JPS62281618A - 直流オフセツト電圧除去回路 - Google Patents
直流オフセツト電圧除去回路Info
- Publication number
- JPS62281618A JPS62281618A JP12360786A JP12360786A JPS62281618A JP S62281618 A JPS62281618 A JP S62281618A JP 12360786 A JP12360786 A JP 12360786A JP 12360786 A JP12360786 A JP 12360786A JP S62281618 A JPS62281618 A JP S62281618A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- analog
- offset
- digital signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 57
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 33
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 7
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
(産業上の利用分野)
本発明は、例えばディジタル信号処理装置等に使用して
好適な直流オフセット電圧除去回路に係わり、特に前記
アナログ人力信号に含まれる直流オフセット信号を除去
する直流オフセット電圧除去回路に関する。
好適な直流オフセット電圧除去回路に係わり、特に前記
アナログ人力信号に含まれる直流オフセット信号を除去
する直流オフセット電圧除去回路に関する。
(従来の技術)
一般に、アナログ信号を測定してディジタル的に処理す
るディジタル信号処理装置においては、その検出対象に
応じて種々のセンサが使用され、かつ、これらのセンサ
から出力されたアナログ検出信号をディジタル信号に変
換し、マイクロプロセッサ等を用いてプログラムに基づ
いて所要の演算処理を実行している。
るディジタル信号処理装置においては、その検出対象に
応じて種々のセンサが使用され、かつ、これらのセンサ
から出力されたアナログ検出信号をディジタル信号に変
換し、マイクロプロセッサ等を用いてプログラムに基づ
いて所要の演算処理を実行している。
ところで、この種のセンサの出力は非常に微少なレベル
であり、このため例えば高入力インピーダンスのオペア
ンプ等を用いて所要の利得で増幅した後、ディジタル信
号に変換してディジタル演算処理を行う場合が多い。ま
た、測定以外の分野においても、その分野、用途等に応
じて適切なアナログ信号処理回路を使用し、かつ、この
アナログ信号処理回路からのアナログ信号をディジタル
信号に変換して所要の演算処理を実行することが広く行
われている。
であり、このため例えば高入力インピーダンスのオペア
ンプ等を用いて所要の利得で増幅した後、ディジタル信
号に変換してディジタル演算処理を行う場合が多い。ま
た、測定以外の分野においても、その分野、用途等に応
じて適切なアナログ信号処理回路を使用し、かつ、この
アナログ信号処理回路からのアナログ信号をディジタル
信号に変換して所要の演算処理を実行することが広く行
われている。
しかし、以上のようなディジタル信号処理装置において
は、直流バイアスの設定や構成電子部品の品質、劣化等
に伴い、前記センサ、オペアンプおよびアナログ処理回
路等のアナログ信号発生源自体から直流オフセット信号
が生じ、これが本来のアナログ信号に含まれてディジタ
ル信号処理系に人力される。この結果、この直流オフセ
ット信号を含んだアナログ入力信号をディジタル信号に
変換して演算処理を行うことになり、誤った処理結果が
得られる。また、直流オフセット信号が重畳されたアナ
ログ入力信号をA/D変換回路でディジタル信号に変換
すると、直流オフセット信号によってA/D変換回路が
飽和し、アナログ入力信号を適切にディジタル信号に変
換できない。しかも、A/D変換回路の飽和を避けるた
め、A/D変換回路の動作電圧範囲を大きく設定した場
合、目的とするアナログ入力信号を高精度に信号変換で
きないという問題点がある。
は、直流バイアスの設定や構成電子部品の品質、劣化等
に伴い、前記センサ、オペアンプおよびアナログ処理回
路等のアナログ信号発生源自体から直流オフセット信号
が生じ、これが本来のアナログ信号に含まれてディジタ
ル信号処理系に人力される。この結果、この直流オフセ
ット信号を含んだアナログ入力信号をディジタル信号に
