JPS62277415A - ポリビニルナフタレンの製造方法 - Google Patents

ポリビニルナフタレンの製造方法

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JPS62277415A
JPS62277415A JP11927786A JP11927786A JPS62277415A JP S62277415 A JPS62277415 A JP S62277415A JP 11927786 A JP11927786 A JP 11927786A JP 11927786 A JP11927786 A JP 11927786A JP S62277415 A JPS62277415 A JP S62277415A
Authority
JP
Japan
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vinylnaphthalene
titanium
polymer
polyvinylnaphthalene
halide
Prior art date
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Pending
Application number
JP11927786A
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English (en)
Inventor
Tadashi Asanuma
正 浅沼
Junko Takeda
武田 淳子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Polymerization Catalysts (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリビニルナフタレンの製造方法に関し、詳し
くは高立体規則性のポリビニルナフタレンを製造する方
法に関する。
〔従来の技術〕
ポリビニルナフタレンは、耐熱性のポリマーとして、特
にα−ビニルナフタレンの高立体規則性ポリマーは高融
点のポリマーとじて期待されるものであり、いわゆる 
チーグラー・ナツタ系の触媒を用いてポリビニルナフタ
レンが製造できることはすでに良く知られている(例え
ば、マクロモレキュラー・ケミ−(Makromole
cular Chn+ie) 28.253〜261(
1963) )。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のチーグラー・ナツタ系の触媒を用いて重合する方
法で得られるポリビニルナフタレンは、詳細に検討する
と、ビニルナフタレンの単独の重合体ではなく、他のエ
チレン系単量体が含をしていることが判り、充分な耐熱
性が発揮されていないことが判った。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上記問題のない純粋な高立体規則性ポリビ
ニルナフタレンを製造する方法について鋭意検討し、特
定の方法で解決できることを見出し、本発明を完成した
即ち、本発明は、ビニルナフタレンをトリメチルアルミ
ニウムとハロゲン化チタンからなる触媒により重合する
ことを特徴とするポリビニルナフタレンの製造方法であ
る。
本発明において用いるビニルナフタレンとしては、α−
ビニルナフタレンおよびβ−ビニルナフタレンがあり、
何れでも良いが、α−ビニルナフタレンの方が高融点の
立体規則性ポリマーを与えるので好ましい。
本発明において使用するハロゲン化チタンとしては、三
塩化チタン、四塩化チタン或いはこれらを塩化マグネシ
ウムなどの単体に担持したものがあり、プロピレンなど
のα−オレフィンの立体規則性重合に使用するものが公
知であり、それらのものを支障なく使用できる。好まし
いハロゲン化チタンとしては、三塩化チタンをエーテル
、エステルなどの含酸素化合物で変性処理したもの或い
は塩化マグネシウムに四塩化チタンを担持したものが例
示できる。
本発明において重要なことは、上記ハロゲン化チタンと
共にトリメチルアルミニウムを用いることにある。
有機アルミニウム化合物として、トリエチルアルミニウ
ムやトリイソブチルアルミニウムを用いると得られるポ
リマー中にポリエチレン、ポリイソブチレン或いはビニ
ルナフタレンとエチレンまたはイソブチレンとの共重合
体が多量に混入するため、純粋なポリビニルナフタレン
を得ることができない。
本発明において用いられる有機アルミニウム化合物とハ
ロゲン化チタンの量比としては特に制限はないが、通常
0.1〜1000モル比、好ましくは、1〜100モル
比である。また、ビニルナフタレンに対するハロゲン化
チタンの使用割合としては、0.0001〜0.1モル
比が適当である。
重合に際して、チーグラー・ナツタ触媒に対して不活性
である種々の溶媒が使用でき、脂肪族炭化水素、脂環族
炭化水素、芳香族炭化水素、例えば、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、ノナン、デカン、ベンゼン、トルエン、
キンレン、エチルヘンゼン、シクロヘキサン、メチルシ
クロヘキサンなどが使用できる。
重合温度は、通常、常温〜100℃であり、重合時間は
重合温度、触媒量などにより異なるが、通常、数分〜数
