JP2005194952A - エアークリーナー用エレメント - Google Patents
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Abstract
【課題】、従来の濾紙の製造方法を変更することなく、これまでの濾紙をそのまま活用することができ、黒煙の発生等を効果的に防止するために必要な活性炭素繊維の必要量を確保することができるとともに、活性炭素繊維が内燃機関内に流入する危険性も防止することができる新規なエアークリーナー用エレメントを提供する。
【解決手段】外側から内側にエアーが流入する多数の開口2aが形成された外筒体2と、この外筒体2の内側に配置され外側から内側にエアーが流入する多数の開口3aが形成された内筒体3と、上記外筒体2と内筒体2との間に配置され、山部4aと谷部4bとが周回り方向に交互に形成されてなるとともに、上記外筒体2に形成された開口2aから流入したエアーを濾過する濾紙4と、を備えてなり、上記濾紙4の内側であって山部4aと谷部4bとの間に形成された板部4cには、袋8内に活性炭素繊維9が封入されたエアー活性体7が固定されてなる。
【選択図】 図2
【解決手段】外側から内側にエアーが流入する多数の開口2aが形成された外筒体2と、この外筒体2の内側に配置され外側から内側にエアーが流入する多数の開口3aが形成された内筒体3と、上記外筒体2と内筒体2との間に配置され、山部4aと谷部4bとが周回り方向に交互に形成されてなるとともに、上記外筒体2に形成された開口2aから流入したエアーを濾過する濾紙4と、を備えてなり、上記濾紙4の内側であって山部4aと谷部4bとの間に形成された板部4cには、袋8内に活性炭素繊維9が封入されたエアー活性体7が固定されてなる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、例えば、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関に供給されるエアーを活性化するため、または、空気清浄器の構成要素として使用されるエアークリーナー用エレメントに関するものである。
従来、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関等に供給されるエアーを活性化するために使用されるエアークリーナー用エレメントや、空気清浄器の構成要素として使用されるエアークリーナー用エレメントは、外筒体と、内筒体と、上記外筒体と内筒体との間に配置され円筒状に成形された濾紙とを備えている。上記外筒体及び内筒体とは、何れもエアーが外側から内側に流通する開口が形成され、このエアーの流通過程に介在した上記濾紙によりエアーを濾過するものである。
ところで、近年、活性炭素繊維の効用が注目を集めている。すなわち、この活性炭素繊維は、マイナスイオンや遠赤外線を放出することにより分子を活性化させ、或いはダイオキシンを吸着することが確認されている。特に、この活性炭素繊維が内燃機関に供給されるエアー通路に配置されることにより、該活性炭素繊維から放出されるマイナスイオンや遠赤外線の効果から、燃料の燃焼力の向上による燃費の改善を図ることができ、内燃機関から排気されるガス中における黒煙の含有量や悪臭を減少させ、さらには、トルクの増大を図ることができることが確認されている。そこで、こうした活性炭素繊維を上記濾紙の基材とし、或いは、該活性炭素繊維を濾紙に付着させ又は含しんさせることが考えられる(特許文献1参照)。
特開2002−346322号公報
しかしながら、上述したように、活性炭素繊維を濾紙の基材とする方法では、濾紙そのものの製造工程をこれまでの製造工程よりも大きく変更しなければならず、また、濾紙に活性炭素繊維を含しんさせる方法では、これまでの製造工程を変更しなければならないばかりか、黒煙の発生を効果的に実現し、或いは、ダイオキシンを効果的に吸着するために必要な活性炭素繊維の量を確保することができない。また、濾紙に活性炭素繊維を付着させる方法では、濾紙から剥離した活性炭素繊維が内燃機関内にエアーと共に流入してしまう危険性がある。
そこで、本発明は、上述した従来のエアークリーナー用エレメントが有する課題を解決するために提案されたものであって、従来の濾紙の製造方法を変更することなく、これまでの濾紙をそのまま活用することができ、黒煙の発生等を効果的に防止するために必要な活性炭素繊維の必要量を確保することができるとともに、活性炭素繊維が内燃機関内に流入する危険性も防止することができる新規なエアークリーナー用エレメントを提供することを目的とするものである。
