JPH10265516A - オレフィン重合用触媒の担体 - Google Patents

オレフィン重合用触媒の担体

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JPH10265516A
JPH10265516A JP10033341A JP3334198A JPH10265516A JP H10265516 A JPH10265516 A JP H10265516A JP 10033341 A JP10033341 A JP 10033341A JP 3334198 A JP3334198 A JP 3334198A JP H10265516 A JPH10265516 A JP H10265516A
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silica
carrier
chloride
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alkyl
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JP10033341A
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Luciano Dr Luciani
ルチアノ・ルチアニ
Wolfgang Neissl
ウオルフガング・ナイスル
Norbert Hafner
ノルベルト・ハーフナー
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PCD Polymere GmbH
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    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F4/00Polymerisation catalysts
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F110/00Homopolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
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    • C08F110/06Propene

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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改善された性能、特に高い活性および/また
は高い立体規則性を示す新規の触媒成分または触媒系を
製造するための担体の提供。 【解決手段】この担体は a)シリカをMg−塩化物の溶液にて電子供与体の存在
下に含浸処理し、 b)a)で得られた含浸処理済みシ
リカを乾燥しそしてそれをSiCl4 にMg−アルキル
を溶解した溶液に−10〜20℃の温度で含浸処理し、
場合によっては電子供与体を更に添加し、 c)次いでb)で得られたスラリーを40℃〜還流温度
の温度で処理し、 d)c)で得られた担体を乾燥する各段階を含む方法に
よって製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はα−オレフィンを単独で
または混合状態で重合するための触媒を製造するのに使
用される担体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】α−オレフィン、例えばエチレン、プロ
ピレンおよび更に高級なオレフィン単量体は、周期律表
第IA〜IIIA族の元素の有機金属化合物と周期律表第IVB
〜VIB族に属する遷移金属の化合物との組み合わせをベ
ースとするチグラー・ナッタ触媒を用いることによって
重合できる(例えば、Boor Jr,“Ziegle
r−Natta−Catalysts and Pol
ymerization”、Academic Pre
ss,ニューヨーク、1979)。
【0003】樹脂の形態を改善するために、固体顆粒の
微小球状担体に触媒を含浸させることも公知である(K
arol F.J.,“Cat.Rev.Sci.En
g.26,384、557〜595、1984)。例え
ばシリカはα−オレフィンの重合のための触媒担体とし
て使用することができる。触媒の活性部分を含浸するこ
とができそしてそれによって性質が向上される、α−オ
レフィン用触媒調製物を製造するたのめに、有利な選択
性の担体を用いることも重要である。
【0004】担体および続くオレフィン重合用触媒の製
造分野で色々な提案がなされてきた。EP特許出願第9
6118559号明細書からは、シリカにハロゲン化マ
グネシウムおよびMg−アルキルを含浸させ、ハロゲン
化しそして次に四ハロゲン化チタンを含浸させることに
よって製造される、オレフィンの重合用触媒が公知であ
る。
【0005】米国特許第5、310、716号明細書に
よれば、予備活性化してない(水酸基および水を含有す
る)シリカをMg−アルキルで処理し、次いで(液体の
除去、洗浄および乾燥の後に)テトラクロロシランで処