変換して演算処理を行うことになり、誤った処理結果が
得られる。また、直流オフセット信号が重畳されたアナ
ログ入力信号をA/D変換回路でディジタル信号に変換
すると、直流オフセット信号によってA/D変換回路が
飽和し、アナログ入力信号を適切にディジタル信号に変
換できない。しかも、A/D変換回路の飽和を避けるた
め、A/D変換回路の動作電圧範囲を大きく設定した場
合、目的とするアナログ入力信号を高精度に信号変換で
きないという問題点がある。
そこで、従来、ディジタル信号処理装置に適用する直流
オフセット電圧除去回路としては、第4図に示すような
構成のものが開発されている。即ち、この装置は、アナ
ログ信号発生源1より出力されたアナログ入力信号に含
まれる直流ドリフトを、時定数回路2の一部を構成する
コンデンサ2aを用いてカットした後、アンプ3により
所要の利得で増幅し、更にA/D変換回路4でディジタ
ル信号に変換した後、後続のマイクロプロセッサ5にて
所望のディジタル信号の処理を行うものである。2bは
入力バイアス抵抗である。
オフセット電圧除去回路としては、第4図に示すような
構成のものが開発されている。即ち、この装置は、アナ
ログ信号発生源1より出力されたアナログ入力信号に含
まれる直流ドリフトを、時定数回路2の一部を構成する
コンデンサ2aを用いてカットした後、アンプ3により
所要の利得で増幅し、更にA/D変換回路4でディジタ
ル信号に変換した後、後続のマイクロプロセッサ5にて
所望のディジタル信号の処理を行うものである。2bは
入力バイアス抵抗である。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、以上のようなディジタル信号処理装置に適用し
た直流オフセット電圧除去回路は、次のような種々の問
題が生じる。
た直流オフセット電圧除去回路は、次のような種々の問
題が生じる。
■、先ず、アナログ入力信号が超低周波信号の場合、コ
ンデンサ2aおよび入力バイアス抵抗2bとしではそれ
ぞれ容量および抵抗値の大きなものを使用しなければな
らず、これに伴って入力インピーダンスの高いアンプ3
および漏れ電流の少ない高級品のコンデンサ2aを使用
する必要があり、コスト的に高くなり、かつ、高大カイ
ンピダンス化により回路動作の不安定化は否めない。
ンデンサ2aおよび入力バイアス抵抗2bとしではそれ
ぞれ容量および抵抗値の大きなものを使用しなければな
らず、これに伴って入力インピーダンスの高いアンプ3
および漏れ電流の少ない高級品のコンデンサ2aを使用
する必要があり、コスト的に高くなり、かつ、高大カイ
ンピダンス化により回路動作の不安定化は否めない。
■、また、大きな時定数を持った時定数回路2を実現す
る観点から容量の大きい大型コンデンサ2aを使用しな
ければならず、装置全体の大型化は避は難い。
る観点から容量の大きい大型コンデンサ2aを使用しな
ければならず、装置全体の大型化は避は難い。
■、また、時定数回路2を用いているために遮断周波数
近傍で位相の変化が生じ、このためアンプ3の出力をデ
ィジタル信号に変換してディジタル信号処理を行うと、
その演算処理結果に誤差が生じる。
近傍で位相の変化が生じ、このためアンプ3の出力をデ
ィジタル信号に変換してディジタル信号処理を行うと、
その演算処理結果に誤差が生じる。
■、さらに、遮断周波数が低い場合、電7M投入から定
常動作に移行する迄に長時間を要する等の問題点がある
。
常動作に移行する迄に長時間を要する等の問題点がある
。
本発明は以上のような問題点を解決するためになされた
もので、時定数回路および高大カインピーダンス用アン
プ等を取り除き、アナログ入力信号の周波数に影響され
ずに、かつ、位相変化を生ぜしめることなく、アナログ
入力信号に含まれる直流オフセット信号を安定、かつ、
確実に除去して高精度にディジタル信号に変換し、例え
ばディジタル信号処理装置に適用して正確に演算処理を
行い得る直流オフセット電圧除去回路を提供することを
目的とする。
もので、時定数回路および高大カインピーダンス用アン
プ等を取り除き、アナログ入力信号の周波数に影響され
ずに、かつ、位相変化を生ぜしめることなく、アナログ
入力信号に含まれる直流オフセット信号を安定、かつ、
確実に除去して高精度にディジタル信号に変換し、例え
ばディジタル信号処理装置に適用して正確に演算処理を
行い得る直流オフセット電圧除去回路を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明による直流オフセット電圧回路は、アナログ入力
信号に含まれる直流オフセット信号を除去する直流オフ