上述した目的を達成するため、本発明(請求項1記載の発明)は、外側から内側にエアーが流入する多数の開口が形成された外筒体と、この外筒体の内側に配置され外側から内側にエアーが流入する多数の開口が形成された内筒体と、上記外筒体と内筒体との間に配置され、山部と谷部とが周回り方向に交互に形成されてなるとともに、上記外筒体に形成された開口から流入したエアーを濾過する濾紙と、を備えてなり、上記濾紙の内側であって山部と谷部との間に形成された板部には、袋内に活性炭素繊維が封入されたエアー活性体が固定されてなることを特徴とするものである。
この第1の発明では、上記外筒体に形成された開口から流入したエアーは、上記濾紙を通過するとともに、該濾紙を構成する板部に固定されたエアー活性体を通過し、さらに上記内筒体に形成された開口を通過する。なお、本発明を構成する上記エアー活性体は、通気性を有する袋内に活性炭素繊維が封入されている必要があり、この活性炭素繊維の種類としては、特に制限はなく、ピッチ系、ポリアクリロニトリル系、フェノール系、セルロース系等の公知の活性炭素繊維を何れも用いることができる。また、活性炭素繊維には、必要に応じて、Ti、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、V、Mo、W等の金属元素を担持させても良い。また、この活性炭素繊維の繊維長は、短繊維でも長繊維でも良い。また、本発明を構成する濾紙は、乾燥されたタイプ(乾式タイプ)ものであってもオイルが塗布されてなるタイプ(湿式)のものであっても良い。また、上記活性炭素繊維が封入された袋は、例えば、織布,不織布,微細孔が形成された樹脂製シート等のように、通気性を有する素材からなるものばかりではなく、樹脂製フィルムを素材等のように、通気性を有さないものであっても良い。なお、濾紙のタイプが上記湿式のタイプである場合には、オイルが活性炭素繊維に付着することを防止するために、通気性を有さない袋を使用することが望ましい。また、この活性炭素繊維が封入された袋を、濾紙を構成する板部に固定する方法は、後述する第2の発明のように、接着剤による方法以外に固定金具等による方法であっても良い。
また、第2の発明(請求項1記載の発明)は、上記第1の発明において、前記エアー活性体は、前記濾紙を構成する板部に対して接着剤を介して一部が固定されてなることを特徴とするものである。
この第2の発明では、濾紙を構成する板部に対して接着剤を介して一部が構成されている必要があり、例えば、エアー活性体の一端又は一側のみが接着剤を介して固定され、或いは、接着剤により所謂点付けされているものであっても良い。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)は、上記第1又は第2の発明において、前記エアー活性体が占める面積と該エアー活性体が固定された板部の面積との比は、1:5から1:2であるとともに、板部の数に対するエアー活性体の数は、1/20以上1/10未満であることを特徴とするものである。
この第3の発明では、エアー活性体が占める面積と該エアー活性体が固定された板部の面積との比と、板部の数に対するエアー活性体の数とが、以下に説明する要件を満たす必要がある。これは、濾紙の通気率とエアー活性体の通気率や、該濾紙に対するエアー活性体の固定方法にもよるが、濾紙を構成する特定の板部全体にエアー活性体を固定(エアー活性体が占める面積と該エアー活性体が固定された板部の面積とを同一に)し、また、該板部の数に対するエアー活性体の数が多い場合には、空気抵抗が大きくなりエアークリーナー用エレメントに要求される通気率を確保することができない。すなわち、従来使用されている濾紙の通気性を大きく阻害することとなる。とりわけ、活性炭素繊維が封入された袋が通気性を有さない場合には、一層エアークリーナー用エレメント全体の通気性は阻害される。一方、エアー活性体の占める面積が、該エアー活性体が固定された板部の面積に対して極めて小さく(板部に対してエアー活性体が小さく)、また、該板部の数に対してエアー活性体の数が少ない場合には、エアー活性体による効果を期待することができない。