理し、それによって担体を得る。この段階の後で過剰の
四塩化チタンおよび供与体での処理を実施する。米国特
許第5、006、620号明細書によると、担体を得る
ために、シリカをMg−アルキルで処理し、次いで塩素
または塩化水素酸でおよびC1-8 −アルカノールで処理
し、触媒を得るためにこの担体を次いで過剰の四塩化チ
タンおよび供与体で処理する。
【0006】米国特許第4、639、430号明細書に
よれば、シリカを(水に溶解した)Mg−塩化物で含浸
処理し、乾燥し、NH4 Clと混合しそして高温で処理
し、それによって水酸基含有量が非常に少ない担体を得
る。次いでこの担体を、非常に少量の四塩化チタンを含
有するヘプタンで含浸処理して、ポリエチレンまたはエ
チレン−プロピレンゴムを製造するための触媒を得る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】触媒研究の場において
は、改善された性能、特に高い活性および/または高い
立体規則性を示す新規の触媒成分または触媒系が未だ切
望されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、本発明に従
って、遊離水を含有していないが、水酸基含有量が色々
であるシリカを、Mg−塩化物の溶液にて電子供与体の
存在下に処理しそして四塩化珪素にMg−アルキルを溶
解した溶液で低温で処理しそして次いで還流温度に加熱
して、Mg−塩化物を沈殿させることができることを見
いだした。
【0009】従って本発明は、オレフィンの重合用触媒
のための固体担体を製造する方法において、 a)シリカをMg−塩化物の溶液にて電子供与体の存在
下に含浸処理し、 b)a)で得られた含浸処理済みシリカを乾燥しそして
それをSiCl4 にMg−アルキルを溶解した溶液に−
10〜20℃の温度で含浸処理し、場合によっては電子
供与体を更に添加し、 c)次いでb)で得られたスラリーを40℃〜還流温度
の温度で処理し、 d)c)で得られた担体を乾燥する各段階を含むことを
特徴とする、上記方法に関する。
【0010】本発明者は更に担体を四塩化チタンまたは
四塩化チタンとTi−アルコキシドとの混合物で処理す
ることによって立体規則性のポリプロピレンおよびポリ
エチレン、それの共重合体のための高活性触媒が得られ
ることを見いだした。担体に適するシリカは、球状でそ
して多孔質であり、15〜150ミクロンの平均粒度、
100〜500m2 /gの表面積、1.2〜3ml/g
の空隙容積および20〜500オングソトロームの平均
孔径を有しているのが有利である。シリカは0〜5mm
ol/gの水酸基含有量であるのが有利であり、中でも
0.1〜3mmol/gであるのが特に有利である。
【0011】Mg−塩化物のための有利な溶剤はエステ
ル類、例えば蟻酸エチル、醋酸エチル、プロピオン酸エ
チル、醋酸イソプロピル、プロピオン酸イソプロピル、
または炭酸エチルである。特に有利なエステルは蟻酸エ
チル、醋酸エチル、プロピオン酸エチル、醋酸イソプロ
ピル、プロピオン酸イソプロピルである。本発明によれ
ば、含浸処理段階a)の後に得られるシリカが完成担体
を基準としての6重量%より少ないMgを含有してお
り、そしてd) 段階で得られる担体が完成担体を基準と
して2〜10重量%、好ましくは5〜8重量%のMgを
含有しているのが有利である。
【0012】本発明のa)段階では、シリカを直接的に
Mg−塩化物で含浸処理するが、追加量のMg−塩化物
をMg−アルキルとSiCl4 との反応によってシリカ
中に導入し、これをb)段階で添加しそして主として
c)段階で比較的に高い温度で反応させ、それによって
上記の追加量のMg−塩化物が沈殿する。a)段階から
のMg−塩化物とb/c)段階からのMg−塩化物との
重量比は好ましくは0.1:1〜10〜1、殊に0.
2:1〜5:1、特に0.5:1〜2:1の範囲内であ
るのが有利である。
【0013】更に、Mg−アルキルとSiCl4 とのモ
ル比が1:5〜1:30のモル比であるのが有利であ
る。フタル酸エステルは供与体として有利であり、最も
有利な供与体はジイソブチルフタレート(DIBP)で
ある。供与体はシリカを基準として20〜100重量%
の量で使用するのが有利であるが、更に多い量で使用す
ることも可能である。
【0014】b)段階で使用するMg−アルキルはアル
キル基中の炭素原子数1〜10のMg−アルキルが有利
である。ジエチルマグネシウム、エチルブチルマグネシ
ウム、ジヘキシルマグネシウムおよびブチルオクチルマ
グネシウムが最も有利である。本発明によれ本発明の方
法は以下の各段階を含有しているのが有利である:本発
明の第一段階ではシリカを、醋酸エチルにMg−塩化物
を溶解した溶液にDIBPの存在下に懸濁させる。その
際にDIBPの量はシリカを基準として20〜100重
量%、好ましくは60重量%である。EAに溶解したM
g−塩化物でのシリカの含浸処理は1段階または複数段
階で実施することができる。蟻酸エチル、プロピオン酸
エチル、醋酸イソプロピルまたはプロピオン酸イソプロ
ピルも溶剤として使用することができる。Mg−塩化物
の形で含浸されるMgの量は、完成担体を基準として1
〜6重量%、好ましくは4重量%である。
