JP3201804B2 - 自動工具交換装置のロック構造 - Google Patents

自動工具交換装置のロック構造

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JP3201804B2 JP35196991A JP35196991A JP3201804B2 JP 3201804 B2 JP3201804 B2 JP 3201804B2 JP 35196991 A JP35196991 A JP 35196991A JP 35196991 A JP35196991 A JP 35196991A JP 3201804 B2 JP3201804 B2 JP 3201804B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マシニングセンタ等の
工作機械用自動工具交換装置(ATC)のロック構造に
関し、特に交換アームの下降開始時点でロック動作が完
了しているようにしたロック方法の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】自動工具交換装置は、主軸(スピンド
ル)のテーパ穴に嵌合装着された工具,及び次工程用工
具の両方を工具交換アームの両端に形成された把持部で
把持し、上記テーパ穴と工具との嵌合を油圧によりドロ
ーバーで押してアンクランプするとともに、上記交換ア
ームを軸方向に移動させて工具を引き抜き、180度回
転させ、再び元の位置まで軸方向に移動させることによ
り次工程用工具を主軸に装着するように構成されてい
る。そしてこの種の装置では、上記把持部を工具把持状
態にロックするロック機構が設けられている。このロッ
ク機構として、従来、例えば実開昭63-100128 号公報,
実開平2-23940 号公報に記載されたのもがある。これら
のロック機構は、上記把持部を固定グリップと可動グリ
ップとで構成し、該可動グリップをばね等で把持状態に
付勢するとともに、交換軸の軸方向移動を利用すること
によって上記可動グリップの後退動を阻止する構造とな
っている。この従来のロック構造では、交換アームを把
持位置に回動させると、固定グリップと可動グリップと
が工具を把持する。そしてこの状態で交換軸を下降させ
ると、工具と主軸のテーパ穴との嵌合が解除されるとと
もに、上記ロック機構によって可動グリップの後退動が
阻止され、ロックされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
装置では、交換軸の軸方向移動を利用してロックを行う
構造を採用しているから、工具とテーパ穴との嵌合が解
除されてからロック機構によるロックが完了するまでの
間は、可動グリップに作用するばね力のみで工具を把持
することとなる。従って、特に重量の重い工具を交換す
る場合は、上記ばね力が不足して工具が傾くことがあ
り、そのためロック機構が正規に作動しない場合がある
という問題が生じる。
【0004】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、工具交換用アームを把持位置に回動させた時
点でロックを完了させることができ、重量工具の場合も
傾いたりすることがなく、ロック動作を確実に行うこと
のできる自動工具交換装置のロック構造を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ベー
ス部材で交換軸を軸方向移動,及び回転可能に支持し、
該交換軸に交換アームを固着し、該交換アームの両端部
に固定グリップと可動グリップとからなる把持部を形成
し、上記交換アームを回転方向,及び軸方向に移動させ
ることにより主軸に装着された工具と待機位置の工具と
を交換するようにした工作機械の自動工具交換装置にお
いて、上記可動グリップを工具把持状態に固定するため
のロック構造であって、上記交換アームが工具把持位置
に回動したとき、該回動動作によってかつ軸方向動作の
開始前に上記可動グリップを工具把持状態にロックする
ロック機構を設けたことことを特徴としている。
【0006】また請求項2の発明は、上記ロック機構を
より具体化したものであり、該ロック機構を、上記交換
軸と直角方向に進退可能に上記交換アームに装着され、
上記可動グリップを把持位置に付勢する付勢ピストン
と、上記交換軸方向に移動可能に、かつ上記付勢ピスト
ンの後退動を阻止するロック位置に付勢されて上記交換
