JPS6227747Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6227747Y2 JPS6227747Y2 JP1979088971U JP8897179U JPS6227747Y2 JP S6227747 Y2 JPS6227747 Y2 JP S6227747Y2 JP 1979088971 U JP1979088971 U JP 1979088971U JP 8897179 U JP8897179 U JP 8897179U JP S6227747 Y2 JPS6227747 Y2 JP S6227747Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermosetting resin
- asbestos
- packing
- asbestos sheet
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、熱接着性を有するパツキングに関す
るものである。
るものである。
従来の技術
従来、石綿−ゴムコンパウンド混和物からなる
石綿シートのパツキングは、組付部品の気密性を
保持するため部品の接合部に介在させて使用され
ているが、アツセンブリー組立時の部品点数の削
減並びに組付工数の低減を目的としてあらかじめ
部品の接合面にパツキングを接着しておく場合も
多くなつている。この場合はゴム系接着剤両
面粘着テープ熱硬化性樹脂接着剤等をパツキン
グと部品の接合面との間に介している。しかし、
の手段は、熱的に弱く耐溶剤性も小さいので
自動車エンジン部品等の高温環境部、或いはガソ
リンに直接さらされる分野には使用が出来ない。
石綿シートのパツキングは、組付部品の気密性を
保持するため部品の接合部に介在させて使用され
ているが、アツセンブリー組立時の部品点数の削
減並びに組付工数の低減を目的としてあらかじめ
部品の接合面にパツキングを接着しておく場合も
多くなつている。この場合はゴム系接着剤両
面粘着テープ熱硬化性樹脂接着剤等をパツキン
グと部品の接合面との間に介している。しかし、
の手段は、熱的に弱く耐溶剤性も小さいので
自動車エンジン部品等の高温環境部、或いはガソ
リンに直接さらされる分野には使用が出来ない。
考案が解決しようとする問題点
このように、耐熱並びに耐溶剤性が必要となる
箇所での使用はの熱硬化性樹脂接着剤に限られ
るが、熱硬化性樹脂接着剤を介する接着は、パツ
キングに接着剤を直接塗布、或いは別途接着シー
トを介在させる必要があつた。本考案は、耐熱、
耐溶剤性を保持し、組付作業が簡単にできるパツ
キングを提供するものである。
箇所での使用はの熱硬化性樹脂接着剤に限られ
るが、熱硬化性樹脂接着剤を介する接着は、パツ
キングに接着剤を直接塗布、或いは別途接着シー
トを介在させる必要があつた。本考案は、耐熱、
耐溶剤性を保持し、組付作業が簡単にできるパツ
キングを提供するものである。
問題点を解決するための手段
本考案は上記の欠点を解決するため、パツキン
グに熱接着性を付与せしめたものである。すなわ
ち、本考案は第1図に示すように、石綿−ゴムコ
ンパウンド混和物からなる石綿シート1の表面に
未硬化の粉末状熱硬化性樹脂2を含有させたもの
である。第2図に示すように、粉末状熱硬化性樹
脂2は石綿シート1の両表面に含有させてもよ
い。粉末状熱硬化性樹脂1は、フエノール樹脂、
エポキシ樹脂等であり、石綿シート1の製造時に
その表面にすり込んで、表面に付着した粉末状熱
硬化性樹脂1は、その一部が石綿シートに埋設さ
れた状態で保持されている。
グに熱接着性を付与せしめたものである。すなわ
ち、本考案は第1図に示すように、石綿−ゴムコ
ンパウンド混和物からなる石綿シート1の表面に
未硬化の粉末状熱硬化性樹脂2を含有させたもの
である。第2図に示すように、粉末状熱硬化性樹
脂2は石綿シート1の両表面に含有させてもよ
い。粉末状熱硬化性樹脂1は、フエノール樹脂、
エポキシ樹脂等であり、石綿シート1の製造時に
その表面にすり込んで、表面に付着した粉末状熱
硬化性樹脂1は、その一部が石綿シートに埋設さ
れた状態で保持されている。
作 用
上記のように構成したパツキングは、例えばガ
ラス繊維基材等の芯材を含んでいないので、未硬
化の粉末状熱硬化性樹脂の層を含めても非常に薄
くでき、内圧の高い接合面への適用が極めて有効
である。そして、部品の接合面に重ね熱を加える
ことにより、石綿シート表面に含有された粉末状
