JPS62282857A - ハ−フラツプの研磨方法及びその研磨装置 - Google Patents
ハ−フラツプの研磨方法及びその研磨装置Info
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- JPS62282857A JPS62282857A JP12626086A JP12626086A JPS62282857A JP S62282857 A JPS62282857 A JP S62282857A JP 12626086 A JP12626086 A JP 12626086A JP 12626086 A JP12626086 A JP 12626086A JP S62282857 A JPS62282857 A JP S62282857A
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Landscapes
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
[産業上の利用分野コ
紡績工程において使用されるコーマ機のシリンダに取り
付けられるハーフラップの研磨方法及びその装置に関す
るもので、シリンダから取り外したハーフラップを特別
な研磨装置に取り付けて回転させながら研磨するもので
、針の櫛梳作用を簡単な手段で蘇生させると共にフリー
スの品質を向上させるものである。
付けられるハーフラップの研磨方法及びその装置に関す
るもので、シリンダから取り外したハーフラップを特別
な研磨装置に取り付けて回転させながら研磨するもので
、針の櫛梳作用を簡単な手段で蘇生させると共にフリー
スの品質を向上させるものである。
[従来の技術]
紡績工程において使用されるコーマは仕掛ける繊維群の
繊維方向を揃え且つ短繊維並びに夾雑物を取り除く機械
として高品質の糸を紡ぐために必要な機械である。モし
てコーマの主要部は表面に針を植設したシリンダが繊維
を櫛梳しながら方向を揃えて且つ短繊維や夾雑物を除去
している。
繊維方向を揃え且つ短繊維並びに夾雑物を取り除く機械
として高品質の糸を紡ぐために必要な機械である。モし
てコーマの主要部は表面に針を植設したシリンダが繊維
を櫛梳しながら方向を揃えて且つ短繊維や夾雑物を除去
している。
ところでこの様なコーマのシリンダは第4図(側面図)
にその−例を示すごとく、シリンダ1はシリンダシャフ
ト1aに固設されたシリンダボデー1bにハーフラップ
2及びセグメント3が取り付けられており、櫛梳作用を
行なう針4はこのハーフラップ2に植設されている。そ
して針4としては従来各種のものが開発されており、第
4図に示したごとく歯型のものとしてハーフラップ2に
形成した溝に嵌合させたり或は合成樹脂剤を利用して埋
設植針したものである。また第5図(側面図)に示すよ
うにニードルパー5に針58の先端を揃えてはんだ付け
し、このニードルパー5をハーフラップ2に形成した取
付段部に取り付けるもの或は′s6図(側面図)に示す
ように針を個々に打ち抜き形成した方針6とし、この方
針6をハーフラップに形成した横溝2aに順次並べて挿
設したもの等がある。しかるにこれらの針4はハーフラ
ップ2に取り付けられる前に研磨されており、ハーフラ
ップに取り付けるに当っては、多針の先端がシリンダの
中心軸と同一円周で且つ平行な平面となるように取り付
けており、これによって繊維群中に針が侵入して櫛梳作
用を行なっている。
にその−例を示すごとく、シリンダ1はシリンダシャフ
ト1aに固設されたシリンダボデー1bにハーフラップ
2及びセグメント3が取り付けられており、櫛梳作用を
行なう針4はこのハーフラップ2に植設されている。そ
して針4としては従来各種のものが開発されており、第
4図に示したごとく歯型のものとしてハーフラップ2に
形成した溝に嵌合させたり或は合成樹脂剤を利用して埋
設植針したものである。また第5図(側面図)に示すよ
うにニードルパー5に針58の先端を揃えてはんだ付け
し、このニードルパー5をハーフラップ2に形成した取
付段部に取り付けるもの或は′s6図(側面図)に示す
