JPS6228124A - 放電加工用電極線 - Google Patents

放電加工用電極線

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JPS6228124A
JPS6228124A JP16684285A JP16684285A JPS6228124A JP S6228124 A JPS6228124 A JP S6228124A JP 16684285 A JP16684285 A JP 16684285A JP 16684285 A JP16684285 A JP 16684285A JP S6228124 A JPS6228124 A JP S6228124A
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JP
Japan
Prior art keywords
wire
electrode wire
oxide
electric discharge
machining
Prior art date
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Pending
Application number
JP16684285A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Shiyou
仁 尚
Michio Okuno
奥野 道雄
Akitoshi Suzuki
昭利 鈴木
Takeo Nakamura
竹夫 中村
Minoru Ishikawa
実 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Publication of JPS6228124A publication Critical patent/JPS6228124A/ja
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明に黄銅からなる放電力ロエ用雷極線に関し1、特
に電、極線と被加工物との放電ギャップを小さくして火
花放電エネルギー全被加工物の溶融と除去に有効に消費
させると共に、電極線と被加工物との短絡と電極線の溶
断を防止またものである。
従来の技術 ワイヤ放電力ロエはカロエ用電極線と被加工物との間で
放電現象を起させ、該放電、により被カロエ物全溶融除
去するもので、特に複雑で精密な形状の被加工物、例え
ばプレス金型の加工等に用いられている。このような放
電加工では被加工物の仕上り表面状態及び寸法精度が良
ぐ、加工速度が速いことが要求されている。
従来放電加工用電極線には銅線や黄銅線が用いられてい
るが、近年ワイヤ放電加工の利用範囲が広くなると共に
、より一層の加工速度と仕上り精度の向上が望まれてい
る。黄銅線は力り工速度において銅線よV優れているが
、未だ光分とはいえず、また被加工物の仕上り表面状態
及び寸法精度においても必ずしも良好とにいえない。黄
銅線より強度が高く仕上9寸法精度が良いものとしては
、タングステン線やモリブデン線等があるが、何れも電
極線とするための加工が困難で高価である難点があり、
現在実用的な電極線としては主として黄銅線が用いられ
ている。
発明が解決しようとする問題点 黄銅線は放電加工時の放電ギャップが広すぎる欠点があ
フ、ワイヤ放電加工において適当な放雷ギャップは必要
不可欠のものであるが、あまり広いと火花放電エネルギ
ーが被加工物の溶融と除去に効果的に消費されなくなる
。そのため黄銅線を使用しても放電加工時の放電ギャッ
プが犬きくならず、なおかつ被加工物との短絡とか電極
線の溶断とかのトラブルの解消が強く望まれている。
問題点を解消する之めの手段 本発明はこれに鑑み種々検討の結果、被加工物との放電
ギャップを小さくして火花放電エネルギーを被加工物の
溶融と除去に有効に消費させると共に被加工物との短絡
と溶断を防止した放電加工用電極線を開発したもので、
Zn30〜40wt%を含む黄銅線の表面に、MO又は
■の酸化物を被覆し之ことを特徴とするものである。
即ち本発明は第1図に示すようにZn30〜4 Q w
 t%を含む黄銅からなる芯線(2)の表面にMO又は
■の酸化物(3)を被覆して電極線(1)とするもので
ある。Mo[化物の被覆には例えば水酸化ナトリウムと
モリブデン酸ナトリウムの混°合溶液中で電解付着させ
、また■酸化物の被覆には、例えば水酸化ナトリウムと
バナジン酸アンモニウムの混合溶液中で1解性着させれ
ばよい。
作用 本発明は上記の如く黄銅線の表面にMO又に■の酸化物
を被覆したもので、これ等の被覆は第2図に示すように
放電時における被加工物(4)と電極線(1)の放電ギ
ャップ(5)k小さく L、、その結果火花放電エネル
ギー?被加工物(4)の溶融と除去に有効に消費させ、
加工溝巾(6)も小さくして力り工速度及び加工精度を
向上させるものである。しかしてMO又は■の酸化物の
被覆厚さに10〜1oooiとすることが望まし、(、
厚さが10人未満では効果が小さく、1000Aを越え
ると放雷1シ、に〈〈なジ、加工効率が低下する。
!iた黄銅線としてZn含有量全30〜4Qwt%と限
定したのは、Zn含有景が30%未満ではZnが少ない
ために放電加工速度が上がらず、40チを越えると加工
性が低下し、電極線の製造が困難となるためである。
実施例(1) 線径0.2mmの黄銅線(Cu−35wt%Zn)に5
A、12A、120A、550A、900A、1500
Aの厚さにMO酸化物を被覆した電極線と、5人、1.
5A、  ll0A、  600A、 900A、  
1500Aの厚さに■酸化物を被覆した電極線全咋底し
た。
MO酸化物の被覆に水酸化す) IJウム1505’/
ムモリブデン酸ナナトリウム5?/lらなる混合液(常
温〕中を通過させて0.IA/dm”の電流密度で電解
付着させ、通過速度を変えて厚さをコントロールした。
またV酸化物の被覆は水酸化ナトリウム150 f/l
、バナジン酸アンモニウム57/Lからなる混合液(常
温)中を通過させて0、IA/dm2の電流密度で電解
付着させ、同様にして厚さ全コントロールした。尚MO
