JPS62278242A - 被削性及び耐食性に優れた銅合金 - Google Patents
被削性及び耐食性に優れた銅合金Info
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- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔目 的〕
本発明は良好な被削性及び耐食性を備え、さらに加工性
や機械的強度にも優れた銅合金に関するものである。
や機械的強度にも優れた銅合金に関するものである。
従来、調合金製のバルブの弁座や、ステムあるいは腐食
環境で使用されるねじ、歯車等は、切削等の加工が施さ
れるため、以下の様な特性が必要とされている。
環境で使用されるねじ、歯車等は、切削等の加工が施さ
れるため、以下の様な特性が必要とされている。
(1,)被剛性が良好なこと。
(2)耐食性が良好なこと。
(3)熱間及び冷間にて加工し易いこと。
(4)機械的強度が十分なこと。
(5)安価であること。
一般にこれらの用途に快削黄銅が使用されているが、腐
食性の雰囲気、特に塩素イオンの存在下では、黄銅に特
有な脱亜鉛腐食が発生し1問題になっていた。
食性の雰囲気、特に塩素イオンの存在下では、黄銅に特
有な脱亜鉛腐食が発生し1問題になっていた。
また耐食性の良好な銅合金としては、黄銅に錫を含有さ
せたネーバル黄銅や、マンガン、鉄等を含有させた高力
黄銅が知られている8しかし、これらの黄銅は被剛性が
極めて劣っているため、上記用途には適当でない、これ
らの状況から耐食性が良好であり、かつ被剛性やその他
の特性にも優れた銅合金が強く望まれていた。
せたネーバル黄銅や、マンガン、鉄等を含有させた高力
黄銅が知られている8しかし、これらの黄銅は被剛性が
極めて劣っているため、上記用途には適当でない、これ
らの状況から耐食性が良好であり、かつ被剛性やその他
の特性にも優れた銅合金が強く望まれていた。
本発明は。この様な状況を鑑みて研究を行った結果、Z
n25〜45wt%、P0.005〜0.10wt%、
Sn0.05〜1.0wt%。
n25〜45wt%、P0.005〜0.10wt%、
Sn0.05〜1.0wt%。
AL0. 05〜1. 0wt%、 r’b0.5
〜4.0wt%を含み、残部銅及び不可避的不純物から
なる被剛性及び耐食性に優れた銅合金、及びZn25〜
45wt%、P0.005〜0.10wt%。
〜4.0wt%を含み、残部銅及び不可避的不純物から
なる被剛性及び耐食性に優れた銅合金、及びZn25〜
45wt%、P0.005〜0.10wt%。
Sn0.05〜1.0wt%、 A 10.05〜1.
0wt%、P b 05〜4.Ow t%を含み、さら
に副成分としてFe0.005〜1,0wt%、As0
.005〜0.1wt%、Sb0.005〜0.1wt
%、80.005〜0.lvt%。
0wt%、P b 05〜4.Ow t%を含み、さら
に副成分としてFe0.005〜1,0wt%、As0
.005〜0.1wt%、Sb0.005〜0.1wt
%、80.005〜0.lvt%。
Ni0.005〜1.0wt%、Si0.005〜1
、 Ow t%、Co0.005〜1.0wt%。
、 Ow t%、Co0.005〜1.0wt%。
Cry、005〜1.0wt%Mn0.005〜1”、
0wt%、Tea、005〜!、0wt%。
0wt%、Tea、005〜!、0wt%。
In0.005〜L、0wt%、Tie、005−1.
0wt%、Zr09005〜1.(1wt%。
0wt%、Zr09005〜1.(1wt%。
Hf0.005〜l、0wt%、Be01005〜1.
0wt%1Mg0.005−1.0wt%。
0wt%1Mg0.005−1.0wt%。
Ag0.005〜1.0wt%、Cd0.005〜1.
