JPS6227794Y2 - - Google Patents

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JPS6227794Y2
JPS6227794Y2 JP9624581U JP9624581U JPS6227794Y2 JP S6227794 Y2 JPS6227794 Y2 JP S6227794Y2 JP 9624581 U JP9624581 U JP 9624581U JP 9624581 U JP9624581 U JP 9624581U JP S6227794 Y2 JPS6227794 Y2 JP S6227794Y2
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JP
Japan
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outdoor air
temperature
air
blower
outdoor
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JP9624581U
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JPS582527U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は室外空気と室内空気とを熱交換せしめ
て室外空気を室内へ、一方、室内空気を室外へ吐
出する換気扇に関する。
従来、この種の換気扇では室外温度が比較的低
いと室内空気との温度差が大きくなり、熱交換器
部に結露或いは結氷を生じる不都合があつた。こ
の解決策として室外温度が所定温度以下となると
室外空気を加熱する発熱体を設けて熱交換器に流
入する室外空気の温度を昇温させる方法が採用さ
れていたが、室外温度が非常に低い寒冷地にあつ
ては、前記結露或いは結氷を防止するために大容
量の発熱体を必要とするため、消費電力が莫大と
なり、不経済である。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、室
外温度に基づいて発熱体の作動を制御するととも
に室外空気を吸入する送風機の送風量を調節する
構成とすることにより、上記従来の不都合を解消
するものである。
以下本考案の実施例を図に基づいて説明する。
図において、1は電源コンセント、2は室外空気
と室内空気とを熱交換する熱交換器(図示せず)
の上流側の室外空気通路に介装されたヒータの制
御回路部、3は室外空気吸入用送風機の制御回路
部、4は室外空気の温度を検出する温度検出素
子、5,6,7は抵抗、8は抵抗6,7に並例に
接続された定電圧ダイオード、9は平滑用コンデ
ンサ、10は抵抗、11はダイオードブリツジか
らなる整流回路、12は抵抗13を介してアノー
ドを整流回路に更にゲートを抵抗6,7の接続点
Pに接続されたサイリスタ、14はサイリスタ1
2のカソードに一次巻線14aが接続されたトラ
ンス、15はサイリスタ12のゲートに接続され
たコンデンサ、16は抵抗5と温度検出素子14
との接続点Qにダイオード17を介して接続され
たコンデンサで、その一端はサイリスタ12のア
ノードに他端はトランス14の一次巻線14aに
接続される。18は熱交換器の上流の室外空気通
路に介装された室外空気加熱用の発熱体としての
ヒータ、19はヒータ18に直列に接続されたト
ライアツクで、そのゲートにはトランス14の二
次巻線14bが接続されている。尚、送風機の制
御回路部3内の構成部品でヒータの制御回路部2
と同一機能の構成部品には「′」を付け、その説
明を省略する。20はトライアツク19′に直列
に接続された室外空気吸入用の送風機の送風量可
変手段としての速度切換端子である。
かかる構成の制御回路を備えた換気扇の作用を
説明する。
先ず、室外空気の温度が熱交換器に結露或いは
結氷の付着のない比較的高温の場合、温度検出素
子4の検出温度が高いので、その抵抗値は小とな
つてサイリスタ12のアノード−カソード間の印
加電圧が動作電圧以下となりサイリスタ12が不
導通となる。この不導通によりトランス14の一
次巻線14aには電流が流れないので、二次巻線
14bには電流が誘起されず、トライアツク19
が不導通状態となり、ヒータ18は遮断される。
また、送風機にあつても同様に温度検出素子8′
の抵抗が小さく、サイリスタ12′のアノード−
カソード間の電圧が動作電圧以上となるのでサイ
リスタ12′が導通状態となり、トランス14′の
一次巻線14a′に電流が流れ、二次巻線14b′に
電流が誘起される。この誘起電流はトライアツク
19′のゲートに入力され、トライアツク19′を
導通とするので、送風機の速度切換端子20に通
電され、送風機は高出力運転を行なう。これによ
り、室外空気の温度が比較的高く、熱交換器に結
露或いは結氷の心配のない場合には、送風機は
100%出力運転を行なつて充分な室外空気を吸入
する一方、ヒータ18は勿論停止した状態とな
る。
一方、室外空気の温度が熱交換器に結露或いは
結氷を生じる温度では二つの作動に分れる。
まず、一つは、比較的低い温度領域では、温度
検出素子4の抵抗が大きくサイリスタ12のアノ
ード−カソード間の印加電圧が動作電圧以上とな
るので、サイリスタ12は導通し、トランス14