セット電圧除去回路において、アナログ信号をディジタ
ル信号に変換して出力するA/D変換回路と、該A/D
変喚変格回路出力されるディジタル信号から所定期間の
平均値信号を得る平均化処理手段と、該平均化処理手段
により処理されて得られた平均値信号をアナログ信号に
変換して出力するD/A変換部と、前記A/D変換回路
の入力側に設けられ、前記アナログ入力信号と前記D/
A変換部の出力とを用いて減算処理を行って直流オフセ
ット信号を除去した前記アナログ信号を得、該アナログ
信号を前記A/D変換回路に供給する減算回路とを備え
たものである。
信号に含まれる直流オフセット信号を除去する直流オフ
セット電圧除去回路において、アナログ信号をディジタ
ル信号に変換して出力するA/D変換回路と、該A/D
変喚変格回路出力されるディジタル信号から所定期間の
平均値信号を得る平均化処理手段と、該平均化処理手段
により処理されて得られた平均値信号をアナログ信号に
変換して出力するD/A変換部と、前記A/D変換回路
の入力側に設けられ、前記アナログ入力信号と前記D/
A変換部の出力とを用いて減算処理を行って直流オフセ
ット信号を除去した前記アナログ信号を得、該アナログ
信号を前記A/D変換回路に供給する減算回路とを備え
たものである。
(作用)
従って、以上のような手段とすることにより、直流オフ
セット信号を含むアナログ人力信号を減算回路の一方の
入力端に入力して減算処理を行った後、A/D変換回路
でディジタル信号に変換し、このディジタル信号を平均
化処理手段にて所定期間平均化して直流オフセット信号
に相当するレベルのディジタル信号を得、これをD/A
変換部によりアナログ信号に変換し前記減算回路の他方
の入力端に入力し、ここで減算処理を行わせることによ
り前記アナログ入力信号から直流オフセット信号を除去
したアナログ信号を得るものである。
セット信号を含むアナログ人力信号を減算回路の一方の
入力端に入力して減算処理を行った後、A/D変換回路
でディジタル信号に変換し、このディジタル信号を平均
化処理手段にて所定期間平均化して直流オフセット信号
に相当するレベルのディジタル信号を得、これをD/A
変換部によりアナログ信号に変換し前記減算回路の他方
の入力端に入力し、ここで減算処理を行わせることによ
り前記アナログ入力信号から直流オフセット信号を除去
したアナログ信号を得るものである。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について第1図を参照して説明
する。同図において10はアナログ信号発生源であって
、これは例えばある測定対象を検出するセンサのみ、あ
るいはセンサを含んだオペアンプその他種々のアナログ
信号を発生する回路を意味するものとし、かつ、これら
センサ、オペアンプ等のアナログ信号発生源10からは
直流オフセット信号を含んだアナログ信号が発生される
ものであるが、直流オフセット信号を含まないアナログ
信号であっても適用できることは言うまでもな、い。こ
のアナログ信号発生源10より発生されたアナログ入力
信号は入力端子11に入力される。この入力端子11に
は減算回路12が接続され、ここで減算処理を行って得
られたアナログ信号はA/D変換回路13に送られる。
する。同図において10はアナログ信号発生源であって
、これは例えばある測定対象を検出するセンサのみ、あ
るいはセンサを含んだオペアンプその他種々のアナログ
信号を発生する回路を意味するものとし、かつ、これら
センサ、オペアンプ等のアナログ信号発生源10からは
直流オフセット信号を含んだアナログ信号が発生される
ものであるが、直流オフセット信号を含まないアナログ
信号であっても適用できることは言うまでもな、い。こ
のアナログ信号発生源10より発生されたアナログ入力
信号は入力端子11に入力される。この入力端子11に
は減算回路12が接続され、ここで減算処理を行って得
られたアナログ信号はA/D変換回路13に送られる。
このA/D変換回路13は、減算回路12からのアナロ
グ信号をディジタル信号に変換した後、出力端子14を
介してディジタル信号処理装置(図示せず)へ送出し、
また例えば積分回路等を用いた平均化処理手段15に送
出される。この平均化処理手段15はある一定の期間ご
とに積分を行ってアナログ入力信号の平均値信号を求め
る機能を持ったものである。従って、平均化処理手段1
5は例えばアナログ入力信号に直流信号が重畳されてい
る場合、その直流信号を得ることになる。16は前記平
均化処理手段15で得られた平均値信号をアナログ信号
に変換するD/A変換部であって、ここで変換されたア
ナログ信号は前記減算回路12の他方の入力端子に供給