したがって、こうしたエアークリーナー用エレメントに要求される通気率と、エアー活性体による黒煙の低減やダイオキシンの吸着等の効果とを総合的に考慮した場合、エアー活性体が占める面積と該エアー活性体が固定された板部の面積との比は、1:5から1:2であるとともに、板部の数に対するエアー活性体の数は、1/20以上1/10未満であることが好ましい。なお、こうした条件を満たす場合であっても、上記エアー活性体の効果を向上させるためには、エアー活性体同士の間隔は、可能な限り離すことが好ましい。例えば、濾紙の一端側に所定の数のエアー活性体を所定の間隔をもって固定し、他端側には、上記各エアー活性体が固定された板部とは異なる板部に所定のエアー活性体を所定の数を所定の間隔をもって固定することが好ましい。
上記第1の発明(請求項1記載の発明)では、濾紙の内側であって山部と谷部との間に形成された板部には、袋内に活性炭素繊維が封入されたエアー活性体が固定されてなることから、濾紙によりエアーが濾過されるばかりではなく、これまでの濾紙をそのまま活用することができ、黒煙の発生等を効果的に防止するために必要な活性炭素繊維の必要量を確保することができるとともに、活性炭素繊維が内燃機関内に流入する危険性も防止することができる。また、このエアークリーナー用エレメントが空気清浄器に使用された場合には、ダイオキシンを効果的に減少させることができる。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)では、エアー活性体は、前記濾紙を構成する板部に対して接着剤を介して固定されてなることから、該濾紙に対するエアー活性体の固定作業が容易なものとなるばかりではなく、また、この第2の発明では、該接着剤によりエアー活性体の一部が濾紙を構成する板部に固定されていることから、接着剤によりエアー活性体の通気率を減少させ、また、このエアークリーナー用エレメントに要求される所定の通気率を減少させることがない。なお、上記エアー活性体が固定されている部位が、濾紙を構成する板部の山部側(濾紙の外周側)のみである場合においては、固定されたエアー活性体の一側は自由端となることから、上記山部を挟む一方の板部と他方の板部との両方から通過したエアーが(通気性を有する袋内に活性炭素繊維が封入されている場合には)上記エアー活性体を通過することとなり、より一層エアー活性体を固定した効果を高めることができる。また、上記活性炭素繊維が通気性を有さない袋内に封入されている場合であっても、上記エアー活性体が固定されている部位が、濾紙を構成する板部の山部側(濾紙の外周側)のみである場合においては、固定されたエアー活性体の一側は自由端となり、エアークリーナー用エレメントに要求される所定の通気率を減少させることがない。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)では、エアー活性体が占める面積と該エアー活性体が固定された板部の面積との比が所定の比とされ、また、板部の数に対するエアー活性体の数が所定の数とされていることから、要求される通気率を維持しながら、エアー活性体(活性炭素繊維)による効果を最大限確保することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施の形態に係るエアークリーナー用エレメント1は、図示ないケーシング内に装着されるものであって、図1に示すように、外筒体2と、内筒体3と、濾紙4と、第1及び第2の蓋体5,6とから構成されている。上記外筒体2及び内筒体3は、何れも金属材料により円筒状に成形されてなるものであり、それぞれ円形状の開口2a,3aが多数穿設されている。なお、これらの開口2a,3aは、何れも外側から内側にエアーが流通する部位である。また、上記濾紙4は、長方形状に成形された紙板が、所定の間隔で山部と谷部とが交互に形成されるよう折曲されてなるものであるとともに、一側と他側とが接着されることにより筒状に成形されてなる。すなわち、この濾紙4は、図2に示すように、該濾紙4の外側に露出した多数の山部4aと、上記山部4aとこの山部4aの隣に形成された山部4aとの間に形成された谷部4bと、上記山部4aと谷部4bとの間に形成された長方形状の板部4cとから構成されている。なお、本実施の形態では、上記板部4cの数は、全部で220とされている。
