JP3178944B2 - 入力装置 - Google Patents
入力装置Info
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- JP3178944B2 JP3178944B2 JP18689093A JP18689093A JP3178944B2 JP 3178944 B2 JP3178944 B2 JP 3178944B2 JP 18689093 A JP18689093 A JP 18689093A JP 18689093 A JP18689093 A JP 18689093A JP 3178944 B2 JP3178944 B2 JP 3178944B2
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- Japan
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- input
- input switch
- zero
- measurement
- amplifier
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
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- Electronic Switches (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、アナログ測定入力信
号を切換選択して取り込むよう入力装置に関するもので
ある。
号を切換選択して取り込むよう入力装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】入力信号を取り込み処理するような装置
において、ノイズ除去用の抵抗Ｒ、コンデンサＣ等より
なるフィルタ回路を介し増幅器で増幅するようにしてい
る。
において、ノイズ除去用の抵抗Ｒ、コンデンサＣ等より
なるフィルタ回路を介し増幅器で増幅するようにしてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、フィルタ
回路が存在するため前回取り込んだ残留電圧がその次の
取り込み時に重畳され、取込精度に影響を及す問題点が
あった。特に、切換時に入力がオープンとなる場合、影
響が大きかった。
回路が存在するため前回取り込んだ残留電圧がその次の
取り込み時に重畳され、取込精度に影響を及す問題点が
あった。特に、切換時に入力がオープンとなる場合、影
響が大きかった。
【０００４】この発明の目的は、以上の点に鑑み、残留
電圧の影響がなく高精度取込を可能とした入力装置を提
供することである。
電圧の影響がなく高精度取込を可能とした入力装置を提
供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、測定入力ス
イッチおよびゼロ入力スイッチを切り換え測定入力信号
またはゼロ入力信号を取り込む入力切換器と、この入力
切換器の出力をフィルタ回路を介して入力し増幅する増
幅器と、この増幅器の出力をデジタル信号に変換するＡ
−Ｄ変換器と、このＡ−Ｄ変換器の所定の動作が終了し
入力切換器の次の測定入力スイッチがオンとなるまでの
間ゼロ入力スイッチをオンとする処理手段とを備えるよ
うにした入力装置である。
イッチおよびゼロ入力スイッチを切り換え測定入力信号
またはゼロ入力信号を取り込む入力切換器と、この入力
切換器の出力をフィルタ回路を介して入力し増幅する増
幅器と、この増幅器の出力をデジタル信号に変換するＡ
−Ｄ変換器と、このＡ−Ｄ変換器の所定の動作が終了し
入力切換器の次の測定入力スイッチがオンとなるまでの
間ゼロ入力スイッチをオンとする処理手段とを備えるよ
うにした入力装置である。
【０００６】
【実施例】図１は、この発明の一実施例を示す構成説明
図である。
図である。
【０００７】図において、１は測定入力端子ｔ１、ｔ
２、…、ｔｎに供給された測定入力信号ｅ１、ｅ２、
…、ｅｎを切り換え選択する測定入力スイッチＳ１、Ｓ
２、…、Ｓｎ、および、短絡してアースに接続されてゼ
ロ入力信号が供給されるゼロ入力端子ｔｏを選択するゼ
ロ入力スイッチＳｏを含む入力切換器、３は、入力切換
器１の出力を抵抗Ｒ、コンデンサＣよりなるフィルタ回
路２を介して入力し所定倍増幅する可変ゲインアンプの
ような増幅器、４は、増幅器３の出力をデジタル信号に
変換するＡ−Ｄ変換器、５は、Ａ−Ｄ変換器４の出力を
取り込み所定の処理を行うとともに、入力切換器１の入
力取込、増幅器３の増幅度、Ａ−Ｄ変換器４のタイミン
グ等の制御を行うマイクロコンピュータ、ＣＰＵ等の処
理手段である。
２、…、ｔｎに供給された測定入力信号ｅ１、ｅ２、
…、ｅｎを切り換え選択する測定入力スイッチＳ１、Ｓ
２、…、Ｓｎ、および、短絡してアースに接続されてゼ