される様になっている。
グ信号をディジタル信号に変換した後、出力端子14を
介してディジタル信号処理装置(図示せず)へ送出し、
また例えば積分回路等を用いた平均化処理手段15に送
出される。この平均化処理手段15はある一定の期間ご
とに積分を行ってアナログ入力信号の平均値信号を求め
る機能を持ったものである。従って、平均化処理手段1
5は例えばアナログ入力信号に直流信号が重畳されてい
る場合、その直流信号を得ることになる。16は前記平
均化処理手段15で得られた平均値信号をアナログ信号
に変換するD/A変換部であって、ここで変換されたア
ナログ信号は前記減算回路12の他方の入力端子に供給
される様になっている。
次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。
アナログ信号発生源10から例えば直流オフセット信号
を含んだアナログ信号が発生すると、このアナログ信号
は入力端子11を経て減算回路12の一方の入力端に入
力され、ここでアナログ入力信号とD/A変換部16の
出力とで減算処理が行われる。そして、減算結果のアナ
ログ信号はA/D変換回路13に送られてディジタル信
号に変換された後、出力端14に送出されたディジタル
信号処理装置の用に供され、また平均化処理手段15に
送られる。この平均化処理手段15では所定期間ごとに
取り込んだディジタル信号を平均化し直流オフセット信
号のレベルに相当するディジタル信号を得た後、D/A
変換部16に送出する。このD/A変換部16において
は平均化されたディジタル信号をアナログ信号に変換し
た後、前記減算回路12に送出することになる。従って
、この減算回路12は直流オフセット信号を含むアナロ
グ人力信号からD/A変換部16の出力である平均値信
号を差し引くことにより、直流オフセット信号を除去し
たアナログ信号を得、これを前記A/D変換回路13に
供給するものである。
を含んだアナログ信号が発生すると、このアナログ信号
は入力端子11を経て減算回路12の一方の入力端に入
力され、ここでアナログ入力信号とD/A変換部16の
出力とで減算処理が行われる。そして、減算結果のアナ
ログ信号はA/D変換回路13に送られてディジタル信
号に変換された後、出力端14に送出されたディジタル
信号処理装置の用に供され、また平均化処理手段15に
送られる。この平均化処理手段15では所定期間ごとに
取り込んだディジタル信号を平均化し直流オフセット信
号のレベルに相当するディジタル信号を得た後、D/A
変換部16に送出する。このD/A変換部16において
は平均化されたディジタル信号をアナログ信号に変換し
た後、前記減算回路12に送出することになる。従って
、この減算回路12は直流オフセット信号を含むアナロ
グ人力信号からD/A変換部16の出力である平均値信
号を差し引くことにより、直流オフセット信号を除去し
たアナログ信号を得、これを前記A/D変換回路13に
供給するものである。
従って、以上のような実施例の構成によれば、A/D変
換回路13の入力側に減算回路12を設け、かつ、アナ
ログ信号をディジタル信号に変換した後に平均化処理手
段15によりある一定期間平均化して直流オフセット信
号に相当する信号を取り出し前記減算回路12に与える
ようにしたので、従来回路で使用されていたコンデンサ
や高入力インピーダンス用アンプ等を取り除くことがで
き、これにより超低周波のアナログ入力信号が入力され
ても、その周波数に影響されずに減算処理を行って直流
オフセット信号を除去することができる。また、入力段
に時定数回路を使用してぃないので、位相が変化する様
な問題もなくなり、アナログ入力信号を安定した回路動
作で正確にディジタル信号に変換でき、よって、このデ
ィジタル信号を例えばディジタル信号処理装置の用に供
すれば誤りのない演算結果が得られる。また、平均化処
理手段15において平均化期間を適応的に変化させるこ
とにより、電源投入から定常動作迄の時間を大幅に短縮
できる。
換回路13の入力側に減算回路12を設け、かつ、アナ
ログ信号をディジタル信号に変換した後に平均化処理手
段15によりある一定期間平均化して直流オフセット信
号に相当する信号を取り出し前記減算回路12に与える
ようにしたので、従来回路で使用されていたコンデンサ
や高入力インピーダンス用アンプ等を取り除くことがで
き、これにより超低周波のアナログ入力信号が入力され
ても、その周波数に影響されずに減算処理を行って直流
オフセット信号を除去することができる。また、入力段
に時定数回路を使用してぃないので、位相が変化する様
な問題もなくなり、アナログ入力信号を安定した回路動