アームに装着されたロックバーと、上記交換軸と平行の
軸回りに回動可能に上記ベース部材に装着され、上記ロ
ックバーを上記付勢ピストンの後退動を許容するアンロ
ック位置に移動させるアンロック面,及び上記ロックバ
ーの上記ロック位置への移動を許容するロック切欠部を
有する切換ブロックと、上記交換アームの工具把持位置
への回動動作によって上記切換ブロックを上記ロック切
欠部と上記ロックバーとが一致するロック位置に回動さ
せる駆動ピンとで構成したことを特徴としている。
【0007】また、請求項3の発明は、上記ロック機構
の他の具体例であり、ロック機構を、上記付勢ピストン
と、上記ロックバーと、上記ベース部材に装着され、上
記ロックバーを上記付勢ピストンの後退動を許容するア
ンロック位置に移動させるアンロック面,及び上記ロッ
クバーの上記ロック位置への移動を許容するロック穴を
有する切換ブロックと、該切換ブロックに、上記ロック
穴に位置するロックバーと対向するように装着され、該
ロックバーのロック穴内への進入タイミングを調節でき
る調整ピストンとで構成したことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明に係る自動工具交換装置のロック構造に
よれば、交換アームを把持位置に回動させると、これの
固定グリップと可動グリップとが工具を把持する。また
これと同時にロック機構が、交換アームの回動動作によ
って上記可動グリップの後退動を阻止し、これによりロ
ックが行われる。従って、次工程において交換軸が下降
開始した時点ではロックはすでに完了しており、その結
果、重量工具であっても傾くことはなく、ロック動作が
確実となる。
【0009】また請求項2の発明におけるロック動作は
以下のように行われる。まず待機位置では、切換ブロッ
クのアンロック面がロックバーをアンロック位置に押し
込んでいることから付勢ピストンは後退動可能となって
おり、そのため可動グリップは付勢ピストンの付勢力の
みで把持状態に付勢されている。そして交換アームが把
持位置に完全に回動する時点で、駆動ピンが切換ブロッ
クを回動させ、該ブロックのロック切欠部がロックバー
のロック位置への移動を許容し、これにより付勢ピスト
ンの後退動が阻止され、可動グリップは把持位置にロッ
クされる。
【0010】また請求項3の発明では、交換アームが把
持位置に完全に回動すると、切換ブロックのロック穴と
ロックバーとが一致する。そして調整ピストンの伸縮に
よってロックバーのロック穴内への進入タイミング、つ
まりロックタイミングが調整できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1ないし図6は請求項2の発明に係る第1実施例
によるマシニングセンタの自動工具交換装置のロック構
造を説明すするための図であり、図1は平面図、図2は
付勢ピストン,ロックバー部分の断面側面図、図3は駆
動ピン部分の断面側面図、図4,図5は動作を示す工程
図、図6は該実施例構造が採用された立形マシニングセ
ンタの斜視図である。
【0012】全体構成を示す図6において、1は基礎面
上に固定されたベッド、2は該ベッド1上に図示Y方向
に移動可能に配置されたサドル、3は該サドル2上に図
示X方向に移動可能に配設されたテーブル、4はベッド
1上に立設されたコラム、5は該コラム4に図示Z方向
に移動可能に配設された主軸頭、6は該主軸頭5内に挿
入配設された主軸、Tは該主軸6のテーパ穴内に嵌合装
着された工具、8は本実施例構造が採用された自動工具
交換装置であり、9は操作盤である。
【0013】上記工具交換装置8は、ATCベース10
(図4参照)によって回転可能かつ軸方向移動可能に支
持された交換軸11と、上記ベース10内に配設され、
上記交換軸11を回転駆動,軸方向駆動する駆動機構
(図示せず)と、上記交換軸11の下端に固着された交
換アーム12と、該交換アーム12の各把持部13を工
具把持状態にロックする一対のロック機構14とから構
成されている。
【0014】上記交換アーム12は、帯板状のもので、
その両端に上記工具把持部13が形成されている。この
工具把持部13は、交換アーム12の先端に形成された
略円弧状の固定グリップ13aと、該固定グリップ13
aと対向するように、かつ支持ピン13c回りに回動可
能に配設された可動グリップ13bとで構成されてい
る。なお、13dは、上記可動グリップ13bの把持方