ように針を個々に打ち抜き形成した方針6とし、この方
針6をハーフラップに形成した横溝2aに順次並べて挿
設したもの等がある。しかるにこれらの針4はハーフラ
ップ2に取り付けられる前に研磨されており、ハーフラ
ップに取り付けるに当っては、多針の先端がシリンダの
中心軸と同一円周で且つ平行な平面となるように取り付
けており、これによって繊維群中に針が侵入して櫛梳作
用を行なっている。
ところでこれらの針4は長期間の使用によって当然に摩
耗し、一般には3〜4年の周期でハーフラップ2と共針
を変換しており、取り外した八−フラップの針を新しい
針と植針替えしている。
耗し、一般には3〜4年の周期でハーフラップ2と共針
を変換しており、取り外した八−フラップの針を新しい
針と植針替えしている。
従って一旦取り付けられたコーマ針は研磨が行なわれな
くハーフラップに植設した針の研磨も全く考えられてい
なかった。よってハーフラップの交換は針の切損事故を
除き製品フリースや落綿状況を調べ前記した耐命数を考
慮して行なっている。
くハーフラップに植設した針の研磨も全く考えられてい
なかった。よってハーフラップの交換は針の切損事故を
除き製品フリースや落綿状況を調べ前記した耐命数を考
慮して行なっている。
またハーフラップの針交換に当たっては高価な費用を支
払っている。一方針4の摩耗を詳細に検討すると第4図
に例示した針4では、第7図(正面図)に示すように基
部4aの上部に針柱部4bを第8図(側面図)のごとく
順次先細に形成しその先端を針頭4Cとする。また針柱
部4bとしては第9図(側面図)のごとく先端側のみを
急傾斜で細く形成したものもあ−るが、これらの針4の
摩耗は、第10図(拡大正面図)及び第11図、第12
図(いずれも第10図の側面図に示すように針頭4cに
溝4c’ 、4c”が発生していると共に針頭に近い側
縁部には折れ曲り部4d、4eが形成されている。そし
てこれらの溝4c″及び折れ曲り部4d、4eは繊維櫛
梳作用は勿論のこと、針が繊維群に侵入し且つ離脱する
作用を他害している。
払っている。一方針4の摩耗を詳細に検討すると第4図
に例示した針4では、第7図(正面図)に示すように基
部4aの上部に針柱部4bを第8図(側面図)のごとく
順次先細に形成しその先端を針頭4Cとする。また針柱
部4bとしては第9図(側面図)のごとく先端側のみを
急傾斜で細く形成したものもあ−るが、これらの針4の
摩耗は、第10図(拡大正面図)及び第11図、第12
図(いずれも第10図の側面図に示すように針頭4cに
溝4c’ 、4c”が発生していると共に針頭に近い側
縁部には折れ曲り部4d、4eが形成されている。そし
てこれらの溝4c″及び折れ曲り部4d、4eは繊維櫛
梳作用は勿論のこと、針が繊維群に侵入し且つ離脱する
作用を他害している。
一方ハーフラップの植針針頭面の高低差を調べてみると
、新しいハーフラップでさえも以外にばらつきがあるこ
とが分かった。即ち第13図(平面図)に示すように1
体のハーフラップの植針部分を針の指向方向にA、B、
Cの3分割線を設定し、幅方向にa、b、c、d、eの
4分割線を設定してそれぞれの交点における針頭面の高
低差を測定した。その結果341表のようであった。
、新しいハーフラップでさえも以外にばらつきがあるこ
とが分かった。即ち第13図(平面図)に示すように1
体のハーフラップの植針部分を針の指向方向にA、B、
Cの3分割線を設定し、幅方向にa、b、c、d、eの
4分割線を設定してそれぞれの交点における針頭面の高
低差を測定した。その結果341表のようであった。
第1表
(新しい八−フラップ)
これらの高低差については或は厳格性が要求されないか
も知れないが、確実な櫛梳作用を行なうには高低差がな
い方がよい。一方交換周期に至ったハーフラップ(9個
)の針頭面の高低差を前記と同様に調べた結果は第2表
のようであった。
も知れないが、確実な櫛梳作用を行なうには高低差がな
い方がよい。一方交換周期に至ったハーフラップ(9個
)の針頭面の高低差を前記と同様に調べた結果は第2表
のようであった。
〔発明が解決しようとする問題点]