【0015】次いで上記スラリーを攪拌下に還流状態で
2時間加熱し、次いでEAを留去する。乾燥した担体を
次いで別の含浸処理段階に付し、その際に四塩化珪素に
Mg−アルキルを溶解した溶液を用いる。Mg−アルキ
ルとしてはジエチルマグネシウム、エチルブチルマグネ
シウム、ブチルオクチルマグネシウムまたはジヘキシル
マグネシウムが使用できる。この段階で例えばジヘキシ
ルマグネシウムの形で含浸されそして次いで比較的に高
い温度でMg−塩化物に転化されるMgの量は、完成担
体を基準として1〜9重量%、好ましくは1〜4重量%
である。
【0016】約0℃で2時間攪拌した後に温度を高めて
還流状態とし、この温度に2時間維持し、それによって
Mg−塩化物がシルカの孔に無秩序な活性状態で沈殿す
る。この段階で希釈剤を除きそして乾燥後に担体は触媒
の製造に容易に使用できる。更に本発明はα−オレフィ
ンを重合するための担持触媒の製造方法において、本発
明に従って得られた担体を周期律表第IVb 、VbまたはVI
b 族の遷移金属のハロゲン化物および場合によっては電
子供与体と接触させることを特徴とする、上記方法にも
関する。四塩化チタンは、場合によってはTi−アルコ
キシドの存在下に遷移金属ハロゲン化物として使用する
のが有利である。四ハロゲン化チタンは希釈せずにまた
は有機溶剤、例えばトルエンまたはエチルベンゼンに溶
解した溶液として使用することができる。
【0017】上記の如き担持触媒は、単独重合または二
種類以上のモノマーの共重合によってポリオレフィンを
製造する塊状重合法、スラリー法でまたは気相法で有利
に使用できる。触媒はそのままでもまたは内部−および
外部供与体を省いてもエチレンの重合で使用することも
できる。本発明は更に、上記の担持触媒を使用すること
を特徴とする、オレフィンの単独または共重合によって
ポリオレフィンを製造する方法にも関する。重合は慣用
の方法に従って、液相中で、不活性炭化水素希釈剤の存
在または不存在下にまたは気相中で行うことができる。
【0018】本発明の触媒は比較的に高い温度で使用す
ることができ、それによって重合を約20〜150℃、
好ましくは70〜120℃の温度で大気圧または加圧下
に水素の不存在または存在下に実施するのが有利であ
る。本発明の触媒は改善された性能を示し、沸騰するn
−ヘプタンおよびキシレン中への抽出性が非常に低い値
の非晶質樹脂を得ることを可能とする。
【0019】多くの他のα−オレフィンもこの触媒を用
いて重合することができる。例えばブテン−1、4−メ
チル−1−ペンテン、ヘキセン−1をそれぞれ単独でま
たは他のα−オレフィンとの混合状態で、共重合体およ
び三元共重合体、主としてゴムの種類を得るのに重合す
ることができる。更にこの触媒を用いることは、例えば
ポリプロピレンについて、選択されるシルカによって所
望の寸法の粒度の重合体を制御的に得ることを可能とす
る。
【0020】
【実施例】実施例1: 担体の製造:740℃で処理した(1.12mmol/
gのOH−基含有量で得られる)20gの微小球状シリ
カ(150〜300m2 /gの表面積、1.58ml/
gの空隙容積および75ミクロンの平均粒度)を、還流
冷却器、攪拌機および温度計を備えそして300mlの
醋酸エチルに4.5gのMg−塩化物を溶解した溶液お
よび10mlのジイソブチルフタレートを含有する50
0mlのフラスコ中に窒素雰囲気で導入する。このスラ
リーを攪拌下に還流しながら2時間処理し、次いで減圧
せずに90℃で蒸留する。次いで得られる白色粉末を減
圧下に90℃で1時間乾燥する。この粉末を窒素雰囲気
で、100mlの四塩化珪素に20gのMg−(ヘキシ
ル)2 (炭化水素に希釈:ヘプタン20重量%濃度溶
液)を溶解した溶液に添加しそして2時間攪拌する。
【0021】次いで温度を還流温度に高め、スラリーを
2時間攪拌して無秩序な活性状態のMg−塩化物を沈殿
させる。10mlのジブチルフタレートおよび20ml
のn−ヘプタンの添加後に、還流下に攪拌を1時間継続
する。300mlのn−ヘプタンで2度そして300m
lのn−ペンタンで2度洗浄した後に(これら全ての洗
浄を室温で行う)、担体はエチレン、プロピレンおよび
他のα−オレフィンの重合または共重合に使用できる触
媒の製造に既に使用できる。
【0022】触媒の製造:上記の様に得た担体を、11
0℃で120mlの四塩化チタンで1.5時間処理す
る。110℃で濾過した後に、110℃での四塩化チタ
ンでの処理を再度実施する。110℃での最終的濾過の
後に、固体物質を300mlのn−ヘプタンで95℃で
0.5時間、5度洗浄を行う。室温にて300mlのn
−ペンタンで2度洗浄処理した後に触媒を乾燥させる。
4.05重量%のTi、5.49重量%のMgおよび3
1.8重量%のCl含有する53.08gの褐色粉末が
得られる。
【0023】重合:固体触媒成分の活性および立体規則
性は、助触媒としての電子供与体化合物で処理したトリ
アルキルアルミニウムを用いて、液状単量体状態での一
連のプロピレン重合において測定する。マグネットスタ
ラーを備えた5Lのオートクレブに1327gのプロピ
レンおよび分子量調整剤として使用される10LのH2
を導入する。24mgの固体触媒成分を、トリエチルア