また、上記第1の蓋体5は、図1に示すように、円環状に成形されたリング状板部5aと、このリング状板部5aの外周縁から上方に起立してなる外側起立部5bと、上記リング状板部5aの内周縁から上方に起立してなる内側起立部5cとから構成されている。上記外側起立部5bの内径は、上記外筒体2の外径と同じ寸法となされ、上記内側起立部5cの外径は、上記内筒体3の外径と同じ寸法となされている。なお、上記第1の蓋体5の中央に形成された円形状の開口5dは、図示しないケーシングに形成された位置決め用の凸部又は該ケーシングの壁面により閉塞される部位である。
また、上記第2の蓋体6は、円環状に成形されたリング状板部6aと、このリング状板部6aの外周縁にから上記第1の蓋体5方向に起立してなる外側起立部6bと、上記リング状板部6aの内周縁から第1の蓋体5方向に起立してなる内側起立部6cと、この内側起立部6cの先端からさらに上記第1の蓋体5方向に傾斜しながら徐々に縮径されてなり中央にはエアーが排出される排出用開口(符号は省略する。)が形成された縮径板部6dとから構成されている。上記外側起立部6bの内径は、上記外筒体2の外径と同じ寸法となされ、上記内側起立部6cの外径は、上記内筒体3の外径と同じ寸法となされている。すなわち、このエアークリーナー用エレメント1を構成する上記外筒体2の一端は、上記第1の蓋体5を構成する外側起立部5bの内側に嵌め込まれ、他端は、上記第2の蓋体6を構成する外側起立部6bの内側に嵌め込まれ、また、上記内筒体3の一端は、上記内側起立部5cの外側に嵌め込まれ、他端は、上記第2の蓋体6を構成する内側起立部6cの外側に嵌め込まれ、そして、上記濾紙4は、上記外筒体2と内側筒体3との間に収容されている。
そして、上記濾紙4を構成する板部4cには、図4に示すように、エアー活性体7が固定されている。このエアー活性体7は、図3に示すように、長方形状に成形された袋体8と、この袋体8内に封入された活性炭素繊維9とから構成されている。上記袋体8は、本実施の形態では薄手の不織布(フエルト)からなり、外周に形成された封着部8aと、この封着部8aの内側に形成され上記活性炭素繊維9が封入された袋部8bとから構成されている。なお、本実施の形態においては、上記袋体8内には、羊毛等の動物系の天然繊維とマイナスイオン状態のパン系活性炭素繊維とが交じり合った状態で封入されている。また、このエアー活性体7の幅は、上記濾紙4を構成する板部4cの幅と略同じものとされ、また、該エアー活性体7の長さは、上記板部4cの長さの半分に満たないものとされている。そして、このように構成されたエアー活性体7は、上記濾紙4の内側であって、該濾紙を構成する上記板部4cに固定され、具体的には、図3に斜線で表した部位(袋体8の一面の片側)が図示しない接着剤により、上記板部4cの一側(濾紙4の山部側)に固定されている。
そしてさらに、この濾紙4には、図4に示すように、該濾紙4の長さ方向の中央から一端側には、全部で8つのエアー活性体7が、上述した要領で固定され、また、該濾紙4の長さ方向の中央から他端側には、全部で6つのエアー活性体7がやはり上述した要領と同じ要領で固定されている。そして、上記濾紙4の一端側に固定された各エアー活性体7同士は、該濾紙4の周回り方向に略均等に離間してなり、同様に、濾紙4の他端側に固定された各エアー活性体7同士も、該濾紙4の周周り方向において略均等に離間されている。また、上記濾紙4の一端側に固定された特定のエアー活性体7と、この特定のエアー活性体7と隣り合う他のエアー活性体7との略中間に位置する板部4cの他端側に、さらに他方のエアー活性体7が固定されている。したがって、この実施の形態においては、エアー活性体7が占める面積と該エアー活性体7が固定された板部4cの面積との比は、約1:4であるとともに、上記板部4cの数に対するエアー活性体7の数は、約1/16とされている。
したがって、上述した実施の形態に係るエアークリーナー用エレメント1によればエアーは、上記外筒体2に形成された開口2aから上記濾紙4内を通過し、上記内筒体3に形成された開口3aを通過し、上記第2の蓋体6の中央に形成された開口を通過し、図示しない内燃機関に供給され又は空気清浄器に形成された所定の部位から排出される。このとき、上記濾紙4に固定されたエアー活性体7を通過したエアーが内燃機関に供給された場合(このエアークリーナー用エレメント1が自動車等のパーツとして組み込まれた場合)には、該内燃機関からの排気ガス中の黒煙の含有量を低減することができる。しかも、このエアークリーナー用エレメント1では、上記濾紙4自体は、従来の濾紙であることから、従来の濾紙4の製造工程を変更する必要性がない。また、本実施の形態に係るエアークリーナー用エレメント1では、上記エアー活性体7内にマイナスイオン状態のパン系活性炭素繊が活性炭素繊維9として封入されていることから、より一層内燃機関からの排気ガス中の黒煙の含有量を低減することができる。また、このエアークリーナー用エレメント1が、空気清浄器に装着された場合には、ダイオキシンの量を有効に低減することができる。