百時間である。
重合終了後、必要に応じ通常のチーグラー・ナツタ系の
触媒で重合して得た重合体を精製するために使用される
アルコール類、アルキレンオキサイド、水等によって精
製処理し、また、多量のアルコール類などの重合体に対
する貧溶媒に投することで析出分離できる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明をさらに説明する。
実施例1 乾燥ヘキサン20m1と四塩化チタン30Illの混合
物を窒素雰囲気下、0℃で撹拌している中に、ヘキサン
9011とジエチルアルミニウムクロライド34.2m
1の混合物を加えた後、徐々に昇温度し、65°Cで1
時間II牢した。得られた固形分(三塩化チタン)をヘ
キサンloomlで5回洗浄した9次いで、上記固形分
をヘキサン300m l中に分散し、それにジイソ了ミ
ルエーテル45.4mlを加え、35°Cで1時間攪拌
して固形分を変性した。固形分を分離し、更にヘキサン
100m1と四塩化チタン70m1の混合物に分散し、
65℃で2時間攪拌して得た固形物をヘキサンで洗浄し
て含酸素化合物で変性処理した三塩化チタン触媒を得た
この変性処理した三塩化チタン触媒0.05gとトリメ
チルアルミニウム0.12m1をトルエン10m1に分
散し、1時間攪拌した後、α−ビニルナフタレン2ml
を加え、60℃で8時間反応した。その後50℃に降温
し、メタノール1mlとトルエン5mlを加えて撹拌し
た後、水5mlで3回洗浄した0次いでトルエン層を多
量のメタノールに投入してポリマーを分離した。
得られた重合体は640mgであり、ゲルバーミニ−シ
ランクロマトグラフィーで測定した重量平均分子量(ポ
リスチレン換算)は3.7 X 10’であった。また
、示差熱分析(昇温速度10℃/win)で測定した融
点(Tm)は349℃であった。この重合体のプロトン
NMR(重クロロホルム溶媒)の測定結果を第2図に示
す。
比較例1 トリメチルアルミニウムに代えてトリエチルアルミニウ
ムを用いる他は実施例1を繰り返した。
収量は570mg、重量平均分子量は2.4 X 10
’であったが、Tl11は153℃と低かった。また、
この重合体のプロトンNMR(第3図)では、矢印で示
した位置に見られるように、エチレン連鎖に基づくピー
クが見られる。
実施例2 触媒として、塩化マグネシウム20g、テトラニジキシ
シラン3mlとα、α、α−トリクロロトルエン4ml
を共粉砕し、次いで四塩化チタン10(1wlと80℃
で加熱処理し、固形分をn−へブタンで洗浄して得たチ
タン含有量2.1重量%の固体遷移金属触媒0.05g
とトリメチルアルミニウム0.1mlを用いる他は実施
例1を繰り返し、ポリα−ビニルナフタレン480mg
を得た。この重合体はTm  339.5℃であり、プ
ロトンNMRを測定したところ1〜1.5ppl+にエ
チレン連鎖に相当するピークは見られなかった。
〔発明の効果〕
本発明の方法では高立体規則性で耐熱性の良いポリビニ
ルナフタレンが得られ、工業的に極めて価値がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の重合方法の理解を助けるためのフロー
チャート図である。 第2図は本発明で得られた重合体のプロトンNMRであ
り、第3図は従来の重合方法で得られた重合体のプロト
ンNMRである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ビニルナフタレンをトリメチルアルミニウムとハロ
    ゲン化チタンからなる触媒により重合することを特徴と
    するポリビニルナフタレンの製造方法。
JP11927786A 1986-05-26 1986-05-26 ポリビニルナフタレンの製造方法 Pending JPS62277415A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006025553A1 (en) * 2004-08-31 2006-03-09 Ricoh Company, Ltd. Fine particles and method of producing thereof, fine particle dispersion liquid, and image display medium and image display apparatus

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006025553A1 (en) * 2004-08-31 2006-03-09 Ricoh Company, Ltd. Fine particles and method of producing thereof, fine particle dispersion liquid, and image display medium and image display apparatus
KR100902622B1 (ko) * 2004-08-31 2009-06-11 가부시키가이샤 리코 미립자 및 미립자의 제조 방법, 미립자 분산액, 화상 표시매체 및 화상 표시 장치
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