JPS62282853A - 可変変速装置におけるv型プ−リ内壁面研磨装置 - Google Patents

可変変速装置におけるv型プ−リ内壁面研磨装置

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JPS62282853A
JPS62282853A JP12465486A JP12465486A JPS62282853A JP S62282853 A JPS62282853 A JP S62282853A JP 12465486 A JP12465486 A JP 12465486A JP 12465486 A JP12465486 A JP 12465486A JP S62282853 A JPS62282853 A JP S62282853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
shaft
wall surface
holding shaft
polishing
Prior art date
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Pending
Application number
JP12465486A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Fukumoto
福本 紘
Yutaka Motominami
本南 裕
Shoichi Honda
本田 正一
Kohei Osono
耕平 大薗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Daido Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Daido Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Daido Kogyo Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP12465486A priority Critical patent/JPS62282853A/ja
Publication of JPS62282853A publication Critical patent/JPS62282853A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可変変速装置における■型プーリの傾斜内壁
面と無端状伝動帯との摩擦接触を常に良好ならしめるた
めに、前記のV型ブーりの傾斜内壁面を研磨する装置に
関する。
〔発明の技術的背景〕
従来の無段変速機に用いられる無端状伝動帯は、ゴム製
のものと金属製のものがあり、耐熱性、耐久性を必要と
する場合には金属製のベルトが用いられている。
ここで、金属製のベルトは、金属板からなるリンク部材
を複数列連設し、この各列のリンク部材間をそのピッチ
毎にピンを挿嵌することによって屈曲自在に連結した無
端チェーンを形成し、このチェーンを■型プーリに巻回
して設け、この■型プーリの相対する傾斜内壁間の間隔
を変化させることによって主動軸から従動軸に動力を無
段階に変速させて伝達することができるように構成され
るが、前記のチェーンを構成するリンク部材に、チェー
ンを前記V型ブーりに巻回した状態において該プーリの
半径方向内向きに突出部を延出し、該突出部に挿通孔を
穿設し、穿設された挿通孔に前記V型プーリのそれぞれ
の傾斜内壁面に係合する端面を有する■ブロックを挿嵌
し、前記Vブロックの両端面を■型プーリの傾斜内壁面
に当接させることによりその間に生ずる摩擦力により主
動軸から従動軸への動力の伝達が行われていた。
前述したような従来の無段変速機において、前記したV
型プーリの傾斜内壁面とVブロックの両端面との間には
運転につれてなじみ現象が生じ摩擦力が低下し、伝動効
率が悪(なる傾向がある。
このことは前記したV型プーリの傾斜内壁面がVブロッ
クによって磨かれて滑らかになり所謂輝部を呈し始める
ことや、あるいは、この種、無段変速機は通常潤滑油中
にて使用されるので、潤滑油中に摩擦係数を低減させる
物質が存在し、これがV型プーリの傾斜内壁面に膜状に
付着され始めるためと考えられ、前記の潤滑油中の物質
でV型プーリの傾斜内壁面に形成されるものとしては例
えば二硫化モリブデンの層が挙げられる。そして、上記
したような現象は運転開始より5時間〜10時間程度の
経過で現われ始める。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述したような技術的背景のもとにおいて、従来は、伝
