JPS62282615A - ろ過エレメント - Google Patents

ろ過エレメント

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JPS62282615A
JPS62282615A JP12501386A JP12501386A JPS62282615A JP S62282615 A JPS62282615 A JP S62282615A JP 12501386 A JP12501386 A JP 12501386A JP 12501386 A JP12501386 A JP 12501386A JP S62282615 A JPS62282615 A JP S62282615A
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engine
filtration
filter
evaporated fuel
air cleaner
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JP12501386A
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Toshiaki Fukuda
福田 俊明
Kazuo Yonetani
米谷 和生
Kiyoshi Oshima
清 大島
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (発明の利用分野) 本発明は内燃機関用エアクリーナのろ過エレメントに関
し、より詳しくは、エアクリーナのケースとキャップと
により保持される外周リングと、この外周リングの内方
に位置する内筒と、前記外周リングと内筒との聞に配設
された波形断面形状のろ材から成るろ過部分とを有し、
吸入空気を前記外周リングの軸方向に前記ろ過部分を通
過させるようになっている軸流型ろ過エレメントに関す
る。
(従来の技術) 内燃!11311(以下「エンジン」と呼ぶ)が運転状
態から停止したとぎ、キャブレターから蒸発した燃料蒸
気がエアクリーナ内に充満し、エンジンの再始動時にエ
ンジンに吸入される吸気が過濃となり再始動が困難にな
るという問題や、エアクリーナ内に充満した蒸発燃料が
エアクリーナの空気取り入れ管を通って大気中へ放出さ
れ、環境汚染の原因となるという問題を防止するため、
エアクリーナには種々の対策が施されている。かかる対
策を施されたエアクリーナの一例が実開昭59−547
40号公報に示されている。この公報に記載されている
エアクリーナにおいては、ダストろ送力用の軸流型ろ過
エレメントの下方に、すなわち、キャブレター側に、活
性炭素繊維を含むろ材から成る蒸発燃料吸着エレメント
が配設されている。
(発明が解決しようどする問題点) 前記公報に記載されているエアクリーナにおいては、前
述のように、ダストろ送力用のろ過エレメントの池に蒸
発燃料吸着用のニレメン1−を両者が直列になるように
配置されているから、エアクリーナ仝体の寸法、特に、
軸方向の寸法、が大きくなり、車両の狭いエンジンルー
ム内に収納出来ない場合が生じるという問題がある。ま
た、2個のエレメントを用いているので、その分だ()
製造コストが高くなるばかりでなく、吸入空気流に対す
る抵抗が大となり、エンジンの加速性能が低下するとい
う問題もある。本発明はこれらの問題を解消せ/υとす
るものである。
(問題点を解決する手段) 本発明による@流型ろ過エレメントのろ過部分には蒸発
燃料を吸着する材料が配設されている。
(作用) キャブレターから蒸発してエアクリーナに入った燃料蒸
気はろ過エレメントに配置された蒸発燃料吸着材料に吸
着され、エンジンが再始動されたときには、この吸着さ
れた蒸発燃料がろ過エレメントからiI!ll脱されて
キャブレターを経てエンジン内へ吸入される。
(実施例) 第1図−第6図は本発明の第1実施例のろ過エレメント
1を示す。ろ過エレメント1は内筒2、外周リング3、
及び内筒2と外周リング3との間に配設された概略環状
のろ過部分4とを有する。
ろ過部分4は内筒2を中心として同心円状に配置された
多数のひだを有し、これらのひだは、ろ過エレメントを
軸方向に断面すると、第1図に示すように、波形に見え
る。ろ過部分4はダストろ過部分4bと蒸発燃料吸着部
分5bとから成る。
ダストろ過部分4bは第2図に示す扇形のろ材4aを第
3図に示すように多数の同心状のひだを有するリング状
に成形して作られたものである。
同様に、蒸発燃料吸着部分5bは第2図に示す扇形のろ
材4aの外周側の円弧の長さに等しい長さの内周側円弧
を有する扇形の活性炭!繊維ろ紙5aを、第5図に示す
