JPS62275588A - 多重円筒部材の製造方法 - Google Patents
多重円筒部材の製造方法Info
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- JPS62275588A JPS62275588A JP11616486A JP11616486A JPS62275588A JP S62275588 A JPS62275588 A JP S62275588A JP 11616486 A JP11616486 A JP 11616486A JP 11616486 A JP11616486 A JP 11616486A JP S62275588 A JPS62275588 A JP S62275588A
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Landscapes
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明は、多重円筒部材の製造方法に関する。
円筒状部材を二重管の状態に接合する方法として、次の
様な方法が知られている。
様な方法が知られている。
fil 押出しまたは引抜きによる方法。
(2) 焼ばめ、冷しばめ方法。
(3) 外筒と内筒の端面をシール溶接して、熱間静
水圧プレス装置(HIP)に入れ、加熱加圧する方法。
水圧プレス装置(HIP)に入れ、加熱加圧する方法。
押出しや引抜きKよる方法では、外筒、内筒の肉厚全滅
らす方向に大きく変形させるので、薄肉品しかできない
。また、焼ばめや冷しばめKよる方法では、機械的な摩
擦力のみによる結合なので、接合強度が弱く、気密、水
密が保持できない。さらに、HIP法では、小物には適
するが、大型構造物を接合する場合には、装置が莫大な
物になυ、高価である。
らす方向に大きく変形させるので、薄肉品しかできない
。また、焼ばめや冷しばめKよる方法では、機械的な摩
擦力のみによる結合なので、接合強度が弱く、気密、水
密が保持できない。さらに、HIP法では、小物には適
するが、大型構造物を接合する場合には、装置が莫大な
物になυ、高価である。
この様に、従来の方法では、大型の円筒状部材を二重管
またはそれ以上の多重管の状態に接合する場合に、信頼
性の高い接合を行うことができなかった。
またはそれ以上の多重管の状態に接合する場合に、信頼
性の高い接合を行うことができなかった。
本発明の目的は、多重円筒状部材を強固に拡散溶接する
方法を提供することであシ本発明により、犬がかりな設
備を用いなくとも、簡便に施工することができる。
方法を提供することであシ本発明により、犬がかりな設
備を用いなくとも、簡便に施工することができる。
本発明は、2ヶ以上の円筒状の部材全互いにはめ合い、
多重管の状態に接合するにあた夛、外筒から順次内筒を
はめ合せた後、各円筒部材の何れよりも小さな熱膨張係
数を有する材質の円筒状治具全最外筒の外側に最外筒に
密着させて配置し、次いで、前記治具と最外筒との初期
間隙と各隣接する円筒部材間の初期間隙との合計量が、
加熱によって縮まる内筒の熱膨張量と治具の熱膨張量差
よりも小さい条件下で、前記治具と円筒部材を加熱する
ことにより拡散接合全行うことfjr:%徴とする多重
円筒部材の製造方法に関する。
多重管の状態に接合するにあた夛、外筒から順次内筒を
はめ合せた後、各円筒部材の何れよりも小さな熱膨張係
数を有する材質の円筒状治具全最外筒の外側に最外筒に
密着させて配置し、次いで、前記治具と最外筒との初期
間隙と各隣接する円筒部材間の初期間隙との合計量が、
加熱によって縮まる内筒の熱膨張量と治具の熱膨張量差
よりも小さい条件下で、前記治具と円筒部材を加熱する
ことにより拡散接合全行うことfjr:%徴とする多重
円筒部材の製造方法に関する。
本発明方法は、熱膨張差を利用して接合面に加圧力全発
生させ、拡散溶接を行なうもので、治具を含む部材全体
が拡散溶接温度まで上昇した時K、各円筒状部材の直径
が熱膨張して大きくなろうとするところを、熱膨張の小
さな治具で拘束して、接合面に加圧力を作用させること
を特徴とする。
生させ、拡散溶接を行なうもので、治具を含む部材全体
が拡散溶接温度まで上昇した時K、各円筒状部材の直径
が熱膨張して大きくなろうとするところを、熱膨張の小
さな治具で拘束して、接合面に加圧力を作用させること
を特徴とする。
以下に、本発明を図面に基づき説明する。
第1図は、本発明の一実施例の説明図で、2重管の接合
に適用した例を示す。
に適用した例を示す。
被接合材である外筒1と内筒2を互いにはめ合い、さら
に外側に治具31r:外筒1に密着させて配置する。こ
の際、治具3の内面もしくは外筒1の外面には、あらか
じめボロンナイトライド(BN)、アルミナ(Aj20
3)などの接合防止剤4を塗布しておく。この様な状態
のものを真空中あるいは不活性ガス雰囲気中で加熱する
と、外筒1と内筒2が拡散溶接される。一方、外筒1と
治具3の界面には、接合防止剤4が塗布されているので
、接合されることはない。なお、図において、5はヒー
ターなどの加熱源、6はチャンバー、7は排気系を示す
。