作で正確にディジタル信号に変換でき、よって、このデ
ィジタル信号を例えばディジタル信号処理装置の用に供
すれば誤りのない演算結果が得られる。また、平均化処
理手段15において平均化期間を適応的に変化させるこ
とにより、電源投入から定常動作迄の時間を大幅に短縮
できる。
次に、第2図および第3図は本発明装置の他の実施例を
示す図であって、第2図はその構成図、第3図は第2図
に示す装置の動作を説明するタイムチャートである。即
ち、この装置では、入力端子11が抵抗12a、12b
により構成された減算回路12の一方の入力端つまり抵
抗12aの一端に接続され、この抵抗12aの他端には
A/D変換回路13が接続されている。従って、このA
/D変換回路13は減算回路12より出力されるアナロ
グ信号をディジタル信号に変換し、ディジタル処理を行
うための例えば後続のマイクロプロセッサ等のディジタ
ル信号処理装置21に送られる。このディジタル信号処
理装置21は、中央演算処理部としてのCPU、予め定
めた複数のプログラムデータを記憶するROM (リー
ド・オンリー・メモリ)および処理データを一時記憶す
るRAM (ランダム・アクセス・メモリ)等を有し、
機能的には前記A/D変換回路13によって変換された
ディジタル信号を取り込んでデータ処理プログラムに基
づいて所定のデータ処理を行うデータ処理手段と、前記
A/D変換回路13から取り込んだディジタル信号を所
定の周期で一定期間にわたって平均化し直流オフセット
信号に相当するディジタル信号を取り出しための直流オ
フセット除去プログラムを実行する平均化処理手段およ
び異なるタイミングで複数種類のタイミング信号s、、
s2を発生するタイミング信号発生手段を備えたものが
使用される。16はディジタル信号処理装置21から出
力されたディジタル信号をアナログ信号に変換するD/
A変換部である。このD/A変換部16は、例えばD/
A変換回路16aと、このD/A変換回路16aから出
力された前記所定のデータ処理によって生成されたアナ
ログ信号を所定のタイミング信号S1でホールドするサ
ンプルホールド回路16bと、同じく前記D/A変換回
路16aから出力された前記平均化されたアナログ信号
を所定のタイミング信号S2でホールドするサンプルホ
ールド回路16cとで構成され、このサンプルホールド
回路16cの出力端は前記減算回路12の他方の入力端
つまり抵抗12bの一端に接続されている。なお、サン
プルホールド回路16bの出力はその用途に応じて適宜
な信号処理のために使用されるものとする。
示す図であって、第2図はその構成図、第3図は第2図
に示す装置の動作を説明するタイムチャートである。即
ち、この装置では、入力端子11が抵抗12a、12b
により構成された減算回路12の一方の入力端つまり抵
抗12aの一端に接続され、この抵抗12aの他端には
A/D変換回路13が接続されている。従って、このA
/D変換回路13は減算回路12より出力されるアナロ
グ信号をディジタル信号に変換し、ディジタル処理を行
うための例えば後続のマイクロプロセッサ等のディジタ
ル信号処理装置21に送られる。このディジタル信号処
理装置21は、中央演算処理部としてのCPU、予め定
めた複数のプログラムデータを記憶するROM (リー
ド・オンリー・メモリ)および処理データを一時記憶す
るRAM (ランダム・アクセス・メモリ)等を有し、
機能的には前記A/D変換回路13によって変換された
ディジタル信号を取り込んでデータ処理プログラムに基
づいて所定のデータ処理を行うデータ処理手段と、前記
A/D変換回路13から取り込んだディジタル信号を所
定の周期で一定期間にわたって平均化し直流オフセット
信号に相当するディジタル信号を取り出しための直流オ
フセット除去プログラムを実行する平均化処理手段およ
び異なるタイミングで複数種類のタイミング信号s、、
s2を発生するタイミング信号発生手段を備えたものが
使用される。16はディジタル信号処理装置21から出
力されたディジタル信号をアナログ信号に変換するD/
A変換部である。このD/A変換部16は、例えばD/
A変換回路16aと、このD/A変換回路16aから出
力された前記所定のデータ処理によって生成されたアナ
ログ信号を所定のタイミング信号S1でホールドするサ
ンプルホールド回路16bと、同じく前記D/A変換回
路16aから出力された前記平均化されたアナログ信号
を所定のタイミング信号S2でホールドするサンプルホ
ールド回路16cとで構成され、このサンプルホールド
回路16cの出力端は前記減算回路12の他方の入力端
つまり抵抗12bの一端に接続されている。なお、サン
プルホールド回路16bの出力はその用途に応じて適宜