ように同心的な複数の環状のひだを有するリング形に成
形することによって作られたものである。
ダストろ過部分4bの外周縁は蒸発燃料吸着部分5bの
内周縁に例えば樹脂等で一体に固着されかつリング状の
りプロで一体に連結保持される。
また、ダストろ過部分4bの内周縁tよ内筒2の外周面
にシール性を保って取り付けられ、同様に、蒸発燃料吸
着部分5bの外周縁は外周リング3の円筒部分3bの内
周面にシール性を保って取り付けられる。また、第6図
に示すように、内筒2と外周りング3とは複数の半径方
向リブ7で連結され、ろ材4aと5aとをリング状に曲
げ成形した時に互いに継ぎ合わされる縁部(第2図及び
第4図に示す扇形の両側端)は半径方向リブ7内に収納
され、継ぎ合わせ部のシール性が保たれる。かくして成
るろ過エレメント1は、内筒2とダストろ過部分4bと
が蒸発燃料吸着部分5bと外周リング3よりも幾分高く
盛り上がった形状を呈する。
尚、外周リング3は外周フランジ3aを有する。
次に、上述のろ過ニレメン]・を組み込/Vだエアクリ
ーナの構造について第7図を参照して説明する。
エアクリーナはケース8とキャップ16とを有し、ろ過
エレメント1の外周リング3の外周フランジ3aがケー
ス8の外周フランジとキ\7ツブ16の外周フランジと
の間にガスケット9aを介して挟ト1されており、この
場合に、内筒2の頂壁とキA7ツプ16の頂壁の中央部
の内面との間に第2のガスケット9bが介装されている
。かくして、ケース8とろ過エレメント1との間に第1
の空間13が形成され、また、キャップ16とろ過エレ
メント1との間に第2の空間4が形成される。キャップ
16の周壁には空気取り入れ管15が突設されている。
ケース8の底壁の中央部に空気出口8aが突設され、空
気出口8aの下端が第3のガスケット9Cを介してキャ
ブレター10に接続され、この場合に、キャブレターか
ら突出するスタッドボルト11がケース8の空気出口8
a、ろ過エレメント1の内筒2の中央の穴、第2のガス
ケット9b、及びキャップ16の中央部の小穴を貫通し
てエアクリーナのキャップの外まで突出し、スタッドボ
ルト11のこの突出した端部に蝶ナツト12を螺合させ
ることにより、エアクリーナがキャブレターに対して取
り外し自在に取り付けられる。
次に作動について説明する。
エンジン運転中は、外気は空気取り入れ管15を通りエ
アクリーナ内の空間14へ流入し、ろ過エレメント1の
ダス]−ろ過部分4bと蒸発燃料吸着部分5bとを通過
することによってろ過され、清浄な空気が空間13がら
空気出口8aを通りキャブレター10を経てエンジンへ
吸入される。
エンジンが運転状態から停止したとき、キャブレターか
ら蒸発した燃料蒸気がエアクリーナ内へ入るが、ろ過エ
レメント1の外周寄りに位置して設けられた蒸発燃料吸
着部分5bに吸着され、エアクリーナの外部へは放出さ
れない。すなわち、燃料蒸気はキャブレター10の内部
から上界したものではあっても、エアクリーナ内に入っ
た時点ではエアクリーナ内の空気に比較すると特に軽い
というものではないから、燃料蒸気はエアクリーナ内の
うちでも低い位置に淀む傾向があるので、ろ過エレメン
ト1の低い区域に位置する蒸発燃料吸着部分5bによっ
て吸着され、ダストろ過部分4bは燃料で濡れない。そ
して、エンジンが再始動されると、ろ過エレメントに吸
着されていた燃料はろ過エレメントから脱離されてキャ
ブレターを経てエンジン内へ吸入されるので、省資源に
寄与する。
上)本の実施例ではダストろ過部分4bと蒸発燃料吸着
部分5bはそれぞれ独立して準備されてからりプロで一
体に連結保持されているが、第8図に示すような扇形の
ろ材4aの1部に例えば網目状の加熱溶融型繊維状接着
剤を介して第9図で5aで示す活性炭素繊維ろ紙を第9
図及び第9A図に示すように張り合わせてから、第10
図に示すように、リング状波形に折り曲げ成形して、こ
れに内筒2と外周リング3とを取り付けてもよい。
従って、この場合には、第1の実施例で用いているリブ
6は不要である。
また、第11図に示すように、第8図に示したごときダ
ストろ適用のろ材4aの外周寄りの部分とこの部分に向
き合って配置された別のろ材18との間に形成される波
形の空間に粒状活性炭素17を収納配置して蒸発燃料吸
着部分4bを構成してもよい。この場合、ろ材18の半
径方向最内端とこれに隣1妄するろ材4aのひだとがり
プロで連結保持され、このリブ6よりも半径方向内方に
位置するろ材4aの部分5bがダストろ過部分を構成す
る。また、ろ材18はダストろ適用ろ材でも活性炭素m
維ろ紙でもよく、要するに、粒状活性炭素17が吸入空
気流の下流側、すなわち、空間13側へ落下しないよう
に保持しかつ空気の流れに対してろ材4aよりも大きな