動効率の悪化を見越して摩擦力が低下した状態を想定し
て例えば50H)のものを20)P程度として設計して
いた。
本発明は、上記の現状に鑑みてなされたもので、運転時
間の経過とともに■型プーリの傾斜内壁面とVブロック
の両端面との摩擦係数の低下を防止し、前記の■型プー
リの傾斜内壁面が最適の接触状態を得ることを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記の目的を達成するために、主動軸及び従
動軸に相互に近接・離間する一対の傾斜壁面を有する■
型プーリを設け、前記の■型プーリに無端状伝動帯を巻
回して動力を伝達する可変変速装置において、前記した
主動軸及び従動軸に設けたV型プーリ間より前記軸と平
行で、かつ軸方向に移動自在とされた保持軸を挿入配設
し、前記保持軸の先端部に該保持軸に直交する方向に摺
動自在とされた連結杆を配装し、該連結杆の両端に取り
付けた研磨部材によって前記V型プーリの傾斜内壁面を
研磨することをその特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は、主動軸及び従動軸に設けたV型プーリ間の略
中間部より前記軸に平行で、かつ軸方向に移動自在とさ
れた保持軸を配装し、前記保持軸の先端部に該保持軸に
直交する方向に摺動自在とされた連結杆を配設し、該連
結杆の両端に研磨部材を取り付けであるので運転開始後
所定の時間が経過したときに、保持軸を軸方向に移動さ
せて前記の研摩部材が主動軸及び従動軸に設けられたV
型プーリの一方の傾斜内壁面に接触し、上記の研磨部材
によって前記の傾斜内壁面を研磨することができ、研磨
が終了すれば直ちに前記の保持軸を逆方向に移動させて
前記の研磨部材をV型プーリの他方の傾斜内壁面に接触
させ該内壁面を研磨する。研磨終了後は直ちに保持軸を
元の位置に戻す。
上記したように運転開始後の所定の時間を経過後に■型
プーリの傾斜内壁面を研磨し、常に前記のV型プーリの
傾斜内壁面を最適の状態に保持するものである。
〔実施例〕
本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
1は主動軸、2は主動軸1と平行で、かつ所定間隔を隔
てて配置された従動軸であり、3は前記主動軸1に固定
される■型プーリの固定プーリ、4は前記主動軸1に摺
動自在であるが、主動軸1と共回り可能に遊嵌され前記
固定プーリ3に近接・離間する■型プーリの可動プーリ
、5は前記従動軸2に固定される固定プーリ、6は前記
従動軸2に摺動は自在であるが従動軸2と共回り可能に
遊嵌され前記固定プーリ5に近接・離間する■型プーリ
の可動プーリである。7は主動軸1及び従動軸2に設け
られたV型プーリに巻回された無端状伝動帯、例えばチ
ェーン式ベルトであって、チェーン式ベルト7の■ブロ
ック8の両端面が前記の■型プーリの一対をなす傾斜内
壁面3’、4’及び5’、6’に当接し動力を伝達する
ものである。9は、主動軸1及び従動軸2に設けられた
それぞれの■型ブーりの周縁部の間隙Aの略中間部より
両■型プーリ間に、前記軸1,2と平行であって、かつ
軸方向に移動自在とされて配装された保持軸であり、該
保持軸9は例えば図示しない軸受装置の軸受筐10に案
内支持される。前記の保持軸9の下端部には保持器11
が固装され、該保持器11には前記保持軸9の軸方向と
直交する方向に貫通孔12が設けられ、該貫通孔12に
は連結杆13が摺動自在に遊嵌され、該連結杆13の両
端には■型プーリの傾斜内壁面3’、  4’、  5
’、  6’と同一の傾斜を有する研磨面14.14’
を備えた研磨部材15.15’が取り付けられている。
そして、前記した研磨部材15.15’の幅は前記チェ
ーン式ベルトの幅より小となしである。したがって、通
常の運転状態においては前記した連結杆13の両端に固
装される研磨部材は■型プーリの傾斜内壁面3′。
4’、5’、6’と所定の間隔を隔てて位置し互いに接
触することがない(第1図参照)。そして、この状態よ
り変速のために例えば主動軸1の可動プーリ4が固定プ
ーリ3に近接すると、可動プーリ4は研磨部材15の研
磨面14に衝接するが、研磨面14は可動プーリ4の傾
斜内壁面4′と同一の傾斜を有し、また研磨部材15が
取り付けられる連結杆13は保持器11に摺動自在に遊
嵌されているので、前記した衝接が生じると研磨部材1
5は可動ブーIJ4の傾斜内壁面に沿って逃げ、可動プ
ーリ4の固定プーリ3に対しての変速のための近接には
研磨部材15の存在は何ら影響がなく通常の変速が行わ
れるものである。また、主動軸1の可動プーリ3の近接
