JPS6227948B2 - - Google Patents

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JPS6227948B2
JPS6227948B2 JP13334380A JP13334380A JPS6227948B2 JP S6227948 B2 JPS6227948 B2 JP S6227948B2 JP 13334380 A JP13334380 A JP 13334380A JP 13334380 A JP13334380 A JP 13334380A JP S6227948 B2 JPS6227948 B2 JP S6227948B2
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JP
Japan
Prior art keywords
grinding
grindstone
truing
abrasive grains
force
Prior art date
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Expired
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JP13334380A
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English (en)
Other versions
JPS5761466A (en
Inventor
Jun Kodama
Ryoji Yamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はダイヤモンド砥粒または立方晶窒化硼
素砥粒をレジンボンドで結合した砥石の砥石修正
方法に関するものである。
かかる砥石は無気孔のレジンボンドに砥粒が埋
め込まれているため、砥石表面はボンド層を一部
除去してチツプポケツトを形成し、各砥粒を所定
量突出させる必要がある。このために砥石ドレツ
シングが行われているが、一つのドレツシング方
法として、ダイヤモンドロールで砥石をツルーイ
ングした後、砥石に対して遊離砥粒の粒径より狭
い隙間を形成すべく鋼製のドレツシングロールを
近接せしめて相対回転させ、両者の隙間に遊離砥
粒を混入したクーラントを供給してボンドを削除
する方法がとられているが、ドレツシングのため
に遊離砥粒を取扱わなければならず、機械上での
拡散に対する処理が困難であつた。またツルーイ
ング条件、ドレツシング条件を一定としても、砥
石前歴効果のため常に砥石面が一定となるとは限
らず、ツルーイング、ドレツシング毎に研削性能
に差が生ずる不具合があつた。
本発明はかかる従来の不具合をなくするため
に、砥石軸に初めて取付けた砥石の振れ取りのた
めにツルーイングドレツシングする以外は、遊離
砥粒をロールでバツクアツプした状態でのドレツ
シングを行わなくても良いようにすること及び砥
石の前歴に関係なく砥石面を一定にし、砥石修正
によつて研削性能に差を生じさせないようにする
ことを目的とする。
かかる目的を達成するための実施例を説明する
前に、前記砥石の性質について説明する。一例と
して立方晶窒化硼素砥粒をレジンボンドで結合し
た砥石は次のような性質を有する。
(1) ワーク研削中に生ずる切屑によりボンドは削
除され砥粒突出量が大きくなる。(第1図参
照) (2) 研削量が増加すると、研削抵抗は低下し、仕
上面あらさが悪くなつてくる。(第2図参照) (3) 初期研削抵抗が高い程砥石寿命がのびる傾向
にある。したがつて砥石寿命は初期研削抵抗で
ほぼ管理できる。(第3図参照) これらの性質から砥石寿命に近づくに従い砥石
研削面のチツプポケツトは大きくなる傾向にあ
り、砥粒の微少破砕により切刃が鋭利となり研削
抵抗が低下する反面、切刃が不ぞろいとなり仕上
面粗さが低下するものと考えられる。よつてチツ
プポケツトが残存し得る程度のわずかな切込みを
ツルアーに与えてツルーイングを行い切刃をそろ
えてやれば仕上面粗さは改善されることになり、
遊離砥粒を使用したドレツシングを行なわなくて
も研削能力を維持することができることになる。
本発明はかかる点に鑑み、ツルーイングは単位
量ツルアを切込んでツルーイングし、その後ドレ
スロールを研削してその時の研削力を検定しては
ツルーイングを繰り返すか終了させるかを判定す
るようにしたものである。
以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第4図において、10は立方晶窒化硼素等の硬質
砥粒をレジンボンドで結合してなる砥石で、砥石