ロ入力信号が供給されるゼロ入力端子ｔｏを選択するゼ
ロ入力スイッチＳｏを含む入力切換器、３は、入力切換
器１の出力を抵抗Ｒ、コンデンサＣよりなるフィルタ回
路２を介して入力し所定倍増幅する可変ゲインアンプの
ような増幅器、４は、増幅器３の出力をデジタル信号に
変換するＡ−Ｄ変換器、５は、Ａ−Ｄ変換器４の出力を
取り込み所定の処理を行うとともに、入力切換器１の入
力取込、増幅器３の増幅度、Ａ−Ｄ変換器４のタイミン
グ等の制御を行うマイクロコンピュータ、ＣＰＵ等の処
理手段である。
【０００８】つまり、通常は、入力切換器１の測定入力
スイッチＳ１、Ｓ２、…、Ｓｎを順次オンとしたときに
取り込まれ、増幅器３で増幅され、Ａ−Ｄ変換器４でデ
ジタル信号とされた信号Ｄとゼロ入力スイッチＳｏをオ
ンとしたときのゼロ信号Ｚとの差を処理手段５でとり、
増幅器３等に起因するドリフト等の除去を行っている。
増幅器３の増幅度Ａ、ドリフト分Ａとし、たとえば第１
チャンネルについて次式が成り立つ。
スイッチＳ１、Ｓ２、…、Ｓｎを順次オンとしたときに
取り込まれ、増幅器３で増幅され、Ａ−Ｄ変換器４でデ
ジタル信号とされた信号Ｄとゼロ入力スイッチＳｏをオ
ンとしたときのゼロ信号Ｚとの差を処理手段５でとり、
増幅器３等に起因するドリフト等の除去を行っている。
増幅器３の増幅度Ａ、ドリフト分Ａとし、たとえば第１
チャンネルについて次式が成り立つ。
【０００９】 Ｄ＝Ａ（ｅ１＋Ａ） （１） Ｚ＝Ａ（ｅｏ＋Ａ）＝ＡＡ （２） （１）、（２）について減算処理を行えば出力Ｅ１は次
式となる。
式となる。
【００１０】 Ｅ１＝Ｄ−Ｚ＝Ａ（ｅ１＋Δ）−ＡΔ ＝Ａｅ１ （３） このように、ドリフト分の除去がなされる。この場合、
特定のチャンネルにつき、前チャンネルの測定による残
留電圧ΔＥが存在すると、この分は次のチャンネルの測
定に加わり、上記の方法ではキャンセルが困難である。
このため、ゼロ入力スイッチＳｏを利用して次のように
する。
特定のチャンネルにつき、前チャンネルの測定による残
留電圧ΔＥが存在すると、この分は次のチャンネルの測
定に加わり、上記の方法ではキャンセルが困難である。
このため、ゼロ入力スイッチＳｏを利用して次のように
する。
【００１１】図２に動作説明図があるように、スイッチ
Ｓ１、Ｓ２、…、Ｓｏは順次オン、オフして入力信号ｅ
１、ｅ２、…、ｅｎ、ｅｏを取り込むが処理手段５等に
よる動作のタイミングは次のようである。
Ｓ１、Ｓ２、…、Ｓｏは順次オン、オフして入力信号ｅ
１、ｅ２、…、ｅｎ、ｅｏを取り込むが処理手段５等に
よる動作のタイミングは次のようである。
【００１２】（１）測定入力スイッチＳ１…を順次オン
とする。
とする。
【００１３】（２）必要な増幅器３のゲイン（増幅度）
を設定する。
を設定する。
【００１４】（３）Ａ−Ｄ変換器４の変換を開始する。
【００１５】（４）Ａ−Ｄ変換器４の変換が終了する。
【００１６】（５）処理装置５がＡ−Ｄ変換器４の変換
結果を取り込む。
結果を取り込む。
【００１７】（６）Ａ−Ｄ変換器４の変換の所定の動作
終了から次の測定入力スイッチがオンするまでの間、ゼ
ロ入力スイッチＳｏをオンとし、フィルタ回路２の残留
電圧を放電してゼロとする。
終了から次の測定入力スイッチがオンするまでの間、ゼ
ロ入力スイッチＳｏをオンとし、フィルタ回路２の残留
電圧を放電してゼロとする。
【００１８】（７）再び次ぎの測定入力スイッチをオン
とし、動作をくり返す。
とし、動作をくり返す。
【００１９】（８）各測定チャンネルまたは全測定チャ
ンネルＳ１…、Ｓｎの取込終了後は、ゼロ入力スイッチ
Ｓｏはオンのまま、Ａ−Ｄ変換を開始し、終了したら処
理装置４でゼロ入力を取り込みメモリに記憶し、上記ド
リフト除去演算を行う。
ンネルＳ１…、Ｓｎの取込終了後は、ゼロ入力スイッチ
Ｓｏはオンのまま、Ａ−Ｄ変換を開始し、終了したら処
理装置４でゼロ入力を取り込みメモリに記憶し、上記ド
リフト除去演算を行う。
【００２０】（９）再び測定入力スイッチＳ１をオンと
し、以上の動作をくり返す。
し、以上の動作をくり返す。
【００２１】このように、特別なスイッチは不要で、切
換時ゼロキャンセル用のゼロ入力スイッチＳｏを兼用し
てオンとし、オープンのときに残る残留電圧を放電して
ゼロとしているので、各チャンネル間のデータの相互干
渉はなく、高精度測定が可能となる。また（３）式のド
リフト補償と合わせて行うのでいっそう高精度測定が可
能となる。
換時ゼロキャンセル用のゼロ入力スイッチＳｏを兼用し
てオンとし、オープンのときに残る残留電圧を放電して
ゼロとしているので、各チャンネル間のデータの相互干
渉はなく、高精度測定が可能となる。また（３）式のド
リフト補償と合わせて行うのでいっそう高精度測定が可
能となる。
【００２２】図３に他の一実施例を示す。この場合、Ａ
−Ｄ変換器４として、入力積分の後に基準電圧積分を行
う二重積分形のＡ−Ｄ変換器を用いる。図３の動作説明
