JPS62281681A - 巡回型雑音低減装置 - Google Patents

巡回型雑音低減装置

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JPS62281681A
JPS62281681A JP61124767A JP12476786A JPS62281681A JP S62281681 A JPS62281681 A JP S62281681A JP 61124767 A JP61124767 A JP 61124767A JP 12476786 A JP12476786 A JP 12476786A JP S62281681 A JPS62281681 A JP S62281681A
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JP
Japan
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video signal
image
circuit
signal
noise reduction
Prior art date
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Pending
Application number
JP61124767A
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English (en)
Inventor
Kunio Iwaibana
岩井花 邦男
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] この発明は、画像の動きを損なうことなく雑音低減の効
果を挙げるようにした巡回型雑音低減装置に関する。
[従来の技術] 家庭用に用いられるビデオテープレコーダ等の磁気記録
再生装置は、周波数が高くなるほど増加する周波数変・
復調方式に特有の三角ノイズを取り除くため、一般には
、輝度信号を周波数変調する前にプリエンファシス回路
により高域成分を強調しておき、信号再生時にディエン
ファシス回路により高域強調を解除する方法を採ってい
る。
しかし、ディエンファシス回路を経た輝度信号にもノイ
ズが含まれるため、例えば第4図に示す巡回型雑音低減
装置lを、磁気記録再生回路の再生出力端子10に接続
することがある。図示の巡回型雑音低減装置1は、フレ
ーム相関の高い映像信号とフレーム相関の殆どないノイ
ズ成分との性質の違いを利用して、ノイズ成分を抑圧す
るものであり、出力映像信号Vo (t)を巡回的に入
力映像信号Vi(t)に加算するため、巡回型と呼ばれ
る。入力映像信号Vi(t)は、まず減算器2に供給さ
れ、ここでフレーム遅延回路3にてIフレーム周期(τ
)分の信号遅延を行った遅延出力映像信号Vo (を−
τ)を減算される。この減算により得られた差信号δV
 (t)は、係数Kが1に満たないアッテネータ回路4
を通過したあと、減算器5にて前記入力映像信号Vi(
t)から減算されて、出力映像信号Vo (t)とされ
る。
従ッテ、出力映像信号Vo (t)は、Vo(t)= 
(1−K) V i (t) +KVo (t−r)で
表され、入力映像信号Vi (t)と遅延出力映像信号
Vo(を−τ)とに、合算値が1となる相補的な係数1
−にとKを乗じた信号の和が、出力映像信号Vo (t
)となる。
この場合、アッテネータ回路4の係数Kを1に近づけ、
相関をとる対象となるフレーム数を増やすほど、高いS
N改善度が得られることが判っている。しかし、アッテ
ネータ回路4の係数Kを1に近づけるほど、SN改善度
が向上する反面、相関をとる対象となるフレーム数も多
くなる結果、動きの速い動画に対しては残像が目立って
しまうといった弊害が生ずる。そこで、本例では、この
種の残像問題を解消するため、減算器2から得られる差
信号δV (t)が、動画になるほど信号レベルが大と
なることに着目し、差信号δV (t)を検出して動作
する動き検出回路6を設け、この動き検出回路6の出力
により、残像が目立つような動画についてだけ、係数に
の値を小さな値に切り替えるような対策を採っていた。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の巡回型雑音低減装置lは、動画部分でアッテ
ネータ回路4の係数Kを小さい値に切り替えた場合、た
しかに残像効果は抑制されるが、本来の目的である雑音
低減効果については、逆に効果が薄れてしまうため、静
止画に近い画像を再生する場合等に比べて、再生画像中
のノイズが増加してしまい、SN改善度の低下や画像の
鮮明度劣化が避けられない等の問題点があった。
[問題点を解決するための手段] この発明は、上記問題点を解決したものであり、入力映