熱硬化性樹脂が一旦溶融状態となり接合面の凹凸
となじみながら硬化して高い密着性と接着性を発
揮する。
ラス繊維基材等の芯材を含んでいないので、未硬
化の粉末状熱硬化性樹脂の層を含めても非常に薄
くでき、内圧の高い接合面への適用が極めて有効
である。そして、部品の接合面に重ね熱を加える
ことにより、石綿シート表面に含有された粉末状
熱硬化性樹脂が一旦溶融状態となり接合面の凹凸
となじみながら硬化して高い密着性と接着性を発
揮する。
考案の効果
本考案は、従来のようにパツキングに接着剤を
塗布したり接着シートを介在させる必要がないの
で組付作業の工数が少なくて済む。また、石綿シ
ートの表面に含有させた未硬化の粉末状熱硬化性
樹脂は、一部が石綿シートに埋設された状態で保
持されているので、取扱い中に粉末が落ちること
はない。この結果、硬化後の熱硬化性樹脂におい
ても、石綿シート中に一部埋設された形となつて
おり、その投錨効果によつて化学的な接着力だけ
でなく機械的な結合力も加わり密着性と接着性の
一層の向上に寄与している。液状の熱硬化性樹脂
を塗布したような構成では、前記の投錨効果は十
分に期待できず、本考案は実用的価値の極めて大
なるものである。
塗布したり接着シートを介在させる必要がないの
で組付作業の工数が少なくて済む。また、石綿シ
ートの表面に含有させた未硬化の粉末状熱硬化性
樹脂は、一部が石綿シートに埋設された状態で保
持されているので、取扱い中に粉末が落ちること
はない。この結果、硬化後の熱硬化性樹脂におい
ても、石綿シート中に一部埋設された形となつて
おり、その投錨効果によつて化学的な接着力だけ
でなく機械的な結合力も加わり密着性と接着性の
一層の向上に寄与している。液状の熱硬化性樹脂
を塗布したような構成では、前記の投錨効果は十
分に期待できず、本考案は実用的価値の極めて大
なるものである。
第1図は本考案の一例を示す断面図、第2図は
本考案の他の例を示す断面図である。 1は石綿シート、2は粉末状熱硬化性樹脂。
本考案の他の例を示す断面図である。 1は石綿シート、2は粉末状熱硬化性樹脂。
Claims (1)
- 石綿−ゴムコンパウンド混和物からなる石綿シ
ートの一方若しくは両表面に未硬化の粉末状熱硬
化性樹脂をすり込んで、その一部を石綿シートに
埋設させた状態で保持させたパツキング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979088971U JPS6227747Y2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979088971U JPS6227747Y2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS567154U JPS567154U (ja) | 1981-01-22 |
JPS6227747Y2 true JPS6227747Y2 (ja) | 1987-07-16 |
Family
ID=29322143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979088971U Expired JPS6227747Y2 (ja) | 1979-06-28 | 1979-06-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6227747Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4975960A (ja) * | 1972-11-28 | 1974-07-22 | ||
JPS50119176A (ja) * | 1974-03-06 | 1975-09-18 |
-
1979
- 1979-06-28 JP JP1979088971U patent/JPS6227747Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4975960A (ja) * | 1972-11-28 | 1974-07-22 | ||
JPS50119176A (ja) * | 1974-03-06 | 1975-09-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS567154U (ja) | 1981-01-22 |
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