JPS62276006A - 体表面保冷衣 - Google Patents

体表面保冷衣

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JPS62276006A
JPS62276006A JP61113673A JP11367386A JPS62276006A JP S62276006 A JPS62276006 A JP S62276006A JP 61113673 A JP61113673 A JP 61113673A JP 11367386 A JP11367386 A JP 11367386A JP S62276006 A JPS62276006 A JP S62276006A
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capsule
planar
surface cooling
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三谷 重人
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (a)技術分野 本発明は、体表面保冷衣に係り、より詳細には、身体に
着用しあるいは身体に当接保持せしめて、体表面を冷却
する体表面保冷衣に関するものである。
(b)  従来技術 周囲温度の上昇に伴い、あるいは発熱に伴う体温の上昇
を防止するために、従来は例えば体表面の一部に体表面
温度未満の物体を接触させて保冷する方法が行なわれて
いた。そして上記の体表面湿度未満の熱源を得る手段と
しては、(1)化学物質が溶媒に溶解する際の吸熱反応
を利用するもの、(II)揮発性の液体の蒸発熱を利用
するもの、(■)予め冷凍庫、冷蔵庫等で冷却した熱容
量の比較的大なる物質の蓄熱効果を利用するもの、(I
V)氷のうに代表されるように融解熱を利用したもの等
々が知られている。しかしながら、これらの各手段は、
その原理によって一長一短があるが、これらのいずれの
実施形態においても、従来のものは、体表面の極めて狭
い一部分にしか適用できず、また、使い勝手が悪いとい
う難点があり、従って例えば、炎天下の野外球場や広大
な農場等の酷暑下において運動や作業を妨げずに身体を
保冷することができなかった。
(c)  目的 本発明は、−]二述の事情に鑑みなされたもので、構成
が簡素で、任意の形態のものが容易に得られ身体への着
用性あるいは装着性に優れ、且つ反覆使用が可能で経済
性に優れ、しかも体表面を効率的に保冷し得る体表面保
冷衣を提供することにある。
(d)  構成 本発明は、水または蓄熱剤が封入された偏平なカプセル
を、連結部材を介して2次元的に連結して面状連続体を
構成し、該面状連続体を素材として体表面を保冷するに
適合する形態に形成してなることを特徴とするものであ
る。
以下、本発明の要旨を実施例に基づき詳述する。
第1図〜第4図は、本発明に係る体表面保冷衣の第1実
施例の構成を示す図、第5図〜第8図は、同第2実施例
の構成を示す図、第9図〜第11図は、同第3実施例の
構成を示す図、第12図および第13図は、第4実施例
の構成を示す図、第14図は、第5実施例の構成を示す
図である。
まず、第1実施例の構成について説明すると、第3図は
、面状連続体を素材として形成した体表面保冷衣の構成
を示す平面図、第1図は、第3図の一部を拡大して示し
た拡大平面図、第2図は、第1図のA−A’矢視断面図
、第4図は、同実施例中のカプセルの構造を拡大して示
す縦断側面図である。
第1図〜第4図において、lは、偏平な球状体のカプセ
ルで、例えばプラスチック等の材料で形成され、その最
大外径近傍の周縁部に係合突片3が突設されている。一
方2は、例えばナイロン等の材料から成る網目状の連結
部材で、環状部2bと隣接する他の環状部2bを連結す
る連結部2aと上記カプセル1の係合突片3を嵌入する
ための環状部2bの内周に沿って設けられた断面凹陥状
の溝部2Cとが一体的に形成されている。つまり、上記
連結部材2の溝部2cにカプセル1の係合突片3が嵌入
係合し保持される構成となっている。
第4図は、カプセルlの断面形状を示す断面図である。
同図において、カプセルlの内部は、最大直径近傍を含
む面内に設けられた隔壁1aによって、2つの中空部B
とCに区分され、中空部Bには水またはゲル状の蓄熱剤
5(例えばポリビニールアルコール等)が充填された上
で密封され、一方中空部Cには空気を充填しまたは真空
状態にして密封されている。さらに、中空部Cの外周即
ち、中空側カプセル半休の外周は、発泡スチロールある
いはフェルト等の断熱材1bで被覆されている。尚、3