台11に軸承された砥石軸12に装着されてい
る。砥石軸12にはプーリが固着され、このプー
リは図示省略の駆動モータとベルトを介して回転
連結されている。13はダイヤモンドホイールよ
りなるツルアーで、砥石台11に対して砥石半径
方向及び砥石軸線方向に摺動可能に案内された切
込ラム16に回転軸承されている。切込ラム16
上にはツルア駆動用のモータ17が設けられてい
る。18は切込ラム16を砥石半径方向に単位量
ずつ切込む切込み装置で、切込ラム16に螺合す
る送りねじ19と、歯車20,21を介して送り
ねじ19に連結されたパルスモータ22とにより
構成されている。尚切込ラム16を砥石軸線方向
にトラバースするための構成は便宜上図示省略さ
れている。23はパルスモータ22の駆動回路
で、砥石のツルアを単位量切込むためのパルスに
よつてパルスモータを所定角度回転させるための
ものである。25は鋼製のドレスロールで、砥石
半径方向に摺動可能に案内されたドレツサラム2
6に回転軸承されている。ドレツサラム26には
ドレスロール駆動用のモータ27が設けられてい
る。28はモータ27の消費電力等を検出し、ド
レスロール研削時の研削力を検出する研削力検出
装置である。29はドレツサラム26の送り装置
で、送りねじ30、歯車31,32、パルスモー
タ33にて構成されている。34はパルスモータ
33の制御回路で、ドレスロール25を研削する
ため一定速度で切込みを与えるとか、遊離砥粒に
よるドレツシングのため砥石とドレスロール間に
ドレスクリアランスを形成するべくパルスモータ
33に与える指令パルスを制御する。35は前記
研削力検出装置28にて検出された検削力と予め
設定された基準研削力とを比較する比較器、36
は主制御装置で、ドレスロールの送り制御とかツ
ルアの送り制御を行い、更に比較器35から出力
される信号によつてツルーイングサイクルを繰り
返すとか、砥石修正サイクルを完了してワーク研
削サイクルを制御するものである。
尚研削力検出装置28はモータ27の消費電力
を検出するものだけでなく、砥石軸12を軸承す
る流体軸受のポケツト圧変化を検出するとか、砥
石駆動モータの電流、電力変化を検出するもので
あつても有効である。上記構成に基く砥石修正サ
イクルを次に説明する。ワークwの研削によつて
研削量が増加すると研削抵抗は低下し仕上面あら
さが悪くなつてくるので、ある適当な時期で砥石
寿命とみなし以下に述べる砥石修正サイクルが行
われる。パルスモータ22に指令パルスを与えツ
ルア13を砥石10に対して単位量(2μm程
度)切込んで軸線方向にトラバースさせてツルー
イングする。この場合のツルアの単位量の切込み
はチツプポケツトがツルーイング後においても残
存するような微少な量でなければならない。ツル
ーイングした砥石に対してドレスローラ25を一
定速度で切込み、かつドレスローラ25の回転速
度、砥石回転速度等同一の研削条件でドレスロー
ル25を研削する。このドレスロール研削時の研
削力が研削力検出装置28によつて検出され、比
較器35にて基準研削力と比較される。ドレスロ
ール25の研削力が基準研削力より小さい場合
は、砥石研削面の性状未回復としてし主制御装置
36はツルア送り制御装置23にツルーイングサ
イクルの繰り返しを指令し、再び単位量切込んで
ツルーイングを行う。この後再び同一研削条件で
ドレスローラを研削し研削力を検出して基準研削
力と比較する。基準研削力より研削力が大きくな
つていれば砥石研削面の性状回復として砥石修正
サイクルを終了し、ワーク研削サイクルを再開す
ることになるが、基準研削力より研削力がなお小
さければ、再度ツルーイングサイクルを繰り返
し、同様の判定を行う。
ここに砥石寿命となつた砥石研削面の性状とし
ては、ワークの研削屑によりボンドの一部が削り
取られて初期状態以上の大きなチツプポケツトが
形成され、各砥粒の突出量も初期状態以上に大き
くなつている。また各砥粒には微少破砕による鋭
利な切刃が形成されかつ切刃が不ぞろいとなるた
め研削抵抗は小さくなつており、仕上面粗さも悪
くなる。このような状態より単位量ツルア13を
切込んでツルーイングを行うと、ツルアのダイヤ
モンド粒によつて砥粒の先端一部は切り落され、
砥粒の切刃は一様にそろえられる。しかもツルア
の切込み量は微少量であるためツルーイング後に
おいてもチツプポケツトは残存し、1回や2回の
ツルーイングによつてチツプポケツトが消滅して
しまうことはない。ツルーイングを繰り返せば、
しだいにチツプポケツトが減少するのでドレスロ
ール研削時の研削力は増加することになる。この
研削力が基準値より大きくなつたときに初期状態
と同様のチツプポケツト及び砥粒突出量となるよ
