JPS62278165A - ZrO↓2系セラミツクスの製造方法 - Google Patents

ZrO↓2系セラミツクスの製造方法

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JPS62278165A
JPS62278165A JP61122446A JP12244686A JPS62278165A JP S62278165 A JPS62278165 A JP S62278165A JP 61122446 A JP61122446 A JP 61122446A JP 12244686 A JP12244686 A JP 12244686A JP S62278165 A JPS62278165 A JP S62278165A
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JP
Japan
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powder
average particle
zro
types
raw material
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JP61122446A
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良二 井上
久雄 原
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐摩耗工具、耐食部品、耐熱部品等の構造用
材料としての用途に適したz’ro、系セラミックスの
製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば安定化剤として、Y2O,を3m01%程度固溶
したZrO2系セラミックスは、その結晶粒子径を微細
化することにより、常温で準安定な正方晶の結晶構造を
示し1強靭な特性を有することが知られている。この強
靭な特性を得るためには、共沈法によって作成されたY
、Olを3mo1%程度含有したZrO,原料粉を用い
て組成濃度を均一化することが有利であり、現在ではこ
の方法が一般的に用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記の理由からZrO,系セラミックスでは、焼結体の
結晶粒径を微細化する必要性から、他の一般的なセラミ
ックスの場合よりもかなり小さい0.02〜0.1μm
程度の粒径の原料粉が用いられている。しかしながら、
原料粉の粒径が小さすぎると粒子の比表面積が大きくな
るため粒子界面の相互摩擦が大きく成形性が悪くなる。
すなわち、0.02μm程度の粉末を成形体中の密度が
不均一になりやすく、成形割れが発生したり、成形体の
中心部の密度が向上しないことがある。また、0.1μ
m程度の粉末を用いると成形性は良くなるが、逆に焼結
性が悪くなり得られた焼結体の結晶粒径は粗く、強度が
低いという欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記問題点を改善するためになされたもので
、同組成であって1次粒子の平均粒径が異なる少なくと
も2種類の粉末を原料粉末として・  用いることを特
徴とするZrO□系セラミックスの製造方法である。す
なわち、共沈法によるZrO。
粉の中では比較的粗い0.1μm程度の粉末を骨材とし
て用い、成形時の圧力の伝達を図り、その間隙にに入る
ような細かい0.02μm程度の粉末を添加することに
より成形密度を向上させると共に、焼結性も改良しよう
とするものである。
なお、本発明では基本的に原料粉末として1次粒子の平
均粒径が異なる少なくとも2種類の粉末を用いることに
より前記問題点を解決し得るが。
平均粒径比、配合重量比が重要な因子となる。すなわち
、大小2種類の粉末を用いる場合平均粒径をそれぞれD
a、Db (Da>Db)とするとき、Da/Db≧3
.Da≦1μm 大小2種類の粉末の配合重量をそれぞれWa、Wbとす
るとき、 0.1≦Wb/(Wa+Wb)≦0.5Wa:平均粒径
Daの配合重量 Wb:平均粒径Dbの配合重量 の条件で本発明が実施されることが望まれる。
DaとDbの比は、大きいほど充填密度は向上するが、
実質的にその比が3以上ないと効琴は小さい、また、構
造用セラミックスの原料粉の粒径としては、1μm以下
の焼結性の良い微粉末を用い。
低温で緻密に焼結し、微細な結晶粒とすることが望まし
い。
本発明に用いられる「2種類の粉末」とは、たとえばそ
れぞれY2O3等の安定化剤を含有した。平均粒径が異
なる大小2種類のZrO,粉末を用いるという意味であ
り、平均粒径が異なるZrO2粉末とY2O,粉末を用
いるものではない。
また本発明においては、原料粉末の混合、成形焼結等の
プロセスは通常実施されている手法が適・用できるもの
であり、特に限定されない。
更に本発明が対象とするZrO,系セラミックスとして
は、Y、O3、CeO2、MgO,CaO等の安定化剤
を含有しているZrO2系セラミックス、あるいはZr
O,(Y、03を含む> 40−90重量%、At、0
.10−60重量%からなるZrO,(−AlO2)系
セラミックス等従来公知のZrO,系セラミックス全般
に適用可能である。なおZrO,−Al□Q3系セラミ