像信号と1フレーム周期分の信号遅延を行った遅延出力
映像信号とに、合算値が1となる相補的な係数を乗じた
信号の和をもって出力映像信号とすることにより巡回型
雑音低減を行う巡回型雑音低減装置であって、前記差信
号があらかじめ設定した一定値を越えた場合に、これを
検出する動き検出回路と、この動き検出回路の出力によ
り動作し、前記遅延出力映像信号中の信号成分に対する
ノイズ成分の成分比が大となるよう回路条件を切り替え
、雑音低減効果を残しっ残像を抑制する残像抑制回路と
を設けて構成したことを特徴とするものである。
[作用] この発明は、入力映像信号と1フレーム周期分の信号遅
延を行った遅延出力映像信号の差信号が、動き検出回路
内にあらかじめ設定した一定値を越えた場合に、遅延出
力映像信号中の信号成分に対するノイズ成分の成分比を
高め、遅延出力映像信号に乗ぜられる係数の値を、等価
的に残像が少なくなる方向に切り替えるとともに、ノイ
ズ成分を重点的に巡回させることで、雑音低減効果の低
下を補い、これにより画像の鮮明度劣什を伴うこ2なく
、動画に出やすい残像を抑制する。
[実施例] 以下、この発明の実施例について、第1図ないし第3図
を参照して説明する。第1図は、この発明の巡回型雑音
低減装置の一実施例を示す回路構成図、第2図は、第1
図に示した回路各部の信号波形図である。
第1図中、巡回型雑音低減装置11は、前述のアッテネ
ータ回路4と減算器2の間に、残像抑制回路12を設け
、フレーム遅延回路3が遅延する画像が素早い動きを伴
う画像、いわゆる動画であることを検出する動き検出回
路I3の出力により、残像抑制回路12内の回路条件を
切り替える構成としである。
残像抑制回路12は、係数がKa、Kbの一対の係数回
路12a、12bを、両方の出力を加算する加算器!2
cを介してアッテネータ回路4に接続するとともに、係
数回路12bの前段に、差信号δV (t)の高域に多
く含まれるノイズ成分を抽出する高域J波回路12dを
接続して構成しである。なお、両県数回路+2aと12
bの係数KaとKbは、Ka+Kb=1の条件下で、随
意変えることができるようになっている。動き検出回路
13は、減算器2の出力の絶対値をとる絶対値回路13
aと、絶対値回路13aの出力を基準値設定回路13b
にあらかじめ設定された基準値Vrと比較する比較回路
13cとから構成される。
ここで、磁気記録再生回路の再生出力である映像信号に
よって形成される画像が、動きの比較的遅い画像である
場合、動き検出回路13の出力はロウレベルであり、残
像抑制回路12内の係数回路12aと12bの係数は、
Ka=1.Kb=0とされる。このため、差信号δV 
(t)は、残像抑制回路I2内をそのまま通過し、通常
の雑音低減処理に供される。
これに対し、磁気記録再生回路の再生出力である映像信
号によって形成される画像が、動きの速い動画である場
合は、動き検出回路13の出力がハイレベルとなるため
、残像抑制回路12内の係数回路12a、+2bの係数
は、前記場合とは対照的にKa=0.Kb=1に切り替
えられる。
ここで、入力映像信号Vi (t)による画像が第2図
(A)に示したように球形の物体であって、現在とその
1フレーム周期前の画像の表示位置が、それぞれ実線と
点線で示したように水平方向に異なる位置にあったと仮
定する。この場合、遅延出力映像信号Vo(を−τ)と
現在の入力映像信号vi (t)は、それぞれ同図(B
)、(C)に示した波形を存するため、減算器2の出力
である差信号δV (t)は、同図(D)のような信号
波形となる。各図中、小振幅の波状部分は、信号成分に
重畳したノイズ成分を表す。
一方、差信号δV (t)は、動き検出回路13内の絶
対値回路132Lにて絶対値をとられる結果、第2図(
E)に示したように、動画部分で比較回路13cに設定
された基準値Vrを上回ることになる。このため、動画
部分で、残像抑制回路I2内の回路条件が切り替わり、
差信号δV (t)は高域が波回路12dと係数回路1
2bを介してアッテネータ回路4に供給さiする。従っ
て、残像抑制回路12内において差信号δV (t)に
含まれる残像効果をもたらす低域成分は除去され、第2
図(G)に示した高域を中心としたノイズ成分が重点的
に巡回されることになる。このため、信号成分自体のゲ
インは等価的に低下するが、このゲインの低下に付随す
る雑音低減効果の低下を、ノイズ成分の重点巡回により
抑制することができる。
その結果、第2図(H)に示したように、巡回型雑音低
減装置11の出力映像信号Vo (t)は、動画部分で
もノイズは少なく、この点からも画像の鮮明度劣化を伴
うことなく、残像発生が効果的に抑制されることが判る
このように、上記巡回型雑音低減装置11は、入力映像
信号Vi (t)と1フレーム周期分の信号遅延を行っ
た遅延出力映像信号Vo(t−τ)の差信号δV (t