に外側に治具31r:外筒1に密着させて配置する。こ
の際、治具3の内面もしくは外筒1の外面には、あらか
じめボロンナイトライド(BN)、アルミナ(Aj20
3)などの接合防止剤4を塗布しておく。この様な状態
のものを真空中あるいは不活性ガス雰囲気中で加熱する
と、外筒1と内筒2が拡散溶接される。一方、外筒1と
治具3の界面には、接合防止剤4が塗布されているので
、接合されることはない。なお、図において、5はヒー
ターなどの加熱源、6はチャンバー、7は排気系を示す
。
この際、最も重要なのは、各部材の熱膨張係数であシ、
α、〈αφ、α、くα工であることが必須条件である。
α、〈αφ、α、くα工であることが必須条件である。
ここで、
α、:治具3の熱膨張係数、
αゆ :外筒1の熱膨張係数、
σ、二内筒2の熱膨張係数である。
また、各部材上はめ込んだ際の間隙も重要な因子であシ
、次の式を満足していなければならない。
、次の式を満足していなければならない。
(D、 、 2− Dφ、 、) +(Dφ、2−D□
2.)〈(D□1.×αニーD、、Xα、)x丁ここで
、 D、2:治具の内径、 Dφ2.:外筒の外径、 Dφ、2 :外筒の内径、 D□、 二円筒の外径、 T :接合温度である。
2.)〈(D□1.×αニーD、、Xα、)x丁ここで
、 D、2:治具の内径、 Dφ2.:外筒の外径、 Dφ、2 :外筒の内径、 D□、 二円筒の外径、 T :接合温度である。
上式の左辺第一項は、治具3と外筒1の初期間隙であシ
、第二項は、外筒1と内筒2の初期間隙である。右辺は
、内筒2の熱膨張量と治具3の熱膨張量の差であシ、加
熱によって縮まる間隙である。即ち、右辺の量が初期間
隙の合計よりも大きい場合にのみ、接合面に熱応力が発
生し、これが加圧力となって拡散溶接が行なわれる。
、第二項は、外筒1と内筒2の初期間隙である。右辺は
、内筒2の熱膨張量と治具3の熱膨張量の差であシ、加
熱によって縮まる間隙である。即ち、右辺の量が初期間
隙の合計よりも大きい場合にのみ、接合面に熱応力が発
生し、これが加圧力となって拡散溶接が行なわれる。
以上、二重管の製造について説明してきたが、本発明は
、3重管以上の多重管の製造についても同様に適用でき
る。
、3重管以上の多重管の製造についても同様に適用でき
る。
以下に、本発明の実施例を示す。
実施例1
外筒材にCu (外径600.0φ、内径580.0
φ、長さ8001111+1熱膨張係数16,8 X
10−’/C)、内筒材にE3UE3504 (外径5
79.9φ、内径s o o、aφ、長さ80011%
熱膨張係数16.8 X 10−’ /C)、治具に5
S41(外径1000φ、内径600.5φ、長さaO
OI+、。
φ、長さ8001111+1熱膨張係数16,8 X
10−’/C)、内筒材にE3UE3504 (外径5
79.9φ、内径s o o、aφ、長さ80011%
熱膨張係数16.8 X 10−’ /C)、治具に5
S41(外径1000φ、内径600.5φ、長さaO
OI+、。
熱膨張係数12 X 10−’/C)金用い、各部材を
組み合わせた後、5 X 10−’Torrの真空中で
950Cに2時間加熱し、拡散溶接を行なった。
組み合わせた後、5 X 10−’Torrの真空中で
950Cに2時間加熱し、拡散溶接を行なった。
この組合わせにおいては、治具の熱膨張係数が外筒、円
筒よりも小さく、また初期間隙の合計は0.6 fiで
、熱膨張による縮み量は2.4nと、熱応力全発生させ
るのく充分な条件が揃っている。
筒よりも小さく、また初期間隙の合計は0.6 fiで
、熱膨張による縮み量は2.4nと、熱応力全発生させ
るのく充分な条件が揃っている。
接合完了後、せん断試験で接合強度を測定したところ、
14kg/m2が得られ、超音波探傷検査やミクロ組織
観察でも、接合面に欠陥は見られず、良好な接合状態が
得られていることが判明した。
14kg/m2が得られ、超音波探傷検査やミクロ組織
観察でも、接合面に欠陥は見られず、良好な接合状態が
得られていることが判明した。
実施例2
外筒材にSS41(外径1200.0φ、内径1100
.0φ、長さ300龍、熱膨張係数12X 10−’
/C)、内筒材に5O8516ム(外径1099.5φ
、内径1007.0φ、長さ300扉冨、熱膨張係数1
6,8 X 10−’ /C)、治具に5US410
(外径1300.0φ、内径119 ?、5φ、長す5
QQwx、熱膨張係数10.5 X I Q″″6/C
)k用い、各部材を組み合わせた後、アルゴンガス中で
11o0’cに1時間加熱し、拡散溶接を行なった。こ
の組合わせにおいては、治具の熱膨張係数が外筒、内筒
よりも小さく、また初期間隙の合計は1.C1j11で
、熱膨張による縮み量は64WNと、熱応力を発生させ
るのに充分な条件が揃っている。
.0φ、長さ300龍、熱膨張係数12X 10−’
/C)、内筒材に5O8516ム(外径1099.5φ
、内径1007.0φ、長さ300扉冨、熱膨張係数1
6,8 X 10−’ /C)、治具に5US410
(外径1300.0φ、内径119 ?、5φ、長す5
QQwx、熱膨張係数10.5 X I Q″″6/C