うに、前記基準研削力は予め適正値に定めておく
ものである。
尚新たな砥石が砥石軸に装着された場合には、
砥石の振れをなくするためツルーイングを行う
が、ツルアを単位量切込んでトラバースする動作
を砥石の振れがなくなるまで繰り返す。かかるツ
ルーイング後の砥石表面は、砥粒とボンド層は同
一面になつており、チツプポケツトは全く存在し
ないので研削能力はほとんどない。したがつてこ
のような状態からチツプポケツトを形成するため
にドレスロールと砥石表面間に遊離砥粒の粒径よ
り小さな隙間を形成し、遊離砥粒を混入したクー
ラントを供給してドレツシングを行う。これによ
つて初期状態としてのチツプポケツト及び砥粒突
出量が確保される。
これ以降においては、前述のように砥石寿命と
なるたびにツルーイングを行いドレスロール研削
力を検定してツルーイング量を制御するので、前
記初期状態よりも小さなチツプポケツト及び砥粒
突出量を生じさせない。
このように本発明の方法によればツルーイング
を適正に行うだけで、砥石研削面の性状は初期状
態に回復させることができ、従来の如く遊離砥粒
を使用してドレツシング(遊離砥粒でボンドの一
部を削除し砥粒を突出させる所謂目立て)を行わ
なくてもよい利点がある。また必要以上にツルー
イングを行わないので高価な砥石をワークの研削
以外の目的で消費する量が少なくなるばかりでな
く、ツルーイング後の初期検削抵抗が比較的高い
状態に設定されるので砥石寿命(ツルーイングイ
ンタバル)がのびることになり経済的である。そ
の上ツルーイング量はドレスロールを研削したと
きの研削力を検定しながら制御するので、常に同
一の砥石研削面性状にすることができ、砥石前歴
効果に係わらずツルーイング後の研削性能に差が
生じない効果を有する。
しかも新たな砥石を砥石軸に取付けた場合のよ
うに、砥石の振れをなくすべくツルーイングした
後にドレツシングする以外は遊離砥粒を使用しな
いので、遊離砥粒の消費が少なく処理が容易とな
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は立方晶窒化硼素砥粒をレ
ジンボンドで結合した砥石の性質を表わす特性線
図、第4図は本発明の砥石修正方法を実施する装
置の概念図、第5図はその流れ図である。 10…砥石、13…ツルア、17…ツルア駆動
モータ、18…ツルア切込装置、25…ドレスロ
ール、27…ドレスロール駆動モータ、28…研
削力検出装置、29…ドレスロール送り装置、3
5…比較器、36…主制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ダイヤモンド砥粒または立方晶窒化硼素砥粒
    をレジンボンドで結合した砥石の修正方法であつ
    て、前記砥石の表面にダイヤモンドホイールをチ
    ツプポケツトが残存し得る単位量切込んでツルー
    イングを行い、ツルーイングされた砥石にて鉄製
    のロールを一定の研削条件で研削するとともにこ
    のロール研削時の研削力を検出し、検出した研削
    力を予め設定された基準研削力と比較して基準研
    削力よりも検出した研削力が小さい場合には前記
    ツルーイングを繰り返し、検出した研削力が基準
    研削力以上となると砥石修正を完了してワーク研
    削サイクルを開始するようにした砥石修正方法。
JP13334380A 1980-09-25 1980-09-25 Turning method for grinding wheel Granted JPS5761466A (en)

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JP13334380A JPS5761466A (en) 1980-09-25 1980-09-25 Turning method for grinding wheel

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JPS5761466A JPS5761466A (en) 1982-04-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62203759A (ja) * 1986-03-04 1987-09-08 Toyoda Mach Works Ltd 超砥粒砥石車のツル−イング方法
JPH02237766A (ja) * 1989-03-10 1990-09-20 Hitachi Seiko Ltd 研削砥石のドレッシング制御方法およびその装置

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