)が、動き検出回路13内にあらかじめ設定した一定値
Vrを越えた場合に、遅延出力映像信号Vo(を−τ)
中の信号成分に対するノイズ成分の成分比を高めること
により、係数Kを等価的に残像が少なくなる方向に切り
輯えるとともに、ノイズ成分を重点的に巡回させること
で、雑音低減効果の低下を補う構成としたから、巡回型
雑音低減にともない残像が発生しやすい動画について、
アッテネータ回路4の係数にはそのまま変えずに、残像
効果を抑制することができ、これにより巡回型雑音低減
方式自体のSN改善効果を残しつ、画像の鮮明度劣化を
伴うことなく、動画に出やすい残像を良好に抑制するこ
とができる。
なお、上記実施例に示した巡回型雑音低減装置11とは
若干構成は異なるが、雑音低減の基本原理が同じものに
、第3図に示す巡回型雑音低減装置2■がある。この巡
回型雑音低減装置21は、入力映像信号Vi (t)に
アッテネータ回路22にて係数(1−K)を乗じた信号
と、アッテネータ回路23にて係数Kを乗じた遅延出力
映像信号Vo(を−τ)とを、加算器24にて加算して
出力映像信号Vo (t)とするものであるが、前記実
施例に示したものと全く同じ構成の残像抑制回路25を
、フレーム遅延回路3とアッテネータ回路23の間に設
け、動画に対する残像抑制と雑音低減効果の補償を図っ
ている。
また、上記の各実施例において、動き検出回路13内に
複数の比較基準を設定することにより、動画の程度を数
段階に分けて検出するようにし、係数回路12a、12
bの係数を、例えば0.2と0.8或は0.4と0.6
のように、0と1の中間値に切り替える構成とすること
も可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、入力映像信号と1フ
レーム周期分の信号遅延を行った遅延出力映像信号の差
信号が、動き検出回路内にあらかじめ設定した一定値を
越えた場合に、遅延出力映像信号中の信号成分に対する
ノイズ成分の成分比を高めることにより、遅延出力映像
信号に乗ぜられる係数を等価的に残像が少なくなる方向
に切り替えるとともに、ノイズ成分を重点的に巡回させ
ることで、雑音低減効果の低下を補う構成としたから、
巡回型雑音低減にともない残像が発生しゃすい動画につ
いて、入力映像信号と遅延出力映像信号に乗する係数は
そのまま変えずに、残像効果を抑制することができ、こ
れにより巡回型雑音低減方式自体のSN改善効果を残し
つ、画像の鮮明度劣化を伴うことなく、動画に出やすい
残像を良好に抑制できる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の巡回型雑音低減装置の一実施例を
示す回路構成図、第2図は、第1図に示した回路各部の
信号波形図、第3図は、この発明の巡回型雑音低減装置
の他の実施例を示す回路構成図、第4図は、従来の巡回
型雑音低減装置の一例を示す回路構成図である。 2.5.、、減算器、3.、、フレーム遅延回路、11
.21.、、巡回型雑音低減装置、12゜25、、、残
像抑制回路、12a、12b、、。 係数回路、12c、、、加算器、12d、、  高域が
波回路、+3.、、動き検出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力映像信号と1フレーム周期分の信号遅延を行った遅
    延出力映像信号とに、合算値が1となる相補的な係数を
    乗じた信号の和をもって出力映像信号とすることにより
    巡回型雑音低減を行う巡回型雑音低減装置であって、前
    記差信号があらかじめ設定した一定値を越えた場合に、
    これを検出する動き検出回路と、この動き検出回路の出
    力により動作し、前記遅延出力映像信号中の信号成分に
    対するノイズ成分の成分比が大となるよう回路条件を切
    り替え、雑音低減効果を残しつ残像を抑制する残像抑制
    回路とを設けてなる巡回型雑音低減装置。
JP61124767A 1986-05-30 1986-05-30 巡回型雑音低減装置 Pending JPS62281681A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325253A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Tandberg Television Asa ビデオ信号に関する再帰的フィルタ・システム
JP2010041697A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Sony Corp ビデオ信号処理装置、ビデオ信号処理方法、プログラム

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