JPS6228094Y2 - - Google Patents

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JPS6228094Y2
JPS6228094Y2 JP15481880U JP15481880U JPS6228094Y2 JP S6228094 Y2 JPS6228094 Y2 JP S6228094Y2 JP 15481880 U JP15481880 U JP 15481880U JP 15481880 U JP15481880 U JP 15481880U JP S6228094 Y2 JPS6228094 Y2 JP S6228094Y2
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output
input
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transistor
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、歪及び入出力特性について改善を図
つた自動レベル制御(ALC)回路に関する。
この種の回路は、第1図に示すように、入力端
子1に印加した信号を抵抗2を通して増幅器3に
て増幅し、その増幅器3の出力信号を出力端子4
に送り出すと共に検波回路5に導いて、その検波
回路5にて検波すると共にコンデンサ6で成る平
滑回路を通し、更に抵抗7を経てトランジスタ
8′のベースに加えるようにしたものである。こ
の場合、トランジスタ8′を上記出力信号のレベ
ルに略比例して抵抗値を変える可変抵抗素子とし
て扱つて上記抵抗2との組合せにより減衰器を構
成させ、これによつて入力端子1に加わる信号
を、出力端子4に現われる信号に応じて減衰さ
せ、入力信号に対する出力信号のレベルの特性が
所定の特性になるようにしている。
ところが、第1図の回路は、可変抵抗素子とし
てのトランジスタ8′のコレクタ・エミツタ間電
圧VCEに対するコレクタ電流ICの特性VCE−IC
特性が飽和特性であり直線性が芳しくないので、
歪が生じ満足できる入出力特性を実現することが
できなかつた。
本考案の目的は、チヨツパ方式を採用して、歪
が少なく満足できる入出力特性を実現できるよう
にした自動レベル制御回路を提供することであ
る。
以下、本考案の実施例を説明する。第2図にお
いて、第1図と同一符号のものは同一機能部品を
示す。この第2図においては、トランジスタ8′
がスイツチング手段としてのスイツチング用トラ
ンジスタ8となり、その他ローパスフイルタ9、
比較器10、信号発生器11が新たに追加されて
いる。そして、ローパスフイルタ9は抵抗2と増
幅器3との間に接続され、トランジスタ8のコレ
クタはそのローパスフイルタ9の入力側に接続さ
れている。また、比較器10はその出力側が抵抗
7に接続され、非反転入力側が検波回路5の出力
側に接続され、反転入力側が信号発生器11の出
力側に接続されている。この信号発生器11は、
上記したローパスフイルタ9のカツトオフ周波数
よりも充分高い周波数の三角波電圧を直流電圧に
重畳した電圧を発生して、比較基準電圧として上
記比較器10に加わる。
以上において、入力端子1に加わる電圧Va
レベルが小さい場合には、ローパスフイルタ9、
増幅器3を経て出力端子4に現われる電圧Vd
レベルが小さく、従つて検波回路5で検波されコ
ンデンサ6で平滑されて直流に変換された電圧V
eは、信号発生器11からの基準電圧Vfのレベル
以下となり、このため比較器10の出力側の電圧
gは低レベルとなる。よつてトランジスタ8は
導通せず、回路全体は自動レベル制御を行なわ
ず、入力端子1に加わつた電圧Vaは増幅器3の
利得だけ増幅されて出力端子4に現われるように
なる。以上の様子を第3図の信号波形図に示す。
一方、入力端子1に加わる電圧Vaのレベルが
大きくなつて、比較器10の非反転入力側の電圧
eのレベルが信号発生器11からの基準電圧Vf
のデイツプ値V1とピーク値V2の間のレベルにな
ると、そのコンパレータ10の出力側には、第4
図のヘに示すように、上記信号発生器11からの
基準電圧Vfの脈動三角波成分の周波数と同じ周
波数で、且つ上記電圧Veのレベルの大きさに対
応した時間幅、つまりデユーテイのパルス電圧が
現われ、トランジスタ8をスイツチングするよう
になる。従つて、この場合そのトランジスタ8は
スイツチング動作のみを行なうので、そのトラン
ジスタ8のVCE−IC特性は何ら問題とならな
い。そして、このトランジスタ8のスイツチング
動作によつて、抵抗2の出力側の電圧Vbが第4
図ロに示すようにチヨツプされるようになり、ロ
ーパスフイルタ9を通過するとレベルが上記チヨ
ツプの度合(前記したデユーテイの度合)に比例
して低下するようになり、これが増幅器3で増幅
されて出力端子4に現われるようになる。
以上のように、入力端子1に加わる電圧がある
レベル以上となるとチヨツパ作用によりそのレベ
ルに比例してそのレベルが低下させられるように
なる。しかし、更に上のレベルを超えるようにな
ると、比較器10の出力がハイレベルになつたま
まとなつて、トランジスタ8が飽和の状態を続け
るようになり、入出特性が大幅に変化するように
なる。
すなわち、具体的には、電圧Veが信号発生器
11からの基準電圧Vfのデイツプ値V1からピー
ク値V2の間のレベルにある場合にはチヨツパ作
用による自動レベル制御が行なわれるが、デイツ
プ値V1未満の場合はトランジスタ8がオフして
自動レベル制御は行なわれず、またピーク値V2
を超える場合は自動レベル動作の入出力特性が大
幅に変化する。そして、この動作は、電圧Vf
デイツプ値V1とピーク値V2との差及び両者のレ
ベルにより異なつてくる。第5図は自動レベル制
御動作時の入出力特性図であり、電圧Vfのデイ
ツプ値V1を一定にしてピーク値V2を大きくする
とaのようになり、小さくするとbのようにな
る。
なお、以上において、電圧Vfの脈動波形は、
三角波形に限られず、鋸歯状波や正弦波であつて
も同様に動作する。またテープレコーダに利用す
る場合には、バイアス発振器の出力波形を脈動波
形として利用することができる。
以上のように、本考案はチヨツプ方式を採用
し、トランジスタをスイツチングさせるようにし
たので、トランジスタの飽和特性に基ずく歪が現
われず、また基準電圧の脈動成分のピーク・デツ
プ値を変化させることにより容易に入出力特性を
変更することができ、よつて望みの入出力特性を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動レベル制御回路の回路図、
第2図は本考案の一実施例の同回路の回路図、第
3図と第4図は第2図の回路の動作説明のための
電圧波形図、第5図は第2図の回路の入出力特性
図である。 1……入力端子,2……抵抗、3……増幅器、
4……出力端子、5……検波回路、6……コンデ
ンサ、7……抵抗、8……トランジスタ、9……
ローパスフイルタ、10……比較器、11……信
号発生回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力電圧が入力されるローパスフイルタと、該
    ローパスフイルタの出力電圧を直流化した電圧と
    所定波形で脈動する基準電圧とを比較する比較手
    段と、 前記ローパスフイルタの入力端とアースとの間
    に接続され、前記比較手段の出力によつてオン・
    オフされるスイツチング手段と、 を備えたことを特徴とする自動レベル制御回
    路。
JP15481880U 1980-10-31 1980-10-31 Expired JPS6228094Y2 (ja)

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JP15481880U JPS6228094Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

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JP15481880U JPS6228094Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS5780917U JPS5780917U (ja) 1982-05-19
JPS6228094Y2 true JPS6228094Y2 (ja) 1987-07-18

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ID=29514037

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JP15481880U Expired JPS6228094Y2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31

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JP2644775B2 (ja) * 1987-10-28 1997-08-25 富士通株式会社 増幅回路

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JPS5780917U (ja) 1982-05-19

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