は係合突片であるが、この係合突片3を取除いた状態、
すなわちカプセル本体の形状および内部構造に関しては
以下に述べる他の実施例においても共通である。
次に、第5図〜第8図を用いて第2実施例の構成を説明
する。
第5図は、連結部材の係合部の拡大斜視図、第6図は、
2対の係金手を有するカプセルの平面図、第7図は、第
6図の側面図、第8図は、多数の上記カプセルを四方向
に互いに連結して形成した面状連続体の構成を示す平面
図である。
第5図〜第8図において、8は、カプセル7に形成され
た係合突起であり、この略円柱状の係合突起8には、そ
の長手方向に平行に板状腕部12が一体的に連接されて
凸状係合手10が形成されている。11は、上記係合突
起8が嵌合する係合凹陥部であり、この筒状の係合凹陥
部11には、上記板状腕部■2を嵌入し得るように側周
の一部に切欠部11.aが設けである。
上記係合突起8および板状腕部12は、上記係合凹陥部
11および切欠部11aに嵌入し、係合できる構成とな
っており、さらに上記切欠部1.1aの反対側の外周に
は板状腕部13が一体的に連接されて凹状体合手9が形
成されている。
このカブセルフには、第6図、第7図に示すように上記
凸状係合子10と凹状体合手9とがカブセルフの最大外
径の周縁部に互いに略直交する方向に1対ずつ合計2対
一体内に形成されている。そして、第8図に示すように
隣接する上記カプセル7の互いの凸状係合子10と凹状
体合手9を係合させて2次元的に連接すると、面状連続
体14が形成される。
次に、第3実施例の構成を第9図〜第11図に基づいて
説明すると、16.19は、カプセル15に形成された
棒状腕部であり、棒状腕部16の一端には球状凹陥部1
7が形成され、棒状腕部16と球状凹陥部17をもって
凹状結合手18が形成され、一方棒状腕部19の一端に
は球状突起20が形成され、この球状突起20と棒状腕
部19とをもって凸状係合子21が形成されている。第
9図および第10図に示すように、カプセル15の外周
縁部に上記凸状係合子21と凹状体合手18とがカプセ
ル15の中心に対し、対称に1対、そしてこれと直交す
る7一 対称部位に1対配設されていて、第2実施例と同様に互
いの係金手を2次元的に連結して面状連続体(図示はし
てないが第9図とほぼ同一形状)を形成し得る構成とな
っている。
尚、この第2および第3実施例においては。
凸状係合子10および21と凹状体合手9および18と
が、第1実施例における連結部材の機能を果している。
次に第12図と第13図に基づいて第4実施例の構成を
説明する。
同図において、22はカプセル、23は例えばプラスチ
ック等の材料から成るカプセル22を連結する線状連結
部材で、同カプセル22の最大外径近傍の周縁部に一体
成形され、この線状連結部材23と複数のカプセル22
とによって直列状連続体81〜S3が構成されている。
24a〜24dは、例えばポリエステル等から成る縦糸
群であり、25は例えばポリエステル等から成る横糸群
であり、Q1〜ρ3は各々横糸群を構成する1本の横糸
であり、■−1〜L8=8− は各々縦糸群を構成する1本の縦糸である。さて、織成
の具体的な態様を説明すると、今縦糸群24a−24d
と直列状連続体5l−33が第12図に示すように張ら
れているとして、第1番目の横糸Q1は、縦糸t−1の
紙面に対して表側(以下嘔に表側という)を通り、次の
縦糸L2の紙面に対して裏側(以下中、に裏側という)
を通り、以下この状態を交互に繰返して縦糸L3の裏側
を通り、直列状連続体Sl(この場合はカプセル22)
の表側を通り、さらに縦糸L4の裏側、次の縦糸L 5
の表側を通り、以下同様裏側、表側を交互にくぐり抜け
るようにして縦糸L6の表側を通り、直列状連続体S2
(この場合はカプセル22)の裏側に達し、以下上述と
同様の態様を縦糸■、7の表側から繰返して縦糸L8の
表側に達する。次に、第2番]1の横糸Q2は、縦糸L
 1の裏側から始まり、次の縦糸L2の表側を通り、以
下裏側、表側の順で繰返して縦糸l、3の表側を通って
直列状連続体S1の裏側を通り、縦糸L 71の表側、
同I、5の裏側を通り以下表側、裏側の順で繰返して縦
糸L6の裏側を通って直列状連続体S2の表側に達し、
以下縦糸L7の裏側から上述と同様の態様を繰返して縦
糸L8の裏側に達する。次に第3番目の横糸Q8は第1
番目の横糸Q+ と横方向に対して同様の態様となる。
すなわち横方向に関して直列状連続体5l−83はあた
かも1本の縦糸と同様に織成されている。また縦方向に
関しては奇数番目の横糸はすべて第1番目の横糸Q+ 
と同じ態様で織成され、偶数番目の横糸はすべて第2番
目の横糸Q2と同じ形態に織成されている。ただし、横