酸化物及び■酸化物の厚さはオージェ電子分光分析によ
り測定した。
上記電極線を用い、ワイヤカット放電加工機(三菱電機
製DWC−90F1)を使用して$1表に示す条件で那
工を行なった。その結果MO酸化物を被覆した電極線の
加工速度を第3図(イ)に、また■酸化物を被覆し定電
極線の力ロエ速度を第3図(ロ)に示す。
第1表 項 目    設定目盛 ワイヤー張力   7  (115C1)ワイヤー送り
   7 圧力切換(Vp)   4 刀ロエセッティング  8 OFF  TIME     8 カロエ液の比抵抗  1.lX10’Ωα被加工物  
   5KD−11 厚さ30闇(熱処理材〕 第3図(イ)(ロ)から明らかなようにMO又はV酸化
物を12λ〜900人の厚さに被覆した本発明電極線に
加工速度が太きいが、被覆厚さが5人と薄い電極線でに
加工速度の向上が小さぐ、被覆厚さが1500穴と厚い
電極線で(仁放電が不安定となり、加工速度も低下する
ことが判る。
実施例(2) 実施例(1)における550式の厚さにMo酸化物全被
覆した本発明電極線と600穴の厚さに■酸化物を被覆
した本発明電極線?用い、実施例(1)と同じ条件でサ
ーボ電圧(平均加工電圧V)全変化させて加工速度を調
べた。その結果全従来の黄銅電極線と比較して第4図(
イ)(0)に示す。
第4図(イ)はMo酸化物を被覆した本発明電極と従来
電極線、第4図(0)にV酸化物を被覆した本発明電極
線と従来電極について示しtもので、図から明らかなよ
うに本発明電極線の放電加工性に優れており、その加工
速度は従来の黄銅電極線の約1.5倍以上であつt。
実施例(3) 実施例(2)における本発明電極線と従来の黄銅電極線
を用い、第1表に示す条件で第5図に示すように5KD
−11からなる被加工物(4)に02ゴRのコーナー加
工(7)全行ない、光学顕微鏡により被加工物にできた
Rの大きさを調べた。その結果本発明電極線によるもの
は何れも0.21mmRであつtが、従来の黄銅電極線
では0.22m+nRとやや大きくなっていた。
実施例(4) 本発明電極線の加工速度がなぜ速くなるのかに解明する
ため、実施例(2)における本発明電極線と従来の黄銅
電極線について第1表に示す条件で放電加工を行ない、
被加工物(SKD−11)に電極線を近すけていったと
き、どこで放電が始まるか全調べた。その結果従来の黄
銅電極線では被加工物との距離が4074□で放電が始
まるのに対し、本発明電極線では23〜25μmまで近
ずけないと放電が始まらなかつ友。このように本発明電
極線に従来の黄銅電極線よりも小さい放電ギャップで放
電加工を行なうもので、その結果火花放電エネルギーを
被カロエ物の溶融と除去に有効に消費するものと考えら
れる。
発明の効果 本発明電極線によれば放電ギャップが小さく、火花放′
ゼエイ・ルギーを抜力り工物の溶融と除去に有効に消費
させ、放電力ロエ速度と仕上げ精度を改善し、放電加工
機の加工能率を著しく向上することができ囮著な効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明電極線の一例を示す断面図、第2図に放
電加工中の抜力ロエ物と電極線と位置全示す断面図、第
3図(イ)0口)は本発明における酸化物の付着厚さと
加工速度の関係図、第4図(イ)(o)は本発明電極線
と従来電憧線のサーボ電圧と加工速度の関係図、第5図
は放電力ロエによりコーナー加工した被加工物の断面図
である。 1 電極線  2 芯線  3 酸化物層4 被カロエ
物  5 放雷、ギャップ6 溝巾 に理人   弁理士  其斎 清 ゛□第1図 第2図 第5図 第4図 (イ) サーπ1゛電比tV) 第4図 (ロ) 寸−ボ′電匡(V)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Zn30〜40wt%を含む黄銅線の表面にMo
    又はVの酸化物を被覆したことを特徴とする放電加工用
    電極線。
  2. (2)Mo又はVの酸化物を10〜1000Åの厚さに
    被覆する放電加工用電極線。
JP16684285A 1985-07-30 1985-07-30 放電加工用電極線 Pending JPS6228124A (ja)

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JP16684285A JPS6228124A (ja) 1985-07-30 1985-07-30 放電加工用電極線

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JP16684285A JPS6228124A (ja) 1985-07-30 1985-07-30 放電加工用電極線

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JPS6228124A true JPS6228124A (ja) 1987-02-06

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JP16684285A Pending JPS6228124A (ja) 1985-07-30 1985-07-30 放電加工用電極線

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999044780A1 (fr) * 1998-03-04 1999-09-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Procede et appareil de fabrication de chapeau de palier

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5662730A (en) * 1979-10-11 1981-05-28 Charmilles Sa Ateliers Electrode wire

Patent Citations (1)

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