は、従動軸2の可動プーリ6の固定プーリ5より離間す
る方向に移動をもたらすので連結杆13の右方への摺動
に伴う研磨部材15′も従動軸2側の■型プーリの回転
に何ら支障を及ぼすものでない。
前記したように運転が開始され、運転開始後5〜10時
間経過したころV型プーリの傾斜内壁面3′。
4’、  5’及び6′にチェーン式ベルト7の■ブロ
ック8とのなじみが生じて輝部を呈するかあるいは二硫
化モリブデン等の層が形成された場合に、保持軸9を図
示しない油圧装置等によって移動させ、保持軸9の移動
に伴って保持器11及び該保持器11に遊嵌される連結
杆13も移動し、連結軸13の両端に取り付けられる研
磨部材15.15’の一方の研磨部材15の研磨面14
が主動軸1に設けられる■型プーリの固定プーリ3の傾
斜内壁面3′に接触し、また他方の研磨ブロック15′
の研磨面14′は従動軸2に設けられV型プーリの可動
プーリ6の傾斜内壁面6′に接触し、研磨部材15.1
5’の研磨面14.14’によって前記した固定プーリ
3及び可動プーリ6のそれぞれの傾斜内壁面3′及び6
′を研磨することとなり(第3図参照)、前記の傾斜内
壁面3’、  6’は清浄面となり運転初期の状態と同
様に■ブロック8との摩擦力は増大する。
また、主動軸1の■型プーリの可動プーリ4が固定プー
リ3に近接し、従動軸2の■プーリ6が固定プーリ6よ
り離間した状態になった場合における■型プーリの傾斜
内壁面の研磨状態を第4図に示すが、この場合は例えば
第3図に示す研磨状態より研磨部材15.15’をそれ
ぞれのV型プーリの傾斜内壁面より離間させ通常の運転
状態となした後に、変速が行われ、主動軸1の可動プー
リ4が固定ブー1.13に近接するに伴い両端に研磨部
材15.15’を取り付けた連結杆13が従動軸2の方
向に移動しており、この状態において保持軸9を逆方向
に移動させると、連結杆13の一方の端部に取り付けら
れた研磨部材15は主動軸1のV型プーリの可動プーリ
4の傾斜内壁面4′に接触し、また、連結杆13の他方
の端部に取り付けられた研磨部材15′は従動軸2のV
型プーリの固定プーリ5の傾斜内壁面5′に接触し、こ
れらの傾斜内壁面4′及び5′を研磨するものである。
前述した研磨に要する時間は通常は数秒乃至数十秒程度
で充分であるが、必要に応じてその時間は設定される。
研磨終了後は直ちに保持軸9を元の状態に戻し、研磨部
材15.15’を■型プーリの傾斜内壁面より離すよう
にする。
〔発明の効果〕
本発明は、チェーン式ベルトを用いた可変変速装置にお
いて、主動軸及び従動軸に設けた■型プーリ間の略中間
部より前記の軸と平行で、かつ軸方向に移動自在とされ
た保持軸を配装し、前記保持軸の先端部に該保持軸に直
交する方向に摺動自在とされた連結杆を配設し、該連結
杆の両端に研磨部材を取り付け、この研磨部材によって
前記■型プーリの傾斜内壁面を運転開始後所定の時間経
過したときに研磨するようにしたので、■型プーリの傾
斜内壁面とチェーン式ベルトのVブロックとの摩擦接触
状態が良好に保たれ、したがって、摩擦力の低下を見越
した状態での設計等の必要は全くないものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は研磨前の断面説
明図、第2図は第1図のX−Xで横断した平面図、第3
図及び第4図はそれぞれ異った状態における研磨状態を
示す断面説明図である。 1:主動軸      2:従動軸 3.5:固定プーリ  4,6:可動プーリ7:無端状
伝動帯   9:保持軸 13;連結棒      15.15’ :研磨部材第
1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 主動軸及び従動軸に相互に近接・離間する一対の傾斜壁
    面を有するV型プーリを設け、前記のV型プーリに無端
    状伝動帯を巻回して動力を伝達する可変変速装置におい
    て、前記した主動軸及び従動軸に設けたV型プーリ間よ
    り前記軸と平行で、かつ軸方向に移動自在とされた保持
    軸を配装し、前記保持軸の先端部に該保持軸に直交する
    方向に摺動自在とされた連結杆を配設し、該連結杆の両
    端に取り付けた研磨部材によって前記V型プーリの傾斜
    内壁面を研磨することを特徴とする可変変速装置におけ
    るプーリ内壁面研磨装置。
JP12465486A 1986-05-31 1986-05-31 可変変速装置におけるv型プ−リ内壁面研磨装置 Pending JPS62282853A (ja)

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