このように摩耗した針或は針頭面の高低差のあるハーフ
ラップは磨針を行なうことなく特別な事故のない限り耐
命数を考慮して交換しているので、ハーフラップの中に
は十分に櫛梳作用を発揮し得ないものがあった。そこで
何んとかしてハーフラップに磨針を施して再使用できる
ようにすれば、ハーフラップの植針作業を少なくし且つ
櫛梳作用もより効果的に行なうことができるので、簡単
な磨針手段の開発が望まれる。
ラップは磨針を行なうことなく特別な事故のない限り耐
命数を考慮して交換しているので、ハーフラップの中に
は十分に櫛梳作用を発揮し得ないものがあった。そこで
何んとかしてハーフラップに磨針を施して再使用できる
ようにすれば、ハーフラップの植針作業を少なくし且つ
櫛梳作用もより効果的に行なうことができるので、簡単
な磨針手段の開発が望まれる。
[問題点を解決するための手段]
そこで本発明は、シリンダから取り外したハーフラップ
を、そのままの状態で磨針装置に取り付けて磨針しよう
とするもので、第1手段としてハーフラップの針先を研
磨して全体の針先面を揃え、次いで針先の両側面を特別
な研削板を利用して研削して針頭面を小面積化して尖鋭
化し、次いで研磨ブラシ等によって研削部分を平滑に仕
上げるものであり、ハーフラップ研磨方法及びその研磨
装置を)是供するものである。
を、そのままの状態で磨針装置に取り付けて磨針しよう
とするもので、第1手段としてハーフラップの針先を研
磨して全体の針先面を揃え、次いで針先の両側面を特別
な研削板を利用して研削して針頭面を小面積化して尖鋭
化し、次いで研磨ブラシ等によって研削部分を平滑に仕
上げるものであり、ハーフラップ研磨方法及びその研磨
装置を)是供するものである。
[作用及び実施例]
以下図面に示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明
するが、図は具体的な実施の一例を示したもので本発明
は図示例に限定されず、前・後記の趣旨に沿って一部の
手段を変更したり或は一部の設計を変更しても同様に実
施できる。第1図(平面図)は本発明を実施するための
研磨装置を示し、第2図(側面図)は第1図の下側を、
第3図(側面図)は第1図の左側を示したもので、これ
らの図において本発明研磨装置10は、台板11の上に
全体が設けられており、そのほぼ中央にハーフラップ取
付回転装置が、その一方側に研磨装置が対設されている
。そしてハーフラップ取付回転装置としては、台板11
に軸受台18゜18を取り付けて軸19を遊支すると共
に該軸19の量軸受は内側にハーフラップ取付座20゜
20を取り付ける。ハーフラップ取付座20としては前
第4図で示したシリンダボデー1bと同一径のものとし
、ハーフラップ2を確実に取り付は得るものとする。尚
図はこのハーフラップ取付座20に1個のハーフラップ
を支着したものを示したが、回転バランスを考慮して他
方側にセグメントを取り付けたり、或はこのセグメント
に代えて今1つのハーフラップを取り付けて2個のハー
フラップを同時に研磨するようにしてもよい。そしてl
1th19は台板11上に設けた駆動モータ21からベ
ルト21aで駆動され、駆動モータ21としては減速モ
ータを使用する。
するが、図は具体的な実施の一例を示したもので本発明
は図示例に限定されず、前・後記の趣旨に沿って一部の
手段を変更したり或は一部の設計を変更しても同様に実
施できる。第1図(平面図)は本発明を実施するための
研磨装置を示し、第2図(側面図)は第1図の下側を、
第3図(側面図)は第1図の左側を示したもので、これ
らの図において本発明研磨装置10は、台板11の上に
全体が設けられており、そのほぼ中央にハーフラップ取
付回転装置が、その一方側に研磨装置が対設されている
。そしてハーフラップ取付回転装置としては、台板11
に軸受台18゜18を取り付けて軸19を遊支すると共
に該軸19の量軸受は内側にハーフラップ取付座20゜
20を取り付ける。ハーフラップ取付座20としては前
第4図で示したシリンダボデー1bと同一径のものとし
、ハーフラップ2を確実に取り付は得るものとする。尚