の一次巻線14aに電流が流れて二次巻線14b
に電流が誘起される。この誘導電流により、トラ
イアツク19は導通し、ヒータ18に通電され
る。この通電によりヒータ18は送風機により吸
入された室外空気を加熱して昇温させ、熱交換器
に結露或いは結氷を生じない温度の室外空気を供
給する。一方、温度検出素子8′の抵抗値により
サイリスタ12′のアノード−カソード間の印加
電圧が動作電圧以上となるので、サイリスタ1
2′及びトライアツク19′を導通とし、送風機を
100%出力運転させる。
これに対して、室外空気の温度が寒冷地の如く
非常に低い場合では、上記同様にヒータ18が通
電して吸入された室外空気を加熱して昇温させる
が、送風機を100%出力運転させるとその昇温程
度が不充分であり、熱交換器に結露或いは結氷を
生じる温度領域にいまだある。しかし、温度検出
素子8′が室外温度に応じた大きい抵抗値とな
り、サイリスタ12′のアノード−カソード間に
印加される電圧が動作電圧以下となるので、サイ
リスタ12′が不導通状態となる。これによりト
ランス14には電流が流れず、トライアツク1
9′のゲートに入力されないので、速度切換端子
20は遮断され、送風機の出力が抵出力となる。
従つて、吸入される室外空気の量が低減するので
ヒータ18により加熱されて昇温する度合が大巾
に大きくなり、小容量のヒータ18であつても結
露或いは結氷を生じない温度の室外空気とするこ
とができる。
以上説明したように本考案によれば、室外温度
に応じて室外空気を加熱する発熱体の作動と室外
空気を吸入する送風機の送風量とを制御するよう
にしたので、例え室外温度が寒冷地の如く非常に
低温であつたとしても、送風機の風量を下げて吸
入する室外空気量を低減できるので、小容量の発
熱体であつても熱交換器に供給される室外空気を
充分に結露或いは結氷を生じない温度に昇温させ
ることができる。従つて、省力化並びに発熱体の
小形化が可能となり、安価な換気扇を提供でき
る。尚、風量可変手段は速度切換でなくとも送風
機のブレード角を可変とする構成でもよいこと明
らかである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例である換気扇の制御装置の
概略構成図である。 2……ヒータの制御回路、3……送風機の制御
回路部、4,4′……温度検出素子、12,1
2′……サイリスタ、14,14′……トランス、
19,19′……トライアツク、18……ヒー
タ、20……速度切換端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送風機の動力により室外空気と室内空気を吸入
    し、該吸入された室外空気と室内空気とを熱交換
    器を介して熱交換せしめ、該熱交換後室外空気を
    室内へ、室内空気を室外へ夫々吐出する換気扇に
    おいて、前記室外空気の温度を検出する温度検出
    素子を設けるとともに該温度検出素子の検出値に
    基づいて発熱作動し前記室外空気を加熱する発熱
    体と少なくとも室外空気を吸入する送風機の送風
    量を調節する送風量可変手段とを設けたことを特
    徴とする換気扇。
JP9624581U 1981-06-29 1981-06-29 換気扇 Granted JPS582527U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9624581U JPS582527U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 換気扇

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JP9624581U JPS582527U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 換気扇

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JPS582527U JPS582527U (ja) 1983-01-08
JPS6227794Y2 true JPS6227794Y2 (ja) 1987-07-16

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JP9624581U Granted JPS582527U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 換気扇

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JPH0519692Y2 (ja) * 1986-03-07 1993-05-24
JPH0522730Y2 (ja) * 1986-03-24 1993-06-11
JP2005233494A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱交換形換気装置

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JPS582527U (ja) 1983-01-08

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