)k用い、各部材を組み合わせた後、アルゴンガス中で
11o0’cに1時間加熱し、拡散溶接を行なった。こ
の組合わせにおいては、治具の熱膨張係数が外筒、内筒
よりも小さく、また初期間隙の合計は1.C1j11で
、熱膨張による縮み量は64WNと、熱応力を発生させ
るのに充分な条件が揃っている。
接合完了後、せん断試験で接合強度全測定したところ、
23kP/龍275ヨ得られ、超音波探傷検査やミクロ
組織観察でも接合面に欠陥は見られず、良好な接合状態
が得られていることが判明した。
23kP/龍275ヨ得られ、超音波探傷検査やミクロ
組織観察でも接合面に欠陥は見られず、良好な接合状態
が得られていることが判明した。
fil 本発明によシ、大型の円筒状部材を光分な接
合強度を持って、多重管の状態に接合することができる
。
合強度を持って、多重管の状態に接合することができる
。
(2)本発明は、HIPの様な特殊な装置と用いる必要
はなく、簡便になおかつ安価に接合を行うことができる
。
はなく、簡便になおかつ安価に接合を行うことができる
。
第1図は、本発明の一実施例上水し、二重管の製造の説
明図である。
明図である。
Claims (1)
- 2ケ以上の円筒状の部材を互いにはめ合い、多重管の状
態に接合するにあたり、外筒から順次内筒をはめ合せた
後、各円筒部材の何れよりも小さな熱膨張係数を有する
材質の円筒状治具を最外筒の外側に最外筒に密着させて
配置し、次いで、前記治具と最外筒との初期間隙と各隣
接する円筒部材間の初期間隙との合計量が、加熱によつ
て縮まる内筒の熱膨張量と治具の熱膨張量差よりも小さ
い条件下で、前記治具と円筒部材を加熱することにより
拡散接合を行うことを特徴とする多重円筒部材の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11616486A JPS62275588A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 多重円筒部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11616486A JPS62275588A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 多重円筒部材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62275588A true JPS62275588A (ja) | 1987-11-30 |
Family
ID=14680363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11616486A Pending JPS62275588A (ja) | 1986-05-22 | 1986-05-22 | 多重円筒部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62275588A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5469909A (en) * | 1992-12-22 | 1995-11-28 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Cooling drum for a continuous casting system and method for manufacturing the same |
JP2000343210A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-12-12 | Komatsu Ltd | 二重構造管およびその製造方法 |
-
1986
- 1986-05-22 JP JP11616486A patent/JPS62275588A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5469909A (en) * | 1992-12-22 | 1995-11-28 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Cooling drum for a continuous casting system and method for manufacturing the same |
US5588582A (en) * | 1992-12-22 | 1996-12-31 | Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing a cooling drum for a continuous casting system |
JP2000343210A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-12-12 | Komatsu Ltd | 二重構造管およびその製造方法 |
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