糸はその位置によって直列状連続体のカプセル22上(
あるいは下)を横断する場合と、線状連結部材23上(
あるいは下)を横断する場合とがある。
次に、第14図に基づいて第5実施例の構成を説明する
。第14図は、同実施例の構成を示す平面図である。2
6a〜26eはカプセルであり、27はカプセル26a
〜26eを互いに連結する、例えばプラスチック等の材
料から成る線状連結部材であり、上記カプセル26a〜
26eと上記線状連結部材27とで一方向、この場合縦
方向に沿う直列状連続体Y1〜■4を構成している。一
方、28a〜28eは上記カプセル26a〜26eと同
一のカプセルであり、線状連結部材27によって互いに
隣接するカプセル同士は連結され、横の直列状連続体X
1〜X4を構成している。そして、この直列状連続体X
1〜X4と上記縦の直列状連続体Y1〜Y4とは、各々
の線状連結部材27が略直交するように組合わされ、結
合部29で交差連結されて格子状連続体が構成されてい
る。またL1〜L9はそれぞれ複数本の縦糸から成る縦
糸群であり、Q1〜Q5はそれぞれ複数本の横糸から成
る横糸群であり、上記いずれの織糸も例えばポリエステ
ル等の材料から成るものである。
さて織成の具体的な態様について説明すると、令弟14
図に示す上記格子状連続体のみが既にあるとして、まず
横糸群Q1は縦の直列状連続体Y1〜Y4の裏側を通り
、横糸群Q2は縦の直列状連続体Y1〜Y4の表側を通
り、以下奇数番目の横糸群は同縮の直列状連続体Y1〜
Y4の裏側を通り、偶数番目の横糸群は同直列状連続体
Y1〜¥4の表側を通る構成となっている。このように
上記格子状連続体に織成された横糸群Q1〜Q5と上記
格子状連続体とに対して、次に縦糸群L1は、まず横糸
群Q1と横の直列状連続体X1の裏側を通り、横糸群Q
2と横の直列状連続体X2の表側を通り、以下添数字の
等しい横糸群と直列状連続体を1つの組として裏側、表
側の順に通り、横糸群Q5の裏面に達するように織成さ
れる。次に縦糸群L2は、縦の直列状連続体Y1と平行
に、まずカプセル26eの表側から始まり、横の線状連
結部材27の表側を通り、カプセル26dと横の線状連
結部材27の裏側を通り以下同様に表側、裏側の順でカ
プセル26c、26dを通り、カプセル26aの表側に
達するように織成されている。その次の縦糸群L3は、
横糸群Q1とカプセル28bの表側から始まり従って表
側と裏側の通過順序が逆になることのみ異なるが縦糸群
L1と同様に織成されている。以下縦糸群L4.L6.
L8はL2と同様に、縦糸群L5゜L9はLlと同様に
、LlはL3と同様に織成されている。尚、本実施例に
おいては、上述した格子状連続体とこの格子状連続体に
織成された縦糸群L1〜L9と横糸群Q1〜Q5とによ
って面状連続体30を構成し、また第12図、第13図
に示す第4実施例においては、直列状連続体81〜S3
と縦糸群24a〜24dと横糸群25とによって面状連
続体31を構成している。また上記両実施例において、
縦糸と横糸が形成する網目の大きさは、上記縦糸と横糸
とによって織成される網状体が肌に喰い込まない程度に
細かく、且つカプセル22(および26゜28)の表面
に発生する水滴がその表面張力によって網目で保持され
ない程度の大きさに構成されている。
上述のように構成された本発明に係る実施例の組立てお
よび作用について説明すると、面状連続体4,1.4,
30,31は、一般の衣類の生地として使われる素材布
に相当し、特に第1実施例においては、網目状に形成さ
れた連結部材2の全体の形状を、(1)あらかじめ人体
の各肢体に適合した形状、つまり一般の衣類(例えばチ
ョッキ、ポンチョ、帽子等々)のような形状に成形する
場合と、(n)素材として、例えば正方形、長方形、帯
状等々の一定の形状に成形し、用途に応じて連結部2a
を切断して衣服状に成形する場合とがある。上記(I)
の場合は、即時使用可能な製品として量産に適しており
、(II)の場合は使用者が自己の身体形状あるいは生
理的特性に最適な形状を自在に成形できる利点がある。
また、連結部材2は、環状部2bの幅(内径と外径の差
の部分)と厚さを所定の値に選択することによって、カ
プセルlを保持する機能は確保されるので、連結部2a
をその結合能力が確保できる限界内において可能な限り
幅と厚みを小さくし、あるいは冷却効果に支障が出ない
限界内において可能な限り長さを長くすることによって
、面状連続体4のたわみ、ねじれ等の自由度が増加し、
体表面への適合性と密着性が向上し、冷却効果と運動性
とを一層向上させることができる。
第2実施例および第3実施例においては、カブセルフお