な信号処理のために使用されるものとする。
従って、第2図に示す装置においては、アナログ信号発
生源10から例えば直流オフセット信号を含んだアナロ
グ信号が発生すると、このアナログ信号は入力端子11
を経て減算回路12の一方の入力端である抵抗12aに
入力され、ここでアナログ入力信号とD/A変換部16
の一部を構成するサンプルホールド回路1δCからの出
力とで減算処理が行われ、この減算結果のアナログ信号
はA/D変換回路13に送出されてディジタル信号に変
換される。このディジタル信号はディジタル信萼処理装
置21により取り込まれ、ここで所定の周期で例えばデ
ータ処理プログラムおよび直流オフセット除去プログラ
ムが実行され、例えばデータ処理プログラムにおいて第
3図(a)に示すような演算処理結果の信号SAが得ら
れ、その後、直流オフセット除去プログラムを用いて第
3図(a)に示す平均化されたディジタル信号SBが取
り出せる。そして、ディジタル信号処理装置21から第
3図(b)および(C)に示すタイミングでタイミング
信号S1およびS2を出力してサンプルホールド回路1
6b、16Cに供給する。
生源10から例えば直流オフセット信号を含んだアナロ
グ信号が発生すると、このアナログ信号は入力端子11
を経て減算回路12の一方の入力端である抵抗12aに
入力され、ここでアナログ入力信号とD/A変換部16
の一部を構成するサンプルホールド回路1δCからの出
力とで減算処理が行われ、この減算結果のアナログ信号
はA/D変換回路13に送出されてディジタル信号に変
換される。このディジタル信号はディジタル信萼処理装
置21により取り込まれ、ここで所定の周期で例えばデ
ータ処理プログラムおよび直流オフセット除去プログラ
ムが実行され、例えばデータ処理プログラムにおいて第
3図(a)に示すような演算処理結果の信号SAが得ら
れ、その後、直流オフセット除去プログラムを用いて第
3図(a)に示す平均化されたディジタル信号SBが取
り出せる。そして、ディジタル信号処理装置21から第
3図(b)および(C)に示すタイミングでタイミング
信号S1およびS2を出力してサンプルホールド回路1
6b、16Cに供給する。
従って、サンプルホールド回路16cは3図(a)に示
す信号SBをサンプルホールドしく第3図(e))、こ
のホールド信号が前記減算回路13の他方の入力端に送
られる。この結果、減算回路12は第1図と同様に直流
オフセット信号を含んだアナログ入力信号から平均化さ
れた直流オフセット信号に相当するアナログ信号を差し
引くことにより、該減算回路12より直流オフセット信
号の除去されたアナログ信号を取り出して後続のA/D
変換回路13に与えることができる。
す信号SBをサンプルホールドしく第3図(e))、こ
のホールド信号が前記減算回路13の他方の入力端に送
られる。この結果、減算回路12は第1図と同様に直流
オフセット信号を含んだアナログ入力信号から平均化さ
れた直流オフセット信号に相当するアナログ信号を差し
引くことにより、該減算回路12より直流オフセット信
号の除去されたアナログ信号を取り出して後続のA/D
変換回路13に与えることができる。
なお、上記実施例ではディジタル信号処理装置に適用し
た例について述べたが、その装置に適用する場合に限ら
ないことは言うまでもない。また、アナログ信号発生源
10はその技術分野や用途等によって異なるものであり
、要は入力端子11にアナログ信号を入力するすべての
信号源および回路等が含まれるものである。その他、本
発明はその要旨を変更しない範囲で種々変形して実施で
きるものである。
た例について述べたが、その装置に適用する場合に限ら
ないことは言うまでもない。また、アナログ信号発生源
10はその技術分野や用途等によって異なるものであり
、要は入力端子11にアナログ信号を入力するすべての
信号源および回路等が含まれるものである。その他、本
発明はその要旨を変更しない範囲で種々変形して実施で
きるものである。
(発明の効果)
以上詳記したように本発明によれば、従来回路で使用さ
れていた時定数回路や高入力インピーダンス用アンプを
取り除くことにより構成の簡素化を図ることができ、ア
ナログ入力信号の周波数に影響されずに該アナログ入力
信号に含まれる直流オフセット信号を除去でき、かつ、
位相の変化が生じないので安定な回路動作で正確にディ
ジタル信号に変換でき、例えばディジタル信号処理装置
に適用して高精度な演算処理結果を得ることができる直
流オフセット電圧除去回路を提供できる。
れていた時定数回路や高入力インピーダンス用アンプを
取り除くことにより構成の簡素化を図ることができ、ア
ナログ入力信号の周波数に影響されずに該アナログ入力