図はこのハーフラップ取付座20に1個のハーフラップ
を支着したものを示したが、回転バランスを考慮して他
方側にセグメントを取り付けたり、或はこのセグメント
に代えて今1つのハーフラップを取り付けて2個のハー
フラップを同時に研磨するようにしてもよい。そしてl
1th19は台板11上に設けた駆動モータ21からベ
ルト21aで駆動され、駆動モータ21としては減速モ
ータを使用する。
一方研磨装置は台板11上に軸19と平行となるように
ベッド12を取り付け、該ベッド12に螺軸12aを遊
支すると共に該螺軸に係合させた摺動台13をベッド1
2上に載置する。よって螺軸12aの回転によって摺動
台13は左右方向へ移動でき、この移動は軸19と平行
である。摺動台13上には研磨剤ベッド14を取り付け
、該ベッド14上に穆勅座15を摺動自在に載置すると
共に該8wJ座15は前記ベッド12と同じように該ベ
ッド14に遊支した螺軸14aと係合させハンドル14
bによって穆動座15を前後方向へ移動させる。尚摺動
台13と移動座15の移動方向は互いに直交させる。モ
して穆勤座15の上面には軸受16を取り付けで研磨材
軸を遊支すると共に該軸を回転させる駆動モータ17を
取り付ける。よってハンドル14bを回転させることに
よって穆勅座15を8勅させることができこの移動によ
って研磨部材をモータ17と共に前後させることができ
る。他方ベッド12の螺軸12aは前記軸19の他端側
から減速器22を介してベルト駆動され、減速器22と
してはクラッチ付きのものが好ましいが、単なる変速調
整装置付の減速器であっても別個にクラッチを設けて構
成してもよく、該クラッチによって螺軸12aの回転を
停止し、ハンドル12bで螺軸12aを回転させる。ま
た必要によって螺軸12aの駆動側に回転方向切換えク
ラッチを配設して螺軸L2aの回転方向を変換したり或
はこの切換え操作を摺勅第13の移動範囲で自動的に行
なうようにしてもよい。この様な研磨装置を用いて本発
明を実施するに当たっては、前記研磨装置の研磨材軸に
第1図に示したごとき研r)砥7を取り付けて行なう。
ベッド12を取り付け、該ベッド12に螺軸12aを遊
支すると共に該螺軸に係合させた摺動台13をベッド1
2上に載置する。よって螺軸12aの回転によって摺動
台13は左右方向へ移動でき、この移動は軸19と平行
である。摺動台13上には研磨剤ベッド14を取り付け
、該ベッド14上に穆勅座15を摺動自在に載置すると
共に該8wJ座15は前記ベッド12と同じように該ベ
ッド14に遊支した螺軸14aと係合させハンドル14
bによって穆動座15を前後方向へ移動させる。尚摺動
台13と移動座15の移動方向は互いに直交させる。モ
して穆勤座15の上面には軸受16を取り付けで研磨材
軸を遊支すると共に該軸を回転させる駆動モータ17を
取り付ける。よってハンドル14bを回転させることに
よって穆勅座15を8勅させることができこの移動によ
って研磨部材をモータ17と共に前後させることができ
る。他方ベッド12の螺軸12aは前記軸19の他端側
から減速器22を介してベルト駆動され、減速器22と
してはクラッチ付きのものが好ましいが、単なる変速調
整装置付の減速器であっても別個にクラッチを設けて構
成してもよく、該クラッチによって螺軸12aの回転を
停止し、ハンドル12bで螺軸12aを回転させる。ま
た必要によって螺軸12aの駆動側に回転方向切換えク
ラッチを配設して螺軸L2aの回転方向を変換したり或
はこの切換え操作を摺勅第13の移動範囲で自動的に行
なうようにしてもよい。この様な研磨装置を用いて本発
明を実施するに当たっては、前記研磨装置の研磨材軸に
第1図に示したごとき研r)砥7を取り付けて行なう。
即ちハーフラップ2を回転させると共に研磨砥7を回転
させながらハーフラップ2側へ移動させ、針4の針頭を
研磨しながら第14図(説明図)のごとく研磨砥7を矢
印方向へ移動させて針頭面を揃える。南口は研磨砥7を
円盤形のものを示したが、碗形の研磨砥を研磨材軸の方
向を変えて取り付けて研磨してもよい。これらの研磨に
よってハーフラップの針4の先端を揃えることができる
