続いてこの交換アーム7はアーム
軸8方向に所定量後退され、この後退によりロツ
クレバー17,17の当接腕17b,17bの当
接ローラ20,20が支持体5の前端面5aに
夫々当接してロツクレバー17,17はばね2
1,21に抗して回動され、これにより係合腕1
7b,17bと押えレバー10,10との係合が
離脱されて押えレバー10,10の逃げを許容す
る一方、使用済の工具1が工具ソケツト1aに、
また次に使用される工具1が主軸2に夫々装着さ
れる。その後交換アーム7が反時計方向に旋回
し、その押えレバー10,10が主軸2及び工具
ソケツト1aに装着された工具1,1によつて押
し開かれて交換アーム7が待機位置Dへ復帰され
る。
尚、上記実施例では押えレバー10とロツクレ
バー17の係合腕17aの両方に勾配面を形成し
て係合させたがどちらか一方のみを勾配面として
も良く、要は押えレバー10を工具1に押し付け
て押えレバー10の逃げを阻止するものであれば
良い。また押えレバー10を押えローラ10bと
押え腕10aから構成したが、工具1に損傷を与
えない形状の押え部を有する押え腕のみで構成し
ても良い。更にロツクレバー17の当接腕17b
の先端部に当接ローラ20を用いたが、当接腕1
7bの先端部自体が支持体5前端面5aに当接し
て交換アーム7が旋回する時に摺動するようにし
たものであつてもよい。
また、本考案では押えレバーの反工具側面と係
合腕に、夫々互いに係合して押え方向に作用する
勾配面を備えているので、両者の係合時にくさび
作用により押えレバーを工具に押し付けることが
でき、このロツク状態では工具ががたつくことが
ない。
考案の効果 以上のように本考案では、押えレバーをロツク
アームにてロツクするようにしたので、交換アー
ムの旋回及び旋回停止時に工具が押え部材を押し
開いて脱落するのを確実に防止できる。しかも、
押えレバーの反工具側面にロツクレバーを直接係
脱するようにしたので、押えレバーを押え方向に
付勢する押上棒にもロツクのための加工が不要で
あつて押上棒を太くする必要がなく、交換アーム
自体の厚さを薄くすることができその重量を軽減
できると共にく字状のロツクレバーの取付箇所を
例えば交換アームの側面にすることができてロツ
クレバーの取付けも容易にできる、という利点も
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した工具交換装置を有す
るマシニングセンタの側面図、第2図は第1図の
正面図、第3図は第2図Aより見た交換アームが
アーム軸後退端において工具を把持した状態を示
す拡大図、第4図は工具ロツク時の交換アームの
部分側面図である。 1……工具、5……支持体、7……交換アー
ム、8……アーム軸、9……工具把持部、10…
…押えレバー、14……ばね、17……ロツクレ
バー、17a……係合腕、17b……当接腕、2
1……ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 支持体に交換アームを旋回かつアーム軸方向
    移動可能に軸支し、この交換アームにその工具
    把持部と協働して工具を把持する押えレバーを
    交換アームの長手方向に揺動可能に装設すると
    共に工具の押え方向に付勢して成る工具交換装
    置において、上記交換アームには、前記押えレ
    バーと対応して、前記押えレバーの反工具側面
    と直接係脱する係合腕と、前記支持体と係脱す
    る当接腕とを両側に備えたロツクレバーの中間
    部を軸支して前記二つの腕がアーム軸方向に揺
    動するようにし、更に前記交換アームにはロツ
    クレバーと対応して前記係合腕が前記反工具側
    面と係合する係合方向へ付勢するばねを設け、
    前記ロツクレバーを、交換アームが後退端にあ
    る時に当接腕が支持体前端面と係合して係合腕
    と押えレバーの係合を解除し、前進及び旋回時
    には前記係合腕が前記反工具側面と係合するよ
    うに略く字状に形成したことを特徴とする工具
    交換装置の工具ロツク機構。 2 前記押えレバーの反工具側面と係合腕は、互
    いに係合して工具の押え方向に作用する勾配面
    を夫々備えていることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の工具交換装置の工具
    ロツク機構。
JP15399580U 1980-10-27 1980-10-27 Expired JPS6228361Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15399580U JPS6228361Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15399580U JPS6228361Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27

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Publication Number Publication Date
JPS5775943U JPS5775943U (ja) 1982-05-11
JPS6228361Y2 true JPS6228361Y2 (ja) 1987-07-21

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ID=29513236

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JP15399580U Expired JPS6228361Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27

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