ルミニウム/ジシクロペンチルジメトキシシラン(2
0:1モル/モル)の錯塩と100:1(モルAl/モ
ルTi)の比で混合しそしてオートクレーブに導入す
る。70℃に加熱した後に、重合を2時間続け、次いで
残りのプロピレンをフラッシュ洗去する。ポリマーを安
定化しそして減圧下に50℃で乾燥する。1gの固体触
媒成分当りに4.6kgのPPおよび1gのTi当り1
91kgのPPに相応する収量で、以下の特徴を有する
PPが得られる: MFI(2.16kg;230℃ ASTM D1238L)= 7.4 嵩密度(g/ml)= 0.423 アイソタクチック指数(%)= 98.0 キシレン冷間溶解性(重量%)= 0.98
フロントページの続き (72)発明者 ウオルフガング・ナイスル オーストリア国、4040リヒテンベルク、ブ ロイエルウエーク、8 (72)発明者 ノルベルト・ハーフナー オーストリア国、4020リンツ、ハウプトプ ラッツ、15

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィンの重合用触媒のための固体担
    体を製造する方法において、 a)シリカをMg−塩化物の溶液で電子供与体の存在下
    に含浸処理し、 b)a)で得られた含浸処理済みシリカを乾燥しそして
    それをSiCl4 にMg−アルキルを溶解した溶液で−
    10〜20℃の温度で含浸処理し、場合によっては別の
    量の電子供与体を添加し、 c)次いでb)で得られたスラリーを40℃〜還流温度
    で処理し、 d)c)で得られた担体を乾燥する各段階を含むことを
    特徴とする、上記方法。
  2. 【請求項2】 エステルをMg−塩化物用の溶剤として
    使用する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 Mg−塩化物用の溶剤が蟻酸エチル、醋
    酸エチル、プロピオン酸エチル、醋酸イソプロピルまた
    はプロピオン酸イソプロピルである請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 含浸処理段階a)の後に得られたシリカ
    が完成担体を基準として6重量%より少ないMgを含有
    する請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 d)段階で得られる担体が完成担体を基
    準として2〜10重量%、好ましくは5〜8重量%のM
    gを含有する請求項1〜4のいずれか一つに記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 シリカが0〜5ミリモル/gのOH−基
    含有量を有する請求項1〜5のいずれか一つに記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 シリカが、遊離水を含ず球状でそして多
    孔質であり、15〜150ミクロンの平均粒度、100
    〜500m2 /gの表面積、1.2〜3ml/gの空隙
    容積および20〜500オングソトロームの平均孔径を
    有する請求項1〜6のいずれか一つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 Mg−アルキルとSiCl4 とのモル比
    が1:5〜1:30である請求項1〜7のいずれか一つ
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】 フタル酸エステルを供与体として用いる
    請求項1〜8のいずれか一つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 ジイソブチルフタレートを供与体とし
    て使用する請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 供与体をシリカを基準として20〜1
    00重量%の量で使用する請求項1〜10のいずれか一
    つに記載の方法。
  12. 【請求項12】 Mg−アルキルがMg−ジエチル、M
    g−エチルブチル、Mg−ジヘキシルまたはMg−ブチ
    ルオクチルである請求項1〜11のいずれか一つに記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 α−オレフィンの重合用の担持触媒を
    製造する方法において、請求項1〜12のいずれか一つ
    に従って得られる担体に周期律表第IVb 、VbまたはVIb
    族の遷移金属のハロゲン化物および場合によっては電子
    供与体を接触させることを特徴とする、上記方法。
  14. 【請求項14】 オレフィンの単独重合または共重合に
    よってポリオレフィンを製造する方法において、請求項
    13に従う担持触媒を使用することを特徴とする、上記
    方法。
JP10033341A 1997-02-17 1998-02-16 オレフィン重合用触媒の担体 Withdrawn JPH10265516A (ja)

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