。しかしながらこれらの針頭面は針の高低差によって面
積が均一でなく、かつ尖鋭でない。よって本発明では研
2磨して針頭面を揃えた針頭の両側縁を研削して針頭面
の面積を小さくして尖鋭にする。そしてその手段として
は第18図(一部切除側面図)に示すごときスライスブ
レード8を利用するものである。そしてスライスブレー
ド8としては0.1 yOJ mmの極薄鋼円盤の外周
部両側に多結晶ダイヤを接合したものや或は立方晶窒化
硼素(C,B、N)等の研削剤を接合若しくは電着した
ものを用い、その使用に当たっては第15図、、(第、
1図の一部を示す平面図)に示すように前記研磨装置に
利用した研磨砥7をスライスブレード8と交換して利用
する。南口はこのスライスブレード8を間隔保持環を介
して2枚取り付けたものを示したが、1枚であったり或
は3〜4枚を組み合わせて利用してもよく、間隔として
はハーフラップ2の針間隔と一致させることが推臭され
る。この様なスライスブレード8を利用して針4の針頭
両側面を検索するに当たりては、第16図(説明図)の
ごとくスライスブレード8の外周線を針4の針頭面から
針柱部側へ僅か(0,2〜0.4mm )侵入させてハ
ーフラップ2を回転させながらスライスブレード8も回
転させて矢印方向へ往復移動させる。即ち第17図(説
明図)に示すようにスライスブレード8は矢印方向へ移
動することによって薄鋼板でできているため針4との接
触部分が弾性変形(8b) し、これによって針頭の一
方側面に傾斜した研削面が形成される。そしてこのスラ
イスブレード8が往復swJすることによって針頭の両
側面が研削され、小面積の尖鋭化した針頭が形成される
。南口ではスライスブレード8を回転させながら往復移
動するものを示したが、ハーフラップ2のみを回転させ
ながらスライスブレード8は不回転に保持して往復移動
させても両側面の研削が可能であり、このようにして側
面研削を行なう場合はスライスブレード8は非円形の薄
鋼板で形成できる。
させながらハーフラップ2側へ移動させ、針4の針頭を
研磨しながら第14図(説明図)のごとく研磨砥7を矢
印方向へ移動させて針頭面を揃える。南口は研磨砥7を
円盤形のものを示したが、碗形の研磨砥を研磨材軸の方
向を変えて取り付けて研磨してもよい。これらの研磨に
よってハーフラップの針4の先端を揃えることができる
。しかしながらこれらの針頭面は針の高低差によって面
積が均一でなく、かつ尖鋭でない。よって本発明では研
2磨して針頭面を揃えた針頭の両側縁を研削して針頭面
の面積を小さくして尖鋭にする。そしてその手段として
は第18図(一部切除側面図)に示すごときスライスブ
レード8を利用するものである。そしてスライスブレー
ド8としては0.1 yOJ mmの極薄鋼円盤の外周
部両側に多結晶ダイヤを接合したものや或は立方晶窒化
硼素(C,B、N)等の研削剤を接合若しくは電着した
ものを用い、その使用に当たっては第15図、、(第、
1図の一部を示す平面図)に示すように前記研磨装置に
利用した研磨砥7をスライスブレード8と交換して利用
する。南口はこのスライスブレード8を間隔保持環を介
して2枚取り付けたものを示したが、1枚であったり或
は3〜4枚を組み合わせて利用してもよく、間隔として
はハーフラップ2の針間隔と一致させることが推臭され
る。この様なスライスブレード8を利用して針4の針頭
両側面を検索するに当たりては、第16図(説明図)の
ごとくスライスブレード8の外周線を針4の針頭面から
針柱部側へ僅か(0,2〜0.4mm )侵入させてハ
ーフラップ2を回転させながらスライスブレード8も回
転させて矢印方向へ往復移動させる。即ち第17図(説
明図)に示すようにスライスブレード8は矢印方向へ移
動することによって薄鋼板でできているため針4との接
触部分が弾性変形(8b) し、これによって針頭の一
方側面に傾斜した研削面が形成される。そしてこのスラ
イスブレード8が往復swJすることによって針頭の両
側面が研削され、小面積の尖鋭化した針頭が形成される
。南口ではスライスブレード8を回転させながら往復移
動するものを示したが、ハーフラップ2のみを回転させ