向への回動位置を規制するストッパピンである。
【0015】上記ロック機構14は、主として、上記可
動グリップ13bを工具把持位置に付勢する付勢ピスト
ン15と、該ピストン15の後退動を阻止,又は許容す
るロックバー16と、該ロックバー16の軸方向位置を
切り換える切換ブロック17とで構成されている。
【0016】上記付勢ピストン15は、ピストン本体1
5a内に押圧ロッド15bを挿入形成してなり、ガイド
穴12a内に摺動自在に挿入されている。このガイド穴
12aは上記交換アーム12に、交換軸11と直角方向
に延び、かつ上記可動グリップ13bと対向するように
形成されている。またこの付勢ピストン15は付勢ばね
15cで外方に付勢されており、これにより上記可動グ
リップ13bを把持方向に付勢している。
【0017】上記ロックバー16は、ピストン状のロッ
ク本体16aの上端に押圧ロッド16bを形成するとと
もに、その内部にガイドロッド16cを挿入形成してな
り、ロックケース16d内に収容されている。このロッ
クケース16dは上記交換アーム12の下面にボルト締
め固定されており、またこのロックケース16dの底面
と上記ロック本体16aとの間には付勢ばね16eが配
設されている。これにより上記ロックバー16は交換軸
11の軸方向に付勢されている。また上記ロック本体1
6aの上端外周面に傾斜状の押圧面16fが形成されて
おり、該押圧面16fは上記付勢ピストン15の押圧ロ
ッド15bに摺接可能になっている。
【0018】上記切換ブロック17は、上記ATCベー
ス10に固着された支持ブロック18の下面に軸支ピン
18aで回動自在に支持されている。またこの切換ブロ
ック17の支持ピン18aと反対側端部と上記支持ブロ
ック18との間には付勢ばね19が介設されている。こ
れにより上記各切換ブロック17は図示矢印Aの方向に
回動付勢されている。そして上記切換ブロック17の下
面は、上記ロックバー16の押圧ロッド16bに摺接
し、該ロックバー16をアンロック位置に押し込むため
のアンロック面17aとなっている。さらにこの切換ブ
ロック17には上記ロックバー16のロック位置への上
昇を許容するロック切欠部17bと、上記駆動ピン20
が当接する駆動切欠部17cとが形成されている。
【0019】上記駆動ピン20は、ピン本体20aを交
換アーム12の下面に装着されたピンケース20b内に
収容してなるものである。また上記ピン本体20aとピ
ンケース20bとの間には付勢ばね20cが配設されて
おり、これによりピン本体20aは上方に付勢されてい
る。
【0020】次に本実施例の動作について説明する。
I.本実施例の交換アーム12は、図4(a),(b) に示す
ように、上昇端位置にて待機している。この時ロックバ
ー16の押圧ロッド16bが切換ブロック17のアンロ
ック面17aで下方に押し込まれており、そのため付勢
ピストン15は、図2(a) に実線で示す把持解除位置ま
で後退動可能になっている。なお、この場合、付勢ピス
トン15は付勢ばね15cの付勢力によって同図に二点
鎖線で示す把持位置に前進している。またこのとき駆動
ピン20は切換ブロック17から外れており、そのため
ピン本体20aは交換アーム12の上面から上方に突出
している。
【0021】II. この状態で交換アーム12が把持位置
に回動開始すると、工具Tは、可動グリップ13bが少
し外方に回動した後、内方に回動することにより、該把
持部13によって付勢ばね15cの付勢力でもって把持
される。そして交換アーム12が把持位置まで完全に
(70度)回動すると、駆動ピン20が切換ブロック1
7の駆動切欠部17cに当接して該切換ブロック17を
回動させ、これにより該切換ブロック17のロック切欠
部17bがロックバー16の押圧ロッド16bと一致す
る(図4(c) 参照)。その結果、ロックバー16の押圧
ロッド16bがその付勢力で上昇し、押圧面16fが付
勢ピストン15の後退動を阻止し、ロックが完了する
(図2(b) 参照)。
【0022】III. 次に主軸6内のドローバーが工具T
を押し出すことにより工具Tの主軸6との嵌合が解除さ
れ、交換軸11が下降する(図4(d)参照)。この下
降により駆動ピン20が切換ブロック17から外れる
と、該切換ブロック17は付勢ばね19によって元の位
置に戻り、上記駆動ピン20のピン本体20a,及びロ
ックバー16の押圧ロッド16bは平面から見ると切換
