JPS626728Y2 - - Google Patents

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JPS626728Y2
JPS626728Y2 JP10126279U JP10126279U JPS626728Y2 JP S626728 Y2 JPS626728 Y2 JP S626728Y2 JP 10126279 U JP10126279 U JP 10126279U JP 10126279 U JP10126279 U JP 10126279U JP S626728 Y2 JPS626728 Y2 JP S626728Y2
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JP
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circuit
voltage
smoothing
agc
output
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JP10126279U
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は振幅変調電波受信機(以下AM受信機
と略す)における、選局時の追随性の良好な自動
利得制御(以下AGCと略す)回路に関する。
従来AM受信機のAGC回路は、検波回路に発生
する直流成分を平滑して得た信号を利用したもの
が一般的である。例えば第1図に示すように中間
周波増幅器1の出力をダイオード2によつて検波
し、コンデンサ3を介して出力され、又ダイオー
ド2の出力は抵抗4、コンデンサ5からなる直列
回路、および抵抗6、コンデンサ7からなる直列
回路によつてそれぞれコンデンサ5,7側で接地
され、前記コンデンサ5、抵抗8、コンデンサ9
からなる〓型の平滑回路によつて平滑化された直
流電圧をAGC電圧Pとして利用した従来のAGC
回路ではダイオード2の出力端における電圧をV
p、AGC回路の出力Pの電圧Vc、コンデンサ7の
電圧をVnとして、これらの電圧値Vと選局した
時の時間tの関係が第2図に示すごとく各電圧は
一致せずVpがポップ管となつて不快な音を発生
する。
この傾向は平滑回路の時定数を大きくすれば増
大し、小さくすれば追随性は良くなるが周波数特
性あるいは歪率特性が悪化する。また同調表示に
検波出力電圧Vnを利用した回路では、表示用信
号が選局時に不安定(オーバシユート)になり同
調がとりにくい等の欠点があつた。
本考案はこのような従来の欠点を除去するため
なされたもので、AGC出力端と検波出力端の選
局時における過渡的電位差を利用してAGC回路
の平滑回路のコンデンサを充電しAGC回路の時
定数を過渡的に小さくして受信AM電波の選局時
の不安定な状態を一早く定常状態に復帰させ、選
局時のAGC追随性を良好にしたAGC回路を提供
することを目的とする。
以下本考案の実施例について図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
第3図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図と同一符号のものは同一物を示す。そして第3
図のものはトランジスタ10のコレクタをダイオ
ード2のカソードに、エミツタをAGC回路の出
力端すなわちコンデンサ9と抵抗8の接続点に、
ベースは抵抗4とコンデンサ5の接続点に接続し
ている。その他の回路構成は第1図のものと同様
である。
このように構成することによりトランジスタ1
0のベース・エミツタ間にAGC回路の出力端の
電圧Vcと検波出力端の電圧Vpの差(Vp−Vc
を抵抗4と抵抗8で分圧した電圧が加わる。ここ
で抵抗4と抵抗8の抵抗値はそれぞれR4,R8
して(Vp−Vc)R8/(R4+R8)がトランジスタ
10のベース・エミツタ間電圧0.6Vより大きく
なるとトランジスタ10が導通してコンデンサ9
が急速に充電される。したがつて選局時に検波出
力が変化してもAGC電圧は速やかに正常値に安
定しAGC回路の追随性を良好にする。この場合
検波出力端の電圧Vp、AGC電圧Vc、コンデンサ
7の電圧Vnは第4図に示すように選局時のVp
速やかに安定し、ポツプ音が軽減された事を示
す。
第5図に示した他の実施例はダイオード11を
抵抗8に並列に接続する。すなわちダイオード1
1の順方向に検波出力端の電圧VpとAGC回路の
出力端の電圧Vcの差を抵抗4、抵抗8によつて
分圧して加えるようになつている。従つて(Vp
−Vc)R8/(R4+R8)がダイオード11の順方
向立上り電圧(0.6V)になると抵抗R4のみを介
してコンデンサC2を充電することになりAGC電
圧は速やかに正常値に安定し、選局時における
AGCの追随性を良良にする。
以上のように本考案によれば選局時にAGC端
子と検波出力端の電圧の差の過渡的変化によつて
トランジスタ、あるいはダイオードを介して
AGC回路の平滑回路のコンデンサを急速に充電
するから低域の特性を損うことなくAGC回路の
追随性を良好にする。従つて追随性の悪いことに
よつて生ずる同調時のノイズを減少することがで
きる。また検波出力電圧によつて同調表示する同
調表示器の表示を安定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のAGC回路の回路図、第2図は
第1図における要部の電圧の選局時における変化
を示すグラフ、第3図は本考案の一実施例を示す
回路図、第4図は第3図における要部の電圧の選
局時における変化を示すグラフ、第5図は本考案
の他の実施例を示す回路図である。 4,8……抵抗、9……コンデンサ、10……
トランジスタ、11……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振幅変調電波受信機の検波回路に発生する直流
    電圧を平滑する平滑回路を備え、該平滑回路の出
    力を自動利得制御電圧とする自動利得制御回路で
    あつて、前記検波回路の出力端と前記平滑回路と
    の接続点より得られる電圧を入力とし、かつ、そ
    の出力が前記平滑回路の出力側コンデンサに接続
    されたスイツチング手段を有し、該スイツチング
    手段の出力により前記平滑回路の出力側コンデン
    サを充電するように構成したことを特徴とする自
    動利得制御回路。
JP10126279U 1979-07-24 1979-07-24 Expired JPS626728Y2 (ja)

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JP10126279U JPS626728Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24

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JPS5619917U JPS5619917U (ja) 1981-02-21
JPS626728Y2 true JPS626728Y2 (ja) 1987-02-17

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5884514A (ja) * 1981-11-16 1983-05-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動利得制御回路
JPS5922417A (ja) * 1982-07-28 1984-02-04 Fujitsu Ten Ltd ミユ−テイング制御回路

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Publication number Publication date
JPS5619917U (ja) 1981-02-21

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