ながらスライスブレード8は不回転に保持して往復移動
させても両側面の研削が可能であり、このようにして側
面研削を行なう場合はスライスブレード8は非円形の薄
鋼板で形成できる。
一方このようにして研削した針頭は、研削痕が残り、こ
の痕条は針と繊維との摩擦を増大させることになるので
本発明では針頭側研削を行なってから仕上げ研磨を行な
うものである。そしてこの研磨手段としては従来知られ
た各種の手段を選択できるが本発明装置を利用するに当
たっては前記スライスブレード8を研磨ブラシと交換し
て利用することが好ましい。即ち第19図(説明図)に
示すように研磨ブラシ9を回転軸に取り付け、その外周
を針4内へ侵入させて矢印のように往復移動させる。尚
この研磨ブラシ9としては植設刷毛が砥粒を混在させた
合成繊条で構成されたものが適当であり、この研磨ブラ
シによって研削面が平滑面となるほか針頭部の4縁も角
が取れ、尖鋭な針頭が形成される。またこの研磨仕上げ
手段としては研磨ブラシに替えて、砥粒を吹き付けたり
或は砥粒中にハーフラップを埋めるように回転移動させ
てもよい。
の痕条は針と繊維との摩擦を増大させることになるので
本発明では針頭側研削を行なってから仕上げ研磨を行な
うものである。そしてこの研磨手段としては従来知られ
た各種の手段を選択できるが本発明装置を利用するに当
たっては前記スライスブレード8を研磨ブラシと交換し
て利用することが好ましい。即ち第19図(説明図)に
示すように研磨ブラシ9を回転軸に取り付け、その外周
を針4内へ侵入させて矢印のように往復移動させる。尚
この研磨ブラシ9としては植設刷毛が砥粒を混在させた
合成繊条で構成されたものが適当であり、この研磨ブラ
シによって研削面が平滑面となるほか針頭部の4縁も角
が取れ、尖鋭な針頭が形成される。またこの研磨仕上げ
手段としては研磨ブラシに替えて、砥粒を吹き付けたり
或は砥粒中にハーフラップを埋めるように回転移動させ
てもよい。
[発明の効果コ
本発明は従来全く考慮されなかったハーフラップの研磨
を行なうようにしたから、針頭面の揃ったハーフラップ
が得られると共に針頭の両側面研削によって針を尖鋭化
でき、簡単な装置と手段によって櫛梳作用の良好なハー
フラップに蘇生させることができる。また研磨によって
植針手数が減少し、コーマの管理費を低減させることが
できる。
を行なうようにしたから、針頭面の揃ったハーフラップ
が得られると共に針頭の両側面研削によって針を尖鋭化
でき、簡単な装置と手段によって櫛梳作用の良好なハー
フラップに蘇生させることができる。また研磨によって
植針手数が減少し、コーマの管理費を低減させることが
できる。
第1図は本発明を実施するための研磨装置の平面図、第
2図は第1図の下部側側面図、第3図は第1図の左側面
図、第4図はシリンダの側面図、第5図、第6図及び第
7図は針の例を示す側面図、第8図及び第9図は第7図
の側面図、第10図は第7図の一部拡大図、第11図及
び第12図は第10図の右側面説明図、第13図は針頭
測定位置説明用の平面図、第14図は針頭面研磨説明図
、第15図は第1図の一部を示す平面図、第16図及び
第17図は側面研削の説明図、第18図はスライスブレ
ードを示す一部切除側面図、第19図は研磨ブラシ説明
図である。 1・・・コーマシリンダ 2・・・ハーフラップ3・・
・セグメント 4・・・針 5・・・ニードルパー 6・・・歯材7・・・研磨砥
8・・・スライスブレード9・・・研磨ブラ
シ 10・・・研磨装置11・・・台板
12・・・ベッド13・・・摺動台 14・
・・研磨材ベッド15・・・摺動座 16・・
・軸受け17・・・モータ 18・・・軸受け
19・・・@20・・・取付座
2図は第1図の下部側側面図、第3図は第1図の左側面
図、第4図はシリンダの側面図、第5図、第6図及び第
7図は針の例を示す側面図、第8図及び第9図は第7図
の側面図、第10図は第7図の一部拡大図、第11図及
び第12図は第10図の右側面説明図、第13図は針頭
測定位置説明用の平面図、第14図は針頭面研磨説明図
、第15図は第1図の一部を示す平面図、第16図及び