ックスの場合には、ZrO,−Y2O,−A120.三
元共沈粉であって1次粒子の平均粒径が異なる大小2種
類の粉末を用いる、又はそれぞれ1次粒子の平均粒径が
異なるy、 o、を含有するZrO,粉末、A1□03
粉末を用いる等の態様が考えられる。
〔実施例〕 市販のy、o、を3+mo1%含有するZrO□粉末で
1次粒子の平均粒径Da、Dbがそれぞれ0.12μm
(A粉末)と0.024μm(B粉末)の2種類の粉末
を用意し、第1表に示す割合に秤量する。なお1次粒子
の測定方法は、岡田清著rBulletin of C
eramicSociety of Japan、、1
9,982.(1984)、Jに記載の方法で下記の式
を用いて計算した。
D=にλ/(βcos θ) D=結晶粒径(人)、に:定数。
λ:X線の波長(入)、β:回折線幅(ラジアン)θ:
回折角(度) ポットに前記粉末を投入し、ボールミルで50h湿式混
合した後、バインダーを添加してスプレードライヤーで
造粒した。得られた造粒粉をゴム型に充填した後、冷間
静水圧プレスで5ton/ atの圧力で成形した。(
成形体寸法:50++nφX30mmQ)−理論密度を
6.09g/a+?とじた場合の各成形体の相対密度を
示したものが第1図である。第1図から、成形密度はB
粉末、すなわち平均粒径が小さい方の原料粉末の添加量
を20〜50%とすることにより、A粉末、B粉末単独
の成形密度より3%以上向上することがわかる。そして
、B粉末を30%添加した時に最も効果があると考えら
れる。
次に第1表のNo、4の粉末配合比からなる成形体とA
、B単独の場合の成形体No、1およびN006.3℃
/hの速度で600℃まで昇温し完全に脱脂した後、1
420〜1540℃で大気中焼結したときの焼結密度を
示したものが第2図である。この図から、No。
4の配合による成形体は内部まで緻密に焼結するため、
焼結密度が最も高いことがわかる。
第  1  表 第3図は、N o 、 4 、 N o 、 1の焼結
体の各焼結温度と抗折強度との関係を示すグラフである
が、これから本発明法によると、単独の平均粒径を用い
た場合に比べ抗折強度が向上することがわかる。
本実施例では、冷間静水圧プレス成形法において効果が
大であることが判明したが、本特許の条件による原料粉
を用いれば、−軸プレス成形、押出し成形、射出成形、
鋳込み成形、テープ成形等の成形法においても適用可能
であることは言うまでもない、従って、あらゆる製造プ
ロセスにおいて成形性の改善及び焼結体の機械的特性の
向上に有効であり、極めて波及効果が大きい。
〔発明の効果〕
以上説明のように、本発明によればあらゆる製造プロセ
スにおいて成形性の改善及び焼結体密度の向上、機械的
特性の向上に有効であり、産業上極めて波及効果が大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、AとBの粉末の混合割合(重量%)と成形密
度の関係を示したグラフ、第2図は、A。 B単独の粉末およびAとBをN o 、 4の割合で混
合した場合の焼結温度と焼結密度の関係を示したグラフ
、第3図は、A単独の粉末およびAとBをNo、4の割
合で混合した場合の焼結温度と抗折強度の関係を示した
グラフである。 No、1:Aの粉末100%の成形体、No、4:Aの
粉末70%、Bの粉末30%の成形体、No、6:Bの
粉末100%の成形体。 第1図 B粉末の添加量(幻 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同組成であって1次粒子の平均粒径が異なる少なく
    とも2種類の粉末を原料粉末として用いることを特徴と
    するZrO_2系セラミックスの製造方法。 2 2種類の粉末の平均粒径をそれぞれDa、Db(D
    a>Db)とするとき、 Da/Db≧3、Da≦1μm である特許請求の範囲第1項記載のZrO_2系セラミ
    ックスの製造方法。 3 2種類の粉末の配合重量をそれぞれWa、Wbとす
    るとき、 0.1≦Wb/(Wa+Wb)≦0.5 Wa:平均粒径Daの配合重量 Wb:平均粒径Dbの配合重量 である特許請求の範囲第2項記載のZrO_2系セラミ
    ックスの製造方法。 4 原料粉末が共沈法等の湿式プロセスで作成されたY
    _2O_3、CeO_2、MgO、CaO等の安定化剤
    を含有している粉末である特許請求の範囲第1〜第3項
    いずれかに記載のZrO_2系セラミックスの製造方法
JP61122446A 1986-05-28 1986-05-28 ZrO↓2系セラミツクスの製造方法 Pending JPS62278165A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013100232A (ja) * 2007-02-20 2013-05-23 Corning Inc 耐火セラミック複合材およびその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5287407A (en) * 1976-01-16 1977-07-21 Toshiba Ceramics Co Magnesia refractories

Patent Citations (1)

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