JPS62282052A - たて編地 - Google Patents

たて編地

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Publication number
JPS62282052A
JPS62282052A JP12196086A JP12196086A JPS62282052A JP S62282052 A JPS62282052 A JP S62282052A JP 12196086 A JP12196086 A JP 12196086A JP 12196086 A JP12196086 A JP 12196086A JP S62282052 A JPS62282052 A JP S62282052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
knitting
knitted fabric
knitting yarn
yarns
Prior art date
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Pending
Application number
JP12196086A
Other languages
English (en)
Inventor
一郎 土井
市居 勝彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAKAE LACE KK
Original Assignee
SAKAE LACE KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SAKAE LACE KK filed Critical SAKAE LACE KK
Priority to JP12196086A priority Critical patent/JPS62282052A/ja
Publication of JPS62282052A publication Critical patent/JPS62282052A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) この発明は、トリコット機やラッシェル機で編成可能な
ほつれ難いたで編地に関するものである。
(従来の技術) 第2図に示すように、たて糸1からなる多数本の鎖編2
を並列し、そのニードルループ2aとループの脚2bと
の間に地糸挿入糸や柄糸なとのよこ方向糸3を挿入して
レースを編成した場合、編地内で切断したたて糸、例え
ば第2図右端のたて糸1の切断端を引張ると、この切断
端に続く新しいニードルループ(上側のニードルループ
) 2aが旧いニードルループ(下側のニードルループ
) 2aから抜出し、以下これが下方へ順に波及して編
目が消失すること、すなわちランが生じることが考えら
れている。
このランを防止する編地として、実公昭52−5726
0号公報に、第1筬と第3筬で同じ位置に鎖編組織を形
成し、その中間の第2筬で挿入組織を形成し、この挿入
組織の編糸を第1筬および第3筬で編成される2本の編
糸間に挟むように編成したものが開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) 第1筬と第3筬で鎖編を組織する場合は、鎖編すなわち
ループを形成するために第1筬および第3筬の2枚の筬
を使用するので、挿入組織に1枚の筬を使用するとして
少なくとも合計3枚の筬を必要とし、柄用として使用で
きる筬が減少するという問題があった。また、第1筬お
よび第3筬以外の筬で挿入組織、コード編、アトラス編
、デンビー編等を行なうものであり、よこ方向に走る編
糸が全て同じ組織に編成されるので、ネット目のような
大きい穴を形成することができず、そのためレース地と
しては不適当であった。更に、鎖編用の筬またはニード
ルの動く距離が筬3枚分の距離に拡大されるので、編成
が困難であり、能率が低いという問題があった。
この発明は、ランの波及を防止することができ、しかも
鎖編に使用する筬が1枚でよく、ネット目のような大き
い孔を形成することができ、ネット目を有するレース地
として好適であり、編成が容易なたで編地を提供するも
のである。
(問題点を解決するための手段) 第1図において、並列された多数列の鎖編10をそれぞ
れ2本の編糸11.12によって形成する。ただし、2
本の編糸11.12のコース当り編糸長を相違させ、一
方の編糸11のコース当り編糸長を他方の編糸12より
も10〜30%長くする。なお、よこ方向糸13は、従
来と同様に挿入される。
(作用) 上記のたて編地は、例えば編成の際に編糸11.12を
それぞれ別のビームに巻き、一方の編糸11の張力を他
方の編糸12の張力よりも低く設定して1枚の筬に供給
することにより得られる。また、準備工程の整経の際に
、一方の編糸11に弱い張力を、また他方の編糸12に
強い張力をそれぞれ加えて引揃え、この状態で1本のビ
ームに巻取ってもよい。
また、一方の編糸11に熱収縮率の小さい糸、例えば熱
セツト糸を、また他方の編糸12に熱収縮率の大きい糸
、例えば非熱セット糸をそれぞれ用い、これらを引揃え
で編成し、編成後の熱処理で他方の編糸12を熱収縮さ
せることによっても得られる。
上記のたて編地において、例えば第1図の右端−3= の鎖編10の編糸11.12の切断端を矢印P方向に引
張ると、編糸11.12の双方の新ループ(上側のニー
ドルループ)がその下側の旧いループから抜けてランが
始まろうとするが、一方の編糸11のコース当り編糸長
が他方の編糸12のコース当り編糸長よりも長いため、
同一コースにおける一方の編糸11の抜出しが他方の編
糸12の抜出しよりも遅れる。
そのため、何回かの抜出しによって上記の遅れが累積さ
れると、一方の編糸11のAコースの抜出しがまだ終っ
ていない間に他方の編糸12では上記Aコースよりも旧
い側のBコースの抜出しが始まり、他方の編糸12の抜
けようとしているニードルループ12aが一方の編糸1
1のニードルループllaの基部を締め付ける結果にな
り、編地長さほぼ20nn+以下でランの波及が停止す
る。ただし、コース当り編糸長(通常はランナー長、す
なわち480コースの編成に使用する編糸の長さで表わ
される)の差が10%未満の場合は効果がなく、反対に
30%を超えた場合は一方の編糸11の弛みが多過ぎる
ため針に掛からなくなって編成が不可能になり、かつ編
柄の美感が低下する。
なお、編糸11.12は、ナイロン、ポリエステル等か
らなる15〜40デニールの合成繊維マルチフィラメン
ト糸が好ましい。
(実施例1) 20デニールのナイロンマルチフィラメント糸に800
回/mの普通撚を加え、100’Cで30分間の温熱セ
ット処理を施したのち、2本のビームに整経し、一方の
ビームを一方の編糸11用、他方のビームを他方の編糸