よび15それ自体が係合子による他のカプセルとの係合
機能を持っているため、カプセル7および15を連結す
るだけで面状連続体14が容易に形成でき、しかも自在
な形状に連結および離脱が可能である。
さらに凸状体合手10(および21)と凹状係合手9(
および18)とは、その嵌合部において互いに回動可能
であり、しかも板状腕部12.13および棒状腕部16
,19に可撓性があるため、面状連続体14として連結
されても、たわみ、ねじれ等が自在であり、カプセル7
および15の体表面への密着性が頗る良好であり、つま
り保冷効果が大であり、且つ自由度が大きく、即ち、運
動性に優れているので、着用時の違和感もなく、いわゆ
る着心地が良い。
また、第4実施例および第5実施例においては、直列状
連続体S1〜S3、X1〜X4、Yl−Y4の線状連結
部材23.27を、その連結能力が保持できる限界内で
細く形成することによって上記直列状連続体の可撓性が
さらに増加し、その上ポリエステル糸等で織成されてい
るから着用時の肌への感触が、他の実施例に比べてさら
に布による一般の衣類に近くなり、他の実施例における
保冷効果を保持したまま運動性のさらに向上した保冷衣
と成し得るのである。
上記いずれの実施例においても使用時には、予め上記体
表面保冷衣を冷凍庫、冷蔵庫あるいは他の適当な冷却手
段によって冷却した後に着用または装着すればよい。
尚、第8図に示す面状連続体14の場合は、冷却時に所
望の面積に分割することも可能であり、また第3図に示
す面状連続体4の場合は、各カプセル1を連結部材2か
ら取外すことも可能であるので、容積の小さな冷蔵庫、
たとえば携帯用のいわゆるクーラーバックを用いた冷却
も可能である。
上述のように冷却されたカプセルの作用について説明す
ると、中空部Bに密封された水または蓄熱材5は、中空
部Bの外周壁面を介して体表面を冷却する。一方、真空
状態または空気が封入された中空部Cは、体表面の冷却
に供しない無効な放熱を阻止し、さらに中空部Cの外周
に貼着された断熱材1bは、直射日光あるいは周囲の温
度上昇による無効な放熱の阻止に寄与する。
従って、上述の実施例のものは、日常着用する一般の衣
類と同じように着用して広い体表面を冷却することが可
能である。また、被服として形成せずに、帯状、長方形
のままでタオルのように腕、脚部、等に巻き付けてその
巻着端をいわゆるマジックファスナやホック等の係止手
段で係止することによって、確実に体表面に当接保持さ
せることもできる。
本発明に係る体表面保冷衣の用途としては、炎天下の野
球場や広大な農場での作業に好適なものであるが、レジ
ャーや医療用にも適応できる。
また、体表面より低い温度を得る手段として、熱容量の
比較的大なる物質の蓄熱効果を利用しているため、従来
技術項(1)に記載したもののように、使用後廃棄され
てしまうようなものとは違って、本実施例のものは、再
使用可能であるから、省資源や環境保全の面で好ましい
ものである。
尚1本発明は、上記実施例に限定されることなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能であり、
例えばカプセル1,7゜15.22および26.28の
形状は、真円からなる球状体に限ることなく、偏平であ
るという条件下では楕円、長方形、ひし形、六角形等々
任意形状にすることができる。
またカプセル1と連結部材2の係合手段としては、カプ
セル1の断熱材18面上に係止鉤等を備えた係止片を多
数植設し、かつ連結部材2をカプセル1の最大外径より
小さい目の格子状に成形し、その−面(裏面)全面に被
係止具を備えた被係止片いわゆるマジックファスナを多
数植設し、または通気性の良い布地の裏面全面に上記被
係止片を多数植設して、上記各々の連結部材に上記カプ
セルを係合させて保持することも可能であり、またカプ
セル1の係合突片3に凹状溝を穿設し、連結部材2とし
て、ひもによる網目状連結部材を形成し、上記係合突片
凹状溝に上記ひもを係合して保持することも可能である
。また、カプセル1の係合突片3の代りに線状係合子(
チェの輪のようなもの)を設けて上記ひもに係合させる
ことも可能である。さらにカプセルとカプセルとを互い
に係合させる手段としては、上記線状係合子による鎖状
連結も可能である。また、糸を用いて面状連続体を構成
する場合、平織りや綾織りの如き織物構造とせず、編物
構造、組み物構造、撚り物構造としてもよい。さらに第
5実施例の格子状連続体はその結合部29で結合せず、
晒に交差しているだけの構成も可能である。
(e)  効果 以−L詳細に述べたように本発明によれば、構成が簡素
で任意の形態のものが容易に得られ、身体への着用性あ