信号に含まれる直流オフセット信号を除去でき、かつ、
位相の変化が生じないので安定な回路動作で正確にディ
ジタル信号に変換でき、例えばディジタル信号処理装置
に適用して高精度な演算処理結果を得ることができる直
流オフセット電圧除去回路を提供できる。
第1図は本発明に係わる直流オフセット電圧除去回路の
一実施例を示す構成図、第2図および第3図は本発明回
路の他の実施例を説明するための図であって、第2図は
回路構成図、第3図は動作を説明するタイムチャート、
第4図は従来の直流オフセット電圧除去回路の構成図で
ある。 10・・・アナログ信号発生源、12・・・減算回路、
13・・・A/D変換回路、15・・・平均化処理手段
、16・・・D/A変換部、16a・・・D/A変換回
路、16c・・・サンプルホールド回路、21・・・デ
ィジタル信号処理装置。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図 第4図
一実施例を示す構成図、第2図および第3図は本発明回
路の他の実施例を説明するための図であって、第2図は
回路構成図、第3図は動作を説明するタイムチャート、
第4図は従来の直流オフセット電圧除去回路の構成図で
ある。 10・・・アナログ信号発生源、12・・・減算回路、
13・・・A/D変換回路、15・・・平均化処理手段
、16・・・D/A変換部、16a・・・D/A変換回
路、16c・・・サンプルホールド回路、21・・・デ
ィジタル信号処理装置。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 アナログ入力信号に含まれる直流オフセット信号を除去
する直流オフセット電圧除去回路において; アナログ信号をディジタル信号に変換して出力するA/
D変換回路と;該A/D変換回路より出力されるディジ
タル信号から所定期間の平均値信号を得る平均化処理手
段と;該平均化処理手段により処理されて得られた平均
値信号をアナログ信号に変換して出力するD/A変換部
と;前記A/D変換回路の入力側に設けられ、前記アナ
ログ入力信号と前記D/A変換部の出力とを用いて減算
処理を行って直流オフセット信号を除去した前記アナロ
グ信号を得、該アナログ信号を前記A/D変換回路に供
給する減算回路とを備えたことを特徴とする直流オフセ
ット電圧除去回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12360786A JPS62281618A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 直流オフセツト電圧除去回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12360786A JPS62281618A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 直流オフセツト電圧除去回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62281618A true JPS62281618A (ja) | 1987-12-07 |
Family
ID=14864795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12360786A Pending JPS62281618A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 直流オフセツト電圧除去回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62281618A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02279020A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-11-15 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | アナログ/デイジタル変換回路 |
JPH057154A (ja) * | 1990-11-02 | 1993-01-14 | Nec Corp | A/d変換回路 |