ブロック17の下方に隠れることとなる(図5(a)参
照)。
【0023】IV. そして上記工具Tを把持し、かつロッ
クされた状態で交換アーム12が180度回転し、上記
元の位置に上昇し、これにより次の工具Tは主軸6のテ
ーパ穴に挿入嵌合される。上記元の位置への上昇により
ロックバー16が切換ブロック17によって下方に押し
込まれ、ロックが解除されて付勢ピストン15,ひいて
は可動グリップ13bは後退動可能となる。なお、この
とき駆動ピン20aも下方に押し込まれている。
【0024】V. 最後に交換アーム12が元の待機位置
に70度回動する。この場合、上述のようにロックが解
除されていることから、交換アーム12の把持部13は
工具Tから容易に外れることとなる。
【0025】このように本実施例では、交換アーム12
の把持位置への回動動作によって駆動ピン20で切換ブ
ロック17を少し回動させ、これによりロックバー16
をロック位置に移動させるようにしたので、交換アーム
12の下降開始時点ではすでに工具Tのロック動作は完
了しており、その結果、従来の交換アームの下降動作を
利用してロックを行うようにした場合のような、工具が
傾く等の問題を解消でき、ロック動作を確実に行うこと
ができる。
【0026】図7,図8は請求項3の発明に係る第2実
施例を説明するための図であり、図中、図1〜図6と同
一符号は同一又は相当部分を示す。本実施例では、上記
第1実施例と切換ブロック部分の構造が異なっている。
本実施例の切換ブロック21は、ATCベース(図示せ
ず)に固定されており、回動不能となっている。そして
この切換ブロック21はロックバー16の回動軌跡に沿
った円弧状をなしており、これの下面はロックバー16
の押圧ロッド16bを下方のアンロック位置に押し込む
アンロック面21aとなっている。また該切換ブロック
21の一端部には上記押圧ロッド16bのロック位置へ
の移動を許容するロック穴21bが形成されている。
【0027】また上記切換ブロック21の上記一端部の
上面には、調整ピストン22が配設されている。この調
整ピストン22は、ピストン本体22aをケース22b
内に挿入配置してなり、該ピストン本体22aの先端は
上記ロック穴21bと一致している。また上記ピストン
本体22aは付勢ばね22cで上記ロック穴21bから
離れる方向に付勢されている。さらにまた上記ケース2
2bには油圧通路23が接続されており、該通路23を
介して油圧を供給すると上記ピストン本体22aが上記
ロック穴21b内に挿入され、上記ロックバー16の押
圧ロッド16bのロック穴21b内への進入を阻止す
る。
【0028】本実施例装置では、交換アーム12が待機
している場合は、押圧ロッド16bが切換ブロック21
でアンロック位置に押し込まれており、そのための可動
グリップ13bは後退動可能である(図7参照)。この
状態から交換アーム12が把持位置に回動すると、把持
部13が工具Tを把持するとともに、押圧ロッド16b
がロック穴21bと一致する。このとき、油圧通路23
が開放されると調整ピストン22のピストン本体22a
が上昇し、上記押圧ロッド16bがロック穴21b内に
進入し、これによりロックが完了する(図8参照)。
【0029】そして交換軸11が下降し、180度回動
した後、元の位置に上昇すると、工具Tが主軸6のテー
パ穴内に挿入嵌合される。またこのとき調整ピストン2
2に油圧が供給され、これによりロックバー16bがア
ンロック位置に押し込まれ、ロックが解除される。その
後、交換アーム12は元の待機位置に戻ることとなる。
このように本実施例では、上記第1実施例と同様に、交
換アーム12の下降開始時点ではすでにロックが完了し
ているので、工具の傾斜による問題が生じることはな
い。また本実施例では、調整ピストン22を設けたの
で、ロックバー16の押圧ロッド16bの上昇,下降の
時期を調整でき、従ってロック,アンロックのタイミン
グを調整できる。
【0030】なお、第1実施例、第2実施例においては
立形マシニングセンタについて説明したが、横形マシニ
ングセンタ及び施盤の自動工具交換装置においても適用
されるものである。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる自動工具交
換装置のロック構造によれば、交換アームの把持位置へ
の回動動作によって、かつ軸方向動作の開始前に可動グ
リップを工具把持位置にロックするロック機構を設けた