るいは装着性に優れ、且つ反覆使用が可能なるが故に経
済性に優れ、しかも体表面を効率的に保冷し得る体表面
保冷衣を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る体表面保冷衣の第1実施例の要
部である面状連結体の構成を示す拡大平面図、第2図は
、第1図のA−A’矢視断面図、第3図は同実施例の全
体構成を示す平面図、第4図は、同実施例中のカプセル
の構造を示す縦断側面図、第5図は、第2実施例の係合
部の構成を示す斜視図、第6図は、係合部を備えた第2
実施例のカプセルの構成を示す平面図、第7図は、同カ
プセルの側面図、第8図は、第2実施例の面状連続体の
構成を示す平面図、第9図は、第3実施例のカプセルの
構成を示す平面図、第1O図は、同カプセルの側面図、
第11図は、第3実施例に係る係合部の係合状態を示す
斜視図、第12図は、第4実施例の面状連続体の構成を
示す平面図、第13図は、第12図のD−D’線矢視断
面図、第14図は、第5実施例の面状連続体の構成を示
す平面図である。 1.7,15,22,26a〜26e。 28a〜28e・・・・・・カプセル、1a・・・・・
・隔壁、 lb・・・・・・断熱材、    2・・・・・・連結
部材、2c・・・・・・凹陥状溝部、   3・・・・
・・係合突片、5・・・・・・蓄熱剤、     6・
・・・・・空気、8.20・・・・・・係合突起、 9.18・・・・・・凹状係合部、 10.21・・・・・・凸状係合部、 11.17・・・・・・係合凹陥部、 11a、17a・・・・・・切欠部、 23.27・・・・・・線状連結部材、24a 、24
b 、24c 。 LL−L9・・・・・・縦糸群、 25.D1〜Q5・・・・・・横糸群、81、S2.S
3・・・・・・直列状連続体、Y1〜Y4・・・・・・
縦縦の直列状連続体、X1〜X4・・・・・・横の直列
状連続体、29・・・・・・結合部、 30.31・・・・・・面状連続体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水または蓄熱剤が封入された偏平なカプセルを、
    連結部材を介して2次元的に連結して面状連続体を構成
    し、該面状連続体を素材として体表面を保冷するに適合
    する形態に形成してなることを特徴とする体表面保冷衣
  2. (2)面状連続体は、上記カプセルの最大外径近傍の周
    縁部に連続または不連続に突設された係合突片を、網目
    状に形成された上記連結部材に形成された凹陥部に嵌入
    することにより連続体に構成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の体表面保冷衣。
  3. (3)面状連続体は、最大外径近傍の周縁上の対称部位
    およびこれと直交する方向の対称部位に各1対形成され
    た凸状係合手と凹状係合手を有する上記カプセルを複数
    用い、隣接するカプセル間で互いの上記凸状係合手と上
    記凹状係合手とを係合して上記複数のカプセルを連結す
    ることによって連続体に構成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の体表面保冷衣。
  4. (4)面状連続体は、線状の連結部材を介して直列状に
    連結されたカプセルから成る直列状連続体を、多数条張
    られた縦糸群の中に所定間隔毎に複数並べて張り、上記
    直列状連続体を含めた縦糸群に横糸を通して織成するこ
    とにより連続体に構成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の体表面保冷衣。
  5. (5)面状連続体は、複数のカプセルが一方向およびこ
    れと直交する方向に沿って配列され且つ線状の連結部材
    をもって格子状に連結されてなる格子状連結体を、上記
    格子状をなす連結部材にそれぞれ平行な縦糸と横糸とで
    織成することにより構成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の体表面保冷衣。
JP61113673A 1986-05-20 1986-05-20 体表面保冷衣 Granted JPS62276006A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0526875U (ja) * 1991-03-18 1993-04-06 ジヤパン・フイールド株式会社 衣服用収納箱
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