第17図は側面研削の説明図、第18図はスライスブレ
ードを示す一部切除側面図、第19図は研磨ブラシ説明
図である。 1・・・コーマシリンダ 2・・・ハーフラップ3・・
・セグメント 4・・・針 5・・・ニードルパー 6・・・歯材7・・・研磨砥
8・・・スライスブレード9・・・研磨ブラ
シ 10・・・研磨装置11・・・台板
12・・・ベッド13・・・摺動台 14・
・・研磨材ベッド15・・・摺動座 16・・
・軸受け17・・・モータ 18・・・軸受け
19・・・@20・・・取付座
Claims (2)
- (1)シリンダから取り外したハーフラップを回転支持
部材に取り付けて回転させ、先ず針先に回転研磨砥を作
用させて針全体の針頭面を揃え、次いで薄鋼板で形成し
た研削板の外周縁を針先内に臨ませながらこれを左右に
移動して針頭の両側面を検索して針頭を尖鋭化し、次い
で研磨ブラシ等によって研削面を滑面に仕上げるように
したことを特徴とするハーフラップの研磨方法。 - (2)基台のほぼ中央部にハーフラップ取付用取付座を
取り付けた回転軸を軸支し、その一方側に該回転軸と平
行させてベッドを固定し、該ベッドにはベッドに軸支し
たスクリュー軸と係合させて摺動台を左右移動自在に設
け、該摺動台上には研磨装置をベッドと直交する前後方
向へ移動調節自在に設け、該研磨装置は研磨砥、研削板
並びに研磨ブラシを取り替え得るようにすると共に基台
に設けた駆動モータから回転軸を回転させ、変速器を介
して摺動台を左右移動するように構成したことを特徴と
するハーフラップ研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12626086A JPS62282857A (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 | ハ−フラツプの研磨方法及びその研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12626086A JPS62282857A (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 | ハ−フラツプの研磨方法及びその研磨装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62282857A true JPS62282857A (ja) | 1987-12-08 |
Family
ID=14930779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12626086A Pending JPS62282857A (ja) | 1986-05-31 | 1986-05-31 | ハ−フラツプの研磨方法及びその研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62282857A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63295169A (ja) * | 1987-05-27 | 1988-12-01 | Kurabo Ind Ltd | 針布用グラインダ |
CN102699791A (zh) * | 2012-06-28 | 2012-10-03 | 蒋镭迪 | 起毛机的针布辊钩刺的打磨机构及打磨方法 |
-
1986
- 1986-05-31 JP JP12626086A patent/JPS62282857A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63295169A (ja) * | 1987-05-27 | 1988-12-01 | Kurabo Ind Ltd | 針布用グラインダ |
CN102699791A (zh) * | 2012-06-28 | 2012-10-03 | 蒋镭迪 | 起毛机的针布辊钩刺的打磨机构及打磨方法 |
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