0wt%、Ga0.005〜1.0wt%の内、何れか
1種又は2種以上を合計で0.005〜2.0wt%含
み、残部銅及び不可避的不純物からなる被剛性及び耐食
性に優れた銅合金を提供するものである。
0wt%、Ga0.005〜1.0wt%の内、何れか
1種又は2種以上を合計で0.005〜2.0wt%含
み、残部銅及び不可避的不純物からなる被剛性及び耐食
性に優れた銅合金を提供するものである。
上記の本発明の合金は、被剛性、耐食性及び加工性1機
械的強度などの優れた特性を有する銅合金である。
械的強度などの優れた特性を有する銅合金である。
(発明の詳細な説明〕
次に本発明合金を構成する合金成分及び内容の限定理由
を説明する。CuとZnは本発明合金の基本合金成分で
あり、所定量において加工性1機械的強度に優れている
と共に、良好な熱伝導性をも有する。Zn含有量を25
〜45wt%とする理由は、Zn含有量が25wt%未
満では加工性が悪くなり、Zn含有量が45wt%超え
ると十分な機械的強度が得られないからである。Pの含
有量を0.o o s〜0.10wt%とする理由は、
Pの含有量が0.’005wt%未満では耐食性の改善
がみられず、逆にPの含有量が0.10wt%を超える
と耐食性は改善されるが1粒界g食の徴候が見られるた
めである。Snの含有量が0゜05wt%未満では耐食
性の改善が認められず。
を説明する。CuとZnは本発明合金の基本合金成分で
あり、所定量において加工性1機械的強度に優れている
と共に、良好な熱伝導性をも有する。Zn含有量を25
〜45wt%とする理由は、Zn含有量が25wt%未
満では加工性が悪くなり、Zn含有量が45wt%超え
ると十分な機械的強度が得られないからである。Pの含
有量を0.o o s〜0.10wt%とする理由は、
Pの含有量が0.’005wt%未満では耐食性の改善
がみられず、逆にPの含有量が0.10wt%を超える
と耐食性は改善されるが1粒界g食の徴候が見られるた
めである。Snの含有量が0゜05wt%未満では耐食
性の改善が認められず。
また1、0wt%を超えるとその効果が飽和するためで
ある。ALの含有量を0.05〜10wt%とする理由
は、ALの含有量が0.05wt%未満では耐食性の改
善が認められず、また1、0wt%を超えるとその効果
が飽和するためである。さらにpbは被削性を向上させ
るために添加するが、pb含有量を05〜4.0wt%
とする理由は、pb含有量が05wt%未滴では被削性
の向上が2められず、4.0wt%を超えると加工性が
劣化するからである。
ある。ALの含有量を0.05〜10wt%とする理由
は、ALの含有量が0.05wt%未満では耐食性の改
善が認められず、また1、0wt%を超えるとその効果
が飽和するためである。さらにpbは被削性を向上させ
るために添加するが、pb含有量を05〜4.0wt%
とする理由は、pb含有量が05wt%未滴では被削性
の向上が2められず、4.0wt%を超えると加工性が
劣化するからである。
また前記所定量のFe、As、Sb、B、Ni。
Si、C0.Cr、M0.Te、I0.Ti。
Zr、Hf、Ba、Mg、Ag、Cd、Osは本発明合
金の耐食性を阻害することなく、機械的強度の向上をは
かるものであるが、その含有量が0.005wt%未満
ではその効果が薄く、逆に2.0wt%を超えるとその
効果が飽和し、また被剛性が劣化するためである。
金の耐食性を阻害することなく、機械的強度の向上をは
かるものであるが、その含有量が0.005wt%未満
ではその効果が薄く、逆に2.0wt%を超えるとその
効果が飽和し、また被剛性が劣化するためである。
以下に本発明合金を実施例で説明する。
第1表に示される本発明合金及び比較合金の各種成分組
成のインゴットを高周波溶解炉で溶製後。
成のインゴットを高周波溶解炉で溶製後。
800℃にて熱間圧延し、厚さ8mmの板とした。
次にこの板を通常の酸洗処理した後、冷間圧延で厚さ2
.0園とした。これをさらに500℃にて1時間の焼鈍
を施した後、冷間圧延で厚さ05閣の板とし、最後に5
00℃にて1時間の焼鈍を行い、各種試料を作製した。
.0園とした。これをさらに500℃にて1時間の焼鈍
を施した後、冷間圧延で厚さ05閣の板とし、最後に5
00℃にて1時間の焼鈍を行い、各種試料を作製した。
次にこの試料について引張試験、耐食性試験及び切削性
試験を行った。
試験を行った。
耐食性試験としては、JISに準じて5wt%塩化ナト
リウム水溶液を使用し、35℃に保持して塩水噴霧試験
を行い、2週間曝露後の最大脱亜鉛腐食深さを測定した
。
リウム水溶液を使用し、35℃に保持して塩水噴霧試験
を行い、2週間曝露後の最大脱亜鉛腐食深さを測定した
。
また切削性としては、切削抵抗を測定することにより評
価を行った。切削性試験は第1図に示す様に、円板の中
心にバイトを取付け、1,2に歪ゲージをつけて行う、
これによりバイトに荷重がかかると1には圧縮力が、2
には引張力がかかり。
価を行った。切削性試験は第1図に示す様に、円板の中
心にバイトを取付け、1,2に歪ゲージをつけて行う、
これによりバイトに荷重がかかると1には圧縮力が、2
には引張力がかかり。
このときの抵抗を検出して評価した。
尚、切削条件は回転数550rpm、送り速度0.1m
+、すくい角86.切込みi、9mで主分力を測定した
。 (以下余白)第1表に示す様に、
従来の黄銅は激しい脱亜鉛腐食を呈し、しかも切削抵抗
も高い、またネーバル黄銅、高力黄銅は若干耐食性が向