図から明らかなように、図２と比べてゼロ入力スイッチ
Ｓｏは入力積分の所定の動作終了後から次のチャンネル
の取込選択までの間オンとしている。このため、放電時
間は長くとれ、それだけ高精度となり、ノイズの影響も
少いものとなる。
−Ｄ変換器４として、入力積分の後に基準電圧積分を行
う二重積分形のＡ−Ｄ変換器を用いる。図３の動作説明
図から明らかなように、図２と比べてゼロ入力スイッチ
Ｓｏは入力積分の所定の動作終了後から次のチャンネル
の取込選択までの間オンとしている。このため、放電時
間は長くとれ、それだけ高精度となり、ノイズの影響も
少いものとなる。
【００２３】
【発明の効果】以上述べたように、Ａ−Ｄ変換器の所定
の動作終了時から次のチャンネルの取込までゼロキャン
セル用のゼロ入力スイッチを兼用してオンとして、フィ
ルタ回路の残留電圧を無くするようにしているので、増
幅器等の回路ドリフトが除去できる他、入力がオープン
とならず、フィルタ回路の残留電圧の影響が除去でき、
部品点数を増加させることなく少くて済み、いっそう高
精度の取込、測定が可能となる。
の動作終了時から次のチャンネルの取込までゼロキャン
セル用のゼロ入力スイッチを兼用してオンとして、フィ
ルタ回路の残留電圧を無くするようにしているので、増
幅器等の回路ドリフトが除去できる他、入力がオープン
とならず、フィルタ回路の残留電圧の影響が除去でき、
部品点数を増加させることなく少くて済み、いっそう高
精度の取込、測定が可能となる。
【図１】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図２】この発明の一実施例を示す動作説明図である。
【図３】この発明の一実施例を示す動作説明図である。
１ 入力切換器 ２ フィルタ回路 ３ 増幅器 ４ Ａ−Ｄ変換器 ５ 処理手段 Ｓ１〜Ｓｎ 測定入力スイッチ Ｓｏ ゼロ入力スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】測定入力スイッチおよびゼロ入力スイッチ
を切り換え測定入力信号またはゼロ入力信号を取り込む
入力切換器と、この入力切換器の出力をフィルタ回路を
介して入力し増幅する増幅器と、この増幅器の出力をデ
ジタル信号に変換するＡ−Ｄ変換器と、このＡ−Ｄ変換
器の所定の動作が終了し入力切換器の次の測定入力スイ
ッチがオンとなるまでの間ゼロ入力スイッチをオンとす
る処理手段とを備えたことを特徴とする入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18689093A JP3178944B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18689093A JP3178944B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 入力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0720166A JPH0720166A (ja) | 1995-01-24 |
| JP3178944B2 true JP3178944B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=16196484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18689093A Expired - Fee Related JP3178944B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3178944B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6701627B2 (en) | 2001-07-26 | 2004-03-09 | American Saw & Mfg. Company, Inc. | Composite utility knife blade |
| JP4588596B2 (ja) * | 2005-09-22 | 2010-12-01 | 矢崎総業株式会社 | フライングキャパシタ方式電圧測定装置 |
| JP4186984B2 (ja) * | 2005-12-21 | 2008-11-26 | 株式会社デンソー | 信号入力装置 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18689093A patent/JP3178944B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0720166A (ja) | 1995-01-24 |
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