抵抗を与えないものであれば良い。
更に、第11図に示す実施例におけるろ材18が波形断
面のものである必要はなく、第12図に示すように、平
板状のもの18′でも良い。この場合、活性炭素17は
波形に折り曲げ形成されたろ材4aと平板状のろ材18
′との間の空間に収納配置される。
上述の全部の実施例においては、ろ過エレメントの外周
寄りの部分のみを蒸発燃料吸着部分4bとしであるが、
この点は本発明の必須要件ではなく、蒸発燃料吸着材料
をダストろ適用のろ祠4aの全面にわたって配置固定し
た構造でもよい。
また、本発明のろ過エレメントは必ずしも環状または円
形リング状である必要はなく、第13図に示すように、
楕円形または長円形のものでも良い。
また、本発明において、蒸発燃料吸着部分5bは、ろ過
エレメント1の外周リング3に隣)&する区域の全域〈
第6図)に設ける必要はなく、第14図および第15図
のようにその区域の一部に設けてもよい。
更に、前述の実施例では、ろ過エレメントのろ過部分4
は外周リング3から内筒2の方へ次第に高く盛り上がる
形状であるが、盛り上がる形状でなくて水平な形状であ
ってもよい。この変形例ではエアクリーナが第16図に
示すように自動車のボンネットフードBのラインに合わ
せて若干傾斜させて組付けられている場合、内部のろ過
エレメントも傾斜するので、外周リング3に隣接する区
域に蒸発燃料吸着部分5bを配設することで、工(発明
の効果) 本発明のろ過エレメントはダストろ過作用と蒸発燃料吸
着作用とを有するので、エアクリーナは単一のろ過エレ
メントを備えれば十分であるから、エアクリーナの薄型
化に寄与しかつ製造コスト低減に貢献する。しかも、単
一のろ過エレメントを備えたエアクリーナは2個のエレ
メントを備えたエアクリーナよりも吸入空気流に対する
抵抗が小さいから、エンジンの加速性能を良好にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるろ過エレメントの1部
を破断して示す1部断面斜視図、第2図はダストろ適用
のろ材の平面図、第3図は第2図のろ材を折り曲げ成形
して成るダストろ過部分の斜視図、 第4図は活性炭素繊維ろ紙の平面図、 第5図は第4図のろ紙を折り曲げ成形して成る蒸発燃料
吸着部分の斜視図、 第6図は第1図のろ過エレメントの底面図、第7図は第
1図〜第6図に示する過エレメントを組み込んだエアク
リーナの略概縦断面図、第8図は別の実施例に用いるダ
ストろ適用のろ材の平面図、 第9図は第8図のろ材に蒸発燃料吸着用の活性炭素繊維
ろ紙を張り付けた状態を示す平面図、第9Δ図は第9図
の矢印B方向から見た側面図、第10図は第9図及び第
9A図に示する材を折り曲げ成形して成るろ過部分を用
いたろ過エレメントの一部断面斜視図、 第11図は更に別の実施例を示す要部断面図、第12図
は第11図に類似の図にして、更に別の実施例を示す図
、 第13図は楕円形または長円形のろ過エレメントの一部
破断斜視図、 第14図および第15図はろ過エレメントの他の実施例
を示す底面図、 第16図は更に他のろ過エレメントの実施例を組み込ん
だエアクリーナの概略縦断面図である。 1・・・・・・ろ過エレメント、2・・・°・・・内筒
、3・・・・・・外周リング、4・・・・・・ろ過部分
、4a・・・・・・ダスト用のろ材、4b・・・・・・
ダストろ過部分、5a・・・・・・活性炭素繊維ろ紙、
5b・・・・・・蒸発燃料吸着部分。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エアクリーナのケースとキャップとにより保持さ
    れる外周リングと、この外周リングの内方に位置する内
    筒と、前記外周リングと内筒との間に配設された波形断
    面形状のろ材から成るろ過部分とを有し、吸入空気を前
    記外周リングの軸方向に前記ろ過部分を通過させるよう
    になつている軸流型ろ過エレメントにおいて、 前記ろ過部分には蒸発燃料を吸着する材料が配設されて
    いることを特徴とするろ過エレメント。
  2. (2)前記ろ過部分は前記外周リングから前記内筒の方
    へ次第に高く盛り上がる形状を備えており、前記蒸発燃
    料を吸着する材料は少なくとも前記外周リングに隣接す
    る区域に配設されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載のろ過エレメント。
JP61125013A 1986-05-30 1986-05-30 ろ過エレメント Expired - Lifetime JPH0722669B2 (ja)

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