上するものの、切削抵抗の改善は認められない。さらに
pbを添加した快削黄銅は切削抵抗は低いものの従来の
黄銅と同程度の腐食を呈する。
+、すくい角86.切込みi、9mで主分力を測定した
。 (以下余白)第1表に示す様に、
従来の黄銅は激しい脱亜鉛腐食を呈し、しかも切削抵抗
も高い、またネーバル黄銅、高力黄銅は若干耐食性が向
上するものの、切削抵抗の改善は認められない。さらに
pbを添加した快削黄銅は切削抵抗は低いものの従来の
黄銅と同程度の腐食を呈する。
これに対して本発明合金は、耐食性が大幅に向上し、し
かも切削抵抗も軽減されることが判る。
かも切削抵抗も軽減されることが判る。
さらにFe、Ti、Ni等の本発明の副成分を添加する
ことにより、強度も伸びも向上することが判る。
ことにより、強度も伸びも向上することが判る。
以上の様に6本発明合金は快削黄銅として最適な合金で
ある。
ある。
第1図は切削性試験に供する装置の概略説明図である。
1.2; 歪ゲージ取り付は部
3 ; バイト
4 ; 円 板
Claims (2)
- (1)Zn25〜45wt%、P0.005〜0.10
wt%、Sn0.05〜1.0wt%、Al0.05〜
1.0wt%、Pb0.5〜4.0wt%を含み、残部
銅及び不可避的不純物からなる被削性及び耐食性に優れ
た銅合金。 - (2)Zn25〜45wt%、P0.005〜0.10
wt%、Sn0.05〜1.0wt%。 Al0.05〜1.0wt%、Pb0.5〜4.0wt
%を含み、さらに副成分としてFe0.005〜1.0
wt%、As0.005〜0.1wt%、Sb0.00
5〜0.1wt%、B0.005〜0.1wt%、Ni
0.005〜1.0wt%、Si0.005〜1.0w
t%、Co0.005〜1.0wt%、Cr0.005
〜1.0wt%Mn0.005〜1.0wt%、Te0
.005〜1.0wt%、In0.005〜1.0wt
%、Ti0.005〜1.0wt%、Zr0.005〜
1.0wt%、Hf0.005〜1.0wt%、Be0
.005〜1.0wt%、Mg0.005〜1.0wt
%、Ag0.005〜1.0wt%、Cd0.005〜
1.0wt%、Ge0.005〜1.0wt%の内、何
れか1種又は2種以上を合計で0.005〜2.0wt
%含み、残部銅及び不可避的不純物からなる被削性及び
耐食性に優れた銅合金。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60-160321 | 1985-07-22 | ||
JP16032185 | 1985-07-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62278242A true JPS62278242A (ja) | 1987-12-03 |
Family
ID=15712429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP224186A Pending JPS62278242A (ja) | 1985-07-22 | 1986-01-10 | 被削性及び耐食性に優れた銅合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62278242A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5961749A (en) * | 1997-05-30 | 1999-10-05 | Diehl Stiftung & Co. | Use of a brass alloy for sanitary pipes |
JP2002155326A (ja) * | 2000-03-27 | 2002-05-31 | Toto Ltd | 黄銅材およびその製造方法 |
CN103484711A (zh) * | 2012-09-05 | 2014-01-01 | 阮伟光 | 抗脱锌铅黄铜挤压合金拉制管棒及其制造方法 |
CN104004940A (zh) * | 2014-05-20 | 2014-08-27 | 宁波兴敖达金属新材料有限公司 | 无铅易切削抗腐蚀性能良好的锡黄铜合金及其制备方法 |
JP2014531516A (ja) * | 2011-09-30 | 2014-11-27 | プンサン コーポレイション | 快削性無鉛銅合金及びその製造方法 |
JP2016194122A (ja) * | 2015-04-01 | 2016-11-17 | Dowaメタルテック株式会社 | 低Pb黄銅棒材およびその製造方法 |
CN110938761A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-03-31 | 九牧厨卫股份有限公司 | 一种低铅易切削镁黄铜合金及其制备方法 |
-
1986
- 1986-01-10 JP JP224186A patent/JPS62278242A/ja active Pending
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CN110938761B (zh) * | 2019-12-31 | 2022-08-09 | 九牧厨卫股份有限公司 | 一种低铅易切削镁黄铜合金及其制备方法 |
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