ので、交換アームの下降開始時点ではすでにロック動作
が完了しており、そのため重量工具の場合にも傾くこと
はなく、ロック動作を確実に実行できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係る第1実施例のロック構造
を説明するための平面図である。
【図2】上記第1実施例の付勢ピストン及びロックバー
部分の断面側面図である。
【図3】上記第1実施例の駆動ピン部分の断面側面図で
ある。
【図4】上記第1実施例の動作を説明するための工程図
である。
【図5】上記第1実施例の動作を説明するための工程図
である。
【図6】上記第1実施例構造が採用されたマシニングセ
ンタの斜視図である。
【図7】請求項3の発明に係る第2実施例のロック構
造,及びその動作を説明するための図である。
【図8】上記第2実施例の動作を説明するための工程図
である。
【符号の説明】
1 ベッド 6 主軸 8 自動工具交換装置 10 ATCベース(ベース部材) 11 交換軸 12 交換アーム 13 把持部 13a 固定グリップ 13b 可動グリップ 14 ロック機構 15 付勢ピストン 16 ロックバー 17 切換ブロック 17a アンロック面 17b ロック切欠部 20 駆動ピン 21 切換ブロック 21a アンロック面 21b ロック穴 T 工具

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材で交換軸を軸方向移動,及び
    回転可能に支持し、該交換軸に交換アームを固着し、該
    交換アームの両端部に固定グリップと可動グリップとか
    らなる把持部を形成し、上記交換アームを回転方向,及
    び軸方向に移動させることにより主軸に装着された工具
    と待機位置の工具とを交換するようにした工作機械の自
    動工具交換装置において、上記可動グリップを工具把持
    状態に固定するためのロック構造であって、上記交換ア
    ームが工具把持位置に回動したとき、該回動動作によっ
    かつ軸方向動作の開始前に上記可動グリップを工具把
    持状態にロックするロック機構を設けたことを特徴とす
    る自動工具交換装置のロック構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記ロック機構が、
    上記交換軸と直角方向に進退可能に上記交換アームに装
    着され、上記可動グリップを把持位置に付勢する付勢ピ
    ストンと、上記交換軸方向に移動可能に、かつ上記付勢
    ピストンの後退動を阻止するロック位置に付勢されて上
    記交換アームに装着されたロックバーと、上記交換軸と
    平行の軸回りに回動可能に上記ベース部材に装着され、
    上記ロックバーを上記付勢ピストンの後退動を許容する
    アンロック位置に移動させるアンロック面、及び上記ロ
    ックバーの上記ロック位置への移動を許容するロック切
    欠部を有する切換ブロックと、上記交換アームの工具把
    持位置への回動動作によって上記切換ブロックを上記ロ
    ック切欠部と上記ロックバーとが一致するロック位置に
    回動させる駆動ピンとで構成されていることを特徴とす
    る自動工具交換装置のロック構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記ロック機構が、
    上記交換軸と直角方向に進退可能に上記交換アームに装
    着され、上記可動グリップを把持位置に付勢する付勢ピ
    ストンと、上記交換軸方向に移動可能に、かつ上記付勢
    ピストンの後退動を阻止するロック位置に付勢されて上
    記交換アームに装着されたロックバーと、上記ベース部
    材に装着され、上記ロックバーを上記付勢ピストンの後
    退動を許容するアンロック位置に移動させるアンロック
    面、及び上記ロックバーの上記ロック位置への移動を許
    容するロック穴を有する切換ブロックと、該切換ブロッ
    クに、上記ロック穴に位置するロックバーと対向するよ
    うに装着され、該ロックバーのロック穴内への進入タイ
    ミングを調節できる調整ピストンとで構成されているこ
    とを特徴とする自動工具交換装置のロック構造。
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