12用としてそれぞれ使用し、40デニールのナイロン
マルチフィラメント糸を地糸挿入糸(よこ方向糸)13
に使用し、ラッシェルレース機(マイヤー社製RMSJ
78/1−8G型)を用いて実施例1のレース地を編成
した。ただし、一方の編糸11の機上テンションおよび
ランナー長をそれぞれ1.7gおよび109.5amと
し、他方の編糸12の機上テンションおよびランナー長
をそれぞれ4.6gおよび90cmとした。すなわち、
一方の編糸11のコース当り編糸長を他方の編糸12の
1.27倍、その差を22%にした。この実施例1のた
て編地の鎖編10を構成する編糸11.12を切断し、
引張ったところ、ランが51111で止まり、その間に
引出された編糸11の長さは120wn、編糸12の長
さは100mであった。
(実施例2) 20デニールのナイロンマルチフィラメント糸に100
℃で50分間の湿熱セット処理を施して一方の編糸(導
水収縮率2.7%)11とし、同じ20デニニルのナイ
ロンマルチフィラメント糸をセットせずにそのまま用い
て他方の編糸(導水収縮率14.3%)12とした。上
記の編糸11.12を別ビームに整経し、双方に4gの
等しい張力を加える以外は実施例1と同様に編成した後
、仕上染色工程で98℃、60分間の熱水処理を加えて
他方の編糸12を収縮させ、実施例2のたて編地を得た
。任意のウエールの鎖編lOを切取り、レース2cm当
りの編糸11.12の長さを調べたところ、一方の編糸
11が100閣、他方の編糸12が110w+n+であ
り、コース当り編糸長の差が10%であった。次に、編
糸11゜12を切断し、引張ったところ、ランが18+
nmで止まつた。
(実施例3) 15デニールのナイロンウーり糸を2本ずつ引揃えて整
経した。ただし、引揃えた一方の編糸11に5gの張力
を加え、他方の編糸12に16gの張力を加えた。この
引揃え糸を実施例1のラッシェルレース機に4gの機上
テンションで供給し、他は実施例1と同様に編成して実
施例3のたて編地を得た。このたて編地において、コー
ス当り編糸長の差が15%であった。また、編糸11.
12を切断し、引出したところ、ランは15wIで止ま
った。
(発明の効果) この発明は、鎖編をコース当り編糸長が異なる2本の編
糸で構成したものであるから、この編糸が切断してラン
が発生した場合に1編糸長の多い一方の編糸のループの
抜は出しが編糸長の少ない他方の編糸のループの抜は出
しよりも遅れ、そのためランが発生して間もなく他方の
編糸ループが一方の編糸ループに引掛かって上記のラン
が止まる。そして、鎖編を単に2本の編糸で構成し、地
糸挿入糸や柄糸などのよこ方向の糸は、従来と同様にニ
ードルループとループの脚の間に挿入されるので、柄に
制限がなく、ネット目のような大きな孔を従来と同様に
作ることができ、美しいレース地を製造することができ
る。また、鎖編を1枚の筬で編成できるので、編成も容
易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の拡大組織図、第2図は従来
のたて編地の拡大組織図である。 10:鎖編、11ニ一方の編糸、12:他方の編糸、1
3:よこ方向糸。 特許出願人  栄レース株式会社 代理人 弁理士  坂 野 威 大 吉  1) 了  司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕並列された多数列の鎖編と、これらの鎖編のニー
    ドルループおよびループの脚間に挿入されて上記の鎖編
    を接結するよこ方向糸とかなるたて編地において、上記
    鎖編が2本の並列する編糸によって形成され、その一方
    の編糸のコース当り平均編糸長が他方の編糸に比べて1
    0〜30%長いことを特徴とするたて編地。 〔2〕鎖編を構成する2本の編糸が双方とも合成繊維の
    マルチフィラメント糸である特許請求の範囲第1項記載
    のたて編地。 〔3〕たて編地がラッシェルレースであり、よこ方向糸
    が地糸挿入糸または柄糸である特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載のたて編地。
JP12196086A 1986-05-26 1986-05-26 たて編地 Pending JPS62282052A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12196086A JPS62282052A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 たて編地

Applications Claiming Priority (1)

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JP12196086A JPS62282052A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 たて編地

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62282052A true JPS62282052A (ja) 1987-12-07

Family

ID=14824159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12196086A Pending JPS62282052A (ja) 1986-05-26 1986-05-26 たて編地

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JP (1) JPS62282052A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010248661A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Takeda Lace Co Ltd ほつれ防止経編レース地

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012031A (ja) * 1973-06-04 1975-02-07

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012031A (ja) * 1973-06-04 1975-02-07

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010248661A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Takeda Lace Co Ltd ほつれ防止経編レース地

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