さらに、このエアークリーナー用エレメント1では、上述したように、エアー活性体7は、袋体8の一面の片側が図示しない接着剤により、上記板部4cの一側(濾紙4の山部側)に固定されていることから、該エアー活性体7のもう一つの片側(固定された部位とは反対側)は、自由端となされ、図5に示すように、山部4aを挟んだ左右両側の板部4cを通過したエアーが該エアー活性体7に接触し又は該エアー活性体7を通過することから、より一層活性炭素繊維9による効果をより高めることができる。また、濾紙4に固定されたエアー活性体7の面積や固定位置、並びに固定された数は、上述した通りであることから、このエアークリーナー用エレメント1の通気率を大きく制限することがない。
なお、上記エアー活性体7が板部4cに対して示す面積の比や、該板部4cの数に対するエアー活性体7の数、さらには、各エアー活性体7の固定位置は、エアークリーナー用エレメント1に要求される通気率との関係で適宜変更することができる。また、上記実施の形態に係るエアークリーナー用エレメント1では、本発明を構成する活性炭素繊維が通気性を有する袋内に封入したものを説明したが、上記活性炭素繊維は、必ずしも通気性を有する袋内に封入されている必要性はなく、例えば、上記濾紙4にオイルが塗布されている場合には、例えば樹脂製フィルムにより形成された(通気性を有さない)袋内に封入されていても良い。
1 エアークリーナー用エレメント
2 外筒体
2a 開口
3 内筒体
3a 開口
4 濾紙
4a 山部
4b 谷部
4c 板部
7 エアー活性体
8 袋体
9 活性炭素繊維
2 外筒体
2a 開口
3 内筒体
3a 開口
4 濾紙
4a 山部
4b 谷部
4c 板部
7 エアー活性体
8 袋体
9 活性炭素繊維
Claims (3)
- 外側から内側にエアーが流入する多数の開口が形成された外筒体と、
この外筒体の内側に配置され外側から内側にエアーが流入する多数の開口が形成された内筒体と、
上記外筒体と内筒体との間に配置され、山部と谷部とが周回り方向に交互に形成されてなるとともに、上記外筒体に形成された開口から流入したエアーを濾過する濾紙と、を備えてなり、
上記濾紙の内側であって山部と谷部との間に形成された板部には、袋内に活性炭素繊維が封入されたエアー活性体が固定されてなることを特徴とするエアークリーナー用エレメント。 - 前記エアー活性体は、前記濾紙を構成する板部に対して接着剤を介して一部が固定されてなることを特徴とする請求項1記載のエアークリーナー用エレメント。
- 前記エアー活性体が占める面積と該エアー活性体が固定された板部の面積との比は、1:5から1:2であるとともに、板部の数に対するエアー活性体の数は、1/20以上1/10未満であることを特徴とする請求項1又は2記載のエアークリーナー用エレメント。
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- 2004-01-08 JP JP2004003024A patent/JP2005194952A/ja active Pending
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EP2119901A4 (en) * | 2007-01-29 | 2012-08-22 | Beijing Unifly Scient & Technology Co Ltd | ENERGY SAVING TYPE FILTER AND ENVIRONMENTAL PROTECTOR FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINE |
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