DE102015102190A1 (de) * | 2015-02-16 | 2016-08-18 | Miele & Cie. Kg | Vorrichtung und Verfahren zur Verarbeitung von zumindest einem Sensorsignal in einem Hausgerät |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55143855A (en) * | 1979-04-25 | 1980-11-10 | Fujitsu Ltd | Offset compensating circuit |
JPS56117425A (en) * | 1980-02-21 | 1981-09-14 | Nec Corp | Analog-digital converting circuit |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP12360786A patent/JPS62281618A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55143855A (en) * | 1979-04-25 | 1980-11-10 | Fujitsu Ltd | Offset compensating circuit |
JPS56117425A (en) * | 1980-02-21 | 1981-09-14 | Nec Corp | Analog-digital converting circuit |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02279020A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-11-15 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | アナログ/デイジタル変換回路 |
JPH057154A (ja) * | 1990-11-02 | 1993-01-14 | Nec Corp | A/d変換回路 |
DE102015102190A1 (de) * | 2015-02-16 | 2016-08-18 | Miele & Cie. Kg | Vorrichtung und Verfahren zur Verarbeitung von zumindest einem Sensorsignal in einem Hausgerät |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5474707B2 (ja) | 電圧検出装置用の検出回路および電圧検出装置 | |
US7218258B2 (en) | Method and system for mixed analog-digital automatic gain control | |
JP2001249028A (ja) | 信号処理装置 | |
JPH057154A (ja) | A/d変換回路 | |
JPS62281618A (ja) | 直流オフセツト電圧除去回路 | |
JP2543177B2 (ja) | クランプ装置と自動利得制御装置 | |
JP2000295102A (ja) | Ad変換器又はda変換器のためのデジタルキャリブレーション方法及び装置 | |
JPH11161636A (ja) | 位相遅れ補正方式 | |
JP2008164297A (ja) | 電流センサおよび電流センサのオフセット除去方法 | |
JP3053887B2 (ja) | アナログ‐ディジタル変換方法および装置 | |
JPS60197016A (ja) | アナログ・デジタル変換回路装置 | |
JPH09181604A (ja) | 半導体集積回路装置およびその雑音低減方法 | |
JP3048745B2 (ja) | アナログ入力装置 | |
JP2812132B2 (ja) | 校正機能付き掛算回路 | |
KR102128024B1 (ko) | 리플을 저감하는 저항 감지 장치 및 방법 | |
JPS60188A (ja) | Acc回路 | |
JP2003273673A (ja) | 可変利得アンプのオフセットコントロール装置 | |
JP3413793B2 (ja) | カスケードa/d変換器 | |
JPH05100751A (ja) | 圧力制御装置 | |
JPH0726871B2 (ja) | 赤外線センサ信号処理回路 | |
JPH0669858U (ja) | 測定装置 | |
JPH0156385B2 (ja) | ||
JP4523934B2 (ja) | 電流センサ | |
JPH11230995A (ja) | 波形測定装置 | |
JPH0772180A (ja) | 電流−電圧変換回路 |